ともに生き ともに創る 彩りのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1772 令和6年(2024年)9月20日号 CONTENTS(主な内容) 新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの定期接種を開始…4 災害に強いまちを目指して まずは自宅の耐震診断を…8・9 ゲゲゲ忌2024出店者などの募集…16 市報9月20日号の掲載情報は9月11日時点のものです ●ヤングケアラーって知っていますか? 嫌でやっている訳じゃないけど… 子どもらしさって…他の子みたいに遊びたい アルバイトや部活にも行きたいけど… 手伝いしないといけないのに勉強する時間ってどうやって作ればいい? しょうがないでしょって言われるのは何故… なんでわたしが… 気づいてほしいけど誰に相談すればいい? 詳細は2面・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(450) 華やかな歓迎ロード  先日、23区内在住の友人に「調布の品川通りを車で走ったが、サルスベリが印象的で本当に素晴らしかった」と言われて大変嬉しく思った。  確かに、白とピンク、一部赤の美しい花びらが約5キロメートルにも及んで道の両側を延々と彩るさまは、あたかもつつじヶ丘駅と鶴川街道の周辺を東西ゲートとして、わが市を訪れる人々を温かく受け入れる「歓迎ロード」の趣がある。  この落葉高木は、樹皮が非常に滑らかで木登りが得意な猿でさえ滑り落ちるがゆえに和名でサルスベリと呼ばれ、漢名では百日に渡り鮮やかな花の色を保つことから百日紅(ひゃくじつこう)と名付けられている。また辞書によると、木の特徴通り猿滑りとの表記も存在するそうだ。  この花が市の花に指定されたのは半世紀前の昭和49年。応募総数532票の市民投票の結果155票を獲得したものだ。同時にハナミズキ(138票)とウメ(101票)も準市の花に選ばれている。とても良い選択をして頂いた。  ちなみに、市の木はクスノキ、市の鳥はメジロとなっており、サルスベリと併せてこれら調布市のシンボルは、市の建造物などにさりげなくあしらわれている。そのことにお気づきの際、親しみを感じて頂ければ幸いだ。  私も調布市民となって今年でちょうど30年。縁あって居を定めたこのまちに愛情を注ぎつつ、潤いを得ながらこれからも暮らし続けていく。来年以降も夏の先駆けが感じられる頃には満開のサルスベリを心待ちにしよう。 調布市長 長友貴樹 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■編集:広報課 〒182-8511調布市小島町2丁目35番地1 ■市ホームページ:https://www.city.chofu.lg.Jp/ 市役所代表:電話042-481-7111 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131