議会報告会 〜開かれた議会をめざして〜 日時 令和7年11月9日(土)午後6時30分〜午後8時30分 場所 調布市文化会館たづくり12階大会議場 調布市議会 開会 午後6時30分 ○内藤副議長  皆様、こんばんは。本日はお忙しい中、第19回市民への議会報告会に御参加いただきまして、誠にありがとうございます。本日、司会を務めさせていただきます副議長の内藤美貴子と申します。どうぞよろしくお願いいたします(拍手)。  開会に先立ちまして、注意事項を申し上げます。本日の議会報告会は記録のために写真撮影と録音をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  なお、参加者の皆様におかれましては、プライバシー、個人情報保護の観点から、録音、録画、写真撮影は御遠慮いただきますよう、御理解と御協力のほど、よろしくお願いいたします。  また、携帯電話はマナーモードに設定していただくか、電源をお切りくださいますよう、御協力をよろしくお願いいたします。では、御確認をお願いいたします。  それでは、始めさせていただきたいと思います。  初めに、古川陽菜市民への議会報告会実行委員長より、開会の御挨拶を申し上げます。 ○古川市民への議会報告実行委員会委員長  皆様、こんばんは。本日は御来場いただき、ありがとうございます。調布市議会市民への議会報告実行委員会委員長の古川陽菜です。  調布市議会では市民の皆様に分かりやすく、開かれた議会を目指して、平成25年より議会報告会を開催しており、19回目を迎える今回は初めての夜間の開催になります。  本日の前半では9月の議会で審議しました令和5年度一般会計歳入歳出決算について、議長や各常任委員長からの報告を行い、後半ではそれぞれのテーブルに分かれて、皆様からの意見を直接お伺いいたしますので、初めて御参加される方も、何度も参加していただいている方も本日は最後までよろしくお願いいたします。 ○内藤副議長  次に、令和6年度の決算概要につきまして、井上耕志議長より御報告させていただきます。 ○井上議長  改めまして、皆様、こんばんは。ただいま御紹介をいただきました調布市議会議長の井上耕志と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  本日は調布市議会の議会報告会に御参加をいただきまして、ありがとうございます。ふだんですと、土曜日、日曜日のお昼2時から4時ということで開催をしてきたんですけども、今回、実行委員会のほうでも議論がありまして、こうした形で土曜日の夜の開催ということで行わせていただきました。本当にお忙しいところ、ありがとうございます。  調布の市議会では、市民の皆様方に信頼され、より分かりやすく、開かれた議会を目指し、様々な議会改革に取り組んでまいりました。その一環として始めましたこの議会報告会も今回で19回目となります。今回も対面にて、皆様方の御意見を直接お伺いする時間も設定いたしておりますので、最後までよろしくお付き合いいただければと思います。  それでは、私のほうからは各常任委員会からの報告に先立ち、第3回定例会の概要について御報告いたします。 (パワーポイント)  令和6年第3回定例会は、9月3日から25日までの23日間の会期で開催いたしました。この定例会では、主に令和5年度の決算に関して、どのような事業にどれだけの税金が投じられ、どのような成果があったのか。そうしたことを各常任委員会において審査をし、次年度の予算へいかに反映していくのかの議論を重ねてまいりました。  それでは、令和5年度調布市一般会計決算の概要について御説明いたします。  令和5年度は新たな総合計画の初年度として、計画に位置づけた各施策の推進への取組のほか、物価高騰対策などの取組がありました。 (パワーポイント)  令和5年度一般会計歳入決算は1,131億400万円でありました。  歳入では市税。これは皆様方からの税金であります個人市民税、法人市民税、固定資産税、都市計画税などで収入全体の約5割弱を占めていますが、このうち法人市民税や個人市民税などが前年度に比べて増加をいたしました。  続いて、次の資料を御覧ください。 (パワーポイント)  令和5年度一般会計歳出決算は1,078億4,400万円でありました。  目的別の経費を多い順に見ていきますと、まず社会保障関係や子育て関係の経費を含む民生費になります。民生費の総額が567億円余となり、前年度に続いて第1位となりました。主な増加の要因は、国が物価高騰対策として実施した低所得世帯支援給付金給付事業費や新たな障害者施設の開設準備費の増などが挙げられます。  次の資料を御覧ください。 (パワーポイント)  令和5年度の一般会計決算の歳出を4つの常任委員会ごとにまとめたものになります。総務委員会184億円余、文教委員会131億円余、厚生委員会619億円余、建設委員会142億円余となります。先ほどの民生費と総務費を主に所管する厚生委員会と総務委員会で、全体の約4分の3の予算を占めております。  次の資料を御覧ください。 (パワーポイント)  続いて、令和5年度の決算収支になります。  歳入は、令和5年度は1,131億円余。表の右の端にありますように、前年度と比べますと35億円余の増となります。  次に、歳出は、令和5年度1,078億円余で、42億円余の増となりました。  そして、その下段の歳入歳出差引きから繰越財源を差し引いたものを実質収支といいますが、令和5年度は43億円余で、前年度と比べ3億円余の減という結果となっております。この実質収支の43億円余が次年度への繰越金となり、将来の負担に備えた基金への積立て、あるいは次年度の追加財政需要などに活用されます。  ここで資料を終わります。  この決算に対しまして、総務、文教、厚生、建設の4つの常任委員会に分かれ、それぞれの所管の事項について審査を行い、すべての委員会で原案認定と決しました。  本会議では各委員長の報告の後、各会派による討論を経て採決を行い、賛成多数で認定をいたしました。  討論の概要と本決算に対する賛否の態度につきましては、11月5日発行の市議会だより第259号を本日お配りいたしておりますけれども、御覧いただければと思います。  以上で令和5年度調布市一般会計決算の概要についての報告を終了いたします。ありがとうございました。 ○内藤副議長  ありがとうございました。  それでは、これより4つの常任委員会から委員会で審議されました主な内容につきまして、順に御報告をさせていただきます。  初めに、総務委員会の報告です。榊原登志子委員長、よろしくお願いいたします。 ○榊原総務委員長  皆さん、こんばんは。総務委員会の報告を行います。 (パワーポイント)  初めに、委員の紹介をいたします。写真の左から、木下安子委員、伊藤学委員、井上耕志委員、私が委員長の榊原登志子です。平野充副委員長、青山誠委員、沼田亮委員。 (パワーポイント)  総務委員会では、行政経営部と総務部、市民部及び会計管理者、監査委員、選挙管理委員会に関する事項を所管しています。  第3回定例会の総務委員会では議案4件を審議いたしました。  令和5年度一般会計歳入歳出決算の認定について審査された主要部分について御報告いたします。 (パワーポイント)  行政経営部所管部門では、次のような要望や意見がありました。  今後の人口減少を見据え、企業誘致など中長期的な視点での税収確保策の検討と市のさらなる発展に向け、東部地域をはじめとする魅力あるまちづくりの推進を。  経常的経費には基金ではなく、一般財源を充当するべき。基金は積立金や取崩し型、混合型と様々あるが、考え方や目的を整理し、積立目標額や取崩し範囲の明確化を。 (パワーポイント)  公共施設の最たるものは道路整備であるとの観点から、都市計画道路について、まちづくりの根幹をなすものであり、都施工4路線、市施工6路線の事業が進められているが、各地域におきまして、地権者が完成を待ち遠しく思っている。それぞれの地域の発展のためにも各優先整備路線の新規完成に向け、これまで以上に重点的に取り組むことを強く要望。  また、公共施設整備ではグリーンホールの建て替えに向け、サウンディング調査を行っているが、グリーンホールへの付随施設については、どこにあるものではなく、調布にしかないもの、調布に行かなければない施設を追求すべきという意見がありました。  答弁では、具体的な併設施設は民間から提案を受ける部分である、こちらから意見を伝えることは制限をつけることにもなるため、見極めていきたいとのことでした。 (パワーポイント)  ほか不便地域の市民、移動が困難な市民へのサービスの向上の観点から、オンライン相談窓口の導入の要望がありました。  答弁では、窓口へ来庁が困難な市民にとって非常に有用であると認識している一方で、デジタルディバイド対策やセキュリティー方面への配慮などを踏まえ、市民に寄り添った相談環境の確保に努めるということでした。 (パワーポイント)  総務部総合防災安全課所管部門では、サギパト隊による啓発活動の本格実施を評価している。AIオートコールの活用など新たな対応策に取り組むなど、特殊詐欺撲滅に向けた一層の取組を要望。  また、フェーズフリーの視点を踏まえた施策の推進、市民への周知強化をという要望がありました。 (パワーポイント)  災害時のプッシュ型情報通知については、デジタルディバイド対策を含め、全ての市民への確実な情報提供をお願いする。  また、防犯カメラは、事件の際、警察より録画の視聴要請があるが、何度も同じ地域の要請がある場合は、市政としても現場周辺の環境に犯罪や事故の原因がないかをよく検証すべきとの意見がありました。 (パワーポイント)  総務部人事課所管分では、管理職昇任候補者の女性比率が年々低下しており、女性管理職を増やすためにも常勤職員数を増やすなど、超過勤務時間数を減らす取組を進めてほしいという要望がありました。  答弁としては、男女バランスの均衡を図ることは重要だと認識している、人材育成総合プランに基づき、性別による役割分担の意識改革などにつながる研修や時間外勤務の縮減に取り組み、女性職員活躍を推進するとの答弁でした。  また、デジタルツールの活用など働き方改革を評価。メンタルヘルスケア、テレワークの推進など、さらなる職場環境の整備をお願いするという意見がありました。  以上で報告を終わります。 ○内藤副議長  ありがとうございました。  次は、文教委員会の報告です。澤井慧副委員長、よろしくお願いいたします。 ○澤井文教副委員長  文教委員会の御報告をさせていただきます。 (パワーポイント)  まず、委員を御紹介いたします。須山妙子委員長です。大須賀浩裕委員です。岸本直子委員です。内藤美貴子委員です。丸田絵美委員です。宮本和実委員です。私、副委員長の澤井慧です。よろしくお願いいたします。 (パワーポイント)  文教委員会は、生活文化スポーツ部においては、文化生涯学習や産業振興、スポーツ振興などを所管しており、また、教育部においては、学校教育や図書館、郷土博物館などを所管しています。  令和5年度の文教委員会の所管部門の決算は、生活文化スポーツ部では39億円余、教育部では69億円余でした。  決算審査のうち、質疑の多かった4点につきまして御報告をいたします。 (パワーポイント)  まず、キャッシュレス決済促進事業費です。  キャッシュレス決済ポイント還元事業については、物価高騰の影響を受ける市内事業者を継続的に支援し、地域経済の活性化を図るとともに、市内のキャッシュレス決済の普及につなげることを目的として実施されており、ポイント還元費用として2億4,000万円余が執行されました。  また、ポイントや参加事業者の管理をはじめとするキャッシュレス決済事業者4者との調整、キャンペーンの広報、問合せ対応、事業者及び利用者向けの説明会の開催など、業務支援委託費として4,400万円余が支出されました。  委員からは、市内事業者に対して浸透してきているかの評価についての質問や具体的な普及率や今後の導入目標についての質疑がありました。市内の対象店舗は約2,090店舗となっており、想定を上回る利用があったことから早期終了となりました。  店舗も増えており、また、ユーザーの利用ニーズというのも高まってきていると考えている。普及率については把握しておらず、現時点では目標値等を設定はしていないとの答弁でした。 (パワーポイント)  次に、体育施設管理費のうち、市民プール劣化度調査についての結果と今後の方向性について質疑がなされました。  市民プールについては、令和5年10月に50メートルプールの水位が減少しているという事象が確認されており、プールの水槽や管理棟を含む施設全体の劣化度を確認する調査が実施されました。  その調査内容では、全体の劣化度の評価においても、50メートルプールのシート防水、循環配管、排水管などの部位の劣化が著しく、放置すると危険で、緊急対応が必要なものと判定された。これらを改修していくとなると相当の費用が予想されるとの答弁でした。  委員からは、市民プールや学校プールなど、屋外プール施設の利用状況に基づく施設の在り方の調査に加えて、複合施設化やスケボーパークの設置など、要望や意見が出されました。 (パワーポイント)  続いて、楽器寄附事業についてです。  令和5年7月から新たな取組として、既存のふるさと納税のスキームを活用した楽器寄附ふるさと納税が開始されました。寄附楽器の査定額が税額控除対象となる制度で、都内では調布市が初めてとなる事業となります。御家庭で使用されなくなった楽器の寄附を募り、中学校における部活動、音楽の授業で活用されています。  委員からは寄附実績や業務委託費の詳細についての質問がありました。令和5年度は、フルート2台、アルトサックス4台、トランペット4台、トロンボーン3台、ホルン1台、テナーサックス2台の計16台の寄附があり、楽器寄附事業のための広告宣伝をはじめとした業務委託費として52万円余が計上されています。業務委託費はウェブ広告や楽器の査定、また輸送費に充当されているとの回答でした。  