令和6年度 第3回調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会 議事要旨 1 開催日時:令和7年1月30日(木)午後5時から 2 開催場所:調布クリーンセンター 1階展示学習室 3 委員出欠:出席9人,欠席5人 ・出席委員:江尻会長,山下副会長,森下委員,村門委員,新野委員,佐々木委員,田波委員,佐藤委員,井手委員 ・欠席委員:永川委員,千草委員,岡本委員,杉崎委員,安塚委員 4 事務局:三ツ木課長,中尾課長補佐,雨宮ごみ減量対策係長,中島,寺園 5 傍聴者:1名 【議事次第】 1 協議事項 第8回エコフェスタちょうふ(令和7年6月14日開催)について 2 報告事項 (1) ごみ減量啓発作品の審査結果とザ・リサイクル(令和6年11月20日発行 第97号)について (2) 調布ごみナビの「Tokyo区市町村DXaward 2024」大賞受賞について (3) ごみ分別動画の制作について 3 事務連絡その他 4 閉会 配付資料 資料1 「第8回エコフェスタちょうふ」開催に向けてのスケジュール 資料2 「第8回エコフェスタちょうふ」開催案 資料3 各部会検討シート 資料4 調布ごみナビの「Tokyo区市町村DXaward 2024」大賞受賞について   (開会:17:00) 事務局(寺園)  それでは定刻となりましたので,ただ今から,令和6年度第3回,第11期第2回,調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会を開始します。今回ズームでの参加希望がありませんでしたので,対面での開催とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。本日,杉崎委員,安塚委員から欠席のご連絡を頂いています。千草委員,永川委員,岡本委員に関しては欠席のご連絡をまだ頂いていませんので,この後いらっしゃることも考えられます。よろしくお願いします。それでは,開会に当たり,江尻会長から一言お願いします。 江尻会長  はい。皆さん,こんにちは。お久しぶりです。明けましておめでとうございます,ということになると思います。今年もよろしくお願いします。今年は,今日の大きな議題になっているエコフェスタがあります。6月とはいっても,もう間近に迫ってきているということもあると思います。前回皆さんのご意見を預からせていただき,事務局といろいろと協議をしながら,今日なんとかたたき台を出すことができるようになりました。またそれを皆さんに大いにたたいていただき,次回につなげる会にしていければと思っています。エコフェスタちょうふの後の打ち上げを楽しみに頑張りましょう。どうぞよろしくお願いします。 事務局(寺園)  よろしくお願いします。 江尻会長  それでは,もういいですか。 事務局(寺園)  はい。お願いします。 江尻会長  出席者が過半数に達しており,調布市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例第78条に基づいて,ただ今より審議会を開催します。傍聴の方はおいでになりますか。 事務局(寺園)  はい。今回,傍聴希望は1人いらっしゃいます。 江尻会長  入っていただいてよろしいですね。それでは,審議に入る前に,今日の資料の確認などをよろしくお願いします。 事務局(寺園)  はい。それでは,配布資料の確認をします。本日の資料は,資料1から4まであります。資料1「『第8回エコフェスタちょうふ』開催に向けてのスケジュール」,資料2「『第8回エコフェスタちょうふ』開催案」,こちらについてはシートが5枚あります。資料3「各部会検討シート」,資料4「調布ごみナビの『Tokyo区市町村DXaward 2024』大賞受賞について」,以上,皆さまご確認をお願いします。 江尻会長  よろしいでしょうか。足りないようでしたら,また声を上げていただければと思います。よろしくお願いします。それでは,まず協議事項から入りたいと思います。「第8回エコフェスタちょうふ」についてということで,事務局から説明をしていただき,その後に,今日は分かれていろいろとお話ができたらと思っています。よろしくお願いします。 1 協議事項 第8回エコフェスタちょうふ(令和7年6月14日開催)について 事務局(寺園)  それでは,「第8回エコフェスタちょうふ(令和7年6月14日開催)」について説明します。  前回の審議会は,次回第8回エコフェスタについて,意見や具体案などがある方は事務局に寄せていただくこと,内容などについては,会長預かりという形で,事務局と調整の上,次回審議会でお話しするということについて,委員の皆さま同意の下,閉会しました。今回は,調整した内容について皆さまにご説明した後に,それぞれのプランごとに部会に分かれ,内容について検討していただきます。最後に,部会ごとに簡潔に,検討結果などを発表いただきたいと思います。  それでは,資料1をご覧ください。「『第8回エコフェスタちょうふ』開催に向けてのスケジュール」です。今回は,エコフェスタ開催に向け2回目の審議会となります。今回は,部会を実施し,実施内容についての検討などを進めていただきたいと思います。広報などについても後ほどご説明します。  それでは,資料2の2枚目のシート,「使用スペースについて」をご覧ください。使用開場は,イトーヨーカドー国領店の品川通りに面したスペースで,赤枠で囲った箇所です。青丸がイトーヨーカドーの各店舗入り口です。品川通り沿いの店舗入り口は,ほぼ徒歩や自転車で来店する方が利用されています。車を利用される方は,駐車場側の入り口や,立体駐車場側の入り口を利用されます。  続いて,資料2の1枚目,開催案のシートをご覧ください。開催日は,令和7年6月14日土曜日に決定しました。環境政策課主催の環境フェアとは別日の開催となるよう調整しています。開催時間は,店舗の開店時間に合わせ,午前10時を予定しています。暑さ等も考慮し,14時ごろまでの終了を予定しています。主催は「調布市(廃棄物減量及び再利用促進審議会)」とし,共催については,前回同様に,調布清掃,むさし野紙業さんの他,吉野清掃の3社から快諾を頂いています。展示,体験コーナーへの協力に加え,会場内でグッズの配布などをお願いします。  エコフェスタ開催・中止の決定については,前日に事務局と会長で協議の上決定します。晴れを想定したプランで行うか,雨を想定のプランで実施するかも同様に,前日協議の上で決定し,委員の皆さまにご連絡する予定です。