ともに生き ともに創る 彩りのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1739 令和5年(2023年)5月20日号 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■市ホームページ:https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 市役所代表:電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 新型コロナウイルス関連…4 物価高騰に対する給付金・補助金…5 令和5年 春の叙勲…5 6月の休日診療当番医…15 FC東京青赤ストリートを開催…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせは 市報ちょうふ配布コールセンター(配付受託業者株式会社小平広告) 電話042-300-3131 ●「ともに生き ともに創る 彩りのまち調布」の実現を目指す第6次総合計画を策定しました  令和5年度から令和12年度までの8年間の調布市のまちづくりの方向を示す「基本構想」と、まちの将来像を実現するための主な施策の体系や事業の概要を示した「基本計画」からなる第6次総合計画を策定しました。 問い合わせ/企画経営課電話481-7368 続きは2面・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(420) 一刻も早い立ち直りを  今は亡き父が晩年に病を患い、外科手術を受けることになった。40年近く前のことだ。  生命の危険も伴う状況で家族の間にも緊張感が走ったが、幸い手術は無事に終わり、経過を観ることとなった。その折に、術後の見舞いに来られた父の友人の方が、頷きながら真情を吐露された。「愁眉(しゅうび)を開いたな」。まだ一抹の不安が残る中、それを耳にした瞬間に心から安堵したことを記憶している。  爾来(じらい)私は、何らかの大きな困難に直面した際に、幸いにも事態の好転が確実になったとき、思わずこの言葉を独り言で呟くようになった。  社会に出て以降、何千人という方のさまざまな人生に接してきた。誰しも、長い一生を通じて常に順風満帆というわけにはいかない。また、精励を継続していても不可抗力というか、自己の力ではどうにもならない不運な事態に遭遇することもある。予期せず歯車が狂ったとき、全く動じないでいられる人は少ない。そして、ひとたび自信を喪失すれば、従来たやすくこなせていたことも思うに任せなくなる。本当に難しいものだ。  さらに近年特に心配なのは、20代、30代の若い世代において、精神的に悩む人が以前より増加していることだ。理由は定かでないが、どの職場でも事情は同じらしい。社会経験に乏しく戸惑う中で、自分を見失うこともありがちだとは思うが。  あらゆる手立てを尽くして、立ち直りを支援していきたい。たとえ一旦行き詰っても、なんとか一刻も早く愁眉を開いてもらいたいと切に願っている。 調布市長 長友貴樹 ●令和5年第2回調布市議会定例会は、6月14日(水曜日)開会の予定です(議会中継は市ホームページから視聴可)。 ●市報5月20日号の掲載情報は5月12日時点のものです