指定管理者に関する第三者評価 【議事録】 (開催日時・場所)  令和4年12月21日(水)午前9時から午後2時15分まで  市長公室(市役所5階) (出席者)26人 評価員 7人 ‧ 外部有識者 老川多加子,小原爽子,菊山直幸,谷茂樹, 矢島淳太郎(50音順,敬称略) ※谷評価員は午前のみ,菊山評価員は午後のみ出席 ‧ 市職員 窪田秀文総務部次長,村上法彦企画経営課行政改革担当課長 指定管理者 10人(評価対象施設に応じて入替え) ‧ 公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団  7人 ‧ 公益社団法人調布市体育協会 3人  施設所管部署 5人(評価対象施設に応じて入替え) ‧ 生活文化スポーツ部 文化生涯学習課 2人 ‧ 生活文化スポーツ部 スポーツ振興課 3人 事務局等 3人 企画経営課(山岸副主幹(行政改革・計画担当兼公共施設マネジメント担当),飯田行政改革担当係長,田畑主事)  傍 聴 者 1人   (議 事) 1 開会 2 評価の実施概要について 3 指定管理者による取組実績等に関する評価 ① 調布市文化会館たづくり (指定管理者:公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団) ② 調布市グリーンホール (指定管理者:公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団) ③ 調布市せんがわ劇場 (指定管理者:公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団) ④ 調布市総合体育館 (指定管理者:公益社団法人調布市体育協会) 4 評価員講評 5 閉会 ○事務局   それでは定刻となりましたので,「指定管理者に関する第三者評価」を再開させていただきます。なお,評価員におかれましては,午後新たに菊山評価員に出席いただいております。  また,本日は傍聴者が1名お見えになっておりますのでご承知おきください。  それでは,「調布市総合体育館」に関する評価を行いたいと存じます。本日は,指定管理者の公益社団法人調布市体育協会と,施設所管部署のスポーツ振興課の職員に出席いただいております。  早速ですが,質疑を行います。時間は約15分間程度,午後1時  35分までとさせていただきます。  ●A評価員  様々な資料作成ありがとうございました。今月に入りまして屋内プールが臨時休止になったということですが,そうなってしまった経緯をまずはお伺いさせていただき,施設の保全に関する評価に加味させていただきたいと思います。  ○スポーツ振興課  総合体育館の屋内プールにつきましては,総合体育館自体が 1985年の開館から37年ほど経過している中で,細かい改修とかしながら維持補修,運営をしてきたところですが,全体的な老朽化は否めないところでございます。そういった中で今回11月に,総合体育館の屋内プールの天井部分から,破片が落っこちてきて,というところで状況を踏まえて安全性を改めて点検し直した結果,危険性がやはり高いというところで,使用休止という形にさせていただいております。現状,市で改めて天井部分の再調査,どういった形で対応するのがよいのかというところを調査しているところですので,その調査結果を踏まえて今後改修等安全面での対応等していきたいというふうに考えているところです。  ●A評価員  プールの天井部分に関して,不具合が生じたということが明らかになったのが,今回なのか,前々からある程度予測できていたことなのかということによってもここの見方が変わると思いますし,そもそも指定管理者がそこまで点検したり,あるいは保全したりする,契約的にそうなっているのか,それともあくまでも大規模な修理が必要なものについては,市側が管理する形になっていたのかその辺が判然としないのですが。  ○スポーツ振興課  大きな工事や大規模改修など,金額の掛かるような補修工事や修繕的なものと補修工事とは違うと考えておりますが,費用の掛かる補修工事等については市で対応し,修繕的な対応は指定管理の中で体育協会さんに対応をお願いしている状況でございます。そういった中で,プールの天井部分についての危険度といいますか,老朽化しているという報告を受けている中で,我々も予算確保しながらどこかのタイミングで補修をという計画をしていたところで,そういった対応となって現在休止ということになっています。  ●H評価員  2点伺いたいと思います。1点目は,災害時における調布市との基本協定書に伴って覚書が交わされたということでお聞きしています。災害時の予防訓練,そういったことをどういうふうになさっているのか。