令和7年調布市教育委員会第1回定例会会議録 1.日     時 令和7年1月24日午前10時00分~午前10時56分(0時間56分) 1.場     所 教育会館3階 301~303研修室 1.出 席 委 員 教育長            大和田 正 治           教育長職務代理者       臼 倉 美 智           委員             榎 本 竹 伸           委員             千 田 文 子           委員             毛 利   勝           委員             白 倉 代 助 1.出席説明員   教育部長           阿 部   光           教育部副参事兼                                     小 林   力           指導室長                      教育部次長          髙 橋 慎 一           教育総務課長         鈴 木 克 久           教育総務課施設担当課長    関 口 幸 司           教育総務課副主幹       市 川 陽 介           教育総務課副主幹       森 木 豊 和           学務課長           佐 藤   龍           学務課課長補佐        岡 本 広 美           指導室学校教育担当課長    三 井   豊           指導室教育支援担当課長兼                          伊 藤 聖 子           教育相談所長                      指導室教育支援担当主幹兼                          平 野 良 弥           教育支援担当課長補佐                      指導室統括指導主事      門 田 英 朗           指導室統括指導主事      海馬澤 一 人           指導室副主幹         佐 藤 晋太郎           社会教育課長         泉   健一郎           社会教育課課長補佐      小 川 香 里           北部公民館長         小 野 敏 希           図書館長           服 部 聖 治           図書館主幹          海老澤 昌 子           郷土博物館副館長       御 前 智 則 1.事務局出席者  教育総務課総務係主事     陸 田 晃 生 1.会議録署名委員 教育長            大和田 正 治           委員             千 田 文 子 〈会議に付した事件〉 議案第1号 調布市教育委員会表彰について ○大和田教育長  おはようございます。ただいまから令和7年調布市教育委員会第1回定例会を開会いたします。        ――――――――――― ―― ――――――――――― ○大和田教育長  日程に入る前に事務局に申しあげます。傍聴を希望する方がいらっしゃいましたら,随時入場させてください。        ――――――――――― ―― ―――――――――――  日程第1 令和7年調布市教育委員会第1回定例会会議録署名委員の指名について ○大和田教育長  これより日程に入ります。日程第1,令和7年調布市教育委員会第1回定例会会議録署名委員の指名について。本件については,調布市教育委員会会議規則第29条の規定により,千田委員を指名し,教育長の私,大和田とともに署名委員といたします。よろしくお願いいたします。        ――――――――――― ―― ―――――――――――  日程第2 報告事項 ○大和田教育長  次に,日程第2,報告事項に入ります。報告事項をすべて報告いただいた後,一括質疑といたしますので,よろしくお願いいたします。  初めに,市川教育総務課副主幹から,令和6年第4回調布市議会定例会について報告を願います。市川教育総務課副主幹。 ○市川教育総務課副主幹  令和6年第4回調布市議会定例会について報告いたします。資料1を御覧ください。  令和6年第4回調布市議会定例会は,1に記載のとおり,会期を11月29日から12月18日までの20日間で開催されました。  2に記載の市長提出議案,市長報告が計20件,そのうち教育部関連の議案は,資料の1ページに記載している表のとおり,令和6年度調布市一般会計補正予算(第5号),調布市教育委員会委員の任命についての計2件でありました。  3に記載の陳情は2件あり,そのうち教育部関連はありませんでした。  2ページを御覧ください。4に記載の一般質問ですが,17人の議員から質問が出され,そのうち教育部関連としては,8人の議員から質問を受けております。質問の要旨,答弁概要につきましては,資料2ページから16ページにわたって記載したとおりです。  説明は以上です。 ○大和田教育長  次に,関口教育総務課施設担当課長から,令和6年度教育施設主要事業の執行及び進捗状況について報告を願います。関口教育総務課施設担当課長。 ○関口教育総務課施設担当課長  教育施設主要事業の執行及び進捗状況について報告いたします。資料2をお願いいたします。  教育施設の工事につきまして,1月10日現在の進捗状況の報告です。前回の定例会以降,新たに契約した工事は,学校教育施設が1件,社会教育施設が1件の合計2件の工事です。  2ページをお願いいたします。契約しました工事の概要ですが,№17は北ノ台小学校と調布中学校で,設置から年数が経過しました空調設備の改修工事を実施するものです。  №20は,東部公民館で,同じく設置から年数が経過しました空調設備の更新工事を実施するものです。  続きまして,3ページをお願いいたします。№1の写真は,調和小学校校舎外壁及び屋上防水改修工事の施工状況です。屋上防水の施工が完了し,ヘリサインの設置が完了しました。ヘリサインとは,大規模災害等の発生時に,陸路による救助や物資搬送が困難となった場合,ヘリコプターを用いた空路からの災害対策が想定されますが,他都道府県から飛来した土地勘のない災害支援用ヘリコプターが迅速かつ確実に目的地にたどり着くため,パイロットが上空から視認できるよう,施設名を屋上に表記したものです。これまで,調和小学校を除く公立小・中学校27校には既に設置が完了しておりましたが,これで全校への整備が完了しました。  №2は,神代中学校格技棟改修工事の施工状況で,内装の仕上げ作業を進めています。  №3は,第四中学校校庭整備工事の施工状況で,樹木等の撤去が完了し,既存のグラウンドとの地盤の高さ調整作業を進めています。  続きまして,4ページをお願いいたします。№4は,第七中学校LED化改修工事の施工状況で,教室内の照明器具をLED照明に交換する作業を順次進めています。  №5は,国史跡下布田遺跡整備工事の施工状況で,公園内に園路を造る作業を進めています。  報告は以上です。 ○大和田教育長  次に,岡本学務課長補佐から,令和6年度東京都教育委員会表彰(健康づくり功労)被表彰者の決定について報告を願います。岡本学務課長補佐。 ○岡本学務課長補佐  令和6年度東京都教育委員会表彰(健康づくり功労)につきまして御報告いたします。資料3をお願いします。  この表彰は,東京都教育委員会が優れた功績がある学校関係者,関係団体を対象に,毎年行っているものでございます。  学校保健・学校安全及び学校給食の指導,運営等を通じて,優れた功績がある学校関係者,学校関係団体及び組織的,計画的に児童・生徒の健康づくりに取り組む学校が表彰されております。  今年度,市教育委員会では,学校保健・学校安全分野において学校医3人を推薦した結果,全員の方が表彰を受けることができました。  なお,表彰式は,令和7年1月15日に東京都庁で実施され,入村哲也氏が出席されました。  表彰式を欠席された長井幸一氏,伊藤郁子氏の表彰状等は,東京都教育委員会から学務課が受領し,調布市医師会を通じ,御本人にお渡しいたします。  説明は以上です。 ○大和田教育長  次に,門田指導室統括指導主事から,令和6年12月における市内小・中学校の事故等の報告について,令和6年度全国学力・学習状況調査における調布市の結果について,以上2件の報告を願います。門田指導室統括指導主事。 ○門田指導室統括指導主事  それでは,私から2点報告をさせていただきます。まず1点目です。令和6年12月における市内小・中学校の事故等について報告をいたします。資料4をお願いいたします。  令和6年12月は,小学校3件,中学校1件,合計4件となります。  小学校についてです。①発生日,12月4日水曜日,発生場所は校庭,学校管理内の事故になります。対象児童は第6学年です。当該児童は,体育の授業中,高跳びの練習を行っていました。高跳びの試技の際に,着地に失敗し左足首をひねりました。病院で受診をし,左足首骨折の診断を受けております。  ②発生日,12月5日木曜日,発生場所は横断歩道,学校管理内の事故となります。対象児童は第3学年です。当該児童は,登校中,関係児童2人と横断歩道を渡ろうとした際に,左側から進行してきた自転車と接触をしました。病院で受診をし,上下唇の擦り傷及び両ひざの擦り傷の診断を受けております。  ③発生日,12月10日火曜日,発生場所は校庭,学校管理内の事故となります。対象児童は第2学年です。当該児童は,休み時間に鬼ごっこをしていた際に,飼育小屋の裏から飛び出したところ,出会い頭に関係児童とぶつかりました。病院で受診をして,前額打撲の診断を受けております。  続いて,中学校です。①発生日,12月10日火曜日,発生場所は体育館,学校管理内の事故です。対象生徒は第1学年です。当該生徒は,保健体育の授業中,跳び箱の練習をしていました。跳び箱を跳ぼうとして,跳び箱に着手した際に左薬指を痛めました。病院で受診をした結果,左薬指骨折の診断を受けております。  事故等の報告については以上となります。  続きまして,資料5をお願いいたします。続きまして,令和6年度全国学力・学習状況調査における調布市の結果について御報告をいたします。  初めに,1,調査の概要についてです。(3)調査内容についてですが,今年度の教科に関する調査は,小学校は国語,算数,中学校は国語,数学の教科と質問紙調査でございます。  次に,右側,2,調布市教育プランとの関連についてです。(2)成果指標を御覧ください。