平成24年8月10日 議会改革検討代表者会議 ○開議時刻 午後2時0分 ○散会時刻 午後3時56分 ○場所 全員協議会室 ○出席委員(10人)  伊藤 学  座長  川畑英樹  副座長  大須賀浩裕  委員  林 明裕  委員  井上耕志  委員  小林市之  委員  雨宮幸男  委員  高橋祐司  委員  大河巳渡子  委員  ドゥマンジュ恭子  委員 ○欠席委員(0人) ○事務局  小林明信  事務局次長  宮川節夫  事務局主幹  小島伸夫  庶務係長  高橋慎一  議事係長  佐野竜也  議事係主査 ○案件  1 検討・協議事項………………………………………………………………………… 1   (1)少数会派について……………………………………………………………………… 1   (2)常任委員会等の動画配信等について………………………………………………… 10   (3)資料等のデジタル化推進について…………………………………………………… 21   (4)本会議場におけるプレゼンテーションツール導入について……………………… 30   (5)議会広報特別委員会設置について…………………………………………………… 32   (6)パネル等補助資料使用時届出について……………………………………………… 37  2 その他…………………………………………………………………………………… 39    午後2時0分 開議 ○川畑副座長  皆さん、こんにちは。ただいまから第14回調布市議会改革検討代表者会議を開催させて いただきます。  初めに、伊藤座長からあいさつをお願いいたします。座長、お願いします。 ○伊藤座長  皆さん、こんにちは。大変暑い日が続いておりますが、やわらかい話から入らせていた だければ、オリンピックも大分佳境に入ってまいりまして、メダルのラッシュという大変 いいニュースがどんどん入ってきているところでありまして、それぞれ寝不足をされてい る方もおられるのかなと思っているところでございます。一方では、女子の選手の活躍が 目覚ましいということで、大変すばらしいことだな、このように感覚を覚えたところでご ざいます。  きょうは第14回という数を重ねてまいりましたけれども、改革代表者会議におきまして、 それぞれ方向性を出していただかなけりゃならない案件がメジロ押しでございまして、で きるならば1つずつ1つずつ確実に進めてまいりたい、このようにお願いさせていただき まして、冒頭に当たりましてのあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いい たします。 ○川畑副座長  ありがとうございました。  それでは、日程に従いまして協議してまいります。なお、進行につきましては、皆様方 の御協力をお願い申し上げます。  日程の1、検討・協議事項、 (1)少数会派についてを議題といたします。   (1)の少数会派につきましては、前回、座長提案資料40を配付して協議していただきま した。その結果といたしまして、座長から提案の一部について修正案が示され、今回の第 14回代表者会議で修正案を確認することで継続協議となっておりました。本日、座長から 修正案を資料41として配付いたしましたので、確認をしていただきたいと思います。  改めまして、修正案について、座長から説明をお願いいたします。はい、伊藤座長。 ○伊藤座長  それでは、前回、第13回代表者会議におきまして、資料40で提案をさせていただきまし た少数会派について皆様からさまざまな御意見をいただいたところでございます。  本日は、前回の御意見を踏まえて、一部を修正した案を資料41としてお示しさせていた だきましたので、説明をさせていただきます。  今回の提案は、議会における会派の位置づけを改めて明確にし、明文化することにより、 市民への説明責任と、議会の透明性を図ることを趣旨といたしまして、1の会派の位置づ けに明記してございます。  2の会派については、会派を結成することができることと、会派間の合意形成に努めな ければならないこととして、会派の基本的な事項を規定しているところであります。  次の3の交渉会派についてと、4の単数会派については、実際の内容は現状と変わらな い内容となっておりますが、改めて複数議員で構成する会派を交渉会派とし、1人で構成 する会派を単数会派と明確に位置づけ、それぞれの定義、要件、役割について規定をいた しました。  最後の5の幹事長会議における単数会派の呼称につきましては、交渉会派、単数会派、 いずれの会派においても区別することなく今後の幹事長会議においては、オブザーバー参 加の単数会派も含め、幹事長と統一して呼ぶことといたしました。  説明は以上でございます。 ○川畑副座長  ありがとうございました。座長よりの説明が終わりました。この説明に対して、御意見 等はございますでしょうか。雨宮委員。 ○雨宮委員  前回の議論を踏まえて、いろいろと鋭意努力いただいていることについてはよく理解で きるところですが、せっかく修正という形で再提案されている内容についてですけれども、 やっぱり交渉会派という問題について私は非常にひっかかりがあるんですね。いまだに交 渉会派の交渉という意味がよくわからないんですよ。何をもって交渉と言っているのかが ね。  それと、この全体の提案の内容の構成を見ると、単数会派に対して2人以上のものを交 渉会派というふうに規定しているようですけども、単数に対する対立語というのは複数な んですよね。だから、複数会派で何でいけないのかというところがいま一つよくわかりま せん。  それと、単数会派の代表質問に関してなんですが、ここには市長の所信表明に対して質 問することができるというふうに明記したことは一歩前進なのかなという思いもしますけ れども、質問と言った場合には一般質問と代表質問がありますよね。ですから、市長の所 信表明に対する質問というのは、調布のこれまでの議会の例によれば、いわゆる代表質問 を意味するというふうに私は理解をしているわけですね。ですから、そういった点で言え ば、あえて単数会派の権能として明記する必要があるんだということの前提に立つとすれ ば、この単数会派についての (3)についても、所信表明に対して代表質問することができ るというふうに明記をする。ないしは、すべての会派について代表質問を認めるというこ とを会派についてのところでうたい込むか。あえて単数と、ここで言っているところの交 渉会派、実態は複数会派だと思いますが、代表質問について、その2つのグループ分けに ついて区別化というか、差別化する必要はないというのが修正提案をお聞きした段階での 私の意見です。  それで、交渉というやつについてもう一度説明をお願いできませんかね。イメージがよ くつかめない。 ○川畑副座長  はい、座長。 ○伊藤座長  前回でしょうか、そのことについても私のほうから答弁をさせていただいておりますが、 基本的には物の本に書いてある中身について、まずは御報告をいたしました。  私ども調布市議会においてのそれを置きかえたときにどのようなことが交渉会派なのか ということを説明させていただいた経緯があると記憶しております。その中身については、 幹事長会議、もしくは議会運営委員会において発言し、それぞれ調整することができる会 派を交渉会派と呼ぶんだと。つまりは単数会派の皆さんには、オブザーバーという形での 出席でありますので、そこでの調整事が複数会派以外には与えられていませんよという確 認をさせていただく、そういう経緯でこの交渉会派との位置づけというふうに理解してい ただきたい、このように思っているところでございます。  もう一方で――すべてに対してお答えするんじゃなくていいのかな。今のは意見も含め てのあれですよね。では、御質問でお答えをするとすればそれだけかな。  以上でございます。 ○川畑副座長  ほかにございませんか。はい、大河委員。 ○大河委員  新しい座長提案ということが示されて、配慮されたという点もおありなんだというふう には思いますが、今、雨宮委員さんのほうからも出されましたけれども、私もやはりこの 前、最後のときのお話をいたしましたように、やはり調布市で今まで交渉会派というよう な内容のことについてやりとりがされたり、市民の方に交渉会派とはこういうものだとい うことを伝えてきたわけではありませんので、この定義づけは今、座長さんのほうから御 説明がありました。しかし、オブザーバー出席という話がありましたけれども、幹事長会 の中では何か決をとったりするんではなく、確認をしながら意見を調整していたというこ とであり、従来と変わらないということであれば、今の説明とはやはり若干ニュアンスが 違うのではないかなというふうに思います。  ですから、私は会派ということで言えば、やはり単数会派と複数会派ということを何ら かの形に明確に分けるということであれば、調布市は会派ということを結成することがで き、その会派の中に単数会派も認めるという話だと思いますし、変わらないという言い方 であれば、会派を認めるのであれば、やはり会派として市長の所信表明に対して質問をす るということでありますので、所信表明に対して質問ができる、代表質問ができるという のと、これはどう違うのか。だから、会派というものの意味合いと質問の内容の差異とい うものが私は市民の人に、従来から代表質問でということを言ってきたわけですから、や っぱりこれが変わったことの意味合い、単に呼び方なのか何なのかという話からしても、 かえって混乱するということを思いますので、わざわざこういうふうな形で分けてやる必 要性は感じていないということです。  それと、もう一点、今、さまざまな地域で議会改革がされております。その中で特に会 派の問題というものは、研究者の中でも取り上げられているのは御承知のことかと思いま すが、特に市民にとってみれば会派というのは、実際問題、選挙のときには、これといっ たお話がない中で内部の議会運営の中で出てくるものですから、これは議会運営上の理由 により会派制度が出てきていることなので、今、研究者の中では会派というものはそもそ もどういうものなのか、議会の中でどういう存在としてとらえていくのかということで、 研究対象になっております。  そして、今回、さまざまなところでそれに対しての意義と現状や地域政党と全国政党と の違い、そういった内容のことでの議論も進められておりますし、今、議会基本条例がい ろんなところで出てきておりますけれども、会派ということを挙げているところがありま すが、やはり議会としてどういう総意を求めた意見をしっかり出していけるのかというこ とにだんだん集約されているように思いますので、私は会派というものを定義することの 必要性がないとは思いませんし、あっていいかとは思いますが、ここに書かれているよう な形でやることが、会派制が議会にとっていかに重要か、市民にとって重要なのかといっ たときの、この内容はなかなかにわかりにくい部分を含んでいると思いますので、もう少 し検討する余地があるのではないかというふうに認識しております。 ○川畑副座長  御意見でよろしいですか。ほかにございませんか。ドゥマンジュ委員。 ○ドゥマンジュ委員  この資料40と41で少数会派についての座長提案、変更があったというのを見せていただ きました。それで、どこが変わったのかなというふうに見ますと、まずは単数会派は市長 の所信表明に対して質問することができるということが入ったこと。そして、あとなくな ったこととしては、交渉会派は交渉会派及び交渉会派以外の会派の意見を尊重するという 一文がなくなっているんですね。