調布駅前広場整備に関する説明会(第2回) 平成30年1月16日(火) 午後7時から 会場 くすのきホール 八田部長 定刻となりましたのでただいまから説明会を開催させていただきます。 今日は平成29年第2回となります駅前広場整備に関する説明会でありまして,たいへん寒い中,また夜分にもかかわらず,お集まりをいただきまして,誠にありがとうございます。 この会に関しては,第1回を昨年の7月28日に開催をさせていただきました。多少重複する内容もありますけれども,その後調布市において駅前広場に関して,整備計画の一部修正を含めて検討して参りました。 既に御案内のところだと思いますけれども駅前の広場の整備において,地下駐輪場の整備と合わせまして今後,南側のロータリーの整備も予定をする内容でございます。現在北側のロータリーの2年目の整備途上でありまして,それらの取組みを含め今日,情報共有と合わせまして,意見交換の場として開催をさせていただきました。 これまで9月の議会と12月の議会を経て現在に至っておりますので,その経過も含めて,今日御説明の場面を持たせていただいたところであります。 たいへん多くの皆様にお集まりをいただきまして,誠にありがとうございます。 今日お配りをした資料に関しましては,受付名簿兼御意見表とありますが,これに関しては参考までに御記入いただきまして,お帰りの際に職員,入り口を含めて職員の方にお渡しいただければ幸いであります。 それ以外に本日説明の資料としてお配りをさせていただいております。原則このパワーポイントをもとに説明をさせていただきますので,一括で説明までいかせていただきまして,その後質疑応答と考えています。 今7時でありますがこの会場の都合もありまして8時30分,最大でも8時40分程度でこの会場を,転換をしなければなりませんので,たいへん恐縮でございますが,1時間余の期間で質疑と相成りますので,よろしくお願いをいたします。 本日この場に市長,長友,それから副市長,木村,私ども都市整備部,私,八田と申しますがスタッフとして担当の参事とそれから交通対策課,街づくり事業課のメンバーが参加をさせていただいています。忌憚のない意見交換ができればと思っていますのでよろしくお願いいたします。 それでは初めに本日の説明会の市の取組みを含めて,市長長友から御挨拶をさせていただきます。 市長 皆様,こんばんは。市長の長友でございます。 本日は,たいへんお忙しいところ,調布駅前広場整備に関する説明会を開催させていただきまして,熱心に御参加いただきまして誠にありがとうございます。 御礼を申しあげます。失礼して着席させていただきます。  調布駅前広場についてはご存じの向きもあろうかと思いますが,平成26年に,地下駐輪場については平成28年に事業化をして,北側ロータリーから整備に既に着手しており,段階的な整備を進めさせていただいております。 これまでの間に,整備範囲内にある既存樹木を保全してほしいとの一部市民の皆さんの強い要望を受け,市では,地下駐輪場の整備に際し,一旦立ち止まり,様々な検討を行って参りました。 この間の市民会議等の貴重な提言・市議会からの御意見等を踏まえ,地下駐輪場の一部内容変更を行うこととし,本日,私から直接市民の皆様に,今後の調布駅前広場整備の進め方も含め,御説明申しあげる場として,この説明会を設けさせていただくことといたしました。 市は,調布駅前広場が,新生・調布のシンボルとなる都市空間として,市民に親しまれ愛される広場となるよう,市民とまちづくりの方向を共有しながら,段階的に整備を進めており,昨年4月・5月の間に,先ほども申しあげた調布駅前広場整備に係る市民会議を開催させていただき,その中で既存樹木の取扱いをはじめ,駅前広場に関連した様々な御意見を頂きました。  市では,頂いた御意見を踏まえ樹木に関する基本的な考え方を3点にまとめ,昨年7月に議会と市民の皆様に御報告をいたしました。  一つ目が「象徴的な樹木はできるだけ現位置付近で残せるよう工夫をする」  二つ目が「最大30本を新しい駅前広場に再活用する現行案を基本に,どこまでどのようにできるか引き続き検討する」  そして,三つ目が「将来の樹木配置については,イベント開催時や歩行動線に支障とならないよう工夫する」  市では,この3つの考え方を基に,できる限り既存樹木の保全を可能とするよう地下駐輪場の一部内容の変更について,検討を進めて参りました。  その検討した内容を市議会へ報告し,一部内容変更に伴う地下駐輪場の設計変更にかかる補正予算を先月の12月議会の場において承認いただきました。  変更の内容としては,駅前広場整備に支障が生じず,都市計画の変更を伴わない範囲で,都市計画にて決定している地下一層式とし,当初の計画どおり約1,900台分の駐輪台数を確保する計画を基本として,市の樹木であるクスノキと旧第1小学校由来の記念樹であるウメノキを現位置で保全できるよう設計を変更するものです。 その他,記念樹であるウメノキの位置が,現計画では駅側の出入口となる利用者用出入口の予定地となることから,その出入口の位置の変更など,都市計画変更を要せず,スケジュールに影響しない範囲の設計変更を考えております。 また,地下駐輪場の地上施設である南側の出入口施設と併設を検討していた公衆トイレなどについては,駅出入り口や交番に近い位置を望む声などを踏まえ,再検討するとともに,地下駐輪場の地上施設を小さくし,歩行空間を広く取り,憩える空間を確保するため,プレイゾーンスペースとして調整して参ります。 地下駐輪場の整備範囲の既存樹木については,地下駐輪場の一部内容変更を前提に休眠期に当たる,冬季,冬ですね,冬季期間が適当な時期であることから,この冬に移植又は伐採の作業に入って参ります。 調布駅前広場については,自由度の高い駅前広場となるよう創意工夫をすることはもとより,既存樹木と新たな樹木が調和し,市民が憩い賑わうことのできる広場となるよう取り組んで参ります。 今後についても,駅前広場機能や,樹木の配置など検討の進捗に応じて適時適切に市民参加を実践しながら取り組んで参りたいと考えておりますので,今後とも皆様の御協力をよろしくお願いいたします。 冒頭,私からは以上でございます。 八田部長 続きまして概要を含めてですね,このパワーポイントをもとに説明をさせていただきます。15分から20分の説明と相成りますのでよろしくお願いします。 説明員は,街づくり事業課の坂本です。 《 スライドにて説明 》 みなさん,こんばんは。 調布市街づくり事業課の坂本です。 よろしくお願いします。 始めに,中心市街地街づくり総合計画についてです。 調布市では京王線の地下化に合わせ,主に,京王線が地下化したエリアである中心市街地について,どのように整備をしていくかということを平成12年にこの「中心市街地街づくり総合計画」としてまとめました。 この計画は,平成9年度,平成10年度に市民の皆様との意見交換会やアンケート調査などを複数回実施し,皆様の御協力のもと策定いたしました。 こちらは,平成24年3月に取りまとめた「調布市中心市街地活性化プラン」になります。先ほどの中心市街地街づくり総合計画は,都市整備系のハード部門の計画に対し,こちらの計画は,中心市街地の活性化,ソフト面についてまとめた計画になっており,中心市街地のにぎわいと回遊性を高め、市内商業などの活性化を目指すため策定いたしました。 その後,平成24年8月に京王線が地下化され南北交通の円滑化や新たな都市空間の創出がなされ,これらの計画をもとにこれまで中心市街地の整備を推進して参りました。 調布駅周辺では,こちらのスライドにありますとおり京王電鉄による商業施設のオープンにより,新たな賑わいが生まれています。 また,C敷地(映画館)の北側には,京王電鉄が暫定的に「てつみち」という憩える空間を整備し,連日人々が集い,賑わいが生まれています。 さらに,調布市では2019年と2020年に国際的なスポーツイベントが控えております。 まず,2019年には,ラグビーワールドカップが飛田給の東京スタジアム(味の素スタジアム)で開会式と開幕戦が開催されます。 そして,2020年には,東京オリンピック・パラリンピックが,東京スタジアムとその隣の武蔵野の森総合スポーツプラザで開催され,サッカー,近代五種,7人制ラグビー,バドミントン,車いすバスケットが予定されております。 このようなスポーツイベントにより,市内に多くの来街者が訪れることから,これを契機として更なる賑わいを創出したいと考えております。 こちらは,布田駅前広場の写真になりますが,布田駅前広場については,今年の6月に雨や日よけとなる上屋が完成いたしました。 右側の写真は,調布青年会議所主催のちょうふしぜんフェスタを開催した際の写真になります。 従前の布田駅は駅前広場がありませんでしたが,今回の整備によりロータリー及び広場空間を設け,このようなイベントを開催することができ,地域の盆踊りやイベントなど,利便性の高い広場となりました。 続いて,国領駅前広場になります。 国領駅前広場についても,既に完成しており,南北が一体となった駅前広場が整備されました。 右側の写真は,昨年の国領駅前盆踊り大会の写真になります。 国領駅につきましては,従前,南北にそれぞれロータリーがありましたが,京王線が地下化したことにより,分断されていた駅前広場が一体となり,利便性の向上,さらなる賑わいの創出を生むことができました。 続いて,調布駅前広場の検討経過についてです。 調布駅前広場については,平成12年の中心市街地街づくり総合計画を策定して以降,平成14年に都市計画変更,平成16年に整備構想案(一次),平成17年に整備構想案(二次),平成20年に中心市街地デザイン・コンセプト素案,平成21年に中心市街地デザイン・コンセプト案,平成22年に基本設計,平成23年に基本設計修正案,そして平成25年にこちらに表示されている検討図を公表して参りました。 