寄附していただいた楽器は、市立中学校の吹奏楽部で大切に使用されており、楽器を手にした生徒たちからは喜びの声が届いているとの答弁でした。 (パワーポイント)  最後に、エデュケーションアシスタントについてです。  エデュケーションアシスタントは児童へのきめ細やかな対応が必要な小学校1年生から3年生の学級担任を補佐し、副担任相当の業務を行うスタッフです。児童一人一人に合わせて学習サポートを行ったり、登下校や休み時間中の児童の様子を見守ったりすることで、児童が安心して学校生活を送れる様々な業務に携わり、慢性的な教員不足や働き方改革の一役となっています。  委員からは、エデュケーションアシスタントの基本的な確認事項と併せて、配置後の現場からの声や課題などの質問がありました。雇用形態は会計年度任用職員で、勤務については午前8時15分から午後4時45分の間での勤務となっています。現在、調布市では全20校に1名配置されています。現状、大きな課題認識はなく、教員からは大変助かっているということで、今後、エデュケーションアシスタントを拡充してもらいたいという要望が出ているとの報告がありました。  以上で文教委員会の報告を終わります。ありがとうございました。 ○内藤副議長  ありがとうございました。  次は、厚生委員会の報告です。阿部草太委員長、よろしくお願いいたします。 ○阿部厚生委員長  厚生委員会の報告を行います。 (パワーポイント)  まずは、委員の紹介をさせていただきます。画面の左から、佐藤尭彦副委員長です。松野英夫委員です。田村ゆう子委員です。鈴木ほの香委員です。古川陽菜委員です。田中謙二委員です。最後、委員長の阿部草太です。よろしくお願いいたします。 (パワーポイント)  厚生委員会では、御覧のとおり、第3回定例会において議案12件を審議いたしました。時間の都合上、議論の多かった事項について報告をいたします。 (パワーポイント)  まずは、調布市手話言語条例についてです。  調布市手話言語条例では、条例制定後に学校教育、社会教育といった市民が手話に対する理解を深めることができる環境整備を充実させることや非常事態時に手話を使用する者が必要な情報を迅速かつ的確に取得し、円滑に意思疎通を図ることができるよう関係機関と連携し、必要な取組を行えるようにすることといった意見が上がりました。  また、手話言語条例が多くの方に理解されるよう普及啓発活動の実施や教育現場での教員や児童への支援、手話通訳者の職業病とも言われる頸肩腕障害への理解や労働環境の改善などの声が上がりました。全員、賛成でした。 (パワーポイント)  次に、調布市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてです。  国民健康保険法の一部改正に伴い、国民健康保険被保険者証の交付及び返還に関わる規定が削られることから引用条項を改めるほか、一部規定を削除するものです。採決に当たり、意見が分かれ、賛成多数でした。  主な質疑や意見として、現在の国民健康保険証の有効期限が切れた場合の対応ついて、マイナ保険証への切替えに不安を持っている方がいるので、しっかりと広報をという意見や、マイナ保険証の取得は任意だが、事実上の強制のようになっているという意見もありました。マイナ保険証は医療DXを進めるためにも極めて重要であり、利用者にとって利便性の向上が期待されるなどがありました。 (パワーポイント)  次に、決算の中から3件を報告いたします。  初めに、保育課所管分では、病児・病後児保育について。今年4月より、1つの施設が閉鎖していることについて質疑があり、担当課からは、施設と相談しながら安定的な運営に努めると答弁がありました。また、利用枠が逼迫する感染症の流行期にはベビーシッターもできるよう、助成制度のさらなる周知を求める声もありました。  あわせて、発災時の保護者へのお迎え要請について、急には迎えに行けない保護者に対して個別に丁寧な対応を要望する声や将来的に子どもの数が減少する中、保育施設の運営を懸念する声も聞かれました。そして、現在作成中の保育の質ガイドについても質疑が行われ、保育の質のベースとなる保育士の処遇改善を求める声がありました。 (パワーポイント)  次に、福祉については、総合福祉センターに関して、シャトルバスや集会機能についての質疑がありました。シャトルバスは実証実験を基に、運行ルートや発着場所の検討を行っているとのことでした。移転後の施設整備については、今後も関係者や住民との十分な意見交換を求める声がありました。  