第1回調布市教育プラン策定検討委員会/意見概要 1 次期教育プラン体系(案)について(第1回委員会 資料7関係) (1) No.6 基礎的知識・技能,学習満足度の向上と学ぶ意欲の育成 ア  教科担任制導入について,英語の授業がどうなっていくか気になっている。ALTがいない授業もあり,教員の負担になっているのではないかと感じる。教員・授業をサポートする体制を整えられるとよい。都の制度なども積極的に活用していけるとよい。 (2) No.7 ICT環境の整備・活用と情報教育の推進 ア  ICTの活用について,特徴をすべて生かし切れていないことや今後顕在化するなんらかの弊害についての検証も重要になると感じている。    イ  ICTの活用にあたっては,情報に関するモラルやリテラシーの向上も重要な視点だろう。 ウ  教員の指導力向上という点では,教員が「デジタルネイティブに接する」という意識改革も重要になるだろう。 エ  アフターコロナはコロナ禍以前に戻るのではなく,ウィズコロナという観点でさらに環境を改善していく視点を大切にしてほしい。 オ  ICT化について全国的にみて「調布市をどの水準にしていくか」がもう少し明確に示されているとよい。 カ  通信環境が脆弱な家庭も相当数あったということであれば,すべての子どもに同じような環境を提供できることも重要な視点だと感じている。 (3) No.8 グローバルな人材の育成とオリンピック・パラリンピック教育の継承・レガシーの取組 ア  東京2020オリンピック・パラリンピックについて,延期・縮小は残念だったが,それまでできなかった様々な経験をたくさん子どもはしてきた。盛り上がりもあった。レガシーとして継承していきたい。 イ  オリンピック・パラリンピック教育を通じて,いわゆる「5つの資質」を伸ばしていくこと,継続していくことが大事。指標に表れない情緒的な部分も大事だと考えている。今後も継続していくことに意義があると考えている。 (4) No.15 様々な家庭環境にある児童・生徒への支援 ア  施策4「15様々な家庭環境にある児童・生徒への支援」は大事な視点だと思う。支援をすべての子どもに届ける意味でも充実した施策としてほしい。 (5) No.19 学校における働き方改革の推進 ア  教員が余裕をもって子ども一人ひとりに向き合えるとよいと考えている。学校・教員の現状の改善について意見交換ができるとよい。 イ  休日の運動部活動の地域移行は令和5年度から令和7年度までが改革集中期間に位置づけら れている。「あり方検討」ではなく,着実に完了へ向かっていくようプランに盛り込めるとよいのではないか。      ウ  特別支援学級の児童・生徒は現状では担任の配慮を得て部活に参加しているかたもいて,運動部活動が学校活動から完全に切り離されるとなると,部活動に参加しにくくなったり,スポーツの機会を減らすことにならないかという懸念もある。 エ  休日の運動部活動の地域移行は指導者と場所についても今後議論していくことが重要だと考えている。   オ  教員の負担軽減という視点では,部活動に限らず外部の力もどんどん活用していくべきではないか。 カ  教員は教員としてやることに注力してほしい。保護者も地域も協働して教育施策を推進していくべきだと感じている。 (6) No.26-28 施策8 青少年の育成 ア  成果指標について,令和2年度リーダー養成講習会等の参加者数が極端に少ないが,コロナが影響かどうかは重要な視点。把握して,次期プランでは考えていけるとよい。 2 その他 (1)  議論してほしい要点を示してもらえると意見を出しやすい。 (2)  全体の重要性と要点を整理するのは大事だと感じる。 (3)  今回のプランの「目玉施策」が示せるとよい。 3 次回会議で事務局から報告する事項 (1)  性的マイノリティ(学校制服等)への対応について (2)  若葉小・第四中・図書館若葉分館の一体型施設整備について