令和5年度第5回調布市スポーツ推進審議会議事録(要旨)                      日 時 令和6年2月22日(木) 午後6時30分 会 場 教育会館 302・303研修室 ○スポーツ振興課長  皆さん,こんばんは。本日はお忙しい中お集まりいただきまして,誠にありがとうございます。  それでは,令和5年度第5回調布市スポーツ推進審議会を開催させていただきます。よろしくお願いいたします。  なお,本日の開催に当たりまして,C委員とE委員からは欠席の御連絡をいただいていて,委員9人中7人が出席されているということから,調布市スポーツ審議会条例第7条の規定により本審議会が成立していることを御報告させていただきます。  それでは,これから議事の進行を会長にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○会長  では,改めまして,こんばんは。今日は傍聴の方は。 ○事務局  なしです。 ○会長  では,今日はまた限られた時間ですけれども,大きな議題が2つありますので,これから始めていきたいと思います。  それでは,配付資料の確認等を事務局でお願いしたいと思います。 ○事務局  では,私から確認いたします。  お手元,次第の下に資料目録が書いてありますので,そちらに沿って御案内します。1点目が調布市スポーツ推進審議会委員名簿,A4サイズの縦のものになります。続いて,調布市スポーツ推進計画(素案)に対するパブリック・コメント手続の実施結果,横書きのものです。ホチキスで留めているものになります。続いて,調布市スポーツ推進審議会委員からの御意見への対応一覧,A3で蛇腹折りになっているものが1つです。あと,調布市スポーツ推進計画(素案)について(協議)というもので,これもA4サイズの縦書き1枚のものになります。続いて,調布市スポーツ推進計画(素案)について(回答)というもの,こちらもA4サイズのもの1枚になります。あと,調布市スポーツ推進計画(案)という冊子が御用意しております。次がNTT東日本バドミントン部の地域感謝祭のチラシ,こちらはカラー刷り,両面のものが1部でございます。続いて,FC東京シーズン開幕に向けた取組についてで,左上にホチキス留めされているA4サイズのものです。続いて,読売巨人軍球団創設90周年に向けた取組について,こちらも同じく左上,ホチキス留めされたものです。最後に,調布市応援アスリートの追加認定についてというもので,カラー刷り,両面のもの1枚になります。  不足等ございませんでしょうか。――では,資料の確認を終わります。 ○会長  それでは,議題に沿っていきたいと思います。まず,1番の調布市スポーツ推進計画についてということで,事務局から説明をお願いします。今日はメインがこの大きなものが1つになりますので,ちょっと時間がかかるかと思いますけれども,どうぞよろしくお願いいたします。 ○事務局  それでは,私から説明させていただきます。  まず,振り返りになるのですけれども,前回のスポーツ推進審議会については,令和5年11月28日に開催させていただきました。そちらでは,推進計画の骨子案ということで,皆様にお示しさせていただきました。そこでの御意見等を踏まえまして,素案というものに昇華して,令和5年12月25日から令和6年1月24日まで素案に対するパブリック・コメントを実施しました。この間,パブリック・コメントによって,市民の皆様から意見を募るとともに,審議会委員の皆様から,また,今回の計画策定に当たってスポーツ関係団体の皆様,また,庁内各課から御意見をいただきまして,素案を修正し,現在,確定版に向けた作業を進めているという状況でございます。  今回の審議会で確定版の案の御説明を差し上げた後に,また御意見があれば,修正を反映させていただいて,3月に庁内の会議で諮り,そこで承認がもらえれば,策定,公表という段取りになってまいりますので,御承知おきください。  その中で,市民の皆様からいたいだいた意見の御説明等をさせていただきたいと思います。まず,調布市スポーツ推進計画(素案)に対するパブリック・コメント手続の実施結果という資料を御覧ください。先ほど説明しましたとおり,令和5年12月から1月末までパブリック・コメント,いわゆるパブコメを実施しまして,結果としてお2人から3件の意見がございました。1つが施策の展開について,またその他の御意見という内容になっております。  1つは,スポーツ環境についてということで,調布市総合体育館の中では敷地内禁煙を実施しておりますが,その取組について御評価いただきながら,ぜひその取組を継続していってほしいという内容が1つ。もう1つは,受動喫煙の話と関係してきますけれども,子どものスポーツ環境を維持していく上でも,スポーツをやっている子どもたちの受動喫煙対策をしっかりやってほしいということで,この御意見の中では,指導者等に対しての啓発の機会をつくっていただけないかというもの。3番については,西調布体育館の移転,更新の検討の中で,武道場,畳室の設置を含めてはいかがかという御提案の御意見になっています。  この3つについて,右側が市の考え方ということでお示ししています。  1つ目のものについては,調布市では受動喫煙防止条例を令和元年7月1日から施行しておりまして,その条例の中では様々な受動喫煙に関する考え方が示されております。その中では,当然のことながら路上喫煙禁止区域の指定はもとより,市立の公園とか,または緑地,緑道などでの喫煙を禁止しております。また,市の施設,市立施設においても喫煙を禁止しております。その中に調布市の総合体育館というのももちろん含まれておりますので,引き続き同条例の趣旨に基づいて取組を継続していくという内容になります。  また,2つ目についても,受動喫煙防止条例の中で,スポーツ施設を含む市立施設について,喫煙を禁止しているということですから,スポーツ活動中の受動喫煙対策というところにも資する内容になっておりますので,引き続き取組と啓発を図っていくという回答になっております。  3番目,西調布体育館の内容については,西調布体育館は確かに武道系がメインの施設ではあるのですけれども,卓球での利用が実は最も多いという状況になっております。なので,武道系なのか卓球なのかというのはあるのですが,西調布体育館を利用している皆様が引き続きスポーツ活動が継続できるように取り組んでいくという内容です。畳室に対しての,具体的な提案に対してのお答えというのは,この段階ではなかなか難しいというところなので,こういう回答にしております。  こちらのパブリック・コメントの内容については,スポーツ推進計画策定,公表の段階で,一緒に市民に対して公表していくという予定をしておりますので,御承知おきください。  次に,調布市スポーツ推進審議会委員からの御意見への対応一覧という資料を御覧ください。  こちらは皆様からいただいた御意見をそれぞれどのように反映しているのかということをまとめたものです。