令和6年度第3回調布市青少年問題協議会次第 日時 令和7年2月6日(木) 午前10時から11時30分まで 場所 調布市役所5階市長公室 1 開会 2 副会長あいさつ 3 報告事項 (1) NPO法人青少年の居場所Kiitosからの報告 (2) 令和6年度調布市青少年表彰式について 4 協議事項 (1) 調布市青少年補導連絡会規約の改正について (2) 令和7年度調布市青少年表彰の実施スケジュールについて 5 情報交換 (1) 第3期調布っ子すこやかプランの策定状況について (2) 調布警察署からの情報提供 6 その他 【資料】 ・資料1 令和6年度調布市青少年問題協議会委員名簿 ・資料2 Kiitos説明資料 ・資料3 令和6年度調布市青少年表彰式の概要 ・資料4 調布市青少年補導連絡会要綱(案) ・資料5 調布市青少年補導連絡会要綱(案) 新旧対照表 ・資料6 令和7年度調布市青少年表彰スケジュール ・資料7 第3期調布っ子すこやかプランの策定について 【次回会議】 日程:令和7年7月3日(木) 午前10時から11時30分まで 会場:調布市役所5階 市長公室 令和6年度 第3回調布市青少年問題協議会報告 1 開催日時 令和7年2月6日(木) 午前10時から 2 会  場 市長公室 3 出  席 (1) 委 員 10人        (2) 事務局  5人 4 副会長挨拶 副 会 長: おはようございます。本日,市長の長友が公務のため出席できませんので,よろしくお願いいたします。  さて,本日は御多忙のところ,委員の皆様方にはお忙しい中,令和6年第3回調布市青少年問題協議会にお集まりいただきまして,本当にありがとうございます。新年を迎えて,はや一月を越えた今日この頃でございますけれども,昨年は年始の際には大きな地震,それから飛行機による災害等,本当に明けましておめでとうという言葉がなかなか言いづらい時期でしたが,今年は何事もなく,皆様方には健やかにお正月を迎えたことと存じ上げます。  本日は,NPO法人の青少年の居場所Kiitos(キートス)の代表者でございます白旗様にお越しいただき,キートスでの活動について,この後,お話を伺う機会を設けさせていただいております。キートスは市内で10年以上にわたりまして活動しているNPO法人で,家庭や学校に居場所を見つけることができない若者たちに居場所を提供するだけにとどまらず,食事の提供や学習の支援,また多様な支援を行っている団体でございます。  本日は,青少年への支援の現場の最前線に立っている方から貴重なお話を伺えることと期待しておりますので,この後,お話を伺いながら,委員の皆様方から様々な御意見または御質問をいただきたいと思いますので,本日はよろしくお願い申し上げます。 5 資料確認 6 報告事項 (1) NPO法人青少年の居場所Kiitosからの報告 副 会 長: それでは,次第に従いまして進行させていただきたいと思います。  次第の3,報告事項(1)ということで,NPO法人青少年の居場所キートスからの報告について,事務局から説明をお願いいたします。 事 務 局: キートスは,市内で10年以上にわたり居場所の提供など青少年の支援活動を行っているNPO法人で,子ども・若者支援地域ネットワークにも御参加いただいております。今年度は,長年の社会的貢献から,市政功労表彰を団体として受賞されております。  本日は代表の白旗様をお招きし,子ども・若者支援を行っているキートスの活動の現状や,通っている子供たちについてお話しいただきます。  それでは,白旗様,よろしくお願いいたします。 白旗代表: 調布の佐須町でNPO法人青少年の居場所キートスを開設してから,今年15年目になります,白旗眞生と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  NPO法人青少年の居場所キートスは,2010年10月頃に始めたのですけれども,青少年ステーションCAPSに勤めていた関係で,18歳以上の子ども達がこの先どうするのかなと,疑問に思ったのですね。それで,2年目の3月に,卒業生の子ども達に一人一人手紙を書きまして,そこに電話番号とメールアドレスを入れたのです。もし何もなければ,必要のないものだからねと書き添えて。  ところが,すごい電話やメールが来て,私も最初はファミレスで1日座って話を聞いていたのですけれども,これではお金もかかると思って,アパートをお借りして,そこから始まったのですね。だから,何かきちんとした計画なども持たずに始めてしまったのですが,今15年目です。  キートスを訪れる子ども・若者たちの事情ですが,ほとんどの子ども達が機能不全家族で育っている。そこには愛着障害もあれば,発達障害の特性もありますが、そんなふうにして育っている子どもたちが多いです。  また、児童相談所が関わっている中高生,今23区に全て児童相談所が設けられているのですけれども,今は世田谷児童相談所,中野児童相談所,多摩児童相談所,いろいろなところから問い合わせがあります。どうしても家に戻る子どもたちが、また元と同じ環境で暮らすわけですから,そのときになるべく家族と一緒にいない時間がほしいということで,キートスへ連れてこられる感じです。  それから,今は小学生も精神科に入院する時代です。キートスを利用している子ども達は,ほとんど精神科に通っている状況です。  それから,人との交流に不安や恐怖を感じている。