ほかに、調布市避難行動要支援者避難支援プランについては、75歳以上の一部を対象に個別支援シートを作成していることや、様々な災害に備えて、今後プランを改定するとともに地域防災計画にも必要な修正条項を加えることで、より災害時に支援が必要な人たちが支援を受けられるような体制を整備していくということが確認されました。 (パワーポイント)  次に、高齢者福祉についてです。ひとりぐらし等対策事業費として、人感センサーなどの事業の内容の確認や独り暮らしの高齢者はもちろん、周囲の方の安心にもつながるさらなる周知を行うよう要望がありました。  また、現在、予算不足を理由に申請を断ることはありませんが、高齢者の増加が今後も見込まれる中で予算の見直しを求める意見も出されました。  長寿者表敬訪問は、令和5年度は辞退されたため、実績はありませんでした。対象者が1名のため、今後も辞退されることが予想され、事業内容の検討が必要とのことでした。  敬老金の贈呈事業では、未贈呈の方に対して、催促の手紙を3度送っていることが確認されました。高齢者の長寿を祝うという大切な事業を引き続き充実させていくよう要望が出ました。  以上で厚生委員会の報告を終わります。ありがとうございました。 ○内藤副議長  ありがとうございました。  最後に、建設委員会の報告です。清水仁恵副委員長、よろしくお願いいたします。 ○清水建設副委員長  御来場の皆様、こんばんは。ただいまより、建設委員会の報告を始めます。 (パワーポイント)  まず、委員の紹介をいたします。大野祐司委員長、磯邉隆委員、川畑英樹委員、鈴木宗貴委員、藤川満恵委員、山根洋平委員です。私は副委員長を務めさせていただいております清水仁恵です。どうぞよろしくお願いいたします。 (パワーポイント)  建設委員会が所管する部門は環境部と都市整備部です。本日は、令和5年度調布市一般会計決算建設委員会所管部門分で審議された内容を基に、脱炭素・ゼロカーボンシティ、ごみ対策、住宅耐震化促進、駐輪場対策の4項目について御報告をいたします。 (パワーポイント)  まず、環境部の所管から脱炭素・ゼロカーボンシティについてです。国際的な動向や、国や都の動きについては、こちらの画像を御覧いただきたいと存じます。  こうした中、調布市では市内の二酸化炭素排出量の約8割を占める家庭や事業所向けの施策充実に取り組み、脱炭素社会を目指すとされております。 (パワーポイント)  このことから、公共施設への太陽光発電設備のさらなる導入について、技術革新の進展や導入コストの変化等を踏まえ、導入可能性調査を改めて実施し、整理していくとの市の見解が示され、委員からは、フェーズフリーの視点を取り入れ、災害時にも維持できる太陽光発電設備の活用された公共施設となるよう、広く周知するように要望がありました。  そのほか、広報紙「ゼロカーボンシティちょうふ」夏号が発刊されたことに評価をするが、市ホームページ上に掲載される広報紙のページにたどり着くまでが困難と委員からの指摘がありまして、その改善と併せ、子ども向け環境教育の充実や市キッズページを活用した積極的な広報が求められました。  加えて、調布市商工会が主体となり、実施しておりますLED照明普及促進事業における市内事業所LED照明設置等補助金について、令和4年度は150件、令和5年度は93件の実績があったとの報告があり、委員からは、商工会に加盟をしていない事業者への周知も含め、補助事業の継続した展開を求める声が上がっております。 (パワーポイント)  次に、ごみ対策についてです。  まず、リデュース、リユース、リサイクル、3R推進について、利再来留館再開に向けた準備を進めているとの報告がありました。  なお、中央道高架下の耐震工事により、しばらく休館をしておりました利再来留館は先月、10月29日から再開いたしております。  委員からは、利再来留館の取組の中で、粗大ごみリユース出張販売の充実を求める声やベビー用品、子育て用品のリユース促進拠点となる新たな取組などの要望がありました。  そのほか、指定ごみ袋に関して、袋のサイズのバリエーションを増やすことやオレンジ色の可燃ごみ袋と青色の不燃ごみ袋の色を統一し、経費削減の取組につなげることなど、委員からの提案があり、ごみ袋リニューアルの取組を市民の声を聞きながら進めるように要望がありました。 (パワーポイント)  次に、都市整備部の住宅等の耐震化促進についてです。  委員からは、マンションの耐震化について、東京とどまるマンションのPRを通じた耐震化推進の要望が、木造住宅の耐震化では、耐震シェルター設置事業について、アドバイザー活用も含めた制度の周知への要望が上がり、特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化については、補助率の高い補助金制度の周知を行い、耐震化率100%を目指すよう要望されました。 (パワーポイント)  次に、駐輪場対策についてです。  まず、つつじヶ丘駅北口周辺駐輪場について。委員から、神代出張所の仮移転に伴い、約100台収容の民間駐輪場が閉鎖されることから、つつじヶ丘駅周辺の自転車駐輪収容台数が減少し、容量不足が懸念されるため、その確保に向けた取組を進めるように要望がありました。  そのほか、一部市営駐輪場に設置されております満空表示について。委員からは、利用前にスマートフォン等で状況を確認できるシステムを実装してほしいとの要望やシェアサイクルステーションについて、市内観光の交通手段としても活用が期待できることから、さらなる拡充の要望がありました。  以上、建設委員会の報告を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○内藤副議長  ありがとうございました。  以上で各常任委員会からの報告を終わります。  これより10分間の休憩とさせていただきます。この時間にお手洗い等を御利用ください。  なお、休憩後は広聴の時間に移らせていただきます。その際には4つの常任委員会と議会全般にわたるテーブルに分かれまして、懇談的に皆様からのお声を聞かせていただきたいと思います。  それでは、休憩に入らせていただきます。よろしくお願いいたします。10分間なので、15分まで休憩とさせていただきます。よろしくお願いいたします。    午後7時4分 休憩        ――――――――――― ―― ―――――――――――    午後7時15分 開会 ○内藤副議長  それでは、15分となりましたので、広聴の時間に移らせていただきたいと思います。  まず、テーブルの確認をさせていただきます。こちらのテーブルが建設委員会でございます。4つの常任委員会と議会全般にわたるテーブルに分かれておりますので、テーブルの位置をもう一度確認をさせていただきたいと思います。こちらが建設委員会。そちらの奥が厚生委員会でございます。真ん中が議会全般にわたる内容でございます。こちら側が先ほど発表があった辺りでございます。文教委員会でございます。その一番奥が総務委員会となっております。  詳しい委員会の内容は、受付でお配りした冊子の中を御覧いただきまして、御移動をお願いしたいと思います。  それでは、御移動をお願いいたします。――終わっていますね。それでよろしいですね。御移動されておりますということでございますので、これで進めさせていただきます。  なお、参加者の方が多いテーブルは、全員のお声を聞かせていただくために御協力をお願いしたいと思っております。よろしくお願いいたします。  広聴の時間でございますが、20時10分までとさせていただきます。終わりの時間が近づきましたら、お声をかけさせていただきますが、最後10分間で委員の皆様はまとめと、参加者の皆様はアンケートの御協力をお願いいたします。  それでは、開始したいと思います。よろしくお願いいたします。    (広聴) ○内藤副議長  皆様、お時間になりました。お話は尽きないかと思いますが、お時間になりましたので、以上で広聴の時間を終わらせていただきます。本日は貴重な御意見、お声をたくさん聞かせていただきまして、本当にありがとうございました。  これより各委員会のほうからまとめ報告をお願いしたいと思います。時間の関係上、まとめ報告は懇談をしたテーマのみ、1分程度での発表とさせていただきますので、御了承をお願いいたします。  詳しくは、後日、調布市のホームページ、市議会のページより御覧いただけますので、よろしくお願いいたします。その公開をされますのはアンケートの内容となっておりますので、御協力をよろしくお願いいたします。  それでは、初めに、総務委員会、榊原委員長、よろしくお願いいたします。 ○榊原総務委員長  それでは、話されたこと。まず予算書、決算書のデータ化の状況について。行政のデジタル化やDX推進について。マイナ保険証やマイナンバーカードについて。災害時の市のシステムについて。グリーンホールの建て替えについて。そして、情報公開請求について。行政の決定に至るプロセスの記録について。かに山でのバーベキュー禁止に至る決定権等についてということでした。  以上です。 ○内藤副議長  ありがとうございます。  次に、文教委員会、須山委員長、よろしくお願いいたします。 ○須山文教委員長  では、御意見をいただきましたテーマについて御報告いたします。キャッシュレスについて。また、教員不足について。小・中学校の建て替えについて。これと併せまして、議会報告会では予算のウエートの大きいものをしっかり報告していく工夫もというようなテーマもございました。