全国学力・学習状況調査における東京都の平均正答率を上回った各教科の合計ポイント数は小学校で3ポイント,中学校で7ポイントという結果でございました。  「主体的・対話的に学習活動に取り組んだ」と肯定的に回答した児童・生徒の割合では,令和6年度は小学校で78.5%,中学校で81.9%という結果でした。  次に,3,調査結果概況についてでございます。本市の傾向としましては,教科の正答率は国語,算数及び数学の各教科で全国及び東京都平均を上回っている状況にあります。  右下段に移ります。国及び東京都と比べて差が大きかった領域の正答率として,顕著な差が見られた項目についてお示ししております。中でも小学校国語,言葉の特徴や使い方の知識・技能の内容,また,中学校数学,数と式の思考・判断・表現の内容では,国及び東京都双方の平均値を上回っている状況でした。  2ページ目に参ります。次に,4,教科に関する調査から分かったことについてです。各教科に分けて記載をしております。課題及び授業改善のポイントについて絞って御説明をさせていただきます。  小学校国語では,資料を活用するなどして,自分の考えが伝わるように表現を工夫することに課題があるということが分かりました。  授業改善のポイントとしては,相手や目的を一層意識し,どのような資料を用意すればよいかを考えることができるようにする指導の充実や,聞き手のうなずきや表情などにも注意しながら,聞き手の状況に応じて表現を工夫することに関する指導の充実が考えられます。  小学校算数です。データの活用の問題は,データを読み取ることは比較的できていますが,データを活用することに課題があるということが分かりました。  授業改善のポイントとしては,日常生活の場面のデータをグラフに表し,そのグラフから特徴や傾向を捉え,見いだしたことを表現できるようにする,そういった指導の充実が考えられます。  続きまして,中学校国語です。読むことの問題は,他の項目に比べ平均正答率が低い傾向にあります。文章と図を結び付け,その関係を踏まえて内容を解釈すること,目的に応じて必要な情報に着目して要約することに課題があることが分かりました。  授業改善のポイントとしては,示されている図や表などが文章のどの部分と関連しているのかを確認するなどして,書き手の伝えたい内容をより正確に読み取ることができるようにする指導の充実が考えられます。  中学校数学です。一次関数を用いて,事象を数学的に解釈し,問題解決の方法を数学的に説明することに課題があるということが分かりました。  授業改善のポイントとしては,表,式,グラフなどを用いて問題解決する場面を設定し,それらの用い方について数学的に説明ができるようにする指導の充実が考えられます。  全体的な傾向としまして,教科の平均正答率は高く,学習内容の定着度合いが見てとれます。主体的・対話的に学習に取り組む態度の育成にも,昨年度に引き続き,一定程度の割合で肯定的な回答が見られております。しかしながら,小学校,中学校,国語における読むことの技能が必要な問題には課題がございます。教科における授業改善が必要であるということが分かりました。  3ページ目をお願いいたします。最後に,5,質問紙調査の結果についてです。主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善に関する取組状況と,ICT機器の活用に関する取組状況,個別最適な学び・協働的な学びに関する取組状況の3点について記載をさせていただいております。これらの3点については,質問項目と教科の正答率のクロス集計の結果を記載しております。  調査結果のポイントにおける注目したい点についてでございますが,主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善に関する取組状況においては,小学校では2段目の項目,中学校では4段目の項目において,肯定的に回答した児童・生徒の割合が他の項目と比較して低いことから,課題解決に向けて自ら考える授業,振り返りを大切にした授業,目的を明確にした対話を取り入れた授業,学んだことをアウトプットする機会が設定されている授業を行っていくことが有効であると考えられます。  また,ICT機器の活用に関する取組状況では,「授業で,PC・タブレットなどのICT機器を,どの程度使用しましたか」の質問項目に肯定的に回答した児童・生徒の割合は,授業でICTを使用している児童・生徒は教科の平均正答率が高い傾向にあることが分かりました。目的に応じてICTを有効活用することで,学習効果を高めることができると考えられます。  最後に,個別最適な学び・協働的な学びに関する項目についてでございます。授業が自分に合った教え方,教材,学習時間などになっていると感じている児童・生徒が教科の正答率も高い傾向にあるということが分かりました。  他方,小学校では本質問に当てはまらないと回答した児童の正答率が高い傾向があることから,習熟度の高い児童が自分に合った教え方,教材,学習時間であると感じられていないことが考えられます。  児童・生徒が自分に合った学び方ができるよう,指導の個別化,学習の個性化を図りながら,個別最適な学びを実現できるように授業改善を進めていくことが重要であると捉えております。  