平成29年度調布駅前広場整備に関する説明会議事録 日時 平成29年7月28日午後7時から午後9時20分まで 会場 調布市グリーンホール 小ホール 司会 お待たせいたしました。 本日はお忙しい中,また夜分にもかかわらず,お集まりいただきまして,誠にありがとうございます。 定刻となりましたので『平成29年度調布駅前広場整備に関する説明会』を始めます。 初めに,本日配布いたしました資料について,確認させていただきます。 まず,A4の「次第」1枚及び,「受付名簿兼ご意見表」が1枚。こちらは,差支えのない範囲でご記入頂ければと思います。説明会終了時に回収いたします。次に,本日の説明資料が2種類。A4・ホチキス止めのパワーポイント資料 1部,A4の「駅前広場整備にあたっての樹木に関する市の基本的な考え方」1枚。みなさま,お手元に資料はありますでしょうか。 資料が不足している場合は,職員がまいりますので,お手をあげていただけますでしょうか。 本日の進行につきましては,皆様に配布いたしました資料の「次第」に沿って,進めさせていただきます。 本日の説明会は,会場の都合がございますので,8時50分を目途に終了させていただきたいと考えております。皆様ご協力のほど,お願いします。 なお本日は,記録をとるため,係の者が撮影及び録音を行いますので,御承知おきくださいますようお願いします。 それでは,本日の説明会開催にあたり,市を代表して,都市整備部長の八田より,ご挨拶申し上げます。 都市整備部長 皆さまこんばんは。頑張ります。拍手をいただきましてありがとうございます。本日お時間をいただきまして,だいたい20分から30分程度の説明をさせていただきまして,あとは自由闊達に御質問をいただきながら展開できればなと思っております。パワーポイントを使いましてお手元の資料と同じものを使いまして進めさせていただきますが,市を代表して私,八田からご挨拶をさせていただきます。私この4月に着任をしました都市整備部長の八田と申します。初めての方もいらっしゃると思いますので,私は調布で育ちましてマルガリタ幼稚園,富士見台小,五中,近傍の高校を卒業して現在にいたるという状況であります。街の変容は私なりに見てきたつもりですし,街の発展も現在かなりのスピードで進んでいるという状況を,担当をしていながら考えております。その中でも街づくりとして,この駅前広場,それから市内9つある駅の中でも4つの駅の駅前広場整備が28年度に整うところも見て取っております。今日の報告の中にもそれが入ってまいります。今日の説明の中では昨年6月に駅前広場に関する内容の説明会をさせていただいた以降,11月に調布駅北側の工事に関しての説明会を実施させていただきました。その後,本日まで時間が空いてしまって大変恐縮でございますが,これまでの間の大きな街づくりの流れを御説明させていただくのと,本日初めて御参加の方もいらっしゃると思いますので,まずは初めての方にもお分かりいただけるような街の概観的な取り組みを冒頭説明させていただき,それから現在着手をしております駅前広場の状況を。既にご存知の方もいらっしゃると思いますが,駅前広場の整備に関連をしまして,地下駐輪場の整備計画を調布市においてありまして,この間樹木をめぐる内容を含め市民の皆さんと闊達な意見交換をさせていただいている状況にあります。既にお案内のところでもありますし,今こちらの会場にお越しいただく際も仮囲いになっておりますところが作業ヤードとして今囲わせていただいておりまして,駅前の公園,通称タコ公園という調布駅前公園,それから私どもの駐輪場1,500台収容の駐輪場の解体工事を今現在,残工事が残っているところであります。その内容の中で,グリーンホールの外階段に関する内容も工事の関連としてありまして,少し情報としてまだ私どもの方で,十分な情報提供,情報の共有化ができていなかったところがあります。大変その点に関して反省をしているところでありますが,グリーンホールの外階段に関しても,出来るだけ市民の利用いただいている文化芸術,豊かな芸術文化を育む場としての位置づけの中で,出来るだけ市民の利用が継続的に出来るような創意工夫を今現在検討中である,という状況であります。地下駐輪場をめぐる内容では,4月に2回,5月に1回市民会議という形で市民の皆様から市民の代表の皆様からご意見をいただいて,それらを含めまして7月の6日に市議会の方に報告をさせていただき,現在に至っております。本日その内容の中で,樹木に関しての取り扱いを含めて,市の3つの基本的な考え方に関してもご報告をさせていただきながら,それらを含め今後,今年9月の29日にA,B,Cという京王の商業ビルが一斉開業いたします。これによっても大きく街が変容し,にぎわいが創出される,これも5年前に地下化が完了して現在に至って,街づくりが大きく変わろうとしている状況でもありますので,それらも含めて駅前広場のあり方に関して市の考え方と市民の皆様から御意見,御質問をいただいて今日展開できればなと思っております。限られた時間ではありますが,私どもの方でまず,ご説明をさせていただいたのちに,質疑それから御意見御要望等々受けさせていただければと思っております。情報の共有化が何よりも必要だと思っておりますので,今後において情報交換,情報提供の場は確保していきたいなと思っておりますのでよろしくお願いをいたします。今日短い時間ではありますけれどもお忙しい中,お集まりをいただきましてありがとうございます。ぜひ自由闊達なご意見を。しかしながら限られた時間でもありますので,おひとかた3つ位の質問で,より多くの方から御意見御要望をいただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 司会 続きまして,出席しております職員の紹介をさせていただきます。 改めまして,都市整備部部長 八田でございます。 都市整備部参事 江田でございます。 街づくり事業課長の河野でございます。 同じく,課長補佐の田村でございます。 同じく,副主幹の鈴木でございます。 交通対策課長の岩下でございます。 同じく,課長補佐の塚田でございます。 このほか,関係職員が控えております。どうぞ,よろしくお願いいたします。 それではこれから,本日の内容に入ります。まず初めに,前方のスクリーンで,スライドを用いて概ね30分程度説明をさせていただきます。また,皆様からの御質問については,説明後に概ね1時間程度,質疑応答の時間を設けておりますので,そちらでお願いいたします。 説明者 本日御説明させていただく内容ですが,調布駅前広場の整備状況や今後の進め方を中心に,京王線の地下化を契機とした中心市街地の街づくりの状況について,御説明させていただきます。 これまでの間の説明会等に御出席されている方々においては,すでにご存じの内容もあろうかと思いますが,今回初めて御出席の市民の皆様もいらっしゃることを前提にこれまでの,中心市街地の概要について御説明いたします。中心市街地の範囲は主に京王線が地下化となった国領駅から調布駅までのエリアを指し,北は甲州街道,南は品川通り,東は野川,西が鶴川街道付近に囲まれている約200ヘクタールの区域となります。駅周辺の色が塗られている範囲が地区計画が定められている範囲となります。布田駅と国領駅の間にあるオレンジの箇所と布田駅の南側については,土地区画整理事業をおこなった箇所になります。その他,赤色の線及び点線は事業中の都市計画道路及び事業化を検討している都市計画道路指しており,京王線の地下化を契機とした南北交通の整備が進んでいることがお分かりになると思います。 下の工程表については,駅前広場や市街地再開発事業,鉄道敷地の整備スケジュールとなりますが,京王線地下化後の街づくりを段階的・計画的に推進しており,現時点までの取組をはじめに説明いたします。 こちらは,布田駅前広場の写真になりますが,布田駅前広場については,今年の6月に雨や日よけとなる上屋が完成したところです。右側の写真については,調布青年会議所主催のちょうふしぜんフェスタを開催した際の写真になります。従前の布田駅は駅前広場がありませんでしたが,今回の整備によりロータリー及び広場空間を設け,このようなイベントを開催することができ,地域の盆踊りやイベントなど,利便性の高い広場となるよう工夫して参ります。 続いて,国領駅前広場になります。国領駅前広場についても,すでに交通開放(供用が開始)されており,南北が一体となった駅前広場が整備されました。右側の写真は,昨年の国領駅前盆踊り大会の写真になります。 国領駅につきましては,従前,南北にそれぞれロータリーがありましたが,京王線が地下化したことにより,分断されていた駅前広場が一体となり,利便性の向上,さらなる賑わいの創出を生むことが出来ました。 このほか,他のエリアとなりますが,西調布駅北口,飛田給駅南口の整備を平成28年度に同時並行で完了し,段階的に街づくりを進捗している状況にあります。 つづいて,市街地再開発事業と区画整理事業です。市街地再開発事業については,調布駅周辺で3か所4地区,国領駅周辺で南北2地区の再開発事業を実施しております。土地区画整理事業としては,布田駅の周辺で布田6丁目,布田駅南,国領北浦の3か所,仙川駅周辺で仙川駅南の1か所実施されました。このように再開発事業や区画整理事業を行ったことによって,土地の有効活用が図られるとともに,道路などの都市基盤を整備しております。 特に,歩道の拡幅や整備による歩行者の安全性の向上,従来の円滑化などに代表される効果につながっています。こちらは,先ほど御説明した調布駅周辺の再開発事業になります。調布駅においては,南北の各エリアで面的な整備が出来た再開発事業のほかにも,京王線の地下化によって創出された鉄道敷地を活用し,今年の9月29日に京王電鉄の商業施設3棟が開業される予定であり,新たな商業施設よる活気が市内全域に波及するよう,商工会,商店会をはじめ多様な主体と連携し,様々な取組を推進しているところです。 従来は,鉄道が地上部に存在し,南北の往来に支障が多かったところですが,地下化による交通の円滑化に加え,上部を利用したシネマコンプレックスや新たな商業施設の開設による市民の皆様の利便性向上,調布のまちの魅力が高まることによる賑わいの創出・経済効果も期待するところです。 こちらは,従前の調布駅前広場でのイベント開催時の事例となりますが,新たに広場空間として確保できました鉄道の駅舎があったエリアの有効活用など,市民の皆様が利用しやすい広場空間となるよう創意工夫して参ります。 続いて,調布駅前広場の全体スケジュールについてです。調布駅前広場の整備は,平成26年度に事業認可を取得し,平成28年度から本格的な工事が始まりました。図面は右が北側となります。 調布駅前広場の整備は,①~⑦の順番で北側から段階的に整備を進めていくこととしております。