特に今までのレポートなどを読みますと,トイレの問題が非常に大きな課題になっているとどこでも言われているのですけれども,非常時のトイレについてどうなっているのか,それが1点。  二つ目。阪神淡路大震災の翌年,神戸の中学校を訪問したのですが,その時の校長の話で残っているのが,避難者の皆さんはやはり居心地のよい場所に入りたい。テレビがある,冷蔵庫がある,電話がある部屋です。ただそこには個人情報の書類等がいっぱい入っている。最終的に色分けを行った。赤は学校が使う,黄色は住民が使う,緑は供用しましょうと教室ごとに大きく3通りの色分けをしたら,それですっきりしましたという話がありました。今回の覚書の9条に施設のことが書かれています。範囲について地域住民に周知する,さらにどうこうと書かれています。具体的に市と話し合いが進んでいるのかなというのが質問です。  最後ですが,話題になっている部活動の地域移行です。提言の中に公的な体育施設等の活用が入っているわけですが,学校が使えなくなるようなことがあった場合に,総合体育館を地域クラブの活動の場所として,提供していくことがあり得るのか。これについてはまだまだ見えていない話なのでこれからの課題なのかなと思いますが,もし今現在考えがありましたらお答えいただけたらと思います。  ○公益社団法人調布市体育協会(以下「体育協会」)  昨年12月に調布市と締結しました災害協定に基づく具体的な取組についてですが,経緯から申しますと,市の総合防災安全課と昨年12月に何度か打合せをする中で協定という形になっております。 内容については,避難者の受入れと,災害の大小にもよりますが,ボランティアセンターを総合体育館に設置したいというような内容で打合せを重ねている状況でございます。  今年の6月には体育協会以外に,協定を結んでいる様々な機関との意見交換会に参加させていただきました。また実際に6月と9月には,社会福祉協議会ボランティア担当とサイボウズ株式会社の様々な災害に派遣されたことのある方と一緒に,総合体育館の現場を見ながら,例えばボランティアセンターになった場合の受入れ動線や,総合体育館地下の部分をどのような形でレイアウトしたらよいかなど,2回ほど打合せをさせていただいて,課題を抽出し,必要備品などもあげています。  その中でトイレの問題についてですが,総合体育館は大きい大会を行っていますが,不足するだろうということで仮設を設置することも必要ではないかという意見も出ていました。体育協会として,例えば停電時の軽油などの確保だったり,近隣ガソリンスタンドとの連携であったり,そういったところを進めておいていただけないか,というような意見交換を行っています。ここまでが災害時の協定になります。  部活動の件につきましては,体育協会,スポーツ振興課,教育委員会と3者で毎月1回定期的に打合せを実施しており,その中で,それぞれの立場から情報共有できるような形をとっているというのがまず1点です。  2点目ですが,我々体育協会は,以前から加盟団体や調布市スポーツ指導員を外部指導員という形で既に学校への派遣をしていた経緯がございます。  指定管理者としては,現在も例えばプールなどは,近隣の高校や中学校が使えないときに利用をいただいています。現状コロナ禍で,利用者が時間帯によってはかなり減少していますので,例えば夕方の時間帯などを,教育委員会やスポーツ振興課と連携して,部活動への施設提供などもできます。体育協会としては,関連する組織が集まり部活動に対する協議会などができれば,積極的に参画をしていきたいと思います。  ○スポーツ振興課  部活動の地域移行につきましては,市の教育委員会と我々スポーツ振興課,文化部分の部署を含めまして情報共有等を行っているところです。そのような中で調布市としてどのような形で部活動の地域移行,地域連携のような形になるかもしれませんが,調布市としての目指すべきところを決めていくことになろうかなというふうに思っています。そういった中で,もちろん体育協会さんにも今後入っていただきながら具体を決めていくような形になろうかと思いますので,もう少しお時間かかるかなといったところでございます。  ●B評価員  先程のプールの天井の件なのですけれども,結構重大な事象であろうと。というのも,プログラムを突然中断されてしまった人たちにとっては,大きな楽しみにしていたことが突然打ち切られる形になってしまって。例えばこれが民間のスポーツクラブではあり得ない,という非常にクレームを受けてもしょうがないと思うので,なかなか重大だと思っているのですが,先程のお話では,よくある指定管理の役割分担だと思うのですが,大規模な修繕に関しては市での責任で,それ以外の小規模修繕,軽微な修繕は指定管理者ということだと思いますが,長期的な修繕計画を担う責任は誰にあって,それに対して修繕を的確に,計画的に行うのは誰であったのかというところが一つあるのかなと思っています。  