みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1727 令和4年(2022年)12月5日号 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■調布市ホームページ:https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 安全でおいしい給食をみんなでいっしょに食べるために…2・3 新型コロナワクチン…4 令和4年度上半期の財政状況…5 民生委員・児童委員の一斉改選…10 「マンガ家・つげ義春と調布」展…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせは 市報ちょうふ配布コールセンター 電話042-300-3131 ●安全でおいしい給食をみんなでいっしょに食べるために  平成24年12月20日に、市立小学校の児童が給食を食べた後に体調不良を訴え、搬送先の病院で食物アレルギーに起因するアナフィラキシーショックで亡くなるという事故が発生してから10年が経ちます。  同じような事故を起こさないために、ご遺族をはじめ、医師などさまざまな職種の方にご協力いただきながら「オール調布」で対策を講じてきました。  今後も事故を風化させることなく、アレルギーをもつ子どもや保護者が、安心して楽しく給食の時間を過ごせるよう取り組みを進めます。 問い合わせ/学務課電話481-7476 詳細は次の面をご覧ください ●手をつなぐ樹(412) 水木ワールド、永遠に  今秋、久し振りに水木しげるさんの故郷、鳥取県境港市を訪れる機会を得た。  まず、米子駅から境港駅までのJR境線では、列車の車内外および沿線駅に鬼太郎ワールドの各キャラクターのイラストが描かれており、それを眺めるだけで実に心楽しい。マニアにとっては必見だろう。そして、境港駅に到着すれば、駅から続く水木しげるロードの177体にも及ぶ妖怪ブロンズ像に圧倒される。本当に何回見ても飽きることがない。さらに、同ロードを駅から800メートル進んだところには2階建ての水木しげる記念館がファンを待ち受ける。記念館は、現在リニューアル計画が進行中とのこと。  かたや、わが市においても、毎年水木さんの業績、遺徳を偲ばせて頂いているが、今年は特に11月19日からご命日の30日まで、生誕100周年記念事業と銘打って盛り沢山のイベントを実施した。大変嬉しいことに予想を上回る多くの方に参加頂き、水木さんが生涯かけて訴えられた人間愛や恒久平和への心に沁みるメッセージが年代を越えて広く受け入れられていることを改めて実感した次第だ。  この間、境港および調布で伊達憲太郎境港市長に2度お会いし、二人でしみじみと述懐した。  「100年前に生を受けた男の子が幼少期に天才的に絵が上手で、育った郷里の境港(註)に終生変わらぬ深い愛情を注ぎ、後半生は調布に居を構えられた。その幸運は両市にとって計り知れませんね」。 調布市長 長友貴樹 (註)水木しげるさんの出生地は、当時の父親の仕事の関係で大阪府大阪市住吉区(大正11(1922)年3月8日生まれ)。 ●市報12月5日号の掲載情報は11月28日時点のものです