みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1730 令和5年(2023年)1月20日号 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■調布市ホームページ:https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 映画のまちの映画のお祭り…2・3 4月から子どもの医療費助成制度を拡充します…4 調布っ子応援プロジェクト(第5弾)…4 マイナポイント・マイナンバーカード交付申請サポート…8 新型コロナワクチン…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせは 市報ちょうふ配布コールセンター 電話042-300-3131 ●映画を創る力 つなぐ 未来へ。映画のまちの映画のお祭り 期間/1月27日(金曜日)から2月19日(日曜日) 会場/文化会館たづくり、グリーンホール、イオンシネマ シアタス調布  「第5回映画のまち調布賞」授賞式や、映画製作の技術スタッフや監督のトークショー付きの映画上映会、展示、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催します。 問い合わせ/公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団電話441-6150(文化生涯学習課) 詳細は次の面をご覧ください ●手をつなぐ樹(414) 悩ましきふるさと納税  昨年末に、ふるさと納税に関する私の発言が新聞に掲載され、複数の方からその意見について質問を受けたので、真意を説明させて頂きます。  発言したのはその4か月前、8月の定例記者会見の場でした。要旨は以下の通り。  「私は、郷里など自分に関わりのあった自治体の発展を願って寄付をするという本制度の趣旨および送金者の純粋な思いは十分に理解している。そして、それが思惑通り正常に機能しているのなら、たとえ本来、市の歳入となるはずの原資が減少したとしても異を唱えるつもりはない。送金を受けた自治体の返礼についても手ぬぐい1本すらおかしいとまでは言わない。しかし、現状では多くの場合、自分とは無縁のまちが提供する単なる贈答品通販への応募にすぎないのが実態ではないか。しかも、自治体が事業実施のために費やす経費は寄付額の5割近くに達している。つまり、公共サービスの予算に充当されるはずの税金額の半分近くがふるさと納税事業のための商品調達費や事務費、そして事業PRのためのサービス紹介企業への手数料に消えている(註1)。由々しき事態と言わざるを得ない。ただ残念ながら、年間10億円を超える税収減という現実を前に、わが市としても『武士は食わねど高楊枝』とやせ我慢を続けていくことが難しくなってきた」。  すでに、調布市をよりよく知って頂くことを念頭にいくつかの返礼(註2)を用意しましたが、制度の抜本的見直しの必要性は今後とも残ると考えています。 (註1)朝日新聞が分析した総務省のデータによると、21年度のふるさと納税寄付総額は過去最高の8302億円。そのうち、各自治体が事業実施のために計上した経費総額は46.4%の3851億円。 (註2)市内事業者から提供いただいた商品・サービスをはじめ、京王電鉄による限定イベントやFC東京グッズ、鬼太郎茶屋での飲食チケットなどを返礼として用意 調布市長 長友貴樹 ●市報1月20日号の掲載情報は1月12日時点のものです