不登校やひきこもりを長いこと続けると,社会にはなかなか出られなくて,それで学校にももちろん行けなくなりますし,人と関わることが怖くなっていくのですね。そんな中でキートスに来て,やっと人と関われるようになるような状況で,やはり不登校やひきこもりは本当に大変な問題だなと思っています。  それから,この頃ですけれども,居場所を求め,ネットで調べてキートスへやってくる20代,30代の若者達がものすごく多いです。また,“子ども家庭支援センターすこやか”や、スクールソーシャルワーカーの方に,「小学校6年生だけど,5年生だけどいいですか」というふうに言われることが多くなってきていて,11歳ぐらいから30歳くらいまでの若者達が,みんな一緒にごちゃ混ぜで御飯食べたりしているような感じですね。  現状は大体そんな感じですけれども,そうするとキートスの役割とは何だろうと,いつも私は考えながらいるのですけれども,ひきこもっていたりする子どもたちには,育ち直しや,子ども同士で育ち合うというようなことが必要なのかなと思っているのですね。世の中や人に対する不信や恐れを緩和する,なかなか難しいことです。これは1年とかで人と関われるということではなくて,長いこと長いこと私達も待ちながら,子ども達が少しでも人と関わることができるようにしています。  そういうことを経験していって,多少でも自己肯定感――自己肯定感もなかなか,来たときはもう本当に,ほとんどないですね。「死んでしまいたい」という言葉はあまりないのですけれども,「消えてしまいたい」という言葉はよく聞きます――自己肯定感が出てくればと思うのですが,今の若い世代はそうでなくても生きる力がなかなかないので,そこをどうしたらいいのかなといつも考えています。  最後は社会参加までいきたいところですが,なかなか難しいですね。  次に,キートスにどのような相談支援のネットワークがあるかということですが,調布警察署の少年課や児童相談所には随分お世話になっていて,それから保護司の方も。少年院を出た後に保護司の方がつきますけれども,そのときに,連れて来られることもあります。  あとは病院,クリニック。施設については,一人暮らしをするときにグループホームなのかアパートなのかということも含めて,私たちが提案し,子ども達と相談しながら決めていくものです。  あと,福祉団体は,「子ども家庭支援センターすこやか」とか,「調布市子ども・若者総合支援事業ここあ」とか,「ちょうふだぞう」とか,私も10年過ぎぐらいからですか,皆さんに少しずつ信頼していただいて,連携が取れるようになりました。とてもありがたいと思っています。  次に,キートスが大切にしている4つの柱ですが,まず食事が一番と思う方もいらっしゃると思うのですけれども,キートスに来る子ども達にはまず居場所なのですね。家のような場所が,そして安心してそこで過ごせることが大事で,一番に居場所を提供するつもりで私はいます。居場所提供といったときに,15年くらい前に新聞社の方が取材に来たときに,「居場所って何をさせているのですか」と質問があったのですね。その頃はあまり「居場所」という言葉がなくて。ここ10年ぐらいですかね,居場所ということばが一般的になってきたのは。家庭,家族の次に,居場所が大事と私は思っています。  2番目に食事の提供。週に5日,昼と夜の食事を出すのは本当に大変なことなのですね。でも,食べられない子ども達に食事を提供して,本当に温かい食事ができるということは,栄養だけではなくて,その子ども達の気持ちを解放していくという,みんなで食事をするということがとても大事だと思っています。  3番目は学習支援ですけれども,引きこもっていたり,学校に行けなかったりしている子ども達は,勉強がどんどん遅れていくのですよね。20代になって高校卒業認定試験を受けたいとか,そういう子ども達もいます。そのために一人一人の先生達も,社会の経験を終えられた方達や,世界で羽ばたいてこられた方達が来てくださっているので,勉強だけではなくて学ぶことが楽しいんだよということを教えてもらえるとありがたいなと思っています。学習支援の先生達もそのように同じ気持ちでいてくれています。  4番目の相談支援ですが,私は24時間つながる携帯を持っていて,実際,夜中に一番問題が起きるのですね。子ども達にも「2時ぐらいまではいいよ」なんて言っているのですけれども,つい先日も救急隊の方からお電話があって,20代の女の子がアルコール依存だったので,それで保護されたという。そんな電話がかかってくれば私が行かなくてはいけないので,自宅から20分ぐらいですかね,夜中に車で救急隊と合流して,どうするか決めていくというようにして。  そういう,何て言うのでしょう,自由度があると言うのか,どんな時間でも子ども達を支えますよと。子ども達は,やはりそこが一番私達キートスを信頼してくれているところなのかなと思っています。  あとはイベントなどですが,年齢の幅が多いということと,私達もそこまで余裕がなくて,クリスマス会とお花見と,門出を祝う会ですかね。それをメインにしています。あと,小さなことで言えば,流しそうめんだったり,催事を大事にしてあげようかなと思っています。  一番大事な運営についてですが,市から補助金をいただいています。あとは賛助会員の会費,寄付金,民間機関の助成金,物品・食品の寄付,農産物。ほとんど毎日,全国からいろいろなものが届くので,本当にありがたいと思っています。  