社会教育情報紙「コラボ」令和6年度第3号 令和7年2月20日発行 調布市教育委員会 コラボは、青少年教育に関するイベント情報や家庭教育のヒントを掲載しています。 【1ページ】 ウェルカム 青少年交流館 青少年交流館には、多目的室・集会室という2つの部屋があり、卓球や工作、ボードゲーム、パソコンなど様々な遊びを楽しむことができる場所です。 また、館内では,専門員がみなさんの活動をサポートします。 みなさんのご来館をお待ちしています。 小学生・中学生・高校生は無料で利用できます。 青少年交流館では、月に1回程度、専門員が企画したイベントを開催しています。 令和6年は、プラバンのキーホルダーやスノードームを作ったり、ダーツに挑戦してみんなで楽しみました。 季節に関する工作やスポーツなどを通して、学年や学校が違うおともだちとも仲良くなれますよ。ぜひ、遊びにきてくださいね。 毎月のイベントの詳細は、市ホームページや学校安全・安心情報配信アプリ「すぐーる」で掲載中の青少年交流館広報紙「フリーダム」をチェックしてください。 所在地/調布市飛田給1-52-1  電話・ファクス/042-481-1115 休館日/年末年始(12月29日から1月3日まで)、臨時休館日 (注)令和6年度からは、館内でワイファイを使用できるようになりました。 ジュニアリーダー・シニアリーダー講習会メンバー募集 ジュニアリーダー(中学生対象)・シニアリーダー(高校生学齢対象)講習会は、市内の中学生・高校生が集まり、ゲームや野外活動などの遊びや体験を通して、学校・学年を超えた仲間たちと一緒にリーダーシップを身につけていく楽しい講習会です。 すべての講習会に参加できなくても大丈夫。一緒に活動してみませんか。 1年間の主な活動(予定) 活動は毎月1回。内容は変更になる場合があります。 4月/開講式 5月/カマドの炎が結ぶ 絆のカレー作り 8月/サマーキャンプ(2泊3日) 10月/ハロウィン気分をみんなで作ろう 11月/レクの集い(ジュニアサブリーダー(注)、ジュニアリーダー、シニアリーダーが集結するレクリエーションイベント)  3月/JL大会(1年間の成果をステージで披露)、閉講式 3月/お祝い合宿(2泊3日) (注)ジュニアサブリーダーとは、地域の健全育成推進地区委員会が主催する小学生対象の事業です。 「令和7年度ジュニア・シニアリーダー講習会の受講生の募集」については、市報及び調布市ホームページ等でご案内します。 詳しくは、調布市ホームページをご覧いただくか、社会教育課までお問い合わせください。 【2ページ】 家庭教育セミナーのご紹介 家庭教育セミナーとは、保護者や地域で子どもに関わる大人が、家庭や地域の課題を解決し、教育力を高めることを目的として、調布市立小・中学校のPTAが企画・運営を行っています。 開催校の保護者、近隣住民の方、セミナーに興味のある方、どなたでも無料で参加できます。 今年度に開催された家庭教育セミナーから (1)お子さんへの性教育・お悩み解決セミナー 実施校/実施日:若葉小学校/令和6年11月26日(火曜日) 講師:おさだ しずこさん(性教育講師) 印象に残った講師の言葉 「性教育は学べば学ぶほど性行動が慎重になっていく。」 「大切な話をしたい時こそ、まずは先に子供の話をしっかり聞くことが大事。日頃から子どもの話に興味を持ち会話することが大切。」 参加者の感想 「親が日頃から自信と知識をつけることが大事だと思いました。」 「淡々と科学的に」というお言葉がとても響きました。 (2)親と子どものウェルビーイング 教育の未来と今必要なこと 実施校/実施日:国領小学校/令和6年11月30日(土曜日) 講師:浦谷 裕樹さん(武蔵野大学准教授) 印象に残った講師の言葉 「幸せの形チェックの結果は健康診断と一緒。人それぞれの平熱(平均値)がある。その人の中でのアップダウンをみていけばいい。人と比べるものではない。 参加者の感想 「ウェルビーイングとよく耳にはするものの、具体的に研究データを用いてお話ししてくださったのがわかりやすかったです。2030年には教育にも取り入れられていくというのが、希望の持てる話だと思いました。」 参加者の感想などは次号でご紹介します (1)子どもが学校へ行けない、行きたくないと言われたら…。 