令和4年度第3回「市長と語る・ふれあいトーキング」 1 日時 令和5年2月26日(日)午前10時から正午まで 2 場所 市民プラザあくろす 3階 あくろすホール   開会 午前10時 ○司会者(岡田市民相談課長)  皆様,おはようございます。定刻となりましたので,これより令和4年度第3回市長と語る・ふれあいトーキングを始めさせていただきます。本日はお忙しい中,多くの皆様に御参加いただき,誠にありがとうございます。  まず初めに,市長・長友より御挨拶させていただきます。 ○長友市長  皆さん,おはようございます。市長の長友でございます。貴重な休日の時間帯に熱心に御参加いただきまして,ありがとうございます。  このような会合の存在を御存じなかった方もおられるんではないかと思うんですが,20年以上続けておりまして,以前は,当初は市内全域を10か所ぐらいに区切りまして,地区ごとでやっていたんですよ。最初,何年かは。そうすると,地域特性といいますか,その地域の問題点が非常によく分かって,これはよかったなと思っていたんですけども,5年も10年も15年もやっていますと,同じ問題が毎年出てくるような傾向がありまして,もう少し市内全域で広範な問題点を皆様方に教えていただくためにはどうしようかと思って,それで無作為抽出,地域を問わずということではがきをお出しして,来ていただける方にお願いしているというスタイルに変えてきたという経緯がございます。  私も市長を何年かやっているわけですけれども,顔と名前が分かる方がどれぐらいおられるだろうと時々思うんですよね。自分にとっているだろうと。今,大体23万9,000人の市民がおられるけど,何年やっても1,000人には満たないなと思っています。ですから,いろいろなところで,こういう場だけではなくて,いろんなイベントとか事業でお会いしたりする方に,それぞれお考えになっていることを教えていただくというのは,私としても大変勉強になりますし,貴重な場として大事にしていきたいなと思っております。  今日は限られた時間ですが,よろしくお願いいたします。即答できない質問ももちろんあると思うんですが,それは明日,月曜日以降にできるだけ早く皆様方にお答えを返せるように努めますので,それを含めて本日はよろしくお願いします。 ○司会者  次に,本日の市からの出席者を紹介させていただきます。皆様から向かって市長の右側のテーブル,副市長・伊藤でございます。その隣,副市長・田中でございます。その隣,行政経営部参事・山内でございます。その隣,都市整備部外環・交通担当部長・代田でございます。その隣,教育部長・小林でございます。最後に,市長の左隣,市民部長・石川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  始めさせていただく前に,皆様にお願いがございます。  本日は大変多くの御参加をいただいております。時間の限りもございまして,御参加いただいた皆様全員に御発言をいただくことは難しいところでございます。何とぞ御了承ください。できるだけたくさんの方からお話を伺いたいと思いますので,御発言はできるだけ簡潔に,お1人3分以内でお願いをいたします。複数の項目を発言される場合も全体で3分以内でお願いいたします。  御発言いただけなかった際には,お配りしております参加者アンケート裏面に御意見,御提案等を御記入ください。後日回答をさせていただきます。市長へのはがきは御帰宅後でもお使いいただけますので,御記入後,ポストに御投函をお願いいたします。  御発言いただける方には挙手をお願いいたしますが,同時に複数の方が挙手された場合,3名の方を一度に御指名させていただきます。順番に御発言をお願いいたします。3名の方が終了後も同様の形で進めさせていただきます。  また,この会の記録を市のホームページに公開いたしますことから,御発言の際にはマイクをお使いいただきます。係がマイクをお持ちいたしますので,よろしくお願いいたします。また,一部のテーブルには,記録作成のためのレコーダーを設置しております。お手を触れないようにお願いいたします。  御発言の際には,冒頭,小島町の岡田ですといった形で,お住まいの町名,お名前をお願いいたします。なお,ホームページに公開する記録には,町名のみ記載させていただきます。  あわせて,本日の記録のため,写真を撮らせていただくことを御了承いただきますようお願いいたします。お顔が写らない程度に,後方から撮影させていただきます。  最後に,本日の予定は,会場の都合上,正午までとなっております。皆様の御協力をよろしくお願いいたします。  申し遅れましたが,本日の司会進行を務めさせていただきます,私,市民相談課・岡田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  大変お待たせいたしました。それでは,ふれあいトーキングを始めます。御発言いただける方は挙手をお願いいたします。では,Cの9番の方と8番の方,それから一番奥,Aの3番の方,お願いいたします。 ○●●(染地2丁目)  染地の●●と申します。今日はこのような会を御計画いただき,ありがとうございました。  私は高齢者のことについてちょっとお話をさせていただきたいなと思って参りました。調布市は,自立を目指した地域包括が8件とデイサービス,在宅に関しては46件と非常に充実した体制を取られております。  しかし,先日行われた高齢者アンケートでは,在宅者の困り事に関する設問はあったんですけど,施設利用者への回答欄がありませんでした。市内に特養が9,民間を含めた有料老人ホームが48件,これは保育園,幼稚園51件よりもかなり多く,施設利用者の高齢者はたくさんいます。  しかし,私の経験からショートステイから次の段階までのつなぎがあまりなく,途方に暮れる状態でした。施設の入居に関しては,地域包括はあっせんができず,つなぎやかけ橋がありませんでした。自分で探すしかなく,民間のホームページなどで探すことになってしまいました。市のホームページでも特養に関しては記載がありますが,民間の地図などもなく,拠点の地図や住所などのこともなく,探すのがかなり大変でした。  施設利用者の負担はかなり大きいもので,車椅子のレンタルやおむつ助成金なども在宅中は補助金や給付金などがあるんですけれども,全く使えない状況になっています。同じ調布市に在住の高齢者として補助が受けられるような体制づくりをお願いしたいなと思って,御発言させていただきました。よろしくお願いいたします。 ○長友市長  ありがとうございます。今後のどういうサービス,今あるものの拡充でも結構ですし,新たなこういうものがあったらもっと便利だとか,そういうのを一,二点教えていただければ。 ○●●(染地2丁目)  民間を含めた有料老人ホームのホームページへの掲載,調布市内にあるものでいいので。保育園とかは書いてあるんですけれども,特養しか書いてありませんでした。また,しおりのほうにもそういうのは一切ありません。  あと,施設利用者への車椅子レンタルやおむつの補助の給付,これも特養はあるんですけれども,民間にはありません。ここら辺も何か市として補助を出していただけたらなと思います。 ○長友市長  分かりました。1つ目のことに関しては,おっしゃるとおりだと思うんですが,確認した上で掲載するようにいたします。それは多分していなければ新たに情報を効率的に集めて出すということは,無理なくできると思いますので,すぐに担当課に確認してそのようにいたします。  それから,我々は言うまでもなく,調布の人口も,後で質問があるかもしれないけど,あと7年後ぐらいからは頭打ちになって減るんじゃないかと思っていますが,高齢者の数は増えると。高齢化率も増えるということでございますんで,それからコロナも相まって,いろいろ在宅,その他で苦労しておられる意見を聞いておりますので,今おっしゃったことを含めてサービスの充実に関しては,予算の許す範囲で,ほかの自治体のやっていることも参考にしながら付加して,加えてまいります。  それは今お約束をして,その内容が分かるように今度の予算の中でも,まだ予算,3月の議会で認めてもらわないと成立しないんですけども,成立後に中身を分かりやすく,新たなことも含めてお知らせいたしますので,よろしくお願いします。 ○●●(染地2丁目)  よろしくお願いします。 ○司会者  よろしいでしょうか。そうしましたら,次に,その後ろのCの8番のお客様。 ○●●(小島町1丁目)  小島町に住んでおります●●と申します。おはようございます。今日はこのような機会を設けていただきまして,ありがとうございます。  お尋ねを1件とお願いを1件ということで考えております。  まず,お尋ねでございますが,今の市長のお話がございましたけれども,調布市の人口についてでございます。  私は1960年代に上石原に生まれまして,小・中とそのかいわいの学校を出ましたので,当時,五十数年も前になりますけれども,調布市の人口は15万人だというのを小学校3年生ぐらいのときに教わった記憶がございます。 ○長友市長  何年ぐらい前になりますかね。 ○●●(小島町1丁目)  小学校3年ぐらいですので,どうでしょう,もう四十数年前ぐらい。 ○長友市長  四十数年前に15万人。 ○●●(小島町1丁目)  はい。教えてもらったことを正確に覚えているかどうかというのも自信はございませんけれども。  今お話がございましたように23万人程度というようなお話も承りました。現在も小島町周辺のマンション,どんどん新しいマンションができておりまして,歩いておりますと人口が増えていくんだろうなというのが,私が感じている肌感といいましょうか,そのようなものでございます。  まちの発展ですとか,財政ですとか,そういったことを考えますと,人口が増えるというのはプラスのことも多々あるんだろうと理解しておりますけれども,一方でインフラと人口のバランスというのも大事なんだろうなと思っております。  正直混雑が好ましくないなと思うことも多々ございます。まちの人口の増減とまちのインフラの整備,現状と将来のお考えについてお聞かせいただければと思っております。具体的にはある程度増えたら,もうこれ以上増えないような何かアクションというか,そのようなこともお考えなのか。また,逆のことも,減っていけば増やすことも考えないといけないということなんだろうとは思っております。  以上が1点目のお尋ねでございます。  2点目,お願い事項でございます。まちの中の交通マナーということをお伝えしたいと思っております。  具体的には,自転車の通行に関するお話になります。昨年の11月から全国の警察で自転車の危険運転というんでしょうか,赤切符を出すよというようなことがニュースで報道されておりました。また,調布の駅前広場に行きますと,自転車を降りて通行してくださいというようなリクエストの看板も見受けられております。全国レベルですとか,まちのレベルで申し上げたような動きがある一方で,駅前広場をよく歩くんですが,決してリクエストどおりにはいっていないなというのが実感でございます。  また,小島町,いろいろ車が多いので,1メートル幅もないような歩道を歩いておりますと,本来,車道を走るべき自転車が1メートルの幅もないような歩道を相当なスピードで走ってきまして,歩行者が譲らないと危険で通れないというような状態が続いております。  決めたことを守るとか,守っていただく,守らせるということと,また,一人一人に強制するのではない,自発的な行動というんでしょうか,そういうのを促すことが両立するのは簡単ではないんだろうなということは理解をしておりますけれども,まち全体としての取組みたいなことをもう一度お願いしたいなと思っております。  