令和5年度第3回調布市男女共同参画推進センター運営委員会議事録 要旨 日 時 令和6年3月19日(火)午後6時30分から8時まで 場 所 オンライン開催 出席者(敬称略)5人 浅野委員,新委員,金子委員,神永委員,山本委員 欠席者(敬称略)2人     遠藤委員,土屋委員 事務局 多様性社会・男女共同参画推進課 高松,市川,伊藤,赤池 傍聴者 1人 1 開会 2 議題 (1) 男女共同参画推進センター事業報告(令和5年度下半期)について    事務局より資料2に基づき,令和5年度下半期の実施事業について実施内容や状況を報告。 D委員:今年度実施した男性家庭科教師の講座に参加した。その後,自分の子供の学校の先生に紹介したりして,いい形でつながるかなと思っている。たくさんの企画を実施して有難い,機会があったら,また参加したい。 また,LGBTQの関連の企画が増えていくことが想定されるが男女共同参画とのバランスを見ながら実施してもらいたい。 事務局:LGBTQの関連の企画というのは,時代の流れもふまえてこれから増えていくと思われますが,多様性社会・男女共同参画推進課と課の名称となった中で,調布市の基本計画を踏まえつつ,2本の柱として進めていきたいと思っておりますので,どちらかに偏ることのないように引き続き事業を行っていきたいと思います。 B委員:外国籍の親御さんを持っている子どもたちと仕事で接する機会があるが,外 国籍の親御さんの中で子どもたちが大変な苦労されていることがある。男女 共同参画推進としては企画とずれてしまうのかもしれないが,様々な意味で の多様性があると思うので留意してほしい。 事務局:多様性という言葉は,多文化共生とも言えるかもしれませんが,広く跨がると思っております。外国籍の方などは,実は,多様性社会・男女共同参画推進課ではなく,市役所の文化生涯学習課という部署と国際交流協会が連携して,様々対応しております。お子様が大変というところも,組織横断的に対応していくべき課題と認識しておりまして,パラハート調布という言葉も掲げて様々取り組んでおりますので,どなたでも生きづらさを抱えないように引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 事務局:また,内閣府でも,そのような外国籍の方で女性の貧困などと,非常に関わるということで,複合的な視点を入れていくような動きも見られますので,引き続き注目をしていきたいと思っています。 委員長:昨年度の2月に,多様性社会という言葉が課名に付いて,男女共同参画推進と合わせて担当している。事業の内容も広がって展開されているのが報告で分かった。来年度に向けて,様々な企画を考えてもらえたらよい。 (2) 令和6年度の事業予定について    事務局より資料3に基づき,令和6年度の事業予定について報告。 委員長:あくろすの開館から20周年を迎えるとのことだが,20周年の事業の日程などは考えているのか。   事務局:20周年ということになりますけれども,20周年を迎えるのが実はほぼ1年後の来年の2月でありまして,来年度の下半期に20周年をテーマとして,通常やっている企画・講座関係をより充実したものを展開していくことを考えております。男女共同参画推進フォーラムにつきましても, パープルリボンプロジェクトの11月を意識しつつ,下半期にいつも以上に盛り上がればという期待を込めて実施していきたいと考えております。   D委員:2点質問と意見があるが,1点目は事業案自体は令和5年度とほぼ同じような内容であるが,その中で新しいものがあるのか。2点目は,生理用品配布で,食料品でも自宅で,ローリングストックを行っているが,生理用品にも適用できるというのがすごく新しい。女性にとっては,生理用品はトイレットペーパーと同じようなものなので,困りごとの解決というよりは,トイレットペーパーみたいに当たり前にお手洗いにあるように,そのローリングストックをどんどんやってもらえると素晴らしい。 事務局:来年度の新規事業としましては,今後検討しているものがほとんどです。ですが,現在新規の事業として,今年度,子育てや介護など個々のテーマで人気だったものを,来年度は子育てと介護のダブルケアというのをテーマにして検討中です。このように,同じような内容のものでも,視点やアレンジを加えたり,切り口や異なる講師による実施など,検討しているものも複数ございます。 事務局:生理用品のローリングストックに関して,ご意見いただきましたが,市の防災備蓄を活用しての配布ということで,3年に1回,備蓄を提供する形で実施をしております。窓口では,基本的には困り事を抱えている方に配布をしておりますが,一方で,ご意見をいただいたとおり,トイレに置くなど,ご要望もいくつかいただいておりますので,女性の声を聞きながら,寄り添った対応という中で,施設としてあくろすや市役所など,様々ありますので,まずできることを検討していきたいと考えております。   A委員:去年の実績は多岐にわたっている。今年度も多岐にわたる形で細分化することで,必要な方に自分事だと感じてくれることに繋がる。今後も続けてほしい。1点質問として,団体への活動支援補助金という項目があるが,どのような団体があるのか。フォーラムなどでうまく一緒に共同できたり,連携していけるといい。 事務局:団体活動補助金は毎年2団体ほど申請をいただいています。コロナの間は少し一部活動がなかった時期もありましたが,今年度も2団体申請をいただいています。そのうち1団体は女性の皆様が活動をされている団体で,男女共同であったり多様性であったり,そういったテーマを掲げた市民向けの講座,講演会等を毎年実施されていることで,補助対象として認識しています。もう1団体は,男性のお料理教室をされている団体です。実は,この補助金が同一事業について3年を上限とするということで3年前に規定が改正されておりまして,この男性のお料理教室の団体というのが今年度で最後になると,今見込みが立っております。新規で活動していただける皆様には,私ども応援する立場でございますので,どうにか補助金制度を活用していただけるように周知,努力してまいりたいと考えております。 (3) 女性活躍推進事業について    第2回運営委員会で提案いただいた女性人材バンクの設置について,現在調整中である旨報告。その後,資料4を用いて女性活躍推進事業について報告。 委員長:人材バンクについては引き続き検討。今回は,えるぼし認定を受けた企業の紹介を行ったとのこと。資料について,意見はないか。 (各委員意見なし) 3 連絡事項   任期終了にともない各委員からの挨拶。   事業開催についても,メールにて随時お知らせする旨報告。