令和6年度第1回調布市社会教育委員の会議 議事録 1 日 時  令和6年5月7日(火)午後1時30分から午後2時30分まで 2 会 場  調布市教育会館3階301研修室 3 出席者  7人 宮下副議長,進藤委員,田村委員,原田委員,平澤委員,福田委員,宮嵜委員 4 傍聴者  4人 5 事務局   社会教育課長,社会教育課職員4人 6 議 題 (1) 協議事項 令和6年度調布市社会教育関係登録団体活動事業補助金の申請団体について  (資料1−1,1−2,1−3) (2) 報告事項   ア 令和6年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会定期総会について   イ 令和6年度学習グループサポート事業について(資料2−1,2−2) (3)  情報共有事項 令和6年調布市公民館運営審議会第2回定例会について (資料3−1,3−2,3−3,3−4,3−5,3−6) (4)  その他 7 議事録 (1) 協議事項   令和6年度調布市社会教育関係登録団体活動事業補助金の申請団体について (資料1−1,1−2,1−3) 配付資料のとおり事務局から説明した。 ○宮下副議長 継続した団体が多いようであるが,今年度に新たに加わった団体はあるのか。 ○事務局  今年度,新たに加わった団体はなく,昨年度にも申請した団体が申請している。 ○宮嵜委員  継続して申請している団体は,大体何年ぐらい継続して申請しているのか ○事務局  10年程度継続している団体もあれば,この数年のみ申請している団体もある。 ○宮下副議長 同一内容の事業であっても継続して申請できるのか ○事務局  同一の内容であっても1年度中の1事業については,要綱の規定に基づいた対象事業に該当しているものであれば補助金の交付対象となる。 ○福田委員  13番目の団体は,事業がすでに終了しているが,この後,交付申請が承認された場合は,補助金が交付されるということでよいか。 ○事務局  そのとおりである。 ○宮下副議長  それではこれらの団体については,交付の方向で事務を進めていただくということでお願いしたい。 (2) 報告事項   ア  令和6年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会定期総会について 資料はなし。事務局から開催結果を報告した。 ○宮下副議長  当日はご協力いただき,改めて心からお礼を申し上げる。出席された委員から当日の感想をいただきたい。 ○進藤委員 小林先生の講演テーマが,障害者の社会教育活動ということで,当事者としては興味のあるテーマであったが,割とマイナーなテーマであるため,当事者以外の方にはどうかと思っていたが,会場の様子を見ると,すごく皆さん興味を持たれていて,時間があれば,もっと質問も出たのではないかと思った。驚きもありつつ,嬉しくも思った。 ○宮下副議長  最後の質問の時間があまり取れなかったのは,残念であった。後半の話はとてもよかったので,その部分に時間を割いてもらえたら,さらによい講演となったのではと感じた。 ○平澤委員  総会ということで大勢の方が来られていたという印象。それぞれの委員が一同を介して集まるという貴重な場であるので,総会という場ではあるが,交流の時間があれば,もっとよいなと感じた。 ○宮下副議長  交流大会の際には研修会があるし,昨年は交流大会後に情報交換会(懇親会)も開いたところである。今年は町田市が交流大会を開催することになるが,是非参加していただけると良い。 ○原田委員  研修会の障害者の話については,普段の仕事では,あまり関わりのある内容ではなかったが,とても新鮮に聞ける内容であった。自分の生活や仕事の場の中で何かできることがないか考える機会となった。個人としても大変参考となる時間となった。 ○宮下副議長  講演の最後のあたりでは公民館の話も随分と出ていたので,公民館関係の方にもお伝えできればよいと感じた。 ○田村委員  公民館の話のところで,地域学校協働本部の担当なので,興味深く話を聞かせていただいた。地域学校協働本部の活動の中でも何かできないか改めて思ったところである。 イ 令和6年度学習グループサポート事業について(資料2−1,2−2) 配付資料のとおり事務局から説明した。 ○平澤委員  学習グループと社会教育関係登録団体の違いは何か。社会教育関係登録団体が学習グループになっている場合もあるのか。 ○事務局  社会教育関係登録団体へは,補助金により団体が活動する上での必要経費(講師謝礼等の報償費,消耗品費等の一般需要費,郵送代等の役務費,施設使用料等の使用料及び賃借料,看板作成等の委託料等)を広く補助している。また,市内の施設使用料の免除や減額を行っている。一方で,学習グループについては,講師謝礼や広報支援など限定されたサポートを行っている。  社会教育関係登録団体になる際には,要綱に記載のとおり,市から他の補助金,交付金,委託料を受けている又は受ける見込みの場合には,補助金は交付しないこととなっており,社会教育関係登録団体と学習グループの両方に属することはない。 ○平澤委員  どちらの団体に属するのかは団体次第の判断で決めていくのか。それぞれの団体がどちらで登録したらメリット・デメリットがあるのかを知ったうえで応募できた方がよいと感じた。 ○事務局  社会教育関係登録団体と学習グループのどちらに申込するかは,各団体が判断している。  