それぞれの検討段階において,その都度,勉強会,ワークショップ,意見交換会などの各種市民参加などを経ながら検討を進めて参りました。 そして,平成26年10月には調布駅前広場を街路事業として事業認可を取得いたしました。 その後,平成27年11月には駅前広場内での地下駐輪場の都市計画決定を経て,平成28年4月に地下駐輪場の事業認可を取得いたしました。 平成29年3月には,樹木移植のための補正予算及び地下駐輪場の本体工事費を含む本予算を市議会へ提出し,承認されました。 その際に出された御意見を踏まえ平成29年4月と5月に合計3回にわたり,市民会議を開催し,その市民会議で出された御意見を平成29年7月に市議会(全員協議会)を開催し,その場において,市民会議の内容の報告をいたしました。 市では,その市民会議での御意見等を踏まえ,地下駐輪場の設計変更について検討を重ね,平成29年12月に地下駐輪場の設計変更に関する補正予算を市議会へ提出し,承認をいただきました。 今後は,地下駐輪場の設計変更を行い,その後,地下駐輪場の整備を進めて参ります。 続いて,地下駐輪場の都市計画の内容についてです。先ほど申しあげた,地下駐輪場の設計変更については,既に決定されている都市計画の内容を変えない範囲での変更を予定しております。名称は,調布第二号調布駅南地下自転車駐車場です。調布都市計画道路3・4・29号線という調布駅前広場の南側の地下に整備するものであり,面積は約2,900平米,収容台数は約1,900台であり地下一層式の構造となります。出入口は2ヶ所設け,自転車も乗降可能なエレベーターを併設する予定です。 今後のスケジュールとしては,今年度から平成30年度上半期までの期間で設計変更を行い,その後,平成30年度下半期から工事をはじめ,平成31年度に完成の予定としております。 また,当初この地下駐輪場の出入り口と併設を予定していた公衆トイレについては,駅前広場の歩行空間をできるだけ広く取るため,地下駐輪場の出入り口との併設をやめ,再度,調布駅前広場内での公衆トイレの在り方について検討を行って参ります。 樹木に関しましては,先ほど申しあげた市民会議での御意見を踏まえ,こちらに記載されている樹木に関する市の基本的な考え方をまとめました。 1 いちょうなど,第一小学校由来の象徴的樹木はできるだけ現位置付近で残せるよう工夫するとともに,それらの象徴的樹木と明樹会の樹木が記念樹であることがわかるような表示を検討する。 2 その他の既存樹木については,最大30本を新しい駅前広場に再活用できる現行案を基本に,市民会議で頂いた意見を踏まえ,最終的にそれらをどこまでどのように活用するか(そのまま広場内に再移植するのかしないのか,ベンチ等に再利用するか等)は引き続き検討する。緑豊かでほっとする憩いの場としての調布駅前の良さを新しい広場でも継承できるよう樹種の選定や配置を工夫する。 3 一方で,イベント開催可能なにぎわい空間の確保や,高齢者や障害者等が安全に歩行できるようにすること,大規模災害時に避難者等の待機場所となり得ることも想定し,樹木が障害とならないよう配置を工夫する。 以上のとおり,考え方をまとめました。 具体的な既存樹木の対応としては,一部の既存樹木を現位置に保全するため,地下駐輪場の設計変更及び南側ロータリーについても検討を行って参ります。 その他,将来活用する樹木は一旦苗圃に移植し,将来,調布駅前広場が完成するタイミングで再度調布駅前広場に戻したいと考えております。 戻す位置については,市民の皆様からの御意見等も踏まえ,決めていきたいと考えております。 今申しあげた現位置に保全する樹木がこちらに記載されているオレンジ色の丸,6本になります。 樹種については,左側に4本並んでいるのが上からクスノキ3本とウメノキ。 真ん中あたりの2つの樹木が,右がイチョウで左がユリノキになります。 左側のクスノキとウメノキにかかっている赤枠が地下駐輪場の整備範囲になります。 この地下駐輪場については,この4本の既存樹木を現位置に保全するため,先ほど御説明した既に決定している都市計画の変更は行わず,駅前広場の整備に影響がない範囲で,地下駐輪場の設計変更を行います。 また,ウメノキについては,現位置に保全するほか,老木でもあるため接ぎ木をして新しい命を繋いでいきたいと考えております。 そのほか,南側のロータリーの上の方に表示している樹木2本,イチョウとユリノキについても,今回の地下駐輪場の設計変更とは別に,この2本を残すためにロータリーの線形の一部変更を検討いたします。 こちらは,将来の樹木配置のイメージになります。 オレンジの丸が先ほど申しあげた現位置に保全する6本になります。 その他の赤い丸が移植等を行い将来活用する樹木になります。 緑色で着色している箇所は,主に樹木を植える箇所を表しており,新しく植える樹木をこの範囲を中心に植えたいと考えております。 真ん中やや上の赤い範囲については,地下の浅い位置に鉄道施設があるため,樹木をそのまま植えることはできず,ポットで配置するか,土を盛るかなどの別の対応が必要になります。 こちらの樹木配置箇所のイメージについては,あくまでも案であり,今後の市民参加や様々な審議会などで御意見を頂き,検討を進めて参ります。 想定しているのは,今の調布駅前広場が100本近く樹木が植えてありますので,トータルで100本以上110本近く植えていきたいと考えています。 続いて,今年度の既存樹木の移植・伐採工事についてです。 今年度の既存樹木の移植・伐採工事については,地下駐輪場の整備範囲である右側の拡大した黒枠内の樹木について,2月より順次移植,伐採を行って参ります。 この移植・伐採工事についての具体的な内容については,今月30日に説明会を開催しその中で,お知らせいたします。 説明会の会場は,たづくり12階大会議場で時間は19時からを予定しております。 詳細につきましては,1月20日号の市報に掲載予定のため,その市報をご覧いただければと思います。 続いて,調布駅前広場整備の全体スケジュールについてです。 図面は,右側が北側となっており,一番右側が旧甲州街道で図面中央部を上下に京王線が走っております。 駅前広場の全体のスケジュールとしては,このスライドに載っている①~⑦の順に段階的に整備を進めて参ります。 北側につきましては,昨年度,平成28年度から整備を始めており,平成31年度まで整備する予定となっております。 南側につきましては,地下駐輪場から整備をはじめ,2020年,平成32年のオリンピック・パラリンピック終了後よりロータリーの整備に着手して参ります。 北側のスケジュールについて,もう少し詳細に御説明させていただきます。 北側につきましては,平成28年度より段階的に整備を進めており,今年度は②の茶色の箇所を整備しております。 来年度,平成30年度は,③の紫色の範囲を整備いたします。 その際に,⑤の上屋についても併せて整備を行う予定となっております。 その後,平成31年のラグビーワールドカップを迎え,その年度末,平成31年度末までには上屋や旧甲州街道までの道路も含めて,完成をさせます。 この時の,車道や歩道の舗装については,仮の暫定舗装で,オリンピック・パラリンピック終了後に交通島を含めた本整備を行って参ります。 続いて,北側ロータリーの上屋についてです。 北側の上屋については,これまでロータリーの形状に合わせた上屋を設置するほか,全体のデザインを考慮するため,上屋全体が楕円になるようロータリー沿い以外にも上屋を設置することとしておりました。 しかし,少しでも歩行空間を広く確保するため,ロータリーの形状に沿った上屋のみ設置することといたしました。 右側の緑の丸の箇所は,一般車両やお祭り時の山車などが通れるように,他の箇所よりも高さのある上屋を設置いたします。 その他,バス停の箇所には,雨に濡れずにバスに乗降できるよう乗降用の上屋も設置いたします。 最後に,今後の検討の進め方についてですが,調布駅前広場については,現計画の設計時から様々な環境など,条件の変化があるため,それらの項目について,内容に応じ様々な市民参加手法を用いて検討を行って参りたいと考えております。 検討項目としては,「芝生」「噴水」「樹木配置」「プレイゾーン」「全体の設え」「大屋根」「公共施設棟」などです。 整備の直前の段階となっているため,大きく変更することはできませんが,例えば芝生だと,この計画図では京王電鉄の商業施設にどのようなお店が入るか決まる前に検討しているため,トリエB館のすぐ前に芝生を配置することとしておりましたが,通行の妨げになる可能性があることから再度検討する必要があります。具体的な,検討の時期ややり方については,決まり次第市報やホームページなどでお知らせいたしますので,皆様の御協力をよろしくお願いいたします。 本日の説明は以上になります。 御静聴ありがとうございました。 江田参事 それではこれから意見交換会に移りたいと思います。 これからの進行は都市整備部・江田が担当いたしますのでよろしくお願いいたします。冒頭申しあげましたが,限られた時間でございますので,多くの方に御発言いただきたいと思っておりますので,御質問等々につきましては2~3分程度で簡潔にまとめていただくよう御協力をよろしくお願いいたします。 またお一人様1回とさせていただきますのでこの辺につきましても御協力よろしくお願いいたします。また他の方の発言中にはですね,遮ることのないようお願いいたします。 係の者がマイクを御用意いたしますので御発言の際にはマイクを御使用ください。 また,差支えのない範囲でかまいませんので,発言の最初におところとお名前をお聞かせいただきますようお願いをいたします。 