多摩地域福祉有償運送運営協議会 運営協議会 (平成26年度 第1回) 会議録 会議名  平成26年度多摩地域福祉有償運送運営協議会 第1回運営協議会 日時  平成26年8月21日(木) 午後1時35分~3時15分 場所  東京自治会館 大会議室 出席者 委員  下條・紺野・藤井・島津・水田・秋山(正)(石井委員代理)・  見須(横田委員代理)・小菅(関根委員代理)・山口・内野・  吉沢・村野・荒井 説明者  社会福祉法人 府中市社会福祉協議会  特定非営利活動法人 ちょうふ自立応援団  特定非営利活動法人 調布ハンディキャブ  特定非営利活動法人 自立生活センター・小平  特定非営利活動法人 移動サービス・バイユアセルフ  特定非営利活動法人 障害者の自立を支える会こすもす  特定非営利活動法人 ぶなの樹会  特定非営利活動法人 清瀬福祉移送センターせせらぎの会  社会福祉法人 清悠会 ケアセンター悠々の会  特定非営利活動法人 地域ケアネットワークゆいまぁる  特定非営利活動法人 国分寺ハンディキャブ運営委員会  特定非営利活動法人 くにたちさくら会  特定非営利活動法人 自立生活センター・東大和  特定非営利活動法人 ヒューマンライフ・エンジョイ友の会  社会福祉法人 あきる野市社会福祉協議  特定非営利活動法人 八王子バリアフリーの会  特定非営利活動法人 ケアプレイスはなでんしゃ  特定非営利活動法人 くるみ  社会福祉法人 みずき福祉会  特定非営利活動法人 ハンディキャブゆづり葉  社会福祉法人 永明会  社会福祉法人 正夢の会 事務局  東村山市・国分寺市 欠席委員  関森・秋山(哲)・笹井 議題  1 開会  2 委員紹介及び挨拶  3 副会長の指名について  4 議題  (1)第1回及び第2回特別幹事会での審議に関する報告について  (2)運営協議会に協議申請された事項の審査ついて  5 報告、その他  (1)福祉有償運送における運送の区域の特例的な取り扱いについて  (2)その他 公開・非公開の別  公開 非公開の理由 傍聴人の数  9名 配付資料  事前配付資料  ・平成26年度第1回運営協議会審査団体一覧  ・福祉有償運送 更新登録申請団体要件確認表(17団体)及び 自家用自動車有償運送対価変更協議依頼書(9団体)  ・多摩地域福祉有償運送運営協議会設置要綱  机上配付資料  ・資料1 多摩地域福祉有償運送運営協議会委員・ブロック幹事会委員名簿  ・資料2 多摩地域福祉有償運送運営協議会特別幹事会委員名簿  ・資料3 多摩地域福祉有償運送運営協議会79条登録団体等一覧表  ・資料4 特別幹事会審査事項の報告について  ・資料5 「福祉有償運送における運送の区域の特例的な取り扱い」報告について  ・資料6 登録団体の車両数、運転者数、利用者数一覧表 平成26年度 第1回 多摩地域福祉有償運送運営協議会 平成26年8月21日 【協議会事務局】 開会 委員自己紹介 会議の成立報告 副会長の指名 (傍聴者入場) 【会長】  改めまして、よろしくお願いいたします。  早速ですが、資料の確認、会議運営上の確認事項につきまして、事務局よりお願いいた します。 【協議会事務局】  それでは、事務局より配付資料についてご説明いたします。  委員の皆様に先日お配りしました資料は、審査団体一覧表、各団体の要件確認表及び多 摩地域福祉有償運送運営協議会設置要綱でございます。  次に、本日お配りした資料のご案内をさせていただきます。本日お配りしましたのが、 第1回運営協議会の次第、資料1といたしまして、多摩地域福祉有償運送運営協議会委員・ ブロック幹事会委員名簿、資料2として、特別幹事会委員名簿、資料3として、79条登 録団体一覧表、資料4として、特別幹事会審査事項の報告について、資料5として、「福祉 有償運送における運送の区域の特例的な取り扱い」報告について、資料6として、登録団 体の車両数、運転者数、利用者数一覧表。また、このほかに、資料番号はついておりませ んが、カラーの印刷で「事務・権限の移譲に係る作業全体スケジュール(案)」という1枚 の資料をお配りしております。本日の配付資料は以上でございます。不足等ございました ら事務局までお申しつけください。よろしいでしょうか。  続きまして、会議運営上の確認をさせていただきます。会議を開催する当たり、会議運 営上の確認事項についてご報告いたします。設置要綱第11条の規定により、運営協議会 は原則公開となっており、公開用の会議録を作成いたしますので発言を録音いたします。 発言される方は氏名を述べてからお話しくださいますようお願いいたします。ご発言のと きのマイク操作でございますが、お手元の緑色のボタンを押していただきますとマイクの ところが赤く光ります。そうしますとスイッチが入ります。発言後は、お手数ではござい ますけれども、もう一度ボタンを押していただきましてマイクをお切りいただきますよう お願いいたします。  なお、公開用の会議録は、発言者の名前を会長、副会長、委員、事務局という表示に変 更いたします。個人の氏名は表示いたしません。  傍聴の方にご連絡いたします。傍聴される際には録音、撮影はご遠慮いただいておりま す。また、公開することにより協議の妨げになると会長が判断した場合は非公開とするこ とができる規定となっております。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 【会長】  ありがとうございます。  それでは、次第の4番の(1)第1回及び第2回特別幹事会の審議に関する報告につい て、特別幹事会事務局からお願いいたします。 【委員】  特別幹事会の会長をしております国分寺市でございます。よろしくお願い いたします。  第1回運営協議会に先立ちまして、去る7月1日に第1回、また本日8月21日に第2 回の特別幹事会を開催いたしておりますことをご報告申し上げます。  7月1日に開催いたしました第1回特別幹事会では、更新登録申請13団体、対価の変 更協議申請5団体、更新登録及び対価の変更協議申請4団体の計22団体について審査を する予定でございましたが、2団体が申請取り下げをいたしましたため20団体の審査を いたしました。  結果の詳細につきましては後ほど特別幹事会事務局よりご説明をいたしますが、更新 登録申請は11団体が了承、1団体が条件付きで了承、1団体が取り下げのため再審査とな りました。対価の変更協議申請は4団体が了承、1団体が取り下げのため再審査となりま した。また、更新登録及び対価の変更協議申請は3団体が了承、1団体が審査未了で再審 査となっております。  また、先ほど行いました第2回特別幹事会では、第1回で審議未了となった更新登録及 び対価の変更協議申請1団体、また取り下げとなっておりました更新登録1団体と対価の 変更協議申請1団体を審査いたしまして、全て了承となりました。  個々の結果につきましては、特別幹事会事務局より報告をさせていただきます。 【特別幹事会事務局】  特別幹事会事務局の国分寺市から報告をいたします。お手元に ございます資料4、特別幹事会審査事項の報告に沿いましてご説明をいたします。  それでは、第1回特別幹事会について報告をいたします。  まず、府中市所管の社会福祉法人府中市社会福祉協議会でございます。運送主体、使用 車両、運転者、運行管理責任者、会員数、損害保険が変更となっています。