もしかしたら,ページが最後の修正過程で若干ずれてきている部分もあるかもしれないのですけれども,その中で,このように対応しましたということを少し御説明させていただきます。  1つ目のところは誤植が,括弧が抜けていたりしたので,そこは修正しましたという内容,2つ目は,東京大会というのを東京2020大会というように修正しました。次は大会の表記を修正した内容です。4つ目も同じです。  3ページの20行目で,ここも表現についての御指摘がありましたので,御指摘の部分について修正させていただきました。  12ページの1行目,「共生社会とは」というくだりで,そちらの記述について,もう少し丁寧に記述をという御意見でしたので,こちらは御意見のとおり修正して,反映させていただきました。  また,14ページのスポーツ・インテグリティの確保ということで,スポーツ・インテグリティは高潔性の確保,片仮名が多いという御意見もいただいているのですけれども,こちらはちょっと分かりづらいので,高潔性と書かせていただきながら,今回の計画については,素案からページの下に随時注釈を入れているという構造になっております。なので,スポーツ・インテグリティが出てくる最初,14ページの下にスポーツ・インテグリティの注釈を入れています。高潔さ・品位・完全な状態を意味する言葉。スポーツにおけるインテグリティとは,スポーツが様々な脅威により欠けることなく,価値ある高潔な状態を指すということで,御指摘のあった計画の中に片仮名語とか略称みたいなものが結構出てくるのですけれども,それは可能な限りこうした注釈で言葉を補うということをしております。どうしても時代の中では片仮名として呼ばれ始めている内容というのは出てきます。ただ,それが耳になじんでいなかったりすることは実際あると思いますので,それはどなたが読んでもできる限り分かるような工夫はしました。ただ,足りない部分もあるかと思いますので,読んでいただいた中で,これはやはり補ったほうがいいという御意見がありましたらおっしゃっていただければと思いますので,よろしくお願いします。  次に,20ページの下段のところで,多摩地域の一大スポーツ拠点の写真がありましたけれども,文中で味スタ,武蔵野の森総合スポーツプラザ以外に調布基地跡地運動広場の話があったので,そちらの写真を追加しております。  24ページ以降の市のスポーツ推進の現状等で,いろいろなグラフ,データが出てきます。そちらについて,出典の明記をという御指摘もいただいておりますので,基本的に出典を明記させていただきました。ただ,一次情報として我々がここに挙げたものについては,出典は書いておりませんので,御承知おきください。  あとは24ページのところは少し細かい表記の御指摘を直したり,数値の修正をしております。  25ページの,これは直したので,必ずしも合っていないのですが,これまでの市のスポーツ推進の現状の表記の仕方で,基本はデータに基づいた現状の記述をしているのですが,一部データがないけれども,所与のものとしてといいますか,記述だけあったというものがありましたので,読み手としては分かりづらいという御意見を踏まえまして,できる限り根拠となるデータを示しているというものです。一部まだ反映されていないのがあるので,そちらは最終版に向けて調整していきたいと思っております。  30ページは,子どものスポーツのところで運動・スポーツをやってよかったことという回答があって,何%と書いているのですけれども,人数を示せないかという御意見だったのですが,全体としてパーセントで統一しているというところで,現行のままいかせていただければと思っております。  38ページです。すみません,ちょっとずれています。これだと39ページです。39ページに図表36があるのですけれども,ここが素案の段階だと左上の%がなかったので,パーセントをしっかり書いたという内容です。小さいという御指摘もあるので,見やすくしていきたいと思っております。  次,43ページを御覧ください。ここは基本政策の表記を変えた部分になります。スポーツ環境の充実の中に,一番下,今はスポーツに関する情報発信の充実となっておりますけれども,素案の段階ではスポーツ・レクリエーションに関する情報発信の充実としておりました。ここで,スポーツ・レクリエーションというのが,スポーツとレクリエーションなのか,スポーツ基本法でもスポーツ・レクリエーションという言葉もあって,そちらを指しているのか,どっちなのかが少し不明確という御指摘もありました。  基本的には,我々が今回定義しているスポーツというのは,競技スポーツだけではなくて,スポーツ・レクリエーション活動も含むということで理解しておりますし,この中でも定義していますので,そういった意味では,スポーツ・レクリエーションではなく,スポーツという広いほうの概念で修正させていただいておりますので,御承知おきください。  51ページのところ,少し文章の表現の御指摘がありましたので,こちらは修正させていただいております。  次に,61ページを御覧ください。また細かいところではあるのですけれども,コラムの微修正といいますか,「コラム」というのがなかったので,そちらをつけたのと,あとはAEDを設置している市立スポーツ施設ということで,素案の段階では括弧でその具体的な場所まで書いていたのですが,例えば調布基地跡地運動広場のE2,E5,E6みたいな具体の面まで,地図がない中でなかなか分からないので,そこまでは不要と。あくまでもどこに置いているかというのを明示するというのが目的なので,こちらは省略させていただきました。  次,64ページを御覧ください。64ページは味の素スタジアムの表記について,東京スタジアム(味の素スタジアム)ではないかという御指摘がありました。味スタの表記について,ちょっと特殊なのですけれども,スポンサーとの兼ね合いというルールの中で,オリ・パラとか,ラグビーワールドカップの文脈の中では,本来,味の素スタジアムというネーミングライツがついた名前は使えなくて,基本は東京スタジアムというようにしていました。ですが,この中では,そうしてしまうと東京スタジアムと味の素スタジアムの違うスタジアムが2つあるように初見の人は見えかねないので,オリ・パラ,ラグビーの文脈では,東京スタジアム(味の素スタジアム)という表記をして,オリ・パラ,ラグビーの文脈以外では味の素スタジアムという表記に修正しております。  76ページです。こちらはデフリンピックという言葉が出てきますけれども,正式というところで東京2025デフリンピックというように修正しております。  次,下,文言のところで一人一人という,「ひとり」が平仮名,漢字という表記の仕方がばらばらだったところもあるので,漢字で一人一人というように統一しております。  