第2回調布市教育プラン策定検討委員会/意見概要(案) No.1 施策1 意見箇所:成果指標 意見:「いじめはどんな理由があってもいけないことを理解した児童・生徒の割合」が100%になるといじめが無くなるのか疑問がある。4年前の現行プラン策定時においても,本成果指標については議論となった。児童・生徒へのアンケート項目に「多様性を認め合う」設問があれば,その数値の方が,本施策の成果指標として相応しいのではないか。 No.2 施策1 意見箇所:主要事業1,2 意見:命の授業や人権の授業はとても大切。単発ではなく,継続性のある授業が必要なのではないか。また,児童・生徒がより対話できる授業が必要なのではないか。 No.3 施策1 意見箇所:主要事業1,2 意見:なぜ戦争はいけないのか,命は大切なのか等の難しいテーマであっても,自分で考えていく方がより納得感が得られる。自分ごととして考えられる仕組みづくりができるとより良い。 No.4 施策1 意見箇所:主要事業1,2 意見:皆が話し合い,理解し,考える授業が継続的に行われることを通じて,社会で必要な力が身に付くのではないか。 No.5 施策1 意見箇所:主要事業1 意見:命の教育の推進は大事。自他の命を大切にするということで自が加わったことが非常に素晴らしい。「他」もそうだが,「自」も大事な視点である。 No.6 施策1 意見箇所:主要事業1 意見:以前実施していた,カエルの解剖等が無くなってきたことで,命の大切さが薄れてきたのではないか。 No.7 施策1 意見箇所:主要事業3 意見:いじめの問題は非常に難しい。ネットを使って,LINE等で子ども達の中傷等がある。それで不登校になった子どももいる。いじめをもっと幅広く捉える必要がある。ネットを通したいじめは,学校から漏れている。そこも言及できると良い。 No.8 施策1 意見箇所:主要事業3 意見:施策2においても,「インターネットなどによるいじめや人権問題に対する意識啓発」と記載があるが,これからの4年間で特に強調していくことが大切だと思う。 No.9 施策1 意見箇所:主要事業3 意見:お互いの多様性を認め合うということが,学校教育の中で既に行われているが,できない子を茶化したり,多様性を認め合うことができない子もいる。「早期対応」と記載があるが,いじめている側への早期の個別対応について,踏み込んで記載されると良いのではないか。 No.10 施策1 意見箇所:主要事業3 意見:未然防止と早期対応に加え,行為を受けた側には支援,行為を行った側には指導と状況に応じて支援も含めた形で,学校において対応している。 No.11 施策1 意見箇所:主要事業3 意見:早期対応という点では,行為を受けた側,行為を行った側に対し,対応している。 No.12 施策1 意見箇所:主要事業3 意見:民生児童委員がもう少しいじめについて関われると良いと思う。 No.13 施策1 意見箇所:主要事業3 意見:子ども達にいじめのアンケートをしているということだが,子ども達がいじめの感覚をどのように捉えているのか。そのアンケートで,どのくらい情報を拾い上げられているのか。 No.14 施策1 意見箇所:主要事業3 意見:アンケートは毎月実施している。いじめの把握の仕方はアンケートだけではなく,一つの手段としている。アンケートで記載されたものについては,担任だけではなく,いじめ対策委員会として校内全体で,聞き取り調査や指導方針等,組織的に対応している。 No.15 施策1 意見箇所:主要事業3 意見:いじめの定義が変更となり,行為を行われた側の感じ方に寄り添った把握の仕方となったため,昔と現在の比較を一概に行うことは難しいと感じている。 No.16 施策1 意見箇所:主要事業4 意見:特に言われるのが,話し合う道徳,考える道徳。ただし,まだスタートしてから日が浅いため,浸透して達成するところまでは及んでいない。そういうところが明記されると良いのではないか。 No.17 施策1 意見箇所:主要事業4 意見:今回の学習指要領全体で対話的な学習が求められており,令和の日本型学校教育では,協働的な学びが求められている。 No.18 施策1 意見箇所:主要事業4 意見:児童・生徒が主体的に考える観点を具体化できると良い。 No.19 施策1 意見箇所:主要事業4 意見:道徳教育については,自分が中学校のときは楽しかったが,今の子ども達に聞くと,余り興味が無い印象を受けた。授業を工夫する必要があるのではないか。 No.20 施策1 意見箇所:主要事業4 意見:道徳の公開講座へ参加する保護者が少ないため,工夫が必要である。 No.21 施策1 意見箇所:主要事業4 意見:例えば,「泥棒してはいけない」「人を怪我させてはいけない」といったことを話す際には,警察官やその分野のプロの方を講師とした方が,子ども達に響くと考える。