トップページ > 観光・文化・スポーツ > 生涯学習 > 東部公民館 > イベント・お知らせ > 戦後80年・調布市制70周年・東部公民館50周年記念 平和事業「満映女性監督・坂根田鶴子とその時代」
印刷
ページ番号:15789
掲載開始日:2025年10月2日更新日:2025年10月2日
ここから本文です。
戦後80年・調布市制70周年・東部公民館50周年記念 平和事業「満映女性監督・坂根田鶴子とその時代」
1931年の満洲事変以降、多くの人々が中国東北部に渡りました。その中の一人が、映画のまち「調布」の地を踏んだ男装の女性映画人・坂根田鶴子です。溝口健二の弟子であった坂根は、根岸寛一(元日活多摩川撮影所長)が基礎を築いた満洲映画協会唯一の女性監督となり、多くの国策映画を製作します。その中には、「新天地」に女性を誘うために作られた短編映画「開拓の花嫁」(1943年)も含まれていました。坂根田鶴子とその時代、そして満洲についても学び、戦後80年たった今、平和についてあらためて考えてみませんか。
日程・会場
イベント開催日時 |
|
---|---|
日程・時間 | 午後2時から4時まで |
開催方法 | 会場開催のみ |
会場名称 | 東部公民館 学習室 |
会場住所 | 調布市若葉町1-29-21 2階 |
日程・内容・講師
- 11月22日(土曜日)「日本の女性映画監督第一号 坂根田鶴子(たづこ)」
池川 玲子さん(日本女子大学学術研究員)
1959年愛媛県生まれ。日本近現代女性史を独学。45才の時に川村学園女子大学大学院に進学し若桑みどりに師事。単著に「「帝国」の映画監督坂根田鶴子 「開拓の花嫁」・一九四三年・満映」(吉川弘文館、2011年、東京女子大学・青山なを賞受賞 )、「ヌードと愛国」(講談社、2014年、講談社現代新書60周年フェア60冊選定)。近刊として「乙子園―乙女たちの100年野球史」(仮題)が予定されている。一見バラバラのテーマを貫いているのは、「戦う男・応援する女」という近代国家のジェンダー秩序を、歴史視点から明らかにしたいという志。 - 11月23日(日曜日)「満洲とはどんなところだったのか」
加藤 聖文(きよふみ)さん(駒澤大学教授)
1966年愛知県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業後、証券会社勤務を経て、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専攻は日本近現代史、東アジア国際関係史、アーカイブズ学。国文学研究資料館准教授を経て、現在、駒澤大学文学部教授。主な著書に、「海外引揚の研究」(岩波書店)、「満蒙開拓団」(岩波現代文庫)、「満鉄全史」(講談社学術文庫)、「「大日本帝国」崩壊」(中公新書)、「国民国家と戦争」(角川選書)など。
定員
各回申込み順40人
費用
無料
申し込み
10月21日(火曜日)午前10時から電話または直接東部公民館へ