議員提出議案第4号 新型コロナ感染症を封じ込めるための緊急対策を求める意見書提出について 上記の議案を提出する。 令和3年3月18日 提出者 調布市議会議員 岸本 直子 賛成者 調布市議会議員 武藤 千里 同 坂内 淳 同 雨宮 幸男 同 榊原 登志子 同 木下 安子 新型コロナ感染症を封じ込めるための緊急対策を求める意見書 新型コロナ感染症については、緊急事態宣言を解除した地域を含め、感染者数の下げ止まりは顕著であり、感染再拡大(リバウンド)の危険性をはらんだ緊迫した状況が続いている。 特に、この間、感染者に占める高齢者の割合が高止まりし、病床の逼迫と死者数の増加が続いていることは重大である。感染力の強い変異株の流行も重大な懸念要素となっている。ワクチンはコロナ収束に向けた有力な手段だが、順調に進んでも社会全体で効果が現れるには一定の時間を要し、その間の対策は必要不可欠である。           現状を打開するために、無症状感染者を発見・保護するためのPCR等検査を抜本的に拡充することは急務である。 政府は、3月5日に改定した基本的対処方針に、高齢者施設に対する社会的検査とともに、「再度の感染拡大の予兆や感染源を早期に探知するため、幅広いPCR検査等(モニタリング検査)やデータ分析を実施する。」と、新たに明記し、無症状者に焦点を当てた「幅広いPCR検査実施」を明記したことは前進である。しかし、検査の規模については「1日1万件程度を目指す」と少ない。 全国で実施されているPCR検査数は、1月半ばの1日9万件から、現在、半分程度にまで減少している。これまでも新規感染者数の減少に伴い、検査数を減らしたことが、次の感染拡大の波を招く一因となった。こうした悪循環を繰り返さないために、新規感染者数が減少し、検査能力に余裕ができている今こそ、コロナ封じ込めのための大規模検査を行うことが重要である。 1 社会的検査を高齢者施設とともに医療機関・障害福祉施設などにも広げ、職員に対して頻回・定期的に行い、対象を利用者にも広げ、感染防御を図ること。 2 モニタリング検査を大規模に行い、感染封じ込めを図ること。 3 変異株の疑いを確認するためにも、検査の割合を大幅に引き上げること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年3月 日 調布市議会議長 渡辺 進二郎 提出先 内閣総理大臣 厚生労働大臣