一つ,その評価シートの中で言うと,3ページの真ん中辺りに「中長期的な修繕計画について調布市に提案しています」とあるので,責任とまでは言えないのかもしれませんが,修繕計画は指定管理者さんが計画的に立てられていたのでしょうか。それに対して市に提案して予算をいただく,という感じなのでしょうか。  ○体育協会  年間5百数十万という修繕費を指定管理料としていただいております。その中で突発的な比較的小規模な修繕を行っています。一方で大規模なものについては区分けをしてまして,調布市に提案を行っています。毎年8月頃に来年度の予算編成のため,優先順位を付けまして,修繕や部品交換が必要なところを何項目にもわたって,書類に写真を付け,市へ提案をしております。  また,営繕課やスポーツ振興課の設備担当で,この件は来年度すぐに行わなければいけない,大規模修繕計画が立てられているのでその中で一緒にやってしまおうなど区分けをして,来年度予算ではこの項目をやりますということの報告を受けています。  先ほどのトップライト,屋内プール天井ですが,トップライトは開閉式になっていますが,数年前から開閉ができない状況になっており,そろそろ交換が必要ではないかと提案をしておりました。営繕課などでは,今後予定している大規模修繕の中で実施する計画となっていたと聞いておりましたが,11月4日に錆びた鉄骨の欠片が落ちてしまい,今回の緊急的な休止判断を出したという状況になっています。  ○スポーツ振興課  総合体育館を含む市の公共施設全般に言えることなんですが,公共建築物維持保全計画を市で策定しおりまして,その中でいつどの施設のどの部分を改修という計画を踏まえて,4年に1度の基本計画の中で費用面等を位置付けた中で対応しているといったところでございます。  総合体育館だけを見たときに,対応できるなら対応した方がいいところはいっぱいあるのですけれども,全体の財政事情等踏まえた中でのギリギリの調整といった中で,我々としても要望はしているものの,必ずしも希望どおりにいっていないということではあるのですが。とはいえ計画的に対応ということを市としても考えているところです。  今回おっしゃるとおり,急な休止ということで普段からの利用者の方に御迷惑をおかけしたということで,私としてもじくじたる思いというか,辛い内容かと思っております。こういったことがないように心掛けていきたいと市としても思っているところでございます。  ●B評価員  そうすると,中長期の修繕計画は市で立てられていて,実際の計画と現状を現場で指定管理者が確認しながら,行った方が良いのではないかと提案をされているということなんですが,今回トップライトについては,そこまでという感じではなかった。何年間かずっと提案されていたけれどもそこまで緊急性があるものと思わず,市の方でもまだ大丈夫じゃないかと思っていたところ落下物があって急遽,という事態になったということ。それで言えば,双方ともに想定以上に老朽化していた,それが両方とも想定できなかった。その結果ということですね。  ○スポーツ振興課  市として,その部分に予算をつけて改修できなかったというのが事実としてありますので,そこについては市の責任といいますか,所管としても反省のところでございます。  ●B評価員  今後の対応としてはプールだけではなく,全体的な修繕計画を見直すべきではないかというようなことにもなっているのですか。  ○スポーツ振興課  公共建築物の維持保全といった観点とスポーツ施設としては屋外のグラウンド等もありますのでそういったものも含めて,スポーツ施設自体が安全・安心に利用されるように計画的に修繕対応していく必要があるというふうには思っています。  ●B評価員  一歩間違えれば大怪我だったり,命に関わることだったと思いますので,指定管理者さんがどうこうということではなく,市全体として重く受け止めないといけないことだと思います。  ●H評価員  関連してよろしいですか。学校の事故でも,校庭に立っている支柱の根元が腐っていて倒れてしまい子どもが亡くなったとか大怪我をしたとか,サッカーのゴール転倒などもそうです。過去には杉並の小学校でトップライトにお子さんが乗って,古くなっていてそこから落下して死亡した事故がありました。こういったものについては,日本スポーツ振興センターのデータベースとか色々なところから拾えると思います。一箇所出たということは当然他のところにもあり得ることだと思いますので,是非安全確保という意味で点検活動を重視していただきたいなと,質問というより意見を述べさせていただきました。  ●A評価員  非常に幅広い年代層に向けてのプログラムを作ってらっしゃるし,必要に応じて外部機関と連携してプログラムをいろいろ作ってらっしゃると認識しています。  