ともに生き ともに創る 彩りのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1777 令和6年(2024年)11月20日号 CONTENTS(主な内容) 住まいの防犯対策…5 窓口受付時間を変更(試行実施)…6 第4回FC東京青赤ストリートを開催…11 東京2025デフリンピックが調布にやってくる…16 ●手話言語条例(しゅわげんごじょうれい)と障害者(しょうがいしゃ)の多様(たよう)な意思疎通(いしそつう)に関(かん)する条例(じょうれい)ができました。 あなたも手話(しゅわ)で話(はな)しませんか。 市では、手話に関する新たな条例を定めました。もっとたくさんの人に手話を知ってもらい、障害のある・なしに関わらず自分らしく暮らせるまちを目指しています。 今回は、調布・狛江の魅力PR部の大学生が市内にある福祉作業所が運営する「Cafe Gallery さえずり」を訪れ、手話でのコミュニケーションを体験しました。 12月はパラハート月間(障害者週間) 来年、東京でデフリンピックが開催されます。詳細は16面へ ●手をつなぐ樹(454) 〝の秋〟が  11月7日、東京では木枯らし1号が吹いた。その期日自体は平年並みと言えるらしい。ただ、そのわずか半月ほど前の10月19日に、都内各地で1875年の統計開始以来最も遅い真夏日(最高気温30度以上)を記録したことを思い起こすと、今年はやはり異常気象に翻弄され、体調維持を含む日常の過ごし方について、通常の季節感とは異なる対応を余儀なくされたことを改めて感じる。  本来、四季が明確な日本において我々は季節ごとにさまざまな思いを抱き、当然それぞれの季節を楽しく有意義に過ごすことを望んでいる。その中でも秋の季節特性に基づく期待を込めた表現は他の季節より多いかもしれない。たとえば、「スポーツの秋」を始め、芸術、読書、食欲、実り、収穫、行楽など。  そのようなテーマのもとに秋の訪れを心待ちにしていた方々は、今年の果てしなく長引いた猛暑の中でどのような思いでおられたのだろうか。「待てど暮らせど来ぬ人を」の宵待草にたとえれば叱られるだろうが。  また、年4回の季節の移ろいの中でも、せつなくもの悲しい心情にとらわれるのは何と言っても夏から秋への移行期ではないだろうか。昨日までのあの喧騒がまるで幻だったような誰もいない海。そんな物思いにふけり、それもまた人生の味わいと感じる暇が今年はなかったとしたら、なにか生涯の中で1年損をしたような思いがしてしまう。 調布市長 長友貴樹 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■編集:広報課 〒182-8511調布市小島町2丁目35番地1 ■市ホームページ:https://www.city.chofu.lg.jp/ 市役所代表:電話042-481-7111 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131