みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1698 令和3年(2021年)11月20日 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■調布市ホームページhttps://www.city.chofu.tokyo.jp/ 電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 令和2年度の決算状況…2 特集「パラハート月間(障害者週間)」…8・9 障害のある方が働く癒しのカフェに行ってみませんか?…10 秋の叙勲・市政功労者表彰…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせは 市報ちょうふ配布コールセンター 電話050-5357-9679へ ●パラハートちょうふ つなげよう、ひろげよう、共に生きるまち  市は、東京2020大会の開催を契機に共生社会の重要性をこれまで以上に発信するため、「パラハートちょうふ」のキャッチフレーズを掲げ、さまざまな分野で取り組みを展開しています。 ◎12月はパラハート月間(障害者週間)  障害への関心と理解を深め、障害者があらゆる分野の活動に参加することを促進するため、毎年12月3日から9日は障害者週間となっています。市では今後、この期間を含む12月の1カ月間を「パラハート月間」と位置付け、障害への理解を深めるための普及啓発に取り組みます。  障害のある人も、ない人も楽しめるパラスポーツやパラアートなどの取り組みを紹介します。 詳細は8面・9面をご覧ください 手をつなぐ樹395 油断はできないが  日本とは1万キロメートル前後の距離があるので実感しにくいが、ヨーロッパ諸国の主要都市はわが国と比較すると意外と北に位置している。ローマで青森市とほぼ同緯度。パリは北海道の北端、稚内市よりもかなり北にあり、ロンドンに至っては樺太の中央よりさらに北に位置している。  そのような緯度にもかかわらず、それらの国々が春から秋にかけては概ね温暖であり冬の寒さも多少和らぐのが、偏西風とメキシコ湾流のもたらす恩恵であることは中学校で習った。  とは言え、12月も間近になると、さすがに人々は厚手のコートを身にまとい、白い息を吐きながらうつむき加減で枯木立の中を行き交っていることだろう。ただ、その直前の10月から11月中旬あたりには、思わず息をのむような色づく木々による絶景を楽しむことができる。もっとも、東欧や北欧などと異なり、私が住んだ中欧諸国の景色では、紅葉はほとんどなく黄葉が主であったが。  そのようなことに思いを馳せるとき、以前にも書いたが、身近な秋の潤いに浸ってみたい思いが急速に募ってくる。高尾山や奥多摩の山肌を彩る極彩色の絨毯(じゅうたん)、もしくは300メートルにも及ぶ神宮外苑の銀杏並木など。果たしてまだ間に合うのだろうか。  やっとこうしたことに少しずつ関心が及んできたと言えようか。依然として油断はできないが。ただ、諸会合については、まだまだ慎重論が多いのだろうか。多くの方のご意見を伺ってみたいと思う。 調布市長 長友貴樹 ●令和3年第4回調布市議会定例会は、11月30日(火曜日)開会の予定です(市ホームページで議会中継をご覧になれます)。 ●市報11月20日号の掲載情報は11月12日時点のものです。