令和6年度 第2回調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会 議事要旨 1 開催日時:令和6年8月26日(月)午後6時00分から午後8時00分まで 2 開催場所:調布市役所 市長公室 3 委員出欠:出席13人,欠席1人 ・出席委員:江尻会長,山下副会長,森下委員,村門委員,新野委員,佐々木委員,杉崎委員,田波委員,永川委員,千草委員,岡本委員,佐藤委員,井手委員 ・欠席委員:安塚委員 4 事務局:花岡環境部次長,三ツ木副参事,中尾課長補佐,雨宮ごみ減量対策係長,井手業務係長,中島,寺園 5 傍聴者:なし 【議事次第】 《委嘱式》 1 委嘱式 2 市長挨拶 3 委員紹介 4 事務局紹介 《審議会》 1 会長及び副会長の選出 2 令和6年度審議会について(予定) 3 協議事項 第8回エコフェスタちょうふ(令和7年6月開催)について 4 報告事項 (1) 令和6年度小中学生ポスター作品の募集状況について (2) 令和6年度ちょうふエコ川柳の募集状況について (3) ザ・リサイクル(令和6年7月20日発行 第96号)の発行 5 その他連絡事項 6 閉会 配付資料 議事次第 資料1 「第8回エコフェスタちょうふ」開催に向けてのスケジュール(案) 資料2 「第8回エコフェスタちょうふ」について(素案) 資料3 ザ・リサイクル(令和6年7月20日発行 第96号) 参考資料 「第7回エコフェスタちょうふ」開催結果報告等 追加資料  追加資料1 LINEを活用した調布ごみナビの試験運用に御協力ください! 追加資料2 TAMA-3Rフォーラム2024,出動!! こども3R協力隊 《委嘱式》 1 委嘱式 事務局(寺園)  本日はお忙しい中ご出席いただき,誠にありがとうございます。私は,本日の進行を務めます,調布市ごみ対策課減量対策係の寺園です。よろしくお願いします。定刻となりましたので,ただ今から,調布市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例第74条に基づき,調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会委嘱式を行います。なお,委嘱状を既に皆さまの席に置かせていただいています。こちらをもちまして,交付とさせていただきますので,よろしくお願いします。続いて,市長の長友からごあいさつ申し上げます。市長,よろしくお願いします。 2 市長挨拶 長友市長  皆さん,こんばんは。市長の長友です。今日は最高気温をまだ確認していませんが,猛暑の続く中,また,1日のお忙しい業務の終了された後にご参集いただきましたことを,心からお礼申し上げます。委嘱状は,本来であれば,お1人お1人に感謝を申し上げながら手交させていただくところですが,若干効率化を図ったということで,机上に配布させていただいています。よろしくお願いします。その委嘱状をもちまして,調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会の第11期の委員として,皆さまにはまた活動いただき,2年間,市内のごみ減量・リサイクルの推進に向けて,お力添えを頂きたいと思っていますので,一つよろしくお願いします。  ご存じとは思いますが,近年のごみの量の問題は,それほど悪い傾向にはないと,お伝えしたいと思います。人口の伸び率はかなり鈍ってきましたが,調布ではまだ微増程度の感じで推移をしていますけれども,人口が減っていない中で,一貫してごみの量は減ってきています。昨年では6万トンを下回りました。ただ,23万9,000人,6万トンと言われても,普通の方は実感できないかもしれませんが,この量が,37年振りに6万トンを下回りました。そうすると,去年は昭和で言うと98年ですから,昭和60年度以来と考える時には,やはり,市民の皆さま方にお礼を申し上げなければいけませんけれども,かなりいい傾向にあると思います。  そして,1人の1日当たりのごみ量は,統計を開始して以降過去最低と,これも大変うるわしい傾向にあることをお伝えできます。これは,例えば,市民や事業者の皆さまの高い意識により,ごみ減量・リサイクルに向けた努力が不断に続いていること,それから,昨年は為替レートによる物価高もあり,消費生活の買い控えも若干はあったという説もありますから,それも要因の1つかもしれません。ただ,大きなことは,これまで審議会においても慎重にご議論いただいた中で,答申として頂戴している,ごみ資源物の分別区分等の見直し,また,環境教育,環境学習の推進。これらを通じて,いわゆる3Rがより浸透してきていることが大きな要因として指摘できるとすれば,誠にありがたいことです。審議会の皆さま方に,改めて心から感謝を申し上げなければと思います。  このような傾向を,市としても大変喜ばしいことと受け止めた上で,この流れを,より加速していかなければいけないと思います。人口の増減の何年か先のことを正確に予測することは,私どももなかなか簡単ではありません。ただ,人口の増減いかんに関わらず,まず1人当たりの減量を継続していくことにより,調布市のごみ問題全体にいい展開を確保できるように努めていきたいと思います。加えて,脱炭素の問題は,これはもう地球を挙げての世界的なテーマですけれども,それに,この約24万の人口の基礎自治体としてなし得る,貢献し得る最大限の努力を続けていく必要もあろうかと思います。それに関しても,ごみの問題が,大変リンクしたテーマになっていくという意識です。  いずれにしても,皆さま方に,また継続したご負担をおかけして大変恐縮ですが,さまざまな専門的見地からのご卓見を拝聴しながら,また道を切り開いて進めていきたいと思いますので,今後とも,一つよろしくお願いを申し上げ,ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いします。 事務局(寺園)  ありがとうございました。市長はここで退出させていただきます。 長友市長  議論の推移は,私もしっかりと把握をさせていただきます。よろしくお願いします。 3 委員紹介 事務局(寺園)  続いて,委員となられた皆さまをご紹介します。お手元の調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会委員名簿をご覧ください。順番に,委員の皆さまのお名前をお呼びしますので,恐れ入りますが,その場でご起立をお願いします。初めに,条例74条1,市民により委員になられた,森下純一委員。 森下委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  同じく,村門佐知子委員。 村門委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  続いて,条例74条2,学識経験者により委員になられた,江尻京子委員。 江尻委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  同じく,山下英俊委員。 山下委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  続いて,条例74条3,市内で事業を営む者により委員になられた,千草佐知子委員。 千草委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  同じく,永川孝一委員。 永川委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  同じく,杉崎吉則委員。 杉崎委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  同じく,井手和義委員。 井手委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  続いて,条例74条4,市内のリサイクル推進団体が推薦する者により,岡本伸重委員。 岡本委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  同じく,佐藤翔一委員。 佐藤委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  同じく,佐々木謙一委員。 佐々木委員  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  最後に,条例74条5,市職員により,田波利明委員。 田波委員  田波です。よろしくお願いします。 事務局(寺園)  委員の皆さま,ありがとうございました。なお,本日ご都合により安塚綾子委員,新野緒委員は欠席です。 4 事務局紹介 事務局(寺園)  続いて事務局の紹介をします。環境部次長,花岡大。 事務局(花岡)  どうぞよろしくお願いします。 事務局(寺園)  資源循環推進担当副参事兼ごみ対策課長,三ツ木吉和。 事務局(三ツ木)  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  ごみ対策課課長補佐,中尾基彦。 事務局(中尾)  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  業務係長,井手貴志。 事務局(井手)  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  減量対策係長,雨宮礼。 