まずはそういうところですよね。これが何でなくなった のかなというところ、今お聞きしてもよろしいんですか。 ○川畑副座長  座長。 ○伊藤座長  お尋ねでありますけれども、皆さんの議論を聞きながらベストミックスをして、それを 今回お示しをしていますので、その過程についての説明は私はすべきではないというふう に考えます。ですから、示したものに対して議論をしていただきたい、このように思いま す。 ○ドゥマンジュ委員  この一文をなくすような議論がこの間されたのかなというのはちょっと疑問なんですが、 そうしたこともありまして、今の大河さんの発言ですけれども、やはり会派の位置づけと いうものは調布の今のいろいろな歴史があって、その成り立ちの意味はどうであれ、今現 在、調布では一人会派も会派として認めているというのは、さまざまなところから調布の 議会は民主的だねというふうに見られているというのは現実です。その中で議会改革とい う名のもとに、こうした交渉会派という名称がまた新たに出されてきて、そこが定義され るということが、ここにまずは会派の位置づけにおいて市民への説明責任及び議会の透明 性を図るということからいって、交渉会派というのを定義づけることが果たして市民にと ってわかりやすくなるのかというところは大変疑問に思うところですし、いや、わかりや すくはならないだろうなというのが私の意見です。  そして、座長が今、従来と余り変わらないのではないかというような御発言をされまし たけれども、市長の所信表明に対して質問することができるというところが今までと変わ らないのであれば、今お2人の意見がありましたけれども、そこをあえて変える必要は私 もなく、今までどおりの代表質問でいいのではないのかなとも思います。  会派というのは、本当に一人一人が市民の方からも選挙のときにその方のいろいろな政 策を読んで、その方に入れても、その後、議会に入ってから会派を組まれて、選んだ方の 意見が変わってしまうというのを実際聞くことがありますし、そうなると、会派というの は市民にとって一体どういう意味があるのか。議会の効率性を図るという意味では意味が あるのでしょうけれども、そこを活性化していくということでは、会派の位置づけという ことを考えてみる必要もありますし、また、交渉会派ということを新たに定義づけること が果たしてこの議会改革の流れの中で…… ○川畑副座長  ドゥマンジュ委員、端的にお願いします。 ○ドゥマンジュ委員  議会改革の中で交渉会派ということを出してくるのは私はそぐわない、これは私として は認められないというまずは意見です。 ○川畑副座長  ほかに御意見ございませんか。ほかの会派の方からございましたら挙手にてお願いしま す。林委員、お願いします。 ○林委員  座長のほうから出されました、この座長提案の修正案ですけども、我が会派としては了 承したいというふうに考えております。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございます。ほかの会派の方からは……井上委員、お願いします。 ○井上委員  我々の会派といたしましても、この間の座長の御労苦、非常に大きいものがあったのか なというふうに受けとめさせていただいております。資料41の座長提案につきましては、 了ということで進めさせていただければというふうに思っております。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございます。ほか……小林委員、お願いします。 ○小林委員  座長のほうからベストミックスということで、いろんな意見があろうと思いますけれど も、この程度でいかざるを得ないかなという苦渋の選択というか、その辺の提案が出たの かなというふうに理解をしております。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございます。高橋委員、お願いします。 ○高橋委員  前回の座長提案とここでの議論を経た中で、座長からのベストミックスという形で御提 案いただいたことに対して、ここまでの議論の中身を反映していただいたということで、 私どもの会派といたしましては、座長提案を了とさせていただくという考え方でございま す。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございました。一応、皆さんの会派から41に対しての御意見が出たとお受け いたしますが、座長、どういたしましょうか。はい、座長、お願いします。 ○伊藤座長  それぞれの会派さんのお考えも、今、私なりに理解をさせていただいたところでありま す。ここでいう、交渉会派と位置づけられる複数おられる会派の委員さんにおかれまして は、この座長提案41を了とするというふうに受けとめさせていただいたところでございま す。したがいまして、この件につきましては、最終的な判断を私のほうでさせていただく ということで御理解をいただければと、このようにお願いするところでございます。  つきましては、この少数会派についての修正、座長提案を取り入れてまいりたいという ふうにここで宣言させていただければと思います。  以上です。 ○川畑副座長  はい、雨宮委員。 ○雨宮委員  座長の最終的な取りまとめというか、判断は判断としてですが、先ほど複数会派につい ては全員が了という意見表明というか、態度表明というお話がありましたけども、私、そ れはちょっと違うというふうに言っておきますんで。要するに、特に私が従来からずっと こだわっていた質問の問題、所信表明に対する質問の問題で、あえてもう一度確認します けれども、ここで単数会派は市長の所信表明に対して質問することができると言っている、 この質問というのは、代表質問、一般質問、両方を指すというふうにとらえるべきなんで すか。それとも、代表質問に置きかわるという意味なんですか。 ○川畑副座長  座長。 ○伊藤座長  たしかこれは、共産党さんのほうからの御提案があったと記憶しておりますが、単数会 派の方にも基本的施策に当たる質問をさせるべきではないか、このような御提案を当時賜 ったというふうに記憶しております。したがいまして、私のほうとしては、単数会派の方 にも所信表明と置きかえますけれども、このまず所信表明といたしたところを理解をいた だきたいと思いますが、基本的施策という市長の表明は、基本的には3月の新年度に向け ての方向性を示す市長の思いであります。  もう一方、市長の選挙によって改選があって、市長がかわったときに、直近で臨時議会 ないし通常議会の中で、市長が改めてそこで所信を述べるというケースも中にはありまし て、したがいまして、この所信表明という表記になっていることをまず御理解いただきた いと思っています。  単数会派の方は、この所信表明に対しての質問をすることができますよということを明 確に明記してあります。そして、その代表であるか否かという御質問でありますが、あく までも代表というのは、やっぱり定義にもあるように、複数擁する会派の代表者がそれぞ れの議員の代弁をしながら質問を行うという、このことが代表質問というふうに私は理解 をしておりまして、お1人の会派の方はあくまでも単数会派の方の所信表明に関する質問 という位置づけになろうかと思います。ただ、一般質問ではありません。これは明確に分 けておきます。  以上です。 ○雨宮委員  では、今の御回答でありがとうございました。その所信表明に対しての質問は一般質問 ではないという今、明快な答弁というか、お答えがありました。そのことについては確認 をしたいと思いますけれども、それであるならば、やっぱり代表質問に対するとらえ方が 私は座長とは違いますから、単に複数会派を代表しての代表質問という意味よりか、所信 表明であれ、基本的施策であれ、市長の政治姿勢全般に対する総合的、包括的な質問とい う意味で、私は代表という意味をとらえておりますので、そのことはこの際、改めてとい うか、言葉を添えておきます。意見です。 ○川畑副座長  ありがとうございました。大河委員。 ○大河委員  先ほどの御説明がありましたけれども、雨宮委員さんのこの間の提案を受けてというお 話で変わったという話がありましたが、しかしながら、振り返っていただければわかりま すように、今までもずっと調布市は少数会派を認め、代表質問としてきたわけですから、 座長の御認識は今まで私たちが代表質問してきたことというのは、代表質問ではないとい うふうにお考えだったかどうかはわかりませんが、少なくともそういうことで市民には伝 えてきた内容がここへ来て、内容は一般質問ではないけれども、所信表明の質問はできま すよというニュアンスが一体、じゃ、少数会派でも会派として認めるんであれば、調布市 にとって会派とは何なんだということが私はとてもわかりにくくなるようなお話のように 受けとめました。ですから、お考えはこれでいくということですが、市民への説明責任や 議会の透明性という意味であるならば、やはりもう少し整理した形で出すべきではないで しょうか。 ○川畑副座長  御意見でよろしいですか。座長。 ○伊藤座長  それぞれ御意見は承っているつもりでございまして、基本的には、この資料41の提案で 今後進めさせていただくということで御理解をいただきたいということをお願いいたしま す。  以上です。 ○大河委員  これは最後の意見になるかもしれませんが、座長提案で進めていくということですが、 やはり会派というのは、先ほども申し上げましたように、今の議会改革、全国でさまざま 行われている中で、やっぱり市民への議会のありよう、合議体としての議会としてどうあ るべきかというときに、会派が非常にわかりにくいことを今後は研究し、しっかり住民の 側にも理解し、議会でもよりよい方向に行こうとやっている矢先ですので、私はそういう 中で交渉会派というさらに理解しにくい内容や考え方、従来のものとどう違うのかよくわ からない内容を含んだ今回の会派に対する提案に対しては、残念ながら――いろいろなこ とが現在と前とそんなに違わないんだと言いながら、さまざまな内容で違っている内容を 従来と変わらないという形でさまざまな定義づけが明確でない内容を議会改革の一環とし て進めていくことは大変残念に思うということを述べさせていただきます。 ○川畑副座長  ドゥマンジュ委員、端的にお願いします。 ○ドゥマンジュ委員  端的に申し上げます。私もこの議会改革というのは、議員一人一人が議会にとって市民 の意見を反映するために活性化していくということが本来の議会改革の意味であると思い ます。  そうしてみると、今回のこの提案ですが、やはり一人会派というところと単数会派に明 確に線引きをするということがより一層強まり、また、議会としてはそれが後退になるの ではないかというふうに思います。議会改革の流れで、やはりこのような提案をされると いうことは、一人会派の当事者としてみても大変遺憾に思います。そのことを意見として 申し上げたいと思います。 ○川畑副座長  それでは、座長提案のとおり、会派についての資料41を取り入れることで御了承をお願 い申し上げます。  次にまいります。次に、 (2)常任委員会等の動画配信等につきましてを議題といたしま す。  この検討事項は、前回、委員会をユーストリームで中継配信する方向性についておおむ ね進めていくことで了とするという意見が多かったようではございますが、持ち帰って検 討するということで継続協議となっております。