議員提出議案第17号 高齢者を対象にした帯状疱疹ワクチンの定期接種化を求める意見書提出について 上記の議案を提出する。 令和4年9月21日 提出者 調布市議会議員 橘 正俊 賛成者 調布市議会議員 伊藤 学 同 平野 充 同 内藤 美貴子 高齢者を対象にした帯状疱疹ワクチンの定期接種化を求める意見書 帯状疱疹は水ぼうそうと同じウイルスが原因だが、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫力の低下が原因となり形を変えて発症する。帯状疱疹になると、皮膚に赤い斑点と小さな水ぶくれがまとまって帯状に現われる。発疹はつらい痛みを伴う上、発疹が治った後も神経痛が残ることがある。帯状疱疹に最もかかりやすいのは50歳代後半から70歳以上の高齢者であり80歳までに3人に1人が経験すると言われている。 2016年3月から50歳以上を対象に帯状疱疹ワクチンの接種が可能になったが、現在は任意接種との位置づけになっている。 ワクチンについては、免疫抑制があっても接種することができる不活化ワクチンは高い予防効果があり有効である。感染力としては低い(再帰感染)とされているが罹患する高齢者が増加していることを鑑み、定期接種化への議論・検討を急ぎ、一日も早く高齢者への帯状疱疹ワクチンの定期接種化を求める。   1 対象とする年齢を含め高齢者への帯状疱疹ワクチンの定期接種化(不活化ワクチン)の議論を急ぎ、早期の定期接種化を求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和4年9月 日 調布市議会議長 小林 市之 提出先 内閣総理大臣 厚生労働大臣