2023年9月1日 北の杜通信 北の杜通信 9月号 No.406 2023年(令和5年)9月1日 発行/調布市北部公民館 〒182-0014 調布市柴崎 2-5-18 TEL(042)488-2698 FAX(042)488-2787 Eメール:hokubuk@city.chofu.lg.jp メールアドレス【QRコード】 {1} 歴史講座 ―関東大震災から100年― 調布であった関東大震災 関東大震災というと下町の被害についてはよく知られていますが、多摩地域で何があったかは一般的に知られていません。個人の日記や回想録、新聞記事、行政資料など綿密に調べたことから見えてきた、当時の調布であった震災後の様子や人々の状況を解説します。 知ってる? 東京救援へ神代村から物資が運ばれた記録あり『東京府大正震災誌』より 震災から5日後、東京市へ通じる甲州街道沿いの町村から、食料などが東京に住民の手によって運ばれていました。その担い手は青年団でした。救援物資は神代村の各農家から集められたもので、『調布市史(下)』には、その内訳として馬鈴薯(じゃがいも)、南瓜(かぼちゃ)、甘藷(さつまいも)、梅干し、玄米、米が積み込まれていたとあります。参加した字(地区)は絵堂、野ケ谷、山野、宿、又住、佐須、柴崎、金子、入間、下仙川とあります。 ●日 程 9月10日(日) 午後2時~4時 ●会 場 北部公民館 第1、2学習室 ●講 師 古橋 研一(ふるはしけんいち)氏 (郷土史研究家) ●定 員 申込み順36人 ●申込み ただいま受け付け中です。北部公民館へ電話または窓口でお申込みください。 芸術鑑賞講座 国立西洋美術館をもっと楽しむ!  保育付き講座です 美術館へ行く楽しみは、そこに展示されている美術作品を鑑賞することだけでなく、実は他にもさまざまな楽しみ方があります。昨年リニューアルした国立西洋美術館を例に、その楽しみ方を紹介します。 ●日 程 10月4日(水) 午後2時~4時 ●会 場 北部公民館 第1、2学習室 ●講 師 斎藤 陽一(さいとうよういち)氏 (美術ジャーナリスト) ●定 員 申込み順36人 ●保 育 1歳6カ月以上学齢前まで4人(申込み順)      (保育オリエンテーション・10月4日(水)午後1時30分から親子で要出席) ●申込み 9月8日(金)午前9時から北部公民館へ電話または窓口でお申込みください。 {2}     東京都共催事業 シニアのためのスマートフォン体験会 参加費無料 スマートフォンをお使いでない方や、操作に不慣れな方が、楽しみながらスマートフォンや各種アプリの活用を体験できる教室形式の体験会です。 ※ご自身のスマートフォンをお持ちでない場合にはスマートフォン(Android)の貸出を行います。 ●日 程 令和5年10月1日(日) 午前コース/午前9時30分から午後0時30分        午後コース/午後1時30分から4時30分 ※同内容 ●会 場 北部公民館 第1、2学習室 ●内 容 ◆基本操作  電源の入れ方、文字入力、電話やメールの使用方法、安全・安心に使うための知識 等{60分} ◆コミュニケーション(LINE等SNS、チャット、ビデオ通話等)[50分} ◆質疑応答(全体質疑及び個別相談)[60分] ●対 象 スマートフォンをお持ちでない又は使い慣れていない60歳以上の市民 ●講 師 東京都の委託によるスマートフォン専門講師 ●持ち物 ご自身がお持ちのスマートフォン、筆記用具 ●定 員 各コース18人(申込み順受付) ●申込み 9月7日(木)午前9時から電話または北部公民館窓口でお申込みください。 ●その他 体験会参加者でスマートフォンをお持ちでない方を対象に、スマートフォン試用(試用期間は約1か月)の申込みを受付けます。試用希望者は体験会申込み時にお申し出ください(希望者多数の場合は抽選、体験会当日に合否をお伝えします)。なお、お申込手続きの際、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、障害者手帳、住民基本台帳カードのいずれか1種)が必要となりますので体験会当日にご持参ください。 シニアのためのスマートフォン相談会(マンツーマン30分) 参加費無料 スマートフォンの使い方や操作方法に関する疑問や不安の解消のためマンツーマンの相談会を開催します。 ※スマートフォンの各種料金に関しての質問にはお答えできませんのでご注意ください。 相談例 スマートフォンとフィーチャーフォン(ガラケー)の違い、QRコードの読込方法、Wi-fiの接続方法、ビデオ通話のカメラやマイクの使い方 等 ●日 程 令和5年10月5日(木)  午前  A 9:30から B 10:10から C 10:50から D 11:30から  午後  E 13:00から F 13:40から G 14:20から H 15:00から I 15:40から J 16:20から ●会 場 北部公民館 第1、2学習室 ●対 象 スマートフォンの使用について疑問や不安のある60歳以上の市民 ●講 師 東京都の委託によるスマートフォン専門アドバイザー ●持ち物 ご自身がお持ちのスマートフォンについて相談されたい場合は、ご持参ください。  (デモ機(Android)のご用意もあります。) ●定 員 各回4人ずつ(申込み順受付) ●申込み 9月7日(木)午前9時から電話または北部公民館窓口でお申込みください。 報告 {5月12日、26日、6月9日、23日(金)全4回実施} 国際理解講座 身近なひとと一緒にはじめる多文化共生 ▲パラグアイ出身の斎藤ナンシーさん。民芸品や服装などを見せながらお話しました。 ▲パラグアイの食べ物や飲み物を味わい、みんなでダンスも教わってレッツダンス? 外国にルーツを持つ「身近なひと」のお話から「おとなりどうし」という思いやりをもったつながりを体験しながら考える講座を行いました。 ▲中国・天津出身の李強さん。料理が大好きで、今回は中国料理のお話をたっぷりしました。みんなで中国茶(高級なジャスミンティー)と小麦粉と砂糖でできた揚げ菓子(マファール)をいただきました。 {5月19日、6月2日、16日、30日、7月7日、21日(金)全6回実施} いきいき講座 ヴォイストレーニング&散歩&外で歌おう! ▲講師は、むらかみけいじゅさん(ヴォーカリスト)、太田公一さん(ピアノ伴奏)。ヴォイストレーニングの日は、首のストレッチや発声時の姿勢、そして声の出し方をしっかり教わりました。 ▲散歩と外で歌おうは、天候不順のため延期し最終回にようやく実施できました。上ノ原公園の木陰で風を感じながら、みんなで歌いました。 {7月8日(土)、9日(日)全回実施} 北の杜講座 みんなで踊ろう! 盆踊り体験 ▲_今年も子どもから大人まで、踊りたい!という方々が集まりました。体験会の後7月15、16日の上ノ原地域盆踊り大会に参加された方もいました。子どもも大人も笑顔で、踊りの輪の中に入って喜んで踊っていました。 {7月22日(土)実施} 平和事業 戦争とは何かを伝える vol.1 子どもたちに伝えたい! 手作り紙芝居『東京大空襲』を鑑賞しよう 北部公民館で活動している調布自分史の会の会員が作った紙芝居を見て、日本であった空襲のこと、戦争のことを知る会を行いました。この空襲を経験した方から、空から落ちてきた「焼夷弾(しょういだん)」の大きさや重さを実物を見せながらお話しました。戦時中に使っていたモンペ、水筒、防災頭巾など実物を見ることができ、空襲や戦争の恐ろしさを想像することができました。 {参加したある子どもの声】 ●戦争は怖い、戦争は嫌だ。だって家族や友達と離れ離れになってしまうから。たくさんの人が死んでしまうから。ぼくはそんなことになるのは嫌です。 {7月29日(土)、30日(日)全2回実施} 平和事業 戦争とは何かを伝える vol.2 1945年5月25日 調布と山の手空襲、表参道街歩き 郷土史研究家の古橋研一さんが、山の手空襲、焼夷弾、防空壕などの解説、表参道の空襲を体験した方のお話を映像で紹介しました。 調布の神代村に疎開していた青南国民学校の生徒たちのことを調べた古橋氏から、小学校があった青山でも大規模な空襲があったことを聞き、この事業を企画しました。表参道の慰霊碑を始め、焼け残ったケヤキの木、鉄筋コンクリートのアパートや書店、明治神宮の大灯篭、お寺の鐘、そして青南小学校の資料室にある当時の地図や写真を見学して、その空襲の怖ろしさを想像することができました。 {4}     公民館運営審議会だより ◆令和5年調布市公民館運営審議会第3回定例会が、令和5年6月27日に東部公民館において開催されました。(出席委員6人、傍聴者2人) ◆報告事項では、東部公民館長から「委員の辞任について」の報告がありました。調布市議会選出の委員から辞職願が提出され、教育委員会にて承認された旨の報告がありました。 ◆次に、令和5年4月から5月分までの公民館使用状況報告について東部公民館長から報告がありました。前年度と比較した状況については、3館共通で利用者が増となっていますが、コロナの規制が緩和したことにより、利用者の増につながったものと考えていますとの説明がありました。委員からは、コロナで利用者が減少する前の状況と比べて現在の利用者の人数がどうなっているのか、増減が比較できるといいという意見がありました。 ◆次に、各公民館長から令和5年4月から5月分の事業報告の説明がありました。委員からは、各館の利用団体連絡会の内容に関して質問があり、総会の記述方法について各館に違いがあるとの回答がありました。また、公民館だよりの月による発行部数の違いについての質問があり、学校配布の関係で若干4月は多いとの回答がありました。さらに、委員からは、各公民館で開催している講座から発展して成人学級になった経緯がわかれば、今後の参考にできるという意見がありました。 ◆次に、「令和5年度第1回調布市社会教育委員の会議」について、東部公民館長から報告がありました。委員からは、社会教育関係団体の登録更新数について質問がありました。 ◆次の、その他では、委員長から、本日が第31期公民館運営審議会の最後の定例会になることに対して、各委員からひと言ずついただきたい旨の案内がありました。各委員からはそれぞれの気持ちが述べられ、感謝と今後の公民館の発展を願う言葉がそれぞれありました。また、本日欠席の委員から届いた手紙を委員長が紹介しました。 ◆最後に、委員長から、第31期の公民館運営審議会の委員の方々と事務局に感謝の言葉が述べられ閉会となりました。(大槻 真也) 北の杜ギャラリー 児童館・学童・あそビバ 合同展覧会 市内15施設で子ども達が作成した作品などを展示します。(写真は過去の展示より。) 展示期間 9月2日(土)から10日(日) 午前9時から午後7時30分 月曜日休館 お知らせ ■11月分の会場申込み 会場使用申込みは、申請書を窓口又は郵送などによる事前提出となっています。実施手順と申請書は、事前に各サークルへ送付します。案内が未着のサークル、新規申込団体はお問合せください。 午前・午後区分は9月6日(水)午前9時到着分まで有効、夜間区分は同日午後6時30分到着分まで有効となります。使用希望が重複した場合は、職員が抽選を行い、利用団体を決定します。