例えばですけれども,調布のまち全体として自転車ですとかサイクリングへのコミットメントですとか,健康の増進ですとか,スポーツレクリエーションというような切り口で自転車をプロモーションすることで逆に自転車の運転マナーを適正化しましょうというような,そういうセットでのプロモーションですとか,そんなこともお考えいただくこともあり得るのかなというようなことを勝手に想像しております。  以上,お尋ね1件とお願い事1件ということで,お時間を頂戴いたしました。どうもありがとうございます。 ○長友市長  人口について申し上げます。我がまちが市になったのが昭和30年,1955年でありまして,その当時,約4万5,000人だったと。今24万弱,四捨五入すると23万9,000人ぐらいになりましたから,そこから数えると5倍以上ということになるんでしょうか。  それで,先ほど申し上げましたように,何年に1回か人口予測を――人口予測をしないと事業予算を組み立てられないということですからやっておりまして,正直申し上げますと,精緻な調査をやっているつもりですが,それを少し上回るようなピッチでここ10年,15年,推移してまいりました。  余談ですが,多摩には26の市がありまして,西側はもう元に戻らないぐらい減少しています。これから増加には転じないだろうという感じで減少しています。我がまちは,今度の4月から8年間の総合計画をつくって計画行政をやろうというんで,人口予測もやっているんですが,我がまちは,これは予測ですよ,あと7年後,令和12年ぐらいがピークになって,そこからはもう増えないんじゃないか,そういう見込みを今持っております。  それはどれぐらいの人口になるんだと言われると,25万にはならないだろうと。今23万9,000人ですから,24万人台の前半にはなるけれども,25万人には。だからひょっとすると,今世紀中に25万に乗ることはないということで,調布の人口は推移していくかと。それは言うまでもなく,日本全体が恐ろしい勢いで人口減少になりますから,首都圏東京もやっとそういうことになってきたのかと。  私どもは,その中で年少人口だとか,労働に従事される人口だとか,それから高齢者,65歳以上の方とか,それぞれに応じて,約24万人なら24万人の人口構成がありますから,予算をどう使っていって,保育から高齢者施策までいろいろ考えていこう,そのように思っている。それが人口の推移でございます。  自転車に関しまして,おっしゃるとおり,危険地域もございますし,多摩川のサイクリングロードだってぶつかって重症が出たりしているんですよね。あそこをヘルメットをかぶって40キロぐらいで走る人がいるから,本当に困ったもんだと思っています。その方にはその方の自分の楽しみというのがあるんでしょうけど,危なくて。  それから駅前広場も御存じだと思いますが,一応ここは押して,今,調布駅前広場最終完成に向けて工事をこれからも進めていきますけれども,あれは押してくださいと書いているんですね。残念ながら時間帯によってなかなか多いもので,守っていただけない場合もある。それから電動式は重くて押せないという御意見も,もっともな御意見もいただいていて,なかなか苦慮しているところでございます。  先ほどおっしゃったように私どもとしては,まずは個人個人,御家庭ごとに声をかけて最低限のエチケットを守っていただきたい。危険ということだけではなくて,やっぱりみんなが楽しく安全に生活できるように,そのための講習も学校ごとにというのか,いろんな講習をやっています。プロのスタントマンの方に来ていただいて,いろいろ危ない場面を演出したりしております。  そういうものの中から,自転車,今まさにおっしゃいましたように,意識していない方もおられますが,規制が厳しくなってきましたよね。赤い切符も切ると。それから死亡事故になったときには,自動車と同じように補償として何千万円という損害が求められるわけですから,そういうような制度にも全員入っていただくことになっているわけですから,守っていただきたい。啓発をしながら,一緒に安全な生活を送るためにということで,あらゆる場面を通じて呼びかけていきたいと思っておりますので,ぜひまたお気づきのことがございましたら教えていただいて,一緒に考えさせていただければと思います。よろしくお願いします。 ○●●(小島町1丁目)  ありがとうございます。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。そうしましたら,Aの3番のお客様に。 ○●●(深大寺東町2丁目)  おはようございます。深大寺東町在住の●●と申します。2016年より調布市でお世話になっております。  このたびはこのような市政のトップの皆様とお話しできる機会をいただきまして,誠にありがとうございます。長友市長をはじめ,事務局,運営側の皆様の御厚意と御尽力に感謝,御礼申し上げます。ありがとうございます。  この10年,20年,30年,将来の調布市のありたい姿というものを見据えて,私なりに御質問を1つだけさせていただきたいと思います。  年少世代,子育て世代へのサポートについての質問です。国政では,岸田総理が異次元の少子化対策,都政では,小池知事が18歳以下への5,000円給付表明で世間の注目を集めております。私自身も6歳,3歳の子どもの父親であるのですが,調布市には近隣の自治体,または都政をリードするぐらいの魅力的な子育て支援が必要ではないかと感じています。出産の準備費用ですとか産後ケアサポート,登園費,学校給食費,学童費など,14歳以下の若い世代の出産,育児に係る費用を全額無償化するとかを仮にすると,都内,もしくは県外からポテンシャルの高い若い世代の方が来てくれるんではないかなと。それだけではなくて,他の自治体へのPR,宣伝効果も大きいのではないかと感じております。  私の妻もそうなんですけども,特にママさんたちの口コミですとか発信のスピード,影響力は大変大きいと思っていまして,ここに刺さるような取組,施策が調布市の魅力の1つに将来なるのではないかと感じています。  一昨年の子育て支援クーポンですとか調布っ子応援プロジェクトと地道な御支援,御活動いただいていること,感謝と,あと承知はしておりますが,何かさらに抜本的な,かつ魅力的な支援をいただけたらば,若い世代がさらに安心して暮らせる調布市になるのではないかと考えております。  最後に1つだけ,妻から伝言を預かっておりまして,もし御有余があればお答えいただけますと幸いです。  駅近隣の市営の駐輪場における大型自転車駐輪スペースが少な過ぎるので,増設してほしいとの訴えです。大型自転車というのは,先ほどもありましたとおり,いわゆる前と後ろに子どもを乗せるかごをつけた自転車,ママチャリと呼ばれるものでしょうか。一般的な自転車より一回り大きいので,それを止めるスペースが駐輪場ではなかなか見つけるのができない。今こちらのほうがやはり数も増えているので,ぜひ増設してほしいというのが訴えだそうです。  以上,私からの質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ○長友市長  すみません,1点だけ確認させてください。最初のほうでおっしゃった無償化の範囲といいますか,御希望はもうちょっと具体的におっしゃっていただくと。 ○●●(深大寺東町2丁目)  14歳以下,いわゆる義務教育が終了するまでという理解でございます。 ○長友市長  の何を。 ○●●(深大寺東町2丁目)  基本かかる費用,出産費用,産後ケアも,お母さんのケアも,あと子ども当人にかかる費用,保育園費,学校の給食費,あとそこにかかる学童費,関わるもの。 ○長友市長  全部。 ○●●(深大寺東町2丁目)  そうです。それを全てやれというわけではなくて,何か1つずつ色をつけて,できるところからそういう施策をするのは1つPRになるんじゃないかなという提言でございます。 ○長友市長  ありがとうございます。今おっしゃっていただいた中に,大分網羅的におっしゃっていただいたんで入っておりますけれども,私どもはやっぱりお子さんをいい環境の中で育んでいきたいという気持ちはもちろん強く持っておりますので,保育園の待機児童対策などもここ20年ぐらい,随分かなりの予算も投下してやってきて,去年の4月で,一時300人以上いた待機児童が16人になりましたので,今度の4月,16人より減ってもらいたいと思っていますが,大体落ち着いてきたような状況がございます。それから子育てをしていただく中で,保育園に対しての事業にいろいろ補助を与えたりとかというようなことでやっております。  それから医療費に関しては,御存じかもしれませんが,高校生相当年齢,高校に行っておられなくてもいいんですが,高校生相当年齢まで今度の4月から,再来月から医療費の無償化を実現するということで,既にアナウンスをいたしておりますけれども,ですから,義務教育のお子さんよりももっと上の18歳相当の年齢の方まで医療費を無償化する。そこにおいて,所得制限は撤廃,所得にかかわらず。  それから今までは義務教育のお子さん方にも200円の通院費というのはたしか頂いていたと思うんですが,これも自己負担をゼロにするということで,多摩の26市の中で,今までそれができていたのは,何と武蔵野市だけだったんですけれども,調布市もやっとそこまで踏み切ることができましたので,これなどは今おっしゃった各御家庭の負担を考えたときに,かなり予算を伴いますので,一挙に今までできなかったんですが,大きな変化だというふうに考えております。  それで,子ども・子育て支援制度という名の下に,常に,御要望に全部はお応えできないにしても,いろいろなことをその中に盛り込んで,今考えておりますし,今後とも考えさせていただきますから,その内容についてまた新しく4月から始まるものも含めて今おっしゃったように,さらに拡充,または新規のものということで,それを見ていただいた上で御希望があれば,はがき1枚,今日お配りしているもので結構ですから,おっしゃっていただければ検討させていただきたいと思っておりますが,やっぱり子どもの数はこれから減っていくと思われますが,調布においては,私どもは力を入れて,さっき言われた出産,産後ケアの問題も非常に大事な問題だと思っておりますから,それをも含めて充実させていきたいと思っております。  それから大型自転車の,これは何かありましたよね。今取り組もうとしているんですよね。ちょっと紹介してもらいます。 ○代田都市整備部外環・交通担当部長  都市整備部の代田と申します。  今,御意見いただきました●●さんのようなお話は,いろいろ市のほうもいただいています。今から2年前ぐらいに駐輪場の実施計画というものを定めたときに,子ども乗せの大型自転車,いろいろ御意見をいただいていますんで,各駐輪場に専用のそういうスペースを設けていこうということで,例えばここ最近,京王線が地下に入った後のところに駐輪場を新しく整備をして,国領でいきますと,すぐそこのあくろすのところにもありますけれども,そういったところではラックを全てなくしてしまって,大型のものが止めやすいような形の整備を実際にやっているところもあります。  一時利用の場合でいくと,どうしてもラックをつけて,そこで料金を課金するような形になっていますんで,ラックについては,なかなかすぐには難しいところはありますが,市のほうとしてもそういった大型自転車を止めるスペースを極力確保するような形で順次進めておりますので,具体的にどこというところがもし御要望がありましたら,また御意見をお寄せいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○●●(深大寺東町2丁目)  承知しました。