民間の高齢者福祉施設だったり,要は,高齢ですけどまだお元気という方は普通に体育館を御利用なさると思うのですが,そもそも体を動かすことがお好きではないというような方で,でもまだ本格的な介護状態に至っていらっしゃらないような方々に対して,総合体育館の利用を促進させることで少しでも長くお元気でいただけるような取組があってもよいかなという気がしておりまして,実際の民間の高齢者福祉施設だったり,あるいは市の高齢者支援室と連携して何かこの先そういったことに取り組まれる余地はお有りでしょうか。  ○体育協会  高齢者支援室とは,過去に介護予防運動事業関連で補助金が出る事業があり,施設の提供などで連携したことがありましたが,4期目に入ってからは特に連携はしておりません。  一方で市と連携している事業の中にリフレッシュ体操スクールがあります。市内施設で毎年30クラス程の事業を展開しており,コロナ禍で少し減ってはいますが延べ1万人以上の方々に参加していただいている事業です。総合体育館は深大寺北町にあり,情報誌を全戸配付しても,総合体育館は遠いよねという意見もありますので,総合体育館まで来られない方々に対して住んでる地域で,体操に参加できるリフレッシュ体操スクールのコースも増やしていく予定でいます。  更にもっとやりたい方については総合体育館で数多くのプログラムを実施していますと御案内し,運動・スポーツの時間を増やしていただきたい。現在参加していない方々には高齢者支援室など市の組織と連携して,アプローチできるようにしたいと考えています。  ●A評価員  今後に期待しております。  ●D評価員  私からは2点教えていただきたいと思います。1点目は,共生社会を充実するための障害者スポーツの普及啓発に関して今どのような取組をされているかを教えていただきたいのと,2点目は,指定管理者の選定審査委員会の中で附帯意見として,市内外の団体との人材交流を図ること,また人事評価制度なども視野に入れながら人材育成に努めることと意見が出されているようですが,その取組状況について教えていただければと思います。  ○体育協会  まず障害者スポーツですが,専門種目をやっている方々と,健康のために総合体育館を日常的に御利用されている方々がいらっしゃいます。その方々を幅広くしっかり受入れをするということを進めているところです。例えば,水泳などのグループに対してはプールを優先提供し,盲卓球などは会議室を優先的に提供しています。昨年は8団体に対して,御提供しています。  もう一つは水泳グループで,全国障害者スポーツ大会等に参加する選手もおります。その方々の練習会場の提供だったり,参加費・交通費等もかかりますので,加盟団体に対しての助成金を拡大し,特にジュニア層に対しての支援ということでサポートをしています。その他の事業では,令和元年度には車椅子バスケットボールの国際大会が武蔵野の森スポーツプラザで開催されましたので,練習場所の提供や調布市と連携して市内小学生と選手の交流,練習試合の見学会なども実施しました。  また令和3年度頃から,市内障害者スポーツ団体による協議会がスポーツ振興課中心にできており,体育協会としても参画しています。  少し総合体育館と離れますが,市民スポーツまつりなどでは車椅子バスケットボールの体験や東京都障害者スポーツ協会と連携してのパラスポーツ体験ということで車椅子の試乗,ブラインドサッカー,フライングディスク等の体験をしていただきました。障害者スポーツについては以上の内容で活動しています。  もう一つ,職員の育成ですが,令和元年度から3年度につきましては他団体との人事交流はコロナ禍ということもあり実現できておりません。以前東京都障害者スポーツ協会と協議していたことはあります。味の素スタジアムに事務所がありましたので,人材交流ができないかと何度か打合せをさせていただきました。コロナ禍ということで実現できていませんが,来年度以降しっかり取り組みたいと考えています。  人事評価制度につきましては,市から制度についての資料提供をいただき,管理職から評価制度を取り入れ,徐々に全職員に対象を広げるということで,指導いただいています。現段階では本格稼働までには至っておりません。  ●E評価員  何点か質問させていただきます。数々の事業を行って,総合体育館を活用していくという中での取組をされていると感じております。  この中で先程も少し話がございましたけれども,市の施策との連携という中,基本計画の中でも取組が幾つか,例えばスポーツ環境,スポーツ活動の推進,FC東京との連携が基本計画の中でも定められていて,それに基づいた連携をされている。  特にこの中で,直近のところでは東京2020大会,ラグビーワールドカップというところでの連携があったかと思います。  