設営については,当日の午前8時ごろから開始予定です。当日使用する機材等は,前日にイトーヨーカドーに持ち込みます。委員の皆さまの集合時間は,改めてお伝えします。  広報は,ホームページ,市報,ザ・リサイクルジュニア,調布エフエム,市役所2階のデジタルサイネージ,小中学校生徒の保護者向け配信サービス「すぐーる」や,調布ごみナビの他,市役所,クリーンセンター,イトーヨーカドーの館内掲示等,広く発信してまいります。今回のスローガンは,「見て・触れて・学ぶ ごみ(資源)の分別」です。目標については,各部会ごとの検討事項とします。  想定しているイベント内容は,体験コーナーが,ごみ収集車乗車等体験,調布ごみナビコーナー,リサッチョ・エコッチョコーナー。展示コーナーが,有害ごみ・古紙の分別コーナーと,ごみ減量・リサイクル協力店(店頭自主回収店舗)の紹介に加え,イトーヨーカドー国領店の取り組みの紹介コーナーを予定しています。  想定している実施内容などについて説明します。資料2の「晴天時配置案」シートをご覧ください。ブースの配置については,スケジュール上次回に取り扱う予定でしたが,会場が屋外ということもあり,天候を意識して進めていく必要があることから,配置案を作成しています。使用スペースの奥行きは,おおむね16メートルから17メートル,幅についても同様です。図の1マスの辺の長さは1メートルです。図上の左上の黄色の円弧の線内が店舗の屋根で雨をしのげる部分です。  それでは,体験コーナーの1点目,ごみ収集車体験です。使用スペースの右側端部に配置しています。駐車場側からもある程度は視認できる位置に配置し,エコフェスタスペースへの誘導を狙っています。視覚的な訴求力も高く,子どもたちへのアピールも強いことから,イベントの目玉の一つと考えています。ごみ収集車は調布清掃さんに配車していただけることとなりました。  想定している実施内容は,ごみ収集車の後部収集口付近に投入用のごみを用意しておき,子どもたちにごみを投入してもらいます。そして,車両後部に配置してあるボタンを押し,投入したごみが車両内部に押し込まれていく様子を確認してもらいます。次に,車両の前部に移動し,ごみ収集車の運転席に乗車してもらいます。ごみ収集車周辺は,ある程度パイロンとポールで囲い,外部からの進入を制限し,体験を行う子どもの動線を確保します。実施に当たっては,安全への配慮と,6月中旬ということもあり暑さへの懸念がありますので,並び待ちの参加者への留意も必要となってまいります。  ごみ収集車体験は,ごみ収集車を用いたイベントを数多く実施されている調布清掃のG委員を中心に,E委員,H委員と一緒に部会検討を進めていただきたいと思います。 事務局からは,課長補佐の中尾が対応します。  2点目は,使用スペースの左側に配置している調布ごみナビコーナーです。前回の審議会でお話をさせていただいていますが,調布ごみナビは,分別に迷うものについて,AI,人工知能がお手伝いし,市の基準に照らし合わせて分別の仕方を紹介していくのが主な機能となっており,文字入力によるテキスト検索だけでなく,写真送信による画像検索でも判別が可能です。現在は試験運用中ですが,令和7年度中の本格運用を目指しています。  調布ごみナビは,部会を2つに分けています。1つ目に,ごみナビの機能説明・紹介を実施し,来場者に登録をしてもらう部会。もう一つが,ごみナビを使った体験の部会です。前回の審議会でも,物品を幾つか用意した上で,ごみナビの機能を使ってごみの分別を子どもたちに体験してもらいたいといった具体的な体験の提案を頂いたところです。ごみナビの機能説明・紹介のブースでは,幅3.6メートル,奥行き2.4メートルのテントに,長机を3つ配置します。体験コーナーについては,長机を2つ,分別元と分別先として用意します。分別元の机には,紙コップや電池等の物品を並べ,分かりやすさと,風などによる飛散防止も兼ねて,物品の名称をタグにして物品にくくり付けておきます。分別先の長机には,調布市の分別項目に合わせた,「燃やせるごみ」「有害ごみ」などと書かれたシートを貼付しておきます。体験者は,分別元から好きな物品を1つ選び,調布ごみナビの機能を使って分別上何に該当するかを把握し,分別先の正しい位置に物品を置きます。参加賞として,調布市のごみ減量キャラクター,エコッチョ・リサッチョのステッカーを作成し,正解した方には配布するなどの具体例も考えられます。また,この分別体験をテキスト検索とするか画像検索とするかも検討内容となります。体験ブースは,必要に応じてごみナビの登録の補助も行っていただければと考えていますが,基本的には,体験の実施をメインにしていただければと思います。  ごみナビの機能説明・紹介ブースについては,ごみナビの開発者が内容等にご協力くださり,当日も運営に携わってくださる予定です。委員からは,Bさんにご協力いただきたいと思います。事務局からは,減量対策係長の雨宮が対応します。体験コーナーは,K委員,I委員にお願いしたいと思います。事務局からは副参事の三ツ木が対応します。  続いて,リサッチョ・エコッチョコーナーです。ブースの左下に配置しています。リサッチョやエコッチョの着ぐるみについては,予算額等の兼ね合いから作成が難しい状況がありますので,エコッチョ・リサッチョのパネルを作成して設置し,子どもたちが自由に写真が撮れるようなブースにできればと考えています。品川通り沿いの通行者から見やすいように,スペースの品川通り沿いの端部に設置しました。写真を撮影する方が品川通りの歩道に入らないよう,歩道から少し引いたスペースに設置予定です。  続いて,展示系の分別のコーナーです。このコーナーでは,有害ごみ・古紙の2品目を扱う予定です。左上の屋根があるスペースに配置しています。有害ごみについては,本来有害ごみに分別して出されるべきライターやスプレー缶などが,燃やせないごみなどに混入していることもあり,今年度も収集車の車両火災が発生しました。展示内容としては,ライター,スプレー缶,モバイルバッテリーなどの有害ごみの展示や,該当する品目の紹介,車両火災の様子のパネルの掲示などです。また,来年度から小型充電式電池を有害ごみとして収集し始めますので,その案内も併せてできればと考えています。分別誤りが危険を伴うことを伝達できるような内容にできればと考えています。  古紙の分別については,加工した紙製品が多く分別が難しいとの声も多くあるところです。