団体の活動規模や性質によっても,どちらが良いのか異なるため,社会教育課へ問い合わせをいただいた際に,両事業を案内し,その団体の状況に合わせて手続きを案内している。 ○宮下副議長  先ほどの社会教育関係登録団体への事業への補助というのは,登録団体への支援の一部分である。グループサポートへの補助と似通った内容となっているので区別が付きにくい状況がある。  社会教育関係登録団体への支援には,例えば,活動の際に公共施設を利用する時に,料金の割引をするなど,様々な方法で活動が支援されている。グループサポートはそれぞれ一事業に対するサポートであり,支援する際の資格や要件もそれぞれ,少し異なっており,事業への補助の内容や支援内容も異なっている。 ○事務局 サポート内容の違いだけでなく,自分たちの学習の成果を地域の方へ還元していくのが,学習グループサポートの目的であり,公開講座の実施を求めている,という違いもある。 ○宮嵜委員  公開講座へは何人ぐらい参加されているか把握されているのか。 ○事務局  事業を実施した後に報告書が社会教育課へ提出されるので把握している。 ○宮嵜委員  公開講座では大体,3倍から5倍ぐらいの人数は来られるのか。 ○事務局  活動内容等にもよるが,3月に実施された構成員が14人のグループの公開講座では,当日,60人程度が参加したと聞いている。グループの代表者によると,市報に載せることで色々な方が来てくれたとのことだった。 ○宮下副議長  オンラインの活用も少しずつ浸透しているようであるが,オンラインで活動できる場所自体が社会教育関係施設の中でも限られてしまっているのではないかという印象もある。Wi-Fiなどの整備状況はどうなっているか。 ○事務局  公民館や文化会館たづくりで,Wi-Fiが整備されている。市の公共施設では,順次,Wi-Fiを整備していく流れになっている。 ○宮下副議長  引き続き使いやすい施設になってもらえるとよい。 (3) 情報共有事項   令和6年調布市公民館運営審議会第2回定例会について (資料3−1,3−2,3−3,3−4,3−5,3−6) 配付資料のとおり事務局から説明した。 ○宮下副議長  先日の社会教育委員研修会の中で話題となった,障害を抱えている方たちも含めて広く参加者を募集する形はとられているけれど,実際にそういう方たちが参加する場合に,色々と目に見えない障壁も含めて参加しにくい雰囲気があるという話があった。そういう点で調布市の公民館活動の中でそういう方がどれくらい配慮されているのか,何か情報はあるか。 ○事務局  具体的な障害者への配慮の内容までは把握していないので,公民館にも確認し,次の会議等にて報告させていただきたい。 ○宮下副議長  研修会の際に話されていた先進的な事例の中に調布市の図書館活動も含まれていたと思う。調布市の中でも,そういうことに十分配慮して,実質的に参加してもらっているような工夫を色々な所で話されている可能性もあるので,そういった情報を共有するだけでも参考になると思うので,情報が入ったら是非教えていただきたい。 (4) 次回日程 ○宮下副議長 次回の日程について事務局から報告をお願いしたい。 ○事務局 次回の会議の日程は,令和6年7月2日(火)午後1時30分から,教育会館301研修室での開催を予定している。 (5) その他 ○宮下副議長 その他について,事務局から3点あるということで報告をお願いしたい。 ○事務局  1点目として,令和7年度に,調布市は都市社連協のブロック幹事市となる。令和6年度後半の会議でブロック研修会の内容について,話し合いをしていただくため,各委員で講師やテーマなどについて事前に案の検討をお願いしたい。 ○宮下副議長  都市社連協の事務局へのテーマの報告はいつ頃になるのか。 ○事務局  来年の5月に開催する役員会にて報告することになる。まだ時間には余裕があるので今年度で検討を進めていただきたい。  2点目の報告として,昨年度も少し話に出ていたが,委員の研修の一環として社会教育施設の見学するのはどうか。候補地の一つの案として調布市八ケ岳少年自然の家が令和4・5年度で空調交換をはじめ大規模改修工事を実施し,また,令和6年4月から新たな指定管理者による運営が始まったことから見学してみてはどうかと考えてみた。ただし,八ケ岳へ行く場合は,1日がかりとなるため都合がつけば行く意向があるか各委員に予め確認したい。(希望者なし)。 委員においても調布市に限らず都内・都外でもよいので,見学候補地として,どこか良い施設等があれば,社会教育課までお知らせいただきたい。  3点目の報告として,都市社連協事務局を通じて,令和6年度の全国社会教育委員連合表彰候補者の推薦依頼が届いている。都市社連協の中から1人推薦することになる。過去には宮下副議長が表彰された実績がある。表彰の要件として,社会教育委員として在任期間が通算7年以上,又は都道府県や政令指定都市等の単位で結成された社会教育委員の団体の会長を退いた者などがある。篠ア議長におかれては,この2つの要件をどちらも満たしていることから,調布市として都市社連協の表彰候補者として推薦書を提出する方向で手続を進めていきたいと考えている。 (5) 閉会 ○宮下副議長   1年間の都市社連協の会長市事務が無事終了することができ,皆さんの協力に感謝したい。来年度には都市社連協のブロック幹事市として研修会を開くことになる。まだ時間に余裕があるのでテーマや講師で良い案があれば,今後の会議にて提案いただきたい。それでは本日の会議は終了する。