事務局(雨宮)  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  減量対策係,中島一誉。 事務局(中島)  よろしくお願いします。 事務局(寺園)  最後になりましたが,私は,減量対策係,寺園大輔です。よろしくお願いします。以上で,調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会委嘱式を終了します。続いて,18時20分から審議会を開催しますが,席の配置を変更します。大変恐れ入りますが,一部の委員を除き,席の移動をよろしくお願いします。 《審議会》 1 会長及び副会長の選出  定刻となりましたので,令和6年度第2回調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会を開催します。本日,A委員から欠席の連絡を頂いています。また,K委員は遅れて参加予定です。出席委員が過半数に達していますので,調布市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例,第78条の規定により,本審議会が成立することを報告します。それでは,審議会の進行に先立ち,会長,副会長の選出を行います。調布市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例,第76条第2項の規定で,会長及び副会長は委員が互選するとしています。初めに,会長へのご推薦はありますか。 J委員  よろしいですか。 事務局(寺園)  はい。 J委員  江尻委員を,ぜひ会長に推薦したいと思います。 事務局(寺園)  江尻委員を推薦との発言がありました。皆さま,よろしいでしょうか。 (一同)よろしくお願いします。 事務局(寺園)  それでは,江尻委員に会長をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 江尻会長  よろしくお願いします。(拍手) 事務局(寺園)  続いて,副会長の選出を行います。副会長への推薦はありますか。 江尻会長  私がいいですか。 事務局(寺園)  はい。 江尻会長  前期に引き続き,山下委員,よろしくお願いします。 事務局(寺園)  山下委員を推薦する発言がありました。皆さま,よろしいでしょうか。 (一同)よろしくお願いします。(拍手) 事務局(寺園)  それでは,山下委員に副会長をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。それでは,会長,副会長が選出されたので,ここからの進行は江尻会長にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 江尻会長  ありがとうございます。皆様,どうぞよろしくお願いします。 出席者が過半数に達し,調布市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例第78条に基づいて,審議会を開催します。傍聴の方はいらっしゃいますか。 事務局(寺園)  本日,傍聴の方はいらっしゃいません。 江尻会長  いらっしゃいません。分かりました。それでは,いらっしゃらないので進めたいと思います。では,事務局から,まず配付資料の確認でしょうか。 事務局(寺園)  それでは,配付資料の確認をします。まず資料1です。「第8回エコフェスタちょうふ」開催に向けてのスケジュール(案)。資料2,「第8回エコフェスタちょうふ」について(素案)。資料3,2つ折りにしています,ザ・リサイクル。令和6年7月20日発行,第96号。参考資料,「第7回エコフェスタちょうふ」開催結果報告等。加えて,次第に記載はありませんが,「TAMA-3Rフォーラム2024,出動!! こども3R協力隊」の紹介資料を追加資料として配付しています。 事務局(寺園)  ただ今,K委員がいらっしゃいましたので,ご紹介します。条例74条1,市民の枠で第11期委員になられたK委員です。 K委員  Kと申します。よろしくお願いします。 事務局(寺園)  ありがとうございます。それでは,資料の確認に戻ります。今,追加資料として「TAMA-3Rフォーラム2024,出動!! こども3R協力隊」の紹介資料の確認をお願いしたところです。こちらも追加になりました。表面にリサッチョの記載がある,「LINEを活用した調布ごみナビの試験運用に御協力ください!」という,こちらの資料も配付していますので,よろしくお願いします。以上です。 2 令和6年度審議会について(予定) 江尻会長  ありがとうございました。それでは,今,資料についてお話を頂いたとおりです。では,次第に沿って進めたいと思います。まず,令和6年度審議会について,この部分から,ありますよね。よろしくお願いします。 事務局(寺園)  それでは,令和6年度審議会の予定について説明します。議事次第の裏面をご覧ください。令和6年度の審議会予定を記載しています。令和6年度の審議会の予定をお話しする前に,第11期で実施する内容についてお話しします。第11期審議会では,大きく2点を議題として取り扱う予定です。1点目が,エコフェスタちょうふの開催。2点目が,次の第12期審議会で予定している,諮問事項についての事前準備です。  1点目について,第11期中に,市と審議会の共催イベントである,エコフェスタちょうふを実施したいと考えています。後ほどの協議事項でも説明しますが,前回,第7回の実施後に,冬の開催は避けたい,夏休み前の実施にすれば子どもたちの夏休みの自由研究の参考になる,などのご意見を頂いたことを踏まえ,エコフェスタちょうふの開催時期は,環境月間に合わせて,令和7年6月を予定しています。  2点目について,諮問事項の事前準備です。今後の審議会では,次期,第12期に改選後,速やかに指定有料袋の仕様等の見直し,製品プラスチックの資源化というテーマについて,諮問を行う予定です。第11期の後半に,この指定有料袋の仕様等の見直し,製品プラスチックの資源化という2つのテーマについて,現状の把握と課題の共有を,委員の皆さまと進めていきたいと考えています。これは,12期体制に移行後,速やかに諮問を実施する流れを考慮すると,エコフェスタちょうふの開催を会期前半,諮問事項の事前準備を会期後半に行うことが適当と判断したためです。令和6年度の審議会は,来年6月のエコフェスタ開催に向けた準備を軸に進めていきます。本日が令和6年度2回目の開催であり,今後,年度内で1月,3月の開催を予定しています。 3 協議事項 事務局(寺園)  本日の協議事項は,次回のエコフェスタちょうふの開催を議題としています。スケジュール等について,今お話しました,令和6年度審議会の予定とつながる点も多いため,このまま協議事項,第8回エコフェスタちょうふ,令和7年6月開催について,お話しします。  資料1,第8回エコフェスタちょうふ開催に向けてのスケジュール(案)をご覧ください。令和7年6月のエコフェスタ開催に向けた,今後のスケジュール案を記載しています。開催までに4回の審議会の実施を想定しており,今回が1回目となります。今回は,前回の振り返りと,使用会場について説明した後,実施するプログラムについて協議していただければと思います。それでは,参考資料,第7回エコフェスタちょうふ開催結果報告等をご覧ください。前回,第7回エコフェスタちょうふの振り返りを,簡潔に行います。 江尻会長  少し待ってください。この資料です。皆さん。ホチキス留めの,ですよね。 事務局(寺園)  お願いします。参考資料をご覧いただき,説明させていただければと思います。前回エコフェスタは,令和6年1月に実施しました。おおむね2年に1度開催していますが,コロナ禍の影響で,令和元年以来の開催となりました。開催場所は,文化会館たづくりの12階大会議場と,市役所前庭を使用して行いました。プログラムは,前半では,ポスター作品やエコ川柳の入賞者表彰式,感謝状贈呈式を行いましたが,第8回では,時期的な兼ね合いから,行う予定はありません。後半のイベントについては,委員の皆さまが検討するに当たり,有用な箇所を抜き出して説明します。  4ページの下部2枚が,古紙の分別コーナーの写真です。5ページ上部2枚が,プラスチック・ペットボトルコーナーの写真です。中段の2枚が,災害事故危険物コーナーの写真です。下段の左が,展示コーナーにひも付けた,ビー玉コマ装飾体験。下段の右が,雑誌回収袋製作体験です。6ページ上部の2枚が,小型家電解体体験コーナーです。次に,中段の2枚が,市役所前庭で行ったごみ収集車乗車体験コーナーです。ごみ収集車や枝のチップ化を行うチッパー車を配置し,その乗車体験や剪定(せんてい)枝のチップ化の実演などを実施しました。  開催後に振り返りを行ったところ,主な課題として,開催時期,開催場所,集客の3点が挙げられました。開催時期については,冬の開催であったため,寒さが厳しく,次回は過ごしやすい気温の時期に開催すべきとの意見で,夏休み前に行えば,子どもたちの自由研究の参考にもなるのではないか,環境月間でもある6月に開催するのがよいのではないか,といった意見を頂きました。開催場所については,たづくり12階の会議場と市役所前庭の実施となり,場所が分断され,連携が取りづらかった。また,全体でどのような動きをしているか,分かりにくかった。来場者の移動の負担,こちらの案内も含めて,上下移動がないような場所の確保ができないか,といった声が寄せられました。  