実施校/実施日:染地小学校/1月14日(火曜日) 講師:富永 りかさん(市子ども・若者総合支援事業「ここあ」子ども・若者ソーシャルワーカー) (2)子どものやる気を育てたい親のためのセミナー 子どもを動かす 魔法の言葉かけ 実施校/実施日:深大寺小学校/1月18日(土曜日) 講師:小畑 実奈子さん(フリーアナウンサー) ゆーいんぐ 新年度参加者募集 「ゆーいんぐ」は、調布市立小・中学校の特別支援学級に在籍する知的障害のある方を対象に、スポーツや工作教室、映画鑑賞など、楽しく遊びながら社会体験することを目的とした活動です。 令和7年度に参加を希望する方は、事前登録が必要です。 以下をご確認いただき、社会教育課にお申込みください。 活動日/2カ月に1回程度、土曜日または日曜日に2時間程度 対象/調布市立小・中学校の特別支援学級に在籍する小・中学生 定員/20人(多数抽選9。登録可否については4月上旬に通知予定 費用/活動内容に応じて実費負担あり 申込み方法/申込書(社会教育課で配布または市ホームページから印刷)に必要事項を明記し、郵便番号182-0026調布市小島町2-36-1社会教育課・ゆーいんぐ担当まで郵送・窓口に持参またはEメールsyakaiky@city.chofu.lg.jpまで提出 締切/令和7年3月13日(木曜日)必着 【3ページ】 コラム 選挙のときだけでいい?家庭で、日常のなかでとりくむ主権者教育 子どもの社会参加が「あたりまえ」の日本に 浦和大学社会学部現代社会学科准教授 林 大介 「一人の市民としての子ども」 子どもは単に「未来」の担い手ではなく、「いま」を生きる主体、主権者です。 2017年9月に、「民主主義教育」が充実しているドイツに行った際、保育園を案内されました。高層マンション1階の保育園には園庭はありませんが、マンション前の芝生広場、遊具、池などがある広大な公園を園庭代わりにしています。しかし、公園はできてから10数年が過ぎ、遊具の老朽化もすすんでいました。 そこで公園を管理しているベルリン市が、公園を改修するにあたり、日々の利用者である保育園児(4歳児6人)にヒアリングを行う場に同行させていただきました。 「保育園児対象のヒアリング」では、4歳の男女児一人ひとりに握りこぶし大の緑の球・赤い球がついた長い棒2本を持たせ公園を散策し、行く先々で子どもが、緑の棒は「心地よいと感じる場所」、赤い棒は「変えたほうが良い場所」に挿します。そしてベルリン市の職員が、子どもにその理由(「砂場の砂がサラサラしていて気持ちいい(緑)」「昔は水遊びができたみたいだけど犬が入るから遊べなくなった(赤)」など)を聴き取る、という方法でした。 単に「どんな公園が良い?」と質問するのではなく、快・不快であれば4歳でも伝えることができるように、子どもが答えやすい方法を工夫していました。そして、「子どもはこんな遊具が欲しいに違いない」とおとなが勝手に決め付けるのではなく、子どもであっても市民・主権者として向き合い、その意見を大事にすることで、市民としての意識を高めていました。 「「子どもの意見の尊重」とは」 2023年4月1日、子どもの権利条約を根底とした、子どもを権利主体とし子どもの意見表明を規定した「こども基本法」が施行となり、その実施主体としてのこども家庭庁が発足しました。 そもそも子どもの権利条約における「子どもの意見の尊重」は、「Respect for Children's Views」です。Opinion(いわゆる「理路整然とした主張」)ではなく、Views(自分が思い描いたこと)が「意見」です。 「意見」というと、日本ではどうしても「理路整然とした主張」を求め、うまく表現できなかったり、伝えることができなかったりすることへの恥ずかしさから、口を閉ざしたり話すことを躊躇しがちです。だからといって、3歳は3歳なりに、小学5年生は5年生なりに、高校生は高校生なりに、自分でいろいろなことを思い描き、考えています そうした「思い描いたこと Views」を伝えていくことの積み重ねによって、自分の想いの伝え方を学び、ViewsがOpinionへと変化していきます。 子どもだからこそ、気づくこと、感じることがたくさんあります。18歳になるまで選挙で投票することはできませんが、子どもは半人前ではなく、れっきとした一人の人間です。 選挙の時に関心を持つのは大事ですが、選挙の時以外も社会を意識し、働きかける機会を創っていくことが、「お任せ民主主義」から脱却するためには不可欠です。 校則も含め、子どもが生活している身近な環境において、その環境を良くしていくためにどうしたら良いのか、どのようにルールを変えたら良くなるのか。