昨年度(平成28年度)は,①の部分の工事を行ったところです。今年度については,茶色の②の箇所を整備し,来年度は③,そして再来年度である平成31年のラグビーワールドカップ開催までに④の整備を行い,北側ロータリーの完成を目指します。南側につきましては,赤の点線で囲まれた範囲で地下駐輪場を整備する予定となっております。 地下駐輪場につきましては,この後詳しく御説明いたしますが,今年度と来年度にかけ整備を行い,平成30年度の完成を予定しております。平成31年度と平成32年度のラグビーワールドカップ,オリンピック・パラリンピック開催時には工事を抑制し,駅前空間を活用し,更なるにぎわいを生むよう努めてまいります。そのため,南側ロータリーについては,平成32年のオリンピック・パラリンピック開催後に段階的に整備していく予定であり,⑤のロータリーの一部,その後⑥の残りの箇所を整備いたします。そして,最後に⑦の広場中央部を整備し,平成35年度末の整備完了を目指しております。 続いて,今年度の整備内容についてです。ピンクで示している箇所は,歩行空間になり,水色が工事によって囲われる箇所になります。現在,南側の地下駐輪場整備のための,工事範囲(フェンスで囲われている範囲)は,こちらの図とは異なりますが,今後,整備を行うにあたりフェンスの位置が図のように変更になる予定となっております。現在は,調布駅前公園を除却し,既存樹木の方針の調整をしているところです。北側に関しましては,ロータリー東側の整備を行い,今年度中に赤枠箇所の整備を目指します。地下駐輪場及び北側ロータリーの工事の具体的な内容につきましては,別途説明する場を設けたいと考えております。黄色で示されている箇所については,京王電鉄が商業施設を建てている箇所で,先ほども申しあげたとおり,今年の9月29日にオープンする予定となっております。なお,今年の7月からは広場口の西側に新たなイベント空間を設けたところです。このイベントスペースについては,今後も工事調整を行うなど,場所を移しながらも極力確保できるように取り組んで参ります。 次に,調布駅前広場整備のうち,調布駅周辺の自転車等駐車場(駐輪場)の将来計画について御説明します。調布駅周辺の駐輪場は現在,複数の箇所で民有地をお借りし運営しており,今後の安定的に駐輪場を運営するうえで,大きな課題となっています。このことから,市有地の有効活用と,鉄道敷地の取得による段階的な駐輪場の整備に取組んでおります。ご覧のスライドの水色部分は既に整備済みの駐輪場であり,赤色部分はこれから整備する駐輪場です。これら合計7施設を整備することで,調布駅周辺に必要な台数約7800台を市有地に確保することを目指しております。この整備によって,民有地をお借りしている駐輪場を順次返還していきたいと考えております。 続いて,地下駐輪場についてです。地下駐輪場は,調布駅前広場の地下に整備するものであり,面積は約2,900平米です。また,収容台数は約1,900台であり地下一層式のものです。後ほど説明いたしますが,出入口は2ヶ所設け,自転車も乗降可能なエレベーターを併設する予定です。こちらのスライドは地下駐輪場の地上部の平面図です。右側が駅出入口のある北方向であり,上側が調布市グリーンホールや総合福祉センターなどがある西方向です。向かって左側黒塗り部分に自転車・歩行者用の出入口としてスロープのある階段を設けるとともに,自転車と人が同時に乗ることのできる大型エレベーターなどを設置することで駐輪場内にアクセスできるようにいたします。また,建築物として公衆トイレや多目的に使用可能な公共スペースも併設いたします。一方,向かって右側の黒塗り部には,スロープのない歩行者専用の出入口を設け,人のみが出入りできるようにいたします。こちらのスライドは地下部分の平面図です。先ほどの図と同様に右側が北方向を示しております。向かって左側丸印は自転車と歩行者が同時に乗ることのできる大型エレベーターを設置します。 エレベーター右側は自転車・歩行者の出入口です。入庫用の下りのスロープを2レーン,ベルトコンベアを備えた出庫用の上りスロープを1レーン設置します。この自転車と歩行者の出入口の北側,図面でいうと右側になりますが歩行者専用の出入口を設けます。また,スライド中央部丸印が,自転車のゲートですが入庫用3基,出庫用2基を設けます。こちらのゲートを通り,向かって左側,赤色で塗りつぶしている範囲がラックのある駐輪ゾーンであり,その右隣,青色で塗りつぶしている範囲が平置きで停められる駐輪ゾーンとなります。 こちらは,地下駐輪場の施設や設備などのイメージです。上段左端が飛田給駅の北側にある地下駐輪場の出入り口であり,中央部が出入口のスロープ,右端の写真は調布駅にある市営の地下駐輪場のゲートです。また,下段左側が平置き式の駐輪スペース写真であり,右側がラックにとめられる駐輪スペースの写真です。続いて,既存樹木の方針についてです。調布駅前広場の整備範囲内にある既存樹木については,昨年平成28年6月8日に開催した説明会において,「原則撤去」という方針を御説明いたしました。しかし,市民の方々から樹木の撤去に反対の声などの様々な御意見を踏まえ「原則撤去」の方針を再検討してきました。平成28年11月には,駅前広場内にある101本の樹木のうち31本を駅前広場内や広場外へ移植する案を,平成29年2月には,調布駅前広場内で将来も活用できる樹木は極力活用しようする,最大51本の既存樹木を駅前広場内や広場外へ移植する案として取りまとめております。 その51本の既存樹木を活用する案を実現するため,市議会の補正予算の御審議をする過程においていただいた御意見を踏まえ,市民会議という自治会や商店会,商工会,青年会議所などの代表者の方をメンバーとした意見交換会の場を設けました。その市民会議を今年度これまでに3回開催し,その中でいただいた御意見を踏まえ下の枠内の樹木の取扱いに関する考え方をまとめました。こちらについては,別途お配りしているA4の調布駅前広場整備にあたっての樹木に関する市の基本的な考え方をご覧ください。 1 いちょうなど,第一小学校由来の象徴的樹木はできるだけ現位置付近で残せるよう工夫するとともに,それらの象徴的樹木と明樹会の樹木が記念樹であることがわかるような表示を検討する。 2 その他の既存樹木については,最大30本を新しい駅前広場に再活用できる現行案を基本に,市民会議で頂いた意見を踏まえ,最終的にそれらをどこまでどのように活用するか(そのまま広場内に再移植するのかしないのか,ベンチ等に再利用するか等)は引き続き検討する。緑豊かでほっとする憩いの場としての調布駅前の良さを新しい広場でも継承できるよう樹種の選定や配置を工夫する。 3 一方で,イベント開催可能なにぎわい空間の確保や,高齢者や障害者等が安全に歩行できるようにすること,大規模災害時に避難者等の待機場所となりうることも想定し,樹木が障害とならないよう配置を工夫する。 この内容は,7月6日に市議会の全員協議会においても御説明をしております。今後は,この考え方のもとで,整備を進めて参ります。 続いて,ラグビーワールドカップ,東京2020オリンピック・パラリンピック大会に向けた対応です。調布市内では,ラグビーワールドカップが東京スタジアム(味の素スタジアム)にて開催され,東京2020オリンピック・パラリンピック大会が東京スタジアムと武蔵野の森総合スポーツプラザにおいて,複数の競技が開催される予定です。それら会場の最寄駅である飛田給駅周辺では,南側で駅前広場を含む都市計画道路が整備され,北側は,いまある道路のバリアフリー化などの改修を予定しております。そのほか,飛田給駅西側の踏切部分の歩行空間の拡幅を予定しております。 調布駅につきましては,先ほども御説明いたしましたが,北側のロータリーを平成31年(2019年)のラグビーワールドカップまでに完成させます。現在の北側ロータリーは,バス停がロータリー内に入り切れておらず,スライドの⑤⑥⑦の位置にバス停があり,周辺道路の交通の阻害となっております。そのため,北側ロータリーを整備することによって,鉄道駅とバスとの交通結節機能の強化はもとより,すべてのバス停をロータリー内に収めることによって,旧甲州街道をはじめとした周辺道路の交通の円滑化が図られます。そのほか,新しいロータリーにはバスの待機場所,身障者用乗降所,一般車用乗降所も新たに設けることとしております。 続いて,ラグビーワールドカップ,東京2020大会開催時のイベント空間についてです。グレーで塗りつぶされている箇所は,整備済みを表しております。ラグビーワールドカップ開催時には北側のロータリーが完成しており,南側は既存のロータリーのままの状態となります。そして,緑色の箇所が,ラグビーワールドカップ・東京2020大会開催時にイベント空間として使える空間を表しており,ラグビーワールドカップ,東京2020大会開催時には極力工事を抑制し,イベント利用など,にぎわいを創出したいと考えております。 続いて,駅前広場の検討経過についてです。 駅前広場については,平成12年の中心市街地街づくり総合計画から始まり,平成16年に整備構想案(一次),平成17年に整備構想案(二次),平成20年に中心市街地デザイン・コンセプト素案,平成21年に中心市街地デザイン・コンセプト案,平成22年に基本設計,平成23年に基本設計修正案,平成25年にこちらに表示されている検討図を公表して参りました。 それぞれの検討段階において,その都度,勉強会,ワークショップ,意見交換会などの各種市民参加などを経ながら検討を進めて参りまいり,現在はこちらの検討図の状態となっております。 この間,様々な御意見を頂きました。実現できたこと,出来なかったことを含め,非常に多く,御意見をいただきました。ありがとうございました。 こちらは,先ほどの平成25年に整理した検討図から現在の整備実施段階までにおいて新たに生じた課題や新たに検討している内容を抽出したものになります。図に記載してある内容をスライド右側に表示させておりますので,そちらをご覧ください。まず,ロータリーの上屋(屋根)ですが,バス,タクシーバース及び障害者用乗降場は車道へ上屋を張り出した形状とすること。 その他上屋として,中央口からの連続性を確保すること。広場口西側に設置予定の芝生については,歩行者動線の確保のため,規模やあり方についての検討。広場中央部の公共施設棟については,当初公共施設棟内に検討していた機能が他へ分散配置され,導入機能や公共施設棟自体の在り方ついての検討。防災機能として,広場内へ防火水槽及びマンホールトイレの設置。西側のプレイゾーンについては,地下駐輪場の施設と重複してしまうこと。地下駐輪場については,地下駐輪場の地上施設に多目的公共スペースや公衆トイレを設けること。このようなことが,平成25年の検討図から新たに,生じた課題や新たに検討している内容になります。