この辺りでスポーツ振興課との連携ということになると思いますけれども,先程も車椅子バスケットボールの件など幾つかある中で,今後において,市の体育館の活用としてこれまでの計画に取り組んできた中で,新たに取り組むべき方向性,事業の提案というようなイメージがありましたらお願いしたいという部分と,もう一つは先程高齢者というところが出ておりましたけれども,今の人口の動向など見ていると,人口そのものは横ばいか増えていくということがある中で,高齢化がかなり進んでいく状況があって,健康増進,体力を増進していくというところが非常に,一つポイントとしてあると思いますけれども,それに対しての取組が,これは意見という形になると思いますが,そういったところの,これまでも幾つかされていて,体育館のプログラムの中でもあったかと思いますけれども,また伸ばしていただきたい,ということで,市の基本的な施策の方向性にこれまでも貢献されている中でのところを踏まえて,今後どういったことが想定・提案できるかなどもしあれば教えてください。  ○体育協会  調布市の施策に関する連携という部分で,指定管理4期目になりますが,当初から市との連携は重点的な計画の一部となっておりましたので,例えば選挙や調布市が主催する事業などには優先的に施設提供をしています。  調布市の計画では,スポーツ環境の整備であったり,FC東京との連携がありますので,例えばFC東京との連携についてはサッカー以外にもバレーボール大会等で参加賞をいただいたり,姉妹都市である木島平に小学生を連れていくスポーツキャンプを実施していましたが,コロナ禍で連れて行けず,総合体育館で宿泊なしで実施した際には,FC東京からコーチや元選手に来ていただきました。  また,指定管理の4期目に入ってからは,福島県の少年サッカーチームを呼び被災地支援事業として東京都のサポートをいただきながら,FC東京の現役選手に来ていただいたり,いろいろな場面でFC東京との連携は継続的に行っています。  今後につきましては,これまでの事業をしっかり継続していくのはもちろんですが,例えば障害者スポーツでもFC東京のコーチ陣が携わっている事業もありますので,体育協会としても連携できると思っています。具体的な事業名まではご説明できませんが,重点的に取り組みたいと考えています。  2点目,高齢化社会に向けてという部分ですが,総合体育館では7つのプログラム事業を中心に行っておりますので,その中の健康増進プログラムは,高齢の方の参加が比較的多いという現状がございますので,体育室,小体育室,会議室でのプログラムを増やし,いろいろな時間帯で実施することにより,利用者が御希望の時間帯にいろいろな種目を選び参加できますので,そういった事業も今後増やしていきたいと思います。  今回,プールを休止しておりますが,これまでも施設が急に使用出来なくなることはありましたので,担当者が,プールでやっていた指導者に,他の施設や会議室など,市内の施設で振替の事業を1月から実施できないかと調整していますので,できるだけ実施プログラム数が少なくならないように対応いたします。  ○事務局  質疑につきましては,以上とさせていただきます。評価員の皆様には,評価シートの作成をお願いいたします。作成時間となりますので,一旦体育協会及びスポーツ振興課の職員は御退席ください。作成が終わりましたら,事務局まで提出をお願いします。評価シートの提出を終えられた評価員におかれましては休憩とさせていただきます。休憩の間に事務局で評価シートの集計を行います。   - 各評価員評価シートの作成・休憩 -  ○事務局  それでは再開いたします。評価シートの集計が終わりましたので,事務局で発表させていただきます。   - 事務局から評価シート集計結果の説明 -  最後に,評価員の皆様から一人ずつ,総括的な御意見をいただきたいと存じます。H評価員から順番にお願いいたします。  ●H評価員  利用者満足度調査を拝見しますと,非常に高い評価を頂いているというのがここ数年続いているようです。日頃の,市民に寄り添った経営,運営そういったものの成果がアンケート結果に出ていて素晴らしいなとまず最初に持った感想です。  ここ2年ないし3年,コロナ禍の下での運営ということで非常に苦しかった,これから収まるのかと思いますが,1回スポーツから離れた市民をいかに復帰してもらうか。ここは新しく入ってもらうよりも難しいかもしれないと思うのですね。そういった人たちにもう一度汗を流す心地良さを思い出していただくような取組,プログラムをこれから是非開発していただきたい。  三つ目ですが,これからの日本は調布も含めてですけれども,少子化と高齢化という二つの大きな問題を抱えている中で,どうやって異年齢の交流を増やしていくかが大切と思っています。