また,体験学習にも繋がると思う。 No.22 施策1 意見箇所:主要事業5 意見:お互いの良さを求めあうことや自尊感情を上げる中で,学校行事が果たす役割は大きいと思う。主な取組の中に,「宿泊を伴う体験学習,中学生職場体験等」とあるが,学校行事の推進も非常に大事だと思う。それにあたっての職員の負担,時間をどう生み出すかについては,そちらも工夫する必要がある。 No.23 施策1 意見箇所:主要事業5 意見:体験活動のところで,宿泊行事は小学校であれば5・6年生,職場体験は中学2年生となるため,他の学校行事についても記載できると良いのではないか。 No.24 施策1 意見箇所:主要事業5 意見:コロナ禍で職場体験には行けない状況もあり,宿泊事業,職場体験については,違った角度で子ども達が体験できるようなものが打ち出せると良い。 No.25 施策1 意見箇所:主要事業5 意見:中学校の先生たち自身の体験活動はあるのか。 No.26 施策1 意見箇所:主要事業5 意見:学校独自ではなく,東京都が実施している研修制度がある。 No.27 施策1 意見箇所:主要事業5 意見:中学生の職場体験については,毎年同じことが繰り返されているのではないか。体験先が今の時代に適しているのか。また,先生自身の体験が重なっていないと適切な選択ができないのではないか。視野を広げ選択の幅を広げるためにも,先生たちの実体験が必要と考える。 No.28 施策1 意見箇所:主要事業5 意見:教員の体験については,あらゆる研修がある。若手教員が選択するものもあるし,ベテラン教員向けの研修もある。以前は,経験年数10年程度の教員を対象に民間企業における研修も実施していたが,現在は財政面等の問題で減少している。 No.29 施策1 意見箇所:主な取組 意見:「学校行事を通して互いのよさや違いを認め合い,また,達成感や成功体験を通して自尊感情を高める」といった記載を取り入れていただきたい。 No.30 施策1 意見箇所:主な取組 意見:コロナ禍においても,子ども達が主体的に学校行事を考えて実施している学校もある。「生徒が主体的に作り上げる」ことで,教員の負担軽減にも繋がるため,二重の良さがある。 No.31 施策2 "意見箇所:主要事業7, 主な取組" 意見:授業の質(「わかる」,「できる」,「意欲がわく」)向上のための,授業時間を確保すること,また,授業時数を含むカリキュラムの編成について学校ごとに工夫することを加えて記載して欲しい。 No.32 施策2 意見箇所:主要事業7 意見:インターネット,SNSに加え,オンラインゲームも悪影響を与えることがあると感じているため,注意が必要である旨の記載があれば良い。家庭教育の問題でもあるため,保護者との連携や働きかけがあると良い。 No.33 施策2 意見箇所:主要事業7 意見:SNSやオンラインゲームの問題については,学校も頑張るが,保護者・家庭の理解・協力が必要である。保護者との連携や働きかけが重要であると感じている。 No.34 施策2 意見箇所:主要事業7 意見:成果指標の「自分たちで課題を立て,話し合いながら学習活動に取り組んだと考えた児童・生徒の割合」と,タブレット等のICTを活用した取組は相性が良いと考える。例えば,小学校であれば,まち探検,調布調べなどの資料作成や発表,他地域の子ども達との交流などにタブレット端末やICTを活用をするなど,ダイナミックな使い方を目指してもらえると,良い調布モデルになるのではないか。 No.35 施策2 意見箇所:主要事業7 意見:子ども達はタブレット端末をどんどん使えるようになっている。そこから先,伝えたり,発表したり,社会の中で,仕事であったり,生きていく上で必要な使い方を示せると良いのではないか。そうしたことを取組の中に入れられると良い。現場の先生方には,共通の指導の仕方を示したりしながら,徐々に取り組めると良いのではないか。 No.36 施策2 意見箇所:主要事業7 意見:教職員の業務に支障を与えず学習支援を進めやすくするために,学習支援ボランティア専用のタブレット端末を複数導入して欲しい。 No.37 施策2 意見箇所:主要事業7 意見:Youtubeや英検過去問など学習内容の充実に繋がるWebページへのアクセスを教員が臨機応変に判断できるようにして欲しい。 No.38 施策2 意見箇所:主要事業7 意見:個別最適な学習のためには,同じ目標にむかって,学び方のプロセスを個別に選択できることも必要だと思う。デジタル教科書について,児童・生徒が利用してみる体験や,教員の研修,保護者への情報提供を推進して欲しい。 