PUBLIC INFORMATION CHOFU みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1675 令和3(2021)年2月20日 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■調布市ホームページhttps://www.city.chofu.tokyo.jp/ 電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 京王線国領駅の列車接近メロディーが「西部警察」「太陽にほえろ!」のテーマソングに…4 3月からマイナンバーカードの第2窓口を開設…4 特集「特殊詐欺、他人事ではありません」…8・9 みんなでFC東京を応援しよう…13 調布市応援アスリートインタビュー…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせは 市報ちょうふ配布コールセンター電話050-5357-9679へ ●緊急事態宣言発令中! 日中も含む不要不急の外出自粛引き続き基本的な感染防止対策の徹底を 新型コロナウイルスワクチン接種については2面へ ●特殊詐欺、他人事ではありません 被害に遭った方の91.8%が私は大丈夫!と思っていました。 令和2年 特殊詐欺被害状況 調布市 62件 被害額約1億306万円 多摩地区平均 43件 被害額約8747万円 市内で被害が多発 出典:警視庁「特殊詐欺被害防止対策に関する調査分析報告書」(平成30年) ◎調布市で最も被害が多い手口は還付金詐欺  市内では依然として還付金詐欺の被害が後を絶ちません。都内ではアポ電による強盗事件も発生しており、引き続き警戒が必要です。  還付金詐欺では、電話の相手が返還手続きと称して、ATMの操作を指示してきます。市役所職員や銀行員がお金の返還手続きのためにATMの操作をお願いすることはありません。このような話をされたら、それは詐欺です。 ◎注意 新型コロナウイルスに便乗した詐欺  保健所や市役所職員をかたり「PCR検査やワクチン接種には予約金が必要です」などと嘘を言ってお金を要求する詐欺の電話が増えています。 問い合わせ/調布警察署電話488-0110、総合防災安全課電話481-7547 詳しくは8・9面をご参照ください ●手をつなぐ樹378 もう一つの問題  森喜朗氏の発言が物議を醸している。私は、この発言の女性を意識した観点への評価に対しては大多数の方と同意見で異論はないが、同発言のもう一つの問題点を指摘したい。  森氏は(女性の発言を引き合いに出しながら)、「会議が不必要に長引くことは問題だ」との見解を示された。確かに、議論百出の会合においては、ときに本質をはずれた意見が飛び出すこともあり得るだろう(もちろん、発言者の性別に関係なく)。しかし、それを封じることが是という見方はどのような思いに基づくものだろうか。  ある時、企業に勤める友人がこんなことを教えてくれた。「企業の役員会においては、大部分はトップの意思伝達と報告事項だけで、激しい議論が展開されるようなことはほとんどないんだよ。他の会社でも同様のようだけどね」。それを聞いて多少驚いた。いわゆる「シャンシャン大会(会議)(註)」である。そのような社会を形作ってきたのは概ね男だが、「出る杭は打たれる」、「長いものには巻かれろ」的な風潮のもとに、わが国では予定調和に徹することが常態化し過ぎてきたのではないだろうか。そして、多くの人がそのことに根源的な疑問を持たなかったことが、今回の発言を招いた要因の一つではないだろうか。  この機会に、そのような風土に対する議論を深めることが必要ではないかと問題提起したい。もちろん、女性も含めた場で。 調布市長 長友貴樹 (註)すべての議題が異議なく採択され、短時間で終了する大会(会議)。シャンシャンは手締めの音を表す。 ●令和3年第1回調布市議会定例会は、3月1日(月曜日)開会の予定です(市のホームページで議会中継をご覧になれます)。 ●市報2月20日号の掲載情報は2月10日時点のものです。