展示内容は,古紙に出せるもの・出せないもののリストの展示,また,古紙に出せるもの・出せないものの物品の展示,そして,再生品の展示を考えています。  分別コーナーは,山下副会長,J委員,C委員にご協力いただきたいと思います。特に古紙については,むさし野紙業のJ委員を中心に進めていただければと思います。事務局からは,寺園が対応します。人員配置については,当初送付した資料に一部変更があり,山下副会長とF委員の配置が変更になっています。よろしくお願いします。  続いて,展示コーナー,ごみ減量・リサイクル協力店(店頭自主回収店舗),イトーヨーカドーの取り組みの紹介です。店頭で,プラ・プラトレーなどの回収を行っているごみ減量・リサイクル協力店(店頭自主回収店舗)の紹介や,今回会場を提供していただくイトーヨーカドーさんの環境負荷低減に向けた取り組みを紹介するコーナーになります。  想定している内容は,ごみ減量・リサイクル協力店(店頭自主回収店舗)については,調布市のマップに各店舗の位置出しをし,吹き出しで店舗名や所在地,回収品目を落とし込んだポスターを作成します。イトーヨーカドーの取り組みについては,イトーヨーカドー国領店が,セブン&アイグループで提言している「GREEN CHALLENGE 2050」に基づき実施しているさまざまな環境負荷低減の取り組みを,ポスターなどにして掲示できればと考えています。ポスターの掲示はパネルで幅120センチメートル,高さ180センチメートル程度の仕様を想定しています。また,イトーヨーカドー国領店をはじめとした小売店で食品トレーを回収し再生利用を行っている株式会社エフピコさんからも,イベント開催に当たって人員を派遣し協力させていただきたいとの声を頂いています。  検討に係る人員配置として,ごみ減量・リサイクル協力店(店頭自主回収店舗),イトーヨーカドーの取り組みについては,F委員,A委員,D委員にお願いしたいと思います。事務局からは中島が対応します。リサッチョ・エコッチョコーナーのパネルデザインについても併せて検討いただければと思います。  総合案内は,スペース右上に配置しています。イトーヨーカドーは車の利用客が多いため,駐車場側に総合案内を設けています。総合案内や誘導案内等は事務局で対応予定です。必要に応じて各ブースの補助も考えています。江尻会長とL委員には,引き続き全体の統括と調整を担っていただければと思います。なお,人員配置案については,検討に係る案としてお示ししています。当日の配置は状況に応じて変更する場合もありますので,ご了承いただきますようお願いします。  続いて,資料2の「雨天時配置案」シートをご覧ください。こちらは,ある程度雨脚がある状況の想定プランです。ごみ収集車体験ブース以外は屋根があるスペースに集めています。スペース上の制約があるため,総合案内とごみナビコーナーを集約しています。雨プランで実施する場合,基本的に,ごみナビの体験部会は新規登録の補助を行っていただく予定です。体験を実施する場合にはスペース等を考慮する必要があります。  以上が,第8回エコフェスタに向け調整した内容および想定案についての説明です。これまでにご説明した想定案を踏まえ,この後部会に分かれて実施内容等について検討し,詰めていただければと思います。それでは,ここからは江尻会長に進行をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 江尻会長  ありがとうございました。今だいぶ詳しくお話をしていただいたので,なんとなく想像ができているのではないかと思います。皆さまは,イトーヨーカドーにいらしたことはありますか。 山下副会長  前を通ったことはあります。 江尻会長  では,なんとなく雰囲気というか,「その場所があそこだな」というようなことはご想像できるということで話を進めていきます。写真もありますし,多くの方がご存じということで,お話もしやすいのではないかと思います。  全体でお話をしていてもなかなか進まないということもありましたので,幾つかのブース,項目を作って,そこに分かれて話をしてみるのもいいのではないかと事務局ともお話しし,今回,今お話をしていただいたような分担になりました。今日は,これからそのブースごとに分かれます。欠席の方が多くいらっしゃるので,1人だけとか,誰もいないというところも出てくるかもしれませんが,事務局の方,職員の方はいらっしゃいますので,おおかたそこで話をまとめていただくこともできるのではないかと思います。資料として,それぞれの部会の検討シートというものがあるのですよね。 事務局(寺園)  そうですね。部会ごとに,この検討シートに加え,参考資料もある程度ご用意しています。それでお話をしていただければと思います。 江尻会長  分かりました。それぞれの部会に分かれていただき,そこで,疑問が出てくるかもしれませんし,部会としての目的は何がいいのか,目標は何にするのかというようなことや,具体的な案,また,「これはうちではなくて,あちらがやったほうがいいのではないか」というようなことが出てくるかもしれません。そのようなことも話し合っていただければと思います。  では,今の事務局からの説明に対し,全体的なことになりますが,ご意見はこれからいろいろと出てくると思うので,質問などはあるでしょうか。 C委員  今回は屋内ではなく屋外なので,いろいろなところからアクセスして人が集まると思います。例えば,ブースごとや全体で,来た方の人数のカウント等はされるのですか。 事務局(寺園)  そうですね。全体で数えるということもありますし,各部会の目標として「このブースで何人欲しい」という目標があれば,カウントもできると思います。それはこれから詰めていければと思います。 C委員  分かりました。 江尻会長  何人来たのかというのは,必要ですよね。 事務局(寺園)  そうですね。やはり全体の参加人数は必要ではないかと思います。部会ごとでも「何人来たらうれしいな」などということもあると思いますので,個別で設定することもあるのではないかと思います。 江尻会長  ありがとうございます。その他はどうでしょうか。 事務局(中島)  すみません。1点補足です。リサッチョ・エコッチョコーナーで,着ぐるみを準備するのは難しいというお話を申し上げたのですが,イトーヨーカドーの着ぐるみのキャラクターがいます。 事務局(寺園)  ハトソンというハトのキャラクターです。 事務局(中島)  それは来ていただく調整ができそうなので,着ぐるみについてはそれで……。 