先ほどの検討課題につきましては,市民参加を行いながら検討を進めたいと考えており,その際は,検討内容に応じて有識者や関係者など,幅広いメンバーの皆様に御協力をいただきながら検討を進めて参りたいと考えております。その際は,御協力をお願いします。 具体的な検討の時期については,先ほどの調布駅前広場の整備スケジュールを見据えて,適宜市民参加を行って参りますので皆様の御協力をよろしくお願いします。以上で,本日の説明を終わります。 司会 それではこれから,「質疑応答」にうつります。終了時刻は,概ね8時50分頃を予定しております。ここで,司会から,いくつかお願いがございます。冒頭でも申し上げましたが,限られた時間でございます。 多くの方に御発言頂きたいので,質問は3項目程度で,簡潔にまとめてくださいますようお願いします。また,他の方の質疑中には,さえぎる事の無いようお願いします。係の者がマイクを用意しておりますので,発言の際はマイクをご使用ください。 また,差支えのない範囲で構いませんので,発言の最初に「おところ」と「お名前」をお聞かせ頂きますようお願いします。例えば,「小島町2丁目の戸谷です」というように,お話し頂ければ幸いです。それでは,御質問ある方は,挙手をお願いします。 ○○○○ 駅前開発について私がずっと気になっているのは自転車のことでして,それも今日沢山お話のありました駐輪場の事ではなくてですね,駅前の開発の中で疾走して走り抜けていく自転車が大変危険だということです。 最近工事が進んでゲートが取れてくると,どっちからどういう方向に走って来るのかわからないので,本当に危険だと思うんです。こういう説明会の場で直接耳にしただけでも3回か4回,あそこは降りて押していただくように定めていますというふうに説明をいただいているんですが,そういうルールなんでしょうけれども,それが実践されているのがあまり見られないのと,今日の説明会でも一切お話がなかったことを懸念しておりまして,例えばそこの警察官の人に聞いても,そういうルールになっていることすら知らない。きっと開発された後もこういうのは習慣の問題ですので,危険なままに今の実態が続くとしたらオリンピックとか経済効果も大事なんですけれども,安全な街を作っていただきたいと思っておりまして,本当は市によっては市の職員が立って交代でボードを持って,それも大変かもしれませんが,自転車を押してくださいというペイントなり工夫なりそれを言っているだけではなく推し進めて,周知するような活動を是非してほしいということを思いますが,よろしくお願いします。 街づくり事業課長 御意見ありがとうございます。たびたびお受けしているのは認識しております。基本的に自転車は車道というルールで,警察さんの方もテレビでも放映はされているのかなと思っております。この中で調布駅前広場においても歩道扱いという形ではなっているかと思っています。 最近駅前の東西の道路,交番のすぐ北側の道路ですがあそこにつきましては駅前広場の工事に伴って通行止めさせていただいていて,従前は車道という形で自転車も乗ったまま通行が可能だったのですが,今は通行止めという形でさせていただいていますが,見栄え上まだ車道のように感じられるので,自転車も走っているのが実態かなというのが感じております。その中で工事の路面標示とか立て看板であるとかいうものを市役所前通りからの部分であるとか,菊屋ビルさんのところであるとか,標示をつけるということで検討しておりますので,ご理解いただきたいと思います。なるべくその宣伝広報等もやっていきたいとも考えています。 ○○○○ 検討中ということでありがたいと思うんですが,大体いつということはありますか。毎回聞いてこういうお答えをいただくばっかりでありますので,なんにも,今でも外で自転車走っていますよ,いつぐらいになるかという一応の目標をお聞かせください。 街づくり事業課長 何月何日ということは申し上げませんが,今駅前広場のちょうど広場口と中央口のあたりが開放されたような空間で,屋根もなくなったり,ちょっと広場空間がでてきたこともありまして,あそこの改修を考えております。それに合わせて付けたいと思っておりますので,目標としまして9月末までには何とか目標としてやらせていただければと思います。 ○○○○ 今の質問はですね,現状のことかもしれませんが,南地下駐輪場をつくった時に一体自転車の動線をどう考えていらっしゃいますか。地下駐車場に入るための自転車,降りた人がどこを通っていくのか,現在さえどこからどう通って来るんだろう心配で仕方がないです。近所に住んでいる者としましては。 ですからむしろ,お作りなるのは結構ですけれども,どこをどう自転車を通していれるつもりなのか,ちょっとそれについて説明していただきたいんですがね。 交通対策課長 今計画しております地下駐輪場の出入口でございますけれども,こちらの絵で言いますと左手の上の方の角,そちらが自転車が出入りするスロープそれからエレベーターが設置される予定の箇所になっております。従いまして,先ほどの御回答にもありましたけれども,駅広内は基本的に歩道,ですから押して歩いていただくということですね。この絵で言うと一番左側に,縦に道路が走っておりますけれどもそちらからコンビニエンスストアがあるところから,総合福祉会館の前を通ってこの駐輪場の出入口に出入りしていただく,そういうようなルートを考えてございます。よろしくお願いいたします。 ○○○○ 誠にむちゃくちゃな理論だと思いますよ。すべての今のグリーンホールの南側の道路から全部入ってくるんだとすれば,あの辺に住んでいる人は危険で仕方がない。1,800台の自転車が例えば3時間で来たとしましょうか,そうしますと1時間に600台,そんな自転車がですよ,あの近所のどこを通って来るんですか。例えば東急の前の通りかもしれませんね。市役所前の通りかもしれない。前におっしゃったコンビニのあるあそこかもしれない。それからこのグリーンホールの南側の一方通行の通りかもしれない。そういうところから集中してきたときにですね,一体収容しきれるんですかね。いいですか,アフラックの人たち,市役所の人たち朝の通勤時間にどれだけ通っていらっしゃるか皆さんご存知ですか。完全に東京都内の通勤街のような人がいっぱい通っているわけです。そこを自転車を通すというのはね,場所はいいですよ。その道路に来る,その駐車場に来る動線はどう考えていらっしゃるんですか。夕方になると出てきます。それがどこを通って,たぶん多摩川の方とかあるいは小島町の3丁目の方へ行くとか,そういう人たちの行動上の動線をどう考えているのか。ご検討をぜひいたしていただきたい。そうしませんと私は申し遅れましたけれど,グリーンホールの南側に住んでいるんですけれど,今でさえ自転車がすっ飛んできて危険でしかたがない。 これから千何百台の自転車があそこに集中してどうなるんだろうかと,そして子ども,保育園もあるんですよ。ぜひ真面目に検討していただきたい。以上です。 交通対策課長補佐 こちらの赤いところが地下駐輪場の計画の区域でございます。下の方に既存の駐輪場1,580台規模の駐輪場がすでにございました。こちらの駐輪場の出入口は,駅広のロータリー側に面した1か所でございました。この施設が稼働しているときにもちろん繁忙の時間帯については,多少問題があったかと思いますが,処理は可能であったと認識してございます。 今回こちらの施設は1,900台となりまして1,600台よりは300台位台数は増えますけれど,入り口はこちらの角,南西の角のところに予定してございます。 こちらについては突っ込みの道路がございますので,こちらを利用して入っていただくような動線を計画してございます。ですので,冒頭の御質問でありましたように駅広の中を自転車が錯綜するような動線ではなく,1か所に集まっていただいて処理できるスロープなりエレベーターなりで御利用していただきながら施設を御利用していただく計画でございます。以上です。 ○○○○ 質問は3点ありますが,その前に1つお知らせがあります。 私たちは1年以上樹木を守る会という活動をしていまして,この春先に蓮慶寺通りというところができる時に新しい道路が出来るというときにその前から協議しておりました駅前広場の樹木の中で,そちらに4本ほど持っていきたいという話がありまして,そのことを協議していたんですが,結局そちらに引越したんです。愛しんで育てた我が子がどうなってるかなっていつも気にしてたんですけれども,そんなような気持ちで気にしていたんですけれど無事に4本のうち3本は大きな花をびっしり咲かせました。それが今日,毎日新聞の朝刊に載りました。それは嬉しいことではありますが,それは次善の策で実は駅前広場にそのまま置いたおきたかったことではありますけれど。それがお知らせです。 質問の1つ目はですね。今やはり,駐輪場問題で駐輪場のことで,自転車のことでお二人から質問が出ましたね。やはり去年の6月8日以来何も説明会をしていなかったということで,皆さんいろいろな疑問がどんどん湧いてこられたんだなと思います。去年の6月の説明会には特にあの駐輪場の場所が示されただけで,出入口もどこなのかわからない,たとえば地下の駅とも通じていないことも説明がなかった。地下に自転車を置いて地上に上がってから,また地上を歩いてまた駅の地下に降りるということもわからなかった。やはり駐輪場についての情報不足だったなあと思うんですね。私たち6月の末にそういう不足しているので情報が,それと駐輪場が出来るためにここのグリーンホールに入る外階段が撤去されてしまう,それから階段撤去となればグリーンホール自体が収容人員が半分程度かそれ以下になるということを聞いていますが,そのことについての情報も全然ないので,そのことで説明会をしてくれと申し入れてあります。今最初に八田さんがグリーンホールのことを述べられましたが,説明としては何もなかったなあと思っています。是非その説明会をやはり私たち求めています。もう1回以上必要かと思います。 それから前あった南口駐輪場というのは,入ってから上と下と別れていける構造となっていたと思うんですね。地下の方と3階までのぼっていく。この場合は全部地下に向かうわけですね。新しい市の予定している駐輪場はね。そうしたら,入り口は大変混雑する,ずーっと並ぶんじゃないかなというふうに思います。そのへんについて説明会も必要ではないかと思いますが,それともう一つ,先ほどのタイムスケジュールみたいなところで言うと29年から始まると,これはタイムスケジュールとしていつを予定していますか。もう発注したんですか。業者は決まったんでしょうか。もしそうだとしたら,大変遺憾に思います。と言いますのは,やっぱり駐輪場を作るためには,樹木の問題と切り離せないわけです。7月12日に環境保全審議会というところを傍聴させていただきました。