集客については,市役所前庭周辺は人混みが乏しいので,さらに人通りが多く,集客が望める場所で開催ができないのか,といったご意見を頂きました。開催時期,開催場所,集客についての委員の皆さまのご意見を踏まえ,場所の選定等を進めた結果,イトーヨーカドー国領店にご協力いただくことができました。  資料2,第8回エコフェスタちょうふについて(素案)の裏面をご覧ください。イトーヨーカドー国領店の所在や,提供いただけるスペースについて図示しています。イトーヨーカドー国領店は,国領駅から徒歩8分ほどの位置にあり,品川通り,狛江通りに面した,食料品や衣料等,多岐にわたる商品を取り扱うスーパーマーケットです。土日のレジでの清算人数は1万人程度と聞いていて,集客の面の問題は,前回より改善することが期待できます。このたび,調布市一般廃棄物処理基本計画の策定委員としてご尽力いただいた方が,イトーヨーカドー国領店の副店長を務めているご縁もあり,場所を提供いただける運びとなりました。使用スペースは赤枠で囲んだ場所です。品川通りに面していて,普段は駐輪場や休憩スペースとして使用されています。  続いて,表面をご覧ください。開催時期について,令和7年6月の開催で内諾を頂いています。イトーヨーカドーでは,例年,環境月間の6月に合わせ,店舗内で環境保全に関する展示などを実施しています。エコフェスタ内でも,その展示や取り組みについて紹介できればと考えています。  項目7,イベントの内容をご覧ください。今回の審議会では,委員の皆さまに,実施するプログラムを考えていただければと思います。実施内容やコーナーの数は,現在のところ未定のため,今回出していただいた案を元に,具体内容を詰め,次回の審議会で提示する予定であることから,幅広くご意見を頂ければと思います。なお,イトーヨーカドーからは,子どもが参加できるものや,関心を持ってもらえるようなものをプログラムの中に織り込んでほしい,とのお話を頂いています。資料中段には,先ほど説明した,前回の出し物を列記しているので,ご参照ください。下段には,市が実施したいと考えている出し物をお伝えしています。説明は以上です。それでは,ここからは江尻会長に進行をお願いします。 江尻会長  ありがとうございました。エコフェスタちょうふに関しては,前期の委員をなさっていた方は体験しているので,今の事務局からの説明で,「なるほど,あのことだな」というのは,分かっていただけたと思います。しかし,今回委員になられた方がいらっしゃるので,意見もそうですけれども,説明の中で不明な部分,それからもう少し詳しく聞きたいことや,過去のことを含めて,発言いただいてもいいと思います。それから,その6月のイトーヨーカドーというのは,決定と考えていいですか。 事務局(寺園)  そうです。環境月間に合わせて,こちらを軸に進めていければと考えています。 江尻会長  ということで,前回の反省を踏まえて,事務局でいろいろと場所を探した結果,大方,課題を解決できるであろうということで,この時期と,それから会場とを探し当てたという状況なので,これを前提として,まず進めていくということでよろしいですか。皆さんに,ここの部分に関して同意を頂かないと,前に進めません。6月何日かは決まっていないのですね。 事務局(寺園)  今のところは確定してないのですけれども,梅雨の時期もあるので,初週,2週目で開催できればと予定してはいます。 事務局(雨宮)  イトーヨーカドーさんからも同じような意見を頂いています。 江尻会長  分かりました。では,6月の上旬あたりと,それから,イトーヨーカドー国領店で実施をする疑問点なども含めて,第8回のエコフェスタちょうふについて,皆さんに自由に発言を頂ければと思います。  そして,実は,この審議会でこのイベントをやるのは,非常に珍しいパターンなのです。もしかすると,調布だけかもしれません。私も,この委員会の関わりがずいぶん長くなってきましたが,例えば条例や計画を作るようなことを行うと同時に,特にこのような基礎的自治体の審議会は,市民の立場で考えて,自分たちも市民であることを意識して,言ったらやろうよ,決めたらやってみようよ,ということで,一つの検証をすることです。それから,自分たちがよかれと思って決めたことが,市民に対して,地域に対して,それが本当にプラスになっているのか,自分たちの目で確認しながら,次の委員会の審議に役に立てていくために,実は,これは始まってきたものなのです。  ですので,ぜひそのあたりを理解して,第8回のエコフェスタちょうふを成功させるためにはどうすればいいのかも,考えていただきたいと思います。コロナがあったので,いろいろと変更がありましたが,だいたい1年置きにこれを実施しています。それで,自分たちの審議や議論などを,それぞれ地域の活動にきちんと落とし込んで役に立てていこう,市民の意見をきちんと頂きながら,議論を進めていこうということなので,そのようなことも含めて,皆さんにお願いして,ご協力していただきたいと思います。  今日は第1回目なので,疑問と,それから,前回やられた方は,このようなことは課題だったのでこれはやめましょう,などですね。それから,イトーヨーカドーでやるのだったらこれがいいのではないか,ということもあると思うので,今日は,まず,まず自由にご発言いただきたいと思います。1回目なので,ご発言の前に,少し簡単に,どこの誰で普段このようなことをやってる者です,というようなことを発言していただけると,軽い自己紹介になると思うので,よろしくお願いします。  かく言う私は,今日,このパンフレット(TAMA-3Rフォーラム2024,出動!! こども3R協力隊)を配っていただいたのですが,このようなイベントや,普段は,多摩市にある,八王子,町田,多摩で構成する多摩ニュータウン環境組合と一部事務組合があり,そこに学習するための啓発施設がありますが,そこのセンター長をしています。ごみに関しても,30年近く,さまざまなところで教えたり,一緒に学んだり,見学をしたり,取材して文章を書いたり,いろいろなことをやってきましたけれども,今はその施設を使っていかに学習してもらうか,啓発を進めるためにはどうすればいいのかが,自分の研究テーマになってきた状況です。その一環として,今回,調布市にも協力をしていただき,これは多摩地域全域がエリアになるNPOのイベントなのですけれども,このようなことを行いました。またこれに関しても,調布市の部分に関して報告があると思います。よろしくお願いします。  長くなりましたが,それでは,今日は皆さんに自由に発言を頂きたいと思います。疑問点があれば,それも合わせてどんどん言っていただければと思います。ご発言の時には,すみません,お手を挙げていただければ,私が「お願いします」と指しますので,お願いしたいと思います。それでは,いかがでしょうか。 山下副会長  では,私からよろしいですか。 江尻会長  お願いします。 山下副会長  自己紹介も兼ねてということでしたので,副会長を拝命しました,山下と申します。仕事は,一橋大学の経済学部で,環境経済学や資源経済学という分野を担当しています。研究としては,ごみの話とエネルギーの話と二本立てという感じですが,若い頃はどちらかというとごみ中心で,海外のごみの調査や,ドイツのごみ箱を見たりなど,珍しいところでは,カンボジアやケニアなどのごみ捨て場に行ったこともありました。最近,特に震災以降は,エネルギー関係が主流で,再生可能エネルギーをどのように増やして脱炭素につなげていくかという研究を行っています。調布市民です。深大寺元町に住んでいますので,よろしくお願いします。  本題に移りますけれども,開催時期の話ですが,私が,前回の反省として6月頃がいいのではないかということを申し上げました。しかし,申し訳ないのですが,調布市では,同じ6月に環境関係でもう一つの行事があったことをすっかり失念していました。環境フェアというのでしょうか。同じ環境部さんの所管で,6月の週末に常時やられていたと思いますが,それとこの行事と,どのような関係になるのか。さすがに同じ日とはならないと思いますが,連続して開催してしまうことがマイナスにならない対応を考える必要があると思います。  今から6月とは別にするのは難しい印象なので,であれば,同じ環境部の中ですので,行政内部で両方がうまく連携できる形を取っていただければと思います。向こうが先でこちらが後であれば,その環境フェアの時に,来週は国領で同じような,でも少し違って今度はパッカー車が来ますよ,というアナウンスをしてこちら側の宣伝をする形でやっていただくと,連続開催であってもよいのではないかと思います。そのあたりを検討いただければと思います。ひとまず以上です。 江尻会長  ありがとうございます。今のご意見について。 事務局(雨宮)  この環境フェアの兼ね合いについては,所管する環境政策課と,日程調整等も含めて検討しているところです。今ご意見を頂いたように,同じ環境部のイベントなので,お互いが,より効果的な宣伝と集客ができるように,双方で調整は引き続き図っていきたいと思います。 江尻会長  ありがとうございます。ぜひうまい連携を取らないと,もったいないですね。お願いします。 B委員  Bと申します。よろしくお願いします。私は,調布の北部公民館というところで,サステナブルを学ぶ会をやっていて,そこの縁で,ごみに興味を持ち,こちらの委員にさせていただいています。今回,2年終わって3年目ということです。このエコフェスタですけれども,前回はかなり楽しく参加させていただきました。