例えば小島町2丁目,江田ですといったような形でお話しをいただければ幸いでございます。それでは御意見のある方の挙手をお願いしたいと思います。 よろしくお願いいたします。 はい,では1番前の方の男性,よろしくお願いいたします。 小島町1丁目に住んでおります。 御説明をありがとうございました。いろんなことが詳しく経過がわかりました。 以前も話させていただいたんですが,私のすごく一番心配しているのは,交通の安全のことでありまして,覚えてらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが,工事のやっている途中にも,たぶん今,外に出たらいくらでもみることができると思いますが,自転車通行禁止のところを,どんどんどんどん,いろいろな自転車が昼でも夜でも,にぎわいの場所であるだけに危険だと思うのですが,そういうことも以前申しあげましたらですね,ここは通行禁止ですよと書いていただくということを9月を目途にやっていただくということになっていたかと思うんですが,見ましたら実際に9月に貼っていただいて,おっしゃった時期にですね,言ったとおりのことをできたということはたいへん高く評価したいと思うんですが,ただですね今,現に走っている自転車がやんでいるわけではなく,警察の方に聞いてもどこからどこまでか断言できないとか,以前道路だったところにしかプレートがほんの一部しか書いていないんですね。ですからもうちょっと広く先ほどのグレーになっているところ全面的にここは通行は禁止ですよと,禁煙のあれと同じくらいの頻度で,ビックカメラもはさむ道まで貼っていただくと,警察も含めて,市民の人があまり迷うことなく,ここは通行禁止なんだなということが,今も仮の場所だとは思うんですけれども,できる前から習慣化しておかないと芝生になろうが何になろうが走り続けてしまうと思うので,今から周知を徹底していただきたいということが1つとですね。 すみません,2つもいけないのかもしれませんが,屋根ですね,屋根も仮のものかもしれませんが,自転車の方は希望ということで,屋根のほうですね,今既にできているものですとバスの位置も変わるのかもしれないんですが,現状の利用の状況だと,成田のバスはこっちですよ,羽田のはこっちですと,武蔵境駅と同じのを使っていて,ディズニーランドはこっちですと,ほとんどの人は屋根からはみ出しているんです。並んでいる人がいると通ることができなく,もうちょっと現実には太いものでないと雨に濡れるんじゃないかなということが気になっています。よろしく御検討いただけたらと思います。 鈴木副主幹 はい。御質問ありがとうございます。 まず1点目につきましては,前回の説明会で自転車が通れないような,あるいは抑止するような策をということで,さっそく対応させていただきました。私ども職員もですね,通勤途上で,自転車に乗っている人を注意するなどの対策をしているんですけれども,依然としてまだ自転車で通行する方がいらっしゃるという現状でございます。整備のタイミング,タイミングでも,ちょっとつけたものがまた消えてしまうということもありますが,そういったものはおっしゃっていただいたように啓発がまず大事であると思っておりますので,引き続き対応して参りたいと思ってございます。 それから2点目の屋根でございます。今の布田駅,国領駅をご覧になった方はだいぶ状況がわかるかなと思いますが,基本的には調布駅にも同様の屋根を設置していきたいと考えてございます。現状でいきますと,仮設のバス停でどんどんどんどんバスの形,乗り場所を変えながらですね道路整備していく内容になります。 この辺りも完成形になっていくとだいぶ使い勝手が良くなっていくのかなということでございますけれども,今おっしゃっていただいたように,現状では待つスペースも十分にないということから皆さんうまく利用していただいているという現状であるかと思います。引き続き整備の進捗に合わせて,より使い勝手の良い広場にしていくことを考えております。実際に屋根の幅につきましては現状でいきますと,布田や国領の屋根の幅というのが約3mでございます。 今調布駅についているバス停の屋根の幅が約2mちょっとくらいの幅でありますので,それよりも少し大きなもので歩行空間を覆うというイメージでおります。 このあたりの構造等においては今検討している最中でございますけれども,基本的には布田,国領のようなものと同等の仕様というふうに考えてございますので御理解賜ればと思います。内容は以上であります。    江田参事 はい。よろしいでしょうか。続きまして,後ろブロックの女性の方,よろしくお願いいたします。 布田2丁目の○○と申します。 先ほどの御説明で,それから市長もこの2月から木の伐採,根回しを始めるとおっしゃいましたけれども,昨年3月議会で予算が承認された時に市民の合意を得たうえで,そしてそれを議会に報告したうえでなければ,この予算の執行をしてはいけないという条件がついたと思うんです。それで市長は9月議会で市民の大方の合意が得られたというふうに報告されたんですが,その根拠となったのは7月26日に開かれた市民会議というものです。でもその開催の手続きについてはいろいろな疑問がありまして,傍聴も拒否するような密室の中で市長が一人ひとりの委員に対して市の意見に賛成かどうかを聞いて,賛成というふうに判断されたものです。これは議会でも民主主義の破壊だというような意見まで出たということで,非常に問題なんですけれども,市民の合意が得られたという事をこの7月26日の会議を根拠にしておっしゃっているのでしょうか。 市長 はい,ありがとうございました。私どもはそうですね,今,○○さんがおっしゃったように,1つの起点は去年の3月議会だろうというふうに思います。 そこで,補正予算の議決をいただいたわけではありますが,賛成はいただいたわけではありますが,市民の意見を慎重に聞くように,というような御意見がございました。それからその意見を,合意点を議会に報告,また確認のうえというようなお話も確かにございました。それに関して申しあげたいと思います。 私どもはまず,いくつかございますけれども7月26日と今おっしゃったのと,それから7月6日に,それ以前に全員協議会を開かせていただきました。全員協議会の中で,この中で多少ご存じない方もおられるんで,手短に申しあげますけれども,3月の議会の時に1定の予算がありまして,それは通すけれども市民の意見をもっと丁寧に聞くというようなことがございましたので,そういう場を,設定をさせていただきました。 一番最初に樹木を残すことにものすごく熱心な会の方とやらせていただいて,なかなか合意に達せず,その中のメンバーも含めたうえでもう少し広範な方たちにお願いをして市民会議的なものを組織させていただいて,3回開催させていただきました。私どもはまずはその中で,私はその3回には出ておりませんが逐一報告を受け,後で議論を振り返らせていただいて,大方のそこに出られた方の私どもに対する,厳しい意見もございましたけれども賛同は得られているというふうに,一つは判断いたしました。 それから7月26日は,そのような市民会議に出ていただいた方に,大変御苦労をかけたということで,私はお礼の意味といいますか皆様方の御意見を,私自身も聞いてみたいということで,必ずしもその中で全員の感覚を量るためというのは正直に申しあげると一番の理由ではなかったんですけれども,一定の時間やっている間に,まあこの辺で前に進めてもいいんではないか,というような御意見がいくつか出てきたものですから,おられた方にそのようなことに対する賛意がどれくらいかということを自分なりに量らせていただいて,それ以前にもさっき申しあげたとおり,大方の私ども市民の御理解を得ていたと思いましたけれども,7月26日にも私が出た場で今一度,確認をさせていただいたと,そういう趣旨でございます。 江田参事 女性の方よろしくお願いいたします。 国領町1丁目○○と申します。 樹木の会というグループを皆さんと一緒にやって市の行政とずいぶん何回も意見交換させていただいて,交渉して参りました。議会の皆さんともいろいろ話して応援いただいたり,御意見いただいたりしてきました。 それでですね,3月議会で言葉として付帯条件という形でつけられて,今,長友市長の方から御説明いただいたような段取り,私の方から説明しなくて済んで良かったなあと思っているんですが,それでとにかく市民の大方の理解を得られたと思ったら,議会に持ってきて確認を得てからでないと,3月予算で3月議会で,通した予算を使えないよ,執行できないよ,執行してはいけないよという,そこまでが手続きだったはずなんですが,議会に報告した7月6日のとき,そこでは大方の議員の確認,納得は得られていませんね。で,そこでは全員協議会ですけれども,議長の丁寧に説明して進めるようにという言葉が残されたんです。それでたぶん行政の方も,それでは自信がなかったんですね。持てなかったんでしょうね。だから7月26日をやったんではないんでしょうかね。 私はそう思っています。私はその市民会議から全てに参加しておりますので,よく分かっていますが,その7月26日の会では,それは一人一人に,「あなた,まず前提として,樹木の会が出している自転車の代替案は受け入れることはできません。樹木についてちょっとお返事ください」ということでした。樹木だけを取り出して考えることができないということは,私たち,さんざん市民会議でも言ってきましたけれども,そんなふうな問いかけで,一人一人に聞いていかれたわけですね。 市長から一人一人に聞かれていったら,皆さん市政に協力したいと思う人が,私たちも含めて多いわけですから,じゃあ市長の思うとおりにやってくださいと,そういうお返事するんじゃないでしょうかね。でもそこでも,そうではないでしょうということで,御自分の意見を表明された方が,少なくとも4名はいらっしゃる。