128ページ かっこ3,居住系サービス,かっこ,第7期障害福祉計画  サービスの概要 利用者に居住の場を提供し,主に夜間の介護を行うサービスです。居住系サービスの利用者も,日中の時間帯は別途何らかの,日中活動系サービスを利用します。対象となるサービスは,次のとおりです。 施設入所支援の内容は,施設に入所する人に,主に夜間や休日における入浴,排せつ,食事の介護などを行います。市内事業所数は,2か所。 療養介護の内容は,医療と常時の介護を必要とする人のうち,長期の入院による医療的ケアを要する人に対し,医療機関で主に日中に機能訓練,療養上の管理,看護,医学的管理のもとでの介護及び日常生活の世話を行います。 市内事業所数は,0か所。 共同生活援助,かっこ,グループホームの内容は,入所施設よりも小規模な共同生活を行う住居で,食事や掃除などの家事支援,日常生活上の相談支援のほか,必要に応じて入浴,排せつ,食事の介護,日中活動利用支援などを行います。 市内事業所数は,53か所,かっこ,ユニット数。 自立生活援助の内容は,地域で単身生活をしている人などに対し,ひとり暮らしに必要な理解力や生活力を補うために,定期的な居宅訪問や随時の対応により必要な支援を行います。 市内事業所数は,1か所。 短期入所,かっこ,ショートステイの内容は,自宅での介護者の病気などの理由により,短期間の入所が必要な人に対し,施設で入浴,排せつ,食事の介護などを行います。市内事業所数は,7か所。 129ページ  第6期計画の評価と今後の課題 かっこ,施設入所支援 地域移行は計画ほど進んでおらず,施設入所支援の利用実績は増加しています。 かっこ,共同生活援助 共同生活援助の利用実績は計画値以上の増加となっています。市内の共同生活援助の事業所数も増加傾向にあります。 令和2年11月に重度知的障害者向けのグループホーム調布が丘ジャンプ,令和3年11月に体験型グループホーム,グループホームちゃれんじが開設しました。それぞれ市において運営費の補助を行っています。 第6期計画中のグループホーム開設数 令和3年度,開設数,3か所,主な対象者,知的障害者2か所,精神障害者1か所。 令和4年度,開設数,5か所,主な対象者,知的障害者2か所,精神障害者3か所。 令和5年度,開設数,3か所,主な対象者,精神障害者2か所,知的障害者1か所。 グループホームの地域におけるニーズはなお高く,引き続き整備が必要な一方で,量的拡大だけでなく,利用者の高齢化,重度化や,多様な障害種別や希望する生活スタイルに対応できるグループホームの整備も課題です。 人材育成の支援やグループホーム相互及び関係機関との連携による質の向上を目的として,グループホーム地域ネットワークの構築を進めました。今後も継続的な取組によるネットワークの充実が必要です。 かっこ,短期入所 短期入所は,コロナ禍において大きく制限を受け利用が低迷しましたが,一方で介護者の休息,かっこ,レスパイトの機会が減少しており,重度知的障害者,医療的ケアを含む重症心身障害者,障害児などが利用できる施設の確保が必要です。 居住系サービスの表を,サービス種別,単位,区分,令和3年度,かっこ,2021年度,令和4年度,かっこ,2022年度,令和5年度,かっこ,2023年度の順で読み上げます。 施設入所支援 実利用者数,計画,135人。135人。135人。 実績,138人,計画比,102.2%。138人,計画比,102.2%。142人,計画比,105.2%。 療養介護 実利用者数,計画,22人。22人。22人。 実績,20人,計画比,90.9%。21人,計画比,95.5%。19人,計画比,86.4%。 130ページ 居住系サービスの表を,サービス種別,単位,区分,令和3年度,かっこ,2021年度,令和4年度,かっこ,2022年度,令和5年度,かっこ,2023年度の順で読み上げます。 共同生活援助 実利用者数,計画,286人。298人。310人。 実績,320人,計画比,111.9%。349人,計画比,117.1%。351人,計画比,113.2%。 自立生活援助 実利用者数,計画,25人。30人。35人。 実績,10人,計画比,40.0%。6人,計画比,20.0%。4人,計画比,11.4%。 短期入所 延べ利用日数,7,600日。7,850日。8,100日。 実績,7,872日,計画比,103.6%。8,774日,計画比,111.8%。9,326日,計画比,115.1%。 実利用者数,計画,170人。175人。180人。 実績,166人,計画比,97.6%。162人,計画比,92.6%。156人,計画比,86.7%。  第7期計画におけるサービス見込み 基本的な考え方 入所施設や精神科病院への入院等からグループホームへの地域移行を進めるため,また,障害者が住み慣れた地域で生活し続けられるように,グループホームの利用拡大が今後も必要です。  各年度においてグループホーム2か所程度の開設を見込みます。 施設入所支援については,現在の利用者数,かっこ,142人,令和5年12月末時点を基礎に,今後の地域移行等による退所者数と新規の利用者数をほぼ同一と想定し,利用者数を見込みます。 サービス見込み量 サービス見込み量の表を,サービス種別,単位,参考,令和5年度,かっこ,2023年度,第7期計画,令和6年度,かっこ,2024年度,令和7年度,かっこ,2025年度,令和8年度,かっこ,2026年度の順で読み上げます。 施設入所支援,実利用者数,142人,105.2%。140人。139人。138人。 療養介護,実利用者数,19人,86.4%。20人。20人。20人。 共同生活援助,実利用者数,351人,113.2%。363人。375人。397人。 自立生活援助,実利用者数,4人,11.4%。10人。20人。30人。 131ページ サービス見込み量の表を,サービス種別,単位,参考,令和5年度,かっこ,2023年度,第7期計画,令和6年度,かっこ,2024年度,令和7年度,かっこ,2025年度,令和8年度,かっこ,2026年度の順で読み上げます。 短期入所 延べ利用日数,9,326日,115.1%。9,450日。9,600日。11,250日。 実利用者数,156人,86.7%。160人。165人。180人。 提供体制確保のための方策 グループホームの新規開設及び運営に係る各種補助制度を継続し,市内におけるグループホームの利用拡大を推進します。 グループホームからひとり暮らしへの移行を希望する入居者に対し,居宅生活への移行や移行後の定着に関する相談等,国の動向を踏まえ支援の充実を図ります。 障害者の重度化,高齢化に対応したグループホームの類型である,日中サービス支援型グループホーム,かっこ,市内未設置の開設へ向けて検討を進めます。 グループホームの量的拡大に応じ,ホーム同士のネットワークの充実に取り組み,課題の共有や解決などを通じ,支援の質の向上を図ります。 三鷹市,府中市とともに,かっこ,仮称,調布基地跡地福祉施設において,医療的ケアを含む重症心身障害者及び強度行動障害を含む重度知的障害者に対応した施設,かっこ,短期入所の整備を進め,令和8,かっこ,2026年1月の開設を目指します。