みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報ちょうふ 【1】No.1708 令和4年(2022年)4月5日号 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■調布市ホームページ:https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 予算と主要な施策…2・3 4月1日からの市役所の組織改正…4 環境のためにできること…10 住民税非課税世帯等への臨時特別給付金は期限までに手続きを…12 新型コロナワクチン…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせは 市報ちょうふ配布コールセンター電話042-300-3131 ●クリーンセンター跡地にオープン!市有地を活用した公民連携事業 4月22日(金曜日)オープンの民間施設BRANCH(ブランチ)調布内に公共施設ふじみ交流プラザを5月16日(月曜日)に開設  市有地を活用した公民連携事業として、クリーンセンター移転後の跡地に、複合商業施設「BRANCH(ブランチ)調布」がオープンします。施設内には、高齢者の健康増進やコミュニティの機能を有した公共施設「ふじみ交流プラザ」も開設します。  今回、オープン間近の施設の概要をお知らせします。  「BRANCH(ブランチ)」は日本語で「木の枝」を意味します。大きく広がる樹の枝を イメージし、地域コミュニティを育む拠点としての想いが込められています。 問い合わせ/企画経営課電話481-7510 BRANCH調布の詳細は8面・9面をご覧ください ●手をつなぐ樹402 何としても平和体制の確立を  現在、世界には約200の国が存在するが、大国と称される国は果たして何カ国だろう。少なくともアメリカと中国が、経済及び軍事両面で大国であることは疑いない。ロシアも経済はともかく軍事的には大国だ。それらの大国が当然果たすべき責任とは、本来いかなるものだろうか。  市長になる前の仕事で、日本のODA(政府開発援助)を目的として最貧国を含む多くの発展途上国に赴いた。その際時折、途上国の背後に「大国の影」を感じたものだ。それは、大国が途上国との関係において、安全保障上の後ろ盾になるとともに、その見返りとして経済関係の緊密度を高める構図だったが、正直に言えば、途上国の自立的発展にどこまで真に貢献するものか疑問に思ったこともある。  ウクライナ危機の終焉を切望する時、衆人環視にも拘らず継続される蛮行を阻止できない不条理に直面し、なんともやるせない無力感に苛(さいな)まれる。と同時に、どこでも同様のことが不意に起こり得る、一触即発の世界状況であると改めて認識せざるを得ない。さすれば、小国は常に大国の放縦な思惑のままに蹂躙(じゅうりん)されるしかないのか。その大国の行為が非正義であると国際世論の大半が判断した場合、どうやってそれを正す術(すべ)を持ち得るのか。  言うまでもないが、すべての国が国際的枠組みの中で永続的な平和体制の確立を目指していくしかない。わが国も可能な協力の方途を懸命に模索しなければならない。日本が他国から大国と見なされているかどうかは別にして。 調布市長 長友貴樹 ●市報4月5日号の掲載情報は3月28日時点のものです。