【4】 市報ちょうふ 令和7年(2025年)1月1日 No.1780 「映画のまち調布」にある映像制作会社白組 調布スタジオの魅力を、「ゴジラ」を手掛けた山崎貴監督に聞く の続き ◇調布のイメージは  出勤時は下り方向の電車に乗車するので空いていて良いですね(笑)。調布駅まで行けば、色々なものが揃っているし、街が小さくまとまっているので、効率的に動けて大変助かります。  制作の際にも素材に本当に困ったら、川や野原など近場ですぐに撮って来られる環境もあるので、それも気に入っています。空の素材が欲しい時は、文化会館たづくりの屋上でよく撮影させてもらっています。  ほかにも、調布駅が地下化になり、駅前に映画館ができたのは嬉しかったですね。最新の設備が整った映画館もあるので鉄道の上部は好きです。駅前にまだ土地が余っていますよね!ぜひオープンセット(注)を…駅前では難しいですかね(笑)。(注)撮影のために屋外に作られたセット ◇「映画のまち調布」に期待していることはありますか  市内には撮影スタジオがたくさんあり、映画を作っている街だなと感じます。調布スタジオを建てる時も、近くに角川大映スタジオや日活調布撮影所があることが大きな理由でした。映画を制作する機能が集中している環境がある場所はかなり珍しいと思うので、あまり遠くに行かなくても、調布の中でできることがもっともっと増えていけば良いなと思っています。  あとは、オープンセットを作れる場所が欲しいなと思います。以前、味の素スタジアムの横にあった広い土地に、オープンセットを作っていました。オープンセットが作れるような広い場所が市内にあったら良いな、と。なんとかなりませんかね(笑)。 ◇今後、どのような作品を生み出していきたいですか  最近は、VFX技術が進歩し、頭でイメージしたもののほとんどが再現できるようになってきました。そのため制作者のイメージが貧弱だと、つまらないものしかできませんし、作品もイメージに左右されてしまうため、そこは頑張ってイメージ力を磨いていきたいですね。昔は、そんなことはCGを使ってもできないよと言われてきましたが、今はできることとできないことの境界がなくなってきており、イメージしたものはできるようになってきているため、思い付いたものを無駄にしないようにしたいです。 ◇調布市民にメッセージを  白組の作品を観る時は、「調布で制作しているんだな」と意識してもらえると嬉しいですね。「ゴジラ-1.0」で視覚効果賞を受賞した時は、市内のたくさんのお店でお祝いのポスターを貼っていただいていたのが嬉しかったです。市民の皆さんにはご当地映画として、観ていただけたらと思っています。 ●目指せ!白組 「映画のまち調布」の若手育成のための取り組み  若い人たちに映画製作の魅力を伝え繋げていくための取り組みの一部を紹介します。 ◎調布ジュニア映画塾  中学生がプロの映画監督や技術者の指導を受けながら、脚本、撮影、編集という映画製作の基本を体験 し、短編映画を製作します。 ◎高校生フィルムコンテスト  高校生が自主製作した映画・映像作品を、プロの映画・映像関係者が審査し最優秀作品賞などを決定します。 ◎みんなのワークショップ  プロ制作の短編映像作品台本・セットに沿って、準備から本番までを、撮影など各パートに分かれて体験できるワークショップです。 ●映画を創る力 つなぐ 未来へ 映画のまち調布シネマフェスティバル2025を開催! 映画のつくり手に贈る映画賞授賞式をはじめ、トーク付き上映会、展示やワークショップなどのイベントを開催する映画・映像のお祭りです! 日時/2月7日(金曜日)から3月2日(日曜日) ●市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131