次,スポーツ機運の高まりという,機運の言葉の使い方で,国のほうでは,スポーツ機運を「機」にしていたり,東京都は違う「気運」にしていたりというのが難しくて,文脈とかにもよるのですけれども,調布市の場合はオリンピック・パラリンピックを契機にスポーツの機運を高めていくとか,そういった使い方を今までしてきたというのがあるので,本来はもしかしたら文脈上使い分けなければいけない部分があるかもしれないのですが,今までの市の流れと国の表記に合わせて,こちらの機運としていますので,御理解いただけますようお願いします。  最後,「障害の有無にかかわらない」というところが,平仮名,漢字の表記のぶれがあったので,それは平仮名に統一したという内容でございます。  たくさん御意見いただきまして,ありがとうございます。素案の段階では,なかなか詰め切れなかったところをこうしていただきまして,本当に感謝しております。  また,こちらは審議会委員の皆様からの御意見なのですけれども,これ以外にさっき申し上げたスポーツ団体の皆様から,また,庁内からも御意見がありました。ただ,計画の内容そのものに関するというよりかは,文言の使い方とか事業名称の話とか,そういったところでしたので,説明は割愛させていただきたいと思っております。  次に,調布市教育委員会宛ての資料を御覧ください。こちらはスポーツ基本法第10条におきまして,スポーツ推進計画の策定に当たっては,教育委員会の意見聴取をするというように規定されておりますので,そちらの規定にのっとり,教育委員会に意見照会したものです。2枚目にありますが,回答としては,我々から直接教育委員の皆様に御説明差し上げて,読んでいただきました。意見は特になしという内容でしたので,御報告させていただきます。  以上が皆様からの御意見の報告でございます。結果的にこの推進計画案,5章立てプラス最後に資料編をつけておりまして,全90ページに及ぶ内容となっております。まだ表紙も含めたデザインですとか,あと計画の中の表の見せ方とか,資料編の内容などについては,少し細かいところが詰め切れていない内容があるのですけれども,趣旨としては,こういった内容でいきたいと考えておりますので,御理解のほどよろしくお願いいたします。  ひとまず私からは以上です。本日のこの場で細かいところを含めて,全体でもいいので,皆様からコメント等をいただきながら,最終案の確定に向けて作業してまいりたいと思いますので,よろしくお願いします。 ○会長  ありがとうございました。大筋とすれば,素案がそんなに動いていないということで,多少表記のことだとか,微調整についての御意見。それからパブリック・コメントについては,2人から3件の御意見をいただいたというようなことです。取りあえずどこからでも構いませんけれども,何かお気づきのところ,あるいはここがまだ抜けているというのがありましたら御指摘いただければと思いますが,いかがですか。ここは今日のメインですので,少し時間をゆっくり取りたいと思います。 ○事務局  私から補足1点なのですけれども,24ページを御覧ください。ここは私どもも注意して説明していかなければと思っているのですけれども,今回のスポーツ推進計画の成果指標の中で,週1回以上スポーツする市民の割合を現状68.9%なので,70%に持っていきたいという目標を立てています。その68.9%という数字の根拠なのですけれども,今回,この計画をつくる上で,令和4年度に調布市民のスポーツ活動に関する実態調査を行いました。そちらでも週1回以上運動する市民の割合が出てきているのですけれども,そちらの数値は採用しておらず,調布市民意識調査という毎年実施している調査での数値を使っております。  これはなぜかというと,市の基本計画でも市民意識調査で拾ってきているいわゆるスポーツ実施率,週1回以上運動する市民の割合を成果指標にしておりますので,そことの連動という観点が1つ。また,その数値というのは経年で追っていかないと,こちらとしても定量的に成果の把握ができないと考えておりまして,そういった意味で数値の連続性という観点で実態調査ではなく,市民意識調査の数値を拾ってきているという内容になりますので,外部の方でしっかりこれとは別にある実態調査の報告書をちゃんと読むと,数字が違ってくるぞという場面はあるのですけれども,それはそういった意味で数値を違うところから持ってきているというところですので,あらかじめ御承知おきください。  今のお話は24ページの下の注釈の19のところに記載させていただいておりますので,よろしくお願いします。 ○会長  何か気がつくところはございますか。細かく御覧になる方はいらっしゃいますので,分かる範囲で見ていただければ。特に御意見を出された方,自分の意見が採用される場合もあるでしょうし,こういう理由でそのままですよということもあるかと思いますので,腑に落ちないところがあれば,御確認いただければと思います。  現物はカラー版になってくるのですか。 ○事務局  カラー版にします。 ○I委員  これはこれで1冊になるのでしたか。 ○事務局  これが本編というか,もちろん資料編も含めた本編がこちら。これと併せて概要版も作成します。概要版については,素案のときにはちょっと小さいのですけれども,こちらのA3判を皆様にお示しして,かつ対外的にも素案と一緒に公表しております。今回は確定版については,こういった形ではなくて,12ページの小冊子を作って,その中で,計画のポイントが落ちているというものにしたいと思っています。なかなかこれを市民の方も読み込むというのは多分難しいと思うので,これは行政の考え方を整理するということで持っておきつつ,基本的には概要版を見ていただいて,市民の方にはこういった方向でスポーツ行政は進むのかというところを理解してもらえばいいかなと考えております。 ○会長  いかがですか。資料編の88ページには各委員のお名前も出ていますので,間違いがないか,大丈夫ですか。  冊子は何部ぐらい作成の御予定なのですか。 ○事務局  約50部です。今までは,庁内でいろいろな計画をつくってきて,冊子で大量に作成して皆さんに読んでいただくというのが基本スタンスだったのですが,昨今の傾向としてはペーパーレスということも進んでいるので,最小限までとは言わないですが,作成部数をある程度絞って,あとはデータとして皆様にお示しするとか,あとは印刷して渡すとか,そういう対応がメインになります。完成したら皆様にお送りさせていただきますので,よろしくお願いします。 ○会長  特にございませんか。いいですか。取りあえず先に進みまして,時間が残りましたらまた戻って,何か気づかれたところで受けたいと思いますので,よろしいですか。では,事務局,そのように進めさせてください。  では,続きまして,議題2,その他の情報提供という形になりますけれども,事務局のほう,よろしいですか。 ○事務局  では,私からその他ということで,情報提供させていただきます。まず,こちら,バドミントン体験会を御覧ください。  市は,NTT東日本と包括連携協定を締結しておりまして,スポーツのみならず,教育や行政全般について連携しながら対応しているところでございます。