運送主体は変 更届出中、使用車両は届出済みです。  No.2、続いて、調布市所管の特定非営利活動法人ちょうふ自立応援団でございます。 こちらの団体につきましては、運送の対価及び運送の対価以外の対価について、消費税率 引き上げに伴う変更でございます。また、更新登録申請について使用車両、運転者、運送 対象、会員数、損害保険が変更となっています。運送対象は変更届出中、使用車両は届出 済みです。  No.3、調布市所管の特定非営利活動法人調布ハンディキャブでございます。使用車両、 運転者、運行管理責任者、会員数、損害保険が変更となっています。使用車両は届出済み です。  No.4、小平市所管の特定非営利活動法人自立生活センター・小平でございます。運送 主体、運転者、会員数が変更となっています。運送主体については届出済みです。  No.5、小平市所管の特定非営利活動法人移動サービス・バイユアセルフでございます。 審査の結果、利用対価表について見直しの必要があるため審議未了となり、第2回特別幹 事会で再審査となりましたので、後ほどご説明いたします。  No.6、東村山市所管の特定非営利活動法人障害者の自立を支える会こすもすでござい ます。こちらの団体につきましては、運送の対価の変更がございます。また、更新登録申 請について運送主体、使用車両、運転者、運行管理責任者、運送対象、会員数、損害保険 が変更となっています。運送主体、使用車両、運送対象については届出中です。  No.7、清瀬市所管の特定非営利活動法人ぶなの樹会でございます。こちらの団体につ きましては、運送の対価及び運送の対価以外の対価について、消費税率引き上げに伴う変 更でございます。  No.8、清瀬市所管の特定非営利活動法人清瀬福祉移送センターせせらぎの会でござい ます。運送主体、使用車両、会員数、損害保険が変更となっています。運送主体、使用車 両については届出済みです。  No.9、清瀬市所管の特定非営利活動法人清悠会ケアセンター悠々の会でございます。 運送主体、使用権原、運転者、会員数が変更となっています。運送主体については届出中 です。  No.10、東久留米市所管の特定非営利活動法人地域ケアネットワークゆいまぁるでご ざいます。こちらの団体につきましては、運送の対価及び運送の対価以外の対価について、 消費税率引き上げに伴う変更でございます。  No.11、国分寺市所管の特定非営利活動法人国分寺ハンディキャブ運営委員会でござ います。こちらの団体につきましては、運送の対価について、消費税率引き上げに伴う変 更でございます。  No.12、国立市所管の特定非営利活動法人くにたちさくら会でございます。運送対象、 会員数、損害保険が変更となっています。 運送対象については変更届出中です。  No.13、東大和市所管の特定非営利活動法人自立生活センター・東大和でございます。 こちらの団体につきましては、運送の対価が変更となっています。  No.14、武蔵村山市所管の特定非営利活動法人ヒューマンライフ・エンジョイ友の会 でございます。使用権原、運転者、会員数が変更となっています。  No.15、あきる野市所管の社会福祉法人あきる野市社会福祉協議会でございます。運 転者、運行管理責任者、会員数が変更となっています。  No.16、八王子市所管の特定非営利活動法人八王子バリアフリーの会でございます。 使用車両、運転者、運送対象、会員、損害保険が変更となっています。運送対象について は届出中です。  No.17、八王子市所管の特定非営利活動法人ケアプレイスはなでんしゃでございます。 こちらの団体につきましては、運送の対価及び運送の対価以外の対価について、消費税率 引き上げに伴う変更でございます。また、更新登録申請について運転者、運送対象、会員 数が変更となっています。運送対象については届出中です。  No.18、八王子市所管の特定非営利活動法人くるみでございます。使用車両、運転者、 運送対象、会員数、損害保険が変更となっています。使用車両及び運送対象については届 出中です。  No.19、八王子市所管の社会福祉法人みずき福祉会でございます。使用車両、会員数、 損害保険が変更となっています。使用車両については届出済みです。審査の結果、運転者 の要件について確認し整理することで条件付きの了承となっています。  No.20、多摩市所管の特定非営利活動法人ハンディキャブゆづり葉でございます。こ ちらの団体につきましては、団体の出席ができなかったため申請を取り下げ、第2回特別 幹事会で改めて審議を行うこととなりましたので、後ほどご説明いたします。  No.21、稲城市所管の社会福祉法人永明会でございます。運送対象が変更、届出中と なっています。  No.22、稲城市所管の社会福祉法人正夢の会でございます。こちらの団体につきまし ては、所管市が稲城市のほか多摩市がございますことから申請を取り下げ、第2回特別幹 事会で改めて所管市よりそれぞれ申請をし審査を行うこととなりましたので、後ほどご説 明いたします。  続きまして、第2回特別幹事会についてご報告をいたします。  No.1、小平市所管の特定非営利活動法人移動サービス・バイユアセルフでございます。 こちらの団体につきましては、運送の対価の変更及び更新登録申請でございます。第1回 特別幹事会で、利用対価表の見直しが必要ということで審議未了となりましたため、改め て審査を行いました。  No.2、多摩市所管の特定非営利活動法人ハンディキャブゆづり葉でございます。こち らの団体につきましては、運送の対価及び運送の対価以外の対価について、消費税率引き 上げに伴う変更でございます。第1回特別幹事会において申請を取り下げましたので、改 めて審査を行いました。  No.3、最後になりますけれども、稲城市及び多摩市所管の社会福祉法人正夢の会でご ざいます。こちらの団体につきましては、運送の区域が複数市にまたがっておりますので、 それぞれの市より協議申請を行いました。事務所名称、使用車両、運転者、運行管理責任 者、会員数、形態が変更となっております。事務所の名称及び形態は届出済みとなってお ります。  特別幹事会での審査結果に関する報告につきましては以上でございます。ご協議のほど よろしくお願いいたします。 【会長】  ありがとうございました。  それでは、次第の4番の(2)協議申請された事項の審査に入りたいと思います。既に ご案内のとおり、本日は更新登録17団体及び対価変更9団体の審査を行います。そこで、 事務局より3つのグループに分け、グループごとの一括協議の方法が提案されております。 特別幹事会での指摘事項等はしっかり審査いただきますが、会議の効率化のためにグルー プごとの一括協議の方法で進めるということでいかがでしょうか。 (「異議なし」の声あり) 【会長】  それでは、まず協議予定団体一覧の①のグループ、No.1から9までの審査 を行います。協議団体の府中市社会福祉協議会から清悠会ケアセンター悠々の会までの方 は団体説明員席にご移動ください。  それでは、所管の府中市から順に補足説明がありましたらお願いいたします。 【府中市】  それでは補足説明をさせていただきます。府中市でございます。よろしく お願いいたします。  前回からの変更点につきましては、先ほど事務局から説明をいただきましたとおりでご ざいます。