(4) 経済的な支援 現行計画期間の振返り ● 平成24年度に「調布市特殊疾病患者福祉手当等検討委員会」を設置し,難病患者への手当や支援の在り方について検討を行いました。同委員会の報告を受け,平成26年10月より特殊疾病患者福祉手当の見直しを行い,手当額を引き上げるとともに,新たに所得制限及び他手当との併給制限を設けました。 基本的方向性 <所得の保障> ○ 市の独自施策による手当等を継続して支給します。 <各種制度の情報提供の充実> ○ 国や都の制度による手当,障害年金,医療費助成などの制度を市民に広く周知し,対象となる人が確実に制度を利用できるよう窓口や各媒体での案内体制の充実を図ります。 事業計画 <所得の保障> No 1401 心身障害者福祉手当(市制度) 障害福祉課 事業概要 心身に障害を有する者に対し,手当を支給することにより,心身の安定を図り福祉の増進を図っています。 今後の方向・目標 継続して支給します。 No 1402 特殊疾病患者福祉手当 障害福祉課 事業概要 原因が不明で治療方法が未確立な疾病又はこれに準ずる疾病の難病患者に手当を支給し,心身の安定を図り福祉の増進を図っています。 今後の方向・目標 継続して支給します。 No 1403 福祉電話事業 障害福祉課 事業概要 現在,電話を設置している方で,身体障害者手帳を所持している18歳以上の方を対象に,障害の部位・程度・状況等により,電話機の設置や基本料金およびダイヤル通話料(月600円まで)を補助しています。 今後の方向・目標 昨今のコミュニケーション手段の多様化を考慮し,より障害者のニーズに沿った支援に切り替えてゆくことも含め,事業の継続を検討します。 <各種制度の情報提供の充実> No 1404 各種制度の案内・申請受付 障害福祉課 事業概要 市の窓口において,国や都による手当,医療費助成等に係る各種制度の案内と申請受付を行っています。 ○ 手当・年金 ・心身障害者福祉手当(都制度) ・特別障害者手当 ・重度心身障害者手当      ・障害児福祉手当 ・特別児童扶養手当(窓口:子ども家庭課) ・障害基礎年金(窓口:保険年金課,年金事務所) ○ 医療費助成 ・心身障害者(児)医療費助成(マル障) ・難病等医療費助成 ・自立支援医療(精神通院,更生医療,育成医療) ・B型・C型肝炎ウイルス肝炎医療費助成 ・特殊医療費助成(人工透析を必要とする腎不全,先天性血液凝固因子欠乏症等) 今後の方向・目標 「障害者福祉のしおり」や市のホームページ等を通じて制度の周知を図るとともに,より円滑に対象者への案内,申請手続きへの対応が行える窓口体制を整備します。