L委員  その中に入る人はどのような人なのですか。イトーヨーカドーの人ですか。 事務局(中島)  専用の方です。 L委員  アクターがいらっしゃるのですか。 事務局(雨宮)  はい,イトーヨーカドー国領店さんの出費でやってくださいます。 江尻会長  イトーヨーカドーでイベントを実施しますが,イトーヨーカドーの宣伝があまり強くならないように,そこのところは上手にやりましょう。もちろんイトーヨーカドーさんにお借りするわけですからいろいろな配慮が必要だろうと思いますが,あくまでも調布市や審議会が主催しているもので,イトーヨーカドーのイベントではないので,調布市全体のPRができるようにやっていけるといいと思います。その中の一つとしてのイトーヨーカドー,ということで,具体的なものとして出していただけるとより分かりやすいと思うので,そのようなつもりで上手なお付き合いをしましょう。出せるものは何でも出してもらい,頂けるものは何でも頂いてやったほうが面白いと思うので,仲良くできればと思っています。他にはいかがですか。Bさん。 B委員  集客や来場者のめどはどのように考えていますか。D委員だったでしょうか,前回,イトーヨーカドーさんのレジの通過人数が,土日だと5,000人ぐらいなどという話があったかと思います。 事務局(雨宮)  4万~5万件だったと思います。 B委員  4万~5万ですか。4万~5万人通過する中の,10人に1人が来るとか,20人に1人が来るとか,そのような見方なのでしょうか。 江尻会長  どうなのでしょう。外でイベントをやったのですよね。そして,あまり来なかったという話ではなかったでしょうか。 事務局(寺園)  そうですね。以前そこで2時間程度イベントを行った時は,広報をそこまで大々的にしていない中で,2時間少々で大体40~50人程度いらっしゃったような状況です。 B委員  前回やった室内の時が200人ぐらいでしたか。 事務局(寺園)  260人弱ぐらいでしたね。 B委員  260人ぐらいですよね。 事務局(寺園)  その前が200人程度でしょうか。ポスター・川柳の表彰式を併せてやっているので,そちらの受賞者さんやご家族の方も入っているような状況ではあります。 B委員  心積もりとしては,あの10倍ぐらいを見たほうがいいのでしょうか。 事務局(寺園)  今回は先日イトーヨーカドーさんで実施したイベントより広報もそれなりに組みますし,前回エコフェスタ開催時の2倍以上は来場していただきたいと考えています。 B委員  雨になると,その半分ぐらいになるのではないかという感じですか。 事務局(寺園)  そうですね。やはり内容としては集約されてしまう部分もありますし,オープンスペースに来るのも少しハードルが上がると思うのですよね。特に土日ですと,駐車場・立体駐車場を利用して,駐車場・立体駐車場の店舗入口を出入りし,そのまま車に乗って帰ってしまうということがあります。 B委員  確かにそうですね。 事務局(寺園)  人通りがあまりないようであれば,場合によっては,そこからの誘導もある程度考える必要があると思っています。 B委員  分かりました。ありがとうございます。 事務局(寺園)  直近で今年度イベントは打っていますが,その時は広報をあまりしていないという状況もあります。また,規模も今回のエコフェスタより小さいということもあり,なかなか直接比較するのは難しいところがありますけれども。もちろん,集客数という部分では,皆さんももっと人が欲しいという部分がありながら,当然ある程度管理できるような人数というところもありますので。 L委員  レジカウンターで4万~5万人とのことなのですが,この人数はレジカウンターでしか把握できていないのでしょうか。入り口ごとで来館者数を数えるカウンターのようなものは,イトーヨーカドーは持っていないのでしょうか。 事務局(雨宮)  レジの受付数の総合と聞いています。 L委員  それだけしかデータはないのですか。 事務局(雨宮)  はい。 L委員  先ほどの,駐車場から直接出入りしてしまう人がこの場面ではない気がしますが,この一番近い店舗入り口で,土曜日の場合,大体どれくらいの人数が出入りするのかというのが目安にできるのかなと思ったのですが,そこまでのものはないのですね。 事務局(三ツ木)  前回,イトーヨーカドーさんをお借りしてここでイベントをやらせていただいた時に,それを今回のキックオフのようにして,どのぐらい人が来るかを感覚として見ていました。最終的に数字としては数えなかったのですが,こちら側の入り口は,やはり買い物に来る方はほとんど使いません。その時イトーヨーカドーさんのイベントも少しやっていた関係で,先ほど言った着ぐるみが出てきてくれて,それで少し集客をし,買い物に来た方を入り口のほうに引っ張りました。そのような場所ではあります。 L委員  店内にいる人を呼び込もうということですか。 事務局(三ツ木)  そうです。店内の入り口などにも入ったりして,「ちょっとどうですか」というような,そのぐらいのスペースで,イベントスペースとしてそこにあるのですが,どちらかというと駐輪場に使ったりして,あまりそこでイベントをやったことがないという場所ではあります。ですから,レジを通る方が5万人いるとして,通る人だけでいうと,そのうちの本当に10%もいないのではないでしょうか。 事務局(三ツ木)   L委員  呼び込みとすれば,店内に行って「やっていますよ」と言うほうが,店外で呼び込むよりは効率的ということでしょうか。 事務局(三ツ木)  その場でやるとそのような感じですね。今回はやはりいろいろな人に見ていただきたいということなので,その前の広報をとにかくしっかりやり,少し前から「こういうイベントをやりますよ」ということを紹介する中で,集客も含めて,調布の取り組みを知っていただきたいと思います。さすがに5万人来ると厳しいかなと思いますが,その中の一部でも中から誘い込めるような方法も少し考えたいと思います。そのような集客を今考えています。 江尻会長  ありがとうございます。その他は,いかがでしょうか。 山下副会長  よろしいですか。 江尻会長  どうぞ。 山下副会長  配置図の検討は今回ではないとおっしゃっていた気がするのですが,では,それについてのコメントは次回以降のほうがいいでしょうか。 江尻会長  おっしゃったほうがいいと思います。 事務局(寺園)  今,もしあるようでしたら,次回の調整にも反映させていただきたいと思うので,率直にいろいろと頂けたらうれしいです。 