6月25日に府中市社会福祉協議会事務所におきまして、運行記録簿等の書類 を確認し、あわせて使用車両につきましても確認をさせていただいております。結果、適 正に管理運営されている状況を確認いたしましたので、報告をさせていただきます。  ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 【調布市】  調布市でございます。No.2、特定非営利活動法人ちょうふ自立応援団に つきまして、運送の対価の変更申請につきましては、事務局説明のとおり、消費税率の引 き上げに係る分についての変更です。  また、前回更新時からの変更点は、事務局からの説明のとおりです。  なお、要件確認表No.8、運送の対象、態様の種類の変更について、変更届出中と記載 しておりますが、平成26年7月10日に手続が終わりましたので、報告させていただき ます。  そのほか、団体事務所におきまして、6月16日に運行記録簿等の書類や使用車両の確 認を行いました。適正な管理運営がなされている状況でございます。ご審議のほどよろし くお願いいたします。  続きまして、No.3、特定非営利活動法人調布ハンディキャブにつきまして、前回更新 時からの変更点は、事務局からの説明のとおりです。  また、団体事務所におきまして、運行記録簿等の書類や使用車両の確認を行いました。 適正な管理運営がなされている状況でございます。あわせてご審議のほどよろしくお願い いたします。  以上です。 【小平市】  小平市でございます。No.4、自立生活センター・小平でございます。前 回からの変更点につきましては、事務局説明のとおりでございます。6月11日に団体事 務所におきまして運行記録簿等の書類や使用車両を確認させていただきました。適正な管 理運営されております状況をご報告いたします。  続きまして、No.5、移動サービス・バイユアセルフでございます。先ほど開催してい ただきました第2回特別幹事会において、対価の変更、更新登録申請についてご審議いた だきました。対価の変更につきましては、団体の運営状況が厳しいということが理由でご ざいますが、会員の負担を考慮し、必要最小限の値上げを行いたいというものでございま す。6月17日に団体事務所におきまして運行記録簿等の書類や使用車両を確認させてい ただきました。適正な管理運営がなされております状況をご報告いたします。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 【東村山市】  東村山市でございます。No.6、NPO法人障害者の自立を支える会こ すもすについてご説明させていただきます。前回からの変更点は、事務局説明のとおりで ございます。5月26日に障害者の自立を支える会こすもすにて運行記録簿等の書類を確 認させていただきました。使用車両についても確認し、適正に管理運営されております状 況をご報告させていただきます。  また、運送の対価の変更につきましては、近年、近距離の利用の方が多く、利用者の方 の負担が大きくなってしまっている現状がございました。そのため、利用者の方の利便を 考慮し、負担の少ない対価に変更したいと団体からの申し出がありましたので、今回変更 登録を行いたいと考えております。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 【清瀬市】  清瀬市でございます。よろしくお願いいたします。  初めに、No.7、NPO法人ぶなの樹会でございます。運送の対価の変更申請につきま しては、事務局説明のとおり、消費税率の引き上げに係る分についての変更となります。  続きまして、No.8、NPO法人清瀬福祉移送センターせせらぎの会でございます。前 回からの変更点は、事務局説明のとおりでございます。6月13日に団体を訪問し、車両 4台と運行記録簿等の関係書類の点検及び代表者との面談により、事業が適正に運営され ていることを確認しております。  最後に、No.9、社会福祉法人清悠会ケアセンター悠々の会でございます。前回からの 変更点は、事務局説明のとおりでございます。同じく6月13日に団体を訪問し、車両2 台と運行記録簿等の関係書類の点検及び代表者との面談によりまして、事業が適正に運営 されていることを確認しております。  以上につきまして、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 【会長】  ありがとうございました。  それでは、委員の皆様方のご意見、ご質問等よろしくお願いいたします。 【委員】  府中市さんの社会福祉協議会ですけれども、運転手さんが12名から8名と、 これは何割というのですか、4名減って、登録者数が逆に36から57と増えているので すけれども、この辺は十分に運転手さんは余裕を持って移送できるのかどうかという確認 です。  それから、調布市さんのちょうふ自立応援団のほうも運転手さんが大幅に減っているの です。こちらのほうは会員も大幅に減っているのですけれども、その辺の理由をちょっと お聞きしたい。 【府中市】  では、府中市からお答えさせていただきます。確かにご指摘のとおり運転 手が減っているにもかかわらず会員数が増えているという状況でございますが、社会福祉 協議会では利用回数を月4回以内ということで制限しておりまして、現状の登録運転手で も基本的には対応できているということで聞いております。  以上でございます。 【調布市】  調布市でございます。ちょうふ自立応援団ですけれども、会員が減った理 由は、介護タクシー、福祉タクシーの利用が選ばれたり、退会された方、お亡くなりにな った方などがありまして、利用頻度等により名簿を整理した結果、このように利用者数が 減ったということでございます。利用が縮小傾向であるため、車両数や運転者数も減って いるということでございます。  以上です。 【会長】  ほかの委員の先生でご質問、ご意見等ありますでしょうか。  それでは、グループ①の府中市社会福祉協議会から清悠会ケアセンター悠々の会までの 9団体の更新登録及び対価変更につきましては、協議会として特別幹事会の結論を了承す るということでよろしいでしょうか。 (「異議なし」の声あり) 【会長】  ありがとうございます。それでは了承とします。  続いて②のグループ、No.10から14までの審査を行います。団体の方は団体説明員 席にご移動ください。  それでは、所管の東久留米市から順に補足説明がありましたらよろしくお願いいたしま す。 【東久留米市】  No.10、東久留米市でございます。よろしくお願いいたします。  特定非営利活動法人地域ケアネットワークゆいまぁるの対価変更でございますけれども、 運送の対価の変更申請につきましては、事務局説明のとおりでございます。消費税率の引 き上げに係る分についての変更となります。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 【国分寺市】  No.11、国分寺市でございます。よろしくお願いいたします。  NPO法人国分寺ハンディキャブ運営委員会でございますけれども、運送の対価の変更 申請につきまして、事務局説明のとおりでございます。消費税率の引き上げに係る分につ いての変更となります。