その一環としてといいますか,協定締結前からNTT東日本バドミントン部とスポーツ振興課が関係を構築してやっている事業で,それが今回3回目になります。NTT東日本主催でやる地域感謝祭に調布市が共催で協力しているというものです。  3月3日に入間町にあるNTT東日本の中央研修センタで開催します。  午前は初心者コース,午後はチャレンジコースということでレベル別に分けて,各部60人の募集をしているところです。午前の部については,倍率5倍,約300人からの応募がありました。断腸の思いで60人に絞ったわけなのですけれども,チャレンジコースは50人弱ぐらいの応募があったということで,昨年度はNTT東日本の中央研修センタではなくて,武蔵野の森総合スポーツプラザのサブアリーナでやって,そちらも10倍とか…… ○スポーツ振興課長  100人の募集のところ500〜600人来て,そこをNTT東日本バドミントン部の御協力で100人定員を150人まで増やしてもらったということがありました。それはよかったのですが,当日やはり人が多くなったがゆえに待ち時間が結構増えてしまって,その辺のバランスがなかなか難しいと思いながら, 60人というのが来てくれた人に待ち時間もなく楽しんでもらうぎりぎりの人数ということで,今回は60人でいかせていただくことになります。 ○事務局  申込みはもう締め切っております。3月3日に開催してまいりますので,また開催した様子とかをこういった審議会の場で御報告させていただきたいと思います。  次に,読売巨人軍球団創設90周年に向けた取組についてという資料を御覧ください。  市と読売巨人軍については,ここに書いてありますが,平成27年以降にイースタン・リーグ,プロ野球の2軍戦の市民の無料招待事業ですとか,小学校にジャイアンツのアカデミーの方が行って,体育授業の支援を行ったり,あとは幼稚園とか保育園,こども園への訪問事業など,連携した取組を長年続けてきたのですけれども,そういった連携した取組を土台に,昨年5月23日に読売巨人軍と連携協定を締結いたしました。今までの取組が変わるものではないのですけれども,さらに連携を強化していきましょうという内容でございます。 読売巨人軍は2024のシーズンに球団創設90周年を迎えるということで,市と連携した様々な取組をやっていきたいと考えております。それがここに書いてある2番の実施内容のところですけれども,調布市広報大使の就任ということで,萩尾匡也選手,佐々木俊輔選手というお2人が調布市の広報大使に就任いたしました。そのお2人のプロフィール等は2枚目のところに書いています。お2人とも若い選手で,ジャイアンツの取組としても多摩周辺で連携協定を締結している自治体それぞれにこういった広報大使を立てて,ぜひ地域の顔として一緒にPRしていくのだということの取組を行っております。  市としても,このお2人が市に直接来て何かをというのは,シーズン中だったりするとなかなか難しいのですけれども,画像の提供,動画の提供ですとか,メッセージをもらうですとか,そういった可能な範囲で協力しながら市のPR活動等を行っていただくということになっております。  また,街路灯フラッグの設置ということで,読売巨人軍が90周年のオリジナルフラッグを作成いたしましたので,そちらを3月下旬頃から調布駅前広場周辺に順次取り付ける予定です。デザインは2枚目のところにありますので,御確認をお願いいたします。  また,その他,これまで行ってきた事業について,引き続き読売巨人軍と連携しながらやっていきたいと考えております。  こちらの説明は以上です。  次に,FC東京2024シーズン開幕に向けた取組について御覧ください。  FC東京の新シーズン,Jリーグは明日開幕します。24日に開幕戦を迎えるということで,ヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪とやることになっております。FC東京と長年一緒にいろいろな取組をやってきているのですけれども,今年度も市としてFC東京を応援していきたいと考えていますので,こちらに開幕に向けた応援の取組を記載しております。  FC東京は,今シーズンからエンブレムのデザインに変更いたしました。それに伴って,我々は様々なところでFC東京を応援する取組をしているのですけれども,それらを張り替え,つけかえという対応をしております。それは具体的にはここに書いてあるとおり街路灯フラッグですとか,市役所の本庁舎エレベーター1階の部分ですとか,あとは市役所の本庁舎の懸垂幕についてリニューアルしました。そのデザインが次のページに書いてありますので,皆様もお立ち寄りいただいた際には,ぜひ御覧いただきますようお願いいたします。  また,これも毎春やっているのですけれども,たづくりの外壁のところのLEDの照明を青赤にして点灯するという取組をやっております。  また,市とFC東京で市民からFC東京への応援メッセージの発信ですとか,また,逆にFC東京から市民へのメッセージの動画をいただいたりしておりまして,基本的にはSNS,旧ツイッターのXにて発信しておりますので,ぜひ御覧いただきますようお願いします。  このほか,各種広報媒体にてリーグ開幕のPRを行っております。 ○スポーツ振興課長  補足なのですが,こちらのFC東京の街路灯フラッグは,調布駅にはもうかかっていて,あと飛田給,西調布,国領,仙川にもかかっています。今後,希望する商店街には順次かかっていくということになって,新しいエンブレムでのフラッグが市内中にかかるという内容になるのと,あと市役所の1階のエレベーター,ぜひ何かのときに見ていただければと思います。なかなか圧巻というか,いいデザインになったなと思っています。あと一番左の本庁舎懸垂幕ももうかかっています。ちょっと今日は暗いので,なかなか見えにくいかなとは思うのですが,昼間にお立ち寄りの際は,ぜひ御覧いただければと思います。  FC東京の応援に向けた取組ということで進めているところではあるのですが,今シーズン,J1リーグに東京都内のJのクラブが3チーム揃います。FC東京,東京ヴェルディ,あとはFC町田ゼルビアと初めて3チームそろい踏みということもあって,そこに関連する11の自治体というのがありまして,FC東京であれば,ホームタウンは東京都なのですけれども,その中の株主になって,出資している6市,調布,府中,三鷹,小平,西東京,小金井の市長。あと,東京ヴェルディであれば,稲城,多摩,日野,立川の4市の市長。その4市もヴェルディに出資している市となります。ヴェルディも東京都がホームタウンなのですけれども,出資はその4自治体。あと町田ゼルビアは出資というわけではないのですけれども,ホームタウンが町田市です。その11自治体の市長が,今回,3クラブがJ1にそろい踏みになるということで,それぞれがそれぞれのチームを応援するのですけれども,一緒になって多摩地域と東京を盛り上げていければというような共同宣言を,実は昨日出させていただきました。  