本調査結果を踏まえて,指導室として学校の授業改善に向けた取組へのさらなる指導,助言に生かしてまいりたいと思います。  報告は以上です。 ○大和田教育長  次に,海老澤図書館主幹から,令和6年度東京都功労者表彰(教育功労)被表彰者について報告を願います。海老澤図書館主幹。 ○海老澤図書館主幹  令和6年度東京都功労者表彰(教育功労)被表彰者につきまして御報告いたします。資料6を御覧ください。  初めに,表に間違いがございましたので,訂正させていただきます。2番の項目,「受賞者としては」というところですが,「受賞者名」の間違いでございます。大変失礼いたしました。訂正させていただきます。  こちらの表彰は,都民の生活と文化の向上に特に功労があったものの事績を表彰することにより,都民の福祉増進に資することを目的として,東京都が毎年行っているものでございます。  受賞者は,平成21年から調布市立図書館協議会の委員で,現在は委員長を務めていただいている野末俊比古氏でございます。  野末氏は,青山学院大学教育人間科学部学部長で,図書館情報学を専門とされており,図書館におけるアンケート調査の実施についての御助言など,様々な場面で知見に基づいたアドバイスをいただいております。  表彰式は,令和6年10月1日に東京都庁で実施されました。  なお,令和6年12月24日に調布市教育長へ表敬訪問いただき,直接御報告をいただいております。  説明は以上でございます。 ○大和田教育長  以上で報告事項の報告は終わりました。これから報告事項に関する質疑,意見を受けたいと思います。質疑,意見のある方はお願いいたします。千田委員。 ○千田委員  私は,資料4の②について質問したいと思います。市内小・中学校の事故等の報告なのですが,横断歩道で自転車と横断中の児童が接触したという事故ですが,これについて警察への通報,対応があったかどうか,また,こういう事故の場合,事故の後の指導について,何かしら学校で指導しているかどうか,その辺りをお聞きしたいと思います。お願いします。 ○大和田教育長  門田指導室統括指導主事。 ○門田指導室統括指導主事  御質問ありがとうございます。②の事故の報告の内容について,事故後の対応についてですが,まず,こちらは目撃者の方が事故現場に居合わせた状況がございます。その方から警察に通報していただき,警察に来ていただき,対応を実施したと報告を受けております。  今年度に入り,これまでも交通事故については幾つか指導室のほうで報告を受けている状況ですが,幸いいずれのケースにおいても,学校以外の外部の機関,主に警察になりますけれども,対応に入っていただいている状況でございます。  あわせまして,学校における事故の対応,事故未然防止の観点も含めての指導内容についてですが,まずは,小学校では小学校5年生,6年生の保健領域の中の交通事故の防止という単元項目がございます。こちらの中で,交通事故を防止するため危険を予測することであったり,回避の方法を考えるといった学習の展開をしております。  また,あわせまして,各学校に示しております都教育委員会が作成している安全教育プログラムを活用した安全教育の充実を各学校には依頼しております。具体的には,交通安全指導という領域がございます。その中で,実際に交通事故が起こったときの通報や対応の仕方,そういったことを知ることについても年間を通して計画が組まれていますので,学校のほうにはこちらを参考にしながら適切に対応するようにというところで指導室からは指導させていただいております。  また,各学校においては年間の計画の中で,自転車教室であったり,交通安全教室であったり,そういった取組を計画的に警察等と連携しながら実施をしていただいております。こちらの取組も含めて,学校から子どもたちへの指導はもちろんですが,保護者や地域の方々への啓発も含めて充実をしていくよう,これからも支援してまいりたいと思います。 ○大和田教育長  千田委員。 ○千田委員  今のお話,とても大事ですし,安心しました。といいますのは,私,一昨日,同じようなケースで甲州街道を,私のほうの信号は青でした。車の信号は赤でした。そこを渡ろうとしたときに,自転車が飛び出して来て,私はひかれそうになりました。思わずでしたが,自転車のハンドルを握っていて,自転車を止めて,それで私は転ばずに済んだのですけれども,私が転んでいないことを見て,若き男性でしたが,ごめんなさい,ごめんなさい,すみませんと言いながら行ってしまいました。私は赤でしょうとどなったのですが,そのときは既に遅かったのです。  もし私が子どもで,もしけがをしていたらということを考えて,学校ではそのことについてどのように教えているのだろうかというのが,私も昔,教えたはずなのに忘れてしまっていたので,今,確認したかったのです。このような場合,どうしても事故が起こったことへのショックのために,被害者は何もできずにその場にいて,それで逃げられ損のような感じになりかねないし,事故が起こったときにどういう対応をしたらいいか,本人もですし,そばにいる人もですし,保護者もですし,地域の啓発も今ありましたけれども,やはり今このような事故がとても多くなっているところですので,もう一度,改めて指導の機会を持っていただけたらありがたいと思います。これは継続した指導であってほしいと思います。 ○大和田教育長  ほかにございませんか。白倉委員。 ○白倉委員  資料1の定例会報告の2ページのコミュニティ・スクールについてお伺いいたします。  調布市では,既に全校に設置されている地域学校協働本部というのがあり,また,現在進められている学校運営協議会の設置ということで,本当に地域の学校として非常に重層的な体制ができつつあり,すばらしいことと考えております。ただ,この2つの組織の機能が大変似通った部分もございまして,運営が難しい部分もあると思います。  そこで,この2つの組織の機能を最大限に発揮するために,何か課題,方策がありましたら教えていただきたいと思います。  2点目なのですけれども,資料5の学力調査についてでございます。令和6年度の小中の国語,算数,数学に関しましては,全国,東京都を上回った結果ということで,これは本当に学校の先生方,教育委員会の方々の努力のたまものと大変うれしく思っております。  一番最後の質問紙調査の結果の右下のポイントと授業改善に向けての中で,興味深い記述がありまして,さらに,特に探求学習の充実ということでお伺いしたいのですが,先ほどの御説明の中で,お互いに協力しながら課題の解決に取り組んでいる児童は教科の正答率も高いということ。さらに,探求的な学習など,他者と協働しながら課題解決を行う授業を展開することが重要であるという記述がございました。やはり今まで習得した知識をいかに生活の中に生かしていくか,活用,応用していくかというのは,これから非常に大事になってきていると思います。  そこで,他の自治体では,探求的な学習を充実させるために様々な体制を取っていると聞いております。ですから,調布市として探求的な学習を充実させるために,今後何か展望等がございましたら教えていただきたいと思います。  私は以上2点でございます。 ○大和田教育長  小林指導室長。 ○小林教育部副参事兼指導室長  まず,白倉委員から御指摘いただきました1点目について回答させていただきます。  御指摘のとおり,学校運営協議会と地域学校協働本部の違いについては,なかなか十分な理解を得られない部分がありまして,私どもも学校訪問の際に地域の方とお話をする際に,地域学校協働本部があるのに学校運営協議会が必要なのかとか,何が違うのだという御指摘,御質問いただくことが多々ございました。そういった中で,来年度から調布市ではすべての学校がコミュニティ・スクールになるわけですけれども,校長会等を通して,改めてこの違いについては説明をさせていただいています。  具体的には,学校運営協議会については,校長の経営方針等について承認したり,課題を共有したりするための会議として,飽くまでも会議体であるということ。さらに言えば,地域学校協働本部については,学校を支える個々の地域の活動を協働して進めていく,どちらかというと活動する主体であるということ。この2つの違いについて改めてお示ししているところでございます。  昨日,すべての学校の管理職と地域の関係者の皆さんに御参加いただきまして実施しましたコミュニティ・スクールの実践発表会では,2つの学校から実践の報告がありましたけれども,その中でも今回お示ししました2つの違い,それから原則を基に,経営方針について学校運営協議会で話し合った結果,活動自体は地域学校協働本部の協力を得て進めたというような実践もありまして,そういった理解を深めているところでございます。  私からは以上です。 ○大和田教育長  門田指導室統括指導主事。 ○門田指導室統括指導主事  私からは,2点目の学力調査にかかわる質問,探求的な学習の事例であったり,今後の学校での取組についてというところの御質問について回答させていただきたいと思います。  委員おっしゃるように,今,調布市の子どもたちの学力は,東京都であったり全国の平均値を上回る高い状況にあるという中で,今回お示しさせていただいた授業改善に向けてのポイントのところで,探求的な学習を示させていただきました。  現在,学校では総合的な学習の時間,また,各教科の学習の中で,文部科学省からも示されていますけれども,自由進度学習といった取組を進めている学校が数多くあります。自由進度学習とは,子どもが自分のペースで学びを進めていく学習方法の1つです。一斉授業とは異なり,子どもたち自身が学習計画を立てたり,教材,例えば教科書であるのか,またはタブレットであるのか,自分で選んで学習を進めていく,そういった授業展開を進めている学校が数多くあります。  教育委員会としては,それらの学習の好事例を各学校に進めていくことで,さらに子どもたちが探求的な学習を進め,自ら主体的に学習に取り組んでいく態度の育成にも取り組むことについての支援を引き続き充実していきたいと考えております。 ○大和田教育長  小林指導室長。 ○小林教育部副参事兼指導室長  御質問いただきました探求的な学習については,今,統括指導主事から説明させていただいたとおりですけれども,今回お示ししています調査結果の3ページ目の右下,個別最適な学び・協働的な学びに関する調査結果のクロス集計の見方について,改めて補足をさせていただきます。  今回,一番右下に調査結果のポイント及び授業改善に向けてでお示しさせていただいている4つの○については,もしかすると大変見にくくなっているかもしれませんけれども,1つ目の○がグラフから読み取れる課題,それに対して3つ目の○が改善点という形で,同じように2つ目の○が4つ目につながっているような示し方をさせていただいています。  