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 【国立市】  No.12、国立市でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  NPO法人くにたちさくら会の更新についてでございます。前回からの変更点につきま しては、事務局の説明のとおりでございます。運営状況でございますが、6月17日に事 業所におきまして運行記録簿等の書類の確認、使用車両の確認をさせていただきました。 適正に管理運営をされている状況をご報告させていただきます。  以上、補足させていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 【東大和市】  No.13、東大和市でございます。よろしくお願いいたします。  今回の申請につきましては、事務局からご説明がありましたとおり、対価の変更でござ います。また、変更の理由としましては、今後の運営の安定性を保つためでございます。  ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 【武蔵村山市】  No.14の武蔵村山市NPO法人ヒューマンライフ・エンジョイ友の 会の更新でございます。今回の変更点につきましては、先ほど事務局が説明したとおりで ございます。また、5月28日に車両の表示、運行記録簿等を確認し、適正に管理運営さ れていることを確認しております。  以上でございます。 【会長】  ありがとうございます。  それでは、委員の皆様方のご意見、ご質問等よろしくお願いいたします。 【委員】  それでは、国立市さんのくにたちさくら会、先ほどと同じような質問なので すけれども、会員数が51名から23名に大きく減っておられるので、その理由を聞きた いということと、それから利用対価ですけれども、これは介助料200円というのが、運 送料を含めて、タクシー料金でそれが比較されているのですけれども、この介助料という のは介助が必要な方に対して介助料をとっているのか、一律に介助料をとってしまってい るのか、それはどっちかを聞きたいということです。 【国立市】  国立市でございます。運送対象の人数の減についてですが、基本的に団体 から伺って確認をしているところによりますと、お亡くなりになった方や退会された方が いらっしゃったということと、介助料については基本的には介助が必要なときに介助料を とっているということでございます。 【会長】  ほかにご質問、ご意見等ありますでしょうか。 【委員】  国立の方にお伺いしたいのですけれども、会員数が減少したときに、私ども のほうでもこういうNPOの移送サービスがあるとは知らなかったというふうにあるので すが、質問になるかどうかあれなのですが、行政の方の広報のお手伝いといいますか、そ ういったことがあると私たちNPOとしてはありがたいと思っているのですが、そういっ たような支援の仕方というのはあるのでしょうか。 【国立市】  まず市報でお知らせしたり、ちょっとこれは不定期な形になるのですが、 ホームページなどではお知らせをしております。それから団体のほうでパンフレットをつ くられたときに、福祉の窓口等で置かせていただいたりはしておるのですが、確かに周知 については課題だと認識しております。 【会長】  ほかに委員の先生でご質問、ご意見いらっしゃいますでしょうか。  それでは、グループ②の地域ケアネットワークゆいまぁるからヒューマンライフ・エン ジョイ友の会までの5団体の更新登録及び対価変更につきまして、協議会として特別幹事 会の結論を了承するということでよろしいでしょうか。 (「異議なし」の声あり) 【会長】  ありがとうございます。それでは了承とします。  では、ここで一度休憩といたします。10分程度とします。今14時20分ですので、 14時30分開始といたします。よろしくお願いいたします。 ( 休 憩 ) 【会長】  それでは再開したいと思ます。  続いて③のグループ、No.15から22までの審査を行います。団体の方は団体説明員 席にいらっしゃいますね。それでは、所管のあきる野市から順番に補足説明がありました らよろしくお願いいたします。 【あきる野市】  あきる野市でございます。よろしくお願いいたします。  事務局からの説明に補足等はございません。特別幹事会では、高齢ドライバーについて ご指摘をいただいております。このことから、今後もドライバーの健康状態に注意し、安 全な運転、運行に努めていく次第でございます。  また、運行記録簿の書類等につきましては、6月10日に、あきる野市社会福祉協議会 秋川事務所及び五日市事務所にて確認させていただきました。使用車両につきましても確 認し、適正に管理運営されていることをご報告させていただきます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。以上です。 【八王子市】  八王子市でございます。よろしくお願いいたします。  No.16、八王子バリアフリーの会でございます。前回からの変更点は、事務局説明の とおりでございます。6月18日に八王子バリアフリーの会の事務所にて運行記録簿等の 書類を確認させていただきました。使用車両についても確認し、適正に管理運営されてお ります状況をご報告させていただきます。  続いて、No.17、特定非営利活動法人ケアプレイスはなでんしゃでございます。前回 からの変更点は、こちらも事務局説明のとおりでございます。6月19日にケアプレイス はなでんしゃの事務所にて運行記録簿等の書類を確認させていただきました。使用車両に ついても確認し、適正に管理運営されております状況をご報告させていただきます。  また、対価の変更につきましては、事務局説明のとおり、消費税率の引き上げに係る分 についての変更となります。  続きまして、No.18、特定非営利活動法人くるみでございます。前回からの変更点は、 こちらも事務局説明のとおりでございます。6月19日に、くるみの事務所にて運行記録 簿等の書類を確認させていただきました。使用車両についても確認し、適正に管理運営さ れております状況をご報告させていただきます。  続きまして、No.19、社会福祉法人みずき福祉会でございます。こちらにつきまして は、先日の特別幹事会において条件付きとなっておりました運転者について、要件を満た していない運転者は名簿から削除しております。近日中に講習を受講する予定となってお ります。その他は事務局説明のとおりでございます。6月18日に、みずき福祉会ふーぷ の事務所にて運行記録簿等の書類を確認させていただきました。使用車両についても確認 し、適正に管理運営されております状況をご報告させていただきます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 【多摩市】  No.20、多摩市でございます。よろしくお願いいたします。  NPO法人ハンディキャブゆづり葉の対価変更でございますけれども、運送の対価の変 更申請につきましては、事務局説明のとおり、消費税率の引き上げに係る分についての変 更となります。  なお、6月1日付けで代表者の変更があり、代表者変更につきましては運輸支局のほう に届け出しておりますことをご報告いたします。  ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 【稲城市】  稲城市でございます。よろしくお願いいたします。  No.21、社会福祉法人永明会についてでございます。今回の更新におきまして、稲城 市のいなぎ苑の現地にて、5月27日に車両の確認及び今回の更新資料並びに運行記録等 の確認をいたしました。適正に管理運営されていることを確認しております。  続きまして、No.22、社会福祉法人正夢の会についてでございます。5月26日に稲 城市の地域生活支援センター「える」の現地にて、車両の確認及び今回の更新資料並びに 運行記録等の確認をいたしました。適正に管理運営されていることを確認しております。  以上2件につきまして、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 【多摩市】  続きまして、No.22、同じく多摩市でございます。  社会福祉法人正夢の会です。前回からの変更点につきましては、事務局の説明のとおり でございます。多摩市としては、7月25日に社会福祉法人正夢の会にて運行記録簿など の書類を確認させていただきました。同じく使用車両についても現地で確認し、適正な管 理運営されています状況をご報告させていただきます。  ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 【会長】  ありがとうございました。  それでは、委員の皆様方のご意見、ご質問等ございましたらよろしくお願いいたします。 【委員】  ゆづり葉さんですけれども、先般たしか審議に参加されなかったのですね。 何かご事情があって出なかったのか。結構大事な会議なものですから、出ないというなら それなりのご事情があったのかと推察いたしますけれども、何かございましたか。 【多摩市】  多摩市でございます。前回、第1回目の特別幹事会におきましては、来る 予定だった方について急遽急用ができたということで欠席になってしまいました。申しわ けございません。先ほど行われました第2回の特別幹事会のほうに出席をさせていただき ました。  以上でございます。 【委員】  そうではなくて、市としてはそのようなことをちゃんと事前に把握していた のか、それとも何らかの間違いといいますか、きちんとした連絡がつかなかったので来れ なかったとか、そのような話でしたか。 【多摩市】  市としましては、団体に第1回の特別幹事会の出席につきましてはご連絡 などしておりましたが、当日になった突発的な用事だということを伺っております。 【委員】  団体さんもそういうことでよろしいですか。 【多摩市】  今回の運営協議会につきましては、対価の消費税アップ分についての変更 ということでしたので、この場の運営協議会のほうにつきましては欠席させていただいて おります。 【委員】  では、さっきはいたのですね。 【多摩市】  はい。 【委員】  さすがにちょっとお顔を見ないと寂しいものですから。大事な会議というふ うに私ども承知しておりますので、できる限りどなたか、仮の方を出していただくとか、 今後はご配慮いただければと思います。突発的ということならそれはしようがないですけ れども。 【会長】  ありがとうございます。  ほかにご質問、ご意見等ありますでしょうか。 【委員】  先ほどと同じ質問になりますけれども、八王子市さんの八王子バリアフリー の会、ここも会員数が84名から24名と激減していますけれども、この辺はどういうふ うな理由なのでしょうか。 【八王子市】  こちらの登録数が減った理由につきましては、前回の更新時から今回の 更新時までに利用がなかった利用者の方については名簿から削除したということで登録者 数が減っております。 【委員】  ということは、前回の84名のときにはちゃんとそういった利用があったの だけれども、今回、精査してみたら大半の人が利用してなかったということですね。 【八王子市】  そうです。実際に利用者の確認をしたところ、実数としての利用はこの 数になっているということになります。 【委員】  そうすると、その六十何名の方というのは、こういうドア・ツー・ドアの福 祉輸送サービスではなくて、どういう交通手段を使っているのですか。 【八王子市】  利用がなかった方についてということですか。 【委員】  そうです。外出が困難な方だというふうにして承認するときに、利用会員の 内容も調べますよね。ア、イ、ウというふうにして。その中でもって適正だろうと判断さ れた八十何名おられた方が、今回一挙に二十何名になっているということは、要するに外 出困難であろうという方が、六十何名が1回も利用してなかったということは、福祉有償 を使わなくても別の手段で外出できていたということですね。 【八王子市】  利用実績から考えますと、登録はされていても実際に利用していないケ ースというのも考えられますので、登録だけはしてあったけれども利用はしなかったとい うケースの部分が大半ではないかと考えております。 【会長】  ほかの委員の方でご意見、ご質問のある方いらっしゃいますでしょうか。 【委員】  東京運輸支局です。ちょっと皆様方にお願いしたいところが、今回の更新協 議ということで、これが完了しましたらば運輸支局のほうに書類を提出していただくとい う流れになるかと思うのですが、その際に、実際にこちらに今も、東京に百数十の団体が ありまして、申請に当たって申請書類の不備がちょっと多いところがございまして、では、 どういったものが多いかといいますと、例えば運転手の免許証であったり、任意保険の証 券であったり、車検証という形で、有効期間が付されているもの、そういったものを運輸 支局のほうに上げていただく際に、切れているものが申請に上がってくる団体が多いとい うところがございます。なぜそういったものが発生するかといいますと、市区町村に事前 に書類を見ていただいた上でこちらに上げてきていただいているタイムラグが、ロスがあ るのかなというところがございまして、そこの部分が目立っているというところがござい ますので、市区町村に提出する書類と運輸支局に提出する際にそこの有効期限をチェック していただいた上で提出をお願いできればというところで事務担当のほうからお願いがあ りましたので、ご協力をお願いしたいと思っております。 【会長】  ありがとうございます。  ほかに委員の方でご質問、ご意見等ありますでしょうか。  それでは、ないということで、グループ③のあきる野市社会福祉協議会から正夢の会ま での8団体の更新登録及び対価変更につきまして、協議会として特別幹事会の結論を了承 するということでよろしいでしょうか。 (「異議なし」の声あり) 【会長】  ありがとうございます。それでは了承とします。  これにて団体の審査全て終了いたします。お疲れさまでした。どうぞご退場していただ いて結構です。  それでは、引き続きまして、次第の5番の(1)福祉有償運送における運送区域の特例 的な取り扱いについて、運営協議会事務局よりご報告をお願いいたします。 【協議会事務局】  では、運営協議会事務局よりご報告いたします。  お手元にございます資料5、平成26年3月7日付け関東運輸局東京運輸支局通知「福 祉有償運送における運送の区域の特例的な取り扱い」報告についてをごらんください。 こちらをもとに東京運輸支局よりご説明をお願いいたします。 