それで,もうそこのことを言ってしまっていいのでしょうか。 江尻会長  いいです。どうぞ。 B委員  まずは,時期などに関しては,今回解決したということで。イトーヨーカドーは,平日ではなくて,土日ですね。 事務局(寺園)  土日開催を予定しています。 B委員  前回の市役所の外と中では,集客がもう大きく変わってくるのが想像されます。そこに対応できるのかが正直,これを見て不安を感じたというか,楽しみを感じたところです。そこでどうしていくかというと,私は前回は蓄電池が燃えてしまうことや,危険物や蛍光灯のごみなど,危険ごみの担当でしたが,実は,話をしてみると,「このごみはどう出すの」などと相談を受けることがあり,こちらの知識がないと,対応に意外と四苦八苦するという経験をしました。ということで,まず1つ目は,今回はどのブースを担当するのか分かりませんが,事前の勉強会をしっかりとやっていただきたいと,すごく感じています。  また,景品というのでしょうか。前回はスタンプラリーだったのですけれども,最後,終わったところで景品交換するのですが,その景品が少し貧弱だったのです。せっかくあれだけスタンプで回ったので,もう少しいい景品を,と思っていました。今回はイトーヨーカドーさんが会場なので,イトーヨーカドーさんからも,何かいい製品というか,その辺のプレゼントなどをしてもらえないか,とも思いました。  少し順序が変わってしましますけれども,去年の課題としては,告知がうまくできていなかったと思います。ポスターとチラシの納品が遅れたことと,対象である学校,小学校に配布ができていなかった気がしています。今回はイトーヨーカドーさんなので,店内にポスターを貼っていただき,そして,できればチラシです,スーパーのチラシの角に,「調布のエコフェスタをやるのでぜひ来てください。ごみの車に乗ることもでき,リサッチョとの記念撮影ができます」などと。リサッチョというキャラクターも,もう少し利用しようという意見も出ていたと思います。着ぐるみの予算が高いという問題もあったと思うのですが,特大ポスターを作る,頭に付けるお面を配るなど,何かしらリサッチョというキャラクターを使ってアピールするのはどうかと思っています。細かいところですがそのようなところです。 江尻会長  ありがとうございます。何かありますか。いいですか。 事務局(雨宮)  3点目に頂いた告知の件ですが,今回,われわれも周知がうまく徹底できていなかったことは,非常に反省点として捉えていたところです。告知については,先ほどお話に上がった環境フェアを参考にすると,やはり1カ月,2カ月程度の間は十分に告知をしていたという話を聞いているので,まず,告知を早めに仕上げるということです。  また,新たな取り組みとして,今,教育部門で,「すぐーる」という保護者向けの連絡アプリが,今年度から活用できるようになりました。そのようなものを使って,配信を効果的にしていくとともに,後ほど紹介しようと思っていましたが,新しい「ごみナビ」も,今,随時試験運用スタートしていますので,このようなものも使って,電子媒体でも広報を幅広く行っていく予定です。そして,キャラクターの活用も,予算等の兼ね合いもあるのですけれども,できる限り工夫を凝らして,なるべく目を引くような広告物として掲載を図っていきたいと思います。 江尻会長  ありがとうございます。いかがでしょうか。Kさん,どうぞ。 K委員  遅れて申し訳ありません。実は,この場に来るのは初めてではなくて,6年ほど前でしたか。審議委員に数年関わったことがあります。名前はKで,今は世田谷区の東都三軒茶屋リハビリテーション病院の相談員をやっています。福祉の分野からの視点で,少しご提案することもできるかと思っています。  手を挙げたのは,今回,会場が今までと違って,イトーヨーカドーさんにご協力いただけるということです。しかも,イトーヨーカドーさんで,子どもさん向けの企画も毎年やられているのとコラボもできるという話です。ですので,ここは,やはり,イトーヨーカドーさんの元々のテーマである,夏休みに向けての子どもさんの関わりも,これに盛り込むような形で,場所も貸していただいているのですから,こちらもイトーヨーカドーさんの企画にも貢献するような形で,両方の相乗効果を求めるのが大事だと思います。  ですので,もちろん環境フェアともそうですが,イトーヨーカドーさんともコラボするので,そこを入れたいと思います。特に,イトーヨーカドーさんは子どもが盛り上がるような企画が欲しいとのことですので,そちらを強化していく形のほうが,イトーヨーカドーさんのチラシにも盛り込みやすい面があると思います。宣伝の方面からも,そのようなことを強調してやっていくのがいいと思います。 江尻会長  ありがとうございます。いかがでしょうか。その他はありませんか。 I委員  では,いいですか。すみません。今期から参加させていただきます,Iです。 江尻会長  Iさん。 I委員  よろしくお願いします。ふじみ地区自治会と連合会の増田さんからの紹介で,参加させていただいています。ふじみ衛生組合の地元協議員をやらせていただいています。普段は小さなマーケティングプランニングとプロジェクトマネジメントサービスを提供する個人事務所をやっていますが,それと同時に大学院に通っていて,今,EUが支援する環境法施策の研究を行っています。その研究の一環で,このような関わりをしていきたいと思い,参加させていただいています。  本題の質問に関してですが,私も初めての参加なので,これまでの過去の経緯や歴史を全く分からないままに質問しますけれども,ここに参加することに対して,おそらく,このコンテンツについて意見を述べることを期待していただいていると思います。このコンテンツの是非を判断するために,どこかで目的と目標が見られるのかを知りたいと思います。それにおいて,これが正しいのか正しくないのか,意見ができたらいいと思ったので,ぜひ教えていただけたらと思いました。 江尻会長  目的と目標について,事務局から説明しますか。目的は,先ほど申し上げしたように,1つは,審議会の立場では,自分たちが作った計画や考え方などが,その方向を向いているのかどうかを確認していくのが,審議会としての1つの目的です。行政,調布市との共催ということもあるので,調布市の立場としては,やはり,どこまでごみの減量についてきちんと伝えられるのかが,1つの目的になるのかと思います。  目標ですけれども,ここの目標の部分は,今もKさんからも,それからBさんからも話があったと思いますが,子どもに伝えていくために,例えば,子どもにたくさん来てもらうことを目標にするなど。それから,私はあまり何人来るというのは好きではありませんが,何人に来てもらう,ということを目標にする。また,何かを理解してもらうことを目標にする。例えば,勉強会とありましたけれども,勉強会をすることで,私たちが市民の人たちにきちんとお伝えすることを1つの目標にしていくなどです。多分この目標に関しては,第8回は何にするかは,これから議論されていくかと思っています。  エコフェスタそのものについては,先ほど最初に申し上げたとおりです。大きなものがあると思いますので,その目標は,多分,皆さんから今日いろいろなご意見を頂いた中で,ではここを1つの目標にしていこうというのが出てくると思います。それから,キャッチフレーズを決めると思いますけれども,そのキャッチフレーズを何にするのかでも,少し見えてくると思います。まずは皆さんに思うところを発言いただいて,皆で目標は決めていく流れでいければと思います。 I委員  分かりました。ありがとうございます。 江尻会長  よろしくお願いします。 事務局(雨宮)  よろしいでしょうか。目的の部分ですけれども,調布市は,子どもたちの環境学習に力を入れています。そのような一助になるために,実際に子どもたちに来場してもらい,見て触れて体験するなどの行動を通じて,1人でも多くの子どもに,ごみの減量やリサイクルの取り組みについて興味を持っていただくことを,大きな1つの目標として掲げています。 江尻会長  ぜひ動員してください。お願いします。ありがとうございます。他にいかがでしょうか。どうぞ。Cさん,お願いします。 C委員  Cと申します。よろしくお願いします。私は,前職を定年退職して,それから清掃工場であるクリーンプラザというところで,小学校4年生の子どもたちに,社会科見学の説明員をしています。もうあっという間に11年ほどたってしまいました。そこで,常に子どもたちに教育をしています。  その中で,このような展示をする時に,先ほど目的という話があったのですが,なぜペットボトルを分別しなければいけないのか,今,世界的に見て,日本人がどれだけ消費しているかという目線も,これからの社会では非常に大切なことだと思います。特に,1回だけの消費で終わってしまうペットボトルや豆腐などの容器のプラスチック類の消費は,日本は世界のトップクラスなのです。そのようなところでは,私たちの生活が,どのようなことが世界で見て標準になっているのかも,やはり視点としては見ていただきたいというのがあります。  ですから,その展示の目的の中に,資源のない日本はこれだけ消費しているというのも,まずは見ていただきたいと思います。それから,スプレー缶,あるいはリチウム電池が,便利になっているので,今,どんどん増えていますよね。そして,全国の清掃工場は,火災がたくさん増えています。ですので,写真の展示で,これらを分別しないと実際にこのような事故が起こっているということも,目的,背景,そのようなものも,聞くこと,見ること,踏まえて,具体的なことを感じてもらうようにするのがいいと思います。  