ありがとうございました。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。それでは,次に御発言いただける方,では,Eの8番,それから7番,それからAの10番のお客様,お願いします。 ○●●(深大寺北町6丁目)  おはようございます。深大寺北町から参りました●●と申します。よろしくお願いいたします。  今日,小物じゃないですけど,持ってきたんですが,こちら皆さん,懐かしいなというふうな感じがするかと思うんですけれども,小学校1年生が1年間登下校するときにかぶる黄色い帽子ですね。こちらは我が家に2つございまして,うちは子どもが3人いるんですけれども,上の子と真ん中の子と黄色い帽子を1年間使わせていただきました。この春に3番目が小学校に入るんですが,またもう一つ付与されることになるんですけれども,1年間しか使わないので,すごくきれいな状態で使い道がなくなってしまうということで,ごみになってしまうんですね。  2人目が入学するときに,1人目の黄色い帽子が家にあるので要りませんと小学校の方にお伝えしたんですが,デザインが若干違うので,毎年受け取ってくださいと言われてしまったのがもう何年も前なんですけれども,よく見たらデザインは全く一緒なんですよね。ですし,仮にデザインが違ったとしてもデザインを変える必要は特にないと思いますし,3番目もこのタイミングにたまたま間に合わなくて,再来月もらってしまうことになるんですけれども,SDGsじゃないですけれども,地球環境のためもありますし,たった1年しか使わないでごみ箱に捨てる姿を子どもにあまり見せたくないですしということで,いろいろ調べさせていただいたんですが,調布市議会議員の方のブログに帽子の予算が都市整備部の交通対策課が所管されているというふうにありました。  私は全然詳しくないんですけれども,デザインが違うということも特に私が見る限りないですし,ある1つの帽子業者の方と調布市とでずっと同じ契約を続けていらっしゃるのかなというふうに思いますので,対策としてはすごく小さなことなんですけれども,毎年11月ぐらいに就学前健診の用紙が年長さんのお子さんがいる家庭に送られるかと思うんですけれども,そこの用紙に帽子のサイズが,例えば53,54,55と書いてあって,自分の子どもの頭のサイズを測って丸をするんですが,そこにうちは要りませんというチェック欄を1つつけるだけで済むことなんですね。それで兄弟が使っていた帽子を回せるということで,誰も損しないというか,地球にも優しいですし,そういったささいなことですけれども,ずっと気になっていたので,この場で御提案できればと思いました。ありがとうございます。 ○長友市長  ありがとうございます。10年ぐらい前かな,黄色い帽子。そんな20年,30年前になかったよね。後で確認しますけど,ある時点から安全を守るためにということで,目立つ色の帽子をということで配付させていただいていると思います。  そうですか,使えますよね。それは早速検討してみます。おっしゃっていただくのは,私どもの必要経費を減らすということでありがたい提案であることは間違いない。元気なお子さんによっては,随分汚れてしまうから2年,3年,次のお子さんに使うのは難しいのもあるかもしれませんが,きれいに使っていただいて,それで間に合うというんであれば,何ら否定する要素はないと私どもは思いますので。特に意見はないですか。どうぞ。 ○代田都市整備部外環・交通担当部長  では1点だけ(「こういう帽子は回収できたりしないんですか。小学校で使ったものというか,要らない」の声あり)。安全帽に関しては,いろんな御意見をいただいているところが,1点だけお伝えさせていただきますと,今,●●さんがお持ちのものは多分古いやつかなと思うんですが,最近,夏暑いときに通気というんですかね,メッシュのほうがいいんじゃないかという御意見もいただいています。  最近は小学校1年生に入る前のところで,通常の通気性がないものとメッシュのタイプと一応選べるような,そういったことも保護者の皆さんに一応お尋ねさせていただいているような形もありますので,もしかしたらそこに今御意見いただいたような必要ないという欄を設けるようなことも市のほうでも検討させていただければと思います。 ○●●(深大寺北町6丁目)  分かりました。ありがとうございます。去年の11月にいただいた就学前健診の紙の時点ではメッシュは選択肢はなかったです。 ○代田都市整備部外環・交通担当部長  多分学校単位でやらせていただいているので,もしかすると,早い学校のところは既にメッシュのものも選べるような内容が入っているかと思いますが,全市的にそういった選択ができるように考えていければと思っています。 ○長友市長  では,今補ってもらったメッシュのことも含めて確認してお答えしたいと思います。  ただ,メッシュになったからといって,メッシュになった以降同じものを使うことはできるかというのはまた最初の御質問に戻ると思いますし,それから今補っていただいて,学校ごとの回収も検討してはみます。  ただ,やっぱり御自分の御兄弟だからいいけれども,ほかのはとかいろいろな御意見があるでしょうから,それをも含んで考えたいと思います。 ○●●(深大寺北町6丁目)  ありがとうございます。 ○司会者  ありがとうございます。それでは,次にEの7番の。 ○●●(西つつじケ丘1丁目)  西つつじケ丘から来た●●と申します。よろしくお願いいたします。  調布に住みまして40年ほどになります。本日は要望も含めてお伺いしたいと思います。  調布市の健康づくりの取組について伺いたいです。私は実は親の介護に入っておりまして,母が昨年12月に転倒,骨折をして,今調布市内のリハビリ病院でリハビリの目的でトレーニングをしています。そして,親の年を重ねていく姿を見ますと,健康寿命を延ばしていく取組というのが非常に重要だと身をもって今実感しているところです。  健康づくりのための介護予防になる取組をやはり調布市でも行っているとは思うのですが,実は私,今仕事をしておりまして,なかなか平日には体操クラブとかには通えないんですね。私は100歳になっても元気で調布市に住み続けたいという思いを持って,やはりそういう健康づくりの土日に利用できたスペースがあったり,さらにはネットワークづくりがあったりするといいなということと,もう一つはやはり健康づくりについてのアプローチがもっと欲しいなという思いで今日は長友市長さんにお伝えに来ました。いかがでしょうか。よろしくお願いします。 ○長友市長  ありがとうございました。さっきからも触れておりますけれども,全体の人口は頭打ちになって少し減少してくだろう。ただ,高齢者は65歳以上は増え続けるというような趨勢がありますから大変大きな問題だなと。もちろん予算的にも一定のものを確保しなければいけません。  そういうことを考えると,●●さんがおっしゃったように,体調を崩された方のケアで我々がお手伝いできることはやりますけれども,予防が非常に,その前に健康寿命とおっしゃいましたけれども,元気で御活躍いただける寿命,全くそのとおりだというふうに思っております。  ですから,私どもは介護予防教室だとか健康づくり健診だとか,それからいろいろな講演会で参考にしていただきたいとか,それから健康づくりに役立つ高齢者用の体操を考えて,それを奨励していることとか,いろいろ考えてやっておりますから,またお気づきのことがあれば御提案いただければ検討させていただきたいと思っております。  それから多世代の地域住民が自由に集える居場所を一応仙川と柴崎で開設しておりまして,仙川は土日も開所して地域のネットワークづくりの中心とさせていただいているというようなものもございますから,ぜひそういうようなものももし御興味があれば利用していただければというふうに思っております。  いずれにしても,介護保険だって考えてみれば全国民で支えているという制度でございますけれども,若い方も含めて,私も経験しましたが,両親は他界しましたが,晩年はかなり体調を崩してケアをするというような経験もいたしましたから切実なことだというのはよく理解をしております。  先ほどおっしゃいましたように,御生業をお持ちで昼多くの時間を割くわけにはいかないというのも共通の事項だと思いますので,今申し上げたようなことをいろいろ考えて,今後とも制度を拡充してまいりますけれども,具体的にお困りのことがありましたら,ぜひ声をお寄せください。一生懸命考えさせていただきます。 ○司会者  よろしいでしょうか。 ○●●(西つつじケ丘1丁目)  ありがとうございます。 ○司会者  ありがとうございます。そうしましたらAの10番のお客様。 ○●●(飛田給1丁目)  飛田給から来ました●●と申します。本日は貴重な機会をいただき,ありがとうございます。  私からは2つ意見がございます。地域に密着した話にはなるんですが,まず飛田給小学校への通学に関して,子どもが通学する場合,品川通りにある飛田給小入口という交差点があるんですが,こちらが中央自動車道の高架下を通る必要があります。その道が道幅が大変狭いんですね。まず歩道が片方しかない上に,道幅が大変狭く,すれ違うのも難しいような状況です。その上で通勤通学の時間帯は車,自転車,歩行者の往来が多く,いつも見ていて危険だなと思っています。  対策としましては,道路の道幅を広げていただくことがベストかとは思うんですが,そこは難しいと思いますので,通勤通学の時間帯だけでも交通整理の方を配置してもらうと往来する方の危機意識というものを高めることができるのではないかと思います。  続きまして,2点目,こちらも地域を限定した話ですが,調布中学校への通学に関して,我が家の学区としては調布中学校に入学することになると思うんですが,自宅から通学するとなると徒歩で25分から30分ぐらいかかると予想されます。その通学路には甲州街道を渡らなければならなくて,車通りも多い中,毎日20分,30分かけて徒歩通学というのは大変不便なのではないかと感じております。最近,不審者の話とか,いろいろ安全面を考えた上でも,その観点を考えても,やっぱりどこかからかスクールバスのようなものを出していただけると安心して通わせられるのではないかなと考えます。もちろん予算の御都合等もありますが,御検討いただければと思います。  以上です。 ○長友市長  ありがとうございました。道の改修の可能性等に関しては,ちょっと補ってもらおうと思っていますけど,品川道と高速が交差するところですね。幾つかの道が,何差路というんだろう,交錯しているところですね。確かにあれは信号も複雑な展開をしているし,時間帯によっては交通量が多いですね。私も自分でもちろん車を運転することがありますから分かりますけれども。分かりました。それに関して,即答できるどうか分かりませんが担当に。  それから調中の話は,学区はお住まいのところは調布中学校の学区なんですか。 ○●●(飛田給1丁目)  そうです。 ○長友市長  一番近いのは調布中学校,そうではないんですか。 ○●●(飛田給1丁目)  いや,そうではないんです。一番近いのは多分第五中だと思うんですよね。 ○長友市長  そっちへ行くほうが通学の安全性は保たれるんですか。 ○●●(飛田給1丁目)  そっちのほうがうれしいです。 ○長友市長  お差し支えがなければ学校選択制というのもありますけれど,それは特にお考えになっていないんですか。 ○●●(飛田給1丁目)  存じ上げなかったです。 ○長友市長  8つの中学校どこでも行けるんです。 ○●●(飛田給1丁目)  そうなんですか。 ○長友市長  ただし,学校のキャパシティーがありますから。でも今は,この前の新学期を始めるときも全員が8つの中学校で,例えばクラブ活動はあの学校のをやってみたい,いろんな動機があって,自由に選べます。それは今教育部長がおりますから,後からちょっと説明してもらいますけれども,それも参考にしていただければ。 ○●●(飛田給1丁目)  ありがとうございます。 ○代田都市整備部外環・交通担当部長  それでは,まず最初に,先ほどの交差点のところの歩道の件からですが,後でまた具体的な場所を確認させていただければと思います。  御存じのように品川通りについては,恐らくここでいくと幅員全部16メーターで整備が終わっていますので,これ以上広がる予定はないというところと,それに交差する中央道の側道のほうも今予定でいくと,これも整備完了の予定ということなので,物理的な広がりというのは恐らくない場所になってくるかなと思います。  では,そのほかに交通誘導員みたいなことができるかできないかというのは,また学校のほうとも御相談をさせていただいて,地域によってはボランティアの方が交通誘導で毎朝立っていただいているところもありますので,そこは危険箇所がこういうところにあるよというところを共有させていただいて,具体的な対策については検討させていただければと思います。後ほどまた場所を教えていただければと思います。 ○小林教育部長  学区域の問題と,それから中学校の学校選択制についてお答えしたいと思います。  まず,学区域,飛田給から調布中学校に通うというふうなことで,多分距離が相当あって,直近が第五中学校というふうなところも理解をするところであります。ただ,学区域をあまり頻繁に,毎年のように変えるということになりますと,なかなかそこも混乱の原因になりますので,様々意見をいただいておりますけども,学区域については総合的に判断をしていきたいなというふうに思います。  一方で,学校選択制につきましては,先ほど市長からもありましたけども,市内どの中学校でも,8校ありますけども,選択ができるということ。期間を決めて,その期間内に○○中学校に行きたいということで申請をしていただければ,無制限に何人でもいいということではなくて,教室数であったり広さであったりというふうなことはありますので,今年度については30人とか15人というふうな形で人数を決めながら受入れをしているというふうな状況はございます。  多くは,例えば○○学校にしかないクラブ活動をやりたい。例えば神代中学校のラグビーをやりたいんだという子は地区を変えて神代中に行くとかというふうなケースもこれまでございました。何を優先されるかというふうなことによって,どこに行きたいだとか,あるいは今のままでいい,いろんなお考え,御判断があろうかと思いますので,そちらについても総合的に御判断いただいて,もし何か御相談されたいことがありましたら,教育委員会のほうにお尋ねいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○長友市長  それから御質問にありましたので,これは教育委員会が判断することだと思いますが,バスまではなかなかすぐにということは困難な状況かと私からあえてお答えいたします。 ○●●(飛田給1丁目)  ありがとうございます。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。それでは,次に御発言いただける方,挙手をお願いします。Cの5番のお客様,それからBの4番のお客様,それから一番後ろ,Dの1番のお客様。 ○●●(深大寺元町1丁目)  深大寺元町から参りました●●と申します。本日は,こういう貴重な機会をいただきまして,ありがとうございます。  私のほうからは,知恵の輪プロジェクトというのを市長に御提案したいなと思っています。ちょっと今までの皆さんのお話とは大分毛色が違うんですけど,例えばふれあいトーキングのようなものというのは,対面ではあるけども,能動的に参画するという取組だと思っていて,非常によい取組だと思うんですけども,そうじゃなくて,例えば市民の間でほとんどの人たちは市政とか市議会だよりとか,そういったものを見る受動的な関わり方をしている人,もしくはそれも見ていない人たちというのが大勢いらっしゃると思うんですね。  先ほど市長がおっしゃられましたけれども,やっぱり多くの人たちの御意見というのをいかに吸い上げるか,それによって,市政というのが正しい方向に行くんじゃないか。今までもいろんなテーマでお話しされたと思うんですけども,社会課題というのは非常に複雑なものですから,知恵の輪のようになかなか解くのが難しい。それを例えば文殊の知恵のように3人以上が集まれば,もっといい考えができるんじゃないか。これは多分市長さんは非常にそう思って取り組まれているんじゃないかなと思います。  そこでの提案なんですけれど,調布市の資産として,例えば鉄道敷地の利用とか,あと映画のまち調布という資産がある。あとはふれあいトーキングのような,それ以外にNPOとかいろいろありますけども,市役所の取組もそうですけど,そういうところからの知恵,これを合わせたところでどんなことができるのか。目的としては,先ほど話したような受動的に関わっていた人,もしくは受動的にも関わっていない人たちが参画できる,いわゆる身近に立ち寄れる施設みたいなものがあって,そこに例えば立ち寄って,そういう情報を得る,もしくは意見交換ができる,そういった施設。  先ほどちょっと市長さんが話されましたけど,仙川の話等々もいろいろされているとは思うんですけど,なかなかハードルが高いんじゃないかなと思うんですよ。こういうふれあいトーキングにしてもやっぱりハードルが高い。ここで話をするというのもやっぱりハードルが高いという人たちもいっぱいいます。かなりの人がそうじゃないかなと思うんですけど,そのハードルを下げるための1つの案として,私が思うには,鉄道敷地内に,映画のまちですから,映画セットのようなもので寺子屋カフェを造る。その寺子屋カフェでいろんな情報を発信したり,吸い上げたりする。  通常はカフェなんで,気軽に例えばコーヒーとかお茶とか紅茶とかを飲んだりするんだけども,定期的にSDGsの話とかいろんな社会問題の講演をどっかの団体が主催してやる,市のほうからでもいいと思うんですけど,そういった施設を造っていただければ,非常にハードルが下がるんじゃないかなというのが私の意見です。  行く行くは,この施設とカフェだけじゃなくて,ほかのいろんな用途がある施設を造ったり,あと深大寺とか多摩川のような観光コースに向かうハブ機能,案内所みたいなものですけども,今もあると思うんですが,そういったものを造ったほうがいいんじゃないかなと思っています。  最後ですけど,鉄道敷地内にいろいろ工事がもう一部始まっているかと思うんで,計画されていますよというところもあるかと思うんですけども,また,お金の問題とか使用の規則等もあると思うんですけれども,市長のお考えというか,感想をちょっとお聞きしたいなと思います。よろしくお願いします。 ○長友市長  ありがとうございます。市役所というのは,行政というのは何かと一言で言えば,皆さんから応分の負担を税金ということで出していただいて,その使い道を決めると,そういうことですよね。ですから,その根底は分担金を出していただいている多くの市民の方が何を望んでおられるかということを把握する,それが最初の出発点に当然なるわけですから,私どもとしても大いにいろんな場面で御意見を,今日のことも含めていただきたいということを思っているのは間違いありません。  ただ,残念ながら,再来月選挙がありますけども,国政よりも基礎自治体,市区町村の選挙のほうが投票率が低くて,40%未満なんていうのも珍しくないような状況が続いていますから,そこら辺のギャップをどうやって埋めていったらいいのかなと。  国の懇談会の答申でも自立した参加型の社会をどうやってつくるか。老若男女を含めてとか,それから今でいうといろんなサークル,NPOを含めてできていますから,そういうところから主体的に意見を吸い上げるにはどうしたらいいかとか,そういうようなことを国を挙げても提唱していますから,当然,私どもも常に考えてはおります。  それで,今おっしゃった固定的なスペースを設置したということではないけれども,そのような思いの下にいろんな意見交換の場,例えば職業を一旦リタイアされた方を中心にして,地域デビューの会で毎年御意見を伺って,こんな楽しみ方がありますよと提示させていただいたり,それからたづくり等でいろんな講習会を,福祉から子育てからいろんなテーマを決めてやって,そこに自由に御参加いただいて御意見を伺うとかということは積極的にやってはおりますから,年間を通してばかにならない数のイベント,事業は行っているということではあります。  それと一歩,視点を変えて鉄道敷,鉄道を取っ払った後,いろんな利用をする中にそういう視点を入れたらどうかというのは,参考にはさせていただきたいと思います。  平成24年8月19日から20日の一晩で地下化に変えたというあの工事から10年半ぐらいたっております。取っ払った後は上の権利はどうなったんだというのがありますけど,当然レールは取っ払ったって,あれはもともと京王電鉄のものなんですね。それを簡単に言うと,今少しずつ区域を区切って私どもの所有にするように土地の提供,もちろん無償じゃありませんけど,少しずつ受けて,使い方も遊歩道を中心にした潤いのある空間にしてくれというのが一番大きな市民からの要望がありましたから,それを基調にしながら,公園のたたずまいだとか,それから自転車の駐輪スペースを少し拡大できないかとか,そういうことと並行して市をアピールできる,PRできるようなという中に映画のまちというのを入れておりまして,映画のまちの空間というのも今大分検討が進んできて,そんなに何十億もかけるような,そういうことはできませんけれども,映画のまち調布に似つかわしいいろんなものをそこに整備させていただきたいというアイデアで今最終段階で検討を進めております。  それから寺子屋カフェというのは,今おっしゃったのは,全国各地でそういうことが試みられているというのは私も耳にしておりますので,そういうようなことも貴重なやり方だなというふうに思っております。鉄道敷の中で,もしくは固定的な建屋を持った上でというのがすぐにどこまでできるかというのは,案外適当なスペースを見つけるのも難しいというのもございますし,考えてみたいと思います。  若干似ておりますのは,私ども空き家を利用して,その中で何か社会にアピールしていただくような試みであるとか,それから人が寄ってきて,楽しめる便利な空間づくりだとか,そういうようなものを目指して,富士見町で既に始めました。これなんかも今おっしゃったものの1つのヒントにはなるんじゃないかなと。ただ,そこの所有者の御都合で富士見町は閉じて,今度飛田給に,私も候補となっている家屋をこの前見に行ってきました。飛田給小学校のすぐ近くです。そこでまた空き家利用の市民にいろいろな業を興したいから試みで何かやってみたいとか,子どもたちが集まってくれる,ミニ集会所みたいな本のスペースを確保したりとか,いろんなアイデアで結構なんです。そこでやろうとしておりますから,そういう中で今おっしゃったようなことも場合によってはできるかもしれないなというようなことは所管しているセクションにちょっと言ってみたいと思います。ぜひこれからも知恵を貸していただければというようなことで,よろしくお願いします。 ○●●(深大寺元町1丁目)  ありがとうございます。