この持ち帰る御意思を示されたのは、井 上委員さんと小林委員さんだったと思います。  それでは、最初に、持ち帰り検討された結果の御報告から先に賜りたいと思いますので、 よろしくお願い申し上げます。それでは、まず、井上委員さんからお願いいたします。井 上委員。 ○井上委員  我々の会派の中で、この件について持ち帰らせていただきまして、協議を行いました。 方向性といたしましては、常任委員会等の動画配信等につきましては実施の方向でいくと いう大筋については異論がないというようなことでございました。  その中で、実際、現在、本会議場のインターネット中継、あるいは録画放送というのが 実施されているところでありまして、この点について、その効果と、さらによりよい議会 放映のあり方について等をぜひ検証していく必要があるのではないかということが意見と して出されております。  あわせまして、現在、常任委員会等の配信をやられている先進事例の自治体の例もある と思います。この代表者会議の中では、具体的にそれについて提案会派さんのほうからも、 その動画を実際に放映していただいて、我々委員としては、こういうもんだなということ で認識はさせていただいているわけでありますけれども、実際、これを進めていくという ことになりますと、議会全体の話というふうになってこようかと思いますので、その点に ついては、もちろんここで決めていくということで構わないんですけども、ぜひ全議員に どういうものが委員会の動画配信なんだよというところも含めて、全体としての意識の共 有というものをしていく必要もあるのかなということが話された意見の内容でございます。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございました。それでは、小林委員さん、お願いします。 ○小林委員  この常任委員会での動画配信ですけれども、前回いろいろお話を聞いていて、私どもは 本会議の検証等々必要性を訴えたわけですが、いや、検証は要らないんだ、ただ流せばい いんだというようなニュアンスの、いろいろ話の中で出たことに本当にそれで費用をかけ て――そんなにかからないとは言っておりますけれども、ただそれを流しているだけで、 本当に本会議場のような公平性が常任委員会の動画で担保されるのかどうかとか、あるい は他市の状況等々も井上委員さんのお話じゃないですけど、やはりもう少し検証というか、 勉強する必要性があるんじゃないかなと。ただ何でも流せばというのは、もう少し勉強す る必要性が私どもの会派としてはあるんじゃないかなというふうに思います。  そういう議論になりましたので、やることに反対ではないんですけど、それが変な話、 逆に言えば補正でやるとか、そういう早急なものじゃなくて、もう少しじっくり、例えば やるとしても新年度とか、予算を当然つけなきゃいけないわけですので、余り安易にやっ て、後でまたそれに対するお金が余計にかかるみたいな形もいかがなものかなと思います ので、せっかく本会議場で動画配信しているわけですから、その辺の検証も含めながら、 常任委員会はもう少しじっくり、常任委員会が開かれる委員会室のキャパもあるわけで、 しっかり動画を市民の方に見ていただいて、わかり得る動画になるのかどうかも含めても う少し研究したほうがよろしいのではないかという意見でございます。 ○川畑副座長  ありがとうございました。2つの会派さんから持ち帰った御意見をお聞きいたしました。 この件に関しまして、ほかの委員さんから――ほかの委員さんは、ほか5会派さんは、創 政会さんを初め、提案会派ということになっておりますが、御意見等がございましたら挙 手にてお願いいたします。よろしくお願いいたします。ございませんか(「特になければ、 私のほうから」と呼ぶ者あり)。では、座長。 ○伊藤座長  常任委員会の動画配信につきまして、委員の皆様方から多岐にわたる御意見を伺ったと ころでございます。現在、本会議はインターネット中継を実施しているところですが、常 任委員会についても動画配信をしていきたいという多くの会派からの御提案については、 市民への開かれた議会を目指す皆様方の思いの一端を感じているところでございます。  また一方では、本会議のインターネット中継は、平成21年の第4回定例会から実施をし ておりますが、2年半を経過しているところから、これまでの検証をすることが必要な課 題ではないかとも御意見があったところでございます。  こうした意見を踏まえまして、私としては、次の提案を申し上げたいと思っています。  まずは、常任委員会の動画配信については、皆様方から多くの御賛同、または御理解を いただいているところでありました開かれた議会を目指す趣旨の1つとして、また、これ までのこの代表者会議においても、常任委員会、特別委員会、議会運営委員会、全員協議 会も原則公開としてきたことからも常任委員会の動画配信については、方向性としては実 施していきたい、このように考えているところでございます。  動画配信の方法につきましては、ユーストリームにより配信中継をしていくよう検討し てまいりたいと考えています。ただし、そのためには予算が必要となることから、必要な 予算を確保してから実施をしてまいりたいと考えます。これは補正対応にしても、本予算 対応にしても、しかるべき時期に検討を重ね、そうした対応を図り、予算化してから実施 をしていくということで御理解をいただければと、このように考えます。  また、基本的には、皆さんからも御意見が幾つかありましたけれども、ユーストリーム による中継の実施に当たっては、現在の調布市議会で導入している4常任委員会同時並行 の実施に当たりまして、同じく4常任委員会同時にユーストリームにて放映をしていくと いうことで考えているところです。  なお、中継の実施に当たっては、平等性の確保、もろもろこれから議論をしていきます けれども、その議論の中には、これが確定ということではありませんけども、前提として 議論をしてほしいのは、委員会室の席順が今のままである程度平等に映るのか否か、そう したことも検証しながら、これでいいだろうというような御理解をいただく段階になりま したら、その方向性でカメラの設置も考えていくということになろうかと思います。  次に、本会議のインターネット中継を、これは提案の中身にありましたからここで申し 添えますが、市内の公共施設においても放映していくとの提案もありました。公共施設に おいて、現在、インターネット中継を市民にお見せすることができる場所としては、市役 所2階の市民相談課前に設置してありますテレビだけに限られているようでございます。  ちなみに、地域福祉センターのインターネットの環境は、本年3月にチョイスがありま したけれども、この廃止に伴い、ネット回線を撤去されたということでございます。  また、市民課に設置してあります行政情報放映モニターは、事業者からの広告収入で、 調布エフエム放送が事業運営しておりまして、2階のフロアに設置してありますモニター には、インターネット回線は接続されていないということであります。  こうしたことから、今後、公共施設のインターネット回線の整備がされた段階において、 議会の中継を放映していくよう、理事者の皆さんのほうに要望していく、このように考え ているところでございます。  提案をまとめますと、常任委員会等の動画配信については、1、方向性としては、動画 配信を実施していくこと。2、方法については、ユーストリームにより実施していくこと。 3、中継の実施は4常任委員会同時に実施する。4、必要な予算を確保してから実施して いく。5、委員会席等配置については、今後の中継準備をする段階で検討していく。6、 本会議のインターネット中継を公共施設で放映するという御提案については、公共施設に おけるインターネット回線の整備がされた段階において議会の中継を放映していくよう理 事者に要望していく。以上がこの提案に対しましての私の御提案でございます。  以上でございます。 ○川畑副座長  ただいま座長から提案がございました。座長からの提案につきまして、御質問等がござ いましたら挙手にてお願いします。大河委員。 ○大河委員  今、御提案の中に意見を述べられた方が今までの検証をするとか、そういうお話があり ましたけど、その点についてはどういうふうにとらえたらよろしいんでしょうか。 ○川畑副座長  座長。 ○伊藤座長  このことにつきましては、前回の議論の中にもあったように記憶しておりまして、今後 の皆さんの議論を見守りながら、例えばどのような形でするのか否か、もしくは現在の段 階での本会議における視聴者数というんでしょうかね、カウントが出るようでありまして、 そのカウントを見て判断をするのか否か、そうしたいろいろと方法はあろうと思っていま すので、現在の段階ではこうした形という固定したものは持ち合わせていないというのが 私の今の段階であります。  以上です。 ○大河委員  あと、中継の準備に移るあれの公平性の確保ということですが、これの検証というのは、 これが了承された後、できるだけ早く進めていくというふうに認識してよろしいんでしょ うか。 ○伊藤座長  カメラそのものは、例えば役所の中に何らかそれにかわるものがあるのか否かもわかり ませんが、壁に固定をする、もしくは天井に固定をする前に、三脚などを使って、一度そ の状況をつくり上げて、どのように映るのかということを皆さんで確認したほうがいいと 思うんですよ。ですから、ごく一部の該当する方々が、じゃ、ここにつけてこういうふう に映るからいいだろうというんじゃなくて、むしろ私はこの委員会において、皆さんと確 認をしながら、合意をある程度得たら全議員対象にこういうふうに映りますよということ も認識を持っていただいて、実際の放映に結びつけていくという、この段階を私はとって いきたいというふうに考えています。 ○大河委員  理解いたしました。最後に意見ですけれども、議会報告会をしようということで予算の 説明が市民には最も関心があるだろうという、ある程度の目標を持っている点からすれば、 やはり私は3月の委員会の、それを市民の人が見るチャンスがあれば、余計理解を深める ということがあると思いますので、やはり具体的に進めていくという中でのクリアしなけ ればいけない課題がそうたくさんあるわけではないので、やはりそういったところに目標 を定めながら予算のこともそれに合うような形で進めていくのがいいのではないのかなと いうふうに思っております。 ○川畑副座長  ほかにございませんか。雨宮委員。 ○雨宮委員  今の関連なんですが、予算措置を裏づけとしてとってからの実施というのは、それはい わば当然だと思うんですが、そうはいっても、ユーストリームを採用するにしても実際と してはインフラ整備というところから始まるわけですよね。ですから、ユーストリームを 導入して4委員会同時中継を行うといった基本コンセプトというか、考え方に立って、大 体あらあらで結構だと思うんですが、どのくらいの予算額、規模になるのか。これのシミ ュレーションを例えば次回のこの検討協議会か次々回ぐらいまでに出してもらえると検討 しやすいのかな。逆に言うと、9月議会が終わった段階から来年度の市長部局のほうも予 算編成時期に入ってきますよね。そうすると、議会のほうの意向としても、こういうもの がありますよというのが早目にはっきりしたほうが、あるいはその時点で採用できるのか できないのかも含めての判断材料になるんじゃないかというふうに思いますんで、その辺 のことが技術的な意味も含めて可能であればぜひ検討願いたい。