そうしましたら今諮問機関ですから,諮問委員といってよろしいでしょうか,その先生方が樹木を今移設するのは命とりだと,これは次のシーズン秋の10月11月なんでしょうかね。そのころまで待った方がいいと,それまでじっくり駐輪場のことをもう1回協議したらどうですかという発言があったんです。それに応じて私たちは,私たちの推薦する機械式の駐輪場と,地上にはほとんど掘らなくていい,そのところだけで大丈夫なので既存樹木を置けるし,とても素早く収納できるし,出すこともできるし,それを提案していますので,そういうことの協議をした方がいいということを環境保全審議会の諮問委員の方をヒントにそう思っています。それから市民会議,先ほどから出ていますけれど,市民会議が3回行われまして市としては3回で意見集約して合意形成出来たからというふうな心づもりで7月6日に全員協議会,議会の中でですね,開いていただいて説明したと思うんですが,その議員さんたちは3回の市民会議を傍聴されていた方も多いですから,あの市民会議で合意形成されたと思えないという発言がたくさん,何人かからありました。 それでおそらく市の方でもそれを受け入れて,一昨日26日に市民会議のメンバーがもう一回集められて意見集約して合意形成したという感触を得たいという,そういう会が持たれて,私たちは「市としてはこのまま計画を実行します」と言われたんですね。私の言いました発注したんですかという発言につながるんですけれども。実は一昨日の会でも意見集約はしたけれども,合意形成には至っていないと私はここで言っておきたいとこのように思います。以上です。 街づくり事業課長 7点ほどあったかなと思っています。まず6月8日以降市民の皆様にご説明会,6月8日の時点では逐次意見交換会をさせていただくという方向を私の口から申し上げたことは記憶しております。その中で,大変申し訳なく思っています。その時点で,既存樹木の取り扱いについてかなり市の方でも悩んで参りました。その方向性が決まるまでなかなか開けなかったという事実でございます。それについては反省させていただきたいと思います。それと樹木を切り離せないという話の中で環境保全審のお話がされたかと思います。環境保全審の中で確かに御意見として今この暑い時期にやるのはいかがなものかという御意見をいただいた。ギリギリまで市民の皆様とお話し合いをして,何がベストかという着地点を見つけ出しなさいという御意見はいただきました。また,今のタイミングでも動かせる樹木もあるよという形もいただいて,冒頭でおっしゃっていただきましたサルスベリにつきましては,春先くらいに動かさしていただきました。もともと31本案を出させていただいた時点で,樹木を守る会の皆さんと話し合いをさせていただく中でご了解いただいて,街路樹として活用させていただいたというとこでございます。それと同じように今回,平成29年2月に30本を,最大30本を駅前広場で再活用して,残りの20本程度はその他のところで活用していきたいという内の4本でございます。そのほかの樹木についても活用できるように考えていきたいと。その中で今この時期やるのはいかがなものかということで今検討していくところでございますので,すぐに着手するということではございません。 交通対策課長 駐輪場についてのご質問ございました。既存の駐輪施設は入り口を入って2つに分かれているから,渋滞がなかったのではないかというお話なんですけれども,今計画しております駐輪場につきましては,駐輪場に入る下りのレーンが2本ございます。それから大型のエレベーターもついておりますので,そういう意味では複数の方法で駐輪場に入っていけますので,スムーズな入出庫ができるのではないかなと考えてございます。それから,既に駐輪場の工事を発注したかという御質問でございますけれども,まだ発注してございません。 都市整備部長 グリーンホールの関係ですね。グリーンホールに関しての内容であります。 説明会をという話をいただきました。まだ,現時点での状況としてはなお,市において検討の過程にあるということもありますので,その方向性が見定まりましたら正式に御説明会も予定をしていきたいと思っています。なお,現時点も含めまして市民の芸術文化活動を育む場として安定的にご利用いただけるような状況でありますから,少し不安を与えてしまった状況に関しては大変申し訳なくございますが,なお安定的に使えるような形で現在検討をしているところであります。 市民会議での合意形成に関しての内容です。当該内容に関しては多数決を取る内容ではないことも含めて,私の方でも参加メンバーの一人として参加させていただきました。おとといお集まりをいただきましたのは7月6日の全員協議会のあとの内容に関しまして,御協力をいただきました委員の皆様に市の基本的な考え方,それから,市長からぜひ委員の皆様に感謝の意を伝えたいということでお集まりをいただきました。今日,小笠原の方から戻ってきていただいた○○さんを含めた委員のメンバーの皆さん18人の市民委員さんに御協力をいただきまして本当に感謝をしております。 合意形成という点ではいろんな意見があったという状況でありまして,議会からも現在,様々なご意見をいただいておりますので,なお検討中にあるというところであります。内容は以上です。 ○○○○ 今グリーンホールの件で話が出ましたので,ちょっと発言させていただきたいと思います。私は建設当時から活用させていただいていて,今年もやるんですけれども第九の演奏会とか,音楽連盟から発足したオペラ振興会のオペラですとかそういう演奏会をやってましてですね,調布の市内ではようやくそういう大規模な演奏会,あるいは調布の式典だとかさまざまやられているんですけれども,先ほどちょこっと半分ぐらいの規模になるという話が実はあったんですけれども,今まで例えばたづくりの方の利用者懇談会とかそういうところの説明の中でも伝えてきたんですけれども,規模が半数ぐらいに,650とかそのようなものになってしまうとなると,今のグリーンホールの機能が完全に失われてしまうということで非常に懸念しています。今1,300のものがオーケストラを入れると客席が1,100になってしまう。 それでも決して大きいものではないけれども,有効に活用してきたものが,外階段がなくなってしまうことによって維持できないという。改修の時にもですね,いろいろ音響の要求とかいろいろもっていたんですけれどもですね。なかなかそこまでは進まなかったんですけれども,今さらに半分になってしまうというと非常に問題だと,私たちはぜひそれは今の規模で活用できるように推進側に,「建設側に伝えてください」ということを利用者懇談会の時にも伝えました。あるいはそういう発言もあるいはいろいろな説明,例えば公共施設の基本計画だとかの出前講座などの説明を聞いた中でも,発言してきましたけれども,今なかなか基本計画が出されないから説明会がやられないと言っていましたけれども,今駐輪場を決めてしまうとこの方式でやってしまうとそれ以上進まないという,あとで説明会をいくらやってももう間に合わないというふうに私は感じて非常に懸念しています。是非ですね,違う方式でやるとグリーンホールが今の1,300の規模で守れるということであればそれを基本にですね,あるいは代替施設をそのように建設する計画を持っているんだとか明確な方針を,ぜひ市の方から明確に答えてもらって進めていただきたいというふうに思っていますので是非,何とかの説明会でそのように希望があった旨伝えておきますという,いつも回答をもらうんですけれども,いつも心もとなく感じていると思っていますのでよろしくお願いします。 都市整備部長 御意見いただきましてありがとうございます。御利用いただきましてありがとうございます。私はこの3月までは生活文化スポーツ部の担当でありまして,芸術文化の担当,このグリーンホールの担当でもありました。今御指摘をいただきましたとおり仮に外階段を除却した場合は既存の階段で設置可能な内容に関しては,640程度という内容が出ております。それも含めて多くの市民の利用の場でもありますので今現在,先程来お伝えをしていますけれども何が継続的に活用できる場として出来るのかということを,今現在検討中でありますのでもうしばらくお待ちいただきたいなと思っています。なるべくこの施設が利用できながら,なにか工夫が出来ないだろうかということを1つ考えておりますので,今しばらくお待ちいただきたいなと思っております。 それと今後の施設に関しては当該このグリーンホールに関しては41年という内容の経年の施設であります。この施設の今後という点は今後検討の課題でもあると考えておりますので,将来的なホールのあり方に関しても併せて検討し,市民の芸術文化を育む場をどうやってつなげていくのかということは併せて検討し御報告できる段階を含めて,またお時間をいただけたらなと思っております。当面安心をしていただければと思っております。よろしくお願いいたします。 交通対策課長補佐 地下駐輪場との関係を補足させていただきます。地下駐輪場の工事をする際には,グリーンホールの外階段を受けながら工事をすることを想定してございます。ですので,地下駐輪場の工事中,工事の終わった後も今のまま外階段を使用できますのでその点に関しては現在と変わらないという状況でございます。 ○○○○ 平成35年にグリーンホールの階段は撤去すると市長が議会で明言されたんです。それにも関わらず地下駐車場を作るためにはその階段を暫定的に使えるように地下から支えるそういう計画も発表されているんです。もう撤去すると決まっている階段を巨費をかけて支える。それは本当に税金の無駄遣いだと思いますし,35年に階段を撤去したあとの計画も全然できていない,そういうような状況で工事を行き当たりばったりに進めていくような感じがしています。是非とも全体的な計画を立ててから工事に着手してほしいと思います。 都市整備部長 繰り返しになってしまいますけれども,先ほど工事の工程の中での安全性という話と併せまして,今現在グリーンホールの外階段に関して,我々の方も合わせて検討を重ねておりますので,もうしばらくお待ちをいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○○○○ ちょっと場所が遠いところで,あまり関係がないみたいなんですけれども時々調布に来るので,ちょっと。今の設計の図を見ると皆さんいろいろとお題目を書いていますけれども,その心がよくわからなくて,見るところバス停のバス広場の設計に主眼があるというふうに思うんですけれども,さっき1回あった心地よい空間が云々という話がありましたが,例えば皆さんがここの広場に寄ってここの広場にいたいと思うようなことを考えていますか。それとも交通の邪魔になるから出来るだけそういう人はいて欲しくないとそういうふうに考えていますか。それが1つ。 