もっと身近に,気軽に立ち寄れるというのがキーじゃないかなと思っていますので,よろしくお願いします。 ○司会者  ありがとうございます。それでは,次にBの4番のお客様。 ○●●(仙川町1丁目)  仙川町から参りました●●と申します。2001年に結婚と同時にこの調布市に転居してまいりました。子どもがもう大きくなりまして,今年,成人式の案内をいただくようになりましたが,ここで子どもを今まで育てた中で感じたことをお伝えしたいと思います。  まず,医療費の所得制限撤廃,とてもありがとうございます。ぎりぎり下の子が1年間使えるかななんて思っています。今までは子育てしているとやっぱり病院にも行きたいんですけど,多少の風邪なら気合いで治せじゃないですけど,病院には行かないで,所得制限が引っかかると病院に行くと,昨日も下の子が歯科検診で3,300円。お隣で200円が続くと本当に悲しいです。子どもにかかるお金は平等なはずなのに,どうして所得で引っかかるのかなといつも悔しい思いをしてきました。  それにも通じるんですけれども,小学校のとき私学に行っていた関係で,小学校3年生で地域の勉強を社会でやるんですね。私もそのとき,自分の地元のときに勉強して,それが調布市の勉強なんだろうなと思っていたら,住んでいる,学校が違ったので,どうしても調布市を知りたいなと思って,まず市のほうに,教育委員会さんに問合せをして,恐らく隣の区は,私学の子でもテキストをもらえるんですよ。自分の市の勉強。それをちょっと聞いていたので,調布市のテキストを売ってくださいと電話をしたら断られたんですね。税金を使っているからみたいに言われて,これは調布市に通っている調布市のお子さんだけに渡すもので,私学の方にはお渡しできないと言われました。幾らでも払うからくださいと言っても駄目だったんですね。図書館で閲覧してくださいと言われてすごく悲しい思いをしました。  こういうことがいろいろあるんですね。同じ市に住んでいて,一生懸命働いていて,さっきも税金は分担金で享受するものという話の中で,私たち夫婦は払うだけ払っている気がずっとしていました。なので,所得制限を撤廃するというのは,本当に必要なことだと思っています。罰金みたいなんですよ。一生懸命働いたお金が自分のところには来ないという,児童手当も減っていったし,いつもそう思います。  成人式が今回,上の子に案内が来て思ったんですけど,やはり昔ながらの成人式であって,午前,午後みたいになっていて,学区別に分かれているんですよ。うちは小学校から私立だったので,お友達が地元にいなくて,多分転居された方もそうだと思うんですけれども,ああいうふうに一応住んでいるところに参加してくださいとはなっているので,別にそこで中学校で縛りはないんですけれども,グリーンホールの前で各中学校のブースがあります。懐かしい恩師の先生と会ってくださいと書いてあると,うちの子は嫌だというんですよ。誰も知らないし,みんなが先生とやっているところに1人で行くのも嫌だからという話もあって,私は成人式というのは自由だから出なくてもいいんじゃないとは言ったんですけども。  例えばここに午前,午後,もう一回,学区縛りがないもの,そういう先生たちの集まりが目の前にない回もつくっていただけたら,これはうちの子どもだけじゃなくて,ちょっと思ったんですけど,例えばいじめとか中学校のときにつらい思いがあったら行きたくないと思うんですよね。そういう子は多分成人式に行かないし,昔は多分必ずどこかの中学校に地元で所属していたんだろうなと思うんですけど,調布市の人口の中でどのくらいか分かりませんけど,私学に行かれている方も結構多いと思うんですね。なので,何かそういう縛りのないのをつくっていただけたらいいかなと思いました。  あと,ごめんなさい,長くなっちゃうんで,仙川町なんですけど,駅前は禁煙になっているんですけども,ちょうどうちの家の前の道路がそれが終わるところなんですよ。そうすると,ものすごいたばこの吸い殻,ポイ捨てなんですね。私たち住民で捨てているんですけど,本当に歩きたばこをされているんですよ。道路1本,ここから吸っていいと皆さん思うんでしょうけど,私もたばこはすごく嫌いなので,また吸っているという臭いが来るんですよね。これはもうどうしようもないことかもしれないんですけれども,何とかお知恵を出していただけないかなとちょっと思いました。駅前は多分すごくきれいです。だけど,1本外れるとそういうことが起きているということです。  あと,ごめんなさい,最後に,市の職員の方,今日,ここに出席して思ったんですけど,やっぱり前に立たれている方,男性が多いなとすごく思ったんですね。司会の方は女性の課長さんと書いてありますけど,実際,今調布市の中でどのくらい女性の方が役職が就いているというか,クオーター制みたいなものを目指して,何%を目指しているのとか,そういうのがあるのかなとちょっと思ったので,最後に教えていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○長友市長  ありがとうございます。最初の2つは,教育関係の話だから補うところがあれば補ってもらいたいと思いますが,確かに副読本がありますよね。ただ,副読本の扱いは今おっしゃったとおりなのかどうかちょっと厳密に部長が分かれば答えてもらいます。  成人式,おっしゃったこと,私自身もちょっと分かる。ちょっとというのは,私は義務教育から高校の途中までは大阪で育ったんですね。二十歳ですから,大学で東京にいたから東京で,そのときはどこに住んでいたのかな,世田谷か三鷹だったと思うけれども,やっぱり成人式に行かなかったですね。行っても誰も知らないからなという感じでね。なかなか難しいテーマだとは思っております。  それから確かに中学校ごとに,公立の8つの学校を出たお子さんのために○○中学校というようなテントを張ったり,ブースを構えたりして毎年やっているなというのは知っています。ただ,もちろん私学に通われている方も最近また増えてきているとも聞いていますから,その方たちもケアをするということで,その学区域の方というふうに書いてあると思うんですが,それはそういう方を対象に,こちらは阻害する気は毛頭ございませんので,できれば来ていただければと。たとえ中学ぐらいから私学に行かれても小学校のお友達がいればみたいなことも含めて考えたいと思っていますけれども,それについても教育委員会の基本的な考え方をちょっと触れてもらいたいと思います。  たばこは,おっしゃることはよく分かります。なかなか全域をといっても実は効果が上がらないんで,エリアを定めなければいけない。エリアを定めるとどこかでやっぱり境界線があるんでということだと思いますが,後ほどぜひ限定的にどこら辺だとおっしゃっていただいて,それで私どもが市内美化でやれる貢献があるかとか,それから貼り紙等呼びかける方策を何か考えられるかみたいなことをちょっと後で地点を教えてください。  それから男性と女性の市役所における勤務体制といいますか,管理職の割合といいますか,横並びで考えると調布が決して低くはないんです。ただ,絶対値でいうと,基礎自治体,市区町村における女性管理職の割合は高くありません。20%未満ぐらいですよね。20%に達しないぐらいですよね。十数%。それに関しては,かっちりと何年に何%ということを絶対的に決めているわけではありませんが,ぜひ近い将来,できれば5年,10年以内ぐらいに20%,30%ということで高めていきたいということで,今一生懸命,私も含めて各年齢層の人間が男女合わせて考えています。  そのためには,やっぱり20代から男女ともにそういう意識を持っていただきたいとか,女性の場合は,結婚した後にどうしても出産,育児,それから親の介護でも男性よりも女性のほうに負担がかかる御家庭が多いというような結果が出ていますから,そこのところを,今はコロナ以降,家で在宅で勤務できるような職種といいますか,そういう仕事もどうやって提供できるかとか,それから残業を全体的に減らしていく中で,やっぱりお子さんを育てる5年か10年の繁忙度の高い時期には,そういうようなことを根本的に考えないと,世の中なかなか変わっていかないというふうに我々も思い定めておりますから,これは女性だけということではないんですが,全体的に効率のいい仕事をして,勤務体制の中で家庭のケアとともに管理職を目指すというような意気込みで――意気込みがないと言っているんじゃないですよ。意気込みがあっても具体的に志願できるような体制を全面的に応援していこうと,そういう思いでやっておりますから,ちょっと推移を見ていただいて,私が今の仕事を終えても,調布市役所変わってないというんならまた大きな声で言っていただければと思っておりますから,そんな感じです。 ○小林教育部長  それでは,私から副読本の件と,それから成人式の件,2点,お答えさせていただきます。  まず,副読本につきましては,十分な対応ができませんで,大変申し訳ございません。もうちょっと寄り添った対応をせねばというふうにお話を伺いながら思いました。  実際,先ほどお話があったのは,小学校3年生の『わたしたちの調布』というふうに今名前がついておりますけども,いわゆる副読本,教科書以外に地域のことをよく知ってもらうという目的で,これは学校の先生たちが集まって作成委員会というものをつくって,そこで基本的には毎年リニューアルする,2年に1回でしたか,大幅に見直しをしていくという内容のものです。  確かに,学校に配っているだとか,あと必要な部数,最低限の部数しか作っていないので,どこまでリクエストにお応えできるかというふうな問題は実際あるんですが,一方的に図書館で見てくださいとかということではなくて,今後,例えばホームページのほうに内容を出していくだとか,結構,最初に調布のまちというものに触れる小学生だけでなくて,やはり身近に感じてもらう,地域に愛着を持ってもらうという意味でも多くの人に見ていただきたいなというふうには思っております。  なので,ホームページで御覧いただくことの検討ですとか,あるいは年度が過ぎたもの,そんなに大きく2,3年でがらっとまちが変わるということではありませんので,年度が過ぎた在庫がもしあれば,そういったものをお渡しするだとかというふうなことも考えていきたいなというふうに思います。  それから成人式,今年から二十歳のつどいというふうに名前を変えましたけども,コロナの影響もありまして,従来はグリーンホールの大きなホールに1回だけの開催で全部とにかく来た人は入ってもらうというふうな形でしたけども,大体毎年2,000人ぐらいの成人の方,二十歳の方がいらして,出席率が大体半分ちょっとですかね。それでも大体,今年もそうでしたけど,ちょうど1,300人ぐらいお集まりになるそうで,グリーンホールのキャパシティーが1,300なので,あふれてしまうというふうなこともあるので,今のところは2回に分けて開催をしているという状況がございます。  大きく分けて京王線の南北というふうなくくりの中で,北側のチームと,それから南側。もちろん公立の学校以外に私立に通ったお子様も南と北に分かれて,それぞれ御参加いただくことは可能なんですけども,やはり気分的になかなか知っている顔がいないということになると参加しづらい,あるいは小学校,中学校,不登校等の状況で学校に通えなかったとか,あまりいい思い出がないとかというふうなこともあろうかと思います。  なので,今後どういった形が取れるのかということについては課題とさせていただきますけども,今のところは広く,2回の回のほうに,もっと言えば,どちらの回でも何らか事情がある場合は,本当は1回目の開催のパートだけども,2回目に行きたいだとか,そこはフレキシブルに対応しておりますので,ぜひ御参加をいただきたいというふうに思います。  