ともに生き ともに創る 彩りのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1770 令和6年(2024年)8月20日号 CONTENTS(主な内容) 9月は「認知症サポート月間」…2・3 中小河川の急激な水位上昇に注意…4 第42回調布市民スポーツまつり…10 調布よさこい2024…16 市報8月20日号の掲載情報は8月9日時点のものです ●9月は「認知症サポート月間」 認知症を知り、共に生き支えあう未来あるまちづくり 認知症を知り、学ぶ機会やイベントがあります 問い合わせ/高齢者支援室電話042-481-7150 詳細は2・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(448) 合わせ技一本  まさに肌を刺すような陽光を浴びて、多少めまいを覚えるような感覚に浸りながら、この暑さを自分自身でどう受け止めるべきかと考えている。  子どもの頃、夏休みの間は雨が降らない限り、来る日も来る日も朝から夕方まで丸一日炎天下で遊んでいた。それでも体の具合を悪くしたというような経験は皆無であり、過信ではないが、自分は暑さには強いのだとついこの間まで単純に思い込んでいた。しかし、最近はさすがに熱風の中に身を置くとき一気に疲労を覚えるようになった。古希を過ぎた現在、やはり残念ながら抵抗力が衰えてきたと言わざるを得ないのか。  ただ、昔と比べて暑さの程度が異なるとの見方があることも確かだ。そこで、自分が小学校時代を過ごした大阪の昭和30年代後半の夏の気温を調べてみた。結果は多少意外なことに、その時代の7月、8月の平均最高気温は毎年32度から33度程度で常に30度は超えていた。  総合的には、どう判断すればいいのだろう。確かに60年前も夏の最高気温は連日30度以上だった。しかし、わずかの差とはいえ、やはり35度以上になると身体の受けるダメージは相当違うのだろうか。  寄る年波と一段高い猛暑、柔道でいう合わせ技一本か。いずれにしても、思い起こす遠い昔の自分の姿がゆらゆらと陽炎のように消えていく。 調布市長 長友貴樹 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■編集:広報課 〒182-8511調布市小島町2丁目35番地1 ■市ホームページ:https://www.city.chofu.lg.jp/ 市役所代表:電話042-481-7111 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131