具体的に申しあげますと,例えば児童・生徒質問と教科の正答率のクロス集計の上のものについて,我々が課題として捉えているのは,授業は,自分に合った教え方,教材,学習時間などになっていましたかという質問に対して,小学校は特に顕著なのですけれども,当てはまらないと回答したお子さんの正答率が高かったと。このことをもって,私どもの課題意識としましては,学校では個に応じた指導,個別最適な学びを推進しているわけでして,少人数指導等も行われているのですけれども,もしかすると正答率の高いようなお子さん方に合った学習が十分展開できていないのではないかというような課題意識を持った次第でございます。ですので,個々のお子さんに合った自由進度学習も含めた個に応じた指導,個別最適な学びを今後も推進していきたいというような結果を導き出しているということです。  また,2つ目の表につきましては,友達や周りの人の考えを大切にしてうんぬんということがございますけれども,他者と協働するということも,なかなかよさを感じられていないお子さんもいるのではないかというような分析をしています。  昨年末,12月25日に次期学習指導要領の改訂に向けた諮問が行われていますけれども,その中でデジタル化の負の側面として,注釈の中にフィルターバブルやエコーチェンバーというような言葉が取り上げられています。これは私たちが生活する中で,例えばスマートフォンなどを使って検索をした場合,過去の検索の結果などが蓄積されている結果,自分が好む結果しか提示されないというようなこと。それから,エコーチェンバーについては,SNS等を閲覧する際にフォローしていくということがあると思うのですけれども,自分に似通った集団に属することで,自分の求めるような意見に囲まれて生活するようなことがあるということなのですが,このことは,この現代を生きる子どもたちにとっても同様で,いかに多様な意見に接していくか,他者の多様な意見を大事にしていくかということが重要であると考えていますので,次期学習指導要領の改訂に向けても,4点目に掲げさせていただきましたとおり,他者と協働しながら課題解決を行っていくことがいかに重要かということを感じている次第であります。ですので,この結果を基に学校への指導を進めながら,個別最適な学びや協働的な学びが展開できるようにしてまいりたいと考えております。 ○大和田教育長  白倉委員。 ○白倉委員  ありがとうございました。特に2点目の調査結果から探求学習の充実ということで,今,調布市としては自由進度学習ですか,私も自由進度学習は今日初めてお聞きしたのですけれども,それを探求学習の一部として進めているということで,今後,地域学校協働本部がせっかく設置されるわけで,それと探求学習の充実ということと連動させて,それプラス個別最適化の問題はまた大きな課題だと思いますが,それも含めて,何しろ地域協働しながら,子どもの豊かな知能,心を培っていただけたらありがたいと思います。ありがとうございました。 ○大和田教育長  ほかにございませんか。千田委員。 ○千田委員  私も意見なのですけれども,資料5について感じたことをお話ししたいと思います。  まず,2ページ目,教科に関する調査から分かったことで,課題とか指導改善のポイントなど国語,算数,数学について書かれていますが,この指導改善のポイントがとても具体的で分かりやすく,これなら教師たちもすぐやってみようかと思うようなポイントになっていると思います。どなたが考えられたか分かりませんが,なるほどという内容になっていて,ぜひこれからも指導のときにはこのような具体的な内容の提示をしていただくとありがたいと思ったのが1つです。  それから,今,話題になっていましたけれども,探求的な学習や自由進度学習などという新しい言葉が様々出てくるわけですが,私の中では,主体的,対話的な学習や,ICTを活用した学習について,今,現場はどうなのかというのが,まだ頭の中にあります。というのは,教育委員会訪問をしますと全教室を視察するわけですけれども,まだなかなかタブレットが机上に置かれていなかったり,主体的,対話的な深い学びの場面になっておらず,相変わらず一斉授業の教室もかなり見られる現状があるかと思います。そのような状況もありまして,それでも今,調布市全体としては都の平均よりこれだけ高いということで,まだまだ調布市は伸び代があるという思いを先行させて,この主体的,対話的な学や,ICTの活用の学びについても,引き続き取組の強化に力を注いでいただきたいと思います。これは願いです。 ○大和田教育長  御意見ということでよろしいですか。 ○千田委員  はい。 ○大和田教育長  ありがとうございます。ほかにございませんか。榎本委員。 ○榎本委員  私からは,意見というか質問も含めて,資料1の15ページから16ページにかけて,教員不足の質問に対して委員会として回答がなされているのですけれども,学校を訪問させていただくと,今,実は教職員の不補充で大変なのですという声を校長先生や副校長先生からお聞きする機会が多くなってきました。  ここに数字が書いてあります。昨年11月では10人不足というところです。