PUBLIC INFORMATION CHOFU みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1692 令和3(2021)年9月5日 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■調布市ホームページhttps://www.city.chofu.tokyo.jp/ 電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 新型コロナウイルスワクチン接種…3 国民健康保険税の納付に関する窓口の変更…4 特集「気づいてください!子どもの心と身体のSOSサイン」…8・9 東京2020パラリンピック競技大会が閉幕…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせは 市報ちょうふ配布コールセンター電話050-5357-9679へ 新型コロナウイルス感染症 緊急事態宣言発令中! 日中も含む不要不急の外出自粛 引き続き基本的な感染防止対策の徹底を 発熱などの症状がある方の相談先は4面へ ●風水害時の避難方法を確認しましょう 自力で避難できる方は原則、徒歩で避難しましょう  令和元年の台風第19号では、調布市で初めての避難勧告を発令し、約6000人が避難所に避難しました。風水害に備えて、事前に安全な場所にある親戚や知人宅、避難所などの避難先・避難方法を決めておき、各自の状況に応じて速やかに避難できるように備えましょう。 問い合わせ/総合防災安全課電話481?7346 ◎洪水ハザードマップ  浸水や土砂災害が発生する恐れの高い区域を着色した地図と、日頃からの備えなどの情報を掲載しています。事前に避難する場所を確認しておきましょう。 配布場所/総合防災安全課(文化会館たづくり西館3階)、市役所2階総合案内所など。市ホームページでも閲覧可 ◎避難方法  高齢者・障害者・傷病者・妊産婦・乳幼児なども安全に避難できるように、地域で声を掛け合って、避難しましょう。 徒歩 バスや電車などの公共交通機関 自家用車(親戚や知人など早めの避難に限る) ◎自力での避難が難しい方の避難方法  避難指示が出る前に、早めの避難が必要です。 自家用車→要配慮者専用の駐車場は2面へ 要配慮者避難バス→対象者・避難バス乗り場は2面へ 2面の避難行動判定フローもチェック ●手をつなぐ樹390 達人を喪って  「市長、何か協力できることはないか。やれることは何でもやるから」。今から10年前の3月11日、東日本大震災が発生した直後に私の携帯に怒声のようなメッセージをくれた人がいた。鍛治真起さん。老若男女が愛好するパズル「数独」を世界中に広め、「数独のゴッドファーザー」の異名を持つ人物だ。  私にとっては、羨ましいほど奔放な生き様を体現された、まさに人生の達人とでも呼びたくなる素晴らしく魅力的な方だった。出会いのキューピッドは15年前の京王電鉄の広報誌「あいぼりー」。調布のまちを題材にした郷愁に満ちた彼のエッセイに共感するとともに、インタビューを通じた彼の人生観に強く惹かれ、不躾にも私から彼の会社ニコリに突然連絡して「押しかけ友人」になることを許してもらったのだ。  冒頭の震災時には、即座にニコリの社員数名が調布に来られ、同社の発行物を販売してその利益全額を被災地支援にあてるべく市に寄付して頂いた。  博識に裏打ちされた談論風発の楽しい会話と、遊興百般を極めるような素敵な余暇の過ごし方。自由人的な生き方だけが印象的にも思えるが、人生において最も大事なことについては絶対譲らないという鍛治さんの強固な意思を私は常に感じていた。  体調不良は昨年来だったそうだが、新聞によるいきなりの訃報。本当に寂しい。コロナ禍で心ならずも人づきあいが疎遠になる中、またしても長嘆息を禁じ得ない別れが訪れた。 調布市長 長友貴樹 ●市報9月5日号の掲載情報は8月30日時点のものです。