令和6年度第1回調布市男女共同参画推進センター運営委員会議事要旨 日 時 令和6年5月27日(月)午後6時30分から7時30分まで 場 所 市民プラザあくろす3階 ホール2 出席者 (敬称略)8人     浅野委員,五十嵐委員,片岡委員,金子委員,神永委員,林委員,森下委員,山本委員 事務局 調布市生活文化スポーツ部多様性社会・男女共同参画推進課     徳永(途中退出),深沢(途中退出),市川,佐藤,小林,森田 傍聴者 なし 1 開会 2 調布市男女共同参画推進センター運営委員会委員委嘱式 任期は令和8年3月31日まで。 3 委員長及び副委員長の選出   委員長は互選により神永委員に決定。副委員長は委員長の指名により金子委員に決定。 4 各委員自己紹介 5 議題 (1) 男女共同参画推進センター運営委員会について    事務局から,資料4に基づき,センター運営委員会について説明。     ◆資料3のセンター運営委員会要綱第1に規定されている「センターにおける事業の運営」について説明。     ◆資料5に基づき,令和6年度上半期の事業予定について,各事業の実施日や事業内容等を説明し,事業への意見,助言等をお願いした。     ◆資料7に基づき,要綱第1に規定されている「地域で活動する女性の活躍推進」について説明。活躍推進事業として,令和4年度から「えるぼし」認定を取得した企業を取材している旨説明。 委員長 説明に質問はないか。 E委員 「えるぼし」のえるとはどういう由来か。 事務局 「えるぼし」の「える」はアルファベットの「L」に由来し,「Lady(女性)」,「Lead(手本)」,「Laudable(称賛)」などの意味である。 事務局 採用,継続就業,労働時間等の働き方,管理職比率,多様なキャリアコースの5つの項目について基準を設けて,3段階の評価があり,さらに一番上はプラチナとなっている。そういう認定企業を昨年は事務局で選定して提案した。企業の紹介ではなく,取り組み内容を取材した。 F委員 女性活躍推進事業は,運営委員会でアイデアを出すのか,それとも事務局で新しい企画や案を出すのか。 事務局 こちらの運営委員会を女性活躍推進の協議会と位置付けており,事務局として補助はするが,皆様と一緒に事業の内容を企画立案して進めていければと思う。 少ない日数で議論を進めていく中で,どうしても時間がかかってしまう場合もあるので,ここ数年は事務局提案で事業を進めさせていただいたという実態がある。最初から事務局からこういう案でというよりは,皆様と議論して一緒に進めていければと事務局としては考えている。 E委員 「えるぼし」は共通言語になっているものなのか。 事務局 厚生労働省のホームページで一覧になっているが,調布市内には数えるほどしかない。浸透という面では十分ではない。 E委員 いいシステムだと思った。第三者的にも,仕事を探すときにも「えるぼし」認定を取得した企業なら安心と考えることができる。 (2) 第5次男女共同参画推進プランの概要について    事務局から,資料8のプラン概要版に基づき,計画策定の視点(p1),計画期間(p2),重点事業(p9,p10)を中心にプランの概要について説明。 委員長 この推進プランは令和4年度から8年度の中で行っていくということである。推進プランに基づき推進事業を進めており,昨年8月にまとめた報告書が資料9として添付されている。昨年7月の運営委員会で説明いただいて,冊子にまとめていただいた。 事務局 補足すると,資料9が各課の毎年度の取り組みで,委員長から説明があったとおり,昨年度の取組をまとめてある。5年度分の取組については現在調査中で,各課からそれぞれの取組の結果が出てきている。このそれぞれの分野における取組の結果として,先ほど説明した基本目標の1から4,それぞれのまとめと評価をプラン推進協議会にお願いする。そちらから出た結果を踏まえて,報告書の67ページにある意見として,運営委員会から付していただく。次回7月の運営委員会でこの意見の内容の確認を行っていただく。 事務局 先ほどは事業の説明をさせていただき,今プランの説明をさせていただいた。行政としても,計画行政ということで,プランに基づいて事業内容を推進している。説明が前後するが,4つの基本目標と主要課題について,各事業の取組の一覧は冊子にまとめてあるが,この事業に基づいて,上半期の事業として一覧にまとめ提案をさせていただいた。下半期についても,こちらの男女共同参画推進プランの方向性に基づいて,新たな事業を企画していければと考えている。 B委員 予算的な観点で,説明があった(1)と(2)の事業について,調布市の予算がどのように割り当てられているのか差し支えのない範囲で伺いたい。 事務局 予算は,多様性社会・男女共同参画推進事業という形で大きく位置付けをしている。コーディネーター3人の人件費等も含まれているが,約1,800万円の予算を計上している。その中には,先ほどの情報発信ということで,展示であったり図書の購入であったり様々な予算が組み込んである。また,年に1回実施している男女共同参画推進フォーラムの予算もこちらになる。ここに女性活躍に関する予算も含まれるがかなり少ない。 C委員 コーディネーターは,1人か。 事務局 3人である。 C委員 どのような雇用形態か。 事務局 非常勤の会計年度任用職員になる。専門知識を有するということで,一般事務とは別に任用している。 C委員 基本目標4の市役所における男女共同参画社会実現に向けた環境づくりについて,どんどん女性活躍の度合いが上がっているとか,何か可視化された資料があれば,示していただきたい。 事務局 女性活躍ということの指標としては,市の審議会,委員会における女性の割合と,課長職以上における女性の割合というのを指標とさせていただいている。  令和4年度については,市の審議会の女性委員の割合は34.3%,目標値としては40%を目指している。市役所職員の課長職以上については令和4年度15.5%,目標値としては22%以上である。次回の運営委員会では,そのような数値も示させていただくので,ご意見をいただければと思う。 C委員 他の自治体と比べて調布市の割合はどうなのか。 事務局 目標値に関して大きな違いはないが,特に審議会等の委員に関しては40%というのが1つの指標である。実績に関しては各市でだいぶ差がある。引き続き取組を推進する必要があると受け止めている。 6 連絡事項   事務局から,次回センター運営委員会は7月中旬に開催する予定,年間で4回の開催する旨説明。 7 閉会