ですから,その場で合意形成はできないわけですね。 それを大方の理解が得られたと言って,9月議会と12月議会の,まあ議員からの一般質問された方が9月には3名,12月には2名いらっしゃいましたか,その方々の返答として7月26日の大方の理解を得られたとしたんですね。 大方の理解ではなかったことについては,私たち抗議文を出しました。 それから,一般質問への答え,これで議会の理解を得たとは言えないと思います。 一般質問された議員への答えだったわけです。それで,議会へ確認をとって,それから予算執行,その手続きはまだ済んでいないと私たちは考えています。 先ほど9月に工事を始める,で坂本さんの説明にはなかったんですが,2月3月の時期に樹木の準備をする,移植の準備,それからものによっては伐採するということが言われました。でも今から,今回12月議会で通りました予算は,地下駐輪場の設計変更の予算でしたね。で,どんなふうに設計変更するのか今,とっても大まかな説明しかなくて,私たちはいったいどうやって,駐輪場面積を変えないで木を残すのかって,わからないわけなんですけれども,今から設計変更の発注をする,変更設計の発注をする,そして一定の半年くらいの時間がかかる。そしてその設計変更と,それから見積り,それからそれへの財政的な裏付けを持って2015年,ここのレジメの10ページ,パワーポイントの10ページにありますね。都市計画決定したのが平成27年11月です。この認可が28年4月です。しかしここで,都市計画,11年の平成27年11月の都市計画決定への認可変更を申請するわけですね。これが通るかどうかは8月9月の段階でなければ,わからないんじゃないでしょうか。でその前に,,, 江田参事 (恐れ入ります,まとめをお願いします。) 2月3月に木を切るのは乱暴な話ではないかと。 で認可がもし通らなかったら,やめるという,事業はしないということは今回の12月議会の予算通過の際につけられた付帯条件に入っているんです。で8月9月に認可が下りなかった場合,事業はやめる,しかしその前に木を切ってしまう,全部,タコ公園の木も含めて,これはちょっと乱暴なスケジュールではないでしょうか。ではごめんなさい長くなりまして,ここでやめます。 市長 はい。ありがとうございました。では前段のところを私から。 一部,先ほどの方と重複いたしますがお答えします。 7月26日の会合,ということ,市民会議のメンバーに,私自身が直接お会いをしてお礼を言うとともに御意見をということでやりました。自信がなかった云々ということは,私どもは考えておりません。これはまず申しあげます。それから,その際に先ほど申しあげましたように必ずしも全体の意見集約ということだけではなかったのですが,何人かの方々から,もうここで前に進めた方がいいよ,進めるべきだというお話がありましたので,それでは他の方もどのように考えておられるかと賛意を少し量ろうとしたということであります。それからその時だけをもって言っているわけではございません。先ほど申しあげましたとおり,今回この会合を開かせていただくにあたっても,当然3回の市民会議的なものを組織させていただいた内容について,目を通させていただきました。いろんな意見が出ておりますけれども,そこにおいてももちろん市の方針に対して疑問がある,反対である,こういう御意見もございましたけれども,そろそろ前に進めるべきだとか,賛意を示していただいた意見も随分あると。7月26日だけで申しあげているわけではございません。 それから7月6日の全員協議会でございます。○○さんのおっしゃることは私はそれなりに理解をいたします。否定的な意見も強く出された部分があった,一人ならずということで,それは私もそうであります。これもしかし後から振り返ってみますと,注文は付けるけれどもやはり前に進めるということに対して賛意を示された意見もございますし,数の問題ではございますが,議員さんが全員が発言されたわけではございませんけれども,やはり一定の方の御意見を踏まえるときに,その方が個人的に思っておられるのもございますでしょうし,これは非常に大きな問題であるからおそらくは,会派ごとにいろいろな意向というもの,意見調整は事前にされていたのではないかと思います。 そのような意味では,どの会派の方がどう御発言になったかというのも含めて,私どもは議会全体の意見の流れというものを把握させていただこうというふうにその場でもそれを終了しても思ったところでございます。全員協議会についてはそのように思って,私どもは3月に御意見をいただいた報告をし,議会に確認のうえというのは,ちょっと後から読んでみると少しわかりにくい話,言葉でございますが,議会に御確認をさせていただく場として,全協を7月6日を位置づけたとそのように思っております。 副市長 それではですね,2つ目の質問,設計変更の中身がどういうものであるかいうことと,それから認可変更,事業認可の変更について,これからどうしていくのかというお話のお答えです。 まず,設計変更につきましては,先ほども御説明させていただきましたように左側上の4本の,クスノキそれからウメノキを残すためにそこを少し現位置に残せるような形で,設計変更と言いますか形状を変更するというような形でございます。 それから北側の出入口につきましては一部ウメノキにかかるということもございますので,そこの階段の位置ですね階段の位置については,ウメノキを避けるような形で変更するというのが2つ目でございます。それから,当初駐輪場に併設をするトイレということで計画をしておりましたけれども,トイレについては,今回は見直すと言いますかここにはつくらないことにいたしましたので,元々トイレをつくる予定で考えていましたけれども,トイレはつくらないという形で,設計変更するということでございます。 こうした中身につきましてはさっきの第4回定例会で,議会の方にも説明させていただきまして,予算として承認をいただいたところでございます。 それから,今後の事業認可変更を含めてどうかということですけれども,議会の方からは財源確保についてしっかり務めろということを御意見としていただいております。 これは本当におっしゃるとおりでございまして,私としてもできるだけ市の負担にならないように,これから東京都を中心になりますけれども財源確保にしっかりと務めて参りたいと思っております。これについてはこれから予算の,東京都も予算のことですからこれからきちんと調整していくことになりますけれども,当然我々としては財源確保ということを前提に,事業を進めていきたいというふうに思っております。そういうことを含めて,先ほどの議会においても駐輪場を設計変更したうえでしっかり進めろということを前提に,承認をいただいたものと思っておりますのでいただいた意見をしっかり踏まえながら私どもは計画どおり設計変更の後に駐輪場の整備に努めて参りたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 江田参事 はい続きまして,中央ブロックの前の女性の方よろしくお願いいたします。 調布市民57年歴の○○です。 私は2015年に駅前に設計図が張り出された時にそれまでは線だけでロータリーのことを把握しておりましたけれど,その設計図には大きな屋根がついていて,まるで巨大ロータリーの,これでは調布の特色のない新宿の駅のようなこんな調布駅前広場にされたら大変だということで約1年間ひとりで街づくり事業課に通い,木の保全をお願いして話をして参りました。そして陳情もロータリー位置変更とタコ公園存続の陳情を出しました。その陳情を出した4,5日後になんとA3の紙ぐらいに書いた紙で交番移設のために8本のシラカシの木たち,この木を伐採じゃなくて撤去しますって書いてありました。その足ですぐに駆け込んで何本かでも助けられないかと話をしたんですけれども,それは全然叶わないことで3月3日の夜半に無残にも撤去伐採されてしまい,それをどうしてかって街づくり事業課に伺ったらば,警視庁の意向だから警視庁が急いでいるからという返事でした。それは信じていたんですけれどいろいろやっていくうちに,なんか不信感がでてきて,警視庁に真相を尋ねましたところ,全くそれは調布市の都合であの時期に,あの場所に交番を移すということで樹木のことなどは警視庁のほうからあんな大きな木があるのに大丈夫なのかと問い合わせていたほど,警視庁のほうは気を遣っていらっしゃいました。警視庁のほうは意向だ,都合だと言われたことは非常に遺憾だと怒ってらっしゃった。そのことは部長クラス,課長までが頭を下げられましたので,頭を下げた場所は建設委員会で,出ていたものは数名でそのことを市報じゃなくて,市議会だよりで11月の市議会だよりでちゃんと書いてあれば私も怒らなかったんですけれど,なんと言葉が足りませんでした,説明不足でした。それは市議会だよりというのは全市民に配達されるもので,それを読んだだけでしたら市民はあっそうだったのかと思うじゃあないですか。そんな市政はどうやってこれから信用していったらいいんですか。お尋ねしたいと思います。 それから伐らなくてよかったシラカシの幹回り2.5にもなるような木は残せたんですね,3本は。そのことは未だに残念だと言っている方が多いんです。ですから今度は二の舞をしない様に伐らなくていい木は伐らないで,ちゃんと保全して調布の駅の特色を生かしていただいた街づくり,駅前広場にしていただきたいと思っています。   八田部長 ○○さんからいただきました内容を,私都市整備部長の八田の方でお答えいたします。まず駅前の交番の建設に伴っての内容に関しては,そのやりとりに関してご存じでない方がいらっしゃると思いますので,補足をさせていただきますと9月に開催されました定例会これは建設委員会と先ほど,○○さんいただきましたが,その中で私ども都市整備部所管の決算,28年度の決算の審議の中で質疑,質問と答弁という形でありました。