知名度もないのに,なぜ全国からというのは,一番最初にNHKで私たちのことを取り上げてくれた番組を見て,それから広がって,最後に2年前ぐらいですか,TBSの「報道特集」という番組に出させてもらったときも,やはり全国からすぐ電話が入ったり,荷物を送られたり,お金を送ってくださったりしています。お年寄りの方が多いのですけれども,戦後随分経つのにいまだにこんなご飯を食べられない子ども達がいるというような,そんな気持ちで送ってくださるのだと思います。  私たち,全員ボランティアで70人ほど稼働しているのですけれども,皆さんボランティアで頑張ってくださっているので,運営を維持するだけだったら,今の規模で何とかなっています。子ども達には生活保護が出るケースもありますし,難しい場合はキートスから、差し当たって必要なお金を出すこともあります。あとは食事なども無料ですから,予約もなく「ただいま」と帰ってくる子ども達に食事を出していますので,その食事のお金も結構な金額になっています。  それから,衣服も洗濯ができていなかったりするので,そのときは衣服の提供もしています。  次に,ボランティアについては,登録は180人ぐらいいるのですけれども,稼働している人たちは70人ほどですね。ボランティアの人たちは市内の方が多いのですが,5日間の昼の食事,夜の食事だとやはり1日5人ぐらいは食事ボランティアが必要なのですね。あと,朝のお掃除,事務のボランティア,子ども対応。あとは食事の後片付けですが,この頃は20代,30代の子ども達が食器洗いをしたりして,みんなで手伝ってくれるようになったので,大分楽にはなっているのですが,後片付けだけのボランティアの方もいらっしゃいます。本当に皆さん,何か探して,これなら私お手伝いできますよ,というようなことでボランティアをしてくれています。  それから,設立して15年目を迎えての現状なのですが,来室時10代だった子ども達が,もう30代近くになるのですね。巣立っているかというとそうでもなくて,なかなかそうはいかないところが,本当に本人達が一番辛いと思います。  インターネットからキートスに辿り着く若者がとても多くなっていて,「若者の居場所」で調べるのですかね。生活保護をもらいながら、毎日仕事をしたときもあるけれども結局続かなくて、とか。普通に暮らしている人達は何で20代になってそんな働けないんだという,第一声,そんな言葉をよく聞きます。でもやはり機能不全家族で育ったり,そこに発達の特性があったりするので,社会参加がなかなか難しい。頑張るんだけれども,一時は勤められたりするんだけれども,結局は辞めてしまう,そんな状況が続いています。それでも彼らを受け入れながら,自立に向けて具体的な支援が必要だということで,私たちも,こういうことが必要なんじゃないか,ああいうことが必要なんじゃないかと思って,ミーティングをしながら支援していますが,なかなか上手くいかないようにも感じます。  そんな若者たちが多くなってきましたので,私も何か次のことを考えてあげないといけないかなと思って,一昨年,障害者福祉サービス事業として「ポルタ」を開設しました。  新たな課題なのですが,20代,30代が本当に増加しています。それぞれ問題が多岐にわたり,本当に他者との会話が難しくて。そこはだんだん私たちも分かってきて,長いこといる若者達が,新しく来た若者に声をかけたり,私たちスタッフと2人で静かに話をしたりとか,そんなことから始めないとなかなかその集団の中には入っていけないということが分かってきました。そんなふうにして,一人ずつ大事に支援しているつもりでいます。  あとは,本当だったら子ども家庭支援センターに行くべき親子なのですけれども。キートスに来ていた女の子が結婚して子どもを産む,でも,自分も機能不全家族で育っているので,子どもを育てるのがなかなか難しいのですね。同じように負の連鎖が始まってしまうので,私は「子どもと一緒に来なさいよ」と。それでいっぱい大人に囲まれて,それでお母さんとしての役割も少しずつ分かってもらうようにしているので,母子での来室というのが少し増えています。  これからのことなのですが,充実した支援のために,今までは皆さんボランティアで運営していたのですが,そろそろ次の人たちに担ってもらいたいなと思っていて,最後の私の仕事というのは,やはり有給で仕事ができるような形をつくっていかなくてはいけないなということと,それから場所ですね。この先,これだけ利用者が増えている中では,もう少し部屋がほしいなとは思っています。  最後になりましたけれども,私の思いをお話します。最初から器を考えて,私たちが中心になってやっていくという頭はどこにもなかったものですから,いつも子ども達に教えられています。最初は私も、青少年ステーションCAPSの18歳以上の子ども達が集まってきて,「じゃあ,お弁当を作ってこない?」と言ったら,「何言ってるの,お弁当を作れるような家ならここにいないでしょう」と言われて,「そうかそうか,じゃあ,みんなで御飯作ろうか」みたいなことから始まったのですね。ですから本当に、子ども達を見ていて,そこで,「こういうことが大事なんだ」,「こういうことをしてあげなくちゃいけないんだ」,そういうものを,関わりを通して気づかされたり学んだりしながらキートスは運営してきたので,初めて来た方はびっくりするのですね。  ここはルールもなければ,ぼやっとした空間の中に子ども達がいる,そのようなところなのです。