意見です。 ○川畑副座長  はい、どうぞ。 ○伊藤座長  前回もお示ししている予想額はありますが、実は、あの予想額は皆さんも一目瞭然わか るように、大体定価が示されているように見受けました。したがって、パソコンなども相 当金額的には安く購入ができるんであろうと。カメラもそんな高いカメラではないという ふうに聞き及んでいまして、場合によっては、前回示した金額をかなり下回った額が最終 的には費用として発生してくるのではないかというふうに予想しています。  したがって、基本的に行政の立場からそれを前提に見積もりをとるというのも何となく 手続的におかしい状況になりますので、事務局の段階で示させていただくということで御 理解いただければというふうに思っています。数字のほうは示させていただきたいと思い ます。 ○川畑副座長  よろしいですか。ほかにございませんか。林委員。 ○林委員  我が会派としては、先ほど座長がおっしゃった本会議のネット中継を公共施設でという こと、あと委員会動画配信中継、両方とも提案会派でございますので、基本的な方向性と しては賛成させていただくところでございますけども、ただ、先ほど座長のほうからお話 がございました地域福祉センターのネット環境が取り払われているということについて、 この時代、なぜか時代に逆行するようなことをするのだなという率直な思いを持っていた と同時に、今、時代、通信環境がどんどん進んでいますんで、私、プレゼンテーションの ときにもちょっと説明させていただいていると思うんですけども、今、通信会社等で自治 体情報提供システムとかいろいろありますので、こういったことも研究していただきなが ら、まず今、せっかくインターネット中継を行っている以上、今はわざわざ視聴者側のほ うから取りに行かなければ見られない環境を、こちら側からアクティブに発信していくと いうことは非常に大事なことかなと思いますんで、ぜひ今ある環境の中でできることはも ちろん、地域福祉センター等々、市内の公共施設でこういった議会の動きというものが見 られるような環境づくりをしていくことも開かれた議会のために有効ではないかと思って おりますので、ぜひ研究、検討を進めていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ○川畑副座長  はい、座長。 ○伊藤座長  ちなみに、ちょっとお伺いしますが、インターネット回線というのは、電話回線もあれ ば、通常のテレビだとか、そういったのをやっている会社、固有名詞は避けますけれども、 そういった会社からの、いろいろと種類があると思うんですよ。  ですから、電話回線は公共施設は大体全部行っている。そうすると、電話回線を使って というと、単独でそこで契約を結べばネット回線は普通はつながるわけですよね。ですか ら、環境的には、そういった契約がそれぞれの地域センター、もしくは市の施設で行われ ることが今後可能なのかどうかという要請をしていけば、最終的には、その部分において はネットがつながるという理解でよろしいんでしょうか。私はネットのあれがよくわから ないんですけどね。 ○林委員  私も決して専門家というわけじゃございませんけども、ただ、今座長がおっしゃったよ うに、ほとんど今アナログ回線というのはどんどんなくなっているような時代ですし、光 回線、デジタル回線になっていけば、その中で複数回線が取れるような時代ですし、時代 はどんどん進んでおりますから、よりよいものを使っていけばいいのかなというふうに思 っています。  また、こちら側で考えなくても、たしか私がプレゼンテーションのときに申し上げたの は、NTT西日本だったんですけども、同じようないろんないいものがありますんで、と にかく研究していただければ、これから地域福祉センターといえども、議会中継だけじゃ なくても、やっぱりお年寄りとかが集まってくる中で、インターネットを使って、いろん な情報を入手したり、発信したり、いろんなことが求められる時代になってくるかと思い ますので、議会のためだけというわけじゃなくて、総合的に考えて環境整備をしていって いただくようにお伝えしていただければと思います。 ○川畑副座長  高橋委員。 ○高橋委員  私どものほうも提案させていただいている立場で、今の議論について、ちょっと関連し たお話をさせていただこうと思うんですけど、先ほど座長がおっしゃった電話回線云々と いう部分のお話もそうなんですけど、基本的には今、配信網はおっしゃったようにデジタ ル化されていればほとんどが特別な設備の導入はなく見られる環境はすぐにつくれる。テ レビがあって、インターネット回線があるような状況であればできるでしょうし、基本的 に公共施設という形であれば、一括で契約等をされていれば、そこに1カ所、2カ所プラ スしたからといって、決してこれがコストがかさむものではないだろうというふうに思い ますので、今お話もありましたように、そういった機械に少しでも触れていただく環境を どんどんふやしていくというのがやっぱり開かれた議会という部分においては一番重要な ことだろうと思いますので、ぜひ先進の自治体の研究も含めた中で、よりスピーディーな 研究、開発というのを推進していただきたいなというふうに思います。  それから、これ、プラス1つで申し上げておきたいんですが、この前、いつの場だった か、座長からちょっと御指摘をいただいたユーストリームを活用した場合の著作権につい てという御質問がたしかあったと思いますけど、確認をいたしましたところ、基本的にユ ーストリームというのは場の提供で、場の提供とプラットフォームというか、いわゆるフ ォーマットを提供している。そういうサービスの事業体でございますので、彼らが著作権 云々を申し立てることは一切ないということは確認がとれておりますので、発信する側は 著作権というよりも、コンテンツという形で制作物になったとすれば発信した側のもの、 そこに帰属している。ただし、そのプラットフォームを通じて、いろんな方々が、不特定 多数の方々がそれを利用されることについては承諾をするというようなのが基本的な条件 になっていますということを一言付け加えさせていただきます。  以上です。 ○川畑副座長  伊藤座長。 ○伊藤座長  ちょっと確認するけど、ユーストリームで、そこがフォームかよくわからないですけど、 受け取る側が編集をしたり、そして編集したものを私ども調布市議会の、例えばホームペ ージができ上がったときに、そこにそれを張りつけたりすることは、要するに、もとの著 作権は全然関係ありませんよというような考え方でいいということですか。それもちょっ と確認をしたいんだけども。 ○高橋委員  済みません、確認ですけど、こちらから発信した素材を、コンテンツをだれか第三者が 加工して使うということですか。 ○伊藤座長  そうじゃなくて、流しっ放しというイメージも1つの方法でしたね。ただ、もう1つの 方法としては、編集したものをきちっと流すということもできないんですかということも 私のほうからお話ししたのかどうか、そんなことがありました。その編集をしたときに、 このもとにあるものがなぜ編集ができるのかという関係が、こちら側は著作権も何も全く ありませんよということでいいのかどうかを確認しないと、勝手に議論だけしておいて、 最終的にはだめでしたというのでは困るので、その辺を。 ○高橋委員  基本的にライブであろうと録画であろうと、こちら側でつくり上げたものをそういう場 所に置く。それで、だれでも好きな人見てくださいという形が基本でございますんで、そ れを動画でまんま流したもの、ライブで流したものを置いておくのも、それが編集して見 せたいからライブのものは1回削除しちゃって、編集したものだけをもう一回そこに上げ ていく。編集したものを見せるという場合にはそういう手順を多分踏むんだろうと思うん ですね。ですから、削除しちゃうのはこちら側の権利でございますし、それを新たに編集 したものに置きかえるというか、新たにまたコンテンツとして送り込むわけですけども、 それもこちら側の随意にできるというような状況でございます。  ですから、それを第三者が加工するということになれば、これは権利の侵害に当たりま すので、それは基本的にはユーストリームを運営する事業体側でも、法的な部分について は法の秩序に対しての協力は惜しまないということを言っていますんで、基本的にはそう いったことが発覚すれば、それに対して指導はしていくという形はとるということでござ います。 ○川畑副座長  ほかに。はい、大須賀委員。 ○大須賀委員  今のお話ですけども、ユーストリームも基本的にはユーチューブと法的には同じだと思 うんですね。場を提供しているだけで、そこに投稿した人間が権利も責任も負うというの が原則だと思います。だから、すべて投稿側に基本的には権利も責任もあるということで すよね。  それで、基本的には座長の提案、大賛成なんですが、お話にあった中で本会議場のイン ターネット中継が市役所2階のところしか見られないのはとても残念ですよね。地域福祉 センターはかつては見られたんだけど、チョイスがなくなっちゃったんで見られなくなち ゃったというのはとても残念だと思うんですね。かといって、議会の中継だけをやるため に公共施設にというのはちょっと厳しいかなと思うので、そこで、座長にできれば行政側 と調整していただきたいんですが、行政側は行政側できちんと公共施設で、市の情報、も しくは政策、もしくは現状についていろんなメディアで説明が必要ですよね。市役所の2 階の端末でいろんな情報提供をしていますよね。例えばあれと同じものをほかの公共施設 で、通常同じものを流していますよというシステムをつくれば、そこに議会も載っければ、 本会議をやっているときにはそこには本会議の情報を載せてもらうというあり方もあると 思うんですね。議会のだけという話になると、行政側も、はい、わかりましたとなかなか 言わないでしょうけど、基本的に行政側が市民に各公共施設、もしくはまずは地域福祉セ ンターでもいいんですけども、そういうところを中心に情報提供を改めて再構築していく。 その中に議会情報も本会議場のインターネット中継も含めてやっていくということも1つ の現実的なあり方かと思うので、ぜひその辺も研究いただいた上で御提案いただけたらと いうふうに思っています。  あと、常任委員会の動画配信なんですが、前回も申し上げたように、私たちがあちらこ ちらに行って、市民の多くの方から議会は何をやっているかわからないと言われるのが現 実だと思うんですね。より開かれた、よりわかりやすい議会にするための最大のポイント は可視化、より見えるものにするというのが重要だと私は思っています。  本会議のインターネットももちろん大いに意義があることですけども、意見が出ている ように、自分から行かないとインターネット中継ですから見られないです。もちろん公共 施設で流すというのは大事なんですが。うちの常任委員会の審査というのは、自分で言う のもなんなんですが、かなりきちんと審査しているというふうに私は思っています。市民 の方からも常任委員会の審査の模様を動画で見てもらえれば、市議会、こういうことをや っているんだということも最もわかりやすくなるんじゃないかと私は確信していますので、 ぜひ積極的にやっていただけたらと思っています。  ただ、指摘されているように課題も幾つかあると思うんでよすね。予算をなかなか余り 割けませんから、固定したカメラで撮るという話になると、じゃ、委員によって映り方が どうなのかという、確かにその課題はあるかと思います。