No.39 施策2 意見箇所:主要事業8 意見:単に,障害を机の上で理解するだけでなく,障害者と触れ合う取り組みができないか。過去の事例として,知的障害の方の話を聞いたり,一緒にスポーツを楽しむなどの経験をした児童・生徒が,まちの中でも障害のある方に声をかけて手伝いを申し出ることがあった旨の話を聞いた。また,スポーツなどの種目によっては,障害がある方が子ども達より上手に行うのを見て,子ども達が障害のある方に対してカッコいい,もっと話をしてみたいという感想を持ったという話も聞いた。実際に触れ合う体験が多様性の理解に繋がるのではないか。 No.40 施策2 意見箇所:主要事業8 意見:グローバルという意味で外国語ができる以前に,日本語でのコミュニケーション能力を高める施策に取り組むことが必要である。 No.41 施策2 意見箇所:主要事業9 意見:子ども達にとっては,図書館は使われない施設になっていると感じている。 No.42 施策2 意見箇所:主要事業9 意見:今は電子書籍があるが,活字の大事さを教えたい。本を読むことは非常に大事だが,子ども達の読書の実態は,本を読んで終わっており,印象に残っていない。「図書館の活用推進」は大賛成,工夫して推進できるとよい。 No.43 施策2 意見箇所:主要事業9 意見:ICT教育も重要であるが,学校図書館の活用,図書館で本を読むことの大切さが疎かにならないようにして欲しい。 No.44 施策2 意見箇所:主要事業9 意見:保護者との連携というキーワードが入っても良いのではないか。 No.45 施策2 意見箇所:主な取組 意見:現行プランにある「少人数指導講師の配置」は重要な取組であるため,記載を戻して欲しい。 No.46 施策2 意見箇所:主な取組 意見:「9年間を見据えた計画的な」と書いてあるが,それに加えて,各学年の定着すべき必須項目を定めて,全員にという姿勢が必要だと思う。 No.47 施策2 意見箇所:主な取組 意見:小・中連携教育が主な取組に記載されているが,主要施策に記載があると良い。 No.48 施策2 意見箇所:主な取組 意見:現行プランにある「地域学校協働本部における学習活動の支援の取り組み」は重要な取組であるため,記載を戻して欲しい。 No.49 施策2 意見箇所:主な取組 意見:人生の途中からインターネットに触れた大人世代と,元々,生まれた時から情報社会の中にいる子ども世代との違いが大きく出ると思う。そこを具体的な文言として,入れていただきたい。 No.50 施策2 意見箇所:主要事業7 意見:ICT支援員の業務内容を,教員の疑問に対する回答だけではなく,ICT支援員側から気づいた点に対する助言を行うなどのコミュニケーションができると教員の意識が変わるのではないか。 No.51 施策2 意見箇所:主な取組 意見:ICT支援員の記載を追加するのはどうか。 No.52 施策2 意見箇所:主な取組 意見:主な取組の「インターネット等を用いた情報社会における正しい判断や望ましい態度の育成」がすごく大切だと思う。先生のICTのスキルにより,クラスの授業が多少違ってきていると聞いている。 No.53 施策2 意見箇所:その他 意見:授業の質の向上のためには,働き方改革と並行するが,準備時間の確保が必要。学校内の授業時数の標準時間が決まっているが,カリキュラム編成について,学校ごとに工夫して,授業の準備の時間を確保することが大切だと思う。 No.54 施策2 意見箇所:その他 意見:カリキュラムマネジメントが謳われるようになり,学校が,子ども達の実態に沿ったカリキュラムを作って,それが保護者や地域に方に開かれていく,という考え方で進んでいるが,時間数の変更を市や学校のの判断で行うことは難しいと考える。 No.55 施策3 意見箇所:成果指標 意見:目標値の設定が難しい。成果指標に「東京都「児童・生徒体力・運動能力,生活・運動習慣等調査」における東京都(各学年・男女別)の体力合計点と調布市の体力合計点の比較」とあるが,東京都の学力は都道府県の中で高いため,市としてこれを上回る目標の難しさはあると考えるが,一方で,東京都の体力の平均は非常に低いため。これもどうなのかと思う。 No.56 施策3 意見箇所:背景 意見:背景の3つ目,健康3原則が1つ目に来ると良い。 No.57 施策3 意見箇所:背景 意見:背景の1つ目,運動能力が高くないと怪我をしやすいから体力を向上させようとなっている。底上げが目的となり,成果指標向上ありきに感じてしまうが,数値では測れない「楽しさと喜び」を目的とする背景に直せると良い。 No.58 施策3 意見箇所:背景 意見:背景が問題で,「調布市の結果は,各種目の合計である体力合計点が東京都平均に達していない学年がある。