私は家を意識して,もしこの子ども達にとって,この家が自分の家だったらこうしてあげたいなと思って,そのようにしているので,施設とかそういうものには程遠いところなのですね。  子ども達に学びながら,こうあるべきなのかな,こうしたほうがいいのかなと思いながらやってきて,子ども達のことはひたすら待つ。待ちながら,この子が少しずつ自己肯定感や自立に向けて成長していけたらいいなという思いがあります。  このごろ,30代には聞き取りをしているのですね。「どんなことが必要だと思う?」とか。そのようにこれからも,子ども達の声を聞き、思いを感じながら。私達も実は支えられて,お互いに支えあいながらやっている。また,ボランティアの中にコミュニティができ,80代と50代のボランティアの方とが関わるようになって,そこにまたいいコミュニティができて。だからここは本当に大人も子どもも,みんなそのようにして暮らせたらいいなと思っているのです。  一時,「お金のこともあるし,この活動をやめたほうがいいのかな」とか、いろいろ考えていたのですが,ボランティアの方たちとも話をしていたら,やめずにこの形態を大事に続けていきたいなという思いが強くなりました。そういうことから今の若い人たちに続けてもらうように。思いだけは伝わっていると思うのですね。そのようにしてやっているのです。 キートスは夜中でも誰かにつながるということが大事で,そのように思ってくれる子ども達がたくさんいるということは,やはり続けなくてはいけないなと思いながらおります。 副 会 長: どうもありがとうございました。  今のキートスの現状と,これまでの経過のお話をいただきました。本当にありがとうございました。  私個人としては,私が教育長になったときにキートスはもう活動されていましたので,その当時,もう10年以上前ですが,お伺いして見せていただいたのですが,その頃すごく印象的だったのが,子どもが1人か2人,来ていたのですね。昼間だったのですけれども,食事を提供するというのが,私にとってはすごく新鮮だったのですね。こういう場所で子どもに食事を提供するのは珍しいななんて思いました。  でも,子ども達に食事を提供するというのは大変なことであって,先ほどもお話しされていましたけれども,何人来るかも全然分からない,予約制ではないですからね。その子ども達のために常に食事を提供できるような体制を取っておくというのは非常に大変なのだろうなという印象を,その当時すごく持っていました。その頃はまだ「子ども食堂」という言葉自体なかった時代ですよね。最近は子ども食堂が市内でも活動していただいて,子ども達を集めて食事を提供していただける団体もありますけれども,本当に,こういう団体があるのだななんて,すごく感激したことを今ちょっと思い返している状況なのですけれども。  その後,やはり今お話を聞いたら,その子ども達が年を取って,20代,30代の利用者もまだいらっしゃるというお話を聞いて,どうしたらいいのだろうかなと,今個人的には思ったところです。  すみません,私の感想を先に述べさせていただいたのですけれども,今,いろいろな御説明を伺って,御意見とか御質問のある方がいらしたらお願いしたいのですけれども。 委   員: キートスが始まった頃に最初に伺ったことがあって,そのときすごく印象的だったのが,就職の面接に行ってきたという青年がいたり,小学生の不登校の方がいたり,あと,特別支援学校の知的障害のある方もいたりして,その人たちは多分,自分一人の世界に入っている人なのだろうけれども,そこでだったら子ども同士が交流している。年上の方が小さい子と遊んであげたり,声をかけてあげたりとかして,普通だったら一人で家に閉じこもっている人が,ここでだったら交流できて,お兄さんっぽいこともしてあげたりとか,お手伝いとかも自然に。それがすごいなと思ったのですね。他の施設では,そういうことはできないのですよ。グループ,集団をつくるというのはすごく難しいので,全員が白旗さんをお母さんみたいに思っていて。  子ども達のような感じで仲良くなっていって,みんなここに来ている人たちはそれぞれ痛みがあるのだろうなということを何となく察している空気があって,だから変な突っ込んだことも言わなかったり,それがずっと続いてきているんだなと思って。もちろん巣立っていった方も,また戻ってこれるとか,あと,仕事を始めたんだけど夕方に白旗さんに会いに来るとか,何と言うのか,それで維持している,保っている。  そこで死なずに済んだ方はいっぱいいらっしゃるのだろうなと思うと,いわゆる公的な施設でできないようなことをやっていらっしゃって,でも皆さんボランティアでやっていることが,ものすごく尊いことなのだけれども,やはりもう少し安定できる仕組み,例えば仕事を辞めてキートスに入っても家族を養えるような仕組みがあったらもっと長続きするのかなと。その仕組みというのはどうしたらいいのか分からないんですけれども。 白旗代表: 知的の子も,発達も,精神も,健常児もみんな同じ一緒にいるということが,やはり私は大事かなと思って。喧嘩もするのですよ。 委   員: それはそうでしょうね。 白旗代表: 一緒にいるということがやはり大事かなというのが,とてもあります。 委   員: だけれども,守ってくれる大人がいる中で,喧嘩をしてもそこに入ってくれる大人がいる,話を聞いてくれる大人がいるということが,安心していられるのだろうなと思います。 