【委員】  東京運輸支局です。資料5、運送の区域の特例的な取り扱いに基づきまして 1件報告がございました。それぞれにつきまして、この特例的な運送に係る通達要件に合 致することを判断しまして、運営協議会の場で報告させていただきます。  以上でございます。 【会長】  ありがとうございました。  委員の皆様方、ご質問等ありますでしょうか。特によろしいでしょうか。  それでは、次第の5番の(2)その他として、東京運輸支局から、自家用有償旅客運送 の事務・権限の地方自治体への移譲等について、ご説明をお願いいたします。 【委員】  引き続きまして、東京運輸支局です。皆様方にカラー刷りの資料のほうをお 渡ししているかと思いますけれども、こちらの資料、多分ここに来られている7割、8割 ぐらいの方はごらんになっているかと思っているところですけれども、それであっても聞 いていない方がいることと認識しまして、ちょっと説明のほうをさせていただきたいと思 います。  スケジュールに関しては基本的に、この資料をいただいたのが6月の下旬ぐらいで、そ れ以降、現在まで特段進捗はございません。というところなのですが、実際6月に資料を いただいた際に私の手元に書類が届きましたので、そちらのご説明をさせていただきます。  具体的な取り組み内容としまして、全体スケジュールは別紙、こちらの資料で見ていた だければと思うのですけれども、関係政令の整備については原則として法律の公布後3カ 月以内に行いますということになっております。有償運送に関しては、いわゆる手挙げ方 式の創設というところで皆さんもご承知なところがあるかと思っております。それと、そ の他移譲に係る規定の整備というものが、10月に道路運送法の施行規則の改正というも のがございます。その後に運用ルールの緩和、道路運送法施行規則の改正、これが11月。 運用方法の改善、通達の発出が11月ということになっております。  簡単に説明させていただきますと、道路運送法の中に、基本的な法律の流れというのは 今までと同様ですけれども、その中で、市区町村が移譲を受けたものに関しては市区町村 に権限を移譲するという文面が追加されるだけになります。なので、現状の法令に照らし 合わせていただいても全く何の変わりもないというのが今のところ、その4月の改正にな る予定でございます。  その後に移譲に係る具体的な手続の整備というところで、事務実施マニュアルの策定と いうことで、こちらのほうは当初は8月ぐらいまでにはできるのではないかというところ だったのですが、これもまだ今のところ情報は入ってきておりません。その後に移譲マニ ュアルの策定ということで12月までにつくりますということになっております。その後 に地方公共団体や事業者等への周知というところで地方公共団体向けの説明会を9月に予 定しておりますということになっております。こちらは9月ということになっているので すが、現状もいまだ本省のほうから連絡はないというところなのですが、この自家用有償 運送とは別に運転代行業の移譲というものがございまして、そちらのほうは今動き出して いるところで、8月の下旬に関東運輸局のほうで会議を行うというところで、警視庁であ ったり、東京都庁であったりが参加していただくという、関東管内の地方公共団体が関東 運輸局に一斉に集ってやるという予定になっております。なので、流れとしましてはそう いった形になるのではないのかと私どもは認識しておりますが、今全く本省のほうから情 報が来てないというところが現状でございます。  それで、実際に説明会に関して9月にやりますということになっているのですが、それ に参加しなかった地方自治体の方に関しては、こちらのほうから直送で文書のほうをお送 りしますと、それに関連する資料はお送りしますということになっておりますので、流れ としては一応、今のところスケジュールとしてはそういうところになっております。 【会長】  ありがとうございます。  それでは、これについての委員の皆様方のご質問等ありますでしょうか。お願いいたし ます。 【副会長】  一応、市町村代表になっていますので、私のほうからお聞きしたいのが、 1つは手挙げ方式ということですので、実際、市町村の中で移譲してほしいということで 希望しない場合については現状と変わらないということで認識をさせていただいているの ですが、そういうことでいいのかというのが1つ。  それからもう一つが、今日オブザーバーで東京都さんがいるので東京都さんにもお聞き したいのですが、これは市町村だけではなくて都道府県が手を挙げてもいいという形にた しかなっていたと思うのですが、おっしゃれる範囲で結構ですので、東京都さんは今のと ころどういうふうにお考えなのかというのと、その2点をお聞きしたいと思います。 【委員】  そこの手挙げ方式の正式な、やる、やらないという話は、また別途、公文か 何かで恐らく出るかと思います。それはまだ先の話でありまして、逆の言い方をすると、 そこはそういったものが来るということを認識していただいた上で市区町村で準備をして いただく。簡単に言うと、恐らく私ども国交省のいつも感覚でいくと、結構引っ張られる だけ引っ張られるというところが正直あると思いますので、そうすると、ではすぐに回答 くださいということになった場合に回答ができないということになってしまうと、なかな か先に進まない部分もあるのかと思いますので、やる、やらないというところは各地方自 治体で今から決めておいていただいたほうがよろしいかなと。では決めるに当たってどう いったことが発生するかというのが正直わからないから決められないというのは、皆さん 多分そういう思いがあるのかなというところがあるのですけれども、正直私どもとしても その情報というのは全くおりてきてないというのが現状なのです。なので、そういったも のがあれば当然情報として展開させていただきたいのですけれども、間違った情報を、大 方予想で東京運輸支局で判断をしてこういうふうな場で皆さんに説明してしまって間違っ た場合に、逆にご迷惑をおかけしてしまうというところがありますので、その点は各市区 町村のほうでご理解をしていただいた上でおのおので決めていただくような方向をしてい ただければありがたいという、お願いも含めてというところになります。 【オブザーバー】  東京都ですけれども、正直なところ、まだ組織としてどうするかと いう決定に至っていないというのが現状でございます。ただ、それを決定するに当たりま しては、事務方のほうではメリット、デメリットの整理をしなければということで、洗い 出しはしておりますが、どうもメリットを見出していないという状況がございますので、 いずれにしても、うちのほうで組織としては今後決定していくという状況でございます。 【委員】  すみません、ちょっと追加ということで。多分、去年の2月の会議の中では 市区町村が全体の6%ぐらい手を挙げていますということで皆さんにご報告させていただ いたかと思うのですけれども、その後、そういった調査とかは関東運輸局としてもやって ないところがありまして、結局この権限移譲の話というのは、どちらかというと国から切 り離したほうが、地方自治体に預けたほうが動きやすいからそういうことをやりましょう というところからまず始まったところがあると思いますので、できるのであれば東京都の 区内の市区町村のほうでも可能な限り検討していただいた上で権限移譲の手を挙げていた だいたほうがありがたいのかなと思いますので、そういったことを考えてやっていただけ ればというところが、お願いも含めてというところでお願いします。 