【8】 No.1698 令和3(2021)年11月20日 【9】 特集 ●パラハート月間(障害者週間) 障害のある人も、ない人も、自分らしく一緒に楽しもう  障害への関心と理解を深め、障害者があらゆる分野の活動に参加することを促進するため、毎年12月3日から9日は障害者週間となっています。市では今後、この期間を含む12月の1カ月間を「パラハート月間」と位置付け、障害への理解を深めるための普及啓発に取り組みます。  今回は東京2020大会が開催された今年に実施した、障害のある人も、ない人も楽しめるパラスポーツやパラアートなどの取り組みを紹介します。 問い合わせ/障害福祉課電話481-7094 ◎体験するSports ◇障害者スポーツ体験会  一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟などの各競技団体と連携して実施しています。プレーを見るだけではなく、競技を体験することで、障害者スポーツの難しさや面白さを体験できます。 ◇東京都市町村ボッチャ大会  パラリンピックを契機として、令和元年度から多摩地域26市3町が連携してボッチャ大会を開催するなどの取り組みを行っています。市ではNPO法人調和SHC倶楽部やスポーツ推進委員会と連携したボッチャ交流会を予選会と位置付け、障害の有無に関わらず多くの人がボッチャを楽しみます。 ◇FC東京あおぞらサッカースクール・交流会  FC東京と連携し、主に知的・発達障害のある方を対象に定期的なサッカースクールの開催や、他のチームとの交流会を開催しています。 ◇そのほかの取組 障害者スポーツの振興における協議体活用事業  東京都と連携し、スポーツと福祉分野の関係団体による協議体を設置しています。各団体の現状や課題、障害者スポーツ振興のためにできることなどを持ちより、連携の可能性を見出し、課題解決に向けた話し合いや事業を行っています。 ◇スポーツ推進委員会会長より  スポーツ推進委員会では、年齢や障害の有無に関わらずだれでも一緒にできるスポーツとして、ボッチャの普及に取り組んでいます。スポーツまつりや小学校など地域の施設に出向いて紹介、指導を行っています。市ゆかりのキャラクターが登場する紹介動画も制作しましたのでぜひご覧ください。ボッチャ紹介動画をYouTube(調布市動画ライブラリー)で公開しています。 ◎見る巡るArts ◇パラアート展  平成29年度から調布市福祉作業所等連絡会と共催で、各作業所などで活動している方のアート作品を展示しています。  今年は8月26日から9月4日に開催され、一所懸命に、そして楽しみながら制作された個性豊かなアート作品が並びました。  パラアート展2021全作品はYouTube(調布市動画ライブラリー)で公開しています ◇調布・巡る・アートプロジェクト  令和2年12月に公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団と連携し、3つの市内文化施設で、現代アート作品の展示のほか、市内福祉作業所などと連携したオンラインワークショップ、作品に触れて楽しむ鑑賞サポートなど、身近でアートを楽しめる取り組みを行いました。 ◎参加するFestival ◇第44回調布市福祉まつり(動画配信)  「あいはここから つなげよう未来へ」をテーマに、みんなで集まることができなくても参加できる新しい企画で行います。 期間/12月6日(月曜日)から令和4年1月28日(金曜日) 内容/オンライン(YouTube)を活用した福祉団体PR動画などの配信、市内の作業所などに福祉まつり募金箱を設置、福祉まつり参加団体によるカフェ&ショップめぐり その他/動画は社会福祉協議会ホームページで視聴可  問い合わせ/社会福祉協議会電話481-7693 ◇調布市福祉まつり企画 カフェ&ショップめぐり  12月6日(月曜日)から令和4年1月28日(金曜日)に、対象のお店に来店して「カフェ&ショップめぐりガイドマップ(社会福祉協議会ホームページから印刷可)」にサインかスタンプをもらい、総合福祉センター1階に持参すると、巡ったお店の数(1店のみでも可)に応じて、先着順で景品がもらえます。10面で参加ショップも紹介しています ◇福祉まつり副実行委員長より  今年の福祉まつりは、今までとは違った新しい形での開催となります。初めての試みですが、オンラインでの動画配信や募金活動など、コロナ禍でも参加できる企画を考えました。皆さんも一緒に、未来へつながる福祉まつりにぜひ参加してみませんか。 ●パラハートちょうふ つなげよう、ひろげよう、共に生きるまち ◎キャッチフレーズに込めた想い  このキャッチフレーズには、「市内外の多くの方がさまざまな障害に対する理解を深め、一人ひとりが寄り添う心を持ち、手を取り合って暮らせる共生社会を実現したい」という想いが込められています。 ◎ロゴとアートデザイン  キャッチフレーズを広く活用するため、幅広く利用できるロゴを作成しました。また、さまざまな取り組みを、より印象的にわかりやすく、一体感を持って進められるように、取り組みを象徴するアートデザインも作成しました。  アートデザインは、令和元年7月24日に開催した「調布サマーフェスティバル2019」で、市内の福祉作業所メンバーとイベントに来場した子どもたちが、指や手に絵の具をつけて制作しました。 ◎市内のさまざまな団体も参加  東京2020大会開催に向けて、調布中央商店会の街路灯20本をロゴ・アートデザインなどで装飾しました。商店会の方からは、「道路が明るくなった」との声がありました。  調布駅前商店街・調布駅前から盛り上げる会では、トートバッグを制作し販売しました。 ぜひロゴとアートデザインを活用して、取り組みを広げませんか? ◎パラハートちょうふのロゴとアートデザインの使用方法  パラハートちょうふのロゴとアートデザインは、事前申請の上、無料で使用できます。 その他/詳細は市ホームページ参照 問い合わせ/文化生涯学習課電話481-7139 ●J:COM(地デジ11チャンネル)「テレビ広報ちょうふ」 〈20日号〉 11月20日から30日 職員インタビュー、「見て、聞いて、知って、行ってみよう」など 放送時間/毎日正午から、午後4時から、8時から(各30分)(注)特集番組により、放送時間が変更になる場合があります ●調布FM83.8メガヘルツ市政情報番組「調布市ほっとインフォメーション」 月曜日から金曜日/午前9時15分から、午後1時30分から、4時から、9時から(各15分):5時30分から(5分) 土曜日/午後5時30分から(5分) 日曜日/午後3時30分から(5分) (注)特集番組により、放送が休止・時間変更になる場合があります。 調布FMの放送は、インターネットでも聴くことができます。詳細は調布FMのホームページをご覧ください