白旗代表: 知的の子たちは割と真面目に学校に行くじゃないですか。先日,けやきの森学園の先生から不登校が多くなったと聞き,3年生で就職もできないので,キートスで居場所としていいですかというので,連れてきたのです。だから,こういう子たちも,居場所を探さなくてはいけないのだなと思って。 委   員: 中学校から不登校になっていって,発達障害があるので,「けやきの森学園に入れるかな」という人が増えてしまったのだと思うのですね。ほとんどの方は,入学してから不登校になるわけではない。 白旗代表: そうですね。前から。 委   員: けやきの森学園は親身になってくれるから,それで学校に通えるようになる子もいるのですけれども,やはり家庭が,養育のプロセスでいろいろなことがあるとなかなか取り戻せないですよね。  私も児童養護施設のボランティア,学習支援のボランティアとかやっているのですけれども,すごく虐待されていたとか,ネグレクトされていた時間が長い人はなかなか安定しないので,18歳までに終わらないのですよね。回復がね。 白旗代表: 育つ段階で脳が萎縮しているそうですね。ということは,社会参加も難しいのかなと。でも,そういう子たちがいなくなればいいのかということでもないわけで。その子が,今日は何かちょっと楽しいことあったとか,誰かにほめられたとか,そのような居場所があったらいいなと私は思っていて。 委   員: そうですね。児童養護施設の方で,高校生ぐらいになると,これから進路を決めないといけないので,だけどやはり気持ちの安定がなかなか,もうすぐ出ていかなければいけないという不安もあって。だから,学習支援ではなくて話し相手なんですよね。それで,「そんなことあったんだ」とか「それすごいじゃない」とか言っていることで,ほんの何ミリでも,何かその人の力になれたらなと思って行っているのです。 副 会 長: ありがとうございました。  ほかに御質問されたい方,どなたかいらっしゃいますか。 委   員:貴重なお話をありがとうございました。原因の1つとして,機能不全の家族ということをお話しされていましたけれども,やはりそこをなるべくつくらないということが求められてくるのかなと思ったときに,どういうことが考えられるのでしょうか。そういう家族をつくらないというか。その元を正さないとというところがあるのかなと思っているのですけれども。 白旗代表: これは私の経験から思ったことは,家族ではないですかね。戦後,核家族,団地ができて,うるさいしゅうと,しゅうとめとは一緒には暮らさなくていい。そういう私たちの核家族の世代が,次の世代を生んでいるわけだから,やはり3世代で住むこともすごく大事なことだなと。夫婦ってやはり2人の価値観しかないじゃないですか。おじさんやおばさんとか,おじいちゃん,おばあちゃんとか,一緒に住まなくてもすぐ近くにいることによって,その人たちの価値観も子どもに加わるわけですよね。それがシングルマザーだったら,1人で育てなくちゃいけない。家族のあり方も大きく影響しているかなとは思いますけれどもね。 委   員: 今,価値観が多様化していて,結婚されない方もいらっしゃるということとか,お子さんを授からない家庭もあったり,いろいろな家族の形態があって,それも多様性ということで,いいよねということになっているのが,もう進んでいる核家族をまた大家族みたいな話にもなかなか持っていきにくいので。 白旗代表: そうですね。難しいと思います。それだったら地域で。私もよく分からないのですけれども,どこでしたか,北欧の,ネウボラという,生まれたときから亡くなるまで。フィンランドですか。そういうシステムができるといいなとすごく思うのですね。  ちょっと話はずれるのですが,私は民生委員もしたことがあるんですけれども,守秘義務だからと言って,情報はもらえない。それでも見守ってくださいというのであれば,そういうことをもっと地域に,みんなで子どもを育てるというところに持っていったらいいのではないかとずっと思ってはいるのです。やはり戦後の80年を,教育もそうですし,見直しながらしていかなくてはいけないところに,地域で子どもを育てるということが大事なのではないかと思っています。 委   員: でも,その守秘義務の壁があるから,近所の人に言ったりはできない。ちょっと心配なので見てくださいとは言ってはいけないので。 白旗代表:民生委員のときに何をするかを聞いたら,洗濯物を見てくださいとか,干してあるとか。でもそれだけではどうすることもできないので。 委   員: ボランティアですよね,民生委員は。 白旗代表: ほぼそうですね。でも,そういう地域で子どもを育てていくということを,少ししていくほうがいい。私が住んでいる地域では,本当に地域がばらばらなのです。そのように,いつも思っていました。 委   員: ありがとうございます。行政だけではなかなかできない。あと,行政だとちょっと感じてもらえない信頼感が,やはり地域の方だったり民間の方々の力というのはそういうところにあるのかなとも思ったりもするので,口で言うのは簡単なのですけれども,やはり連携してということは大事なのだなと思いました。ありがとうございました。 副 会 長: ありがとうございました。  ほかにございませんか。  私も教育長という立場から発言させていただくと,キートスでは居場所を提供していますけれども,学校の先生も,キートスの存在をものすごく信頼しているのです。