【会長】  副会長、いかがでしょうか。 【副会長】  この場でちょっと即答はしかねますが、市町村の立場とすると、権限移譲 について、特にこの件に関しまして専門的な知見を持った職員というのは、もともと市町 村は養成をしておりませんので、そういった中でこれを市町村が権限移譲されるというの については、なかなか難しいというふうに現状では思っております。先ほどちょっとそう いった思いもありまして、組織の大きな東京都さんとして国からの話のときにどうされる のかなというのが気になったもので、オブザーバーで来ていただいて大変申しわけないと は思ったのですが、ちょっとお考えをお聞かせいただければなということと、今後公式に 動くのであれば行政機関として市長会なり部長会なりというところに対して東京都さんか らできれば国と事前調整した中でのお話なり何なりというのをいただければなと考えてお ります。  以上です。 【会長】  いかがでしょうか。 【委員】  私は事業者団体の代表で来ておりますので、何か言う立場ではないというこ とはよく承知しております。これは手挙げ方式ですから、その市や都道府県の方がどうす るかというのは私どもが何か言うレベルの話ではないと承知しているのですけれども、1 つ気になっているのは、今後、結局は変わりませんでした、誰も手を挙げませんでした、 手を挙げたのは横浜市と佐賀県だけでしたということになったときに、この枠組みが変わ るのか変わらないのかということに興味がある。このやり方に。あと、セダン特区として やっていた市の方々はそのままセダン型でやって、権限移譲も希望しないなら今のままと いうことであれば、セダンの人たちは勝手に独自の市の運営協議会を開いていただいて、 それ以外の今までの枠組みの中の我々はこのままの形でやらせていただくという形になっ ていくときに、1つやはりどうしても地方分権で私どもの団体で問題になったのは、もっ と負担を軽減していきましょうということになって、運営協議会は持ち回りの運営協議会 にしますと、書類を持ち回って判を押してオーケーならいいでしょうという形にしましょ うというところが出てきています。それは道州制関係のほうですね、北海道とか。その理 由は、吹雪があって遠いところまで運営協議会に出れませんとか、何だかんだ理由をつけ ているのですが、吹雪は東京はなかなか吹かないものですからね。暑いのは暑いのでしよ うがないのですけれども。また、ここの場所というのは多摩地域全部の市町村の方々がよ く使われる会館と聞いておりますので、ぜひここで開くものであれば持ち回りはやめてい ただきたいと、理由がつかないと考えています。それがワンセットで来ると困るなと思っ ておりますので、このままでやるならちゃんとした協議会をきちんと開いていただくとい うふうに我々事業者団体としては希望いたします。  以上です。 【会長】  ほかにご意見等ありますでしょうか。 【オブザーバー】  最後に一言申し上げますけれども、我々としては、今回、手挙げ方 式という形ですので、国のほうから強制的に区市町村におりるということであれば、先ほ ど副会長ご懸念のことというのは当然だと思いますので、間に入って東京都が調整という ことも当然出てくるかと思うのですけれども、今回につきましては手挙げ方式ということ で、手を挙げなければ現状と同じというふうに我々としては認識しておりますので、意向 調査とか今後多分やっていくことになるかと思いますので、その中で、市区町村としてこ れは権限を受けられないということであればその旨おっしゃっていただいて、それでやっ ていただければいいのではないかということで、あえて東京都のほうで間に入って調整し ようというのは今のところは考えていないという状況です。 【会長】  ありがとうございます。  ほかの委員の方でご意見、ご質問等ありましたら。 【委員】  たびたびすみません。今、委員のほうからお話があったので私も興味が出て きたのですけれども、この協議会というのは実際4月に手を挙げる市区町村がいるというこ とになると切り離されるかどうするかということも視野に入れなければならないのかなと いうところがあります。簡単に言うと、あと半年後にそういったことも想定されるわけな ので、切り離すかこのまま現状維持になるかというところも今後考えていかなければなら ないのかと思っておりますので、その辺も今後検討していただく内容にもなるのかと思い ますので、よろしくお願いしたいと思います。 【会長】  ありがとうございました。 【委員】  結論から言うと、手挙げ方式ですから手を挙げなければこのままという理解 なのかと思いますが、先ほど言うように、そのままであるなら、私ども業界としては、こ ういう場できちんとした形で運営協議会を開いていただきたいと考えます。ただそれだけ です。 【会長】  ありがとうございます。  ほかの委員の先生方はいらっしゃいますか。NPO側からは。 【委員】  特に意見はないのですけれども、とにかく権限移譲については地域の交通全 体のことを行政が考えるという趣旨だと私も研修会などでは承っておりますので、ただ、 先ほど副会長さんがおっしゃったように、専門的な職員がいないまま移行されれば混乱を 起こすことも大いにあり得るということで、私たちもそれは不安を感じていますが、それ を機に育てていただくのもよいのかと考えておりまして、ぜひ行政の方にしっかり考えて いただきたいという希望を持っております。 【会長】  ありがとうございます。  それでは、学識経験者の委員は。 【委員】  もともと多摩地域というときに、地域でまとまってやるメリットはどうなの だろうという議論が一番初めに出たと思うのです。そのときに、今、ゆづり葉さんもそう なのですけれども、各市複数やったとき、多摩地域でやっているにもかかわらず複数の市 にそれぞれに申請していなければいけないというので、まとまってやっている意味が何も ないという。要するに、ここでもって多摩地域全体の交通、それから移動がどういう状況 なのかというところを知って、その上でこういうところでもって福祉有償というのがうま く機能すればいいというのがあったと思うのです。ところが、今もうほとんど書類の申請 の内容のチェックだけであって、先ほど僕が質問したのですけれども、会員数は減ってい るわけです。そのときに、以前の申請のときにはちゃんとア、イ、ウ、エと、委員もチェ ックしたように本当にこれは福祉有償で運ばなければいけないのかというぐらい散々チェ ックしたはずなのです。その人数がこれだけがさっと減ってくる、使ってなかったという のはあまりにも、各市で公共交通の事情が違うというところの反映は多摩地域全体ではで きないのではないか。だから、もう各市で、市の実態に合った状況でこういったことをや っていかないと、状況が違う市が寄り集まってやってという意味は、決してそういう移動 制約者に対するメリットというのは得られないのではないかという気がします。  