陳情文書表 (平成31年2月26日受理) 受理番号 陳情第103号 件名 75歳以上の医療費窓口負担を2割にしないよう国に意見書を上げることを求める陳情 提出者の住所・氏名 (注)非公開情報 付託委員会 厚生委員会 高齢者は幾つもの病を抱えています。健康に留意していても突然病に襲われるものです。病院とのつき合いは常態といっても差し支えありません。 2019年、今年から後期高齢者の医療費窓口負担を現行1割から2割に引き上げる議論が経済財政諮問会議(内閣府)や財政制度審議会(財務省)で進められ、社会保障審議会(厚労省)でも審議が始められました。2割化となる負担増に対して老人会連合会や医療関係団体から慎重な意見が相次いでいます。 戦前戦後を体験してきた高齢者は日本経済の発展に寄与し、医療に安心してかかれる制度に支えられて世界一の長寿国をつくり上げてきました。しかし、この間、公的年金の受給額が毎年減少するなどの影響もあり、多くの高齢者、高齢世帯が貧困状態に陥っています。 高齢者の負担をふやす、医療費窓口2割負担をしないよう貴議会が国に意見書を上げることを求め陳情します。