■令和4年度第2回調布市生活安全対策協議会議事録(要旨) 日時 令和5年2月8日(水曜日)午後1時30分から午後3時まで 会場 本庁舎5階市長公室 議題 1 令和4年度生活安全対策主要事業報告等について 2 ATM周辺特殊詐欺被害防止啓発活動について 3 調布市内の犯罪発生状況について 4 調布市内の火災発生状況について 5 消防団の活動について 6 防犯協会の取組について 7 小・中学校の防犯に関する取組について 主な意見要旨 ・地域での防犯パトロール実施事業について,防犯パトロール団体とわんわんパトロール実施者に対してアンケート調査を実施し,次第に新型コロナウイルス感染症感染拡大前のパトロール活動を取り戻しつつあることが分かった。 ・防犯カメラ設置事業について,今年度設置予定の20か所の防犯カメラは全て東京都の補助金の交付が決定し,今年度中に設置が完了する予定である。 ・ATM周辺特殊詐欺被害防止啓発活動について,市独自の取組として,警察署・防犯協会・シルバー人材センター・市が連携し,ATM利用者への特殊詐欺被害防止の意識啓発や注意喚起活動を実施する。令和5年3月に施行実施し,令和5年度は通年事業としての実施を検討している。 ・市内の犯罪発生状況について,侵入窃盗・万引き・自転車盗・バイク盗が増加した。特殊詐欺被害発生状況として,令和4年の調布警察管内の特殊詐欺被害は105件・1億6千万円の被害が発生し,そのうち,調布市内では72件・1億3千万円の被害が発生した。一方,特殊詐欺未然防止件数は72件,検挙件数は24件で,全庁3番目の検挙数である。 ・市内火災件数について,火災件数は59件で前年比6件の増加となった。寝たばこ,電気ストーブ等が原因の火災が多く発生した。救急出動件数について,コロナに起因する救急要請が多く発生したことにより,12,691件(前年比1,622件増加)となり過去最多の件数となった。救急要請すべき内容かどうか#7119に連絡することで事前に確認することができるため,今後広く周知していきたい。 ・消防団活動について,ポンプ車の運転が不慣れな団員が相当数いることが課題となっている。運転講習会等の機会を活用し,経験を積んでいく必要がある。 ・防犯協会の取組について,駅前での防犯キャンペーンを実施した。特殊詐欺による被害は依然として多く発生しているため,市や警察署と連携し,対策を強化していきたい。 ・小・中学校の防犯に関する取組について,全ての市立小中学校でセーフティ教室を実施した。題材は,小学校では連れ去り防止,中学校ではSNS被害防止について取り上げた学校が多かった。また,通学路の合同点検を学校・PTA・地域・市・警察で連携し,布田小・染地小等南西エリアを中心に計7箇所で実施した。交通安全・防犯面の点検として暗く見通しが悪く,危険な場所の確認を行い,対策について検討を行った。