ここでも4月ではゼロでしたけれども,11月では10人不足でした。要するに,不補充になってしまい,人材不足だということなのですけれども,我がまちとしては,来年度4月1日にきちんとした人数が確保できるのか,また,重要なのは,そこでこのような状況があったときに,途中での教員の確保がどのようにできるのかというところで,16ページには東京都教育支援機構と連携してということが書いてありますが,そのようなところと連携をしていても,今,欠員が10人いるという認識でよろしいわけですよね。  そこで,我がまち教育委員会としては,そのことを今後どのようにしていくのかということ,あと教育支援機構というのが私は少し分かりずらく,ここの組織についても教えていただきたいと。この2点でございます。 ○大和田教育長  小林指導室長。 ○小林教育部副参事兼指導室長  まず,御指摘いただきました教員不足につきましては,当然,最大の課題であると感じているところです。実際,来年度の4月に向けた教員の配置につきましては,現在,東京都で調整を行っているところで,今後,東京都から提示があった段階で,各学校への配置を決めていくという状況でございます。  教員不足については,当然のことながら,年度当初は学級担任を確保するというところで徹底されているわけですけれども,病気休職,または8月以降,年度途中以降の産休,育業等が発生した場合には,確保がなかなか難しい現状がございます。そうしたことからも,我々としては東京都と情報共有を行う中で,各学校からそのような予定といったらおかしいのですけれども,来年度,例えば産休,育業を取られる予定があるのかどうかということも事細かに把握させていただいて,できるだけ多くの情報を東京都に伝えることで,年度途中の欠員に備えていこうと考えています。  東京都の教育支援機構につきましては,各学校から欠員等がある場合に,そのような要望に対して紹介していただくようなシステムになっているのですけれども,こちらも年度途中以降になってくると,各学校,同じような状況になりますので,そこがマッチングしないというような状況も生まれているところであることと,実際に途中の欠員に対応する教員などの応募状況からしても,それぞれの方々が,年度途中になってくると,名簿には登載しているけれども,既に次の仕事が決まっているや,既にお仕事に就かれているというような状況もありまして,やはり年度途中の調整についてはなかなか難しい状況が続いています。  ですので,先ほどの繰り返しになりますけれども,調布市としましても,東京都にどういった状況が今一番困っているのかや,来年度の予定など,このようなことが考えられるということはできるだけ早い段階で,その都度報告させていただくことで,これを防いでまいりたいと考えています。  ただ,教員不足に関しては十分に補うことが難しい状況からすると,まずは,例えば病休になってしまうような方々を防いでいくということが大事かと思いますので,メンタルヘルス等も東京都と協力しながら行っていますけれども,また1つ,調布市の取組としましては,令和8年度の全校実施に向けて教科担任制も進めています。各先生方が教科の準備を十分できるような体制を築くことも1つの目的ですけれども,生活指導面で学年の先生方ですべての子どもを見ていくような体制づくりをしながら,先生方が問題を1人で抱え込まない,組織で対応していくような取組を率先して進めていくことで,こうした不足につながるような事態は避けられるように取り組んでまいりたいと考えています。  以上です。 ○大和田教育長  榎本委員。 ○榎本委員  とてもよく分かりました。ありがとうございました。 ○大和田教育長  ほかにございませんか。      (「なし」との声あり) ○大和田教育長  ほかになければ,以上で報告事項を終わります。        ――――――――――― ―― ―――――――――――  日程第3 諸報告 ○大和田教育長  続いて,日程第3,諸報告に入ります。  諸報告については,お手元の資料7から11となりますが,事務局からの説明は省略いたします。  これから諸報告に関する質疑,意見を受けたいと思います。質疑,意見のある方は挙手をお願いいたします。毛利委員。 ○毛利委員  毛利です。  私からは,諸報告の(4),資料10の図書館協議会で報告された内容に恐らく関係するのだと思うのですが,昨年,図書館利用者懇談会が開かれたかと思います。今年の状況や活動内容や今後に向けてなど何かあれば教えていただければと思います。 ○大和田教育長  服部図書館長。 ○服部図書館長  今年度の利用者懇談会の状況につきまして御説明させていただきます。  11月21日木曜日の午後と28日木曜日の午後,2回開催しております。1回目は中央図書館で実施しまして14人の参加,2回目は神代分館で行いまして3人の参加ということになっております。  今年度のテーマとしましては,「資料検索のコツ,教えます」ということで,利用者の方からよく御質問等ございます資料の探し方について意見交換等を行っております。平仮名で検索するとヒットしやすいですとか,1つのキーワードではなく複数のキーワードですとか,その際にはスペースを入れるですとか,その辺りの説明をさせていただいて,参加された方からは役に立ったというようなお声などもいただいております。  