2022年3月1日北の杜通信北の杜通信 3月号 No.3882022年(令和4年)3月1日 発行/調布市北部公民館 〒182-0014 調布市柴崎 2-5-18 TEL(042)488-2698 FAX(042)488-2787 Eメール:hokubuk@w2.city.chofu.tokyo.jp 子ども体験教室 みんなでトライ!楽しい手話ダンス 基本的で簡単な手話や手話ダンスをとおして、障害の有無に関わらないコミュニケーションの可能性を楽しく体験してみませんか? “手話ダンス”ってな~に?…手話を使って歌詞のイメージを表現し、曲のリズムに合わせて踊りにしたもの。聴覚障害のある方が見てわかる、踊って楽しめるように作られたもので、100曲ほどあります。 日程3月19日土曜日午後2時~3時30分 会場北部公民館 第3学習室 対象小学生以上(親子でも、おひとりでも、家族・友達同士の参加でも可です) 講師宮澤 富枝氏(手話ダンスグループ・スマイル、百日紅代表) スマイル会員の皆さん(文化会館たづくりで活動中。聴覚障害の有無に関わらず共にダンスを楽しんでいる。会員10名ほど。手話通訳経験者が数人所属。) 定員申込み順15人 申込み3月8日火曜日午前10時から北部公民館へ電話また窓口でお申込みください。 子どもアニメーションスペシャル レトロでかわいい人形アニメーションの世界! 日程3月26日土曜日幼児向けタイム 午前10時30分~11時30分(※・のみ保護者同伴必須です) 小学生向けタイム 午後1時~2時15分 会場北部公民館 第1、2学習室 定員各回申込み順18人 申込み3月8日火曜日午前10時から北部公民館へ電話または窓口にてお申込みください。 協力調布まちシネマプロジェクト 歴史講座 古代国家日本を考え、武蔵国分寺跡と古道を歩く 中央線の駅名として有名な国分寺。実は古代、聖武天皇の詔(みことのり)により全国につくられた国分寺の一つ「武蔵国分寺」に由来します。周辺には古代の道路遺跡や「鎌倉街道」もあります。崖線(はけ)などの地形に注目しながら、歴史散歩を楽しみませんか。 日程・4月15日金曜日北部公民館で講義・4月22日金曜日まちあるき JR線「西国分寺駅」駅改札前集合→東山道武蔵路跡→国分寺→武蔵国分寺公園内「武蔵国分寺跡資料館」→お鷹の道→古代国分寺跡見学→文化財資料展示室→昼食(各自)→国分寺跡、鎌倉街道→解散(国分寺駅まで徒歩) ※歩く距離は6km程度です。(高低差のある道を歩きます)※小雨決行、本降りの際は延期。延期日程は講座初回に告知します。 ※持ち物:筆記用具、雨具、歩きやすい服装と靴で参加のこと。※武蔵国分寺跡資料館入場料100円、昼食代は各自現地で支払い 時間・午前10時~正午・午前9時30分~午後2時30分 講師落合大海氏(日本史研究家「深大杜の塾」主宰) 参加費100円(資料代、1回目に徴収)定員12人(多数抽選) 申込み往復はがきかEメールに、氏名、住所、電話番号を明記し北部公民館「歴史講座」係へ 締切り4月1日金曜日必着 印刷機操作講習会 公民館では、市民団体の自主的な活動のため、印刷機の利用サービスを行っています。利用する場合は、講習の修了証が必要となりますので、希望する団体は講習をお受けください。(営利及び個人的な目的での利用はできません) 日 程 4月16日土曜日午前10時~正午 会場北部公民館美術室 定員申込み順10人 申込み3月23日水曜日午前9時から北部公民館へ電話または窓口にてお申込みください。 講習修了証をご提示いただければ、北部・東部・西部公民館、及び文化会館たづくりの印刷機を使用することができます。 北の杜ギャラリー 北部公民館 絵手紙サークルによる和紙のランプシェード作品展 展示期間3月3日木曜日~3月12日土曜日午前9時~午後5時※月曜日休館 公民館登録団体のご紹介フィールドワーク青天の会 昨年4月~7月に実施された歴史講座「渋沢栄一と徳川慶喜~青天を衝けとその時代」の参加者で自主サークルが発足しました。名前のとおりフィールドワーク(実際に現地へ行き調べること)が目的です。様々なテーマを出し合い、それにまつわる史跡などへ足を運び、当時の空気感に思いを馳せる,そんな活動をしています。地域文化祭では今年赴いたところを報告展示予定。 活動日:月1回 不定期 現在会員募集はしていません。 ルポ 調布自分史の会 手作り紙芝居『東京大空襲』と『むっちゃんの話』についてお聞きしました 昭和20年3月10日、東京上空にアメリカ軍爆撃機B29が飛来。東京が焦土と化したいわゆる東京大空襲がありました。その時の状況を書いた早乙女勝元氏の作品が原作で、自分史の会の井戸賀芳郎さんが自分の体験を加えて『東京大空襲』の紙芝居を製作しました。 『むっちゃんの話』は、九州の大分市で実際にあった戦中戦後の子どもの悲劇で、現地にはむっちゃんにちなんだ平和祈念モニュメントがあります。こちらも紙芝居にして、公民館の文化祭等で公演をしています。 (写真)現在の調布自分史の会のメンバーです。月1回土曜日午前中に、北部公民館で、今勉強中の話題を出しあい、話し合っています。 (写真)むっちゃんの話(2015年製作) お父さんは戦争へ、お母さんと弟は空襲で生き別れ。むっちゃんは九州へ疎開しますが、肺の病気にかかり防空壕で暮らします。独りぼっちのむっちゃん。戦火は激しくなり…。(野川の仲間たち22集より) (写真)東京大空襲(2016年製作) 1945年3月10日夜、東京墨田区上空からたくさんの焼夷弾が落下。火の海となり、住んでいた家や商店街もなにもかも焼き尽くされた。親子が逃げ惑い、墨田川で目の当たりにした光景とは…。 (写真)北部地域文化祭で紙芝居を発表しました。今年もできれば挑戦したいです。 (写真)紙芝居を作った井戸賀さん 2015年の文集で紙芝居「むっちゃんの話」を作ったのが始めです。絵を描くのが得意なので,紙芝居の製作を私がして,製作当時は故・渡邉博文さんが口演されました。渡邉さんの茨城なまりの訥々とした語り口は,戦争時の悲惨さを一層強く引き立たせたものでした。現在は会の二人の女性が引き継いで演じてくださっています。 (写真)会員の藤本みき江さん 「東京大空襲」の紙芝居を作るきっかけは、東京都慰霊堂を見て、調べるうちに早乙女さんの著書に出会い、これを紙芝居にしたいと井戸賀さんにお願いしたのです。この作品は、多くの人たちに見てもらいたいし、とくに子どもたちに見て聞いてもらうべきだと思います。 (写真)会員の上村治子さん 私は、横浜で空襲にあいました。防空壕で半年も生活していました。むっちゃんの話の防空壕の暮らしはよくわかります。空襲のとき兄が「逃げろ」と言わなければ、私は今頃生きていないと思います。わたしが慕っていた先生たちや知人がなぜ奪われたのか?戦争が何をもたらしたのか、それをずっと考えています。 (写真)調布自分史の会 文集戦争体験特集号「子どもたちに伝えたい戦中戦後の暮らし」(2012年)公民館(北部・東部・西部)、市図書館で閲覧できます。 自分史の会の活動におじゃましました「私ね、今この人のこの本を読んでいるの」「この新聞記事のコラム、とっても気になるのよ。読んでみて。あなたどう思う?」 9時30分ごろ会員が少しずつ集まり、ゆっくりと会話が始まります。話題は、歴史や現代社会、福祉など。そして、自分が歩んできた人生の一コマや、考えたこともポロポロと。あっという間に2時間が過ぎ、また来月ね~とお部屋の片付け。公民館の出口でも互いのいたわりの言葉が。「あなた、一生懸命は良いけど、たまには休むのよ」…心に沁みました。誰でも参加できる自分史の会。興味のある方は北部公民館へお問合せください。(問合せ:北部公民館(電話マーク)042ー488ー2698) 報告 令和3年12月14日火曜日~令和4年1月15日土曜日実施 「知りたい」が未来をつくる「科学道100冊」図書展 「未来エンジニアリング」「脳とココロ」「つながる地球」をテーマに100冊の科学の本が並びました。新しい世界との出会いはあったでしょうか。科学のなぞなぞクイズにもたくさんの子どもたちが参加してくれました。 (写真) 科学の本の読み聞かせを神代図書館の方に来ていただき1月6日金曜日に実施しました。ペラペラの紙が家になる?すごいな~ふしぎだな~と喜んでお話を聞いていました。 (写真)ワークショップ「科学のことばを見つけよう!~『科学道』本の紹介カード作り」を実施しました 【令和3年12月18日土曜日実施】 佐藤壮広さん(山梨学院大学学習・教育開発センター特任准教授)を講師に、楽しくお話しながらの3時間ワークショップ。自分が紹介したい本の思い入れを熱く語りあい、その結晶が紹介カードとして誕生!展示されました。子どもから大人まで、それぞれの視点と表現があり、その本を開いて読みたくなります。以下に一部を紹介いたします。本は市の図書館で貸出しています。 (写真)「世界一ゆかいな脳科学講義」 わたしの脳はどうなっているの?子どもも大人もわかりやすく読める。脳を理解することは、自分をみつめる旅に出よう! (写真)「起源図鑑」宇宙のはじまりは「ゆらぎ」(変動)(S.ホーキング博士)わたしはゆらぎの存在だな…? (写真)「ニコラ・テスラ」幼少期より人に見えない物を見たり、聞いたり感じたりしてきた。そんな彼が17歳になって科学者になる糸口をある体験から見出す。世界と経済、人間と自然、超意識、科学とはを読み解く為の衝撃的な一作となること間違い無し!! (写真)「世界からバナナがなくなるまえに」 みじかにあるバナナ「なぜなくなるの?」バナナにもそうぜつなストーリーがあったのです。食料危機問題。 (写真)「フィボナッチ」フィボナッチという人を知ってる?数字が好きでそればかりやってたら、1,2,3…という数字をひろめ、うずまきを見つけた人! お知らせ 5月分の会場申込み 会場使用申込みは、申請書の郵送などによる事前提出の方法となっています。実施手順と申請書は、事前に各サークルへお渡しします。案内が未着のサークル、新規申込団体はお問合せください。 午前・午後区分は3月8日火曜日午前9時到着分まで有効、夜間区分は同日午後6時30分到着分まで有効となります。 使用希望が重複した場合は、職員が抽選を行い、利用団体を決定します。