日本はどちらかというと輪切りになっている世の中だと思うのですが,縦に串を差していけるのはスポーツの持っている大きな力ではないかと思います。先程の結果で△が二つついているところもあったと思うのですが,何かそういう子どもさんとお父さんお母さん世代と,おじいちゃんおばあちゃん世代が一緒にできるような取組が開発できないかなと思っています。そこに障害者の方々も入っていただければ,パラスポーツが生涯スポーツに変わっていくのではないかと感じています。  最後です。弁護士さんたちの中にスポーツ法学科会というグループがあります。スポーツ活動や施設等で事故が起きたときの原因などを究明されている弁護士さんたちです。そのようなところからもいろいろな情報を取られると今後の安全・安心をキープしていくことに役に立つかなと思います。以上です。ありがとうございました。 ●C評価員  これまで資料の準備等ありがとうございました。私からは,何点か申し上げたいと思うのですが,まず一つに,私の評価として,今回のどの評価施設についても収入に関しては課題があるとさせていただきました。これはコロナによる外的要因で利用者が落ちて,それによって当初の計画から比べると課題があるという意味で付けていて,体育館の運営として固有に問題があるという意味合いではないのですけれども,いずれにしても回復していかなければならないということで課題があると評価をさせていただきました。  次に修繕に関しては先程から,重大なインシデントにつながる事案があったということだったのですが,事前に修繕費等の推移を見ていくと,必ずしも予算に縛られながら修繕を出しているということではなくて,必要に応じてそれなりの修繕費を支出しているなど,調布市との連携という意味では,一定の努力をされてきたのかなというふうに評価しています。  リスク管理という意味では結果論かもしれませんが,少し課題が残っているというところで,この点については市と連携の上,市も単にスポーツの課だけでなくて,施設管理を取り仕切っている施設所管課,施設を取りまとめている施設再編等検討している課とも連携しながら,長期的な改修の必要性を働きかけていただければと思っております。  最後に,調布市はFC東京のホームタウンということで,私もサッカーが好きで味の素スタジアムに観戦に行くのですけれども,非常に他の自治体にはない魅力,強みであり,かつ,他の団体では欲しくても手に入らないようなコンテンツだと理解しています。その中で市全体としては様々な取組,連携の取組をされていることは理解していますけれど,絞って総合体育館として何をしているのかという観点だけで見てみると,バレーボールのときの参加賞の授与ぐらいになっていて,あの辺の地域の住民の方からすると,体育館を通じて地域クラブとの関わりというところを感じてみたいというのは少し限られているのかなとの印象を持ちましたので,もっと,あの場所を使って何かできる取組については前向きに御検討いただければと思います。私からは以上です。 ●A評価員  様々な御準備ありがとうございました。本日改めて高齢者福祉等に関しての問題意識などもお伺いできまして,本当に幅広い方々に向けてプログラム,サービスを提供されているなと感服いたしましたし,是非そこはこれから先継続していっていただきたい。さらにコロナの中では進められなかった地域コミュニティプログラム,こちらについても非常に楽しみにしておりますので,やはり体育館が中核となってコミュニティができていくというのはなかなか面白いモデルになるかなという意味で注視しております。  その上で,期待の一方で懸念もございます。冒頭にも質問いたしましたけれども,施設の保全・維持といったところで,今回の件は直接的には指定管理者さんの何か不足があったというわけではないとは思うのですが,想像が混じって申し訳ないのですが,市と指定管理者さんが結構ギリギリのところを上手くまわしてきてしまったがゆえに,重大事故につながるようなことが起こったのかなという気もするので,あえて厳しく,ここはこのタイミングで抜本的に,このまま施設の保全維持を今までの延長で考えてよいのかということを,是非市と,市もスポーツ振興課だけではなく営繕課ですとか,あるいは財政の部門の方たちも交えて,根本的な議論を是非していただきたいなと思います。これは希望の部分ですね。  それから,人事評価とか人材育成に関しては,ちょっと少し失礼な言い方になるのですが,他の2団体さんと比べると取組が遅れているなと率直な印象ですので,こちらも是非頑張っていただきたいと思います。  あと三つ,できればこちらも頑張っていただきたいということを申し上げます。災害協定を踏まえた体制整備についてはなるたけ早い実現をお願いいたします。  