その過去のやり取りの駅前広場の交番の移設に関しての協議のくだりでありますけれどもその協議過程の記録,内部で留めた記録に関して私どもで記録した内容とその警視庁の意向,それから市がこの間説明をしてきた確認の内容の中でですね,不整合があるという御指摘をいただいたところです。それに関して意図する部分に関しては記載の内容,経緯経過もあって事前の協議も踏まえた上での記載の内容ではありましたが,市議会への説明等々のくだりが合っていないことを踏まえ,私都市整備部長において謝罪の形を取らせていただきました。そのことを市議会だよりのほうで,記載が弱いという御指摘だったと思いますので,インターネットその他に関しての市議会の記録に関しては生データとして配信されておりますけれども市議会だよりの中で補足の内容が少なかったという点は御指摘いただいた今の内容であります。それから樹木の取り扱いに関しては,この間○○さんからね,陳情いただきその後1年半余協議調整をして現在に至り残せるものは残せる,努力をするということで今日御案内をさせていただいた部分があります。現在の位置で保存できるもの,それから駅前広場内に直接移植できるものも含め,鋭意検討をしている現状がありますので,伐らない努力も含めて,残せるものは残す方針も含めて現在あるということであります。一方駅前広場,新たに生まれ変わるところもありますので,新たに植樹をする形を含めて従前100本程度の内容を100本以上,110本以上ということで考え配置等々に関しては別途皆様から意見をいただきながらやっていきたいと思いますが,より利用しやすい駅前広場を目指していきたいと思っております。 内容は以上です。 江田参事 それでは中央ブロックの緑色のセーターを着た女性の方よろしくお願いいたします。 多摩川7丁目の○○です。 座ったまま発言します。私もこの場所で一昨年の6月駅前整備の説明会があるというので,本当に駅前どうなるのかなと軽い気持ちで参加しました。今日こんな大勢ではなくてぱらぱらの人数だったんですけれども,ずらっと並んだ行政の方たちがですねだいたい100本,駅前の駅前にある木は全て伐採するっていう話が出されてほんとにびっくりして,うそでしょって思わず言いたくなるようなことだったんです。そこに何人いらした方たちも非常に驚かれて私,行政信じていましたから駅前がきれいになるんだな,いい駅ができるんだなと思っていたらえっ,あの木が全部なくなる?公園もなくなる。びっくりしてそしてそこにいた会場の方たちがその後で会を作り,そして活動を始めました。何とか木を残してほしいということで,署名を集めて,最終的に7月くらいから土日,駅前に立って署名を集めて半年以上16,000の署名を集めたんですけれども,行政にとってそれは22万市民のごく一部なんでしょうか,というような今むなしい思いがしております。市民の合意を得られたって16,000の反対の署名が集まったんですよ。前の市長の吉尾市長は,仙川の木をその時も当時,15,000か6,000の人たちが署名を集めて最終的に市長が桜の木を残す,今そのおかげで駅前を降りると立派な桜の木があり,その下でコンサートをやったりしていますよね。私たちもやっぱり木を残してもらいたいということで運動を始めました。そして運動をしていく過程で巨大な1,900台の,公園の下に駐輪場ができる,そのことによって今のタコ公園の周りに大小50本の木が全て伐採されるということが判りました。地下駐輪場をつくらなければ50本の木はそのまま残るんです。そして,市民に何十年親しまれたあの公園も残すことができるんですよね。なんでそんな地下に1,900台もの駐輪場をつくらなければいけないのか。第一小学校の校庭のより広い巨大な地下が掘られるわけですね。今,たづくりにある駐輪場の3倍,4倍という,えっ7倍だそうです。想像できない広さですよ。地下になぜつくらなければいけないのか,線路跡地に全部1,900台うまるかどうかわかりませんが,もっと他につくれるんじゃないか,しかもその駐輪場は駅につながっていない。大変ですよね。1回駐輪するために降りてまた上がってそして駅まで走っていくと,通勤の朝1分でも惜しい人,たいへんだと思います。そんな駐輪場をつくらなければ,少なくとも50本の木は助かる。そして巨大ロータリーですよね。1.4倍とその場では説明されていましたが私たち計算してみたら1.8倍です。今の2倍近いロータリーができるんですね。なぜそんな巨大なロータリーが必要なのか。そんな疑問に私たちは突き当たりました。 そしてもう一つ問題なのはそんな巨大な駐輪場はいらないんじゃないかということで,私たちはね,ただただ反対していたわけじゃないんです。地下のタワー式っていうんですか?タワー式の駐輪場あちこち見学に行きました。 三鷹,この近隣では三鷹,八王子,品川,今あちこち全国でタワー式の14秒で入るそうですね。それくらいで上がって来る。お年寄りでも小さい子を持ったお母さんでも非常に出し入れが楽ですよね。1,900台の駐輪場に持って行ってそんな巨大な所に探すだけでも大変です。そうじゃなくてタワー式の駐輪場だったら,何よりタワー式の素晴らしいのは地下を掘らなくていいわけですから,もちろん屋上に塔屋は出ますがそういう対案をきちっと会社の説明会,タワー式の駐輪場をつくっている会社の人にも説明を受けてそして対案として出したんです。9月議会で,議会でですよ,ある議員さん自民党のある議員さんが,市はなぜ市民から出されたタワー式を検討しないのか,そんなことがきちっと一般質問で出されました。それにまず,答えていただきたいと思います。そしてなぜその巨大なロータリーが必要なのか。私たち何度も行政と話し合っていますので,その答えは行政からの答えはリムジンのバス,羽田と成田のバス停をこちらに持ってくる。それから今,明大付属ですか,高校のバス停が今ないので非常に不便をしているからという説明でした。 江田参事 (そろそろまとめてお願いします。) 2つの,,, たった2つのために2倍近いロータリー,そのロータリーが今の公園の真ん中へんまでくるんですよね。だから木も伐採しなくてはならないということも,地下だけでなくてそういう問題もあるということを見えてきました。このことについて納得できるような説明をしていただけますか。 市長 はい,ありがとうございました。駐輪場の建設について,またロータリーの形状,大きさについて,これは私どもとしてはそのような結論に至ったプロセスを皆様方に御説明をする義務がございますし,その判断私どもは行政の判断は正しいと思っておりますが,それはこのあと詳細に補ってもらいます。 その前に2点だけ私から申しあげておきます。ここに一昨年からのことはご存じない方もおられるかと思いますが,今,○○さんがおっしゃった最初,ほとんど全部ほとんど伐採というふうにかじをきったのは,事実でございます。行政の判断として新しい広場をつくろうと,それには愛着のある方も多々おられるかもしれないけれども1つの判断として新しい広場をつくっていこう新しい植栽でいこう,そのように考えたことは事実でございます。それで一昨年の11月だったかと思います。私が樹木の会の方と直接お会いするのは初めてということで,市役所で来ていただいてミーティングを持たしていただいた時に,冒頭でそのことにはふれさせていただきました。「それはやはり間違っていたと判断すると,やはり市民の方がその判断ではやはり多くの方が,なかなか良しとしていただけないという判断をいたします」ということで,その時も今よりは少ない本数ですが残せるものを一所懸命探してやりたいと,それから徐々に残せるその場に,または再生,他で利用できるものを含めて本数は増えておりますが,まず一昨年の6月の時に大きな不信感を持たれたということに関しては,やはり私どもの判断が正当でなかったというふうなことを改めて申しあげたいと思っております。 それから署名に関していただきました。たいへん多くのその1万数千,16,000ですかね,それをないがしろにする気はもちろんございません。中には市民だけとは限らないと思いますが,愛着をもってわが調布駅の広場を,駅前広場を考えていただく方,思い出のある方,それについてはありがたいと思っております。ないがしろにする気はございません。ただ,私どもとしては,今日のこのあとの説明にも関連することですが,どうしてロータリーあのような大きさ,形状,また駐輪場だっていろんな方の御意見を聞いてプロセスを経てつくった,つくり上げようとした計画を持った,そのことをお話しする暇(いとま)はございませんけれども,その署名をしていただいた方に,私も駅を降りた時にこれが全部なくなっていいですか?と言われたら,署名をするかもしれません。ただ,私どもの意見も同様に聞いていただいて,その上では理解をしていただける方も16,000人の中に少なくはなく,おられるんだろうと,このように思っております。 副市長 若干補足させていただきます。 まず16,000名の署名が集まったということで,非常にたいへんな強い大きな声だったと思います。先ほど○○さんもおっしゃいましたけれども,当初はすべてまず原則伐採,原則撤去という言い方をしていましたけれども,皆さんの強い声を受けてですね,50本を残し,そのうちの30本は駅前広場に残したいということで,我々も変更を,それを受けて変更させていただいたわけでございます。それについては,樹木を守る会の皆さんもパンフレットの中でですね,16,000名の方に感謝をするということで16,000名の署名のおかげで30本残り20本が生かすことができましたというお話が書いてあったと思います。私はそれを見て署名の皆さんに今回の我々の案というのは評価をしていただいたんだなと私は素直に理解をしたところでございます。 