前回,私は収集車でずっと外にいて,中は見られなかったので,上でやっていた部分は,実際のところを見ていませんでした。そこでは,やはりそのような目的と具体的な例と,今日本はどのような立ち位置であるのかということも含めて,教育をしていったほうがいいと思います。  場所ですけれども,非常に言いづらいのですが,国領の駅前がいいかなと,非常に思ってしまいました。できれば駅前で,調布は駅前はできないので,国領の駅前だったらいいのにと思って来たら,もう決まってしまったので,大変言いづらいと思ったのですが,ショッピングに来る方だけではなくて,収集車も来るので,たくさん置けます。ですので,どうしてかと思ったのが1つです。以上です。 江尻会長  ありがとうございました。場所に関しては,イトーヨーカドーが駅前にあればよかったのですけれども。国領の駅前の広場など,また,今後1つの対象になってくるかもしれませんが,かなり事務局が相当苦労して見つけてきたようなので,今回はここでやることで進めたいと思いますので,ご理解をお願いします。そこはご協力ください。 C委員  それは全然いいです。 江尻会長  私がやったわけではないのですけれども,ご理解くださいとしか言いようがないので,お願いします。ありがとうございます。今,皆さんから,だいぶ子どもという話が出てきていますが,他にいかがでしょうか。 F委員  皆さん,こんばんは。名簿を見ると,実は,平成の時から委員にさせていただいているのは,江尻委員長と私だけです。何か気が付いたら長いです。調布の西友ストアさんの隣の,1階がアフラックさんが入っているビルがあるのですけれども,そこが自宅兼事務所で,不動産業をやっているFです。以前は,同じ屋号の家具屋を家業でやっていましたが,そこの息子というか,孫です。地元で家具屋の息子で,今は不動産業を行い,いろいろな地元の方々とお付き合いして仕事をさせていただいています。そのようなわけで,このごみ減量のところにも顔を出させていただいています。エコフェスタちょうふについては,前回は場内の整備と,一番人気がある家電製品の解体,私が担当した時には,電子レンジなどの解体が,子どもたちと一緒にやらせてもらって,すごくいい企画だったのですが,人が回遊している間に申し込んでいる子どもたちが帰ってしまうなど,いろいろともったいないことがありました。今回,とにかくイトーヨーカドーさんが手を挙げていただいたので,私も含めて,調布市の事業者,また,ここにも今日いらっしゃっているDさんのパルコさんなども,このようなリサイクルに関する意識が非常に高い企業さんだと思いますが,その1カ所としてイトーヨーカドーさんが手を挙げていただいたと,うれしく思っています。  レイアウトで早速気になったのが,出口のところです。あの出口のところだと,写真にも雨があるのですが,当日,そこにテントか何かを張り出してやるのか,や,そこにパッカー車などを止めるのか,など,これからいろいろと考えられると思います。今までこの審議会で行ってきた,エコフェスタの手作りのさまざまな企画などもありました。せっかくなので,あのような企画など,ぜひ,いろいろな企画を入れていただいて,そのようなノウハウもできていると思うので,全部盛り込んで,盛りだくさんでやれたらいいと思います。  それと同時に,親御さんたちが当日押し寄せてしまったら大丈夫か,などと,いろいろと心配も,楽しみにしながらも,さまざまな意見を出し合いながら,いいものを作っていけたらと思って見させていただいていました。まとまりはないのですけれども,以上です。 江尻会長  ありがとうございます。雨の日について,事務局で何か考えていることはありますか。 事務局(寺園)  今のところは,使う什器(じゅうき)などはまだ確定していなくて,雨を想定すると,やはりテントが基本になってきます。ただ,そうすると,やはり出せるブースもだいぶ絞られてくるので,今日皆さんから頂いて,まずはプログラムを出して,もちろん,プログラム1つ1つで使う規模なども違ってくるかと思います。雨天の時も想定しながら絞り込みを行い,当日どのような什器が使えて配置できるかも,今日頂いた意見を元に,今後進めて考えていかなければなりません。本日は,出すブースについて何にするかを主に,ご意見を頂ければと思います。 事務局(雨宮)  念のためですけれども,イトーヨーカドーさんは,こちらの会場の入口側にスペースを設けていますが,場合によっては,そのような店内も貸していただける話があります。今,寺園が申し上げたように,まず,いったん意見を頂いて,雨天でも対応できるようなフォーメーションで検討していければと考えています。 事務局(寺園)  店内利用も,ある程度調整も含めてやっていければと思います。広報も,店内一部提供が可能という話は頂いているので,そちらも詰めていきたいと考えています。 江尻会長  ありがとうございます。ここのところ,雨も半端ない雨という感じですものね。6月は梅雨の時期でもあり,どのような気象状況になるかは,想像ができません。テントを外に張っても,そのテントに水が溜まるようなこともよくあります。事故が起こることもあるので,テントを張るだけでは済まなくなり,今度は店内という話になると,その店内でどこをどのように使うか,またいろいろと難しい問題は出てくると思いますので,今後の調整になると思います。  雨ですぐに中止にするということではありませんよね。ありがとうございます。それでは,他はいかがでしょうか。Gさん,今回初めてですけれども,どうですか。調布清掃さんには,いろいろと,家電の解体体験も含めお世話になりました。 G委員  調布清掃のGです。市のごみ収集をやっている業者の者です。業務の責任者で,また私は元々整備士なので,車両の管理や簡単な修理など,いろいろとやらせていただいています。今,エコフェスタと環境フェア,ともにほぼ毎年参加して,前回のエコフェスタも車両の乗車会でひっそりといて,対応していました。確かに,前回は,あまり思ったよりお子さんが来られませんでした。上でどのようになっていたのかは,やはり下ではつかみづらかったことはありました。  今回はイトーヨーカドーで,私は,今は調布市民ではないのですが,ここの正面の小学校に通っていたので,地元だなと思いました。そのようなことがあり,ここで開催できるならとてもいいと思います。集客の面では,やはり,できればたくさんのお子さんたちに来ていただきたいです。  乗車体験は,1回,仕事の車のいろいろな体験のようなものを,調布の駅前広場でやったことがあるのですけれども,あの時はもう大変でした。熱中症になるかと,倒れそうになりました。それぐらい長い行列になってしまいました。並んで,乗車体験で後ろにごみを入れて,ボタンを押して巻けるという体験をやったのですけれども,非常にたくさんの人数が来て大変でした。逆に良かったのですけれども,そのようなことがあります。  あのような体験は,子どもは非常に喜びます。1度まき終わると,中のごみを出すので,その時間も皆で見ていて,パッカー車が上がると,周りで,「すごい」などと言って拍手喝采が起きて,お子さんたちが結構喜んでいました。また,出てきたごみを出して,皆が順番で積んでいった時には,本当にすごかったです。ここでそれができるかというと,なかなか難しいですし,あのまくという作業は結構危ないので,簡単にできることではないのですが,そのようなことをやると,結構すごいことになりました。  場所も,先ほど話がありましたけれども,調布の駅前だったので,お昼休憩も取れないほどの大行列でした。そのようなこともいろいろとできたらいいと思っています。監視員の私たちが見ていないと,けがなどもあるので,結構危ないところもあります。でも,お子さんたちも喜ぶので,できる限り実行できたらと思います。以上です。 事務局(雨宮)  よろしいですか。今,G委員から,先ほどB委員からも,人数の話が出たのですけれども,これはあくまで参考値ですが,だいたい土日で1日当たりレジを通す人数で,1万人以上の方が来られています。多分,相当数の方に体験いただけるのではと考えています。 江尻会長  1万人来てしまったら,大変なことに。 C委員  1万人来たら,前回,調布清掃さんと,それから吉野清掃さんが,結構立派なバッグとメモ帳と,プレゼントを用意してくれたのですよね。 G委員  バッグは吉野清掃さんです。うちは,パッカー車のティッシュボックスです。メモもありましたね。結構人気あったのが,やはり,パッカー車のティッシュボックスの組み立てです。 C委員  とても立派ですよね。 G委員  ただ,組み立てるのが難しいようで,結構,「親御さんに手伝ってもらってね」と言って。 C委員  すごい点数になりません? G委員  それが来るとなると,やはり,結構,いろいろなイベントでは順番待ちがかなりありました。前に,エコフェスタだったか忘れてしまったのですが,乗車体験で,当社の車は全部無線機が付いているのです。知らない子と,あちらの車とこちらの車で話したりしていて,非常に人気だったので,そのようなこともおまけでできればいいかと思います。皆がそれで仲良くなったりしていたので,そのようなものも,いろいろとオプションに入れて遊んだりもできるので,車はできる限り。 江尻会長  車をうまく持っていけるか,配置できるかどうかも,また今後,イトーヨーカドーとの協議ですね。 事務局(寺園)  前回よりは,現状のスペースだと台数は限られます。 