議員提出議案第20号 学童保育の基準緩和の中止を求める意見書提出について 上記の議案を提出する。 平成30年12月12日 提出者 調布市議会議員 岸本 直子 賛成者 調布市議会議員 雨宮 幸男 同 武藤 千里 同 大河 巳渡子 同 二宮 陽子 学童保育の基準緩和の中止を求める意見書 政府は、地方分権改革有識者会議において、児童福祉法に基づく省令で定める学童保育の基準を、「従うべき基準」から「参酌すべき基準」に変更する方針を示し、来年の通常国会に児童福祉法改正法案を提出する見込みである。 121万人を超える児童が利用する学童保育は、子どもの命と安全、安心できる「生活の場」が保障されなければならない。 1 学童保育の質の低下、市町村間格差の拡大につながりかねない「参酌すべき基準」への変更を中止すること。 2 子どもたちが安全で質の高い保育を受けることができるよう、学童保育指導員などの処遇を改善すること。 3 国の責任を明確にし、主な担い手である地方と十分協議をし、国の責任において必要な財源を持続的に確保すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成30年12月 日 調布市議会議長 田中 久和 提出先 内閣総理大臣 衆議院議長 参議院議長