それからこういうときの設計のデザインをするときは,例えばグリーンホールとかなんとかという公共の建物と駅の関係とか,複合的に周囲の施設との中で考えていくべきだと思うんですが,どうもこの設計を見るとバス停と駐輪場を作ればもうそれでいいという感じがするんですよね。広場に関しては心地よいとかなんとかお題目だけ一所懸命言っていますけれども,中身が全然ない,はっきり言って。私はこういう仕事を何十年とやっていましたから,はっきり言わせていただきますけれども,駅前の広場に関しては中身がない。もう少しどういうふうにしたら人がここに心地良いか,ということを考えなければいけない。例えば自転車が通れないよう段差をつけるとかなんとかということになると,今度はバリアフリーの問題とぶつかってきますし,そこを検討されたのでしょうか。人がただ施設を作ればいいというのではなくて,人が心地良いということはどういうことなのか,もう1回根本的に考えなくてはいけないというふうに私は思いました。 街づくり事業課長 御意見ありがとうございます。スライドにありますとおり平成12年に中心市街地街づくり総合計画というのを立てています。この時には調布駅が南北で地下化されていない段階で南北分断されている駅前広場でありました。それを地下になったことによって駅前広場を一体で使えるようになるじゃないかということで学識さんを含めた検討会も踏まえ,整備構想案1次2次という形で何回かロータリーの形だとかいろいろ修正をかけながらここまで来ているところでございます。確かに駅前広場の役割としては,第一に交通結節機能の充実,もう一つは環境空間というものを我々は大事にしたいと思っております。環境空間というのは緑空間であり,憩いの空間であり,歩道空間でありというところでございます。それについて,今駅前広場でもともと真ん中の,ここの部分がもともと駅舎で電車が占めていたわけですね。ここの空間がそっくり広場として使えるようになっていますので,その部分を交通結節機能の向上のために振り分ける部分と,あと中心に置いている多目的空間ということで,皆さんでにぎわいをもったお祭り,イベントが出来る空間,さらには従前ここにタコ公園というものがありましたので,それらの機能を代替できるような憩える空間,子どもさんが遊べるプレイゾーンというものをここで考えたい。また,すべり台についてはちょっと,遊具的なものはなかなか置けないので,代替公園ということで線路跡地にも検討しているところですけれども。そのへんの中を含めた検討ということでこんな形になっているということを御理解いただきたいと思います。 ○○○○ 先ほども申しました通りお題目としてはわかるんですよね。それはね。皆さん考えたら同じようなことをいうと思うんですけれども,実際それを具体的にするにはどういうことを考えたのか。そのお題目ではなくてその中身。私,先ほども申しましたようにこういう仕事を長くやって来ましたけれど,学識者の委員長なんかの先生も,先生の手帳を見ると毎日毎日委員会なんですよ。毎晩行っちゃ,お酒飲んでね。そこで一言二言,言って終わっちゃう。主な作業は作業分科会って人がやりますけど。本当に座長になる先生がどこまで真面目に考えているっていうのはちょっと疑問があるんですね。はっきり言って。そういうことから言うともう少し皆さんでね,市の方を含めて,心地良い広場っていうのはどういうものかって,たまたま平らになっちゃったから使おうよって言うのではなく,その時にバスが問題になる。バス計画だと理解されていると思うんだけどね。 都市整備部長 ありがとうございます。まさにそのソフト的な部分も含めた内容でありまして,例えば調布でいうと布田天神の例大祭でお神輿だとか山車だとかですね,まさに駅前広場に集合してにぎわいをかもし出す,みんなで愛着を持った郷土の誇りでもあります。それからマルシェだとかですね,今現在でもフリーマーケットだとか実施をしておりますが,駅に最寄りの自由空間,それがみんなが集える,それから音楽も奏でられていたりという空間,それらを演出をするというのもソフト的な部分を含めてですね,これから機能だとか配置も含めて検討を加えていきますので,是非御意見を参考にやっていきたいなと思っております。よろしくお願いいたします。 ○○○○ ここのところすごく暑くて駅前のフェンスに囲まれている樹木があればあそこの木陰に入りたいとそういう感じがいたします。どこを歩くにしても私は日陰を求めて歩いています。うっかりするというか,1年前にはあそこのすべての樹木が全部伐られるというふうに言われていたわけです。私もびっくりしまして,署名を集めた一人です。今,31本残るとかなんとかってなっていますけれども,元々考えて見ますと,安藤忠雄がデザインしたときには,そんなに木を伐るとかはなかったんですね。にもかかわらず,安藤忠雄が平成21年度のデザインでしたけれども,23年度か24年度に地下駐輪場の補助金が国と都から14億円出るというそういうことで,市が5億円追加して19億円かけて地下駐輪場を作るということによって,沢山の犠牲が払われるということが分かりました。1つは地上の樹木が全部伐られる。そして,タコ公園もなくなる。そして最近知ったことでは,先ほどから問題になっているグリーンホールの階段。あまりにも多くの犠牲の上に地下駐輪場を作る,その作られる駐輪場はどんな駐輪場になるかといいますと,教室で言うと36教室分の広さ,そこに自走式エレベーター1基に対して2台か3台しか乗れません。朝私も染地から何年間も自転車で通った口です。だいたい7時台にあそこの駅に着きます。1,900台と言う訳ですからその中の何分の1かは7時から8時に殺到するわけです。自走式で降りていくとなると,数珠つながりになります。なるべく出入口に停めたいのは皆同じです。特に駅が地下化になりましたから。駅が遠くなりました。そうすると一刻を争って特に女性は,いろいろなことで朝の5分というのはものすごく貴重な時間です。それ自転車置き場を探して置く,そしてまた地上に上がる。その地上に上がるところが非常に駅から遠いんです。地下から地下につながっているわけではないんですね。そして地上に上がってまた急いで駅に降りていくという。そういうようなことです。おまけにその1,900台入れるような駐輪場を作るときの14億円の補助金はともかく,そのあとの維持費には1銭もお金が出ないわけです。想像してみてください。真昼間から365日いつも電気が煌々とついていなくてはなりません。換気扇もつけなければなりません。人もおかなければなりません。柱も何十本もありますから死角がたくさんあります。 夜どうしてもその自転車に乗って帰らなくては翌朝また乗れません。9時台10時台に帰ることもあります。その自分の自転車を朝どこに置いたかなって探す,その恐怖もあります。時間のロスもあります。そしてその維持費,莫大な費用がかかると思います。そうして高齢化してきていますから,私も今自転車乗れなくなってきていますけれども,あのハコモノに泣く自治体がどれほど大きいか,沢山あるか。あそこを潰すとなると工事費に比べて何倍も,3倍も4倍ものお金をかけて解体しなくてはならない。私たち勉強しまして,機械式というのが都内でもかなり,近くでは三鷹市,ちょっと離れたところでは八王子市,そういうところで出し入れしているのを見たことがあるんですけれども,カード1枚あてがうとほんの10何秒で入れられたり出てきたりするんです。鍵も外さなくて出てきます。非常に簡単に出し入れ可能です。そういうような便利なもの作るとなるとまだ需要が,港区の方でもできているわけで港区は便利だから,また1基増やすんだそうです。でその機械式の駐輪場ですと必要に応じて一基204台入れられますから必要に応じて増やしていけるわけです。どこがいいかなということで,そんなに場所を取りません。直径8.5mあれば入れられるわけです。それを転用も出来るわけです。いらなくなったら貯水槽,食品備蓄庫,そしてまた油圧式でやりますから音も静かに工事して取り外しも簡単。維持費も非常に安いもので収まります。ハコモノに泣くということもありません。そして地上の樹木も切らないで済むし,公園も維持できます。タコ公園はあそこにあるからこそいいわけです。治安的にいいわけです。周りに樹木が取り囲んでいますから子どもたちが,キャーキャーワーワー騒いでもどこからも苦情が出ません。子どもも伸び伸びと遊べます。そしてグリーンホールの階段から見下ろすこともできますから治安上も問題ありません。子どもだけではなくて高齢者もあそこで休んでいます。そしておまけにグリーンホールという立派な施設が稼働半分になってしまう訳です。文化都市でありながらそれも半分になってしまう。小学校の集まりで大勢集まれるそういうことも不可能になってくるわけです。 いろんなそういう犠牲を払って1,900台入れる地下駐輪場をどうして作らなくてはいけないのか。私が今日非常に残念に思うのは,この7月20日号の市報に今日の事も出ていますけれど,明日ふれあいトークで市長さんどこぞで話し合いがあるんですけれども,今日確実に市長さんが出てきていると思っていたんです。あそこにいらっしゃる方たちはみなさん行政で,今,国の方でも問題になっていますね。行政の方たちは上からの指令で動くわけですから,何の権限もないわけです。八田さんも生まれ育った愛着のある地域であって,自分はグリーンホールの階段がどうかなっちゃうと知った時に,どんな思いをされたかと想像すると,今の立場では違うんじゃないかと思うんですね。私も50年住んでいますから,愛着があります。そういうことで全体的なことを考えてあまりにも市税を無駄にするとか,先行きの事を考えないで補助金が出るからということで,こんな変なハコモノを作ってほしくない。そこに犠牲がたくさん現れるということがあるので,もう1回考え直していただきたいし,市長さんが直に話を聞いて私たちに説明していただきたいと思います。 都市整備部長 ○○さんありがとうございます。まず,この場に市長がいないことに対しての内容に関しては,来週になりますが伝えます。本来的には説明の場面に関して,今度機会を持たせていただければなぁと思いますが,今日は私たち事務方で説明に上がらせていただきました。このことに関しても市長,副市長に事前にも説明をし,公務の日程等々ありますので我々の方で今日,対応させていただき,事後になりますけれども報告をさせていただきます。御意見いただきました地下駐輪場の関係に関してね,ご進言をいただきました。 この地下駐車場に関してちょっと触れさせていただきますと,先ほど計画を煮詰めてきた段階で,平成22年の段階でロータリーの線形に関してはほぼ現在と変わらない線形になっています。そうなりますと下の左側になりますけれどもご案内の通り従前ありました駅前広場公園,タコ公園ですね。それから地上部に立地をしておりました南口駐輪場のところを,ロータリーが含んで計画があったということでありますので,従前の案の段階から樹木は移植等々の対象になっていたということが,御理解いただけると思います。