市役所前の広場とかで学校ごとにブースを設けておめでとうというのは,健全育成の皆さんが主催でやっていただいているものなんですけども,そちらのほうも自分の学校を巣立った卒業生へのお祝いということで,協力をしてやっていただいておりますけども,そういった気持ちも大事にしながら,どういった形が取り得るのかというふうなことについても検討させていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○長友市長  では,後で,たばこの件で地点を教えてください。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。そうしましたら,Dの1番のお客様。 ○●●(深大寺北町7丁目)  今日はありがとうございます。深大寺北町から来ました●●と申します。  深大寺に限らず,調布市は緑地や野川など,広い公園やお散歩コースも大変豊富で,市内でペットを飼っている方もたくさんいらっしゃるんですね。私自身もペットを飼っているんですが,ちょっとここで話すことではなかったのかもしれないんですけど,コロナの最中に深大寺に新しくドッグランがきれいに完成しました。結構長く閉まっていて,都内から車でわざわざ見えていたり,近隣でも仙川とか遠くからわざわざいらしている方が結構いらっしゃるんだなということを感じた機会でした。  去年の6月にリニューアルして新しく完成しまして,その中で子どものいない世帯だとか老人家庭のコミュニティーの場として大変広く活用されているんですけれども,登録に当たって,1人について1匹しか登録できないというふうになっていて,これは多分,東京都の公園の管轄なのかもしれないんですけれども,実情と沿わずに登録できないとおっしゃっている住人の方も結構いらっしゃって,使用できないという声も結構聞きます。なので,登録の内容をできれば管理の目が届く頭数だとか,管理できる頭数にするなどの文言に緩和していただけないかなという希望があります。  あと,ドッグランやお散歩コースに街灯がないところがかなり多くて,暗くなると本当に真っ暗になってしまうところが多いんですけれども,これからの季節,ペットを飼われている方は御存じだと思うんですけど,日の出ている時間はお散歩できなくなっちゃって,大体みんな真っ暗になってからお散歩しているんですけど,やっぱり防犯上もかなり怖いところも多いので,街灯の設置などもできればお願いしたいなと思っています。  先ほども簡単に地域のいろんな希望を吸い上げたりとか,お話したりとかという場ができればいいのになというのをお聞きしていたんですけど,ペットの毎日のお散歩で会う住人同士は,あそこは最近○○さん亡くなったわよとか,家を建てていたわよとか,工事をしていたわよとか,そういうお話を皆さん結構されているので,何かそういう場をうまく利用できるような環境を調布市も率先して考えていただけたらうれしいなと思います。ありがとうございます。 ○長友市長  ありがとうございました。ドッグランは以前からあったところがリニューアルということですか。 ○●●(深大寺北町7丁目)  はい。前はただ囲われているだけだったんですけど,それをきれいにして,犬をつなげられる場所だとか,何かそういうふうにしてくれたりしているんですけど,ちょっといまいち実情と沿っていないというか,地面も砂だらけになっちゃうとか,ちょっとおしいみたいなところがあるので,多分東京都の管轄なのかなと思うんですけど,もし調布市でもそういうお話ができる機会があれば,お伝えしてもらったらうれしいなと思っています。 ○長友市長  神代植物公園が都立であることは御存じだと思います。ですから,あの広大な公園は都の持ち物になるわけです。その周囲,近辺の,都立神代植物公園の内容をより充実させようということで用地を確保するという考えは旧来からあって,だから,あの辺の空いている土地もほとんど都の所有地と言っていいと思うんですけどね。ですから,ドッグランも都がやっていると思います。ただ,今おっしゃった登録のしにくさであるとか,それから説明の書き方であるとか,いろんなことがあると思いますから,全部しっかりとお伝えをして……公園協会がやっているの。それは分からない。 ○田中副市長  都立公園の管理を行っている西部公園緑地事務所というところがありまして,ただ一方で,公園の運営については,公園協会という東京都の外郭団体的なところがやっている部分がありますので,要望を,そちらのどちらかになるかと思いますけれども,そういった今いただいたような御意見をお伝えするということはできますので,お伝えさせていただきたいと思います。 ○長友市長  しっかりともう一度,後で御要望を確認させていただいた上で,速やかにお伝えします。それはお約束します。  それから街灯の問題はちょっと持ち帰らせていただいて,今おっしゃった辺りの街灯を整備するというのは,今分かりますか。それともちょっと確認しますか。 ○田中副市長  場所によると思いますんで,具体的な場所を含めて,そこもちょっと確認させていただいた上で,どこに伝えればいいか,あるいは市がやるのか,確認させていただきたいと思います。 ○●●(深大寺北町7丁目)  ありがとうございます。 ○長友市長  それから,今の御質問以外ですけれども,ペットをお飼いになっている方にいろいろな市に対してできることの要望というのはいただくことがありますので,それはお気づきのことがあれば,今後とも。例えば災害時の避難所の在り方の中でもペットをどう扱うかなんていうのは,いろいろな観点から,慎重に,また便利になるように考えていかなきゃいけない問題だとは思って検討を進めるとか,同行避難がかなりの部分可能になってきつつあるとか,そういうようなこともありますから,またぜひお気づきのことがあったら質問をお寄せください。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。では,次に御発言をいただける方。そうしましたら,Eの4番のお客様,それからDの9番のお客様,それからAの8番のお客様。 ○●●(深大寺北町1丁目)  深大寺北町に在住している●●という者です。今日はいろいろな方のお話を聞いて,いろんなこんな課題があるのかなというところで勉強させていただいております。  私からは,調布市さんの少子化対策についてお聞きしたいと思います。肌感覚として,調布市に住んでいて,また,昨日,井の頭公園を散歩していて,子どもがたくさん遊んでいるので,本当に少子化なのかなと思うようなところはあるんですけども,実際,調布市さんの合計特殊出生率を見ると1.3程度で推移をしているという情報があったので,やっぱり少子化なんだなというふうに感じました。  実際,対策的には,国の施策が大きく影響するというところがあると思うので,区市町村でできる対策というのは,せいぜい婚活パーティーだとか,結婚された方の家賃補助とかというところで限られてくるかとは思います。  少し横道に外れてしまうんですけども,先日,国会である有識者の方が児童手当を3万円増やせば出生率が0.31上昇すると話されておりました。しかし,仮にその政策を履行したとしても,国全体の出生率はほとんど上昇しないというふうに私は思いました。  その主要因としては,結局,晩婚化だとか非婚化というのが大きく影響しているので,そういった施策を提供したとしても,国の政策というところでは子育て支援に偏っていて,結婚支援というところでは何かしているのかなというふうに思う程度のものしかないかと思うので,子育て支援というところでは,その政策ということを否定するものではないんですけども,結婚支援というところがちょっと抜けていると思いました。  実際,国の政策ではジョブ型という雇用政策を進めようというふうな様子ですので,今後,雇用の流動化というか,固定収入がどうなるかということが不安になると,やはり結婚しようという意欲も低下してきますし,通常,男性であれば,年収と結婚には正の相関関係があるので,男性の収入が低いと結婚できない。実際はそういうことだけじゃなくて,収入が少ないと自信が持てなくて,女性に声をかけられない。結局,通常,恋愛から結婚に至る過程というのは,男性が女性に声をかけないと始まらないことがあるので,そういう声をかけないという草食化みたいな状況が進んでくると,やはり複合的な要因でさらに晩婚化が進んでいくと。したがって,どんな子育て政策を取ったとしても,少子化が進行していくのかなというふうに推察されます。  メディア的には,何か子育てが大変だとかお金がかかるということばっかり言っているので,実際,若い,20代前半の人が,じゃ,今すぐ結婚しようという雰囲気になるかと言われると,そういう感じでもないのかなと思います。  話は戻りまして,そういった国の施策では,自分の聞いた中では,結婚に対して,行政さんがやる気があれば,さっき言った家賃の補助だとか何かそういったことを区市町村ができる仕組みがあるみたいなことを聞いたことがあるんですけども,実際,調布市さんでは,そういった結婚支援に対して何か施策を取っているのか,そういうことをお聞きできたらなと思います。  そして,実際,恋愛弱者という人がたくさんいて,草食化しているということもあるんだけども,結婚に意欲的じゃない人を前向きに向かせるような,何か社会全体でそういう気持ちをアップしていくようなものがないと,今後やはり進んでしまうと思うので,実際,昔にあったような本当は行政さんでマッチング的なお見合い的なもの,相互の趣味だとか背景だとか,結びつける何かそういったものが本来できたらいいのかなというふうに私個人で思いました。その辺りの施策があるか,ちょっとお話を聞かせていただけたらなと思います。よろしくお願いします。 ○長友市長  ありがとうございました。今御質問の中でいろいろ述べていただいた中に様々な要素が含まれていたなというふうに私もお聞きをしております。  それで,家庭観とか家族観みたいなものがやっぱり30年前,50年前と比べると変わってきていることは,これはいい悪いではなくて,1つ間違いないことなのかなと。だから,自然に家庭を持つというような思考で人生を一本道で考えていくというような感覚が,しかし,それがなぜ,どう変わっているのかというのはなかなか分析し難い問題でもあるのかなというふうにも思っております。  例えば,男性,女性問わず,1人で自立して生計を営んでいける可能性みたいなものは,やっぱりそれは50年前,70年前と比べると全然違うんじゃないかなという気もいたしますし,それから1人の生活ということで,人生を組み立てていくのが精神的に楽だという方が増えているんならば,それも別に,これも善悪の問題ではありませんから,ただ,人口が減っていくという問題はどうしても避けて通れない。結婚される方が,これからは,今でも正式な御夫婦でなくても権利を認めるということにはなっていて,そういう方も含めてですけども,御家庭を持たないということになると。  それで,私どもは,やっぱり未来永劫ではないけれども,1人の生活で自分で生計を営んで自立してやっていきたいという方はもちろんそう思っておられる間は御意向を尊重するということにしかすぎないと思いますけれども,できればパートナーを見つけて結婚したいという方に対しては,行政で何かお手伝いできるのかなというのは考え得る話で過去にはあったんです。昭和30年,1955年に2つの町が合併して市になったというのは最初に申し上げましたけども,その10年後,昭和40年から平成11年まで,ですから三十何年間か結婚相談事業という,時代がそういうことを求めていたということだと思うんですけども,平成11年にはもうそういうことを私ども行政としてお手伝いする必要はなくなってきたんではないかということで,廃止をしたと。  