そういう意味では、今もし権限移譲ということを言うのであったら、確かに事務的な手 続がどうのこうのというのはあると思うのですけれども、だけど、やっぱりその地域地域 の個性に合わせた細かい移動制約者に対する対応というのを本当に真剣に考えなければい けないのではないか。皆さんも確かに分野外だということを言われるのですけれども、交 通とか福祉のそういったサービスも含めて、それから、これから孤立する高齢者っている わけですよね。そういう人たちはだから、そうなってくると移動してないわけですよね。 だけど、今の弁でいくと、使っていませんでしたというだけで説明が終わっているのです。 では、その人たちがどうやって移動しているのかということすらつかんでいないわけです。 そうしたらここで検討する意味がないのではないかという気がします。  だから、そういった意味では、多分、国土交通省さんのほうは、やっぱり全国一律では なくて、それぞれの地域に合った部分を考えていかなければいけないのではないかという 契機になればいいというふうにして、いいふうにとればそうなるのかなという気がします。 【委員】  委員のおっしゃることもわかるのですけれども、結論から言いますと、私は 地方行政のプロではないです。ただのタクシー屋の親父なのですけれども、ここに来てい る方ってみんな福祉部門の方であって、交通部門の方ではないのです。私どもタクシー会 社が市のほうに行くときに、交通の課がある市自体が珍しいし、大体交通安全のことをや っていらっしゃるのです。タクシー会社が何しに来ましたかと大体言われる。福祉の皆さ んに地域の交通のお話をしたって、なかなか。介護保険法はよくご存じかもしれないけれ ども、道路運送法は初めてという方ばかりなのです。福祉の法律のほうはプロかもしれな いけど、交通のプロかって、それまでなってくださいと言われたってなかなか無理な話か なと。それは今まで結局は行政が、交通のほうは支局がやっていた、関東運輸局がやって いた、国交省がやっていた。結局は、国交省からいきなりおりてきたこの運営協議会をや りなさいと言われたときに皆さん驚いてしまったと思う。何で俺たちがこれをやらなけれ ばいけないのという話になる。それほど全然身近ではなかったことを、しかも予算がつか ないですから。やっぱり一番大切なのは予算がつくことですけれども、全然これはメリッ トないとおっしゃったとおり、これは予算がないからだし、そのプロを育てろという予算 がないのに育てられるわけがないし、皆さん、いらっしゃるのは福祉のプロなのだから、 地方の公共交通について勉強してくださいと言ったってどだい無理な話なものですから、 これは時間がかかる話かなというところで収める以外、委員の言うことはよくわかるのだ けれども、時間がかかりますね、みんなでもう少し努力していきましょう、それぐらいし か言えないのではないかとタクシー屋の親父は拝察いたします。 【会長】  ありがとうございます。 【委員】  当初この協議会、私も別のほうの協議会のメンバーに実際なっているわけで すけれども、そのときの出てくる当初の書類などは非常に問題があるといいますか、行政 のほうに福祉の団体の方がかなり強引にいろいろと攻め入ってきていて、こんなことでも 書類が通っていくのかなみたいな感じでずっときていて今の体制ができているのかなと思 っているのです。餅は餅屋はあるわけだから、そういう意味ではそういったプロの人たち がいろいろ見ながらやっていくことも大事なことではないかと、このように感じておりま す。  以上です。 【会長】  ありがとうございます。 【委員】  代理で出させていただいていますけれども、いろいろな状況はうちの委員か ら聞いていますけれども、働く労働者の代表、乗務員の代表として考えれば、この福祉輸 送の関係というのは非常にお手伝いがしにくい部分も我々としてはあります。そういうい ろいろな部分で、市町村で細かく分かれていろんな形で協議ができる場というのは非常に 身近な部分でいいのかなと思うのですけれども、隣から隣へ動くいろんな動き方の中で、 全体の多摩なら多摩の中で必要なものというのもまたその中であるのだろうと思います。 私もブロックのほうの委員はやっていますけれども、今現在ブロックのほうはほとんど機 能してないのだろうと思っていますし、それで、下のブロックの部分でまたできる部分が あるのではないか。それをまた持ち寄っていいところを検証しながら、また発展できるよ うな方向性に持っていければいいかと思いますので、あまり細かくしたような形の中での やりとりというのは非常に難しいかなと考えています。  以上です。 【会長】  ありがとうございます。 【委員】  障害者の立場として障害者はどうしてもタクシーが必要なのです。今、だん だん運賃が値上がりして、だんだん使用する人も少なくなってくるのです。だから、もっ とそういう障害者の人たちのことも考えていただいて、運賃とか決めるときもお願いした いと思います。 【会長】  ありがとうございます。  全ての委員の方のご意見を拝聴させていただいたのですが、まだ先が長いテーブルのよ うですので、またこの運営協議会が開かれたときに情報等をいただければと思います。 【委員】  あともう一つ。私はあまり褒めるのはうまくないほうなのですけれども、長 い期間ずっとこれにかかわってきていますけれども、ここの運営協議会の各市の職員の方 は優秀な方が非常に多いと私は思いました。ちゃんとされている方がたくさんいらっしゃ って、さすがにきちんとしている方が多いなと最近感じます。この運営協議会をぜひ見捨 てないで、みんなで地域の移動制約者のために話し合う場所として、利用者利便の向上が ここの協議会の主眼だと私は思っておりますので、ぜひその視点からいろんなことをみん なで勉強していきたいというのは変わりませんので、ぜひ今後ともよろしくお願いしたい と思います。  以上です。 【会長】  ありがとうございます。  それではこの議題はこれにて終了にして、その他の報告事項として、事務局の方、よろ しくお願いいたします。 【協議会事務局】  事務局より2点ほどご連絡いたします。1つ目に、7月1日に行わ れました第1回特別幹事会の席上で委員より、各登録団体の車両数、運転者数、利用者数 がどのように変動しているかを確認したいとのご意見がございました。こちらにつきまし ては、事務局でお手元に配付してございます資料6、登録団体の車両数、運転者数、利用 者数一覧表を作成いたしましたので、ご参考にごらんいただければと存じます。  また、2つ目につきまして、今後の特別幹事会及び運営協議会でございますが、平成2 7年9月までに更新登録の期限が到来する団体はございません。今後、新規登録申請団体 等がない場合には、今年度の特別幹事会及び運営協議会の開催は本日が最後となります。 委員の皆様にはお忙しい中、多大なご協力を賜りまことにありがとうございました。この 場をおかりして厚くお礼申し上げます。  なお、新規登録申請団体等がございましたら事務局より改めてご連絡をさせていただき ますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 【会長】  ありがとうございました。  委員の皆様方、ご質問等ありますでしょうか。特になければ本日の議題は全て終了しま して、これをもちまして第1回運営協議会は終了いたします。本日はありがとうございま した。 終了 会議録署名人  平成27年1月8日 署名  運営協議会 会長 署名済