それ以外のエリアに関しては,今回の駐車場によって移植対象等々になっているということでありますので,22年の段階のもの,それから地下駐輪場のもの,2段階の内容があるということが一つであります。それと維持管理費それから解体のコストに関してございました。解体のコストは少し算定が違う尺度かなと思いますが,解体費用に関してはある一定の額もちろんかかるところでありますけれども,建設コストの数倍,プラスアルファという話にはならない,ということであります。それから維持費に関してのことは,地下駐輪場の自走式及び機械式に関しても,費用に関しては人的なコストを足し合わせた場合に機械式において,プラスアルファ分が費用が高いと認識をしております。それと補助金に関してでありますが,補助金ありきで事業をやっているわけでは決してございません。事業に関して必要性があって事業を進めその際に補助金の確保をして,市税の投入額をなるべく圧縮をするという市のスタンス。これは従前のその他の事業においても同様であります。 内容は以上です。 ○○○○ 樹木の会のメンバーです。先ほど前のどなたか分からないですけれども,ほっとするような駅前になるのかという御意見が出ていましたけれども,本当にこのままでいったら,ラグビーワールドカップ,オリンピック先ほど日程表が出ましたけれども計画っていうんですか。丸裸の駅になるんですよね。市長はいつだったか1年以上前に,どこかで御挨拶をたまたま聞いていたら,全国広しといえどもラグビーワールドカップ,それからオリンピックを会場になるような市はありませんと。胸を張って調布の子どもたちは何と幸せなんでしょうと,誇らしげにおっしゃっていて,じゃあそのね,外国から駅前に大勢のお客さんがいらっしゃるかもしれないですよね。その時,1本も木がない状態です。市民会議でも専門家の方がその時は,すっぽんぽんだよとすごい言葉を使っていましたけれども,本当にそんな状態で駅前にお客さんを迎えるんですかという,もちろんそれ以降には工事をまた進めるわけですけれども,そんな駅前に世界中から人がみえるときにいいんですかって,まずは言いたくなります。それからどなたかがおっしゃいましたけれども,市長がここにいないのはものすごくおかしいことなんですよ。実は最初にね,市長が出席しないこの会は,会として成り立たないっておっしゃって下さったけれども。私たちね何度も市長が参加する会をやってほしいって,ずっと要望してきていたんですよ。すごく腹が立つのは,実は一昨日,26日です。18人のメンバーの市民会議のメンバーに,先ほど八田部長からもお話がありましたけれども,前日に18人の委員さんに明日こういう会をやりますということで,お話がいったそうですけども,その会を私も当日ですから26日の昼頃に会のメンバーから実は今日7時からこういう会もあって,市長も出るらしいということを聞いたんですね。すぐ7階に電話をしました。私は3回の市民会議,全員協議会も全部傍聴しています。26日のその会も是非傍聴したいと言いましたら,断られました。なぜなんですかって言ったら,市民会議のメンバーだけに連絡をしたのだから,だめだって言うんですね。すっごく不思議だった。市長がそこで何を言うのかぜひ聞きたかったんです。だって市長は市民の前に全然出てきてくれないし,市長と話し合う機会なんてないんですよね。だから市長がここまでいろんな問題が出てきて,どういう説明をするのか,ぜひ聞きたかったんですけれども,傍聴したいというのに対する傍聴できない理由としては,皆さんに18人の委員さんに3回も市民会議を開いて,夜のお忙しい時間にご足労いただいたからそのお礼の場と,全員協議会で行政がどういう説明をしたかの報告の場ですから,それだけのための会ですから,傍聴はできませんという1時間以上かけあったんですけれども最後までだめでした。そういう場にね,市長は出るわけですよね。今日のこれだけ市民を対象にした説明会に市長が出ないってどういうことって思ったわけです。ものすごいおかしいことですよね。なぜね,市民から選挙で選ばれた市長ですよ。私たちはね,今日八田さんとか皆さんがお答えしていただいていますけれど,最高の責任者が出てきて答えなかったらおかしいでしょう。議員の場ではね,全員協議会に行ったし,それから市民会議の場ではね,皆さんありがとうございますってね,なんでこの場に出てこられないんですか。逃げているとしか私は思えません。市民と話をするのがこうやって批判的な意見を言われるのが嫌なんじゃないんですか。すっごくおかしいです。グリーンホールの問題,市庁舎建て替えの問題も起きていますよね。議員さんから伺いました。大きな問題ですよ。調布の駅をどうするか。今調布の街がね,すごく大きな大切な時期にきてると思うんです。それをね市長の自らね,もちろんだから具体的な計画はこれから練っていくんでしょうけれども今の段階でね,こういうことを考えているということを説明しなかったらおかしいでしょ。それは全員協議会でも複数の議員さんからなぜそういうグランドデザインを説明できないんだって,グリーンホールの問題,階段の問題もどうするのかって出た時に市長から,市長からだけではなく答えはありませんでしたよ。そんなやり方ってありますか。すっごい私は不思議だし不信感持ちます。何故今日,今,質問したいのは,市長はなぜこの場にでないのか。きっと公務だからというお答えが返ってくるのがわかります。わかりますよね。わかるんですけれども。だったら早急に市長が出てきてこの調布駅前をどうするのか,駐輪場,木はどうするのか。グリーンホールどうするのか。市役所どうするのか。そのことをきちっと説明する,今の段階で出来る範囲でいいですから,その説明をする場を早急に設けてください。じゃなかったら今日ね,最高責任者が出ないで,私たちいくら意見を言ったって。今,八田さんはわかりました,伝えますと言いましたよね。伝えますじゃダメなんですよ。きっと言っているでしょ,いろんなことが。ずっとそれで来たんですよ。そのお返事をぜひお願いします。 都市整備部長 まず,冷静に対応いたしますね。まず,市長の方には逐一報告をしておりますし,それから今いただきました市長の声,市長との対話ということに関して申し伝えます。場を設けられるようにコーディネイトいたします。場面として市長自らが説明会の場面に足を運ぶケースもあれば,私たちが対応させていただく場面もあれば公務によって今日あれでありますが,今いただきました内容を必ず伝えてコーディネイトできるように私の方でやります。7月26日,一昨日の内容に関してはまさに先ほどもお話ししましたが,市民委員18人中14人の方に当日お越しをいただきました。市長の方からまず感謝の意を伝えたいということが主であります。合わせて7月6日の報告を市民会議のメンバーにこの間3回御議論いただきましたので,お戻しをさせていただくと,その報告をさせていただくというんのが主でありました。先ほど○○さんからありました2019年2020年のワールドカップ及びオリンピックの際ですね,出来るだけ緑に関して工夫をしたいと思っておりますが,空いているスペースに関しての,例えばオリンピックに関してはファンゾーンだとかいう言い方になります。オリンピック,パラリンピックをみんなで接する場面ということ,それは駅前広場の大きな空間を使って演出をできることのできる空間でありますから,それらを含めて企画をしていきたいと思っています。 ○○○○ 日時はわからないですけれども4,5年前だと思うんですけども,この地下駐輪場の問題が浮上したときに,ちょっと市に問い合わせをしたんですね。その時に先ほど言いましたね機械式の駐輪場,これについては市の見解ですよ,検討はしたけれどもトラブルが非常に多発しているということで,取り入れないことにして地下駐輪場になった。こういう説明を受けたんですね。そのことについては,どういうような調査をしてですね,その結果どうなったのか。それからその機械式の駐輪場が,その後どんな様に改良されてきたのか。ここをどういうふうに掴んでいるのか。ここらあたり見解をお聞きしたいと思います。 それからもう一つですけれども,これは意見になってしまうんですけれども,駐輪場の問題ですけれども,市の考え方というのは全て市有地で市に関係するところで確保しようとする発想があるんですけれども,自転車っていうのはね,使う人からするとね立体に置くというのは非常に不便なんですよ。平面に置きたいんですよ。今まで私有地で,民有地でお借りしているところがいっぱいあるじゃないですか。ここがね市が駐輪場を作って返しているんですよ。それが返していて,所有している方が他に転用したいということかなと思っていたら,そうではなくてそういう駐輪場を見てみますとね,駐車場に変わったりなっているんですよ。ですから決してそれは使い続ける事は可能なんですよ。今のところ。だから問題は私の意見としてはできれば民有地をなるべく借りておいて使って,7,800台というけど,本当に7,800台必要かどうかわからないですよ。そうすると先を見ながらね民有地を借りておきながら,推移を見ながら駐輪場については考えていく必要があるんじゃないか。地下駐輪場を作って僕は心配なのはね,防犯の問題なんですよ。ものすごく広いところでいったいどういう防犯対策,管理をするのかなと,ここらあたりは是非どういう考え方でどのくらいの予算を組むのかそのことについても市の見解をお聞きしたいと思います。以上です。 交通対策課長補佐 初めに4,5年前に市に確認したらということですが,機械式についてトラブルが多いという説明があったというお話しでした。これについてはその理由の1つではありますが,おおもとはですね,もともと駅前広場の計画がある中で,後から地下駐輪場の計画が重なってきたものですから,事前の駅前広場のロータリーを含む駅前広場の機能に支障を及ぼさないことが,まず第1条件になります。ロータリーの周りには人が歩くための,安全に歩くための必要な空間等も確保する必要があることから,例えば先ほど案のあった機械式の駐輪場のようなものを設置する場合1基あたり200台程度だとすると約10基程度を配置する必要があります。10基を配置する場合に先ほど言ったロータリーの周りの安全な歩行空間を外して配置しようとすると,それこそイベント広場等を含めた様々な場所に数多く出入口を設けた駐輪場を配置する必要が出てくるといった形になります。先程の御質問でもありました心地良い空間というものを考える中で,果たしてそれがどうなのかというのも検討の内容にはございましたが,それら様々な要因を総合的に判断して自走式の駐輪場が,調布駅前には適しているというふうに判断したものでございます。 市有地の確保,借地でいいじゃないかというご意見ございました。