そういう意味では、提案の林委 員からも幾つかの議会の代表例が示されましたけども、できれば事務局からも幾つか代表 例を示していただいて、この委員だけではなく、全議員にそれを発信してもらってそれぞ れの議員が既に常任委員会を動画配信している先進事例をきちんと見て、それでどんな形 にしたらいいかというのをいろいろみんなで考えてやっていく、あるいはそれ以外に課題 があるかもしれませんから、そういう課題を解決していきながらより早く実際に展開して いくという方向に行っていただけたらなというふうに思っています。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございました。雨宮委員。 ○雨宮委員  今の地域における公共施設の活用という話なんですが、総務委員で非常に恥ずかしいん ですけど、何年か前に地域情報化総合計画とかというのが策定されていると思うんですよ。 だから、その中に今のような話がどう位置づけられているかね。あるいは、見直しがされ るような予定があるとすれば、今ここで議論されているようなことを、それこそ議会側か らの提案として行政側に要請というか提案していくのも1つのこれからの進め方かなとい うふうに議論を聞いていて思いました。参考までに。 ○川畑副座長  ドゥマンジュ委員。 ○ドゥマンジュ委員  私もこの件については提案した立場でありますし、座長提案で、この件に関しては方向 性として実施するという提案をされたことは大変意義のあることだと思います。  それで、先ほどから皆さんから映り方をしっかりと検証してというお言葉もありました けれども、やはり市民にとっては、先ほど大須賀さんがおっしゃられたように、委員会は 結構決算、予算のときには細かく事業ごとにやりますし、こういうことをやっているんだ ということが大変わかりやすい委員会であると思います。ですので、これが市民の方にと って見えるようになるということは、本当に議会として情報提供するということではかな り前に進むことだと思います。  それで言いたいことは、映り方ということが大変気にされるのかなと思うんですが、市 民からしてみれば、何が話されているのか、そこでどういう内容なのかということがわか ることが一番大事だと思いますので、映り方によってなかなか話が進まないということで はなくて、配信されるということのほうに意義があるということで、ぜひそこを大事にし て進めていっていただきたいと思います。 ○川畑副座長  御意見です。ありがとうございます。ほかに御意見ございませんか。はい、大河委員。 ○大河委員  前、定価でということで 120万でしたと思いますけれども、それがそれ以下になるとい う話であれば、委員会の議事録というのはかなり後にならないとなかなかアップできない ということからすれば、費用対効果でいっても適時性、適正な時期にということからすれ ば、くどいようですけど、やっぱり3月を目指し、映り方というのはテクニカルな問題で すから、それは同時で、どのくらい安くなるのかというのと、こう映せばというふうなこ とをして、私はできるだけ早い段階にテンポよく進めていくのが肝要じゃないかなという ふうに聞いていて思いました。 ○川畑副座長  ありがとうございます。ほぼ皆さんから御意見が出たようでございますが、座長、よろ しいでしょうか。 ○伊藤座長  提案どおり、お願いしたい。 ○川畑副座長  今、座長が説明されたとおり、御了承をお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川畑副座長  ありがとうございます。それでは、御了承をお願いいたします。  次に入ります。 (3)資料等のデジタル化推進についてを議題とします。   (3)からは、まだ提案会派さんからの提案理由の説明は受けておりませんので、随時、 提案会派さんからの提案説明をお願いし、議論を進めてまいりたいと思います。この提案 は、創政会さん、民主・社民の会さん、みんなの党さんから提案を受けておりますので、 最初に創政会・林委員さんから (3)資料等のデジタル化推進についての提案説明をお願い したいと思います。林委員さん、お願いします。 ○林委員  我が会派から御提案させていただいたのは、議会審査の充実と効率性を高めるためにと いう中で、議案等資料のデジタルデータ化の推進を図ることによって資料整理の効率性を 高めるとともに、ペーパーレス化による紙資源の節減にも寄与する努力を行うという提案 をさせていただいたところでございます。  ネット環境が整うにつれ、デジタルデータが世の中には今はんらんしているわけでござ いますけども、やはり必要なデータ、今、議会においてはすべて、ほとんどが紙ベースで 配られている状況の中で、議員さんの個人差はありますけども、机の上がすごい状況にな っている人も私を含めているのではないかというふうに思っております。整理整頓は基本 中の基本なんですが、それは別にしても、必要なデータはプリントしていくというような 流れになっていけば、かなり紙資源の節減にもつながりますし、また、効率性を高めるこ とにも議会運営上、高まっていくのではないかということで提案させていただいたところ でございます。  しかし、仮に実施するに当たっても、できるところからやっていくというところでよろ しいのかと思っておりまして、やはり私が昔所属した団体でそういうデジタルペーパーレ スの会議を試行したことがございましたけども、結局、スクロールしているうちに目が疲 れてしまいまして、紙ベースで読んでしまったという経験もございますので、できるとこ ろからやっていくという形でよろしいのかなという思いがございます。  以上でございます。 ○川畑副座長  ありがとうございました。続きまして、井上委員さんからお願いいたします。井上委員。 ○井上委員  今、林委員のほうからもあったとおりだというふうに我々の会派も思っております。我 々の会派としては、その中でも具体的に何といったときに、市議会の会議録の配付を各会 派1冊プラス希望者にということで変更願えればという点を具体的提案として出させてい ただいております。  以上です。 ○川畑副座長  次に、高橋委員さんから説明をお願いします。高橋委員。 ○高橋委員  私どもも基本的な考え方は同じです。より市民に開かれた議会にしようということと、 それと市民にわかりやすい議会にということを推進することによって議会も活性化してい くだろうし、市民の市政に対する関心も高まっていくだろうというようなことでこの会議 が多分スタートしていったと思いましたので、そのためにも電子化というのを、今、林委 員もおっしゃったように、できるところからで結構でございますので、結果的にそれがペ ーパーレス化という形でコストの削減にもつながっていくということを目指すということ で、皆さんで議論していただいて、どこからできるか、何が一番早く手をつけられるかと いう部分を検討しながら進めていければなというふうに考えております。技術的な問題は 後に置いてもいいから、まずはその方向で進めていけるところから進めていきたいという 思いで提案させていただきました。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございました。今、提案会派さんから御説明がありました。説明が終わりま したが、この案件に関しまして皆さんから御意見、あるいは御質問がございましたら挙手 にてお願いいたします。どうぞ。雨宮委員。 ○雨宮委員  一般論としては非常に当然のことだというふうに私も思っています。ただ、できるとこ ろからという発言もありましたけれども具体的なイメージがわかないんですよね。私らが こういう話になると、すぐデータベース化するのかなと思ってしまうんですが、どうもそ ういうことでもないようだし、そうすると、じゃ、ペーパーレスにして電子媒体化したも のをどういう形で提供するのかとなると、最近ではDVDとかああいう形になるのか。そ の辺までのガイドラインを、もう少しイメージ的にわくようなお話が伺えればというふう に思うんです。  例えば、できるところからということになると、一番手っ取り早いのは多分議案だろう というふうに思うんですよ。あくまでも私の受けとめ方ですよ。それから、高橋さんのと ころから提案のある理事者側からの資料ということになると、これは最近読み切れないよ うな膨大な量が出るじゃないですか。それをどういう形で提供をイメージしているのかと か、もう少し具体的にイメージをわかせることができるような説明をぜひそれぞれの皆さ んからお願いできたらと思うんですけど。 ○川畑副座長  それでは、それぞれの皆さんからということで、まず、林委員さんからお願いいたしま す。 ○林委員  できるところからという私の中でのイメージですと、開催通知とか、例えば各所管ごと の案内、情報提供的な、何かイベントがありますよとか、そういうものが取り組みやすい のかなというふうに思っています。最初はペーパーと並行でやってもいいのかなというふ うに思っていますし、また、それぞれやっぱりなれた方、ふなれな方、いらっしゃいます から、ダブっても別に構わないのかなと。将来的に1つになれば、それはそれで、その時 点でやればいい話だと思っていますし。  また一方で、今、議案の話が出ましたけど、私個人は議案はやっぱり紙で、目で見て書 いてというのがどうしても出てくるんで、例えば議案がネット上というか、デジタルデー タ化されて、PDF化されて載って、必要なところは自分でプリントしろと言われても、 それを探すのが大変だという思いをしそうなので、そういうものは私個人的には、またず っとできないかもしれませんけど、最後のほうでいいのかなというふうに思っていますけ ど。 ○川畑副座長  はい、井上委員さん。 ○井上委員  今、林委員のほうからも開催通知という具体的な名称が出たんですけども、それは確か にそうだなというのが率直な個人的な感想です。議案ということも今、雨宮委員さんから 出たんですが、要は、議案というのも、基本的に告示の日に各議員の皆さんに配られる議 案というのがあろうかと思いますけれども、それ以外に、さまざまな説明をされるような タイミングの中で全く同じ議案のペーパーを説明資料としていただくという機会があるん だろうというふうに思っております。そういうものを1議員1つ、1部というような形で いけば、それはそれで同じペーパーを持つということにはならないのかなというふうに思 っております。  ただ、これらについても、今、可能性があるものから減らしていくべきだということで 出されていますので、例えば、きょうではないですけれども、機会をお与えいただけると いうことであれば、会派として、これとこれとこれというようなことを御提案させていた だければというふうには思っております。具体的に我々としては、何としても会議録の配 付については一刻も早く。  これはどういうことかというと、傍聴の皆さんもいらっしゃるんでお話しさせていただ くと、4回定例会があって、例えば今回は9月に第3回定例会が控えておりますけども、 第2回定例会の分の会議議事録というのが各議員に1冊ずつ配られると。我々の会派は今 7名の会派でやらせていただいているんですけども、会派に1冊あれば、基本的に残りの 6冊というのは余り利用しないのではないかと。あわせてなんですけども、会議録検索シ ステムというのが現在システムとして稼働していますので、そちらのほうを使いながら、 必要なところはネット上で調べられると。