山下副会長  分かりました。イベント会場の出入はどう考えていますか。 事務局(寺園)  はい。基本的には,絵図のパイロンとポールのところ以外は開いています。収集車体験の参加者の動線を確保し,それ以外の来場者が乱入しないようにパイロンとポールで囲っております。当日利用が多いと思われる絵図上部の駐車場側から入ってきたら,総合案内に声がかけられますし,乗車体験以外のブースも案内できます。 山下副会長  そこから入るだけにしたほうがやりやすそうな気がします。 事務局(寺園)  要は,それ以外を全部閉鎖するということですね。 山下副会長  今だとどこからでも入れてしまいますよね。それで収拾がつかなくなったりすると困る気がします。 C委員  歩道とのところにガードパイプがありませんでしたか。 事務局(寺園)  あります。ポールがありますね。ポールと,一部ガードパイプがあります。使用スペースについては少し俯瞰(ふかん)した写真があるのですが,品川通り沿いには,樹木やポールやガードパイプが,あります。 事務局(三ツ木)  歩道と車道の分けはあるのですが,イトーヨーカドーと歩道の分けはありません。 山下副会長  ないということですよね。 事務局(三ツ木)  基本的に,今のレイアウトはオープンスペースという形で,体験コーナーだけをパイロンで囲ってあります。 山下副会長  これは,入り口と出口を決めて囲ったほうが管理しやすいのではないかと思うのですけれども。 事務局(三ツ木)  なるほど。 事務局(寺園)  そうすると,イトーヨーカドーの品川通り沿いの入り口にいらっしゃっている方の進入も閉じるようにしたほうがいいでしょうか。 山下副会長  どちらから人を呼ぶかなのですが,出入り口優先だとしたら,総合案内の配置が間違っていると思います。出入り口から,まず総合案内があって,という流れにしないといけないのではないでしょうか。 事務局(寺園)  そうですね。面的に,どこを正面にするかという考え方で,いろいろとあると思うのですよね。 山下副会長  そうですよね。どこに人がいてどう呼ぶのかに合わせて,入り口と出口を設定するということです。どこから入ってもいいようにしておくと,たぶん収拾がつかなくなってしまうと思います。 事務局(三ツ木)  なるほど。イトーヨーカドーに来られる方は,車もしくは自転車を想定しています。ですから,自転車置き場も全部向こう面(駐車場側入り口),そして,駐車場も全部そちら側の面にあります。人の流れとしては,皆さん駐車場側の入口からイトーヨーカドーの中に入ります。そのような動線になっています。品川通り沿いのこの入り口は,徒歩の方がメインで入ってくる入り口になっています。ですから,どちらかというと,人の流れ的には向こうの駐車場側の店舗入り口に多く集まるのです。 山下副会長  では,向こうから総合案内に呼び,配置としてはこのままで大丈夫ということですか。 事務局(三ツ木)  はい。それで総合案内をあそこに置きました。やはりお子さん連れの方も自転車で来られる方が非常に多いので,そういった意味では,人通りが多い側に目立つものを置き,なるべくこちらに集客しようと考えました。ただ,品川通り沿い側も人がいないわけではないので,入り込めるように,品川通り沿いの面もオープンにしていました。 山下副会長  見えるのなら,「総合案内はこちら」と誘導すれば済むと思うので,閉めたほうがいいのではないかと思います。 事務局(三ツ木)  なるほど。 L委員  このイメージのほうがたぶん分かりやすいのかもしれません。 山下副会長  すみません。 江尻会長  一方通行で回すという意味ですよね。 事務局(雨宮)  今のプランだと一方通行です。 事務局(三ツ木)  そうですね。そうすると,出口スペースをこちらに向けないといけません。 C委員  全部を囲ってしまうと,人が多い場合,歩行者の流れについて,出る人はこちら,帰る人はこちらから,というような区分をしなければいけなくなると思います。 山下副会長  出口と入り口は分けたほうが私もいいと思っています。 事務局(三ツ木)  そうですね。ですから,全部閉鎖するというよりは,入り口がもしこちらだとすれば,このようなところを囲って,ある程度出られる場所をつくるというのでしょうか。一方通行にするというようなイメージかなと,今思いました。 山下副会長  はい。 江尻会長  ガードマンさんをたくさん雇えるわけではないので,入れる口はここしかない,というようにしないと,誘導は難しいと思います。このようなイベントは,みんながいい人ではないというのを前提としてもやらなくてはいけないので,トラブルを起こさないためには,どこまで緩くするかということも併せて考えないとまずいと思います。入り口・出口をつくるというのであれば,もう入れないというようなテントの設営の仕方や机の配置を考えないとまずいのではないかと思うので,その配置についてはまた,今のご意見なども頂きながら考えていただければと思います。 事務局(三ツ木)  そうですね。承知しました。 I委員  1つだけいいですか。 江尻会長  どうぞ。 I委員  今,テントは2つで検討されていらっしゃるのですよね。 事務局(寺園)  そうですね。 I委員  ふじみまつりの時に学びになったことがあります。炎天下で熱中症が出てしまうリスクがあるのですが,これは待っている人もそうですが,運営者の方も,ずっとそこでやっていると結構しんどいかもしれません。もし可能であれば,テントはあったほうがいいのかもしれないと思いました。 事務局(寺園)  そうですね。屋根で日差しをしのげないところに配置するようなブースは,基本的にテントを置くように配置しております。 I委員  そうですよね。 事務局(寺園)  ただ,ごみ収集車はなかなか難しいところがあります。動線をふさいでしまうということもあり,確かにそこのバランスも見ながら,日差しを考えつつ配置する必要はありますね。 I委員  万が一熱中症が出た時に,イトーヨーカドーさんのほうで見ていただけるのかなど,そのようなことも課題だろうなとも思います。 事務局(寺園)  ありがとうございます。 山下副会長  テントについては私も言おうと思っていたのですが,少なくともごみ収集車の待機スペースには2個くらい置いていただきたいと思いました。お客さんを待たせる場所になると思うので。スペース的には置けそうですよね。 事務局(三ツ木)  はい。 江尻会長  それも少し検討していただけますか。 