それから,クラウドファンディング等の自主財源についてそろそろ検討していただいて,設備とかも,本来市が購入すべきものですけども,クラウドファンディング等でできないかといったことをお考え下さい。  最後,LGBTQの方への取組については,デリケートなところで,なかなか表立った議論が正直未だに難しいのが社会的にあるのが実情だと思うのですけれども,そういう中で,何かしらの事例を御存知であったり取り組んでいらっしゃるといった部分。総合体育館だからこそ発信できる情報のようなものがあると思いますので,そういったものを教育委員会であったり男女共同参画推進センターだったり,そういったところと連携する中で,LGBTQの方々が過ごしやすい社会づくりに貢献していただきたいなと強く思っている次第です。 ●B評価員  私は官民連携事業の行政側コンサルティングをやっています。特にスポーツ施設を多くやっていることもあって,そうした経験から意見を述べさせていただきます。  総合体育館,体育協会さんは非常に努力しながら,様々な特に特徴的なのが多種多様なプログラムを努力してやっていらっしゃるなというところが,非常に評価できるポイントかなと思いました。  今回,総合体育館の役割って何なのか考えた場合に,スポーツ庁なども推進していますが,我が国のスポーツの在り方,考え方を踏まえるとこういった総合体育館,地域の総合体育館というものの意義としては,全ての市民の心身の健康に貢献する。それを通じて市民のウェルビーイングに資するということで,スポーツの持つ意味は健康のためということもありますけれど,それは楽しみのためでもあって,楽しみが混ざることによって健康寿命が更に延びていくという調査結果もありますので, そこはスポーツを通じた交流拠点なんだという意識を持ってもよいのかなと思っています。  そういう観点では,総合体育館さんの,特に障害者向けのプログラムが充実しているのも素晴らしいことだと思いましたし,運動の苦手な子ども向けのプログラムがあるのが非常によいなと思いました。スポーツ実施率を上げていって,健康寿命につなげる,ひいては医療費削減に貢献する,ここは充実してやられたらよいかなと思います。  一歩更に進んだものをやるとすると,障害者スポーツは実は皆さん一生懸命オリパラがあったときに取り組まれているんですけれど,障害者と健常者の交流みたいなところは相変わらず断絶されたままなんですね。障害者は障害者だけでスポーツをするという状況なので,本当は多様性という観点からも,障害者と健常者が一緒に楽しめるスポーツの在り方に取り組んでもよいのかなと。なかなかできていないんですけれども,こういったところはあるとよいなと思いました。  また,総合体育館さんは非常に稼働率が高くて多分パンパンで事業をやってらっしゃる一方,周辺は結構ゆとりある土地があって,あそこら辺を活用できないものかと。ぱっと見なので,もしかしたらそんなこと全然ないんですということかもしれないのですけれども。調布市さんがよいとおっしゃるのであれば多少投資をして,例えばちょっとアーバンスポーツができますとかスケボーだとかボルダリングだとかパルクールだとか,そういったものがもう少しできる。ダンスができますよとかいうところがあってもよいと思います。  館内はコロナもあって,テーブルや椅子をやめちゃうということだと思いますけれど,やっぱり交流の場ってスポーツの場所では必要かなと。本当はテーブルや椅子を,外でもよいので置いたりして,要はスポーツをする若者がもうちょっといたり,おしゃべりする人がいる空間が外構部分でもよいから取り組めるとよいのかなと思いました。そうでないと,スポーツ施設って決まり切った人だけが使う施設になってしまうので,全市民に交流の場を提供するということ,思い切ってやっていくというのがあっても良いのかなと。投資が必要になってくると調布市さんの努力が必要とは思いますけれど検討してみていただいても良いのかなと思いました。 ●D評価員  まずは事前の資料作成等ありがとうございました。私からは先程質問の中で確認させていただきましたけれど,指定管理者の選定審査委員会の中での附帯意見については,今後も状況等は確認されるような内容であると思います。コロナ禍によってなかなか進められない部分もあったと思いますけれども,例えば市内外の団体との人事交流については,まだ検討段階というふうにおっしゃっていましたが,東京都障害者スポーツ協会との交流の検討等考えていらっしゃるということですので,引き続き,検討展開について取組をいただきたいと思っております。  また,共生社会の充実に向けては,市内障害者スポーツ団体による協議会へ参画をしているとのこと。体育協会は地域に根差した団体として,体育協会の加盟団体の方々の協力を得ながら事業等実施をされていると伺っていますので,その強みを生かして取組を展開していただきたいと思います。  