ですから,婚活の場づくりみたいなもの。私も古いセピア色のフィルムで見たことがありますけど,当時の市長も出席して,ダンスをやったり,そういうことが行われていたんですね。これについては,結婚はできればしたいけども,なかなか縁を取り結ぶチャンスがないという声がものすごく大きくなってくれば,それは当然考えてもいいと思うんですね。だから,これからのそういうことに対する環境だとか御要望を見ていきたいというふうに思っております。  そこまではいかなくても,今市でやっている様々な事業ですとかイベントとかにぜひ興味があったら参加をしてくださいということは,これからも広範に呼びかけて,テーマによっては,そこに若い男女が集まってこられれば,出会いの場みたいなものに自然になっていくかなということ。もちろんそのことだけに特化してやるんではなくて,1つのテーマの下に事業をやっている中にボランタリーに御協力いただけませんか,参加してみませんかというような言い方を今でもやっておりますし,これからも考えていきたいということは思っております。  それから経済的なことがありましたね。中国なんかも大変らしいですね。結婚するにはやっぱり財力が相当必要,地域によるのかもしれないけど,そのようなこともあるのかもしれないけど,これに関しては,なかなか私どもでどうこうということは広範には難しいかなと思っておりますが,そういうようなことを議論していただく場は,何をやるか,いつからやるかの参考にするためには必要だと思っておりますから,今後とも考えていきたいと思っております。  以上です。 ○●●(深大寺北町1丁目)  ありがとうございました。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。そうしましたら,Dの9番のお客様。 ○●●(小島町3丁目)  小島町3丁目に住んでおります●●と申します。よろしくお願いいたします。  まず,私,京王多摩川駅のすぐ近くに住んでおりまして,京王多摩川駅は今再開発をしているというところなので,ホームページとかは見ているんですけれども,ホームページに書かれていないようなところとか,京王電鉄との兼ね合いもあるんでしょうけれども,市長の思いとか方向性,そういったところをお話ししていただければと思っております。  あと,もう2点あるんですけれども,2点目としまして,まず多摩川に架かる橋の数,これが感覚的にちょっと少ないのかなみたいに思っていまして,大体調布でいうと,多摩川原橋があったら次は登戸のところまでなかったりしているというところで,河川の橋の話とかというのは,市の話なのかどうかもよく分かってはいないんですけれども,その辺りというところが2点目です。  最後,3点目が今映画のまちとかという話が結構されていると思うんですけれども,私としては,調布といえば,FC東京もありますし,スポーツの地というところで,三鷹だとか狛江辺りとは差別化できるのではないかというように思っておりまして,特にラグビーのワールドカップの開会式も味スタでやっておりますし,オリンピックのバドミントンだとか近代五種,7人制ラグビーですか,サッカーもやりましたけれども,やはりオリンピックレガシーというところもありまして,ラグビーといったら府中なのかもしれませんけれども,スポーツではかなり打ち出せるところはあるのかと思っておりますので,そういったスポーツのまちといったようなところの市長の御意見,ほかの方の御意見をお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。 ○長友市長  ありがとうございました。京王多摩川近辺でお住まいでない方もほとんどの方が京王多摩川の辺りで何かしらの開発事業が行われるんだなということは御存じの方が多いと思うんですけれども,今おっしゃっていただきましたように京王電鉄の事業の一環とタイアップするような形で京王多摩川周辺のいろいろな利便性を向上する,そういう複合的なエリアを,施設を造りたいということで話合いをずっと続けてきて,相当具体化してきたということであります。  ●●さんは多分いろいろ御存じだと思うんですが,ほかの方に対して申し上げますと,その中に私どもは総合的な福祉機能だとか子育て機能だとか高齢者福祉だとかに加えて,あの辺,私の住んでいる染地も同様なんですが,あまり日頃の日常生活の中で商業活動,いろんな日用品も含めた購入に便利なところではないので,商業施設,それから医療機関,こういうようなものを複合的に,フローラルガーデン・アンジェと言えば行ったことがあると言われる方も多いですし,基本的にはあの跡地,そこを使って今やろうということで計画を進めているということを今御質問いただいたわけであります。  私どもは,例えば福祉関係で今の調布駅前広場に隣接した総合福祉センターを御利用いただいている方たちにとっては,京王多摩川にその拠点が移動すると一部不便になってしまう。ですから,そのことに対しては申し訳ないと,少し不便になるかもしれないけど,それを補うだけのいろいろな方策を考えて,サービスを充実させるということで,ずっと話合いを継続させていただいております。  そういうようなことも大切にしながら多くの利用者の方に御理解をいただいて,総合福祉センターを移転したい。それから地元の方にはいろんな意味で便利に使っていただきたい。やっぱり大げさに言えば,京王多摩川の今世紀を展望するときに大変必要な今度の開発計画だと思いますんで,ぜひ理解をいただいて,何か御提案がありましたら今後とも言っていただければ考えさせていただきたい。  第2点の川の話でありますけれども,多摩川に,上流のほうへずっと行くに従って,いろいろな名称の橋が架かっているのは多くの方が御存じだと思います。その中で,多摩地域で狛江から上流に複数の橋が架かっているのに,まさに今おっしゃったように,狛江に架かっているのは水道橋(スイドウキョウ),今,水道橋(スイドウバシ)という言い方もするみたいですが,水道橋から次の多摩川原橋は倍なんですよ。それ以降の橋の間隔の倍あるんです。  これについては,昔から全く何の計画もないわけではなくて,三鷹通りから南に来て,布田南通りを通って,多摩川に当たりますよね。それから川崎に向かって橋という計画が全くないわけではないんです。ただ,これがすぐに実現するかというと,なかなか優先順位が高くなくて,一部の方には御不便をおかけしている。その間に人口密集地域になってきましたから,今からやるのは,実は本気になってやるのは大変だと思いますが,現状をなるべく正確に申し上げますと,今でもこれからどんどん新しい橋を多摩川に架けるということはないんですけれども,老朽化していったものを少しずつ――多摩川原橋もそうですよね。10年ぐらい前にすごく便利になった。あれと同じように各橋の補強だとか車線を増やすようなことを優先的にやられているんで,今申し上げたところの計画は残念ながら優先順位は低いです。ただ,毎年,多摩川架橋の問題は,都にも国にも話合いの場を設けて我々は陳情を重ねておりますから,決して計画を諦めたわけではない。今申し上げられるのはそこまでです。  3点目のことに関しましては,2019年にラグビーワールドカップ,全48試合のうち,全国に点在している競技場の中で最多の8試合をやらせていただいて,開幕戦,それから順々決勝2試合,3位決定戦というビッグゲームもやらせていただいた。延べ8試合以外にパブリックビューイングなんかもやりましたから,国内外から50万人ぐらいの方が調布に来られたと。  ちょっと余談ですが,2019年の11月に終わって,翌月なんですよね。12月,中国でコロナが発生したと。だから,あの熱気は何か遠いもののように感じるんですが,すごくありがたいことでした。その翌年にオリンピック・パラリンピックをやる予定だったのが,コロナのおかげで1年後になりましたが,何種目か実施をした。  今,日本全国に市町村というのが1,718あるんですよ。23区を入れると1,741。1,741の中で,ラグビーとオリンピックとパラリンピックをやったのは東京都調布市だけなんです。それぐらいありがたい環境に置かれている。味の素スタジアムだけではなくて,武蔵野の森総合スポーツプラザという大きい国際競技を行うような立派な施設も新たにできましたから,これをアピールしていくのは,もう今まさに市役所として大きな観点だと考えております。  味スタで旧来からFC東京,ヴェルディもありますけどね,サッカーが行われていて,そこにラグビーも新リーグになって,隣ではありますが,東芝とサントリーを中心に非常に盛り上がっている。府中の熱気と我々は一体となって応援をしています。そういうようなものも大事にしながら映画のまちだけではなく,スポーツのまち調布と。これは私どもはそれを念願しておりますから,これからもいろんなイベントを通じて訴えて,アピールしていきます。それで調布をよりよく知ってもらいたい。いいアイデアがあったらまた教えてください。 ○●●(小島町3丁目)  ありがとうございます。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。そうしましたらAの8番の。 ○●●(富士見町2丁目)  お世話になっています。皆さん,弁が立つので,私のたどたどしい質問でいけるかどうか。富士見町の●●と申します。  私,今実家のほうで3名ほど精神障害や福祉のお世話になっております。どちらかというと税金を使うほうばかりであまり払っていない感じで申し訳ない感じでございますけども。  いろいろ社会福祉協議会さんのほうですとか,あと地域包括センターのほうで非常に手厚いサービスを受けておりまして,行政上のことには非常に満足しております。ただ,これはサービスというところの問題ではなくて,むしろ彼ら,私の家族なんですが,病状がよくなるということに関しては病院だったり,経済面であったりすることに関しては市のサービスだったり,行政,福祉,保健福祉法に基づいたサービスとかは充実しているんですけども,やはりホームレスと同じで一度社会からドロップアウトしてしまうとなかなか社会に参加していく,戻っていくことが非常に困難であるということを家族として痛感しています。  そういう意味では,アイデアも気持ちもあるのに,なかなか自分に自信を持てる状態に戻っていくことができないということで,逆に言うと,また病状が悪化したり,再発したりしていく可能性というのは非常に多いなというふうに感じています。それだけ行政の方のほうにもいろいろとお手間をおかけしているようなこともあるんですけど,正直普通の企業で働くということは半ば不可能だというふうに何十年も見て思っています。  こういったことで,例えば市で何かそういう一般社会から打ち捨てられた形になっている人,こういった人間たちというのをもう少し社会に踏み出していくためのゲートウエーになっていただくようなことというのは期待したいところでございます。  アンジェの再開発ですか,そういう意味では総合福祉センターに非常に期待をしているところでございますけども,やはりやることがなくて,病気にしか向き合えていない自分,人間関係が非常に希薄になっている部分ということもあって,近所から,先ほど不審者の話がありましたけど,半ば不審者のような状態でずっと人生を過ごさなきゃいけないといったようなこともあって,将来的にこういったことを非常に苦慮しております。  調布市の,ごめんなさい,統計をあまりちゃんと見ていないんですけど,平成時代に統計を取ったところ約3,000人ぐらいのそういう精神障害者が存在しているというふうに聞いています。