(1) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2021年(令和3年)12月1日 No.456 西部公民館だより 12月号 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 調布市西部公民館 〒182-0035 調布市上石原3-21-6 TEL 042-484-2531 FAX 042-484-3704 メール seibuk@w2.city.chofu.tokyo.jp ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 美術史講座(全2回) 画家の目を通して見る美術史 日常の中の美を見つめて 「民藝の100年」をベースに 柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」 東京国立近代美術館 2021.10.26~2022.2.13開催 ※会期中一部展示替えあり [ph] 《羽広(はびろ)鉄瓶》羽前山形(山形県) 1934年頃 日本民藝館 「民藝」とは「民衆的工芸」の略語で、およそ100年前に柳宗悦、濱田庄司、河井寬次郎が作り出した新しい美の概念。彼らは近代の目を持って、それまで見過ごされてきた日常の生活道具の中に潜む美を見つけ出し、生活と社会を美的に変革していこうと提唱する民藝運動を展開しました。講座では、画像を見ながら講師の解説で「民藝」の活動を知り、私たちの日常の暮らしを見つめなおすヒントを探ります。 [ph] ホームスパンを着る柳宗悦 日本民藝館にて 1948年2月 写真提供:日本民藝館 ◆日程と内容 ①令和4年1月22日(土) 午前10時〜正午 ●「民藝」の活動の広がりを知る ②令和4年1月29日(土) 午前10時〜正午 ●柳宗悦のデザイン力とフォークアートを見る ※可能な方は1回目終了後、2回目までに「民藝の100年」を鑑賞してご参加ください ◆定 員 22人(申込み順) ◆講 師 下向(しもむかい) 惠子(けいこ) 氏(画家、美術教師) 1981年多摩美術大学油絵科卒業。「目には見えないけれど確かにその存在を強く感じるものがある」その感覚を絵画として表現し続けて来ました。2008年より「古事記」からインスピレーションを受け制作、発表。作家活動と同時に学校や生涯教育機関での美術教育にも携わっている。 ◆申込み 12月21日(火)午前9時から電話または直接公民館へ ーーーーーーーーーーーーー 掲載の事業については、中止または日程等を変更することがあります。 また、公民館の諸室の利用について、定員等が制限されることがあります。 市のホームページでご確認いただくか、公民館にお問合せください。 イベントなどの詳しいお知らせはこちら[ QR ] ーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2021年12月1日 (2) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 世界の料理教室 羊を食べつくすイスラーム教徒 中国回族の暮らしとハラール料理 令和4年1月8日(土)午後2時~4時 中国の少数民族である回族(かいぞく)は、イスラーム教の戒律にもとづいて外来の食文化と中国料理を融合させ、独自の文化を創り出しました。特に牛羊肉料理は回族の代表的な料理です。また、日本のしゃぶしゃぶの起源は、実は中国ムスリム(イスラーム教徒)が考案した羊肉料理であり、日本の食文化とも深いつながりを持っています。講座では中国に暮らすムスリム、特に回族の歴史や生活を紹介し、ハラール料理※について解説します。 ※イスラム教の教えにそって食べることが許されている食品や料理 ◆定 員 22人(申込み順) ◆講 師 澤井(さわい) 充生(みつお) 氏(東京都立大学社会学部助教) 専門は社会人類学、中国地域研究、イスラーム地域研究、回族研究。中国の少数民族(主にイスラーム教徒)を対象とし、イスラーム復興、国家・社会関係について研究している。近年は、植民地人類学(日本の回教工作)、ハラール産業、屠畜・供犠の研究にも取り組んでいる。主な著書に『現代中国における「イスラーム復興」の民族誌――変貌するジャマーアの伝統秩序と民族自治』(明石書店、2018)。 ◆申込み 12月7日(火)午前9時から電話または直接公民館へ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ロビー展示 年末年始を彩る 水引アート展 令和3年12月8日(水) 〜令和4年1月6日(木) (月曜、12月29日~1月3日休館) 午前9時~午後9時30分 礼儀作法の確立と和紙文化発達の中で広がった水引。