あわせて,11市長プラス,クラブ側も3クラブ連携して,一緒になって東京を盛り上げていきましょうといったような,熱い戦いをしつつ,お互いにリスペクトしながらといった声明を出したところですので,それがスポーツ振興課のXですとか,それぞれのクラブのホームページですとか,あと今日の東京新聞と朝日新聞の地方版のところにも掲載されたりといった取組をしております。  我々もFC東京をずっと応援し続けてきて,そこのスタンスは変わらないのですが,ぜひ東京都内のクラブということで,ダービーはばちばちにやるのですけれども,お互いにリスペクトしながら共にある意味一緒に頑張っていくといういいライバル関係でいられたらということで,そういった宣言を出したということを御承知おきいただければと思います。  以上です。 ○会長  質問1ついいですか。4本線は何か意味があるのですか。 ○事務局  4本のラインは,最前線,クリエイティビティ,多様性,可能性ということで,クラブの土台となって文化をつくり上げるための4つのバリューということで,FC東京が今まで大事にしてきたものを象徴しているというようです。 ○会長  ありがとうございます。何かの意味は当然あるのだろうなと思いながら。  もう一つ残っている応援アスリートについてお願いします。 ○事務局  こちらを御説明します。  調布市応援アスリートの追加認定ということで,これまで13人の応援アスリートを認定してきたのですけれども,認定日は少し前で12月25日なのですが,新たにお2人の方を認定いたしました。  1人は,小林兼輔さんというテニスをやっている方で,七中在学中で桜田倶楽部というテニスクラブで活動されています。小林さんは,ワールドジュニアの男子・決勝大会で日本団体10位ですとか,ワールドジュニア男子・アジア/オセアニア予選で日本団体優勝など国際大会を中心に優秀な成績を収められているという方です。  また,もう一人は隈元凌さんということで,この方はいわゆるパラスポーツということで,IDバスケ,知的障害のバスケットボールをやっている方です。調布市出身,調布市在住という方で,2023年のかごしま国体で3位になっております。また,2018年の福井で行われた全国障害者スポーツ大会では優勝している方でございます。  この方は実はパラリンピックの聖火ランナーにも選ばれた方でして,市とはつながりがあったのですけれども,今回,このような形でエントリーしていただきまして,内部で審査の上,認定という運びになった方々でございます。  資料の裏面を見ていただくと,今までの13人の方が書いてありますので,そこにこのお2人を加えて,現在15人の方が応援アスリートになっているという状況です。もちろん今の方もトップアスリートなのですけれども,当初は本当にトップアスリートの方のみだった取組が,市民への浸透がされてきて,いろいろな競技の方が御自身から,ないし周辺の方から情報提供があったのかエントリー,申請が来ているという状況でございますので,調布市としても,こういった取組をどんどん広げていって,応援するアスリートを増やしていきたいと思っております。  以上です。 ○会長  追加認定は分かるのですけれども,15名になりましたよね。何かがあったり,あるいは自分からもういいですということになると,認定選手から外れるのですか。 ○事務局  この制度を要綱として定めて運用し始めたのが今年度の4月1日からです。そこからこれを見ると,8番の青蝟「愛さんが2023年4月1日からとなっていますので,この方以降の方が新たな枠組みで認定した方になります。  その要綱の中でも,基本的にアスリートの方が自分から同意した上でのエントリーになっていますので,特に新たな要綱制定の前にこちらから認定した方については,当然,例えばですけれども,現役ではなくなったとか,何らかの事情で競技をしないとか,それぞれの御事情があると思うので,できれば年度単位で御意向も確認しながら,こういったところに認定アスリートとして掲載していきたいと考えています。 ○会長  ほかはいいですか。では,今この4つ,資料に基づいて説明がありましたけれども,何か御確認のところがありますか。 ○B委員  今年の2月に本校の高3の生徒がFC東京とプロ契約をしたのですけれども,応援アスリートというのは,調布市在住でなければいけないのですか。 ○事務局  調布市在住でなくとも,活動拠点が調布市であればいいのと,要件の中に,プロスポーツ,プロの方であればいいという要件もあるので,具体的には申請をいただいて審査にはなるのですけれども,聞いた感じだと要件に合致するのではと思います。市ゆかりのアスリートということで,在住とか出身でなくても,市内の高校とかに在学していれば,要件は満たすと思うので,ぜひ御検討を。 ○会長   1点,説明を聞いていて,もったいないかなと思ったのはバドミントンの体験会の初心者コース。去年の待機時間が長かったからという反省に基づいて60人で切られたということなのでしょうけれども,何かお互いがもったいないかなという。バドミントンという競技に興味を持っている子どもさん,場所を変えるとか,対応する選手を少し増やしてもらうとか,何か工夫があればいいのにと思ったのです。 ○事務局  この60人というのは,本当はもう少し少ない人数かなというところから議論が始まったのですけれども,最大限受け入れたいということで考えたラインが60。かつ場所が武蔵野の森スポーツプラザのサブアリーナとNTTの中央研修センタだと全然広さが違うので,受入れ側からすると,安全・安心に運営するには,どのラインまでが大丈夫かという観点で,そのぎりぎりのラインが60だったということです。  ただ,会長がおっしゃるようにもったいないなというのはあります。一方で,NTT東日本バドミントン部も実業団の大会が終わって,3月は結構全国行脚でいろいろなところで,地域貢献活動をされるらしいのです。なので,今回,これができるというのは,もちろん複数日程やっていただければみたいな話も出たのですけれども,やはり還元するには1日の事業かなという中で,場所もNTT中央研修センタの体育館だとこれが最大規模ということになりました。 ○スポーツ振興課長  NTT東日本バドミントン部としても,去年は武蔵野の森総合スポーツプラザでやったのですけれども,自分たちが活動している体育館を身近に感じてもらいたいという意向もおありのようです。それこそ桃田選手を含め,日本代表選手とかが結構いるチームがふだん練習しているところに地域の子どもたちを招いてということをやりたいという話も聞いているところなので,今回,改めて中央研修センタの体育館で行うということになりました。 ○会長  分かりました。ほか何か御意見。では,お願いいたします。 ○H委員  ちょっと宣伝を兼ねてということです。さっきの小林さんというテニスの方,桜田倶楽部から加わったということで,実は桜田倶楽部からスポーツ推進委員会に小学生を対象にした講習会,体験会をやりたいというお話をいただいています。