昨年度につきましては,利用者支援ということで,視覚障害のある方などのサービスについて行ったのですが,昨年度は参加者がかなり少なかったという状況もございましたが,今年度は14人,3人の参加をいただいております。  今後につきましては,来年度,土曜日の開催なども含めて検討していきたいと考えております。 ○大和田教育長  毛利委員。 ○毛利委員  状況,詳しく分かりました。ありがとうございます。ぜひ来年度も広く意見を募集したり,図書館としての情報発信というところに力を入れていただければいいなと思いました。  というのも,先ほどの話題でもありましたが,子どもたち,特に小学生,中学生,学校の図書室もあるのですが,やはり詳しい資料となると図書館を利用するかと思うのです。探求的な学習,特に興味のあるところを深く学習したいときには図書館の資料になると思います。子どもたちだけではなくて大人もそうなのですが,図書館を有効活用するということにうまく結び付けていただけるといいなと思いました。 ○大和田教育長  ほかに諸報告について。榎本委員。 ○榎本委員  二十歳のつどいについて,感想を述べさせていただきたいのですけれども,今年は,例年よりとても盛り上がっていたと。そして,来場者の若者たちが本当に一体感を持っていたというのが私の感想です。  当然,開式の前は会場がざわざわ,おしゃべりも多かったですけれども,始まりますと若者たちは口を閉じ,人の話を聞く体制を持っていた。そして,抽選会,バンビーノさんでとても盛り上がって,大きな問題もなく,みんな朗らかに会場を後にしたというのが私の印象です。  日ごろ,若者たちが地元の小学校,あるいは中学校で学んで,その成果の表れが二十歳のつどいに出ていたのではないかと私は当日,とてもうれしい気持ちでいっぱいになりました。また来年以降もあのように若者たちが,今日ここに集ってよかった,そしてまた,ふるさと調布にいてよかったと思えるような式であってほしいと思い,感想を述べさせていただきました。本当にありがとうございました。 ○大和田教育長  ほかに御質問,御意見等ありましたら。      (「なし」との声あり) ○大和田教育長  それでは,質疑,意見等がないようですので,以上で諸報告を終わります。        ――――――――――― ―― ―――――――――――  日程第4 議案   議案第1号 調布市教育委員会表彰について ○大和田教育長  続いて,日程第4,議案に入ります。  議案第1号「調布市教育委員会表彰について」を議題といたします。本件について市川教育総務課副主幹から提案理由の説明を願います。市川教育総務課副主幹。 ○市川教育総務課副主幹  議案第1号「調布市教育委員会表彰について」,御説明いたします。  本件は,議案書の下段に記載のとおり,調布市教育委員会表彰規程第5条の規定により,児童・生徒等を表彰するために提案するものです。  それでは,今回の被表彰候補者について説明をいたします。議案書のかがみをおめくりいただき,1ページ,令和6年度調布市教育委員会表彰被表彰者(案)案件内訳を御覧ください。今回,各小・中学校長から,令和6年度分として47件,令和5年度分として次の2ページに記載の5件の候補者が推薦され,すべて表彰規程第2条,児童・生徒の表彰となっております。  各項目別の被表彰候補者とその功績の詳細につきましては,3ページから8ページに記載の令和6年度調布市教育委員会表彰被表彰者名簿を御覧ください。また,現在,競技結果が確定していないなど,表彰候補者として上がってきていない案件がありましたら,次回以降の教育委員会において別途お諮りさせていただきたいと考えております。  なお,本年2月26日水曜日に予定している教育委員会表彰式において,被表彰対象の児童・生徒へ表彰状の授与等を行う予定です。  説明は以上です。よろしく御審議の上,御決定くださいますようお願いいたします。 ○大和田教育長  以上で説明は終わりました。これより質疑を求めます。この内容は今日現在までの内容ということで,今後,年度末までに学校から推薦があればプラスアルファ,付加されるということでよろしいですよね。 ○市川教育総務課副主幹  おっしゃるとおりです。 ○大和田教育長  内容等についてよろしいですか。      (「なし」との声あり) ○大和田教育長  それでは,質疑なしと認め,質疑を打ち切ります。  お諮りいたします。本件については原案どおりとすることで御異議ございませんか。      (「異議なし」との声あり) ○大和田教育長  御異議なしとのことでありますので,さよう決定いたします。        ――――――――――― ―― ――――――――――― ○大和田教育長  以上で今定例会に付されました案件はすべて終了いたしました。  これにて令和7年調布市教育委員会第1回定例会を閉会いたします。どうもありがとうございました。             調布市教育委員会会議規則第29条の                                                 規定によりここに署名する。                                            教育長                                    委員