居場所の一つに入れているんですね。それがいいのか悪いのか分からないのですけれども,学校教育において,最近は不登校の児童がものすごく増加していまして,その子ども達にどう対応するかということで,各学校では居場所づくりをやっています。それ以外にキートスという居場所もあるという,学校もキートスの存在を,居場所ということで学校教育でも認めているような状況があります。  学校の先生は,児童を卒業させてしまうと,もうそれで終わりなのですよね。先生の中には,ずっとお付き合いしている方もいますけれども,基本的には,卒業後にいろいろな相談を受けたりする時間がなかなかないものですからね。その辺も逆にキートスに担っていただいた部分もあるのかなという気がするのですけれども,本当に難しい。調布だけの問題ではないと思いますけれども。そういう意味では,調布市内でのキートスの存在というのは,本当に貴重で,かつ大変お世話になっている一つかなと思っています。  ほかにございませんか。――よろしいですか。      (「なし」の声あり) (2) 令和6年度調布市青少年表彰式について 副 会 長: 続きまして(2)令和6年度調布市青少年表彰について,事務局から報告をお願いします。 事 務 局: それでは,説明いたします。資料3を御覧ください。  12月に開催した第2回青少年問題協議会での審査の結果,今年度は個人20名と1団体の合計21件分の表彰を行うことに決定いたしました。各候補者の詳細につきましては,審査の際に説明しておりますので省略させていただきますけれども,推薦があった全員が表彰対象者として選出されております。  なお,表彰式についてですが,3月9日日曜日の午後2時30分から,たづくり大会議場での開催を予定しております。  今年度は表彰対象者が多く,保護者を含め多くの方が参加する式となる見込みですが,市内においてはインフルエンザ等の流行が度々起きていることを踏まえまして,手指消毒の徹底やマスクの着用など,感染症対策に留意した表彰式を開催してまいります。  説明は以上となります。 副 会 長: ありがとうございます。3月9日日曜日でよろしいですか。14時30分からですね。この件につきましてはよろしいですか。      (「異議なし」の声あり) 7 協議事項 (1) 調布市青少年補導連絡会規約の改正について 副 会 長: 続きまして,次第の4,協議事項の(1)調布市青少年補導連絡会規約の改正について,事務局から説明お願いいたします。 事 務 局: 本件につきましては,青少年補導連絡会の会長から御説明をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 委   員: 調布市青少年補導連絡会規約の改正について,少し説明させていただきます。青少年補導連絡会は,青少年問題協議会の下部組織として設置されたもので,市内における青少年の不良化を防止するため,情報交換や連絡,協議を実施することと定められており,保護司,民生児童委員,少年補導員,調布市警察署,健全育成推進地区委員会等の団体から選出された51名の委員で構成されております。  しかし,補導連絡会の設置根拠である調布市青少年補導連絡会規約は昭和31年3月に制定されたもので,改正を行っておらず,現状にそぐわないといった課題がありました。具体的な内容としましては,近年では「不良化」ではなく,「非行防止」という表現を使用することが多いことと,委員の数が多く,話し合うことがちょっと難しいということです。  あと,保護司会や民生児童委員会などの委員を複数選出する団体の負担が大きいということから,これらの観点から,課題の解決に向けて補導連絡会と協議を行ってまいりましたが,規約の改正という形でまとめましたので,その概要について説明させていただきます。  資料4及び資料5を御覧ください。まず1点目ですが,例規としまして,体裁や文言を整理いたしました。これは調布市青少年補導連絡会規約が制定された昭和31年当時とは条文の表現が異なるため,現行の例規と齟齬がないように修正を行い,併せて「規約」から「要綱」に変更いたしました。具体的には,これまでの規約では第1条設置,第2条目的と別れて定められたものを,ほかの例規と合わせた形で,新しい要綱では,第1に一つにまとめました。  また,併せて,会の目的を「市内青少年の不良化を防止するため」となっていたものを,現状に合わせ,「市内における青少年の補導と非行に関する連絡協議及び実態把握を行うことにより,青少年の健全な育成に寄与するため」と修正をいたしました。  続いて,組織体制の整理で,委員の数が多く,話し合いを行うことが困難であることや,構成団体の負担が大きいといった課題を解決するため,組織体制の見直しを図りました。具体的には,第3,構成にあるとおり,複数名の委員を選出した団体については,人数の削減を図ることで,委員数を51名から18名に変更し,組織のスリム化を図りました。  以上が主な内容となっております。なお,要綱の制定時期ですが,青少年補導連絡会の委員の任期が2年であり,今年度で委員の任期が切り替わるため,来期から新しい体制で補導連絡会を開催できるよう,今年度末の改正に向けて手続を行っていきたいと考えております。  説明は以上となりますので,御協議のほどよろしくお願いいたします。 副 会 長: ありがとうございました。  委員からの説明は以上です。御意見,御質問等がございましたらお願いいたします。  