事務局(寺園)  そうですね。 事務局(三ツ木)  何らかの工夫をしたいと思います。分かりました。 江尻会長  お願いします。今もいろいろとご意見を頂き,良かったと思います。では,いったんこれで質問などを切らせていただき,担当の部会に分かれて話を進めていただきたいと思います。どこでどのようにしたよいか,事務局お願いします。 事務局(寺園)  はい。今から事務局で部会用に机を設営させていただきますので,恐縮ですが,皆さんには少し離席していただき,その間にご用意させていただければと思います。 《以降,5つの部会に分かれ協議》 江尻会長  それでは,部会が5つあるので,順番に「こんな話をしています」「こんなことを悩んでいます」「これは絶対にやりたい」など,決まったことや思いなどをおっしゃっていただければと思います。それではごみ収集車体験部会,Gさん,お願いします。 G委員  今お話があったとおり,体験コーナーではパッカー車1台を置くのですが,スペースがあるようなら,もう1台置いたほうがよいのではという話が出ました。。そのもう1台は撮影用です。 江尻会長  では,2台ということですか。 G委員  本当なら1台でいいのですが,後ろで巻いている時はエンジンをかけっ放しにしなければいけないので,その間に前に乗るというのは,変な操作をされて動いたりするリスクがあるので,ここは分けるほうが安全だと思います。そうするのであれば,パッカー車は1台あるので,びん・缶の収集車など何か違う車両を撮影用で置くことができれば,見栄えもいいのではないかというようなお話が出ました。  また,車両については,オートマチック車も普及しているのですが,オートマチック車とマニュアル車のどちらが安全だろうかというような話が出ました。オートマチックのほうが安全ではないかという気もします。また,床面の荷重がどうなのかというところが少し気になりました。 江尻会長  そこは確認してもらいましょう。 G委員  ビン車のほうが少し軽いので,そのあたりがどうかなということです。また,先ほど待機スペースにテントを2つ置いたほうがいいのではないかというお話がありましたが,天気が良ければ,これは本当に置いたほうがいいのではないかと思います。また,電気は使えるのでしょうか。使えるのであれば,扇風機を1台テントの中に置いてはどうでしょうか。テントの中には熱がこもるので,それで少し空気が流れるようにしたほうがいいのではないかということがあります。  また,待機スペースとなるテント下の動線もうまく取らないといけないと思います。やはりどうしても入り口と出口をつくらなければいけないと思うので,そこの動線をどうするのかということです。3列ぐらいかなとは思うのですが,あまりぎゅうぎゅうにしてしまうと,やはり暑さの問題が出てくるので,そのあたりを少し検討したいと思います。  また,投入ごみを何個ぐらい作るかということです。なくなると一度ダンプアップしなければいけません。その瞬間が結構,拍手が起きたり,「おお」という歓声が上がったりするので,投入ごみを少なめにして,それを頻繁にやってもいいのではないかという気はします。そのあたりも考えて,数は30個がいいのかなという気もします。その際ブルーシートを用意したいと思います。吉野清掃さんの名前があったのですが,それは車両の提供などですか。 事務局(寺園)  人を出していただけるということです。 G委員  分かりました。一応,国領は吉野清掃さんの区域ですので。 事務局(三ツ木)  確かにそうですね。 江尻会長  ありがとうございました。今のところ,大体そのような感じですね。 G委員  はい。 江尻会長  ありがとうございます。では,少し短めにお願いします。こちらも,話を聞いているとどんどん長くなってしまってすみません。調布ごみナビ機能説明・紹介部会,お願いします。 B委員  はい。なるべく短めにしようと思っています。 江尻会長  すみません。 B委員  まず大事なのは,今回のごみナビがすごく魅力的なものなのだということを,どう知らせるかということだと思います。「写真を撮るだけで分別がすぐできる」というようなキャッチーな標語,看板など,インパクトが欲しいと思っています。  また,「ごみナビでできる5つのこと」のようなチラシを配ろうと思います。ごみ分別とはまた別に,「あなたの家のそばでごみ袋を買える場所がすぐ分かりますよ」「おむつはどこに捨てますよ」というように,位置情報からも自分にとって便利な情報が取れるというようなことを書き,裏面を見るとQRコードがあって,すぐそこで登録ができるというようなシンプルなものを考えています。先ほどの導入の話によれば,たぶん今回来るのは買い物客が7~8割で,帰りに寄る人たちの2~3割を取ってくるということだと思うので,その人たちに行きに配っておいて,帰りに「やっぱりちょっと気になるね」と寄ってもらうためのチラシを作れないかと考えています。それが,まずキャッチです。  次に,とはいえ「これは調布だけでやっているものなのではないか。本当にそんなに便利なのか」という疑いの気持ちもあると思うので,それを第三者的に裏付けるものとして,東京都でアワードを受賞したという情報をどう伝えるかという話が出ました。ちょうど3月20日の『ザ・リサイクル』でそのあたりを取り上げるということなので,その『ザ・リサイクル』を少し多めに用意して配ってあげたり,雨宮さんが受賞しているところの写真をパネル大にするなどして,本当にきちんと東京都から認められたシステムなのだということを伝えると。  そして,このステージで引き付け,今度は,どう登録させて,実際の「体験コーナー」に結び付けるかということです。  来なかったら「あんたたちのせいだ」と言われてしまいますので,雨宮さんと2人で掛け合いをしようと考えました。「え?これどうやって分別するの?」と私が問うと,雨宮さんが「こうやって写真を撮って,これを送るんだよ。ほら見て」と答える,というようなことをしようと思います。タッチパネルの大きなモニターがあるそうなので,それを持ち込み,マイクを持ちながら,みんなの前でタッチしてみせます。そして,「アプリを入れたら,こちらのほうに,これを今本当にやってもらえるコーナーがあるので,ぜひ行ってみてください。何かもらえますよ」など,具体的にはまだ分からないですが,そのようなことを言ってキャッチしようかなと考えています。  また,今回,電気通信大学とAIを実際に開発された会社の方が来られるということも魅力だと思います。