みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報ちょうふ 【1】No.1709 令和4年(2022年)4月20日号 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■調布市ホームページ:https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 新型コロナワクチン…2 ミニバス北路線(調37系統)の延伸…3 特集 読むって楽しい!広げよう子どもの読書…8・9 災害への備えはできていますか…10 ちょうふ地域コミュニティサイトがリニューアル…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせは 市報ちょうふ配布コールセンター電話042-300-3131 ●読むって楽しい!広げよう子どもの読書 4月23日から5月12日 こどもの読書週間 23日は子ども読書の日  たくさんの本が並ぶ図書館は、子どもが“かけがえのない一冊”に出会える場所です。子どもと一緒に絵本を読んで楽しい時間を過ごしてみませんか。 問い合わせ/中央図書館電話441-6181 図書館の詳細は8・9面をご覧ください ●手をつなぐ樹403 あの時代の感激  路線バスの隣の停留所からの下り坂の勾配が、子ども心には極めて急に感じられたものだ。その坂を下り終わったところが、一家5人の新たな生活の場となる100棟以上を有する大きな団地の入口だった。  ときは昭和33(1958)年4月。父の転勤により広島市から大阪府豊中市に移り住み、幸運にも当選した建設間もない2DKの公団住宅に入居することになったのだ。私は6歳の年で幼稚園児だったが、新たな住まいに足を踏み入れた時のカルチャーショックともいうべき驚きをいまだに覚えている。  一つは水洗トイレだ。まだ汲み取り式の便所しかなかった頃の日本で、初めて間近に見る文明の利器(?)に興奮のあまり、用もないのに何回も水を流して親に怒られた。もう一つは自家風呂。まだまだお風呂屋さんが全盛の時代で、居ながらにして入浴できることは一つの感動だった。お風呂屋さんの楽しみだったコーヒー牛乳は飲めなくなってしまったが。  その頃、今からは想像できないほどすべてにおいて不便な時代だったからこそ、日常生活が便利になるときの感激は、疑いなく現在より大きなものであったと言えよう。  春4月、毎年のようにはるか昔の転居を思い出す。そして、今年もこの季節多くのご家族が転勤等で移動されるわけで、コロナゆえに発生しているに違いないさまざまなご苦労に深い同情の念を抱かざるを得ない。本当にお疲れ様です。 調布市長 長友貴樹 ●市報4月20日号の掲載情報は4月12日時点のものです。