最近は「不良」という言葉はほとんど使わないですね。 委   員: 昭和31年から改定されていないというのが,そのままというのが。 副 会 長: よろしいですか。      (「異議なし」の声あり)  それでは,御承認いただきたいと思います。 委   員: ありがとうございます。 (2) 令和7年度調布市青少年表彰の実施スケジュールについて 副 会 長: 続きまして(2)令和7年度調布市青少年表彰の実施スケジュールについて,事務局から説明をお願いします。 事 務 局: それでは,スケジュール案について説明いたします。  今年度と同様に,来年度の表彰候補者の募集の開始時期を,令和7年度の第1回青少年問題協議会の開催よりも前とし,審査を第2回青少年問題協議会で行うため,前年度中の今回協議を行うものでございます。それでは,資料6を御覧ください。  来年度につきましても,今年度と同様に,6月上旬から表彰対象者の募集を行いたいと考えております。これは,7月の開催予定の第1回青少年問題協議会の開催後から募集を開始してしまうと,すぐ夏休み期間に入ってしまい,推薦者の方が学校と相談しづらくなってしまうという御意見をいただいたことから,6月から募集を行っているものです。  なお,候補者募集の開始時期を,年度当初からとしない理由につきましては,専門調査委員会で「募集期間が長過ぎると間延びしてしまい,候補者が逆に減ってしまう」「4月の年度の切り替えのタイミングで組織体制が変わる推薦者もおり,組織体制が変わったばかりだと募集の通知が埋もれてしまう可能性がある」といった御意見をいただいたため,6月上旬からの募集としております。  候補者の募集についてですが,市報や市公式ホームページ等の各種広報媒体を通じて募集を行うとともに,市内小・中・高等学校だけでなく,健全育成推進地区委員会などの各種市民団体にも通知するなど,幅広に募集を行ってまいります。  青少年表彰は,学校生活における部活動は対象にしておらず,成果が見えづらいボランティア等の活動を継続的に行っている青少年を対象としておりますので,各種広報媒体を活用しながら積極的な候補者の募集を行ってまいります。  募集の締切については,8月29日金曜日としまして,9月中旬から下旬頃に専門調査委員会を開催し,推薦内容が表彰に該当するかどうかの審査を専門調査員の皆様と実施いたします。その結果を,10月中旬に開催予定の第2回青少年問題協議会の場で御報告のうえ,表彰対象者を決定してまいります。  なお,候補者の募集や審査については,今年度からの変更はなく,今年度と同様の募集及び審査を実施してまいります。  最後となりますが,表彰式については例年どおり3月上旬の開催としており,来年度は3月8日日曜日の開催を予定しております。  令和7年度調布市青少年表彰の実施スケジュール案についての説明は以上となりますが,このようなスケジュールでの実施について御協議をお願いいたします。 副 会 長: 今,事務局のほうから令和7年度における青少年表彰のスケジュールを示されましたけれども,このことについて御質問,御意見等があればお願いいたします。――よろしいですか。      (「なし」の声あり)  それでは,来年度はこのスケジュールに沿った形で進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 8 情報交換 (1) 第3期調布っ子すこやかプランの策定状況について 副 会 長: 続きまして,次第5,情報交換に移ります。まずは(1)第3期調布っ子すこやかプランの策定状況についてです。昨年度,子ども生活部における子ども・子育てに関する総合計画であります第3次調布っ子すこやかプランの策定について説明をいたしましたが,今回,改めて策定状況について担当の子ども政策課から説明をお願いいたします。 担  当: 第3期調布っ子すこやかプランの策定状況について説明をさせていただきます。資料7をお願いいたします。  今,御紹介がありましたとおり,昨年度の本協議会の場でも策定状況について,そのときのものを情報提供させていただきましたが,改めて計画の概要と,現在までの取組状況と,今後のスケジュールについて説明をさせていただきます。  まず,計画の概要についてです。1計画の概要を御覧ください。調布っ子すこやかプランは,調布市子ども条例を理念とした市の子ども政策に関する総合的な計画であります。現行の第2期調布っ子すこやかプランの計画期間が令和7年3月をもって終了することから,現在,第3期調布っ子すこやかプランの策定に向けて取り組んでおります。  第3期プランは,こども基本法に基づき新たに策定することになった「市町村こども計画」を基本として,その他の子育てに関わる6つの計画を一体として策定する計画でございます。  それでは,プランの概要について御説明いたします。計画期間は令和7年度から令和11年度までの5年間で,0歳からおおむね40歳未満の全ての子ども・若者,子どもを育てる家庭,地域,企業,団体を対象としております。  基本理念については,調布市子ども条例の前文にある「子どもは調布の宝,未来への希望」,基本的方向として子育ち,子育て,健やかな成長と自立を地域とともに支える視点を定めており,4つの基本目標の実現に向け,各種取組を進めていくものとしております。  次に,策定までの取組,今後のスケジュールについてでございます。