そこで,今回開発するに当たり苦労した点や裏話,実はまだこんなところが不十分だという話,また,AIというのはみんなの経験値で育てるものなので,もっと登録してこれを育てようということを開発者の立場から言ってもらえたら,より登録につながるのではないかと思いました。  また,体験してからのフィードバックもあるといいと思います。体験した家族などをまたこちらのステージに呼び,やってみてどうだったかを聞き,実際の生の「良かった」という声を聞いてもらうこともできたらどうかと考えました。 江尻会長  ありがとうございます。では,それを受けて,調布ごみナビ体験部会,お願いします。 K委員  すみません。喉が少しやられているので声が変なのですけれども。ごみナビ体験のターゲットは,やはり子どもにしたいと思います。B委員も言っていましたが,やはり巻き込んでいくということです。子どもにやらせて,親がアシストをします。携帯を使うわけなのですが,その操作は子どもがして,親は手を出してはいけないというようにすると,両側に親が来ます。そうすると,一石三鳥で,3人がナビを使うということになるわけです。  ごみは100個ぐらい用意します。100個用意しておき,その中から3つぐらい選んでいいということにします。たくさん並ぶでしょうから,「その間に3個選んでおいて」と,暇つぶしになるように,それなりの数を用意するということです。そして,長机に2つ載せます。3人家族が多いですから,1つに対し,子ども1人にたぶん親は2人ぐらい付くでしょう。長机に2個だったら,2家族がいられるという体制になります。そして,3つを分別します。1つだと,使い方が「こんなもんか」で終わってしまうのですが,3つやると,慣れますし,その面白さが分かってくると思います。  その後に,それを分別コーナーに持っていき,分別をするとシールがもらえます。シールをもらった後に,今度は皆さんのところに返さなくてはいけませんから,皆さんのところにシールコーナーをつくっておき,「あそこにイトーヨーカドーのキャラクターが置いてあるから,好きにシールを貼っていいよ」と伝えて,貼りに行かせるついでにそちらに誘導します。  また,ごみの中に,生成AIでも対応できないものを交ぜておきます。例えば土などを入れておくと,「それは判別不能です。ごみではありません」というような表示が出るわけです。「これはどうしましょう」となったら,次の,有害ごみ・古紙の分別コーナーに相談に行かせます。「これはどうしたらいいのですか」「あっちに行ってください」というふうに,そこにも誘導するという方法にしてはどうかと考えました。 江尻会長  ありがとうございます。それでは,その誘導を引き受ける分別部会,お願いします。 山下副会長  では簡単にお話しします。まず配置について,今は有害ごみと古紙でひとまとまりになっているのですが,やはり有害ごみと古紙で分けましょうという話をしました。展示内容としては,基本的には前回と同じような形でよいのではないかという話です。ただ,有害ごみのほうは,前回はばらばらと机の上に並べてしまったのですが,それぞれカテゴリーごとにトレーに置くような形にもう少し整理をしたいとか,同時に展示する資料も,もう少し絵を大きめにして見やすくしましょう,というような話がありました。  古紙については,むさし野紙業さんでまたトイレットペーパーを提供いただけるということなので,このコーナーに来た方先着300名様にトイレットペーパーをプレゼント,というようなことを事前の案内チラシなどに書いていただき,集客につなげられればというお話でした。  また,有害ごみについては,実際にリチウムイオンバッテリーで車両火災が起きてしまった時の画像や,動画があればできれば動画を用意していただきたいという話が出ました。画像は大きく印刷して張り出し,動画についてはパソコンか何かで再生をして,その場で見てもらえるようにしたいというような話をしていました。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。では,最後になりましたが,ごみ減量・リサイクル協力店部会,中島さん,お願いします。 事務局(中島)  はい。まず,協力店紹介の掲示物については,張ってあるだけだとどうしても見るだけで終わってしまうこともあると思うので,なんとか参加型に持っていきたいという話が出ました。例えば,「トレーはどう捨てていますか。燃えるごみ・燃えないごみなどでいうと,どこに持っていっていますか」というような質問形式にし,丸のシールを貼ってもらうような形にすれば,参加型にもできます。そのような参加型になるような方向に持っていきたいという話がありました。  イトーヨーカドーの取り組み紹介については,完全にわれわれが作ってしまうのか,ある程度ヨーカドーの意向を入れるのかということについてもう少し詰めなければいけないということと,掲示物は何枚をどのように張るのかということを明確にしておいたほうが後々作りやすくなるので,立て付けについてもう少し具体的に検討していければいいのではないかという話がありました。  また,リサッチョ・エコッチョのパネルの写真については,日にちや場所や団体名などが足元に置いてあるようなものが観光地などにありますが,少しそのようなものを使ってブラッシュアップしていければいいのではないかという意見がありました。以上です。 江尻会長  ありがとうございました。それぞれもう少し聞きたいところもあったと思いますが,時間がかなり押してしまっています。皆さんの今のご意見は記録していただいていると思うので,次回までに私のほうで事務局と一緒に整理をさせていただき,皆さんにお返しをして,次の3月の審議会で引き続き検討していただきたいと思います。  部会の中でやりとりをするのは今日だけでなくてもいいと思うので,それまでに審議会の外で意見交換をする場所などがあれば,そこで出た意見なども事務局に伝えていただけると,もう少し深い内容が決定されていくだろうと思います。ぜひご協力をお願いできればと思います。また,今のお話を聞き,他の部会に対し,やれということではなく「こんなこともあるんじゃないですか」という程度のものとして,何か提案やヒントになるようなことがあれば,そのようなことも事務局に教えていただければと思います。よろしくお願いします。  例えば,トラックの台数は2台でも大丈夫なのかという話や,モニターの話,電源は大丈夫なのかという話もありました。