議員提出議案第24号 幼児教育無償化の充実を求める意見書提出について 上記の議案を提出する。 平成30年12月12日 提出者 調布市議会議員 平野 充 賛成者 調布市議会議員 狩野 明彦 同 内藤 美貴子 同 橘 正俊 同 須山 妙子 幼児教育無償化の充実を求める意見書 幼児教育は人格形成に大きな影響を及ぼす。また、教育費の負担の重さが少子化の一因にもなっている。 2017年12月には幼稚園・認可保育所・認定こども園を無償とする経済政策パッケージでの幼児教育無償化が決定した。さらに、本年6月15日閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)では、2019年10月から認可外(認可外保育・認証保育・保育ママ・ベビーホテル・幼稚園の預かり保育など)も含め幅広く無償化への流れができた。 今後の課題としては、保育の質の確保や保育の受け皿の整備、その他、多様な保育ニーズに対応できることが求められる。 よって、国として幼児教育無償化の充実に向け、下記の事項に取り組むことを強く求める。 記 1 2020年度末までに、プラス32万人の保育の受け皿を整備すること。 2 認可外施設の届け出を促すとともに、都道府県などの指導監督を強化すること。 3 幼稚園、保育所、認定こども園以外の類似施設も含め、対象範囲を拡大し、利用者負担の軽減に努めること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成30年12月 日 調布市議会議長 田中 久和 提出先 内閣総理大臣 文部科学大臣 厚生労働大臣