市報ちょうふ 【1】 No.1784 令和7年(2025年)3月5日号 調布市は、令和7年4月1日に市制施行70周年を迎えます CONTENTS(主な内容) 各種証明書はコンビニエンスストアで取得しませんか…4 3月は東京都の自殺対策強化月間…14 調布・狛江の魅力PR部メンバー募集…15 もっとたくさん本を読もう!調布で頑張る本屋さん…16 ●ますます便利になって図書館がもっと身近に 問い合わせ/図書館電話042-441-6181 中央図書館では予約した本を文化会館たづくりの1階で受け取れます (注)詳細は3面へ ●手をつなぐ樹(460) 呻吟(しんぎん)あるがゆえに  26年間勤めた政府機関における仕事の内容は欧州情勢の分析。留学および勤務で現地にも3回滞在しながら、日本企業の欧州における事業活動に資する情報の収集、提供に努めた。  その間、日本国内勤務時には、本業以外に大学における講義、専門書の執筆、はてはテレビの経済情報番組のキャスターなどさまざまな経験を積ませて頂き、やりがいも感じることができた。とまあ、そのようにだけ言ってしまえば、さもきれいごとに終始したようだが、その過程では当然容易ならざる局面があった。  まず膨大な資料を整理するのは気の遠くなるような作業であり、そこから問題点を抽出し自分の言葉で文章化することには毎度長時間呻吟せねばならず、あげく研究の集大成を識者の前で発表すれば、ときに痛烈な批判を浴びせられてしまう。何度そのような窮地に陥ったことか。  それゆえに私は今、先行きに漠然とした不安を感じている。素晴らしい先端技術を業務に取り入れることは当然だし、たとえばAI(人工知能)を駆使してビッグデータを瞬時に整理し、万人が妥当性を認めるアイデアや結論を得ることは、もはや業務遂行上の必須手段にもなりつつある。  ただ、そのような時代にあっても、人間が自分の頭で考えることを絶対になおざりにしてはならないと思う。悩み、呻(うめ)き、恥をかく。それらのことを一切経験せずに、労せずして得られた知識を浅薄に理解するだけで渡っていけるほど世の中は甘くないはずだと信じている。 調布市長 長友貴樹 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131 市報の配布を中止したい、配布が必要ない場合は 上記の市報ちょうふ配布コールセンターへ 市報ちょうふは、市ホームページでもご覧いただけます 市報3月5日号の掲載情報は2月25日時点のものです