江尻会長  そうですね。でも,とてもいいお話だと思うので,またその時にはご協力いただくことになると思います。 事務局(寺園)  ぜひよろしくお願いします。 江尻会長  ありがとうございます。それでは,D委員,いかがでしょう。 D委員  パルコのDです。駅前です。前回,衣服のリサイクルを始めるという話をしました。6月15日からのデータで,今,都内5店舗で回収しているのですけれども,約75キロの衣類が集まり,そのうち廃棄するのは1.8キロしかなかったということです。ほとんどがリユースで,あとは自動車のシートなどにするリサイクルです。調布は特に多く,最初,ボックスが2つだったのですけれども,全然間に合わなくて,今3つになっています。それでも間に合わなくて,私たちが一時回収などをしているほど,調布の人たちは,環境などに関心のある,かなり意識が高い方たちが多いと,また思っています。  エコフェスタに関して,私が思っていた意見はほぼ出たのですけれども,どちらかというとイベントをするほうの立場として,おっしゃられたイトーヨーカドーさんと一緒に,というようなのはとてもありがたいご意見だと思います。今,特に,このような施設は,ワークショップをすると,お子さんがいるご家族がたくさん来てくれるので,ワークショップの開催は,非常にやりたいと思っています。ですので,多分,イトーヨーカドーさんでもやられることと,こちらでやられることが一緒になると,本当にいいと思います。一緒に開催的なことが,イトーヨーカドーさんにもすごく喜ばれると思います。  また,場所貸しは,私たちはなかなか出せないので,素晴らしいと思っています。しかし,おっしゃるように雨です。この季節に私たちがイベントをしようとすると,梅雨や非常な暑さなどがあるので,今見る限りでも,やはり雨が降った時どうするかは,きちんと考えておいたほうがいいと思います。  また,先ほど,土日の買い物客の方が多いとおっしゃいました。去年,確かに寂しいという感じではあったのですが,去年と同じようなこちらのメンバーだと,厳しいと思います。イベント集客する時に,1万人全員が来るとは思いませんが,さばき切れないと思います。ですので,やる内容や警備をどうするなど,きちんと考えないと,混乱してしまって大変だと思います。集まるのはいいのだけれども,さばけるかといったところは,きちんと考えたほうがいいと思います。また,リサッチョは絶対に使うべきだと思います。着ぐるみまでとは言いませんが,かわいいので,このグッズなどをいろいろ作ってみたらいかがかと思いました。以上です。 江尻会長  どうもありがとうございます。行く側ではなくて,やる側からのご意見で,今の,特に警備の問題や,それからやる気はあるけれども,あまりたくさん来てしまったがために大変なことになってしまったというのも,よく聞く話です。その辺を想定して,またシミュレーションしながらやる必要があると思うので,その時にはご意見をよろしくお願いします。ありがとうございました。Eさん,いかがですか。 E委員  私は今回,初めて参加させていただいています。住まいは国領なので,会場が非常に近いところなのですけれども,私はたまたま国領の北側なので,イトーヨーカドーはめったに行かないのですが,会場はとても素晴らしいと思います。先ほどDさんが言われたとおり,暑さ対策はされたほうがいいかと思います。  私は職業が建物清掃業で,普段マンションの清掃をしていて,今,通路の掃除よりも,ごみ置き場の掃除が大半を占めています。前は,1人暮らしのごみ置き場は,非常に悪かったのですけれども,ここ数年感じるのは,新しく調布に引っ越してこられた方が多いのか知らないのですけれども,ファミリータイプのごみ置き場も大変よくないのです。  実際にこのイベントを非常にいいと思うのは,私たちや大人が注意して「このようにしてください」と言うよりも,子どもが,「このようにしなければいけないんだよね」と言ってくれたほうが,おそらく一番効果があると,個人的には思っています。ですので,お子さんにごみに対する意識を持っていただくことに対しては,私は個人的に,仕事の面も含めてなのですけれども,非常に喜ばしいことだと思います。そのような意味では,私も率先して参加したいと思います。私は今回初めてなので,具体的な策は言えないのですけれども,そのような思いがあります。以上です。 江尻会長  どうもありがとうございます。Hさん。いかがですか。 H委員  調布の福祉作業所ぴいすというところの,障害者福祉団体の事業所を行っていて,ぴいす以外で何カ所かの事業所があり,そこがリサイクル連絡会を立ち上げ,牛乳パックの回収などの事業を行っています。この審議会に何年振りかで参加させていただいています。よろしくお願いします。  皆さんのお話を聞いた中で,せっかくLINEを活用されるということなので,このようなブースもあっていいと思います。ごみの出し方は,やはり,引っ越してきた方や,または分かっているようで分かっていないことが非常に大きいと思います。今の人たちは,メールなどもほとんどやらずにLINEが主になっているという話を聞くので,私は,せっかくやる形であれば,ここら辺のブースがあったら非常に助かると感じました。 江尻会長  ありがとうございました。J委員はどうですか。 J委員  私は調布市の下石原の,紙のリサイクル問屋業の事業所の所長を務めています。そこは,市民の方や事業所から排出される紙が集まってきて,それを製紙メーカーに卸しているところで,調布市の水曜日に回収されている古紙の約37%が,今,むさし野紙業に入ってきています。  このエコフェスタで,前回の時に,思っていたよりも小さいお子さんたちがたくさん来ていた印象がありました。パッカー車の乗車体験は,少し大きめのお子さんたちもいたと思います。今回,何ができるかといろいろと考えていた時に,前回よりも少し会場が狭くなると思い,調布清掃さん,吉野清掃さん,むさし野紙業で,パッカー車を1台,2台用意をしてここに置かせていただいて,イトーヨーカドーさんからは排出される段ボールを協力してもらえれば,それを子どもたちに1枚ずつ渡して,スイッチを押してその場で操作をします。パッカー車は,中から,今度は作業をしているモニターで,音や声も聞けます。乗車体験も兼ねて押して回す子ども,中に入ってそれを見る子ども,私どもと調布清掃さん,吉野清掃さんで協力をすれば,それぞれの安全を見ることもできると思います。  まずは,人が来てもらうことが一番大事だと思ったのと,ここに来てもらい,ごみ問題に対する興味を持ってもらうのが,すごく重要だと思いました。まず来て,子どもたちに,ごみを回収している車や,自分たちが生活していると,調布市からこのようなごみが出ているというものを見てもらい,体験をしてもらう。そこから,今,何に困っているか,このままだとこうなってしまうというのを,リサッチョを使って発信するなどします。今度は,場所がイトーヨーカドーさんで,大人も来ると思うので,大人たちに向けたチラシを用意するなどすれば,いろいろな人たちの目に触れると思います。  パッカー車を用意するのに,当社のパッカー車は白無地なので,落とせればですが,その日に限ってはパッカー車をキャンバスにしてもらい,リサッチョの絵を描いてもらっても構わないですし,「困っていることは何ですか」のようなアンケートを取って,マジックや磁石などで1か2や,AとBなどをしてもいいと思います。そのようなことを皆さんで出し合ってアンケートを取り,1つの答えとして,またこの調布のごみアプリを使って配信するなどできれば,いろいろと連携できます。まず,その発信源になるイベントになればいいと思います。せっかくなのでやってみたいことがまだいろいろと出てくるとは思いますが,今私が考えているのは,そのようなところです。 江尻会長  ありがとうございました。前回はトイレットペーパーをご提供いただいたり,いろいろと分別,禁忌品の展示を作っていただくなど,ある程度広いスペースでやっていただきました。今回はスペース的にはそこまでは無理かもしれませんけれども,またぜひご協力お願いします。トイレットペーパーをくださいというわけではないのですけれども。 だいたい今,皆さんに自己紹介を含めてご発言を頂きましたが,最後にL委員も委員さんですので,同じように自己紹介を含めて,一言どうでしょうか。 L委員  私は調布に生まれ調布で育ち,調布の市民のお役に立つところに勤めているLです。地元の皆さまとは,いつもこのように自己紹介をさせていただいています。今回の件で,私は委員という立場でありながらも,事務局側にも両方あるので,あまり言い過ぎてしまうと,なのですが,1つは,先ほどIさんからご指摘いただいたとおり,まず目的をはっきりさせることと,対象もはっきりさせることです。そして,これまでと会場が違うので,Dさんからもご指摘があったように,多く来た時の対応も,それから,雨天の想定もきちんと考えておきましょう。環境や目的はまずはっきりさせて,共有しておいたほうがいいと思います。  前回は,ごみ減量とリサイクルをテーマにというキャッチで,チラシを作っています。先ほど会長からお話があったような,キャッチはどうするかは,これらを前提にして,目的に照らして,皆で確認し合いながら,ということが1つあってもいいと思います。  われわれ,ごみ減量とリサイクルについてで,ごみ減量に関しては,昨年度実績は総ごみ量が大きく落ちましたけれども,増えている品目もあります。ペットボトルです。これは前期のこの審議会でも諮問答申を頂いた内容もあります。