環境としてどこまで許されるかという部分もあると思うので,そのあたりは,会場となるイトーヨーカドーと,事務局,調布市のほうで,しっかりと話をしていただき,また伝えていただければと思います。よろしくお願いします。  本当はもう少しやりとりをすると面白いのですが,時間が押しているので,これでいったん協議事項は終わりにさせていただき,このままの状況で申し訳ありませんが,報告事項に入りたいと思います。 2 報告事項 事務局(寺園)  では続いて,報告事項,「ごみ減量啓発作品の審査結果と『ザ・リサイクル』について」です。画面をご覧ください。こちらです。ごみ対策課広報誌『ザ・リサイクル』第97号を11月20日に発行しましたので,報告します。1面では,調布ごみナビの紹介記事や,中央道の耐震改修工事のため閉館していた「利再来留(りさいくる)館」が再開したことのお知らせ記事などを掲載しています。2面では,事業者による3Rの取り組みの取材記事として,イトーヨーカドー国領店の取り組みを掲載しました。また3面には,災害時のごみの出し方についてご案内する記事を掲載しています。  4面には,ごみ減量啓発作品のポスター・川柳入賞作品を掲載しています。今年度,ポスターは195作品の応募があり,小学校低学年から中学生までの4部門で投票を行いました。エコ川柳は215作品のご応募がありました。昨年度から中学生の部を新設し,小学生の部と,高校生以上の部と合わせ,3部門で投票を実施しています。審議会委員の皆さまからも投票を頂き,本当にありがとうございました。こちらの入賞作品の表彰式は,昨年12月26日に行い,審議会の会長として江尻会長にご出席いただき,ごあいさつを頂きました。江尻会長,本当にありがとうございました。  続いて,調布ごみナビの「Tokyo区市町村DXaward 2024」大賞受賞について説明します。資料4をご覧いただければと思います。こちらは,調布ごみナビの取り組みが,令和6年11月6日に開催された「Tokyo区市町村DXaward 2024」の大賞を受賞しましたので報告するものです。「Tokyo区市町村DXaward」とは,東京都主催の,DXに関する各自治体の取り組みや新たな提案を都内自治体で共有し,DXの機運醸成を図るイベントです。2022年から開始し,今回が3年目になります。「行政サービス」「業務改善」「DXアイデア」の3部門で構成され,令和6年度は34の自治体から79件のエントリーがありました。  これまでの審議会でも報告させていただいていましたが,調布ごみナビは,市が相互友好協力協定を締結している国立大学法人電気通信大学,および同大学の客員研究員が代表を務めるBorzoi AI 株式会社との産学官連携により開発を進めている,LINEアプリを活用した機能です。特徴としては,高性能AIを活用した分別案内と翻訳機能で,例えば不要になったものをLINE上で写真送信すると,AIが対象物を識別し市の分別基準にひも付けるとともに,テキストデータをAIが13カ国語に自動翻訳するなど,分別の推進や多様な背景を持つ外国人への分別案内が容易にできるようになります。  このごみナビの取り組みが,令和6年11月6日に開催された「Tokyo区市町村DXaward 2024」にて,先進性,他自治体への波及性,環境性等の評価を受け,行政サービス部門で大賞を受賞しました。画面をご覧ください。今回の受賞については,複数の新聞媒体でも取り上げていただきました。今回の受賞により注目度も高まっている中,産学官連携に基づくごみナビの機能拡充を図るとともに,調布市を基点とした全国への展開を目指してまいります。なお,当日の映像は,1ページ下部のURLまたはQRコードからご覧いただけます。裏面には,最終選考まで残った取り組みの一覧を記載していますので,併せてご覧ください。  続いて,ごみ分別動画の制作についてお話しします。こちらも画面をご覧いただければと思います。このたび,ごみの分別動画制作に向けた収録を行いましたので,報告します。当分別動画の作成は,ごみの分別啓発や,なかなか知られていないクリーンセンターのPRをターゲットとするもので,環境教育等にも活用することを意識し,今年度の重点的な取り組みとして位置付けています。また,注目度の高いコンテンツとするため,吉本興業株式会社所属のお笑い芸人「さんさんず」に協力いただき,今月15日水曜日に収録しました。制作に当たっては,株式会社調布清掃,株式会社吉野清掃の2社にもご協力を頂きました。構成を2部に分け,1部では電子レンジの解体,2部では新聞紙集めをテーマに,それぞれ作業員と芸人が競争する内容としています。現在編集中であり,完成後,動画は市の公式YouTubeチャンネルにて3月に公開を予定していますので,改めてお知らせします。  報告事項の説明は,以上の3点です。 江尻会長  ありがとうございました。あまり時間がありませんが,質問などはありますか。よろしいでしょうか。ありがとうございます。それでは最後に,その他連絡事項です。事務局からお願いします。 事務局(寺園)  次回審議会の日程などについて報告します。議事次第の裏面,「令和6年度審議会について(予定)」をご覧ください。次回審議会は3月の開催を予定しています。内容については,協議事項は,引き続き「第8回エコフェスタちょうふ」について取り扱う予定です。詳細については改めて委員の皆さまに連絡させていただきますので,どうぞよろしくお願いします。以上です。 事務局(雨宮)  もう1点よろしいでしょうか。 江尻会長  はい。 事務局(雨宮)  調布市は,おかげさまで今年,市制施行70周年を迎えることになりました。エコフェスタもこの市の関連事業として位置付けられています。市としても,その関連で予算を少し多く付けていることもあり,市政施行70周年を記念するロゴなどを所々PRさせていただくことになるかと思います。ご容赦いただきますようよろしくお願いします。 江尻会長  とてもいいと思います。ありがとうございます。よろしいですか。 事務局(寺園)  はい。お願いします。 江尻会長  それでは,予定の時間を少しオーバーしてしまいましたが,皆さん,熱い議論をありがとうございました。引き続き議論を続けていき,当日を迎えたいと思っています。次は3月ということですが,それまでに何かありましたら,本当に事務局のほうにどんどん寄せていただければと思います。よろしくお願いします。では,今日はこれで閉会とします。お疲れさまでした。 (一同)ありがとうございました。 (閉会:18:45)