あわせて、紙媒体としてもし見ていくというこ とであれば、会派に1冊あれば、あるいは議会図書室にも配架されていますので、そうい ったところのものを使えば、紙媒体としても利用できるのではないかというような思いで いるために、一日も早くということで御提案させていただいているところでございます。  以上です。 ○川畑副座長  高橋委員。 ○高橋委員  重複するところはありますけれども、先ほどの雨宮委員の御質問にお答えさせていただ くと、私も、まずは事務連絡と情報提供等、そういったものからペーパーレス化できると ころからしていきたいというふうに考えております。  それと、林委員もおっしゃっていましたけども、議案に対しては私も基本的に紙ベース がいいと。残念ながら、あれをデータでもらうと、自分でも多分収拾がつかなくなるだろ うというようなことを考えております。  それから、もう1つ、将来的には、事務連絡等と、それから情報提供のものでも、例え ば1枚ぺらのものだけではなく、当然4ページ、8ページぐらいのものというのも今多く 情報提供をいただくんですけども、それを自分でどこかでまとめてファイルにストックし ておくということでも結構ですし、議会として共通のそういうフォルダをつくれるんであ れば、そこに見に行って、だれでも同じ情報が得られるということなんであれば、そこに 情報を見に行くことによって、それをいつでも好きなときに見られるというような環境も 多分すぐにできると思いますので、それをやることによって、紙のコストというのもかな り削減できるというふうに感じております。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございました。ほかに御意見、御質問等。ドゥマンジュ委員。 ○ドゥマンジュ委員  質問なんですけれども、まずは、先ほど井上委員のほうからお話がありましたように、 そういう問題があるんでしたら、本当にコストの削減になると思いますので、そういう点 は早急に解決できるのかなと思います。  それで質問なんですが、行政、市役所の中ではペーパーレス化というようなことはどの ぐらい進んでいらっしゃるんでしょう。こちらに情報としてそうやって…… ○川畑副座長  ドゥマンジュ委員、済みません、その御質問は…… ○ドゥマンジュ委員  それはどうしてかといいますと、こちらでデータとしてもらうにしても、行政側がそれ をデータとしてしっかりと提供できるような体制になっていなければ難しいのかなとも思 うんですね。 ○川畑副座長  どうぞ、高橋委員。 ○高橋委員  今、私の考え方について御質問いただいたのかなと勝手に解釈したんですけども、基本 的に情報提供いただくものが手書きのものというのは余りなく、ほとんどがパソコンで何 らかの形でされてきていると思うんで、それはデータベース化されているかされていない かという部分というのはさておいても、あれをデータでもらうということは十分可能だろ うと思いますので、2つの疑問のうちの前段のほうは私は答えられませんけども、今の部 分については、それは当然のごとく可能だろうと考えています。 ○ドゥマンジュ委員  ですから、ペーパーレスをするに当たっては、やはり同じような課題は行政の中でも出 ていると思うんですね。紙がたくさんになっちゃうとか、どのようにそれを分類して収納 するのかというのは課題になっていると思うので、1つの事例として私は聞きたいなと思 ったんですが、事務局サイドで今、私の質問はわからないですか。どこかで試行的にやっ ているということはないんですか。 ○川畑副座長  済みません、事務局サイドで多分まだそれを答えるものを持っていないと思いますし、 おっしゃっていることはわからんでもないんですけども、この中で出されたことについて 議論いたしておりますので、この今ある委員さんが出された、委員さんに対しての御質問 ということにしていただければと思いますが。はい、小林委員。 ○小林委員  質問です。今、議会関係で事務局からメールをいただいていますよね。これは全員に行 っているかどうかちょっとわかりませんけれども、例えば各部署で、所管部門でいろいろ 何かありますよというのをメールでもらうというような思いで御提案いただいているんで しょうか。 ○川畑副座長  提案者に質問ですか。林委員。 ○林委員  そういうことも含めてと考えています。 ○小林委員  あとは、私もよく調査報告書とか、いろいろ薄いものも厚いものもいっぱいあって、収 納に大変苦労しているんですけど、例えばそういうものも先ほど言ったデータでもらうと か、もう冊子では要らないよという話ですか。あるいはメールでもらうとか、メールでど うなのかよくわからないんだけど、そういう話で理解していいんですかね。皆さんに。 ○林委員  私の考えとしては、将来的に議員側も出す側もそういう環境が整えば、それはそれでい いと思いますけども、例えばオリジナルだけ議会図書室に置いてあって、あとはPDFか 何かでいつでも必要なところだけ取り出して自分でプリントアウトできるとか、そういう ふうになっていけばいいのかなと思いますけども、やっぱりすぐはそうはなっていかない のかなと思うんで、最初は、ちょっと手間になりますけど、並行してやっていきながら、 みんなで考えていくしかないのかなと思いますけどね。 ○川畑副座長  ほかに補足ございましたら。高橋委員。 ○高橋委員  補足なんですけども、今、理事者側でもホームページに○○の素案をつくりましたとか、 市民に対して出しているものというのが多いものになると20ページとか30ページ、PDF でつけてあるというのがあると思います。正直申し上げて、20ページとかになってしまう と、まずほとんどネットでそれを繰って見ていくというのは物すごい大変なスタミナがか かると思いますし、今、私ができるところからと申し上げているのは、理事者側から資料 が、2ページ、3ページのものに、1枚表にこうこうこういう案内を差し上げますみたい な形のものがよくあると思うんですけども、表題の部分をメールでいただいて、中身につ いてはこのPDFをごらんくださいぐらいなレベルのもので、せめて3ページ、4ページ ぐらいのものまでだったら十分対応可能なのかなというふうに感じております。  それと、林委員もおっしゃったように、将来的には、議会のファイルをどこかにストッ クしてあって、○月○日のものということで見ていけばそこにたどり着けて、もう一回自 分のPDFをひっくり返す必要はなく、そこに行けば見られるようにしておけば、それで 十分なのかなというふうに思います。ただ、20ページ、30ページというのは、申しわけな いですけど、それはぜひ印刷物として、きちっとしたとじてあるものとか、そういったも のというのはどこかで見られるようなものというパラレルの体制というのは必要になって くるんだろうと思います。 ○川畑副座長  小林委員、よろしいでしょうか。 ○小林委員  言わんとしていることはわかりました。ただ、現実としてパソコンが、皆さん、今いる 議員以外にも、例えば将来議員になられる方も、すべてがこういうものを使いこなせる方 だけではないというふうに思うわけですね。例えば視覚障害等々、障害をお持ちの方が議 員になる場合もあるだろうし、逆に言えば、そういうところにもう少し私たちが手を入れ る。例えば点字だとか、何かそういうところを見ていったほうが、何でもかんでもペーパ ーレスということで本当に議会改革なのかなというふうには、私の感想で思いました。 ○川畑副座長  御感想でということで。ほかにございますか。大須賀委員。 ○大須賀委員  私もぜひデジタル化は積極的に進めてもらいたいと思います。それには理由がありまし て、お話が既に出ているように、議員には行政側から議案であったり、議案に関しての説 明資料であったり、議事録であったり、各種報告書であったり、市の行事の、市じゃなく ても関連のいろんな団体の開催通知であったり、それから情報提供だったり、膨大な資料 がもたらされますよね。ほうっておくと机の上にどーんということになるので、時々紙の リサイクルに回すわけですけども、ホチキスというのが大変なんですよね。当然これは紙 のリサイクルには禁忌品ですから、取らなきゃいけないんですよね。でも、数枚セットの ものには必ずホチキスがされていますから、ホチキスを取るたびに、行政側はすべてこの データをワードかエクセルかで持っている、データで持っているわけですよね。データで もらえればこの作業は要らないし、お互いに行政側も議会側も楽なわけですよね。もちろ んその情報になれているなれていないというのはこの際置いておきますけども、資源も無 駄にならないというふうにずっと思っていました。今回このテーマが進んでいるので大い に期待しているんですが、かといって、大きく2つに分かれると思います。  1つは、もらった資料にメモを入れるか入れないか。見てそのままのものもあるし、メ モを入れる資料もあります。メモを入れるというのは例えば議案であったり、あるいはそ の報告書であったり、そういったものは今の段階はなかなか難しいかなというふうに私も 思います。将来みんながPDF資料にメモを自由に入れるようになればいいんでしょうけ ど、できるのは恐らくまだ1人とか2人しかいないと思いますので、今の段階では、私個 人的には開催通知か、もしくは市の情報提供、そのあたりからデジタルデータでもらえれ ばいいかなと。例えばパンフレット系についてはPDFかJPEGかどっちかになるかと 思うんですけども、もらうか取りに行くかというその技術的なものは皆さんで議論するに しろ、各会派、それぞれ議員に話してもらって、できるところからぜひ進めていただきた いと。  それから、井上委員のおっしゃるように、報告書、議事録に関して、もう会派で1冊で いいよというところは、早速それを導入したらいかがかなというふうに思います。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございました。ほかにございませんか。大河委員。 ○大河委員  私も今お話がありましたように、私は1人ですから、やっぱり1冊手元にないと不便な んですが、多数の方はそういうことであれば、それは次回から冊数の計算をしていただい て実行していただくことに何ら問題はないというふうに思います。  あと、逆に議会事務局で例えば議員の住所が変更したりした場合、毎回やっぱり紙で来 ますよね。ですから、1回目にしろ、次はやっぱりむしろデータでもらったほうが、住所 ですから、やっぱりちょっと取り扱いはどうかなとかといろいろするので、そういったも のもあるのではないかと思います。やはり行政の情報をデジタルでいただければ、そのほ うが何かあったときの引用にしろ何にしろ使いやすいので、私はできるだけデータでもら えればありがたいなというふうに思っているほうです。  ただ、今回は違うにしろ、いずれそうなってきますと、それを活用してという話になる と、委員会とか本会議でのパソコンの導入でしょうかね、その資料があって、それを検索 しながらまたやってということがありますから、いずれ、これは先の話になりますけど、 資料をデジタル化したら、そのデジタルをデジタルとして利用するのか、どういった利用 形態があるのかということからすれば、今後の議論としてそれを使うツール、道具も使え るのかどうかということも1つの協議事項に入ってくるのではないかなというふうに聞い ていて思いました。 ○川畑副座長  ありがとうございます。ほかにございますか。雨宮委員。 ○雨宮委員  これまでの提言や議論には全く賛成です。ちょっと私は個人的なあれなんですけど、紙 の資料というのは資料としてはなかなかおもしろいんですよ。私はあそこの行政資料室に 時々行くんですけど、あそこをぶらっと眺めて歩いていると、意外におもしろい資料が出 てきたりすることがあるんで、そういう意味で資料室の充実というのはぜひ紙ベースで残 しておいてほしいなと。 ○川畑副座長  御意見として。座長、お願いします。 ○伊藤座長  資料のデジタル化推進についてということで、それぞれ委員さんの提案理由の説明、ま た、それに対する意見の交換などを今聞いていたところでございます。  この推進の提案は、単に議会資料等の配架の簡素化やペーパーレス化を図るだけの問題 ではなく、議会運営上におけるタブレット等、情報通信機器の導入問題とも密接にかかわ ってくる課題であると認識しているところでございます。  また、今後行いますけれども、検討事項である (4)の本会議場におけるプレゼンテーシ ョンツール導入にも大きく関連する事項であるのではないかと考えているところでありま す。資料等のデジタル化の推進については、当然方向性としては、議会資料の簡素化やペ ーパーレス化については議会としても取り組みを進めていかなければならないことだと認 識しているところです。  こうした視点からデジタル化を進めていきたいと考えておりますが、情報通信機器導入 については今後の検討課題としていきたいというふうに今考えているところでございます。 また、事務局から各議員への事務連絡等については、現在メール等を活用し、今後も可能 な限りペーパーレス化を図っていきたい、このように考えております。  また、具体的な提案である市議会議事録につきましては、原則、会派1冊といたしまし て、あわせて、希望者がおられれば希望者には配付するということで進めていきたいと考 えています。  以上、資料等のデジタル化推進については御理解をいただければと思いますので、よろ しくお願いいたします。 ○川畑副座長  ただいま座長のほうから提案がございました。座長提案について質疑等ございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川畑副座長  それでは、座長提案のとおり御了承をお願いいたします。  それでは、次に移ります。今、若干座長のほうから触れられておりましたけど、 (4)本 会議場におけるプレゼンテーションツール導入についてを議題といたします。これも最初 に提案された方から提案説明をお願いしたいと思いますが、提案番号85番で創政会・林委 員さんが提案されておりますので、提案理由の説明、そして87番で高橋委員ということで ございます。まず、林委員、お願いします。林委員。 ○林委員  今、民間、一般的には会議とかプレゼンテーションの場においては、パソコンなど、そ ういうデジタル機器を用いて、より見やすく、わかりやすく提案、質問等をするのが通例 化してきているんではないかなということを受けて、議会においてもそういった見やすく、 わかりやすくというコンセプトのもとに、パソコン等を利用してパワーポイントとか、あ といろいろそういった類似のものがありますけども、そういったものを使って議場にいら っしゃる方々、また傍聴されている方々、またネット中継等でごらんいただいている方々 にもよりわかりやすく、見やすく、質問、提案等ができる環境が整えばよろしいんではな いかということで提案をさせていただいたところでございます。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございます。  続きまして、87番で高橋委員さんから補足説明がございましたらお願いできますでしょ うか。高橋委員。 ○高橋委員  補足というかあれなんですけども、基本的には同じような考え方ですけど、皆さん、議 会に質問に立たれたりされているときに、手書きのボードをつくられている方もいらっし ゃるし、それは当然のごとく、そういう形で見せたほうが皆さんがより理解しやすいだろ うという形で御苦労されていらっしゃると思うんですけども、それを補うような形で、今 おっしゃったようにパソコンを使われて、グラフとか、数字をただ羅列するだけではなく て表で見せるとか、そういった形を見せたほうがより理解しやすい。そういう形をとるこ とによって、先ほども申し上げました、より開かれた議会、わかりやすい議会というのが 推進できるかなということで提案させていただきました。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございました。今、お二方から説明が終わりました。この案件につきまして 御質問ございましたら挙手にてお願いいたします。ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川畑副座長  なければ、座長、お願いします。 ○伊藤座長  本会議場におけるプレゼンツールの導入につきまして御提案、そして理由の説明をいた だいたところでございます。  このテーマは、先ほど、前段のデジタル化推進についても申し上げましたが、議会運営 上、情報通信機器を導入するという問題があります。これは議会としては大変大きな課題 であるというふうに認識しているところであります。本会議場における情報通信機器等の 環境整備も必要となること、また、議員各位の情報通信機器の活用力といいましょうか、 ちなみに私などはほとんどできませんので、そういう問題等々があることから、次回の9 月議会から導入しようといっても、これはすぐに導入することは困難であると今現在は判 断しているところです。  今後このことは議会として中期的に、または内容によっては長期的な課題として共通の 位置づけをしたいと。将来に向けてこの環境整備を図っていくということを、検討を進め ていくということを御提案したいというふうに考えます。何が足りなくて、何を整備すれ ば環境が整うのか、もしくは、どのような機材を入れればそれができるのか、どのような 講習をすればそれが実際に使えるのか、そうしたもろもろの環境、または技術的な面、そ うしたものを整えていく。これがまず前提だということを提案として申し添えたいという ふうに思います。  以上です。 ○川畑副座長  ただいま座長からの提案がございました。ただいまの提案につきまして皆さんから御質 問等ございましたらお願いいたします。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川畑副座長  それでは、今の座長提案のとおり御了承をお願いいたします。  続きまして、 (5)議会広報特別委員会設置についてを議題といたします。提案番号45番 でドゥマンジュ委員さんから提案されておりますので、まず、ドゥマンジュ委員さんから 提案説明をお願いいたします。ドゥマンジュ委員。 ○ドゥマンジュ委員  私からは、広報特別委員会の設置というのを提案させていただいています。これは言う までもなく、議会改革にとって議会がどのように皆さんに情報提供していくかというとこ ろは大変重要な点であるということは皆さんも共通だと思います。そうした中で、議会広 報というのはどうあるべきか。これは市議会だよりもそうですし、前のときに検討されま した議会としてのホームページのあり方を充実していくということもここで協議されてい ます。また、こちらから広報するだけではなくて、それが市民の方たちからはどのように 見られているかということをアンケートをとっていくというようなこともまた大事なこと だと思います。  そして、他市の事例などを見てみますと、まずは千葉県の流山市ですが、日本経済新聞 社の議会改革度調査で、全国 810市の中で1位に選ばれたということなんですね。ここが 広報広聴特別委員会というのを立ち上げまして、今ホームページを変えようとしてやって います。それはやはり議会だけではなくて、専門機関として早稲田大学のマニフェスト研 究会ですとか、NTT関連といったところと共同研究をしてやっているということです。 ホームページといえば、三鷹市でも、やはり市議会のところでホームページを提供してい るときに、その画面でこのホームページについてどう思われますかというようなアンケー トをとっていますよね。だから、そのように広報のあり方を考えていくというところで、 それを検討する場が必要だと考えて、この広報特別委員会の提案をいたしました。  市議会だよりにつきましても、今現在のあり方でいいのか、もう少しわかりやすい記事 を、議会としてどういうことがこの議会で話されたのかということを、議案を含めてもう 少し内容を検討していくとかというようなことも考えられると思いますし、特別委員会と いうことで提案しましたが、こういう話し合う場や、またその組織が必要だということで の提案ですので、特別委員会ということにとらわれずにそうしたことができる場をという ことで提案させていただきました。 ○川畑副座長  ただいまドゥマンジュ委員から説明が終わりました。この案件につきまして御意見、御 質問等がございましたら挙手にてお願いいたします。雨宮委員。 ○雨宮委員  質問なんですが、今の説明や最初の段階のプレゼンテーションのときの説明なんかを総 合してみますと、現時点で提案者の頭の中に描いている特別委員会なり、特別委員会でな くてもいいという話もありましたけれども、議会だよりとかホームページというのはちょ っと出てきましたけれども、この機関で対象とすべきいわゆる広報活動の中身はどんなも のなんでしょうか。 ○川畑副座長  ドゥマンジュ委員。 ○ドゥマンジュ委員  あとは、議会報告会をやるということで今、実行委員会が立ち上がりましたけれども、 こういうこともまずは広報の一環だと思うんですね。まず大きなところでの広報といえば、 やはり市議会だよりとホームページに今はなると思います。そこが一方通行だけの提供で はなくて、やはり意見を聞いてよりよくしていくということが必要だと思うので、そのよ うな機能を持った、そういうようなことを追求していくような組織であればいいと思って います。これで答えになりましたでしょうか。 ○川畑副座長  よろしいでしょうか。 ○雨宮委員  はい。 ○川畑副座長  ほかに御質問ございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川畑副座長  座長、お願いします。 ○伊藤座長  議会広報特別委員会設置についての提案の理由、そして意見の交換がなされたところで ございます。  開かれた議会を目指すために議会情報の発信、配信は不可欠であるというふうに考えて いるところであります。議会情報の広報等につきましては、新たに組織を立ち上げるので はなくてもいいという発案者の御意見でありますけれども、現行の市議会だより運営委員 会を活用し、広く議会情報、広報のあり方等についても検討していきたいと考えていると ころでございます。  そのために、調布市市議会だより発行規程を全部改正し、名称も(仮称)調布市議会広 報等委員会――広報委員会、どちらでもあれですけども――と改正させていただいて、議 会情報を市民に発信する手法、手段等、広く広報全般にわたる検討をお願いしたいと考え たところでございます。そのために、御提案の議会広報特別委員会は設置しないというふ うな考え方でございます。