まず,われわれは,ごみ減量の中でも,とりわけ,ペット,プラをもう少し減らせないかと考えています。今,山下先生からも指摘があるとおり,ふじみ衛生組合では,リサイクルセンターの建て替え,更新に伴い,プラごみとペットは,一部焼却をしています。ですから,少なくともリサイクルセンター更新期間中は,抑えなければいけません。そのようなこともあるので,しっかりと啓発につなげたいと思っています。あまたあるごみ減量を全般的にということもありますが,とりわけ,プラ,ペットボトル,それから粗大。これをいかにして減らすかという啓発をしたいという思いはあります。  リサイクルに関しては,これから循環型社会をつくっていく意味においては,ごみがどのような循環の仕組みになっているのか。紙ごみであれば,もうJさんのところですから,どのように循環されているのかは,子ども向けでも大人でも,しっかりと理解をしてもらうことが,これから必要な内容だと思います。そして,イベント性,楽しめるような,内容はまた皆でにぎやかにやれればいいかと思いますが,狙いは早めに決めておいたほうがいいと思います。以上です。 江尻会長  ありがとうございました。それでは一通り,皆さんに自己紹介も含めてご意見も頂きましたが,他の方のお話などを伺って,ここの部分はぜひ強調したい,または言い忘れた,などはありませんか。あの人の言ったあのことはいいと思います,などですね。そのような意見があれば,今伺っておきたいと思いますが,いかがですか。ごめんなさい。どうぞ。 B委員  私はL委員に賛成です。やはり,I委員が言われたように,目的と目標の設定がないと,本当にぶれてしまうイベントになり,それこそ集客で何人来たかがゴールではなくて,来た人が何をつかんで帰ってくれたか,その人たちが何を広げてくれるかがとても大切です。去年のイベントでも,子ども対象でもあるのですけれども,私のところは,少し暇をしたお父さんなどが来ました。お父さんだと少し込み入った話になり,例えば,私はたばこを吸わないのですけれど,たばこに着火するアイコスなどの話をしていると,次第に社会問題のような話になってきます。お父さんと話ができるのもいいと思います。  何がいいのかと思ったのですが,どなたか言われていたように,調布からのメッセージやお願いというような,1枚,チラシというのでしょうか今,家族層のごみが増えている傾向があるなどの貴重なご意見を頂きましたが,生ゴミの絞りが甘い,またはペットや粗大ごみの問題などを今調布市が抱えているので,しっかりお願いしたい5つのポイント,などを作り,どの部署になるかは分かりませんが,ごみの少し込み入った話になった時には,さっと出して話ができるものがあるといいと思いました。それを作るには,どのようなコンセプトにすればいいか,今回のスローガンは何にすればいいかが,一緒に出てくると思います。そのような,1枚皆で作るというのはどうかと思いました。 江尻会長  ありがとうございました。他の方はいらっしゃいますか? Iさん,何か。 I委員  これだけのたくさんの皆さんの力を合わせて,非常にいい会にしようとしているのは間違いなく,ふじみ衛生組合のイベントでも,皆さんが本当に一生懸命にやってくださっているのを,私はすごく感じました。ふじみ衛生組合が参加したのも,私の子どもがそのイベントに参加した時にとてもよかったので,何かやりたいと思ったほど,非常にたくさんの人の力でできたと思っています。  だからこそ,多かった,少なかった,ではそれはなぜか,次どこを目指すか,などの会話できるように,目的と目標があったほうがいいように感じていました。少ない,多いというのは,おそらく主観的なことで,その次にどうしようかという話だと思うので,設定することが大事だと私は感じていました。  また,先ほど粗大ごみやペットボトルが多いという話で,私が,ほんの少し学んだというか,ヨーロッパで行われていることを1つ紹介すると,粗大ごみが出ないように,物をシェアする仕組みが導入されているのです。Library or Thingsという,物の図書館という仕組みがあります。それを行うと,もう圧倒的に粗大ごみが減ることが明らかになっているので,例えば,そのようなことを,やるということではなくて紹介するなどでもいいと思います。われわれは地球から出られないということにまず立った上で,その地球で生きていくためには,ごみに向き合わなければいけないことを,知らせる会になればいいのではと思いました。すみません。いろいろと話してしまいました。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。その他,いかがでしょうか。 C委員  質問ですけれども,前回,環境に関する映像を作るようなことを少し聞いたのですが,それは予定があるのですか。 事務局(雨宮)  クリーンセンターの動画作成の件かと思います。来年の1月に撮影予定ということで,今,調整しています。 江尻会長  今年度中に出来上がりますか。 事務局(雨宮)  1月に撮影をして,ごみが比較的増加する3月に,一気に配信を予定しているので,6月には十分間に合います。失礼しました。 C委員  もし,そのようなものも映像として流そうと思えば,流すことはできますね。 事務局(雨宮)  はい。むしろ流していただけるとありがたいです。 C委員  そのほうがいいかもしれないですね。 江尻会長  ありがとうございます。 K委員  すみません。今,いろいろな委員さんから出た話の中で,やはりイトーヨーカドーさんの協力もあるとなると,子どもたちを参加させるわけですけれども,1つには,たくさんの人が1カ所に集まる状況は,簡単に作れるのではという話です。前回のように,かなり余裕のあるスペースで取り組むというよりも,わざわざ来てしまっている中で,どのように行うかという面があると思います。  そうすると,子どもたちが参加するものを考える時に,ごく単純化するけれども,さまざま行うことにより,子どもが喜ぶ企画にしなければいけないので,今までとは少し毛色が違うと思います。こちらがマンツーマンで関わるものが多かったのでが,そうではない,発想の転換が必要になると思います。  それからもう一つは,子どもたちが参加するということは,それに付随して大人たちが来ます。そうすると,今,委員さんからあったように,大人が暇をしてしまいます。子どもは楽しくやっているのだけれども,見ている大人はつまらないとなると,逆に,そのようにせっかく大人が来ているので,その大人が参加できるような企画も,合わせて考えるべきだと思います。今おっしゃっていた,映像を流して見てもらう,それから,物のシェア,最近はリサイクルが大部分でリサイクルショップがたくさんあるので,大人も興味があると思います。子どもが楽しんでいる間に,リサイクルのほうに暇になった大人に行ってもらう形で,ブース分けをして,人の流れを検討する必要があるということです。  それから,分別をしっかりやることが大事なのですよね。先ほどLさんがおっしゃっていたような,粗大ごみを減らす,またはプラの関係の減量に取り組む時に重要なのが,いろいろなものがごみとして出るので,このごみが分別できるのかどうかです。その時に,このような写真をアップすると,「それはこのごみです」と分けてくれます。しかも,これがいいところは,AIと会話ができるのですね。「このごみを,AIに聞いてみよう」などとやると,映像を見ながら,子どもが「これはどうなの」とやると,もうそれで参加になるわけです。大人もその映像を見られて,両方が楽しめます。このようないいものがせっかくあるので,これをプロジェクターか,そこにあるようなテレビがあるのか分かりませんけれども,AIの画面を大きな画面に転送するのは,簡単にできるでしょう。 事務局(雨宮)  ケーブル1本でできます。 K委員  ということで,1つの大きな画面を使うことにより,1人の参加者が行うことを複数の人が見ることができるので,そのような大人数に対応する形で,少し発想を変えてやる必要が出てくると思います。 江尻会長  ありがとうございました。それでは,皆さん,よろしいでしょうか。この後ですけれども,先ほどの資料1に,青いのが一番上にあるこれですが,今日が第1回で,8月26日です。その次に予定しているのが1月です。1月,3月,5月,ここのところはいいのですけれども,今日から今年中は何もない予定になっています。このスケジュールと,今後の準備などを考えると,この1月の段階で,ある程度の骨子が提案できるなり,場合によっては,それに沿って分担を決めていくなりとしていかないと,すぐに6月になってしまう状況になると思うのです。  まず,私から1つ,皆さんにご了解いただきたいと思いますが,今日,たくさんアイデアや意見を頂いたので,それをまず預けていただき,事務局と私で,骨になるようなものの案を作りたいと思います。今,皆さんに大変心配いただいているとおり,イトーヨーカドーのこの場所でやるということは,今までと全く違う会場での開催と集客ということにもなります。そのあたりは,イトーヨーカドーと一緒に,現場でかなりきちんと詰めていかないと,ある意味非常に大変なことになると思います。そのような背景も含めて,1月に,皆さんにプランをご提示したいと思います。それに合わせて,もう一度皆さんと最終的な議論をそこでできればいいかと思っています。  今日欠席の方ももちろんいらっしゃるし,それから帰宅してからふと思ったという方もいると思うので,意見や案などがあれば,できるだけ早い時期に,事務局に寄せていただき,それも合わせて,事務局と私が議論して形にした上で,2回目に提案できたらと思っています。