それから、天文台の建て替えについて。医療的ケア児について。不登校児について。ヘルスリテラシーについて。小学校から健康寿命を延ばしていく工夫についてというようなテーマを頂戴いたしました。  以上です。 ○内藤副議長  ありがとうございました。  次に、厚生委員会、阿部委員長、よろしくお願いいたします。 ○阿部厚生委員長  厚生委員会の報告をさせていただきます。上がりましたテーマについて、健診事業について。健康寿命事業について。福祉センター移転について。PFASについて。手話言語条例について。児童相談所サテライトオフィスについて。ステップアップホーム事業について。里親支援について。不登校支援について。DV被害による地域支援について。乳児の預かり支援について。以上の項目がありました。  以上です。 ○内藤副議長  ありがとうございました。  次に、建設委員会、清水副委員長、よろしくお願いいたします。 ○清水建設副委員長  建設委員会でいただきました御意見についてですが、公園に関しての木のお話。それから、鉄道敷き跡地へのベンチ設置の話。ながらスマホをどうにか禁止してほしいので、条例などということ。それから、調布のまちづくりに関するビジョン等、基本的な考え方について。それから、調布駅前広場に関して、アオギリという木も含め、御発言がございました。また、富士見町の民間施設で、今、ちょっとトラブルがあるというお話。騒音問題。市営住宅の老朽に関する予算のお話とか。あと、太陽光発電パネルが災害によって破損してしまった場合の対応について。もっとたくさんお声をいただいておりますが、今、このお時間で全てというのはなかなか難しく、申し訳ありません。ありがとうございました。 ○内藤副議長  最後に、議会運営委員会、宮本委員長、よろしくお願いいたします。 ○宮本議会運営委員長  では、議会運営委員会のほうの、今日はいろんなお話をいただいたんですが、まずは条例について。条例というのは一体どうやってつくられるのかとか、条例をつくってほしいみたいな話でした。  それと、あと調布市の特色。いいのか悪いのかよく分からないのでというようなお話もいただきました。  それと、あと調布の駅前。これ、工事中ですけれども、その間の安全対策をやはりしっかりしてほしいというような話。  それと、京王多摩川駅前の、今、何やら再開発をやっているんですけれども、どんなものができるのかというようなお話。  それと、市議会だよりの掲載の件についてのお話。この掲載というのは、今回のこの報告会の記事についての掲載記事のお話。  それと、本日、皆さんにお願いしているアンケートについてのお話。  それと、先ほどの議長から話がありました一般会計の決算の話ですけれども、例えば、いろいろな内訳がある中で、その他というのも一体、例えば、その他155億といったらなかなかのものだから、もう少し内容を教えてくださいというようなお話。  それと、あと線路跡地。これはやはりあまり車が通ってほしくないなというような御懸念を持たれているというお話でございました。  以上です。 ○内藤副議長  ありがとうございました。  最後に、閉会のあいさつを副実行委員長の藤川満恵より御挨拶申し上げます。 ○藤川市民への議会報告実行委員会副委員長  市民への議会報告会副実行委員長の藤川満恵です。  本日はお忙しい中、また、夜間の開催にもかかわらず、最後まで御参加くださり、誠にありがとうございました。皆様から貴重なお声をたくさん聞かせていただきまして、本当にありがとうございました。  なお、御記入いただきましたアンケートにつきましては、お帰りの際に御提出をお願いいたします。アンケート用紙のQRコードより送信していただいても構いません。恐れ入りますが、アンケートの締切りは令和6年12月9日月曜日までとさせていただきます。皆様からの御感想をお待ちしております。  調布市は明年、市制施行70周年という大きな節目のときを迎えます。昨年は都民が選ぶ永住したい京王線沿いの街ランキングで、調布市が何と第1位となりました。これからも全世代の皆様の笑顔あふれる調布市へ、住み続けたいと思ってもらえる魅力あふれる調布市へ、皆様と共に築いていきたいと決意をしております。  これからも身近で親しみある市議会となるよう、議員一同全力で働いてまいります。今後とも大変お世話になりますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました(拍手)。 ○内藤副議長  以上をもちまして、第19回市民への議会報告会を終了させていただきます。本日は誠にありがとうございました。   閉会 午後8時18分