すなわち、現在ある市議会だより運営委員会を中身をなお一層 広く議論していただくという、この場所に切りかえて臨むことが妥当であろうと、このよ うに考えておりますので、御理解をいただければと思います。  以上です。 ○川畑副座長  ただいま座長から提案がございました。ただいまの座長の提案につきまして御質問、御 意見ございましたら挙手にてお願いします。大河委員。 ○大河委員  今ある委員会を全面改正して、大変重要な広報のさまざまな部分について話し合うとい うことについては基本的には賛成でございます。  ただ、もう1つ、広報と広聴といいましょうか、議会のことを伝えることもそうですけ ども、議会運営に市民の声や思いをより反映させるために、やはり広聴機能というのがこ れからはプラスされていかなければいけないというふうに思うので、もし名前を変えてや るんであれば、さまざまな議会でもしておりますけど、広報広聴委員会という形にし、そ してそこの中に議会報告会もしたり、そこでこの間のお話にもあったように、そういう市 民の意見も取り入れながら議会に反映していくということが名称からもわかるような形で、 もし改正するんであれば、その趣旨がわかるように広報広聴ということを加えてやってい ただきたいということを私は今聞いていて思いました。 ○川畑副座長  ドゥマンジュ委員。 ○ドゥマンジュ委員  今の大河さんの意見ですが、私も広報広聴委員会という名称にしていただければ、私の 提案した内容からも、やはりそれに合っていると思いますので、ぜひそのように検討をお 願いしたいと思います。 ○川畑副座長  ほかにございますか。井上委員。 ○井上委員  ただいま座長のほうから御提案いただいた方向性につきまして、個人的にはその方向性 で賛同できるというふうに感じております。会派の事情ということで大変恐縮なんですけ れども、現在、市議会だより運営委員会の委員長を拝命させていただいております議員が 我々の会派の中におります。方向性は個人的には理解させていただきながらも、そういっ た座長のお考えにつきましても会派のほうに説明させていただく時間をちょうだいできれ ばというふうに思っておりますので、御理解いただければと思います。  以上です。 ○川畑副座長  雨宮委員。 ○雨宮委員  今の問題ってかなり大事な問題で、むしろ会派での説明というよりか、ここの代表者会 議で基本の方向性がもし確認されたとするならば、その結論をもって、それこそ正・副座 長と議運の正・副との間での調整、それで最終結論というふうにやったほうが……(「議 運? 市議会だよりでしょう」と呼ぶ者あり)。市議会だよりの正・副との間で調整、協 議というほうがいいのかなというふうに思いました。1つ。  それから、これも確認なんですが、広報広聴になるのか、広報でいくのかはともかくと しても、新たに機能を付加される委員会と議会報告会の実行委員会との双方の位置関係を やっぱりはっきりさせておいたほうがいいのかなというふうに思うんですよ。以前にも広 報特別委員会の中に議会報告会の委員会的なものをという議論がたしかあったように記憶 しているんですが、その際にも報告会の実行委員会は実行委員会として独立してという整 理がされていたように記憶しております。しかし、この段階で広報広聴委員会的なものに 移行がされるというふうになるとすれば、その委員会の中の一作業部会じゃないけれども、 そういうものとして報告会実行委員会を位置づけたらどうなのかなと。それは私の意見で す。  それから、もう一点の確認しておきたいことは、規程を全面改定して新しい委員会に移 行した際に、その新しい委員会の検討内容、検討テーマは委員会そのものの中でやるのか、 あるいはこの代表者会議からのある意味での委嘱みたいな形でやるのか、その辺もちょっ と考え方を整理しておいたほうがいいのかなという気がします。 ○川畑副座長  小林委員。 ○小林委員  議長さんからの御提案、お題目を変えるという、それは私どもは理解させていただきま した。ただ、今、雨宮委員が話されたように、中身ですね。この委員会で何をやるのか。 これはやはり逆に言えばペーパーというか、明示していただいて、こういうものを広報等 特別委員会ですか、ここでやりますというものをここの場で議論したほうがよろしいかな というふうに議長提案を出していただくとありがたいかなというふうに思いました。  以上です。 ○川畑副座長  ありがとうございます。林委員。 ○林委員  完全に整理がついているわけじゃないんですけども、先ほど座長のほうから広報的な委 員会云々というお話があったかと思いますけども、意見の中には広聴機能を持たせる云々 とありましたよね。その辺はやはり広聴を入れるとなると、今ちょっと地方自治法をばあ っと開いているんですけども、地方自治法上の問題とか、いろいろな踏まえなきゃいけな い問題もありますし、広聴機能を入れるとなると、広報とまた別な次元の問題も出てくる んじゃないかと思いますんで、その辺はもう少し慎重に進めていただければなと思ってお ります。  以上です。 ○川畑副座長  ほかにございませんか。座長。 ○伊藤座長  それぞれの御意見をいただきました。それでは、まずは基本的なところから御理解をい ただきたいと思います。私どもから提案させていただいたのは、あくまでも、広聴は別と して今現在、御提案しているという、このことをまず確認していただきたい、このように 思います。  そして、どのようなものを今後、名称を変えるなり幅広く議論していただく内容とする のか否か。この内容については、後ほど私のほうからそれぞれの委員さんのほうに御提示 しますので、その中身を各会派でよく御議論していただいて、次回にこのことについて議 論していきたい、このように考えておりまして、よろしく御理解をいただきたいと思いま す。  そして、広聴についてはどのような場がいいのか、広聴の機能の設置をどこの場でする のか、いつ設置したらいいのか、しなくてもいいのか、もろもろあるでしょう。そうした 御意見は別の意見としてぜひお聞かせいただければと、このように思います。  以上です。 ○川畑副座長  ただいま座長のほうから次回改めて協議するということでございますので、よろしいで ございましょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川畑副座長  ありがとうございます。それでは、そのようにさせていただきます。  次に、 (6)パネル等補助資料使用時届出についてを議題といたします。提案されている のは雨宮委員さんでございます。雨宮委員さん、御説明をお願いします。雨宮委員。 ○雨宮委員  これは現状を明示的に確認するということで、「本会議場(委員会室)でパネル等補助 資料(機材)を使用する場合は議長」、実は「(常任委員長)」というのが抜けているん ですよね。だから、「議長」と「申し出る」の間に「(常任委員長)」。これは現状でも 運用はされていると思いますので、本会議運営と委員会運営を同一にするということを明 示的に規定するというだけの話です。 ○川畑副座長  説明が終わりました。ただいまの説明に対して皆さんの御意見等ございましたら、御質 問等でも構いませんが、挙手にてお願いいたします。ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川畑副座長  伊藤座長、お願いします。 ○伊藤座長  それでは、パネル等補助資料使用時の届出についてということでございますが、一応の 流れも再確認しておきたいと思いますので、私から申し述べたいと思います。  委員会においてパネル等補助資料を使用する場合は、事前に委員長に申し出をすること とするという、これは御提案のとおりだと思います。資料の大きさ等は本会議場の使用に 準じるという形でお願いしたいと思っています。  なお、本会議場における一般質問時におけるパネル等補助資料使用については、平成23 年12月13日開催の幹事長会議において、本会議場において資料、パネル等を使用する質問 者は一般質問をする土日、休日を除く前日までに事務局に通告することと了承されており ますので、改めて確認いたします。  なお、資料を提示される質問者において、その資料のコピーの配付を希望される質問者 は、質問をする前日までに提示される資料のコピー、A4サイズを事務局まで提出したら いかがかなというふうに御提案するものであります。これは、それぞれのパネルをつくる ときに縮小してA4で印刷が可能な場合、もしくは手書きで縮小印刷が可能な場合、また は御自分でそういった資料も各議員、各理事者に目を通していただいたほうがいいと判断 した場合に用いるということになりますので、パネルを出したイコールA4も出さなけれ ばいけないというものではありませんので、御理解いただければと思います。  提示される資料のコピーが事前に提出されれば、当日本会議場に配付することを許可い たしたい。配付された手元のコピーを見ながら質問者の質問を聞くことが可能となりまし て、質問の趣旨がよりわかりやすくなるメリットがあることからお願いしているところで ございます。先ほども申し上げましたけれども、あくまでも質問者の希望によることとい たしますので、製作については質問者の判断にお任せいたしたいと考えているところであ ります。  なお、事前に提出された資料のコピーは、質問当日、あらかじめ議席の机上に配付して おきたい、このように考えているところでございまして、パネル等補助資料の使用届出の 御提案になお一層、中身を濃くしての私からの提案ということで御理解をいただければと 思います。  以上でございます。 ○川畑副座長  ただいま座長から提案がございました。これにつきまして御意見、御質問ございますか。 雨宮委員。 ○雨宮委員  大変丁寧な補足提案というか、ありがとうございます。それで、これは確認なんですが、 パネルのサイズってA2でしたっけ。限界。A1ですか。 ○川畑副座長  新聞、A1だそうです。よろしいですか。 ○雨宮委員  はい。 ○川畑副座長  それでは、ただいま座長から提案しましたとおり御了承をお願いいたします。よろしく お願いいたします。  それでは、皆様の活発な議論によりまして、本日の会議の時間はなくなってまいりまし た。つきましては、残った協議・検討事項につきましては、次回の代表者会議で協議いた だくこととしたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川畑副座長  それでは、日程の2、その他でございますが、代表者会議の日程でございます。次回、 第15回代表者会議は10月2日火曜日午後3時から、ここ、全員協議会室で開催いたします。 また、その後の日程は、第16回代表者会議を10月22日月曜日、第17回代表者会議を11月9 日金曜日、第18回代表者会議を11月19日月曜日、これはいずれも午後2時から全員協議会 室で開催したいと思いますが、よろしいでございましょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川畑副座長  ありがとうございます。それでは、今後の代表者会議の日程につきまして御了承をお願 いいたします。  それでは、傍聴の皆様には、感想などがございましたら配付されております用紙に記入 の上、事務局まで提出をお願いしたいと思います。  長い間お疲れさまでした。以上をもちまして、本日の予定していました案件は終了いた しました。それでは、本日はこれにて終了いたします。ありがとうございました。    午後3時56分 散会