まず預かることに関しては,ご了解いただけますか。 (「異議なし」の声) 江尻会長  ありがとうございます。それでは,いったん私と事務局で相談して,山下副会長にも相談させていただきます。すみません。よろしくお願いします。この件については,今皆さんにご意見を頂いたところまでで,今日はいったん閉めたいと思います。  もう一つ,またやらなければいけない,報告事項がありますので,そちらに移りたいと思います。では,報告事項をお願いしていいですか。 4 報告事項 事務局(寺園)  それでは皆さま,こちらの資料3の,ごみ対策課広報紙「ザ・リサイクル」をご覧ください。第96号です。7月20日に発行したので,報告します。1面には,令和5年度のごみ量や多岐のペットボトル,燃やせないごみ,有害ごみの収集頻度の変更。2面では,調布ごみナビの試験運用の案内。3面では,ふじみ衛生組合リサイクルセンターの建て替えについて掲載し,工事期間中はペットボトルの一部については再資源化され,その他のペットボトルやプラスチックについては,焼却により熱回収される旨を記載しています。また,調布市災害廃棄物処理計画の策定について,掲載しています。  続いて4面をご覧ください。ちょうふエコ川柳の募集についてです。募集は7月5日から開始し,9月5日木曜日までです。昨年度は262作品の応募を頂きました。また,小中学生ポスター作品も募集を開始し,川柳と同様に9月5日木曜日までです。昨年度は231作品の応募を頂きました。応募いただいた川柳,ポスター作品については,9月30日月曜日午後1時から10月7日月曜日の正午まで,文化会館たづくり11階みんなの広場にて,展示を行う予定です。例年,審議会委員の皆さまには,このポスター,川柳作品の審査をお願いしています。後日,依頼の文書を送りますので,お手数をおかけしますが,審査にご協力を頂ければと思います。以上です。 江尻会長  ありがとうございました。今,3点の報告事項がありましたけれども,これらについて質問などありますか。特にないですか。よろしいですか。ありがとうございます。それでは,その他の連絡事項にいきたいと思います。 5 その他連絡事項 事務局(寺園)  それでは,その他連絡事項について,事務局から3点連絡します。先ほど追加資料としてお配りした,こちらの「TAMA-3Rフォーラム2024出動‼ こども3R協力隊」の紹介の資料をご覧ください。「TAMA-3Rフォーラム2024出動‼ こども3R協力隊」の開催について報告します。多摩地域のごみ問題解決に向け,江尻会長が事務局長を務められている東京多摩リサイクル市民連邦と,東京市町村自治調査隊が組織する実行委員会では,ごみ問題について,市民に向けた分かりやすく具体的な情報の提供や,効能を促す機会の創出を重要事項として捉え,2023年度からTAMA-3Rフォーラムを開催しています。  2回目となる今年度は,子ども,及び親子を対象としたプログラムを実施し,引き続きごみの少ない多摩地域として全国に誇れるよう,1人でも多く,若い時分からごみ問題を自分自身の問題として行動できる子どもたちを増やすことを目的に,夏休み期間中にクリーンプラザふじみ,クリーンセンターなど,多摩地域内の清掃施設を活用し,開催されました。  クリーンセンターについては,8月9日,及び8月19日の2日間にわたって開催され,参加者は中学生以下の多摩地域在住,在校の子ども72人から抽選し,延べ16人とそのご家族に参加いただきました。当日は,クリーンセンター施設見学のほか,電子レンジの解体体験や,粗大ごみから出た導線の取り外し体験,古紙を活用したフォトフレームの作成など,資源化の取り組みや体験について学んでいただきました。参加者及びご家族からは,大変好評を頂いたことから,引き続き,市として出前講座等の取り組みに加え,クリーンセンターを活用した若年層向きの環境学習の充実に取り組んでいきます。  続いて2点目,次回審議会は年明け1月を予定しています。詳細等が決まりましたら,皆さまに連絡をさせていただきます。最後に,本日市役所の駐車場をご利用の方は,事務局に駐車券をお渡しください。スタンプをしますので,よろしくお願いします。 事務局(雨宮)  追加で1点,よろしいでしょうか。すみません。皆さまの机上に,最後に配布した,こちらのLINEを活用した「ごみナビ」について,紹介したいと思います。初めて紹介させていただく方もいると思いますが,この調布ごみナビについては,昨年度末から,そちらにある電気通信大学と同大学の客員研究員が代表取締役を務めるBorzoi AI株式会社,及び市との産学官連携事業として,今,こちらの新しい機能として開発を進めているものです。  どのような機能かでは,先ほどK委員にも触れていただきましたが,見出しにあるとおり,ごみの分別に迷うものを,AI,人工知能がお手伝いして,市の基準に照らし合わせてごみの分別を紹介していくのが主な機能となっています。また,名前が分からないものについては,写真を使うとその写真を元に,AIが自動判別してごみの分別等を進めます。今,日本で初めての取り組みとして進めているものです。  その他には,位置情報を売りにしている機能で,例えば,ご自身のいる位置から,最寄りの指定収集袋の販売場所を幾つか案内します。粗大ごみについても,検索すると,収集の料金が一度で検索できます。また,今,外国人の方が増えていると思いますが,こちらのAIが自動翻訳をして,多言語による分別の案内を進めることもでき,今後,適正収集,適正処理についても期待できるという新しい取り組みになっています。  こちらのごみナビですけれども,4月の下旬から試験運用を順次開始していて,先ほど説明した調布ごみナビで配布しましたが,今,7月20日から市内全域でこちらの利用を促しています。しかし,周知が一定数足りていないのか,まだ1,000人までいかないような状況ですので,ぜひまだ登録されていない方には登録していただき,ご家族や知人の方にもどんどん紹介して試験運用の参加を仰いでいただきたいと思います。それにより,よりよい制度が実現できるので,どうぞ皆さん,ご紹介にご協力いただければと思うので,よろしくお願いします。以上です。 L委員  なぜ試験運用かというと,AI機能なので,学習させることで精度が上がってくるものですから,たくさん使ってもらいたいのです。皆さまはもとより,お知り合いの方にもぜひご紹介していただき,どんどん使っていただくように,ぜひ皆さんに案内をしていただければありがたいと思っています。 江尻会長  ありがとうございました。私も入れていますけれども,これは結構便利ですよね。 L委員  かなり便利です。 江尻会長  かなり便利です。写真を撮ると,それは何だと教えてくれて,遊んでしまったりしています。 事務局(雨宮)  あいまいな言葉で検索できるのが売りで,例えば「小さい扇風機」というと,ハンディファンが出てきたりもするので,名称が分からないものは,写真を撮らない場合でも活用できますので,皆さん,どんどん利用いただきたいです。 J委員  これを,懐中電灯で1回やってみたことがあったのですが,「不燃ごみで出してください」というのと,きちんと「中の電池はこのような処理をしてください」などと,すごいと思いました。それが行われずに,今リチウムイオンの発火などになっているので,これは本当にすごいと思います。 江尻会長  ぜひ活用できるように進めていければと思いますので,お願いします。それでは。 K委員  すみません。先ほど,来年の1月までここが開かれないということなので,ぜひ言っていただきたいのが,今おっしゃっていましたけれども,1万人というたくさんの人数が集まってきても,これで対応できると思います。皆にアプリを配ってしまって,その場で展示してあるごみを皆で分別してもらい,それを子どもに,その分別先に持っていってもらうなど。多人数で一緒に行う企画が,これで実現できてしまうと思うので,ぜひ,これを前面に出して,たくさんの人にアプリを使ってもらいます。使ってみれば便利さが分かるので,使っていただくことを,ぜひ企画に入れてほしいと思います。すみませんでした。 江尻会長  ありがとうございます。今のK委員がおっしゃったような感じのことで,おそらく私と事務局だけでは詰まってしまうと思うので,皆さんに声がけをして,お力をお借りしながら,うまく乗り切れたらと思っています。山下委員だけではなくて,他の皆さんも声がけをしたいと思っていますので,その時には,どうぞよろしくお願いします。それでは,全体を通して何かご質問や確認すること,ご意見などありますか。どうぞ。 I委員  今日,資料を事前にデータで頂いていると思いますが,当日参加する時に,紙がいる,いらない,の選択できるのかをお伺いしたいです。ふじみ衛生組合もずっと紙だったのですけれども,ごみを減らそうと皆で言っている中なので,選べたらいいかと思ったのです。私はパソコンで十分なので,お伺いしたいと思いました。 事務局(寺園)  承知しました。次回からそのようにメールで周知をして,意向を伺いたいと思いますので,よろしくお願いします。 6 閉会 江尻会長  よろしくお願いします。その他,よろしいですか。ありがとうございました。それでは,これをもちまして,令和6年度第2回廃棄物減量及び再利用促進委員会を終了します。貴重なご意見をたくさん頂き,どうもありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。 (一同:ありがとうございました。)