これにつきましては,過去数年前,ある駅のところで地権者様の都合で借地で借りていた駐輪場が2か所同時に閉鎖という事態がありました。その場合返すからなくなるけど,やはりそれだと市民の皆様に非常にご迷惑をおかけすることになるため,その時の対応にかなり苦慮した記憶がございます。そういったことも踏まえ調布駅周辺ではまだ借地もありますので,まだ具体的に使える状況,今の段階から恒久的に安定的に使える施設を確保していくことが必要というふうに考えているところでございます。7,800台本当に必要なのということについては過去の調査,2年程前の調査でも同様の結果を得ているので,概ねその程度は必要だと考えてございます。 それと地下の自走式の駐輪場の防犯対策が心配だというご意見がございました。確かに安全に使える施設というのは重要な視点でございます。そのためまず有人式である事,動いている間は概ね人がいるということ。それから防犯カメラとか,必要な照度とかを確保し,危険な要素を出来るだけ排除する施設としていくことを想定してございます。以上です。 ○○○○ トイレの事なんですけど。すごく心配なんですね。ていいますのは公衆トイレのことで,これは防犯の問題にも関わって,私は交番の近くがいいと思うんですね。交番の位置が変わったんですよ,一番最初と。3月3日にいきなり8本の木が切られて,私たち知らない間に切られて夜,そしてそこに大きい交番が出来たんですけれども,樹木がすごく生い茂っていて景観を良くしていたんですけれども残念でした。私はでもね,あそこの交番のそばがいいと思うんですね。やっぱり娘もいますし駅前はいろんな人が行き交うから,怖い点はあるんですよ。ですから交番の近く,本当は元の交番の位置のあたりがいいと思うんですけれど,変わってしまったので私はグリーンホールのそばの出入口のところはちょっと怖いので,交番のそばに公衆トイレを作っていただきたいんですね。その方が,公園口の出入口のところですよね,今作るのは。とにかく,交番のそばに作ってもらいたい。安全のためにね。防犯のためにもお願いします。 街づくり事業課長 地下化前は交番につきましては線路で分断された北側に交番がございまして,公衆トイレは南口の方にございました。もともとは離れた位置での設置であったと。今回の計画の中では公共施設棟の中で交番とトイレということで,当初検討してきたところでございますが,交番さんとの協議の中で防犯対策であるとか保安上の関係で,交番は単独設置という形になったものでございます。 ○○○○ 簡潔にはわからないんです。先程,向こうの方がおっしゃったように私も前から民間の駐輪場は分散したほうがいいと思うんです。ということを1つと。それから案なんですけれども,どこからどう見ても樹木を守る会の代替案の方が絶対私はいいと思っています。その違いなんですけれども,バスロータリーのタクシーの24台とタクシーの18台この台数を変えると代替案の方がいいと言う訳で,市のほうの計画で,タクシーの24台必要な理由がちょっとお聞きしたいなと思ったりして。こんなに待ってる必要があるのかなと。思ったりしてるんで。これを変えればよくて,この市の会の案で真ん中にロータリーをドンと作ったりして,あと切り落とし部分を使うなら使えよという感じの案ですけれども,隅のパチンコとかある方に寄せて,タクシーの台数を減らせば樹木を守る会の代替案にそのままなって,そうすると今一番木が多いのはタコ公園のあたりがモサモサあってあそこがいっぱい残っているわけですから,あそこが丸々残るわけです。いったん決めたから。都知事の小池さんもよく最初の頃,決めたから変えられないという考えはしないというふうにおっしゃってた。ですから,決めたからという話で進めずにニュートラルなところに戻って気持ちを,本来どうしたら今みなさんおっしゃったトラブルは全部これでなくなるんじゃないかと本当にそう思うんですけれど。それだけです,はい。 交通対策課長 ではまず駐輪場の分散配置というお話がございました。11ページをお願い致します。調布駅を中心にですね北側に2つ,東西に3こ,南側に2つというふうに分散配置をしているところでございます。ご理解いただきたいと思います。 街づくり事業課長 もう一つ代替案の話かと思います。市の方で配布させていただいたペーパーではないと思いますが,守る会の方々から配布された図面かと思います。この図面かと思います。この中でロータリーにつきまして,かなり縮小して東側によせたような形で計画されています。この時点で市の考え方としてバスロータリーの交通結節機能さらにその中で一般車の駐車機能,身障者用の機能を設けるためにこれだけの広さをどうしても必要だという形でどうしてもこれを入れさせていただいたところでまず相いれないところでまず1つ。それと先ほど交通対策課から申し上げましたとおり自転車駐車場,機械式を入れたところ10本ほどの出入口が出てくることに対してこのような配置がなかなか難しいかなというところでご回答させていただければと思います。タクシーの乗り場につきましては現状アールの軌跡を描いた中で,真ん中に交通島として空いてくる空間をどういうふうに使うかということで,バスの待機場とタクシーのプールを割り当てたところでございます。 ですので,必要な台数として・・・タクシーの台数をかせぐためにこのようなアールの周長が出来たのではなく,バス停の台数と一般車の駐車台数等の周辺長とバスがアールをきるバス停にバスが停まった中で,バスが通過できるカーブを描いた中で短辺の幅が決まってくる事によって中の空間が生まれてくる。通常はそこに植栽帯を置いたりすることもありますが,今タクシー業者さんと協議の上,20台程度のプールが必要という形で計画させていただいたものでございます。 街づくり事業課副主幹 単純に言いますと,ロータリーのぐるーっと1周を車が回る軌跡というのを書きます。更にバスが停まっている状態でそれが出来ないといけないので,バスが停まっている状態でぐるーっと描くと,あの大きさというのがほぼ限界に近いくらい小さいんです。あれより小さくするには会の方で出したようにバスの台数を減らしますとか,角度もギリギリ回れるくらいにしかできていないんです。もう一つ,今の現状,皆さんも見たことがあるかもしれませんが,バスが誘導員をつけながら実際にはバックをして正着をしています。新しく作るロータリーというのは基本的にはバスが単独で来て単独でちゃんと歩道につけられるように設計をするように私どももしたいと思っていますし,警察からの指導も入っています。そういう意味で今のロータリーというのは仮運用をしているような状況になります。実はつい何か月か前にも歩行者を守る横断抑止柵という柵があるんですけれども,あれにバスが接触したりなんかも起きていますので,基本的にはまず安全にバスが入れる,バスがぐるっとまわれるということを考えますとどうしてもあの大きさが必要ということでございます。 ○○○○ 途中で話が出ました環境審議会の会長をやっております。その説明もさせていただきますと環境審議会,調布市内でやる開発の時の環境影響などについて諮問を受けて答申もやっておるんですが。この樹木というか駅前の開発,樹木の伐採移設については,やっとこの前の審議会今年度1回目の審議会で少し議論をした程度なんですが植物の問題,植生の問題,緑の問題ですから我々人間に緑が与える問題,それからの緑自体の地球温暖化の抑制の効果等,いろいろ議論我々の委員会審議会で議論しなければいけないし,あと地下水の問題,地下への構造物ができますから地下水どうなるのかという議論をしたいと思いますので是非とも審議会の方に諮問をしていただきたいということと。 それからもう1つは,今後この幅広いメンバーで検討される場を設けるというふうに最後読みましたが,今後の進め方,今後幅広いメンバーで進めるということであれば,審議会の方からもこのメンバーとして参加させていただければありがたいなというふうに考えております。この前少し議論した範囲では大規模な地下駐輪場よりは機械式の方が環境負荷が少ないのかなというニュアンスの印象も受けましたが,何分1回しか議論出来ていない,短時間でしたので,もうちょっと長い時間かけて,1回進めてしまうと環境の問題も取り返しがつきませんので,議論させていただければと思います。ここまでが審議会からのお願いというか意見になります。 あと,個人的なことなんですけれども,環境をやっていますので環境を考えますと何かあるものを作る場合巨大なものを1点集中で作るよりは分散型で作る方がシステムとしては非常に安定するので,樹木の会の方の方が分散型であれば,そちらの方がよろしいのかなと,これは個人的な意見として申し上げたいと思います。以上になります。 都市整備部長 ありがとうございます。専門的な知見を活用させていただければと思っておりますので,今後協議検討の中で御卓見を賜れればなと思っております。 環境負荷の関係,今御進言いただいた内容であります。機械式,自走式,それぞれという内容の中で比較考慮するところではありますけれど,なお総合的にというのが先ほど答弁させていただいた通りですが,ぜひこれからも現計画を市においては検討しておりますので,これに関して重ねてなにが出来るのかということを考えていきたいと思っております。 ○○○○ パワーポイントの21ページをお願いします。先ほど河野さんの方からも説明があったんですけれども,元々平成22,23年ごろのデザインコンセプトとかですね基本構想の時からですね大屋根と,駅の広場口と公共施設棟を覆う大屋根というのが広場のセンターでですね人を集めると,そういうコンセプトでずっと我々も絵をいろいろなところで見てきて,私もその頭があるんですけれども,今日の説明だとですね,公共施設棟ということで当初導入を検討していた機能が他へ分散配置され,導入機能やありかたについて検討が必要。これは具体的にはですね交番が外に出たというのも1つだと思います。 あと今日の資料でですね,地下駐車場,今の右側の一番下地下駐車場,多目的公共スペース公衆トイレをですね,左下のオレンジ色の駐輪場のスロープの横ですか,ここに持っていく話になっているんですが,これは今後検討ということなのかどうなのか,検討だとは思っているんですけれども。元々センターに持ってきてですね,皆さんの利便に供するように中心に置いていたトイレとかですね,そういうものを一番端に持ってくるのはどういうことなのかなと。多分,工程上の問題だとか諸事情あっての話だと思うんですけれど,そうすると,コンセプトがガタガタになっていくというような気がして,これに留まらず今後どうなっていくんでしょうかねという不安を感じた次第です。やっぱり真ん中にはですね,観光案内所とかですね多目的スペース,それなりに使えるような場所を作っておいてくれるとですね,先々有効に使えますし,にぎわいも出るということで進め方が一体どうなっているのか教えていただきたいと思います。