その趣旨は,テニスが下火になり,テニス人口が,特に子どもがどんどん減ってしまっているということで,ぜひ体験会を調布市内でやっていきたいという申出がありました。スポーツ推進委員会は,皆さんにスポーツをする機会をつくったり,つなげるというのが1つ大きな仕事になっています。  桜田倶楽部は皆さん御存じだと思いますけれども,松岡修造をかつては出して,場所は深大寺のすぐ南側にあります。深大寺小学校と上ノ原が近くにありますので,まずはそこのお子さんを対象に4月1日に定員は40名ということで今募集をかけているところで,桜田倶楽部のコートを使って,そこのコーチの方が体験会をやってくださるということで今進んでおります。 ○会長  私が勤務していたときにも1人全国大会に出ている選手がいました。ありがとうございます。情報提供をいただきました。  ほかいかがですか。――では,一番最初の案についてでも構いませんので,気がついたところを何か御発言いただいてと思います。  私のほうでは,立場的に部活動の地域移行というのがずっと頭の中にあるものですから,今年の1月18日,19日に,京都市で日本中体連の研究大会があったのです。そこでも1つのテーマは地域移行という形になりました。  私がいた分科会で話が出ていたのは,モデル地区になって,お金がある程度提供されているところについては,もともとある程度素地があって,できそうなところだからモデル地区の指定が来るわけですよね。その3年間については,自分たちもやらなければいけないということがあるのでやっているけれども,そうはいわれてもモデル地区になったところでもなかなか動いていないのが現実なのだという話。  それから1つ,小さな山の中の町なのですけれども,町の中に3つ中学校があるのです。A中学校が一番山の中,BとCはまあ近い。AとB,AとCはそれぞれフルマラソンよりも遠いのです。同じ町の中でも42〜43キロ。遠いところは47〜48キロとかと言っていたかな。ここで合同チームで毎日練習しているのです。基本はBとCは近いからいいのですけれども,Aの子はどうするか。町のバスが出ているのです。剣道が合同チームの種目なのですけれども,町教委の運行バスがあるものですから,そこで送り迎えができるのですが,これが足が確保できなかったら,まず土日に保護者が送り迎えをするしかできないでしょうねなどと話をしていたのが現実なのです。  それから地域移行という言葉は同じなのですけれども,大きく言って2つになるのです。要するに1つは,スポーツ庁等が言っている学校にある部活動を地域に持っていこう。運営主体は地域のいろいろな団体がやってね,学校は基本的には手を引きますよという1つの考え方。  もう一つは,学校にある部活動に外部の専門の方たち等々にいっぱい入っていただいて,指導をその人たちがメインでやってください。先生も当然いるのだけれども,できない先生もいるから。外に完全に出す。先生でやりたい人は兼職兼業という許可をもらって指導者として外に行きなさい。そういう形の2つがごっちゃになって,皆さん論議するものですから,なかなかかみ合わないということが1つあります。  当然,外に出た場合に,私が教員なのだけれども,兼職兼業で5時から調布市の指導員になって出ました。万が一,そこで私が誰か子どもさんにけがをさせた場合には,私に賠償責任が来るわけですよね。教員であれば,国家賠償法等々で守っていただくわけです。先生方についても,それがないということが本当に分かっているのかという心配があるのです。子どもさんも部活であれば,日本スポーツ振興センターからお金が出るのだけれども,それが外の団体になってしまうと,学校の教育活動ではないので,自分で保険に入っていなければ保障がされない。その辺のところが保護者の方が御理解いただけるのか。その辺の細かいことがなかなか見てとれない。  昨日ですか,新聞にも都教委のほうで,保護者の方で知っているという方が二十何%というような数字が出ていましたので,その辺を少しずつ調布のほうでも協議会が始まるかと思うのだけれども,出していかなければいけないのかなどと。私立学校もその辺のところは話題が出ていますか。 ○B委員  崩壊している学校と,今までどおりのことをやっている学校と2通りです。 ○会長  崩壊された学校があるということなのですけれども,教員の中にもとてもやりたい先生と,まあ仕方がないからやるかという先生と,絶対やりたくないという大きく3つの山があるわけですよね。だから,そうなると,やりたくない先生たちが多い学校はもうやらなくていいのでしょう,もう部活は外でやってもらうのでしょうというような動きになってくる。  本来,一番最初に中教審が出したのは,しっかりと組織をつくって,受け皿をつくった上で移行すべきだみたいなことが書いてあるのだけれども,受け皿ができないうちに移行だという形が出ているものですから,ちょっと混乱しているところがあるかな,そんなことを感じているところです。  では,話を元に戻しますけれども,何か案について御意見はないですか。 ○事務局  今のお話で御紹介なのですけれども,計画の中ですと,67ページに今,会長がおっしゃっていただいた部活動地域連携・地域移行への対応ということで記載しています。おっしゃったとおり地域移行という言葉が複数の意味を持つというところで,地域連携なのか移行なのかどちらかを今後考えていかなければいけないというところで,地域連携・地域移行への対応というようにしております。この辺は教育委員会としっかり連携しながらやらなければいけない内容だと思っておりますので,現在,教育委員会と連携して,検討体制の構築というところで進めております。  今後,その検討次第では,またこういう審議会の場で皆様から御意見をいただく場合も出てくると思いますので,この場に限らず様々な情報があれば,我々に教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○会長  ありがとうございます。では,まだあと10分,15分ぐらいは時間的に余裕があるかと思いますので,また1人ずつI委員から何か気づいたこと,今日全体のことでも構いませんし,この案についてでも構いませんし,あるいは日頃考えていることでも構いませんので,お願いいたします。 ○I委員  今,読ませていただいていて,特段ないかなと思います。ここまですごくお疲れさまでしたという感じです。 ○会長  では,続いていきましょう。お願いします。 ○H委員  私も特段,このことに関してはないのですけれども,56ページにあるデフリンピックの話で,実際,2025年は来年なのですが,なかなか周りに広がっていないなという,デフリンピックという言葉すら知らない人が結構いるのではないかという気がしています。実はこの間,スポーツ推進委員は,そのデフリンピックに関連した研修があって,詳しいお話を聞くことができたのですけれども,何か調布市は関わることはあるのですか。例えばそこの体育館を使うとか。 ○スポーツ振興課長  まず会場については,武蔵野の森総合スポーツプラザでバドミントン競技が行われます。デフリンピック自体,56ページに書いてある来年11月15日から26日の9日間なのですが,その中で調布のバドミントン競技がいつからいつまでというところは実はまだ示されていない,我々も把握していない状況です。ただ,オリンピックとかパラリンピックとか,そういった日程を見ると,バドミントンは比較的長くやるから,大会を通じた期間に近いぐらいは恐らくやるのではないかと思いますので,まだ武蔵野の森総合スポーツプラザでやりますということだけしか我々も把握していないのですが,その辺り,もう少し詳しい状況とかが分かりましたら,ぜひ皆様に周知していきたいと考えていますし,我々もぜひデフリンピックを広めていきたい。せっかく調布市内で行われるということもありますので,我々の行ういろいろなPRとかイベントの機会等々を捉えまして,デフリンピックのPRはぜひやっていきたいと思っております。 ○H委員  その研修自体は,手話の体験を交えた,手話といっても,正式な手話というよりもボディーランゲージ,言葉を使わずに意思を伝えるようなものを交えながら,すごくいい研修でした。 ○会長  東京2020オリンピックで子どもたちが会場に行くというのが結局コロナで行けなかった。そういったことは今回できれば。 ○事務局  デフリンピックと世界陸上も2025年に開催されるのですけれども,そこに向けて東京都がビジョン2025というのを規定しています。15ページで触れているのですが,ここでは本当に少しですけれども,みんながつながる,世界の人々が出会う,こどもたちが夢をみる,未来へつなぐ,みんなで創るというのを5つの柱にして,全ての人が輝くインクルーシブな街・東京へというビジョンを掲げています。  そこの中をよく読むと,子どもたちがぜひそういう試合,大会を見るような機会を提供するという文言はあるので,まだ具体はないですけれども,もしかしたらオリンピックのときのように,そういう機会が提供されるかもしれないです。なので,そういった機会が提供されれば,市としてはもちろんしっかり連携して,子どもたちに機会提供のための調整をしていきたいと考えています。 ○会長  もしなければ,調布市としてぜひ入れてあげてください。 ○事務局  もちろんです。 ○会長  私も大学生のときにデフリンピックとか言葉も全く知らなかったのですけれども,高校生か中学生,当時,聞こえない学生さんたちの大会で審判に来てくれと言われて,自分たちの大学のバレー部全員で行ったことがあったのです。笛の音はある程度高いので,聞こえる方がいらっしゃるのです。全員が聞こえないわけではないので,そうするとプレーが止まったりするのですけれども,なかなかどう伝えていいのか,今おっしゃったみたいにボディーランゲージ,そういう形にした覚えがあるのですが,ありがとうございます。では,ぜひそういったところ,また新しい情報を入れていただければと思います。  では,J委員,一言お願いします。 ○J委員  前回は右も左も分からず,座っているだけだったのですけれども,今回,この校正を家でじっくり読ませていただいて,漢字の表記の違いとかしか見つけることができなかったのですが,少し話に加わることができたような気がいたします。 ○会長  ありがとうございます。何か卓球の話はないですか。 ○J委員  卓球ですか。やはりコロナの4年間を経て,試合の参加者が今大分減ってきてしまっているので,それを前の状態に戻すにはどうしたらいいのかというのと,働いている方が多い関係で,P連の試合自体も参加者が昔の3分の1,4分の1になっているので,そこから卓球を主婦で始められる方が多かったのですけれども,今それが見込めないというか,やはり働いている方が増えた関係で,そういうのがスポーツにも影響が来ているような気がいたします。 ○会長  では,F委員から。 ○F委員  ちょっと気になったというか,さっきのバドミントンのNTT東日本の話なのですけれども,NTT東日本が持っている施設を,市民に開放とかはしないのですか。この中央研修センタというところ。この写真は中の写真ですよね。 ○スポーツ振興課長  そうです。体育館の写真です。 ○F委員  少なくとも多分6面ぐらいはあるのかなと。なので,使わないときに,例えば市民に一部開放してくれるとか,多分24時間使っているわけではないと思うので,何かそういうのはうまく利用すれば,バドミントンの人たちだけそこに移動してもらえば,ほかの市民の方は違うところで活動できたり。  あと,ちょっと気になっているのが,今,小学生のプールなのですけれども,屋外に学校のプールがあるわけではないですか。暑いからとプールをやらないのです。なので,今,調和小に屋内プールがあって,今までは調和小だけだったのですけれども,来年度からはまた1校増えて,学校使用が調和小と染地小と,もう一校増えるのでしたよね。 ○スポーツ振興課長  そうです。 ○F委員  たしかそうですよね。昼間は学校が使うのでということで,一般の人が入れない時間が増えるというのがあるのですけれども,考え方として使えないプールは本当に学校に必要なのかなと。昔は防火用の防火水として必要だったというのは聞いたことがあるのですけれども,その辺は包括的な考え方をして,維持管理費は多分すごくかかっていると思うのです。何かちょっと考えてもいいのかなと思いました。  以上です。 ○会長  各地でやはり建て替えのところを,各校に1つずつ必要なのかということはどこでも話題にはなっているようですね。またいろいろ案が出てくるのだと思います。  では,B委員,お願いいたします。 ○B委員  この案がたくさんこんなにあるのが,とてもお疲れさまです。さっきお伺いしたら,概要版もこれからという話だったので,恐らく多くの人は概要版を見て,それできっと実態がつかみやすくなるのかなと思います。どこをメインに概要版を作るのかというのは難しいのではないかと思うのですけれども,これをもって何をするのかということが分かれば,きっとスポーツに関心のある人はもとより,これからという人も食いついてくると思うので,概要版ができるのを楽しみにしています。お疲れさまです。 ○会長    あといかがですか。何か話し足りないところはございますか。よろしいですか。  時間はちょっとありますけれども,早めに終わる分には構わないかと思います。何か事務局から補足等々ありますか。 ○スポーツ振興課長  では,よろしいですか。私からお礼になります。こちら,スポーツ推進計画,ようやくここまでたどり着くことができました。昨年度から始まり,約2年間にわたり,このスポーツ推進審議会では今日で9回目ですか,昨年4回,今年5回ということで,本当にお忙しい中,御協力いただきまして,誠にありがとうございました。  皆さんの御意見をいただきながらということで,本当に何とかここまでできたかなということで,我々もこれを作成できることを非常にうれしく思っています。  