加えて,新型コロナウイルス感染症の影響もあり,日頃の学校教育の中でも,体力の低下や怪我の増加といった傾向が見られます」が最初に記載されているため強調されている。体育で一番大切なのは,最後に書いてある「生涯にわたって豊かなスポーツライフを実現する」というところであり,体力を上げるというよりは,子ども達が「運動は楽しい」とか「やってみたい」と思うようなきっかけになることが大切。好きになってやってみて,それが運動習慣になって,自分の健康が良くなる。それが目指すところと感じている。 No.59 施策3 意見箇所:主要事業10 意見:スポーツは向き不向きもあり,好き嫌いもあるため,楽しみながら行うことが大切だと感じている。また,スポーツは本来競争するためのものではないと考える。競争することで,部活でも過剰な指導が問題になったりする。そうではなく,体力向上,健康増進,スポーツの楽しさやチームワークの良さを学ぶことに取り組むと,より魅力的になると思う。 No.60 施策3 意見箇所:主要事業10 意見:「運動量の確保」や「体力向上」となると,競争的になり,苦手な子が,置いてきぼりになったり,嫌になったりするのではないか。部活動でも,勝利至上主義が見直されている。 No.61 施策3 意見箇所:主要事業10 意見:楽しんでスポーツをすることが大事だと思う。 No.62 施策3 意見箇所:主要事業10 意見:スポーツテストについて,通常学級に障害を持った子どももいるが,スポーツテストの結果が単に最低ランクとなり,個別の説明や今後の目標設定などもなく,子どもが毎年傷ついているという話を聞いた。保護者の希望を聞いて,どのようにスポーツテストを実施するかを個別に相談し,その結果を本人にどう説明するか,または,共通の結果シート以外の評価や目標設定ができないかなど,個別に対応する習慣を持っていただけるとよい。そのような配慮をしている先生もいると聞いているが,全体としてはそういう認識が薄いように感じている。配慮していただいていることに気付いていない,思い至っていないということもあると思うので,好事例があれば共有して欲しい。 No.63 施策3 意見箇所:主要事業11 意見:夏休みに給食がないと,体重が減ってしまう子どもがいる。難しいことではあるが,あるべき姿を示す一方で,それが困難な子どもへの配慮も大切である。 No.64 施策3 意見箇所:主要事業11 意見:経済的支援がないと,食べたくても食べられない子どももいる。 No.65 施策3 意見箇所:主要事業11 意見:知識を入れることも大事だが,美味しく食べることが,いかに体をつくることに繋がるのか,食べることによる発見があると思う。 No.66 施策4 意見箇所:成果指標 意見:個別指導計画について,作成率もあげて欲しいがその作成プロセス,内容についても目標設定が保護者,本人と相談のうえで決められていないケースが通常の学級ではまだあると聞いている。個別指導計画は,保護者本人と学校との間で,現状認識を共有し,同じ目標に向かっていくために作るものだと思うので,有効活用して欲しい。 No.67 施策4 意見箇所:背景 意見:背景の2つ目 不登校児童・生徒数は近年横ばいで推移とあるが,増加傾向にあるので修正をして欲しい。  No.68 施策4 意見箇所:主要事業13 意見:不登校状況の子ども達は,千差万別。それぞれの段階に応じた居場所が必要なのではないか。 No.69 施策4 意見箇所:主要事業13 意見:市における不登校の取組は進んでいることを,全ての学校の方にお伝えしたい。 No.70 施策4 意見箇所:主要事業13 意見:不登校になってしまってからの対応ではなく,「魅力的な学校づくり」について触れており嬉しく思う。一方で,高圧的に生徒を委縮させ授業や学級運営をしようとする教員もいると聞いている。発達障害の傾向や聴覚の過敏があるなど,様々な敏感さを持つ児童・生徒は一定数いるため,そういう可能性に配慮した指導が行われて欲しい。指導は指導としてきちんと行って欲しいと思うが,生徒を委縮させる方法以外では指導ができないとは思わないため,安心して通いやすい学校,失敗してもやりなおせる学校であって欲しいと思う。 No.71 施策4 意見箇所:主要事業13 意見:民生委員としては,子ども達への支援は,依頼に応じた対応しているが,学校側からの依頼は少ない現状である。ここにいたら安心する,という居場所づくりが大切と思う。 No.72 施策4 意見箇所:主要事業14 意見:「スクールカウンセラーによる小学5年及び中学1年の全児童・生徒に対する面接実施」とあるが,実際にできるのか。 No.73 施策4 意見箇所:主要事業14 意見:現時点で全員やっている。不登校の子どもは,別の方向で個別に対応している。 