第4回調布市教育プラン策定検討委員会/意見概要 No.1 意見箇所:第2章の1 意見:前回は,P4~5の施策の体系図が概要版ではカラーで見やすく掲載されていた。ここが今回の目玉というのが赤で強調されていたが,今回の案はあるのか。大事にしたいことがわかりやすいと良い。 No.2 意見箇所:第2章の1 意見:施策の体系図のフォントをもう少し大きくできるとよい。 No.3 意見箇所:第2章の2施策2主要事業8 意見:調布市では,外国語指導助手のことをALTと言っていたか,AETと言っていたか確認してほしい。 No.4 意見箇所:第2章の2施策2主な取組 意見:個に応じた指導の充実を通じた確かな学力の育成とあるが,学年により確実に身に付けて次の学年に進むというスタンダードを決めることができるのか。今は,英語学習が早まっている分,中学生になったときに格差が大きい。アルファベットの小文字が読めない子は,単語も読めない,その先の問題も解けない。「個に応じた指導の充実を通じた確かな学力の育成」というのはその通りだが,前進していただきたい。一番感じているのは英語で,知的な遅れではなく,長期の休みで学びが抜けていることを見落とされている場合がある。家庭が教育熱心なら見つけてもらえるが,それが困難な忙しいひとり親の家庭もある。 No.5 意見箇所:第2章の2施策2主な取組 意見:小学校の英語教育は,親にとっても不安なところがある。小学校であれば,楽しく英語を学ぶが,中学校に入った時に,既に英語を嫌いになっている子が結構いる。そういう風にならないよう,細かい文法等ではなく,英語の楽しさを感じて学ぶことが重要という話を聞いたことがある。それも確かにそうだが,文法をやらずに中学校に入ってきちんと対応できているのかは検証しなければいけないのではないか。国の方針で小学校から英語を取り入れており,調布だけの問題ではないが,どのように進めていくべきなのか。小学校に外国語の先生が来ていて,やっているのはわかるが,英語教育のノウハウに基づいて積み上げていけるのかといった不安がある。 No.6 意見箇所:第2章の2施策2主な取組 意見:中学校では,国,数,英が主要教科だが,小学校はまだ国,算で,英は感覚的に入ってきていない。英語は小6から中1のギャップが大きいかもしれない。 No.7 意見箇所:第2章の2施策2主な取組 意見:小学校の先生は,英語の教科の免許はない。教科として教えていくのは少し無理があると感じている。そこで,英語の講師を入れたり,ALTに入ってもらったり等,色々な方法で補完しなければいけないのではないか。先生にとっても負担という声は聞いている。 No.8 意見箇所:第2章の2施策2主な取組 意見:小学校の英語が教科になり,教育熱心な家庭は英語教育を家庭でするようになった。そうすると,英語がわかる子に対して,置いてかれた感を持つ子が英語嫌いになる気がする。英語ができる子は勉強をしっかりやっている。英語教育については,小学校の先生と中学校の先生が,小中のつなぎをしっかりやることが大切。楽しくやっている子と,塾でやってきた子と差がある。中学校にあがった時の状態を小学校に伝えて,擦り合わせる必要がある。1つの科目が嫌いになると全て嫌いになることも心配なので,小中の先生が,情報共有し,連携が取れるとよい。 No.9 意見箇所:第2章の2施策2主な取組 意見:「外国語指導助手(ALT)の活用等による「使える英語」を習得させる実践的教育の推進」のあたりに,「小中のつながりを重視して」等を入れると良い。 No.10 意見箇所:第2章の2施策2主な取組 意見:学校でスピーキングテストがあったので,子どもたちに英語についてどう思うのか聞いてみた。そうしたら,自分のこれからの人生で一番いらない教科は英語だという。子どもたちは,英語の重要性をわかっていない。 No.11 意見箇所:第2章の2施策2主な取組 意見:「使える英語」を習得させるというのは難しいのではないか。使う機会を増やす,使いたいと思える機会を充実するといった意欲向上につながる取組がよいのではないか。 No.12 意見箇所:第2章の2施策2主な取組 意見:「学習指導要領の主旨~」については「趣旨」が正しいのでないか。 No.13 意見箇所:第2章の2施策3背景 意見:現在では,子どもたちに「させる」のではなく,子どもたちが主体的に判断し,行動できるようにすることが重視されている。このため,背景の2つ目,「させる」という書き方は変更した方がよいと感じた。これは計画全体を通してチェックできるとよい。 No.14 意見箇所:第2章の2施策4主要事業12,13 意見:施策4の主要事業12,13について,校内通級教室に通う児童・生徒への取組が分かりづらいと感じた。詳細は特別支援教育推進計画に記載されているかもしれないが,「太陽の子」や「はしうち教室」は具体的記載がある一方,校内通級教室については記載がないため,保護者の誤解を招くのではないか。 No.15 意見箇所:第2章の2施策4主要事業12 意見:特別支援教育推進計画については,主要事業の記載の変更や用語集やP.41に追記ができるとよいのではないか。