また,今後,来年度のスポーツ推進審議会の場では,このスポーツ推進計画に基づいた取組というのがしっかりなされているかどうかというのを皆さんに御審議いただくといいますか,確認いただくような場にもなるかと思っております。ぜひともこの計画に向けた取組,我々も一生懸命頑張っていきたいと思いますので,また来年度以降も改めてお願いできればと思います。まずはこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。 ○会長  では,予定したものは全て終わったかと思うのですけれども,そのほか事務局から連絡等々ございますか。次回の審議会等も含めての。 ○事務局  次回審議会日程,決まっていないのですけれども,今年度は5月にやっていますので,恐らくまた5月,6月とか,そのぐらいの時期にやっていきたいと思います。その際には,また日程調整の御連絡をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○会長  ほか事務局のほうはよろしいですか。  では,D副会長から,こちらのことも含めながら,まとめの挨拶をよろしくお願いいたします。 ○D副会長  まずは非常に立派なものができて,ばあっとこうやって見たときに,すごく見栄えもいいなと思って,見やすいというか,あまり読みにくい感じはないという,大変立派なものができたのだと思います。まずは御苦労さまでした。ありがとうございます。  それで,多分いろいろな行政の,調布市はこういうものをつくりました,よその市ではこういうものをつくりましたがあるのだと思いますけれども,その中でも多分こんなにしっかりやっているというところは珍しいのではないかと思うのです。  東京で味スタをはじめ,ああいった施設を抱えているということももちろんありますし,大きな大会が続いてあったということもあるので,調布市というのは,特にそういったところが充実しているというように市民も見ているのではないかと思うのです。  もう一つ思ったのは,調布市しかやっていないようなことがあるのでしょうけれども,例えばさっきの地域移行の話などでも,これから全国のどこでもさっき話が出たようないろいろな問題があるわけですよね。その中で,調布市はそういったことに対して,調布市独自のやり方で,こういう対応をしていますとか,例えばですけれども,調布市しかやっていない,そういったものが今後出てくるとすごくいいなと思いました。今でもすごく十分なことだろうとは思うのですけれども,1点,何かまたそういうほかではやっていないということがあると,さらにすばらしいのではないかと。  それと,身近な話で恐縮なのですけれども,大学が後は卒業を待つだけの状態にやっとなりまして,卒業とか修士の学生の修了,今の時期というのはみんな大体糸の切れたたこになるわけです。もう終わって,なかなか連絡がつきにくいみたいなことが起きるのが例年なのですが,今の4年生とか修士の学生,4年生などは入ったとき,大学が閉ざしたときだったわけです。電通大はそんなに長くは閉ざさなかったのですけれども,それでも半期ぐらい,前期丸々ぐらいは閉ざしたというような感じで,それで入学してきた学生たちなのです。  例年だとみんな連絡が取れない。なぜかというと,いろいろなところに旅行へ行ってとかあるのですけれども,旅行に行かないというのです。行く子もいたのですけれども,行かないという子が何人もいて,コロナ世代だからなのかどうか分からないのですが,もしかしたらあまり誰かと接してというのが薄いのかなというような気もして,かつては2回も3回も行く子がいて,よくお金があるなというような感じだったのだけれども,そういうのではなくて,サークルとかクラブにも入りそびれたというような世代だったりするのです。  かつて研究室に入ってきた学生で,すごくおとなしい感じの子がいて,話すとよく話すのだけれども,話しかけないと黙っているような子なのです。聞くと,研究室に入って初めて友達ができましたと言っていたのです。今まで3年間いなかったというのです。たまたまですけれども,そのとき研究室に入ってきた中に,1人元アメフト部がいて,そのときはもうやめていたのですが,もともとやっていたからというので,いつも夕方になると,トレーニングルームに行ってトレーニングする。そういうのが大好きな子がいたのです。その無口な子のほうはいつも行くぞといって連れていかれて行くようになった(笑声)。そうすると,見る見る雰囲気が変わってきて,初めて友達ができてよかったなというのがあったのですけれども,それはサークルではないのですが,そういった体を動かしながらコミュニケーションを取っていくとかというのはものすごく大きいなと思いました。今年の卒業生は,何となく最初にそういうきっかけがなくて,ついには卒業旅行もない人が多いのかなと思って,ちょっとさみしい感じが,かわいそうだなと思いました。  そういったつながりを,体を動かすスポーツをはじめとして,広い意味でのスポーツがそういったつながりに大きな役割を果たしたのは間違いないというのを改めて思ったので,これが大学だけではなくて,子どもたちだけではなくて大人も,子どもから高齢者に至るまで全体にそういったつながりができていくといいなと思いました。  それが調布市は,例えばそこがすごい,全国でも一番すごいのだというのがあると,映画のまちと並んで,スポーツのまちとなるといいなと思います。  以上になります。 ○会長  ありがとうございました。いろいろなことをまとめていくのは,いつも大変だと思うのです。  最後1つですけれども,ついこの間,武蔵野の森総合スポーツプラザでハンドサッカーという大会があったのです。御存じですか。特別支援学校の子どもさんたちが主にやっていて,東京都から始まったサッカーなのです。ボールを持っていったり,車椅子の子にボールを当てれば,パスが通ったという,そんな大会なのですけれども,ほんわかした感じでなかなか面白いなと感じました。やはり今おっしゃったみたいにスポーツというか,体を動かすこと自体がいろいろなコミュニケーションのもとになるのだなと思っています。  では,今年度,とにかく御協力ありがとうございました。これで令和5年度の会議は全て終了ということです。また来年度よろしくどうぞお願いいたします。  では,戻します。どうぞお願いします。 ○スポーツ振興課長  また改めての御礼になるのですが,本当にありがとうございました。我々も皆さんに非常にお褒めいただいたこの推進計画案,本当にいいものができたと思っております。皆さんをはじめ,いろいろな方々の御意見も踏まえながら,それがよくまとまった内容ということになるかと思っています。これをしっかりと完成までつくり上げて,皆様のお手元にお届けできる日を楽しみにしながら,またそこに向けて頑張っていければと思っております。  ということで,本日はどうもありがとうございました。またぜひともよろしくお願いします。                                  ――了――