ちなみにトイレに関しては,是非先ほどもお話しがありましたように公共施設棟の中にですね,他の施設と一緒に設置してですね有効に使えるような形,安全上も含めて当初の計画に戻してもらいたいと思います。 街づくり事業課長 御意見ありがとうございます。公共施設棟につきましては確かに記載しているとおり元々交番がありトイレがあり,多目的スペースだとか防災の備蓄だとか,元々市民サービスの住民票が出るよとか,いろいろな検討をしていたところでございます。その中で今交番が出ていき,トイレにつきましては今元々あった駅前公園の中にあったトイレが今地下駐輪場のために1回除却しました。それをなるべく早く設置するという目的をもって,今地下駐輪場の上の部分エレベーターの横に設置してはどうかということで検討しているところでございます。公共施設棟の中にさらなるトイレを作るかどうかこの点につきましても,この中でも申し上げました引き続きの検討の中で,市民の皆様と意見交換していきたいと思っています。 ○○○○ 質問させていただきます。その今の地図を見ていてですね,現状で一番樹木のあるところがタコ公園のところなんですね。それがほとんど伐るんですよ。地下駐輪場が出来ると上には2mしか土がないので大樹,大きな木は置けないんですね。そうすると,広場のところは自由広場のところは,お祭りをやったりフリーマーケットをやったり,沢山の樹木は置けない,となると樹木を置けるところはどこにあるのかなっていう気がしてきて,私たちの調布というのは緑の多いところ,そのスタート地点が調布駅かなって,そのイメージが調布からスタートしてほしいなと思いがあって私たち樹木の会で保存ということを謳ってきたんですけれども,このままでは全く樹木の保存に当たる場所が維持できるのかどうかというのさえ疑問に感じてきたかなと思っています。 もう一つごめんなさい。駐輪場の7,800台がいいのか悪いのかという話が出てきましたけれど,今の市の計画ではこの調布市の周りの今歩道のあたりは,全く駐輪が出来ない状態になっています。今東急の前には駐輪しているんですけれどもあそこちょっと歩道が広いですよね,置き方を私たちも車いすの人とか,あそこで通りにくい人たちのために考えて,置き方は注意しなければなりませんけど,そういうことも考慮しながら街の歩道を上手に足の痛い人とかどうしても自転車をそばに置きたい,あるいは重い荷物を持っている,それからお子さんを2人抱えているどうしても自転車を地下の駐輪場まで持って行けないわって,そういう人たちのための買い物をしやすい,そういう暮らしのための地上の駐輪場ということも配慮した上で2,800台が本当に必要なのかということももう1度考え直していただきたいなってそのことは,強く要望したいなって思います。 ○○○○ やっぱり調布の駅前,「にぎわい庭園ちょうふ」というコンセプトがあるのですから,そして今ある樹木を残しつつ公園をそこに作らないと防犯上も危ないと思うんですね。市役所の西側の線路跡地の民家のあるところに公園を作ったところで,木を植えたところで防犯上も悪いですし,やはり今の駅前の緑を残しつつやっていただきたいなと思います。公園として憩いの場として今ある木だけじゃなくて,もっともっと木を植えてベンチを置いて,人々が休める憩いの森を駅前に顔として作ってほしいです。それで,駐輪場の事なんですけれど,先ほど何人かの方からご意見は出ていたんですが,やっぱり平置きがいい,一極集中より分散がいいと私も思います。でも地下を掘る掘るって役所の計画では言っていますね。うちの方の樹木の会でも機械式を提案しているんですが,コストの比較が一向に,半年ぐらいたつんですけれど,一向にコストの比較表が上がってきていないんです。こっちの方が高い,安いと口で言われても説得力ないですし,もっと計算どういうふうに出してきたかということで,比較表をぜひ作っていただいて,本当にそっちがいいのなら私も考えるかもしれないけど,でも樹木は残してほしいですよ,コストの比較表がちょっと曖昧だと思うんです。ぜひよろしくお願いいたします。 ○○○○ 沢山の具体的な意見が沢山出ましたので,私は一言だけ。さっき中央の公共棟というのがいろいろな事情から機能を分散化させることになったそういうことになったと計画を変更したとおっしゃいましたけれども,要するにいったん決まった計画は変更可能だということですよね。ですから柔軟な可能性を比較検討して,一番コストがかからなくて,ずうっと使い続けていけるような,そしてやすらげる,にぎわいにぎわいとおっしゃいますけれども,別に布田天神社のお祭りがにぎわいでもないし,ファンミーティングの場所を作るのがにぎわいじゃなくって,タコさん公園でお母さんたちが安心してお父さんも含めて子どもを遊ばせたり,子どもたちが思い出に残るようなそういう場所がまさに,いこいの場であり,にぎわいの元ですから,にぎわいというものの中身をやっぱり市民の立場に立って考えていただきたいというふうに思います。以上です。 ○○○○ 50年前に私たちは地域の合唱団を作って駅前で盆踊りを計画したんですね。これは市民が憩えるそういう場所を提供しようということで,甲州街道にあるあらゆる商店に行ってですね,2年間盆踊りをやりました。その盆踊りをやった2年後に調布のふるさと祭りということをね,毎年やるようになったんですね。私たちは,本当に日本,そして東京都が誇るこの駅前広場,みんなが集える広場,気が合ってみんなで自分たちの思いを伝え合ったり,集える場所です。これは本当に調布市としても私たち住んでいる住民としても誇りに思っています。いかがですか。その広場を守ってほしいというお願いです。地下など掘っちゃったらですね,木は本当にダメになります。私今,駅前の広場を借りようとして産業振興課に行きましたら,8月からビックカメラの前の広場で,そこで貸し出しするということで,木のあるところは貸し出さないと言われたんですよ。私は平和の事を一生懸命やっていて,調友会の被爆者たちが駅前で木のないところでやるのはとても辛いので,今イチョウが残っているあの場所でやってほしいというお願いをしたら,じゃあ特別に許してくれるという状況なんですけれどもね。やっぱり市民が集まる場所の木があるところを何とか守り,そういう市民が集まる場所をですね,是非守ってほしい。若者が2か月前にギターを弾いていたら歌っちゃいけないと言われてですね,帰されたんですよね。昔はみんなであそこで歌も歌えたし,みんなが集まる場所でしたよね。そういう場所をですね本当に市民の場に立って是非開発をお願いしたいということです。以上です。 ○○○○ 一つだけにいたします。先程,環境審議会の方が初めて駅前広場について,この間話合いをされたと聞いてこれからここに参加したいということでしたが,環境審議会というのは何年前からできているんですか。かなり7,8年前ですよね。もっと前ですか。というのは,私は,景観審議会に第1回の時に参加しておりました。それでその時にも地下化になるということで,調布の街づくりの100年の計が出来るときではないかということで,長い見通しの中で若者や子どもや住んでいる人達が本当に調布は良かったという,そのころは駅を降りるとホッとするよという時でしたけれども,ということで景観審議会の中,それから環境審議会ということで市長の諮問機関で学識経験者も素晴らしい方も沢山いるんです。それなのに駅前広場,駅前の街づくりについては話題にもならない。情報を提供してくださいと言っても情報もでなかったわけです。今度の景観審議会の募集も国分寺崖線と深大寺の街づくりについて,そういうふうな案のある方を募集しますということで出ておりましたけれども,本当は今大事なのは調布駅であり,国領でありずっとここだと思います。それをどうしてその大事なお金を沢山出してきていただいている,すばらしい学識経験者の方たちに駅前の街づくり景観環境を委ねていないんでしょうか。その理由を聞きたいです。 街づくり事業課長 5名の方からいただきました。順次お答えさせていただきます。まず緑について中心にお答えさせていただければと思います。今タコ公園にあった樹木が大きく,無くなってしまうということですけれども,まさにおっしゃる通り地下駐の上は土被りが2m程度しかないので,高い木が植えられないのが事実でございます。それについては中低木を中心に配置を考えたいと思っておりますが,今図面であります地下駐輪場の南側であるとか東側のパチンコ屋に面した部分であるとか,その辺の配置についても今後の市民の皆様と検討させていただきながら,やっていければというふうに考えております。 それと市としましても駅前広場空間,誇れる空間にしたいと思っています。間違いなく。無味乾燥なただのロータリー,バスの乗り場があればいいというふうに考えているものではございません。始まる前のスライドに流していたイメージを大切にしたいと思っています。そのような中で新たに作る緑,これからどれだけ,その緑を復活できるかどれだけ緑を再生できるかというのが,我々に課された使命だというふうに考えておりますので,よろしくお願いしたいと思います。それと最後のご質問の中で景観審,環境保全審におきましても今回2回目ということで,昨年も1回出させていただいて2回目ということで,今後も引き続き御卓見いただければということと,景観審も従前一度この計画は出させていただいて,どのような周辺のビルとの取り合いだとかという話は御意見いただいたところでございます。ですので,今後引き続きそれについても出していきたいとは考えております。以上です。 交通対策課長 歩道上の駐輪についてお答えいたします。歩道上の駐輪ということは十分な歩道幅員が必要であるというふうには考えますけれども,実際車いすの方や,目の不自由な方,そういう方に十分配慮して検討していかなくてはならないと認識しているところでございます。以上でございます。 都市整備部長 長時間にわたりありがとうございます。先程来ありました市長自ら説明の場にという内容に関しては,これからコーディネイトしていきたいと思います。私のほうでコーディネイトしていきたいと思います。 それでイチョウの木だとかユリノキだとかシンボルツリーに関しても,市民会議の中でも残せるものに関しては是非という話をいただいております。これらに関して,先ほど基本的な方針の中にも触れておりますが,現在位置,現在位置付近ということも含めて是非われわれの方で工夫をしていきたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。 今日いただきましたご意見,それから今後に向けた内容に関して是非こちらの方で参考及び,生かしていきたいなと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。 司会 では以上で説明会を終わらせていただきます。 どうもありがとうございました。 ―END―