子どもたちが安心して自分の想い(Views)を伝え、そして聴いてもらえる機会や経験を、身近な家庭や地域の中で取り組んでいくことが大切です。 「子どもの声を反映したまちへ」  長野県松本市の高校生は、市議会に対して「通学時に利用する自転車専用道の整備」等を求める請願を行い、板橋区の小学生は「ボール遊びができる公園を整備して欲しい」「子どもが関係する施策を実施する際は、子どもからの意見も聞いてほしい」など5項目を区議会に陳情しました(いずれも採択)。 LGBTQ配慮の制服を求めて中学生が教育委員会に要望を行った結果、制服が変わった江戸川区等、子ども自身が声を出して社会に働きかけていく取り組みも多々あります。 あるいは調布市では、児童館や青少年交流館、中高生世代を対象にした青少年ステーションCAPSがありますが、中高生世代を含めた子どもが安心して過ごせる場所を地域の中に複数設け、子ども自身が学年や学校を越えた出会いに触れ合うことで、社会に参加する機会を設けている自治体も増えてきています。 住民であり、市民であり、主権者である子どもが、一人の人間として子ども時代から地域づくり、社会づくりに関わることが主権者としての意識を醸成することにつながります。 子ども・若者の力をまちづくりに活かすことは民主主義を実践することです。先行きの見えない社会だからこそ、私たち一人一人の意識によって民主主義を支えていく必要があります。 はやしだいすけさんプロフィール 1993年に高校の文化祭で子どもの権利条約の展示発表を行ったことを機に「子どもの権利保障/子ども参加/シティズンシップ教育」に取り組む。 障害児介助員、チャイルドライン支援センター事務局長、文科省専門職、東洋大学助教などを経て、2020年4月より現職。3児の父親。 【4ページ】 令和7年調布市二十歳のつどい 令和7年1月13日(成人の日) 令和7年調布市二十歳のつどいは、調布市グリーンホール大ホールで開催しました。 調布市では、平成16年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた2310人が新たに二十歳を迎え、二十歳のつどいには、1233人(市外の方を含む)の方が出席しました。 初めに、調布中学校和太鼓部によるオープニング演奏が行われた後、調布市長から主催者挨拶、調布市議会議長から祝辞があり、続けて、出席者代表として佐藤(さとう)南月(なつき)さんによる「はたちの主張」の発表が行われました。 その後、吉本興業所属のバンビーノによるゲストステージが行われ、最後に、抽選会を実施しました。 また、二十歳のつどい開始前には、調布市役所前庭及び調布市グリーンホール小ホールにて、市立中学校8校の関係者による「二十歳を祝う会」が開催され、中学生当時の写真や恩師からのメッセージが掲示されました。出席者は各校のブースに集まり、友人との久しぶりの再会を楽しんでいました。 市と教育委員会から、二十歳となられた記念として、記念品(タオルハンカチ)、選挙啓発グッズ等を郵送しました。 記念品、選挙啓発グッズ、当日のプログラム内容は、20歳前後の若者で構成される「二十歳のつどい実行委員会」のメンバーが考えました。 令和6年度 調布っ子夢発表会を開催しました 令和6年11月23日(土曜日・祝日)、調布市文化会館たづくり12階大会議場にて、令和6年度 調布っ子“夢”発表会を開催しました。 晃華学園中学校高等学校放送研究同好会所属の高校生2人の司会で,第三小学校・深大寺小学校・緑ケ丘小学校・染地小学校・調和小学校から10人の5年生が、「わたしが考える未来の調布」をテーマにそれぞれ自分の意見を発表しました。 意見発表後には、発表した小学生を称え、表彰状の授与を行いました。 来場者数は63人でした。 発表者の感想から 「大勢の人の前で話せたことで自信を持てた」 「すごく緊張したけど自分の意見を言えてよかった」 「他の発表者も,調布市の未来を考えた意見ですばらしいと思った」 来場者の感想から 「子どもの成長につながる貴重な体験となった」「子どもたちの学びの深さに感動した」 「発表だけでなく,他の子どもの感想を伝え合うというのがとても良かった」 コラボ令和6年度第3号はいかがでしたか。ご感想・ご意見など、お寄せください。お待ちしております。 発行 調布市教育委員会教育部社会教育課 郵便番号182-0026調布市小島町2-36-1 電話 042-481-7488  ファクス 042-481-7739 Eメール syakaiky@city.chofu.lg.jp 刊行物番号2024-149