No.74 施策4 意見箇所:主要事業14 意見:保健室には行くが授業には出ていないような子ども達が,学校で居場所となる教室があると良い。校内に居場所,フリースクールを作っていく方向が良いのでないか。 No.75 施策4 意見箇所:主要事業14 意見:「関係機関との連携」という言葉が使われているが,市では積極的に対応しているが,関わっている当事者からすると,それを有効活用している学校や先生と,知らないが故に活用できていない学校や先生とのギャップが大きい。「調布市子ども・若者支援地域ネットワーク」のような機関の役割が,全ての先生に伝わることが大切だと思う。 No.76 施策4 意見箇所:主要事業14 意見:特別支援校内委員会など各学校の組織的な取組を記述してはどうか。 No.77 施策4 "意見箇所:主要事業15, 主な取組" 意見:背景にヤングケアラーが記載されているが,主要事業や主な取組には記載されていない。既に市が取組を始めていることは知っているが,今後の取組への記載について検討して欲しい。 No.78 施策4 意見箇所:主要事業15 意見:「様々な家庭環境にある児童・生徒への支援」を「貧困など様々な家庭環境にある児童・生徒への支援」に変更して欲しい。 No.79 施策4 意見箇所:主要事業15 意見:ヤングケアラーや障害者への支援など,専門的な観点が必要な対応については,専門家などと連携し対応していく必要がある。 No.80 施策4 意見箇所:主な取組 意見:主な取組に「絆づくり」とあるが,具体的にどのようなことを想定しているのか。不登校の子達なのか,放課後の子ども達なのか,具体的に記載して欲しい。 No.81 施策4 意見箇所:主な取組 意見:「居場所づくり」と「絆づくり」だけが漠然としている。検討いただきたい。 No.82 施策4 意見箇所:主な取組 意見:主な取組で「調布市子ども・若者支援地域ネットワーク」における市の関係部署,その他関係機関・団体との連携」と「学校に行きづらい子どもの保護者の集いの実施」の取組は重要であるため,記載を戻して欲しい。 No.83 施策4 意見箇所:主な取組 意見:「外国にルーツを持つ子ども達の保護者のための支援」として就学援助の申請支援や多言語による相談会などを追加して欲しい。 No.84 施策4 意見箇所:その他 意見:個に応じたきめ細かな支援については,支援が必要な子どもへの施策となれば,施策4となるが,個に応じたという意味を広く捉えると,全ての子ども達に関わってくるため,「個に応じた」という表現が施策4で初めて使われることに違和感があるのではないか。 No.85 施策4 意見箇所:その他 意見:ヤングケアラーについては別だが,発達障害等があるからこそ,自己肯定感が低く,学力についてもあまり良い評価を得られず,スポーツもできない,という風になっている気がする。施策4と施策1~3の関連性についての記載があると良いのではないか。 No.86 施策4 意見箇所:その他 意見:施策1~3の個への対応と施策4の支援が必要な児童・生徒への個別への対応は少し違うようにも思う。施策4については,他と関連するというよりは,違うタイプの支援が必要ということ。施策1~3に個への対応が書かれていると,違和感が無くなるのかと思う。 No.87 施策4 意見箇所:その他 意見:個に応じたというのはキーワード。施策1~3には,個に応じたという言葉が少ないのではないか。背景にはあるが,主要事業をみると一人ひとりや個を大切にしたというところが少ない。施策1~3に個に応じた対応をしていくということを入れた方が良いのではないか。 No.88 施策4 意見箇所:その他 意見:施策4は全てに関わっているのではないか。わかりやすく示せると良い。 No.89 施策4 意見箇所:その他 意見:どこかに「合理的配慮」という文言を入れていただきたい。個に応じた対応の限界について,合理的配慮という言葉で,補うことができる。 No.90 施策5 意見箇所:主要事業16 意見:地域住民,特に高齢者と児童・生徒がコミュニケーションを深められる場所づくりを進められるとよい。 No.91 施策5 意見箇所:主な取組 意見:学校が連携できる関係機関にはどのような機関があり,これまでどのような連携が行われていたか教員に周知して欲しい。また新規採用教員の研修にその項目を加えて欲しい。 No.92 施策7 意見箇所:主要事業23 意見:ユニバーサルデザインやバリアフリーという言葉を入れていただいているので,是非,そうした部分も充実させて欲しい。 No.93 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:水道については,水質検査もしているのでその取組についても記載してはどうか。 