樹木の会の皆さんも,そういう意味では皆さんの運動の成果としてここまで私も見直しをしたということで考えているところでございます。それから駐輪場ですけれども,地下駐輪場がなぜ必要かということを,細かく説明すると時間の関係もありますけれども,それについては平成23年ころから議会を含めて議論をしてきました。駅近に駐輪場が必要だっていうのを多くの方の皆さんの御意見でございました。それをどこにつくるかと言った時に我々今借地という形で,民有地を借地をして駐輪場を確保したりしているところがございます。しかしこれは借地ですので,いつ返却してくれと言われるかわかりません。そうなった時に我々,確実に責任を持って駐輪場を用意するためにも市有地できちんと駐輪場を確保しなければいけないという考え方のもとに,じゃあ民有地を買うのかということも含めてですね,ずっと検討してきたわけでございますけれども,最終的には買うということは財源的にも難しい,あるいは土地がないという中で,駅近にどこにあるだろうとなった時に1つは駅前の広場の地下につくったらどうだろうと,地下につくるということは巨大な地下空間ではないかと言いましたけれども,逆に地上を自由に使えるようにするためにこそ地下に駐輪場をつくるということが1つの大きなメリットでございます。機械式についてはですね,この中でご存じない方もいらっしゃると思います。先ほど○○さんもお話しありましたけれども,あのツリー型ということで1基あたり約200台程度ですかね,丸い筒を地中に埋めて機械で地上で出し入れをする。便利でありますし私どももそこの利便性というものを否定するものではございません。 ただ,一番大きいのは機械式ですと地上に出入口となる突起物というか出入口のエレベーターと言いますか出入口が必要となってくるんですよね。 それを駅前広場に1,900台我々確保しようとすると200台ですから10個くらい筒を確保して駅前広場に埋め込まなくていけないことになります。そうすると地上に突起物が10か所も出てきてしまう。そうすると駅前広場が,せっかくの駅前広場が駐輪場だらけ正直申し上げますと駐輪場だらけになってしまうということもございます。そうすると皆さんのおっしゃっているせっかくの樹木というものも十分に守れないんじゃないかこともありますし,もちろん重要度の高い駐輪場はつくれないわけですし,それから先ほどちょっと御意見ありましたけれども駅広にそういう駐輪場の出入口があることで,自転車で駐輪場に向かって走ってくる方がいらっしゃると通る方と,自転車の方が交錯をして危険であろうということもございます。そういうことも含めて私どもは地下に駐輪場をつくることで,地上は人が自由に歩く空間,駐輪場は地下につくる,しかも駅の近くにつくるということで考えをまとめまして,それを市民の皆様,それから議会にも御説明をし,最終的には議会にも御承認をいただいて今日まで来たということでございます。たいへん貴重なといいますか,御意見あることは重々存じておりますけれども,そういうことも我々全く検討しなかったわけではなくて,これまでそういった意見も機械式のことも平成24年,25年の当時からもあったわけですけれども,そういうことも含めてそれをつくることは難しいという結論で,今日やってきたということをぜひ御理解をいただきたいと思います。それからロータリーの大きさについてもですね,これについては平成20年度ですね,中心市街地街づくり総合計画から含めていろんな広場検討会ですとか,あるいは広場の勉強会等々,市民の方も御参加いただいてロータリーの形状どうしようかということを含めて考えながらやってきました。やはり我々は京王線の地下化によって何を大きくしていくか,一つはそういった交通の要衝と言いますか,駅というのは交通の結節機能がありますから,そこで乗り換えの利便性,あるかは安全にバスやタクシーが乗り入れできるような空間というものはきちんと確保した上でイベントが開催できるような広場空間であるとかみなさんのおっしゃっているような緑豊かな空間をきちんと整備していく,両立をしていく中で考えているところでございまして今,バスがどうしても甲州街道の方であるとか南側の方に張り出してしまって交通渋滞を起こしている,それをロータリーに全部納めることで交通渋滞を避けられますし,ひいては歩行者の安全というものも確保できる,といったことを踏まえて考えてきております。今後の将来的な,決してその先ほど明治大学高校の話がございましたけれども,そこだけをめぐって言っているわけではなくて,将来の需要予測であるとかあるいは将来的に高齢化社会,あるいは障害者に優しい社会を考えた場合にやはり,バスとかタクシーそういったものの乗り入れが安全にできるということがこれからの需要だと思います。 やはりすべての方が車を運転できるわけではございません。すべての方が自由に駅に乗り入れするわけではございません。やはり駅に行く時にバスとかタクシーあるいは自家用車,自動車を活用して乗り入れる時に安全に駅に着いたり,あるいは駅から郊外に出られるように考える,将来の需要を考えると一定の広場機能といいますかロータリー機能は必要ではないかということで20年から21年頃に今のここに出ているような図面をお示しして25年以降はですね,広場口の前に掲示をさせていただいております。この間いろいろ様々に御意見いただいているのは,了解はしておりますけれども,私どもはそういう積み重ねの中で現在の姿があるということは是非御理解をいただければと思っております。以上です。 江田参事 時間もそろそろ近づいてきておりますけれどもなるべく端的に進めていきたいと思いますので,行政側の方も簡潔に回答の方,答弁をお願いいたします。 中央ブロック前の女性の方,よろしくお願いいたします。 下石原の○○と申します。 今,副市長がおっしゃったことで,ちょっと疑問に思ったんですけれども,まず駐輪場の件ですけれども1,900台って決めてかかっていますけれども,自転車を利用するのは常に人は流動的に変わっていくと思うので,これにこだわる必要がないと思います。それから,その件に関してはトリエに800台の駐輪場が開設されるというように樹木の会の方のチラシにもありますし,樹木の会の方が薦めているタワー式は突起がいっぱい出るから見栄えが良くないということなんですけれども,それが1,900台全部を扱わなくてもいいし,このトリエのこととか例えば私は1箇所にまとめるよりも,あちこちにあった方が逆にいいんじゃないかなと思うんですよ。それから財源の確保というふうなことをおっしゃっていましたけれども,1,900台分,16億円もかかって,さらに維持費までかけるというふうな財源は一時的には都の方から補助金は出るのかもしれませんけれども,続けていく時の財源はいくらでもかかるわけですし,一旦民間とかから一生懸命やればどこか見つかると思いますし,それを借りるにしても一時的に借りるとかいろいろ買うとかして,とりあえずそれを続けていってもいいんじゃないか,そんな急ぐこともないんじゃないかと思います。それからロータリーですけれども大きさもちょっと縮められると思いますし,しかも真ん中に持ってこなくてもその右っかわに今のそのパチンコとかいろいろ光っているところ,光っているお店とかがいっぱいあるところに,きっちり寄せて右っかわに作れば,車なんですからぐうっと別にまっすぐじゃなくてもぐうっと曲がったっていいわけですから,きっちりそちら側にやってもう少し小さくしてこれだと真ん中にどんと持ってきて前も言いましたけれども,端っこの切り落とし部分,プレイゾーンとかなんとか言っていますけれど,その15番のそれを見る限り,その木を植えたり緑のあれを見たら,歩けないんじゃないのって感じなんですよね。15番のこれ,緑のところにもなにかするんですよね。 そうしたら歩くところも何もなくて細切れになってて,それよりも右にぐうっと寄せたらいいし,それに自転車のあちこちにつくってとりあえず様子を見て台数とか,あと足りない分はタワー式を使ったりして,そういうふうに臨機応変にやってドンと1回つくってそれ使ってねっていう感じでそれも維持費もかかるし,そういうのってどうなのかなって思います。私は意見としてはこの件は,もうちょっとゴタゴタしてしまっていますので,オリンピック・パラリンピック後に再検討練り直しをしっかりとした方がいいと思います。今のところちょっと整えた段階で整えて,現状維持ですね。それがベストだと思います。とにかく地下に大きなものを掘ってしまって,なんていうんですか不可逆的なことにするのはよろしくないと思います。以上。 副市長 はい。ありがとうございます。まず,1,900台,人は流動するんじゃないかというお話しですけれども,私どもは決して1,900台というのが根拠がなくて言っているんではなくて,いろいろ調査もした上で調布駅周辺で全体として何台必要か,特に違法駐輪という形で違法駐輪している台数もございます。それはあくまでトリエ京王調布がないことを前提にわれわれはやりまして,トリエにあるものは当然トリエの商店にいらっしゃる方が駐輪するというのが前提ですけれども,それ以外に既に違法駐輪等で駐輪があふれているということも現実の中でですね,じゃあそれを吸収をして違法駐輪のないようにやっていくにはどうしたらいいかということで,われわれは周辺調査もやったうえで,しっかりと平成19年,20年頃に自転車の利用計画というのを作っているんですけれども,以降議会からの指摘もあってきちんと調査をしたうえで,全体として調布駅周辺で何台必要か,そのうち整備するのは何台か。そのうち先ほど申しあげましたけれども民間で借地しているものが将来的になくなるということも我々は踏まえてですね,市として責任を持ってやるということでやっております。