陳情文書表 (平成29年11月15日受理) 受理番号 陳情第83号 件名 より実効性のある受動喫煙防止等のたばこ対策に関する陳情 付託委員会 厚生委員会 喫煙や受動喫煙がさまざまな疾病の原因となり日本においては喫煙により年間約13万人、受動喫煙により年間約1万5000人が亡くなっていると推計されており、自殺者や交通事故による死亡者数よりも多くなっています。そのため、調布市医師会、調布市歯科医師会、調布市薬剤師会では市民の健康と命を守る上では、まずたばこ対策を行うことが重要と位置づけております。 また、平成31年にラグビーワールドカップが、平成32年には東京オリンピック・パラリンピックが調布市においても競技会場として催されるに当たり、WHOとIOCで締結された「たばこのないオリンピック」の協定に基づき、さらなる受動喫煙防止等のたばこ対策を講じていく必要があります。このような流れの中で、今年9月には調布市議会で「受動喫煙防止対策を進めるために健康増進法の改正を求める意見書」が可決され、また10月には東京都議会にて「子どもを受動喫煙から守る条例」が可決され、市民の皆様の関心も非常に高まっているところです。 こうした背景から、調布市においてより実効性の高い受動喫煙防止等のたばこ対策として、下記の施策を健康推進課のみならず全庁を挙げて実施いただきたく陳情申し上げます。 記 1 禁煙したい喫煙者のための禁煙支援 禁煙外来に関する啓発、禁煙外来のある医療機関の周知、禁煙相談窓口の設置、保健師等職員の禁煙支援能力向上のための研修実施等。 2 子どもの受動喫煙防止 子どもの受動喫煙防止に関する知識の普及啓発、妊産婦の健診等における禁煙支援、子どもが利用する施設等の受動喫煙防止策、子どもが参加する行事やイベントにおける受動喫煙防止策、完全禁煙の飲食店等の利用促進等。 3 外部医療団体との連携 上記の対策に関する、三師会等との連携。