また,QRコード等で関心を持った人が詳しく知る方法を工夫できるとよいのではないか。 No.16 意見箇所:第2章の2施策4主要事業12 意見:4行目「全ての児童」となっているが「全ての児童・生徒」に修正できるとよい。 No.17 意見箇所:第2章の2施策4主要事業15,主な取組 意見:調布は,学校外での子どもの支援機関が充実していたり,連携して上手くいっている例が非常に多い。知っている先生はそれを有効に使うし,知らない先生は一切使っていない。P13の15「早期発見や関係機関との連携」や「教員の資質・能力向上」に入っていると思うが,(5)主な取組の中にそれがない。例えば,(5)主な取組の下から4つ目の連携についても,実際は,新しく採用された先生や市外から来た先生に対しては,こうした調布の子どもたちを支える関係部署や関係機関・団体についての研修とか,連携事例の研修を具体的に入れないと,資質・能力も向上しないと思う。連携をするための研修は必要だと思う。 No.18 意見箇所:第2章の2施策4主要事業15,主な取組 意見:連携するための研修については,研修体系を考えると,新人の研修はスケジュール的に厳しいのではないか。新人の頃から知っていて欲しい内容ではあるが,もう少し上の主任教員クラスに知ってもらうのでもよいのではないか。若い先生が悩んだときにアドバイスができると思う。 No.19 意見箇所:第2章の2施策4主な取組 意見:今は全国的に不登校が長引く例がある。義務教育の期間中は,担任の教員が声をかけているが,高校に進学し退学した場合,子どもはどこにも所属しなくなる。「調布市子ども・若者支援地域ネットワーク」は,そういった不登校の子どもの受け皿になるが,不登校の子どもがいることを知らなければつなげることはできない。全ての中学三年生にリーフレットを配付予定だが,配付する先生がこのネットワークを知らないとただリーフレットを配布して終わりとなってしまう。 No.20 意見箇所:第2章の2施策4主な取組 意見:調布には,各学校に不登校対策委員が必ず配置されている。不登校については,不登校対策委員がキーパーソン。例えば,特別支援は,特別支援教員がその役割を担っている。他の教員は,そういうキーパーソンに聞けば,全部答えてくれる。そこのキーパーソンをさらに充実させると良いのではないか。 No.21 意見箇所:第2章の2施策5背景 意見:教員には保護者・地域住民等と良好な関係を構築する資質・能力が求められているとあるが,教員と保護者・地域住民は対等な関係であるため,一方的に教員が良好な関係を構築するものではないと感じた。 No.22 意見箇所:第2章の2施策5主要事業16 意見:2行目に「目標やビジョンの共有を図り」とあるが,これは地域住民,学校のほか,保護者や家庭も対象と考える。そこで,「保護者」や「家庭」という記載を加えることを提案する。 No.23 意見箇所:第2章の2施策6主要事業21 意見:後半部分は,文章が長くて,理解するのが難しいと思う。全体的に長いところが多いが,もう少し切っても良いと思う。 No.24 意見箇所:第2章の2施策6主要事業21 意見:生命(いのち)の安全教育について,発達段階に合わせた方法で身に付けるという趣旨の表現になるとよいのではないか。この段階ではまだ教えないということではなく,合理的配慮として,必要な時にその時の状況に合わせて安全教育を推進できるとよい。 No.25 意見箇所:第2章の2施策7~10 意見:書いてあるとおり。文句の付けようがない。 No.26 意見箇所:第2章の2施策7~10 意見:具体的な記載になり,良いと思った。 No.27 意見箇所:第2章の2施策8主要事業26 意見:家庭教育セミナーについては,以前の会議で参加者が少なくニーズが少ないのでは,という意見が出ていた。もう少し実態に沿った,効果のある有益な取組みがあると良い。家庭教育は大切だと思うので,そうした取組ができる後押しがもう少しあると良い。内容の更新や土曜日に実施するなどの開催スタイルも検討してほしい。  No.28 意見箇所:第2章の2施策8主要事業26 意見:家庭教育セミナーはPTAでは目玉行事。コロナ前は物凄く活発にやっていたが,今は少ない。また,学校によって色々なスタイルがあり,講演をする学校もあれば,エクササイズなどを取り入れた学校もあった。それぞれの特色を持って実施していたため,楽しい行事であった。 No.29 意見箇所:第2章の2施策8主要事業26 意見:家庭教育の支援のところの文章は,もう少し発展的な表現があっても良い。 No.30 意見箇所:第2章の2施策9主要事業29 意見:社会教育の場合,固定した利用者から拡大したいというところがある。 No.31 意見箇所:第2章の2施策9主な取組 意見:学校での学習成果を地域の人に見てもらう機会が社会教育施設等であるとよい。 No.32 意見箇所:第2章の2施策10主な取組 意見:ICTを活用して地域の歴史や文化を身近に感じてもらう機会を調布市全体で推進していけるとよい。 No.33 意見箇所:資料編 意見:資料編に項目(数値データ)を追加することは可能か。可能であれば,調布にどのくらい外国にルーツがある子どもがいるのかわかると良い。