しかもまたおっしゃったように段階的にというお話しがありましたけれども,段階的にということになりますと,一度駅前広場を整備したあとにということになりますと段階的にということはまたその分機械式に穴を掘るということになるわけですよね。そうするとまたそこに改めて1回整備したものをまた壊してつくるということになりますから,そういうこともまた効率的ではないですし,それから機械式についても維持管理,電気を使うわけですから,維持管理もかかるわけですから,それは機械式に限らず財源の問題としては同じ状況なわけですよね。とにかくそれについても含めて都市計画決定をしてですね,きちんと手続きにのって議論をして今日まで来ておりますので,そこについて今これを必要ないと,一つの御意見かもしれませんけれども,それについては既に十分議論したうえで,今日の計画がありますので,そこについては御理解いただくしか私どもとしては,ないと申しあげざるを得ないですし,我々は責任を持って駐輪の場所を確保するというのは行政の責任だと考えています。それは歩行者の安全確保ということがありますし,それから駐輪利用者の利便性を確保するという両方の側面がありますけれども,そういうのを含めて責任をもって駐輪の場所を確保するというのが我々の責務だと思っておりますから,今回の駅広整備に合わせて正に地下につくることで,できるというタイミングといいますか工事のタイミングとしても非常に効率的なことができるということもふまえて,こういった計画をしているというところでございます。以上です。 八田部長 ちょっと内容的にですね,これまでの間に市民の皆さんと私,少なくとも対話をずっと続けて参りました。ツリー方式に対しての適所での配置というのは先ほど副市長からもありましたとおり,利便性,それから立地の環境を踏まえて適所というのは理解をしておりますので,このエリアの中で全て網羅をするということは,難しいということが1つであります。 これまでの間にロータリーの大きさ,先ほどありましたが現時点での南口ロータリーに関しては整理員の方が誘導して,正着できないものですからバックをしてバスの乗り入れを誘導している現状があります。従って現時点で正着できていないバスの乗り入れも含めて警察との協議,交通事業者との協議を踏まえこのような形状に現在あるということであります。先ほどロータリーの関係と地下駐輪場の関係の話から樹木の移植という話がありました。既に25年の段階でこのロータリーの形状,概略できておりますけれどもご覧いただいておりますとおり,南側のロータリーに関して東側,右側ですね,左側に関して特に左側に関しては樹木のエリアまでロータリーの部分ありますから,形の見直しという御指摘はありますけれどもその時点から樹木の移植,伐採の内容は含んだ計画であるということは申し添えておきます。 内容は以上であります。 江田参事 はい。それでは4段目の男性の方よろしくお願いいたします。 小島町の○○と申します。 今いろいろと御意見を伺っていて勉強になることが多いんですけれども,私は樹木の会ということではなく,普通の市民としてお話を聞いておりました。 私の感覚では調布の駅前についてはですね,広場として今後どういうふうになるのかということをたいへん気になるとこなんですね。今のお話しですと,樹木が中心,広場は樹木中心に展開しているようですけれども,今年の元旦に東洋経済という雑誌のオンラインで配信したのはですね,「40代が住みたくなる街はこの4つだ」ということで調布がその1つに選ばれています。その理由が「注目したいのは駅前の大きな広場を囲むように商業施設,映画館,市役所,市民ホール,総合病院,バスロータリーなど集まるという空間構成である。海外には駅や市役所の前などに大きな広場があり各種マーケット,その他のイベントが行われ,その人同士が出会えるつくりが多いが,日本では希少。ところが,調布駅はそれに近い形だ。となると問題はそれをどう使うか。駅前でもあり,使い方次第で街は賑やかに面白くなる。」と,言ってるんですね。 これらの街づくりを専門に調査している編集者の意見というか,感想なんですね。調布は,実際このような形で注目をされていると思っていたところ,2017年12月9日に子どもたちを対象にした一品市なるイベントが街のデザインを手掛ける会社の企画で行なわれ子どもマルシェ,応募が殺到し2度にわたって枠を広げたとあって,大変今後期待が持てる街だ,というふうに評価をされています。 ここにはこの人は見なかったのかもしれませんけれども樹木のことは触れていません。それで私は,樹木はないよりあったほうがいいとは思います。けれども広場全体の機能,役割,そういうところからすると,やはり交通の結節点ということを含めてバランスの良い広場にしていただきたい。ということを強く思います。 それで,ちょっとあえて申しあげれば,木も結局,景観にしても最後は主観じゃないかと私は思わざるを得ません。タワーの駐輪場にしても美観という意味でもこれも非常に主観によるものと思います。いいという人もいればそうじゃない人もいます。木についてもいろいろ聞きますと,調布の街に住んでいる方でもえっ,何が問題なのと反応する人もいれば,木は残してほしいよねと言う人もいれば,さまざまです。結局,人の安全,生命の危険とかそういう善悪のレベルでもない。ということになると私としては,そのへんのところ全体のバランスをとったところで調整をしていただきたいと思います。もう1点申しあげたいのは,市の行政のガバナンスはどうなっているのか。ということを私聞いていて心配になりました。というのは市議会の役割責任これは今どうなっているんだろうということです。市議会議員の方が市民の声を聞くべきだとおっしゃった。私はその市議会議員の方がどなたか知りませんけれども,であればその市議会議員の方が,自分で足を使って聞いて歩いて,市民の方の声を聞いてそれを議会で論戦をしていただきたい。でないと一体,市議会は何のためにあるのか。最終的な決定機関は市議会であって責任を伴った決定をその方々がするではないのかなと私は思っていましたけれども,どうもそれを市民の方にふるって言うのはどうなのかなと。私も市民会議に出ていましたけれども,ここまで責任をふられても困るなと,つまり専門家でもありませんし,一市民としての意見を述べるだけでこういう市民会議は風通しがよくなるという大変いいことだと思いますし,今後続けていただきたいと思いますけれども,むしろその市議会議員の方々に責任を持ってやっていただきたい。声を聞くんだったら,自分でしっかり聞いてそれを反映するように頑張っていただきたいと思います。まぁちょっと言い過ぎかもしれませんが,仙川の署名についてでもですね,私高校が神代高校でしたから,あの桜には親しみを持っていて,桜の木が残ってよかったと思っています。でも署名で残ったのは桜の木1本だったと思います。そういった意味ではですね,シンボルツリーとしての役割はあるかと思いますし,そういう意味では調布の駅にもシンボルツリーがあっても全く差し支えないし,あってしかるべきだと思います。けれども全体としてはバランスをとっていただきたいというふうに思います。以上です。   市長 ありがとうございました。私から少し申しあげます。あまり情緒的なことをいうつもりは全くないんですけれども,仙川のことについて1,2の方がおっしゃった。やっぱり私もあれを残されて良かったんだなあと自分自身も4月1日の度に,そこに赴いて時間のある時はあの,和ませていただいております。ですから情緒的なことは申しあげたくないというのは,私も別に木を少なくしようとか切りたくて切っているわけでは当然ございません。樹木の配置に関してそれに連なって駐輪場,ロータリーという話も出て参りましたが,今,○○さんがおっしゃいましたようにそれのみではなくてプレイゾーン全体の設え,大屋根,芝生,噴水,そして週末を含めて人々がどう憩えるかという広場をもちろんつくっていく,そのうちの1つのところに今焦点が当たって我々の考え方に賛同いただける方ばかりではございませんが,全体をどうつくっていくのかというのは正に大命題でそのように思っております。いい広場をつくっていきたい。それはここにおられる皆様がそれぞれの立場で思っておられるんだと思います。それから市議会のことは言う立場ではございませんが,いろんな議員の方がいろんな場面で,やっぱりそれなりに市民の方の意見を吸収してこちらにぶつけていただいているということは私から申しあげます。それが必ずしも私どもと意見がすり合うことばかりではもちろんございませんけれども,それは伝えていただいているというふうに認識しています。 江田参事 それでは中央ブロックの右側の席の男性の方,ごめんなさい左側の席ですね。はい一番端の,その方です。 ギリギリまでさせていただきますけれども,あと今含めて二人ということで切らさせていただきますので御理解いただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。 小島町2丁目の○○と申します。 全体が樹木のことで大きくふられているということも,それはそれで問題になったことですからやむを得ないと思いますが,私,この資料に関してよくわからない点があるので,そこをちょっと改めて御説明をいただきながら,わからない点があるのでお尋ねをしたい。同時に意見も申しあげたいと思います。 1つはですね,説明資料の10ページ。29年12月のところで補正予算を市議会に提出し承認されたとあるんですが,その後にその設計変更踏まえて駐輪場の整備を行う,となっていますが設計変更は行われたのか。 従来言われているトイレの移設だけなのだろうか,このところがよくわからない。 