ともに生き ともに創る 彩りのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1773 令和6年(2024年)10月5日号 CONTENTS(主な内容) 令和7年度学童クラブ入会申し込み…5 第69回調布市民文化祭…10 しぇいくはんず2024…11 令和6年度総合防災訓練・防災フェア…16 市報10月5日号の掲載情報は9月27日時点のものです ●身の回りで手伝ってほしいことはありませんか?そんな時はシルバー人材センターにお任せください ◎併せて会員募集中 シルバー人材センターに登録して、生きがい探しをしてみませんか? 問い合わせ/調布市シルバー人材センター電話042-487-9375 詳細は2面・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(451) 米国の今後に  第2次大戦後に、連合国が日本を分割統治する計画があったという。もしそれが実行に移されていたら、東側陣営に属することになった日本人は間違いなく言論の自由を奪われてしまっただろう。その甚大な基本的人権の侵害を想像するだけで身の毛がよだつ。そう考えるとき、米国を中心とする西側の一員でよかったと思わざるを得ない。  ただ、その自由と民主主義の盟主たる米国が近年少しおかしくはないだろうか。今年の大統領選挙においても、政策論争ではなく相手を口汚く罵る品性のかけらも感じられない声高な自己主張がまかり通っている。米国民は、一体これをどのように捉えているのだろうか。  ケネディとニクソンが争った大統領選挙は1960年。両者が完全無欠の候補者だったとは言わないが、世界のリーダーたらんと聴衆にはつらつと訴える40代の論客同士の魅力的な舌戦を懐かしく思い起こす。  また前回2020年の大統領選挙時には、投票機不正の陰謀により当落が覆ったとの荒唐無稽な指摘もあった。まるで自国を民主主義が根付いていない途上国と見なすかのように。そして、まさかとは思うが、万が一その幼稚な不正が実際に行われていたとしたら。これはもう理解不能としか言いようがない。  今回の選挙後に米国が不毛な国家分断状態に陥らないことを願っている。そして、もし建設的な議論を可能にする最大の要因が常に国民全体の健全な意識だとするならば、米国の現状を他山の石とすべきだと思う。 調布市長 長友貴樹 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■編集:広報課 〒182-8511調布市小島町2丁目35番地1 ■市ホームページ:https://www.city.chofu.lg.jp/ 市役所代表:電話042-481-7111 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131