私の住んでいる富士見町にもやはりやることがなくて近所をうろうろしている人というのを見ることがあって,私は彼らが不審だとは思わないんですが,もう少し何かやることがあれば,そういったことにならずに済んでいるんじゃないかというのがありまして,すみません,ちょっと長くなりますけど,この辺り,例えば行政のことに関しては,私は非常に満足しているんですけども,市長としてこういったことに関するどんなお考えをお持ちなのか,着想,発想の部分をちょっとお聞かせ願いたいなと思って御質問を申し上げました。 ○長友市長  ありがとうございます。今質問の中で3,000人とおっしゃったということは,発達障害等も含めた総数かなという気がいたしますけれども。 ○●●(富士見町2丁目)  そうですね。 ○長友市長  では,そこまでウイングを広げて考えさせていただくということで,ただ,発達障害等も多分●●さんのほうがよく御存じだと思うんですけども,精神障害者保健福祉手帳の対象にはなりますし,そのような中でやっぱりいろいろな国なり,地方自治体の制度の対象者になるということで,医療費の助成等は受けられるというのはもちろんございますよね。ただ,これは制度面であって,その後はやっぱり未就学児から就学,それで学齢期,それから就労と,このいろんな段階でやっぱりきめ細かく我々はいろいろな御相談にあずかりながら考えていかなければいけないという当たり前のことでございますけれども,毎年毎年,障害児・者親の会の皆さんと複数回お話をさせていただく中で,少しずつやれることには取り組んでいるとか,それから発達支援センターみたいなものは一応他の自治体に比べても充実したものを持たせていただいているとか,それから精神障害の方に関しても旧保健所跡を利用していろいろなことを考えさせていただいているとかというのがありますから,その中身を充実させていくということに,決意と言われると尽きると思います。  具体的には,さっきゲートウエーとおっしゃったのは非常に大事な観点だと思うんですけど,例えば今のものを拡充,もしくは新規のものというと,どういう御要望がありますか。 ○●●(富士見町2丁目)  発達障害というと,子どもさんのことを皆さん,想像されるかもしれないんですけど,もう50に近くなる,しかも子どももいて家庭も持っている人間というところですかね。そういう人間はそういう意味ではボランティアみたいな部分ではやはりできないんですね。仕事をしていたこともあった人間というふうに自分を捉えていて,定年退職した方がなかなか簡単な単純労働に就く気が起きないのと非常に似ているんですけど,例えば何か自分の得意なことというのがあるはずなんですよね。こういったことについて,企業は発達障害の人間ですとか,精神障害のある人間を受け入れないと思うんですね。そこに何か市のほうでスモールなスタートを切れるような,ケアではなくて仕事としてのということですかね。何かそういうちょっと小さな責任を持たせて訓練してあげるような,そんなものが市のほうで何かアイデアをいただけたらなと思ったりします。  要は行政の部分とかサービスの部分というより,本当に理解のハートの部分のところですかね。恐らくそれは保健福祉法に基づいたものだけでは解決してこなかった問題じゃないのかなというふうに思っていまして,市とか市区町村という我々住民に寄り添っていただける可能性のある方に発想をいただけたら非常にうれしく存じます。 ○伊藤副市長  ありがとうございます。我々も発達障害のある方が就労してしっかり働いて生活してもらえれば一番いいんですけど,1回働いてもまたなかなか継続しないケースがあったりという話も十分事情も行政としてしっかり把握をさせていただいています。今ちょうふだぞうという社会福祉事業団がやっているところがまさにそういう障害のある方が働いて,社会に出るきっかけをつくってもらう,そういう事業もさせてもらって,さらに今度また令和5年度以降,国領のほうにワークライフカレッジという,そういった施設も造って,さらに拡大をしまして,なるべく1回働いていただくんですけども,継続してさらに働いていただくようなきっかけづくりというんですかね,何て言ったらいいんでしょうかね,個々の方,いろんな方がいらっしゃるんで,そういう方が仕事になじめるような場の提供というのか,そういうことをやらせてもらう,そういった事業の展開をしていきたい,それは市の事業としてやっていきたいと思っています。  あと行政,市としてそういった方に働いてもらって,少し社会を経験してもらって,得意の分野をやってもらいたい,そういう対応もぜひしていきたいと思いますけども,行政としてどの場面でそれができるかというのはまだまだちょっと分からない部分があるんで,いろんな場面を想定させてもらって,いろんな御意見をいただきながら,市のほうに,幅広い業務をやっていますんで,その中でそういう場があればいいかなというふうなことは今後考えさせていただきたいなというふうに思います。 ○●●(富士見町2丁目)  ぜひ研究を進めていただければ。 ○長友市長  今触れた国領の新規事業はぼちぼちマスメディアで報道されかかっていますから,分かりやすく内容をお伝えできるようにホームページ等で周知を図ってまいります。 ○●●(富士見町2丁目)  大変ありがとうございます。勉強になりました。 ○司会者  よろしいでしょうか。そうしましたら,お時間が迫ってまいりました。最後にもうお一方。そうしましたらEの9番のお客様。 ○●●(深大寺北町5丁目)  深大寺北町から来ました●●と申します。時間がないというので,手短に。  1点だけです。BRANCH調布があると思うんですけども,BRANCH調布の活用をもう少し考えてほしいなというのがありまして,特に私が今お願いしたいのは,期日前投票所としての活用をお願いしたいと思っています。  背景としては,今北町に住んでいるんですけども,近いところの期日前投票所が夜8時まで開いているというところと,あと土日にやっているところがないんですね。それをやろうとすると,調布市役所まで来なきゃいけないというような状況があって,そこをもう少し投票しやすくするためにも,BRANCH調布ができたので,そこをうまく活用してほしいなというのがあって,ちょっと発言させてもらいました。  以上です。 ○長友市長  ありがとうございます。BRANCH調布という名前で分かりにくければ,ごみの処理場がありますよね。三鷹と共同している高い100メートルの煙突が建っている。あそこに市のごみ事業で使っていた施設を移転させた後に民間の事業として,そういう集合ビル,商業施設を造っていただいて,その中に公共的なスペースも持たせていただいて,あの建物のことをBRANCH調布と言っています。  分かりました。ただ,選挙管理委員会をはじめとして,今日そういう御要望があったということをまずお伝えさせていただいて,答えはなるべく早くお返しするようにします。よろしくお願いします。  もし最後,まだあればもう少し。 ○司会者  ありがとうございます。●●様,よろしいですか。 ○●●(深大寺北町5丁目)  はい。 ○司会者  そうしましたら,もうお一方。では,Dのお客様。 ○●●(下石原3丁目)  最後のお時間ということで,ちょっと個人的なことなんですけども,私…… ○司会者  お客様,お名前を頂戴できますか。 ○●●(下石原3丁目)  すみません,下石原の●●と申します。  2018年から調布市のほうに住まわせていただいて,深大寺の南町のほうに住んでいたんですけども,昨年の9月に下石原のほうに転居して,私,3歳の子どもがいるんですけれども,深大寺のほうの保育園に預けているんですけども,昨年転居したということもありまして,転園の希望を出しているんですけども,なかなかそれがかなわないということで,毎日15分ぐらいの送り迎えをやっているところなんですね。それが直近の困り事でもあるんですけども,その中でも兄弟で別の保育園に預けている親御さんとかもいらっしゃるので,そういうところで転園とか,そういう待機児童の話がありましたけど,大分減っているという,その枠組みを増やすというところがやっぱり1つの対策かもしれないんですけども,そういった転園のしやすさというのもあると非常に助かるなというところで,ちょっと最後に御意見させていただきました。 ○長友市長  いろんな事情でお子さんが複数いるけれども,通わせている施設が1つじゃないというような方が今までもおられて,なかなか大変だろうなと。御夫妻で役割を分担されてもなかなか手間が毎日かかる話だし,それから行事等がある場合は,それも2倍の時間がかかってしまうとかいろいろあると思います。  今,御質問の中にもおっしゃっていただいたように,幸いなことにかなり深刻な問題であった待機児童の問題が収束しかかっていますから,4月の数字,我々も16人から減るのかどうかがちょっと心配なところはあるんですけれども,そこまで来ていますから,恐らくはそれが完全ゼロにはならなくとも,ゼロになる前も保育園によっては余裕が出てくる可能性はあると思うんですよ。  今,私は対象とされている2つの保育園の現状まではとても把握していませんけれども,後でもし差し支えなければ,そこの保育園名まで教えていただいた上で,個別のことが,私どもが何か情報としてお渡しすることができれば,明日以降やってみますので,ちょっとまた後で確認させていただきたいと思っております。  保育園問題,それからついでに言いますと,保育園問題が大きな問題であり続けると,その後に学童クラブが,またそれが学童クラブ問題の予備軍みたいな感じで上がってこられるんで,連動した問題だと思って考えさせていただきたいと思っていますが,できるだけ1人でも御不便をお持ちの方が少なくなるようにやってまいりますので,よろしくお願いします。 ○●●(下石原3丁目)  ありがとうございました。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。  そうしましたら,ちょうど終了のお時間となりましたので,これで御質問の受付のほうを終了させていただきたいと思います。残念ながら挙手をいただいたのに御指名できなかった皆様,大変申し訳ございません。冒頭でもお願いいたしましたが,本日御用意いたしましたアンケートの裏面に御質問等を御記入いただく部分がございます。御発言いただいた方もプラスで聞きたいことができたということであれば御記入いただいて,御提出いただければお返事をさせていただきます。  また,今,この場で書くには余裕がないという場合には同封しております市長へのはがきというものをお使いいただいて,ポストに投函いただければ,後日お返事をさせていただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。  また,市長がお答えする中で,詳細を確認した上でお返事をさせていただきますとか,場所の特定をというお声がけをさせていただいた方には,後ほど内容を確認させていただきたいと思います。後日,担当のほうを確認した上でお返事をさせていただきます。  ほか,全てのお客様にぜひアンケートへの御協力をお願いいたします。今後の開催の参考にさせていただきたいと思います。  お帰りの際には,まだコロナの心配をされている方も大勢いらっしゃいますので,密を避けて順次混雑しないような形で,少しおみ足に御自信がある方は階段を御利用いただいて,順番に御退室をお願いいたします。  それでは,これをもちまして市長と語る・ふれあいトーキングを終了させていただきます。本日はどうもありがとうございました。   閉会 午後零時2分