今回,第3期プランの策定に当たっては,2年にわたり学識経験者や保育園,幼稚園の事業者,保護者代表,教育関係者や大学生などの委員からなる子ども・子育て会議において議論を行ってまいりました。また,今回の策定計画策定の特徴として,子ども・若者の意見聴取というものがございます。令和5年4月に施行された子ども基本法において,子どもに関する計画の策定等を行う際には,当事者である子ども・若者から意見を聴取し,計画の反映に努めることと規定されております。  具体的な取組として,ニーズ調査をはじめ,小学生を対象とした調布っ子ミーティングや,調布っ子の声・意見募集,大学生を対象としたユースミーティングのほか,多くの子ども・若者,子育て当事者からの意見聴取を行ったところでございます。  これらの検討結果を踏まえ,昨年12月にプラン案と子ども向け概要版を取りまとめ,パブリックコメント手続を行いました。現在,集計中ではありますが,40件を超える御意見をいただいたところでございます。  今後のスケジュール等につきましては,今月中にパブリックコメント手続によりいただいた意見を踏まえた修正作業を行い,来月,3月に第3期調布っ子すこやかプランを策定する予定です。策定したプランにつきましては,市報や市ホームページに掲載するほか,記載の方法で広報する予定でございます。  説明は以上です。 副 会 長: 子ども政策課からの情報提供は以上でございます。御質問等があればよろしくお願いします。――よろしいですか。      (「なし」の声あり) (2) 調布警察署からの情報提供 副 会 長: それでは,続きまして(2)調布警察署からの情報提供でございます。よろしくお願いします。 委   員: まず,補導関係の数値から発表させていただきます。 調布市内での補導です。令和5年が122件に対して,昨年,令和6年が382件となっております。風俗営業所等立入りの件数が増加しておりまして,最近できたゲームセンターが主な補導場所でございます。 続きまして,非行少年として取り扱った事案のうち,傾向として多いと考えられるものを2つ申し上げます。 一つ目は,10代後半における薬物事案でございます。肌感覚として,取扱い事案が多いと感じており,非常に憂慮すべき状況にあると認識しております。二つ目は,自動車・自転車等の窃盗事案でございます。これは昔からある犯罪と考えられますが,あまり犯罪の意識がない少年もいるようであり,依然として発生し続けている状況でございます。 いずれにしましても,有害環境の排除や少年の規範意識の向上等を実現する各種警察活動を実施していく所存でございます。御協力よろしくお願いします。 副 会 長: ありがとうございました。今,委員からは淡々と報告がありましたけれども,実は昨日,校長会でこの話題で,警察の方に来ていただいて,本当に市内の小中学校で,この案件が頻繁に起こるような状況になっています。これは教育委員会としても憂いていまして,今日も調布警察署の方と一緒に,これから小中学生の児童生徒の保護者宛てに,まず闇バイトの件,それから盗撮の件,薬の件,この3つの件をチラシにして全戸に配ろうかということで,今準備をしているところでございます。  特に盗撮は小学生まで犯行といいますか,これは犯罪ですからね。そういう意識がない子供たちもいますので,その辺の教育をしっかりしようかなと思っているところでございます。本当に調布警察署にも御協力いただきありがとうございます。  ほかによろしいですか。      (「なし」の声あり) (3) その他 副 会 長: 以上で本日の案件は終わりましたけれども,最後に,委員の皆様から報告,意見等がありましたらお願いいたしたいと思います。 委   員: 「若者の再出発を支えるネット」が主催するサポーターズパーティーのチラシを配布しているのですが,ここは覺證寺で無料の学習支援をやっていたグループで,地域の高校受験の塾に行けない子ども達をここあと連携しながら細かい支援を実施しています。制服代金の貸し出しや学習支援のテキスト代などにこのパーティーの収益を使用しています。  この「支えるネット」では調布学園で小6学習会というのをやっていますが,学習会で個別に知り合っておくと18歳で施設を出ていく際,ステップアップホーム事業の利用にあたり支えるネットが世話人になることがあります。そのようなことも含めて,地域と学校の連携というのがテーマなので,参加者同士の交流も行われています。  若者の支援機関同士がなかなか会う機会がない場合もあるので,仕事にも役立てるみたいなことにも使っていただいています。  興味があるだけの方でも御参加いただいて大丈夫で,ボランティアのお母さんの手作りの軽食が大変おいしいと評判です。よかったらいらしてください。 副 会 長: ありがとうございます。ほかにございますか。――よろしいですか。      (「なし」の声あり) 9 その他 副 会 長: それでは最後に,次第6その他ですけれども,事務局から次回の日程についてお願いいたします。 事 務 局: 次回ですけれども,7月3日木曜日の午前10時から,市長公室での開催を予定しております。よろしくお願いいたします。 副 会 長: では,次回,7月3日ということで,よろしくお願いします。  以上で本日の議題は全て終了いたしました。  これで令和6年度第3回調布市青少年問題協議会を閉会させていただきます。本日はどうもありがとうございました。       閉 会