No.94 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:防災設備など,防災に関して現在できていることもPRする意味で入れた方が良い。 No.95 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:マンホールトイレや防災面での避難所対策など,できていることを記載してもよいのではないか。 No.96 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:プールが老朽化している。また,気温が上昇し,猛暑で屋外プールに入るような気候ではなくなってきている。屋外の古いプールで,どこまで水泳指導が継続できるのか。防災用水源としての役割も兼ねているので,老朽化が気になるという話も聞いている。 No.97 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:プールについて,夏の厳しい暑さの中,今の施設では絶対無理だと保護者は思っている。それに対しての具体的な対応がここに記載して欲しいと思う。 No.98 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:プールは課題だと思う。コロナだけではなく,熱中症で入れない。一方,実施できるのも暑い夏の間だけになっている。 No.99 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:プールは学習指導要領に示されている以上,実施しなければならないが,実施時期を考えないといけない。施策7ではなく教育課程の問題であり,全国的な課題である。 No.100 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:この4年のプランで言うと,35人学級への対応が喫緊の課題であると思う。 No.101 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:気候変動など常識も変わりつつある。環境の変化に対応する議論をしていけると良い。 No.102 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:体育館に空調設備が入ったことは良かった。本当に素晴らしい。 No.103 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:設備を整えることで,学校の学びの質の向上に繋がるような部分を入れて欲しい。これからの学びに対応した教室の配置など,現在も取り組んでいることをアピールした方が良い。 No.104 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:コミュニティ・スクールの導入にあわせ,学校と地域が有効活用できる教室・施設の在り方が重要となるのではないか。 No.105 施策7 意見箇所:主要事業25 意見:学校施設・設備の推進で,安全・安心とか,快適な学校という形で,学習の外的要素で書かれているが,若葉四中の施設整備の中には,対話的・協働的な学習として多様な学習スタイルに対応した施設にするとある。教育課程と連動して,施設についても改善していくという考え方が必要である。 No.106 施策7 意見箇所:主な取組 意見:子ども達は,トイレに必ず1日に2~3回は行くため,トイレの改修が入ると良い。 No.107 施策7 意見箇所:主な取組 意見:防災設備も充実しているため,それに関する記載がないのは勿体ない。アピールする意味でも記載した方が良い。 No.108 施策7 意見箇所:主な取組 意見:調布は防災教育に力を入れているため,防災に関する取組について載せた方が良い。 No.109 施策7 意見箇所:その他 意見:各小学校にある池など今ある資源を有効活用して,環境整備と教育活動を関連させると良い。公立小学校の中でゼロカーボンシティを目指すというところでは具体的に何ができるのかイメージが難しい。学校敷地内の身近な自然環境を有効活用できると良い。 No.110 施策9 意見箇所:主要事業9 意見:特別支援学級では,この数年,市立図書館利用ガイダンスを受けておらず,読み聞かせも行われていないと聞いている。公立図書館を利用できる経験をすること,読書の面白さを知る経験はその子の人生の可能性を広げると思う。利用ガイダンスが通常の学級にカリキュラムとして位置づけられているのであれば,特別支援学級についても図書館との関係を断ち切ったままでいないで欲しい。調布市子どもの読書活動推進計画に位置付けられている取組について情報提供して欲しい。