結び方も変化して日本の水引伝統文化ができあがりました。日本の文化を大切にしながら、現代風の水引作品も創作し、水引体験教室の講師でもある村井玲子さんの作品を展示します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 共催事業 小倉百人一首を楽しむ会 小倉百人一首の世界 歌人とその時代(全3回) 古典の入口として歌に親しまれる方も多い小倉百人一首。歌人のエピソードとともに、その時代背景を学び、小倉百人一首の魅力をより深く探ってみませんか? 3回目は、会員と一緒にかるた取りも楽しみます。 ◆日 程 ①令和4年1月19日(水) ② 2月2日(水) ③ 2月16日(水) ◆時 間 午後2時~4時 ◆定 員 10人(申込み順) ◆講 師 稲留(いなどめ) 昌利(まさとし)さん (小倉検定協会 初代長者/歴史能力検定 日本史大博士) ◆申込み 12月21日(火)午前9時から電話または直接公民館へ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (3)西部公民館だより ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 声 体験教室 秋から始めるガーデニング講座(全2回) 10月23日(土)、30日(土) 「摘心のコツが知りたい」「とにかく植物が好き」など、様々な動機で参加した10人でガーデニングの基本を学びました。 1日目は土づくりの方法や秋植えに適した植物の種類や管理について座学で学習したあと、実際に庭を耕し土づくりをしました。2日目は寄せ植えづくりと、花壇への植物の植え込み作業。「リーフ類を入れると素敵になりますよ」とこばやし先生。春まで楽しめる花やカラーリーフ、秋植え球根などを植えました。 [ph]▶配置を考えて植込み [ph]▶寄せ植えはカゴに 感想▶土や肥料の大切さを知りました。日向や日陰を好む植物など参考になりました。 ▶土からしっかり作ったことがなく、とても勉強になりました。家はベランダだけなので、花壇のお花が育っていくのが楽しみです。 [ph]▶春にはお花でいっぱいになる予定の花壇。お散歩のコースになると嬉しいです。 見て楽しむ料理教室 憧れのふわふわシフォンケーキ 11月3日(水・祝) 「ずっと憧れだったんですが、自分で作ってもなかなかうまく膨らまないので、今日はぜひ学んでできるようになりたいです。」という声に応えて、粟谷先生が泡立てのコツなどを説明してくれました。しっかりメモを取りながら手元を見つめる目は真剣そのもの、紅茶の香りに包まれながら、温かな雰囲気で行われました。 [ph] 感想▶たくさん質問できて、今すぐ作りたくなりました。 ▶子どもが自立してからお菓子は作っていなかったのですが、先生が「3回作れば自信が持てますよ」と言ってくれたので、頑張ります。 シニア健康講座 シニアに必要な自宅トレーニングのコツ(全3回) 10月5日(火)、12日(火)、26日(火) 「安定させる関節、動かすべき関節が正しく機能することが重要です」と加古先生。3回の講座で下肢、上肢、お腹(コア)の動きを改善するためのトレーニングを学びました。自身の体を良く知るための機会となりました。 [ph] 感想▶科学的に筋肉(関節)の動きを解説して下さり素晴しかった。体の隅々まで動かせて嬉しかったです。 ▶普段使わない筋肉を使い、痛みも出ましたがとても良い運動になりました。継続してやっていけると嬉しいです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 公民館運営審議会だより ◆令和3年調布市公民館運営審議会第4回及び第5回定例会が、10月19日に北部公民館において開催されました。(出席委員9人、傍聴者3人) ◆第4回定例会日程の報告事項、人事異動では、10月1日付で東部公民館長の異動の報告がありました。 ◆東部公民館副館長から令和3年6月分から7月分までの使用状況報告があり、昨年度の同時期と比較し増加している要因が、公民館登録団体など一部利用が増えていることや、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として4月、5月に実施を見合わせた講座などの公民館主催事業を6月、7月に実施したことが要因であるとの説明がありました。 ◆次に、各公民館長から令和3年6月分から7月分までの事業報告について説明がありました。委員からは、主催事業の参加人数や、国際理解講座における講師の選定方法、定員に対して申込が多い場合の対応などについて質問や意見が出され、各館長から回答、説明がありました。 ◆続いて、第5回定例会の報告事項では、東部公民館副館長から令和3年8月分から9月分までの使用状況の報告があり、昨年度の同時期と比較し減少した要因として、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、講演会などの主催事業を中止又は延期したことや、合唱,管楽器の演奏,吹き矢や大声での発声を伴う活動など飛沫拡散による感染リスクを伴う利用を制限したことによる影響との報告がありました。 ◆次に、各公民館長から令和3年8月分から9月分までの事業報告について説明がありました。委員からは、子ども対象の人気がある講座で参加できなかった子どもへのフォローについて質問や意見がありました。 ◆次に、地域文化祭の開催について各公民館長から、プログラムに沿って説明がありました。 ◆協議事項では、令和3年度公民館運営審議会研修会について、テーマは「公民館・公民館運営審議会委員の役割と地域」、講師は岩松真紀氏(明治大学非常勤講師)に決定しました。 (榎本 和江) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ★東部公民館(☎03-3309-4505)・北部公民館 (☎042-488-2698)にもいろいろな講座があります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2021年12月1日 (4) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 西部地域文化祭 10月30日(土)~11月7日(日) [ph] 「文化の灯 守り続ける 西部の絆」 ご来場いただき、ありがとうございました。 [ph] 昨年同様コロナ禍での開催となりました。 入口正面には「願いの空」。大きな虹のかかる空に、思い思いの言葉や絵を鳥や風船、シャボン玉に書いて飛ばしました。来場者皆さんの言葉も加わり、日ごとに賑やかな絵になっていきました。 [ph] [ph]力作揃いの展示 [ph]地区協も初参加 [ph] [ph]体験教室 [ph]ライブ中継での公開も 二年ぶりの「くつろぎコンサート」開催 [ph] [ph] [ph] [ph] コンサートを終えて… 初めて実行委員として準備から関わらせていただきました。人との関わりが分断されていく寂しさを感じる中、サークル活動や発表の場が貴重な居場所や楽しみとなり、迎えた本番。終わった後、よかったよ!と声をかけていただいたり、他のサークルの方とも交流ができて嬉しかったです。コンサートには、ライブならではの温かさがあり、皆で協力して作り上げた楽しさもありました。ありがとうございました。(たま川太鼓 堀田) 第五中学校・調布中学校、近隣の保育園の作品も 今回初の階段アート、特殊な絵の具を使用して描いた「わたしの空」。玄関は保育園児のかわいい作品で飾られました。 [ph] [ph] [ph] アンケートの感想から ▼たま川太鼓でスタート、良かったです。コロナが収束して全ての団体が発表できると良いですね。 ▼久しぶりの生演奏に癒されました。 ▼工夫されて作品が見やすかったです。写真、絵、短歌、手づくり作品など、一つ一つが丁寧で想いが伝わってきました。 ▼充実してますね。建物全体を華やかな感じにして、花いっぱいで良いですね。美しい展示でした。 ▼コロナ禍で大変だったと思います。調布ドキュメンタリーの映画は、普段見られない内容で、気が引き締まりました。 ▼制限の中でできることを知恵を出し創りあげた作品や発表を楽しむことができました。ありがとうございました。 ご協力ありがとうございました。 ーーーーーーーーーーーーーー 2月分の会場申請受付 2月分の午前・午後区分の会場使用の申し込みは、密集を避けるため、申請書の郵送などによる事前提出の方法に変更します。実施手順と申請書は、事前に各サークルに送付します。新規申込団体は事前にお問い合わせください。12月7日(火)午前9時到着分まで有効とします。 ◆夜間区分は。12月7日(火)午後6時30分到着分まで有効とします。 ◆使用希望が重複した場合は職員が抽選を行い、利用団体を決定します。 [ まっぷ ] あ/と/が/き 「素晴らしい作品ばかりで驚きました」と、初めて文化祭にいらした方。二度目のコロナ禍での開催でしたが、皆さまのご協力で盛況のうちに無事終了しました。文化祭直前には、有志の方にご参加いただき、門の周りや通路などの雑草取りなど美化にもご協力いただきました。これからも皆さんと一緒に元気な公民館、必要とされる公民館でいたいと思います。EO