9 講演会 報告書 (1) テーマ   調布にデフリンピックがやってくる (2) 目的  本年はデフリンピックの開催年であり、調布市でも一部競技が実施される予定となっている。この機会を捉え、市民に対しデフリンピックへの関心を高め、理解促進および普及啓発を目的としている。    (3) 登壇者  袖山 哲朗 氏 (特定非営利法人日本デフゴルフ協会 強化指定選手)         袖山 由美 氏(特定非営利法人日本デフゴルフ協会 事務局)         井村 茂樹 氏(調布市聴覚障害者協会 会長) (4) 講演プログラム   1 開演の挨拶   2 「アイ・コンタクト」上映   3 トークセッション(袖山哲朗氏・袖山由美氏・井村茂樹氏)   4 閉会の挨拶 (5) 開催日時等   ・対面開催   (日時)令和7年10月18日(土)14:00~16:15   (会場)シアタス調布 スクリーン1   (参加者)104名(うち事務局・関係者 25名)   (6) アンケート結果    (7) 感想 ・ろう者や聴覚障がい者にもさまざまな背景・育ち・家族環境があることを実感した。 ・各選手が抱える困難や、周囲の支え、家族の思いが丁寧に描かれており感動した。「障害」を一面的に捉えるのではなく、「一人ひとりの人生」として理解する大切さを学んだ。 ・制作から15年以上経過しているにもかかわらず、社会の理解が十分に進んでいない現状に気づかされた。 ・デフリンピックを目前にした時期に上映されたことで、関心と期待が一層高まった。 ・作品を通して「ろう文化」を初めて知ったという人も多く、再上映や他作品の企画も希望します。 ・袖山選手の話は、人柄が伝わり、努力や工夫、競技に対する真摯な姿勢に感銘を受けた。 ・ゴルフという個人競技と、チームスポーツであるサッカーとの違いを通じ、デフアスリートの多様な苦労や工夫を知ることができた。 ・井村氏との掛け合いが自然で分かりやすく、内容もテンポよく進行していた。 ・デフリンピックやろう者スポーツの特徴、観戦マナー、応援方法など、普段知る機会の少ない情報を得る貴重な機会となった。 ・手話通訳士の動きを間近で見ることができ、大変勉強になった。 ・映画・トークともに、手話通訳、大画面文字表示、スマートフォンへの文字表示など、多様な情報保障が整っており、分かりやすかった。 ・本イベントを通じて、手話に関心を持ち学びたいと感じた。 ・映画館での上映形式で、臨場感のある環境の中、落ち着いて鑑賞できた。 ・イベント時間(13時〜16時頃)はちょうど良い。 ・聴覚障害は外見からは分かりにくく、周囲が気づきにくい特性があるため、健聴者側の理解や配慮の重要性を再認識した。 ・「視覚障害者は白杖で気づかれるが、聴覚障害者は困っていても気づかれにくい」という意見に共感する声が多かった。 ・障害理解をテーマとした講演や、実際の当事者との交流の機会を今後も設けてほしいという要望が多数。 ・アイコンタクトからハートコンタクトへなればいいと思います。 (8) 要望・改善が必要な点 ・観客との質疑応答や意見交換の時間がもう少しあればよかった。 ・他競技(例:バドミントン)や他のデフアスリートの活動も紹介してほしい。 ・一部、手話通訳が見えにくい席があった、また受付等、通訳者が足りない場面があった。 ・途中の休憩タイミングが映画のクライマックス直前に入ったため、作品の流れが中断されたことが残念。 ・ゲストや登壇者のプロフィール資料を配布してほしかった。 ・デフリンピック開催後に、出場選手による体験報告会や記録映像上映などを希望します。 ・今後もこうした映画・講演会を通じて、聴覚障害だけでなく、他の障障害についても理解を広げていけるような機会を望みます。