議員提出議案第13号 消費税インボイス制度廃止を求める意見書提出について 上記の議案を提出する。 令和4年9月21日 提出者 調布市議会議員 坂内 淳 賛成者 調布市議会議員 木下 安子 同 岸本 直子 同 武藤 千里 同 雨宮 幸男 消費税インボイス制度廃止を求める意見書 国は令和5年10月から消費税のインボイス制度を導入するとしている。 制度導入により、仕入税額控除のためにはインボイス(適格請求書)発行が求められるため、売上 1,000万円以下の小規模事業者や個人事業主、シルバー人材センター会員など現行の非課税事業者も課税事業者となる選択を強いられることになる。新たな事務負担も発生し、新型コロナ感染の長期化や物価高騰で苦しむ中小業者をさらに疲弊させることになるとして全国青色申告会総連合は廃止・凍結を求めている。 さらにインボイス制度導入に反対している日本漫画家協会、日本SF作家クラブや導入延期を求めている日本アニメーター・演出協会、日本俳優連合などのクリエイター団体からは国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで芸名やペンネームではなく個人事業主の本名、住所が公表されることに対して個人情報保護上の懸念が強く表明されている。よってインボイス制度の廃止を強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和4年9月 日 調布市議会議長 小林 市之 提出先 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 経済産業大臣   衆議院議長 参議院議長