次は12ページのところ,樹木に関する市の基本的な考え方ですが,全体としては残していくイメージなんだと思いますが,2のところで,下から2行目のところで,ベンチなどに再利用するか引き続き検討するとカッコ書きで書いてあるんですがイメージとしてはここではね,残すというイメージもさることながら,伐採するというイメージが先行しているように受け取れます。それはどういうふうに理解したらいいかということです。 それから13ページのところ,既存樹木の取り扱い方針。ここでは巧みに用語を変えているっていうんですかね。その他のところで一旦苗圃に移植し将来の調布駅前広場に活用する。これは何なんだろうか。一般的な理解では移植をもとに戻すというふうにするべきなんだろうな,要はなんでこう変えてあるのだろうか。よくわからないです。 最後は17ページのところですが,再整備計画は全体にこう線表が組まれています。ただ私ここで見えないのは,駅前広場の全体構想というのはどうなっているのですか。その全体構想の上で,設計変更をするなり,全体像を市民に示して理解をしてもらうことなしに整備計画だけ先行しているように思えてならない。例えば従来出ていましたけれども市役所の窓口をつくるという話は,いつの間にか立ち消えてしまっているのかどうか。つくる意思があるのかどうか,この辺もわからないのです。やっぱり全体構想が理解されて初めて個々の施設の計画というのがああこういうふうに変わっていくんだなあということが理解できるのではないかなと,そこのところがどうもチグハグな感じがしてならない。以上いくつかの点触れましたけれども最終的にその点について触れていただければなあと思っています。 江田参事 はい,申し訳ないですが,最後1名ということでしめさせていただきますのでお答えをいっぺんに回答していきたいと思いますので挙手をお願いいたします。 ではブルーの男性の方を最後にさせていただいて,2名の方の答弁をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 上石原の○○と申します。 小ホールの説明会の時にもちょっと参加させていただいて同じような発言をしましたけれども,私たちがちょっと気になっているのは,グリーンホールのあり方です。駅前はいろいろ商業施設もありますけれども,そういう文化施設,グリーンホールもきっと調布駅広場の魅力の一つであったと思うんです。 それで,駐輪場の位置が階段のところに接していてですね,ぜひグリーンホールがもしこのまま進むと650くらいのキャパになるだとかいう話があって前回の説明のときにもグリーンホールのあり方とかについては,関係者に説明,意見を聴取しますということありました。その後に音楽連盟に対してですね,一応市の方から意見を求めるということで話し合いの機会がありました。その時に実はグリーンホールのあり方については,今回結論を出すのではなくて,将来的に10年間使えるように見込まれているのであと1年くらいかけて基本的な意見を聞いていきますという話があって,グリーンホールは1,300のキャパを守り通せるんだなと思ったんですが,今の説明の中でグリーンホールのことは触れていないですし,駐輪場をつくるとなるとやっぱりそこは道路の位置付けになって階段をやっぱり外さなければならない,これから検討しますと言われても前提条件がそれで固まってしまうのは非常に心配です。そのところ関係をどのように思っているのか調布市民のやっぱりグリーンホールも文化芸術の宝物だと思います。今度3月4日に調布も市民の歓喜の第九ということでやりますけれども40年前から市民の活動としては去年の12月24日に電気通信大学の第九を行いましたけれども,あれはグリーンホールのできた40年前から市民と協力して40年間続けているそういう活動も非常に育てていかなくてはいけないなと思っていますので,そういうところぜひ御説明をお願いいたします。 江田参事 それでは簡潔によろしくお願いいたします。 八田部長 それでは○○さんからの内容でありますが,駐輪場の設計変更に関してです。 まずは,設計はいったんつくれているものを樹木の配置への工夫,それから上部の配置であります公衆トイレと多目的公共スペースの見直しということを踏まえ,特にグリーンホールの前にウメノキがあるのをご存じだと思いますが,そのエリアがちょうど地下駐輪場からの出入口の部分でもありますので,修正の設計を12月議会でお認めいただき,これから発注をする,検討をしたうえで発注をするという内容でありますので,既存のものはありますけれどもそれを修正をかけるという内容であります。これからであります。 それから苗圃の関係がありました。苗圃に関しては今駅前広場の仮囲いで括っていたり,ちょうどロータリーの脇にありますクスノキ等々に関しては移植をするもの,それから伐採を予定をするものが含まれています。いったん駅前広場の中で簡潔できるものが少ない状況ではありますけれども,特に昔図書館がありましたエリア,再開発ビルがあって,今喫煙コーナーがあるところにケヤキ2本を移植して今,存置できることになっています。それと同様に駅前広場の中で移植してなお,継続的に保存できるものは,模索はしたいと思っていますが,それ以外,なお既存樹木を活用するものに関してはいったん苗圃に預けさせていただいて,再移植をするものが含まれているという内容であります。 それから駅前広場計画の全体像に関して先ほど住民票等々のという話がありました。公共施設棟のこととなりますけれども,今イメージされます黄色でマーキングされたところに,公衆トイレの設置とそれから観光案内所スペース,それから当初はカフェ的な内容もこちらに機能として入れられないだろうか,交番の併設という内容でありましたが,交番の分離の関係も含めてもございますので,当初住民票等々発行に関してこの中にという点は検討の段階はあったと思いますけれども,その後公衆トイレと観光案内所スペースに限られる内容にもなりましたので,この内容に関しては全体像,デザインコンセプトの中で整理をされた部分がありましたので,それをベースにしながら市民の御意見をいただきながら,機能だとか配置だとかは合わせていきたいなと思っています。今後専門的な知見でのアドバイスもいただく必要もあると思っていますので,全体像に関しては明らかにしていきたいなと思っています。最後に○○さんからのグリーンホールの取り扱いでありますが,グリーンホールに関してこの12月の議会での質疑の中で明確にさせていただいた部分があります。昨年の2月の段階では平成35年度に,までにという表現になるかもしれませんが外階段を撤去するという表現をしておりました。その撤去に伴って客席数が600規模に変更になるという想定もしていたところでありますが,多くの市民の芸術文化活動を育む場であるグリーンホール,このたづくりもそうでありますが,なお継続使用もできる形で検討をしているという状況であります。従って平成35年以降も継続使用できるように考えています。しかしグリーンホールに関して40年が経過する施設であり,バリアフリーの関係その他課題もあります。経年劣化もありますので,施設の周期の関係を見定めながら継続使用しつつ今後対応していくということでありますので,なお継続使用に関しては期限として35年と切っていた内容に関してはなおそれ以降に関して継続使用できるように今調整をしているということでありますので,市民の芸術文化活動の場に関しては様々な場面で施設,民間の施設も含めてでありますけれども確保していきたいなと思っております。内容は以上であります。 江田参事 これを持ちまして説明会は終了させていただきます。 市長 一言お礼を申しあげます。 お忙しい時間帯,熱心にこの時間までお付き合い,御意見いただきましてありがとうございました。今日いただいた御意見ももちろん踏まえさせていただいたうえで,私ども最後はやはり行政として判断するということでございますが,どの道を選択しても全ての方に100パーセント御納得していただけるわけには参りません。行政の責任としてそして,また最高責任者は私でございますから,それは当然どの道を選択しても私が責任を持ってやったということで御理解いただいてもちろん結構でございます。 今までにも環境,ごみ問題,保育園の公設民営いろいろございました。 それを終えても,納得いかないと,個々の問題について言っておられる市民の方はおられるだろうと,そのようには思っておりますが,この問題についても私ども慎重に判断をして進めさせていただきたいと思います。 1つだけ申しあげると,例えばということで言えば調布市の商工会の方からもですね11月の時点で調布市の戦略に沿って速やかに前に,駅前広場の計画を進めろと言うような御意見もいただいておりまして,3207社の代表の機関決定全会一致でいただいてもおります。そのほかの御意見も踏まえながらということで,判断をさせていただくことになります。今後ともしかし広場をどうつくっていくのかと,調布の表玄関でございますから,たいへん大きなテーマでございます。変わらず皆様方と広場のあり方について全体的に考えさせていただければということをお願いを申しあげまして,お礼の御挨拶とさせていただきます。 本日は誠にありがとうございました。 江田参事 これを持ちまして終了させていただきたいと思いますがまだまだ御意見の方多いかと思います。都市整備部の方で御意見等々承りますので,今日お配りいたしました御意見表またはメール等々でも結構です。しっかり我々としてもお答えして参りたいと思いますのでよろしくお願いをいたします。 また1月30日火曜日,7時からですね,たづくり12階大会議場におきまして,移植等々工事の方の説明会を予定をしているところでございます。ぜひ,また皆様の参加をいただきながら進め方につきましても,工事の進め方につきましても御意見いただければなあと思っておりますので,またよろしくお願いいたします。 本日は長時間ありがとうございました。 ~終わり~