それから,災害時協力協定の締結です。こちらも災害ボランティアセンター設置時の事前の意見交換等を行うなど,積極的に取り組んでいるとのことでした。引き続き施設の管理運営に長年関与されてきた立場・経験を生かして訓練等の実施などにも,協力をいただきたいと思いますのでよろしくお願いします。  最後に個人情報の保護ですが,こちらについては,改正個人情報保護法が2022年の4月に施行されていますので,法に基づきまして適切な管理に努めていただきたいと思います。また,定期的な職員の皆さんへの研修の実施など周知啓発を図っていただきたいと思いますので,よろしくお願いします。以上です。 ●E評価員  私から何点かお話させていただきたいと思います。先程キーワードとして出させていただきましたけれども,今やはり多種多様なプログラムを行っていて,いろいろな層の方に来ていただいて,高齢の方が多いというお話でしたけれども,例えば障害のある方であったり,いろいろな方が参加できるようなプログラムであったり施設の内容,そういったものを準備しているところが非常に良い取組ができているかなと思います。  プールの部分はありますけれども,そういったところの場の確保というところも必要であって,総合体育館という規模のスポーツ施設,市の拠点になる部分での必要な部分であるとか。それに対して個別の事業等取り組まれている中で,指定管理期間が今ここで中間に来ているというところで,今後に向けた取組を考えたときに,個別単発的な内容というよりも,個別単発であってもそれが積み重ねていって,最終的に長期的に見たときにこんな成果が出ているというような内容での事業の提案。それから事業計画というところの今後の事業展開ができると更に良くなるのかなと思います。明確な目標設定しながらというところになっていくと思いますので,そういった視点を含めて進めていただければと思いました。  また,これからの人口の動向であったりというところを見たときの健康増進,高齢化が進む中での健康増進,健康寿命であったり,それがひいては医療費の抑制につながっていくところを見ると,やはりそういったところの視点を持ってプログラムや事業を進めていくところも必要なのかなと思います。そうしてくると,市の計画の中で,例えば高齢部門との連携であったりとか,スポーツだけではなくスポーツというところを使った多種多様な連携というところが今後展開できるのかなと思いますので。ちょうど今,市でも新たな基本計画を策定している中で,スポーツに関する施策のところでの連携はもちろんのこと,それ以外にも例えば健康問題,高齢問題,共生社会の実現というところで様々な問題に取り組んでいることもありますので,そういったところに総合体育館として,体育協会として関連しながら今後進めていければさらに,更にまだまだ伸びしろがあって活性化につながっていくのかなと思いました。  また,それを支えるための人材育成,体制整備というところでの長期的な視野,10年間を見た中で今後進めていただければと思いますので,これからの指定管理期間後半に向けた事業を計画していく中ではそういった視点を持ちながら取り組んでいただければと思います。私からは以上です。  ○事務局  評価員の皆様,ありがとうございました。指定管理者におかれましては,引き続き,市民サービスの一層の向上や施設管理・事業の効率化に向け,本日の評価員からのコメントについて,改善の取組の参考にしていただきたいと存じます。なお,本日の議事録は後日市ホームページにて公開いたします。調布市総合体育館の第三者評価につきましては,以上とさせていただきます。皆様ありがとうございました。  体育協会及びスポーツ振興課の職員はここで御退席ください。 4 評価員講評  ○事務局  続きまして,評価員の皆様から二日間にわたる第三者評価の講評をいただきたいと存じます。  評価員の皆様,10月の施設見学から始まり,プレゼンテーション動画視聴,昨日・本日の第三者評価と本日に至るまで,長きに渡り,御協力いただき誠にありがとうございました。指定管理者の第三者評価については,平成28年度に初めて実施し,今回が2回目の試みとなりました。次回以降の取組に生かすため,評価の手法等について事務局に対する改善点・反省点などについての御意見・御要望等がございましたら,是非おっしゃっていただきたいと存じます。その他感想でもかまいませんので忌憚のない御意見を頂戴したいと思います。   - 評価員講評 -   5 閉会  ○事務局  皆様,ありがとうございました。皆様から頂いた御意見は,今後の取組の参考にさせていただきます。それでは,これで指定管理者に関する第三者評価を終了いたします。皆様,大変お疲れさまでした。 1