みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1733 令和5年(2023年)3月5日号 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■調布市ホームページ:https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 市民課窓口に行かなくても自宅でできる手続き…2 LINEの便利機能…3 市独自のパートナーシップ宣誓制度を創設…4 手話を学んでみませんか?…8・9 市報ちょうふの配付に関する問い合わせは 市報ちょうふ配布コールセンター 電話042-300-3131 ●3月・4月の市民課窓口は大変混みあいます  3月・4月は転入や転出などで多くの方が市役所に来庁されるため、市民課窓口は混雑します。  市役所に行く前にLINEで窓口の混雑状況を確認しませんか? ◎調布市LINE公式アカウントに登録すればスマホでLINEから窓口の混雑状況が分かります! ◎ほしい情報を引き出すナビゲーション機能が充実  画像付きの大きなメニューがLINEのトーク画面に表示され、画面上の各項目をタップすると市ホームページやSNSなどにリンクし情報をいち早く入手できます。 ◎LINEの登録方法  LINEのホーム画面の検索バーで「調布市」と検索して、友だちに追加してください。 問い合わせ/広報課電話481-7301 市のLINEや来庁せずにできる手続きの詳細は2面・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(417) 忘れ得ぬ師の恩情  過日、再開した高校の同窓会に出席した。私は故あって高校は2校に通ったが、今回の対象は最初の大阪の学校で、入学したのは55年前のことになる。半世紀以上前の記憶はかなり断片的なもので覚束なく、加えて中退後に交遊を継続した友人も皆無となれば、在京同窓会の存在を4年前に初めて知ったものの、当初は当然ながら参加することをかなり躊躇した。敷居はかなり高かったと言わざるを得ない。  しかし、それにも拘わらず、そのとき思い切って申し込んだのは、インターネットで垣間見た過去の同窓会の情景に在校時の担任の先生のお姿を確認し、お元気なうちにお会いしたいと強く思ったからだ。  故あってと書いたが、高校2年生の1月という極めて中途半端な時期に退学するには、もちろん学業を含めて行き詰ったそれなりの事情が存在した。だが、転校を決意したものの、実は退学届を提出した時点では、上京後に編入させてもらう学校はまだ決まっていなかった。退学届けを持参した母を前に、先生は何度も私の身の上を案じて下さったそうだ。その心に沁みる恩情に対して、何としても一度直接お会いしてお礼を申し上げたい。ずっとそう思い続けてきた。それが4年前に同窓会に初出席した動機であり、先生に感謝の念をお伝えすることができて、やっと長年の胸のつかえがおりた気がした。  今年は先生にはお会いできなかったが、このようなはぐれ者を会は今回も温かく迎えて下さった。多くの人に支えられて生きている。そのことをまた実感した有難いひとときだった。 調布市長 長友貴樹 ●市報3月5日号の掲載情報は2月27日時点のものです